JPH0888887A - ワイヤレスマイクロホン - Google Patents
ワイヤレスマイクロホンInfo
- Publication number
- JPH0888887A JPH0888887A JP22452294A JP22452294A JPH0888887A JP H0888887 A JPH0888887 A JP H0888887A JP 22452294 A JP22452294 A JP 22452294A JP 22452294 A JP22452294 A JP 22452294A JP H0888887 A JPH0888887 A JP H0888887A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hot
- ground
- case
- human body
- wireless microphone
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
- Transmitters (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ワイヤレスマイクロホンのホットエレメント
と人体などの導伝体との短絡による輻射効率の低減を少
なくする。 【構成】 電波を輻射するホットエレメント7を絶縁体
のホットケース8の内部に装着し、電波を輻射するグラ
ンドエレメント3を絶縁体のグランドケース11の内部
に装着する。また高周波電力を分配する基板2に、ホッ
ト端子9とグランド端子5を設け、締結部品6でグラン
ドエレメント3とグランド端子5を結合して導通を取
り、締結部品10でホットエレメント7とホット端子9
を結合し導通を取る。ここで、人体などの導伝体13に
対し、ホットエレメント7は、絶縁体のホットケース8
の肉厚により短絡し難く、グランドエレメント3は、絶
縁体のグランドケース11の肉厚により短絡し難くなる
ため、輻射効率の低減が少なくなる。
と人体などの導伝体との短絡による輻射効率の低減を少
なくする。 【構成】 電波を輻射するホットエレメント7を絶縁体
のホットケース8の内部に装着し、電波を輻射するグラ
ンドエレメント3を絶縁体のグランドケース11の内部
に装着する。また高周波電力を分配する基板2に、ホッ
ト端子9とグランド端子5を設け、締結部品6でグラン
ドエレメント3とグランド端子5を結合して導通を取
り、締結部品10でホットエレメント7とホット端子9
を結合し導通を取る。ここで、人体などの導伝体13に
対し、ホットエレメント7は、絶縁体のホットケース8
の肉厚により短絡し難く、グランドエレメント3は、絶
縁体のグランドケース11の肉厚により短絡し難くなる
ため、輻射効率の低減が少なくなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワイヤレスマイクロホ
ンに関するものである。
ンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は従来のワイヤレスマイクロホンの
構成を示すものである。図4において、31は高周波電
力を供給する同軸ケーブルであり、基板32に接続され
ている。33はグランドエレメントであり、本体ケース
34に固定されており、基板32からの線材35に半田
付けされて導通している。36はホットエレメントであ
り、本体ケース34に固定されており、ホット端子37
に締結部品38により固定されて導通している。39は
グラントケースであり、ホットエレメント36に固定さ
れている。40はマイクヘッドであり、ホットエレメン
ト36に固定されている。41はホットエレメント36
の裏面に塗装された塗膜である。42は人体などの導伝
体であり、手で持つことによりホットエレメント36お
よびグランドケース39と接触する。このようにホット
エレメント36を手で持ったとしても、ホットエレメン
ト36と人体などの導伝体24の間には塗膜41があ
り、ホットエレメント36が短絡しにくい構造になって
いる。
構成を示すものである。図4において、31は高周波電
力を供給する同軸ケーブルであり、基板32に接続され
ている。33はグランドエレメントであり、本体ケース
34に固定されており、基板32からの線材35に半田
付けされて導通している。36はホットエレメントであ
り、本体ケース34に固定されており、ホット端子37
に締結部品38により固定されて導通している。39は
グラントケースであり、ホットエレメント36に固定さ
れている。40はマイクヘッドであり、ホットエレメン
ト36に固定されている。41はホットエレメント36
の裏面に塗装された塗膜である。42は人体などの導伝
体であり、手で持つことによりホットエレメント36お
よびグランドケース39と接触する。このようにホット
エレメント36を手で持ったとしても、ホットエレメン
ト36と人体などの導伝体24の間には塗膜41があ
り、ホットエレメント36が短絡しにくい構造になって
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のワイヤレスマイクロホンでは、ホットエレメントと
人体などの導伝体との短絡を塗装の膜厚で抑えており、
膜厚の厚みには限界があるため、ホットエレメントと人
体などの導通体との短絡により輻射効率が低減するとい
う問題があった。
来のワイヤレスマイクロホンでは、ホットエレメントと
人体などの導伝体との短絡を塗装の膜厚で抑えており、
膜厚の厚みには限界があるため、ホットエレメントと人
体などの導通体との短絡により輻射効率が低減するとい
う問題があった。
【0004】本発明は、このような従来の問題を解決す
るものであり、電波を輻射するホットエレメントおよび
グランドエレメントと人体などの伝導体との距離を確保
し、人体などの導伝体との短絡による輻射効率の低減を
抑えたワイヤレスマイクロホンを提供することを目的と
するものである。
るものであり、電波を輻射するホットエレメントおよび
グランドエレメントと人体などの伝導体との距離を確保
し、人体などの導伝体との短絡による輻射効率の低減を
抑えたワイヤレスマイクロホンを提供することを目的と
するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、ホットエレメントおよびグランドエレメ
ントと人体などの導伝体との間に絶縁体のケースを設
け、絶縁距離を確保するようにしたものである。
成するために、ホットエレメントおよびグランドエレメ
ントと人体などの導伝体との間に絶縁体のケースを設
け、絶縁距離を確保するようにしたものである。
【0006】
【作用】したがって、本発明によれば、ホットエレメン
トおよびグランドエレメントと人体などの導伝体との間
に絶縁体のケースを設けることにより、絶縁距離が十分
に確保でき、ホットエレメントおよびグランドエレメン
トと人体などの導伝体との短絡による輻射効率の低減を
少なくすることができる。
トおよびグランドエレメントと人体などの導伝体との間
に絶縁体のケースを設けることにより、絶縁距離が十分
に確保でき、ホットエレメントおよびグランドエレメン
トと人体などの導伝体との短絡による輻射効率の低減を
少なくすることができる。
【0007】
【実施例】図1は本発明の第1の実施例の構成を示すも
のである。図1において、1は高周波電力を供給する同
軸ケーブルであり、高周波電力を分配する基板2に接続
されている。3は電波は輻射するグランドエレメントで
あり、基板2を保持する本体ケース4に固定されてお
り、基板2のグランド端子5に締結部品6により固定さ
れて導通している。7は電波を輻射するホットエレメン
トであり、絶縁体のホットケース8の内周面に固定され
ており、基板2のホット端子9に締結部品10により固
定されて導通している。11は絶縁体のグランドケース
であり、ホットケース8の下部に固定されている。12
はマイクヘッドであり、ホットエレメント7の内周面に
固定されている。13は人体などの導伝体であり、手で
持つことにより絶縁体のホットケース8およびグランド
ケース11と接触する。
のである。図1において、1は高周波電力を供給する同
軸ケーブルであり、高周波電力を分配する基板2に接続
されている。3は電波は輻射するグランドエレメントで
あり、基板2を保持する本体ケース4に固定されてお
り、基板2のグランド端子5に締結部品6により固定さ
れて導通している。7は電波を輻射するホットエレメン
トであり、絶縁体のホットケース8の内周面に固定され
ており、基板2のホット端子9に締結部品10により固
定されて導通している。11は絶縁体のグランドケース
であり、ホットケース8の下部に固定されている。12
はマイクヘッドであり、ホットエレメント7の内周面に
固定されている。13は人体などの導伝体であり、手で
持つことにより絶縁体のホットケース8およびグランド
ケース11と接触する。
【0008】次に、上記第1の実施例の動作について説
明する。上記第1の実施例において、ホットエレメント
7およびグランドエレメント3と人体などの導伝体13
との間には、絶縁体のホットケース8およびグランドケ
ース11があり、十分絶縁距離を確保できるため、ホッ
トエレメント7およびグランドエレメント3と人体など
の導伝体13との短絡を抑えることができる。
明する。上記第1の実施例において、ホットエレメント
7およびグランドエレメント3と人体などの導伝体13
との間には、絶縁体のホットケース8およびグランドケ
ース11があり、十分絶縁距離を確保できるため、ホッ
トエレメント7およびグランドエレメント3と人体など
の導伝体13との短絡を抑えることができる。
【0009】このように、上記第1の実施例によれば、
ホットエレメント7およびグランドエレメント3と人体
などの導伝体13との短絡が抑えられるため、輻射効率
の低減が少ないという効果を有する。
ホットエレメント7およびグランドエレメント3と人体
などの導伝体13との短絡が抑えられるため、輻射効率
の低減が少ないという効果を有する。
【0010】なお、上記第1の実施例では、ホットエレ
メント7は有底円筒形になっており、ホットケース8に
その外周面および底面で接触しているが、ホットエレメ
ント7は有底円筒形でなくてもよく、またホットケース
7の外周面に接触してなくてもよい。また、上記第1の
実施例では、ホットエレメント7とマイクヘッド12が
接触しているが、接触してなくてもよい。
メント7は有底円筒形になっており、ホットケース8に
その外周面および底面で接触しているが、ホットエレメ
ント7は有底円筒形でなくてもよく、またホットケース
7の外周面に接触してなくてもよい。また、上記第1の
実施例では、ホットエレメント7とマイクヘッド12が
接触しているが、接触してなくてもよい。
【0011】図2は本発明の第2の実施例の構成を示す
ものであり、ホットエレメント7がホットケース8の外
周面およびマイクヘッドに接触していない例である。マ
イクヘッド12は、ホットケース8Aの内周面に固定さ
れ、断面L字形のホットエレメント7Aは、ホットケー
ス8Aの底面に締結部品10により、本体ケース4およ
び基板2を介してホット端子9に固定されて導通してい
る。なお、ホットエレメント7Aの形状については、円
形や多角形の筒状でも柱状でも、また板状でも棒状でも
よく、また数個また数本のホットエレメントを組み合わ
せ構成してもよい。
ものであり、ホットエレメント7がホットケース8の外
周面およびマイクヘッドに接触していない例である。マ
イクヘッド12は、ホットケース8Aの内周面に固定さ
れ、断面L字形のホットエレメント7Aは、ホットケー
ス8Aの底面に締結部品10により、本体ケース4およ
び基板2を介してホット端子9に固定されて導通してい
る。なお、ホットエレメント7Aの形状については、円
形や多角形の筒状でも柱状でも、また板状でも棒状でも
よく、また数個また数本のホットエレメントを組み合わ
せ構成してもよい。
【0012】図3は本発明の第3の実施例の構成を示す
ものであり、ホットエレメント7がマイクヘッド12に
接触していない例である。この例では、マイクヘッド1
2はホットケース8Bの内周面に固定され、有底円筒形
のホットエレメント7Bがホットケース8Bの下側の部
分にのみ固定されている。
ものであり、ホットエレメント7がマイクヘッド12に
接触していない例である。この例では、マイクヘッド1
2はホットケース8Bの内周面に固定され、有底円筒形
のホットエレメント7Bがホットケース8Bの下側の部
分にのみ固定されている。
【0013】このように、本発明は、ホットエレメント
およびグランドエレメントと人体などの絶縁体との絶縁
距離を確保することを特徴とし、ホットエレメントなど
の形状、大きさ、位置などは問わない。
およびグランドエレメントと人体などの絶縁体との絶縁
距離を確保することを特徴とし、ホットエレメントなど
の形状、大きさ、位置などは問わない。
【0014】
【発明の効果】本発明は、上記実施例から明らかなよう
に、ホットエレメントおよびグランドエレメントと人体
などの絶縁体との絶縁距離を絶縁体のケースで確保する
ようにしたので、これらが短絡しにくく、輻射効率の低
減を少なくすることができるという効果を有する。
に、ホットエレメントおよびグランドエレメントと人体
などの絶縁体との絶縁距離を絶縁体のケースで確保する
ようにしたので、これらが短絡しにくく、輻射効率の低
減を少なくすることができるという効果を有する。
【図1】本発明の第1の実施例におけるワイヤレスマイ
クロホンの部分断面図
クロホンの部分断面図
【図2】本発明の第2の実施例におけるワイヤレスマイ
クロホンの部分断面図
クロホンの部分断面図
【図3】本発明の第3の実施例におけるワイヤレスマイ
クロホンの部分断面図
クロホンの部分断面図
【図4】従来のワイヤレスマイクロホンの部分断面図
1 同軸ケーブル 2 基板 3 グランドエレメント 4 本体ケース 5 グランド端子 6 締結部品 7 ホットエレメント 8 ホットケース 9 ホット端子 10 締結部品 11 グランドケース 12 マイクヘッド 13 人体(手)などの導伝体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 五 味 貞 博 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 高周波電力を供給する同軸ケーブルと、
高周波電力を分配する基板と、前記基板を保持するケー
ス本体と、電波を輻射するホットエレメントと、電波を
輻射するグランドエレメントと、マイクヘッドを収容す
るとともに、前記ホットエレメントを収容して人体など
の導伝体との絶縁距離を確保するための絶縁体のホット
ケースと、前記ケース本体を収容するとともに、前記グ
ランドエレメントを収容して人体などの導伝体との絶縁
距離を確保するための絶縁体のグランドケースとを備え
たワイヤレスマイクロホン。 - 【請求項2】 ホットエレメントの形状が筒状、柱状、
板状、棒状またはこれらの組み合わせのいずれかである
請求項1記載のワイヤレスマイクロホン。 - 【請求項3】 マイクヘッドとホットエレメントが離間
して配置されている請求項1または2記載のワイヤレス
マイクロホン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22452294A JPH0888887A (ja) | 1994-09-20 | 1994-09-20 | ワイヤレスマイクロホン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22452294A JPH0888887A (ja) | 1994-09-20 | 1994-09-20 | ワイヤレスマイクロホン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0888887A true JPH0888887A (ja) | 1996-04-02 |
Family
ID=16815122
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22452294A Pending JPH0888887A (ja) | 1994-09-20 | 1994-09-20 | ワイヤレスマイクロホン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0888887A (ja) |
-
1994
- 1994-09-20 JP JP22452294A patent/JPH0888887A/ja active Pending
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