JPH088886A - データ無線送受信装置 - Google Patents

データ無線送受信装置

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JPH088886A
JPH088886A JP13318194A JP13318194A JPH088886A JP H088886 A JPH088886 A JP H088886A JP 13318194 A JP13318194 A JP 13318194A JP 13318194 A JP13318194 A JP 13318194A JP H088886 A JPH088886 A JP H088886A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 送信側の現用系で異常が発生した際の予備系
への切り替え時に、受信側でのバースト誤りが発生せず
に、データ欠落のない確実なデータ伝送を行う。 【構成】 切替制御部14が現用系の送信機13aの動
作異常を検出すると、データ可変遅延器11a,11
b,TX・DPU12a,12bおよび高周波スイッチ
(RFSW)15に切替信号を出力し、予備系の送信機
13bからの高周波電力を選択して出力する。この場
合、切替えが終了するまでデータ可変遅延器11a,1
1bを制御してデータを遅延させて無線送信する。受信
装置Rでは、受信機16で入力高周波信号からデータを
復調し、RX・DPU17でデフレーミングおよび誤り
訂正を行う。入力高周波信号の無信号状態を検出した際
に、データ可変遅延器18で遅延しているデータを出力
させる制御を行い、この後に高周波信号を検出した際に
データ可変遅延器18の遅延量を少なくしてデータを連
続させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタル映像信号を
伝送する無線回線網などに利用し、ヒットレスによって
現用系または予備系の送信機を切り替えるデータ無線送
受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は従来のデータ無線送受信装置の構
成を示すブロック図である。図4において、この例は送
信装置Tと受信装置Rとで概略構成されている。
【0003】送信装置Tは、ハイブリッド回路1が入力
データを分配し、この分配したデータが現用系の送信側
ディジタル信号処理ユニット(TX・DPU)2aおよ
び予備系の送信側ディジタル信号処理ユニット(TX・
DPU)2bに入力される。このTX・DPU2a,2
b間でフレーム同期を取り、その誤り訂正符号などを付
加する速度変換およびフレーミングを行う。この後、現
用系送信機3aおよび予備系送信機3bでTX・DPU
2aおよび2bからのディジタル信号に現用系および予
備系間でフレーム同期を取って変調を施した高周波信号
を出力する。この切替制御部4が現用系の異常を検知す
ると高周波スイッチ(RFSW)5を現用系の送信機3
aから予備系の送信機3bの出力である高周波電力(R
FOUT)を選択して出力する制御を行う。
【0004】一方、受信装置Rは、受信機6で高周波信
号を受信して、そのデータ復調を行う。この復調データ
から受信側ディジタル信号処理ユニット(RX・DPU
7)で誤り訂正とデフレーミングが行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のデー
タ無線送受信装置では、現用系で異常が発生した際に予
備系への切り替えを行う場合、TX・DPU2a,2b
および送信機3a,3bのそれぞれの間でフレーム同期
が取れているため、同期外れが発生することはないもの
の、高周波スイッチ5での切り替え時間中は、高周波電
力(RFOUT)が出力されない。いわゆる、ヒットが
あるため、受信装置Rではバースト誤りが生じる。ここ
で伝送レートが低い場合は、インターリーブと誤り訂正
によってバースト誤りの訂正が可能であるが、伝送レー
トが高くなると、バースト誤りのビット数が多くなり、
その処理が出来なくなってしまう。
【0006】本発明は、このような従来の課題を解決す
るものであり、送信側の現用系で異常が発生した際の予
備系への切り替え時に、受信側でのバースト誤りが発生
せずに、データ欠落のない確実なデータ伝送が出来るデ
ータ無線送受信装置の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、ビット同期を取りながら
データの無線送信を行う現用系送信機および予備系送信
機と、無線受信信号からデータを復調する受信機とを有
し、現用系送信機に動作異常が発生した際に予備系の送
信機からの送信出力に切り替えて送出するデータ無線送
受信装置において、送信機に、入力データを遅延させて
出力する現用系および予備系のデータ可変遅延手段と、
データ可変遅延手段からのデータに誤り訂正符号を付加
し、かつ、フレーミングを施す現用系および予備系のデ
ィジタル信号処理手段と、ディジタル信号処理手段から
のディジタル信号に変調を施して無線送信する現用系お
よび予備系の送信手段と、現用系送信機の動作異常を検
知した際に、切替器が予備系送信機からの送信出力を出
力する切り替えを制御し、かつ、この切替えが終了する
までデータ可変遅延手段を制御してデータの出力を遅延
させる制御手段とを備える構成である。
【0008】請求項2に記載のデータ無線送受信装置
は、前記送信機のディジタル信号処理手段が、現用系お
よび予備系間でビット同期を取りながら誤り訂正符号を
付加し、かつ、切替え時の一時データ蓄積による遅延を
解消するためのダミービットを付加する速度変換および
フレーミングを施す構成としている。
【0009】請求項3に記載の発明は、ビット同期を取
りながらデータの無線送信を行う現用系送信機および予
備系送信機と、無線受信信号からデータを復調する受信
機とを有し、現用系送信機に動作異常が発生した際に予
備系の送信機からの送信出力に切り替えて送出するデー
タ無線送受信装置において、受信機に、入力高周波信号
からデータ復調を行う復調手段と、復調手段が出力する
復調データからデフレーミングおよび誤り訂正を行うデ
ィジタル信号処理手段と、入力データを遅延させて出力
する現用系および予備系のデータ可変遅延手段と、入力
高周波信号の無信号状態を検出した際に、データ可変遅
延手段で遅延しているデータを出力させる制御を行い、
この後の高周波信号を検出した際に、データ可変遅延手
段の遅延量を少なくして、無信号状態を検出した際のデ
ータと、次に高周波信号を検出した際のデータを連続さ
せる制御を行う切替え制御手段とを備える構成としてい
る。
【0010】請求項4に記載のデータ無線送受信装置
は、前記受信機のディジタル信号処理手段が、復調手段
からの復調データから、送信機が切替え時に付加した、
一時データ蓄積による遅延を解消するためのダミービッ
トを検出した際に、デフレーミングおよび誤り訂正処理
を行う構成である。
【0011】
【作用】このような構成により、請求項1〜4に記載の
データ無線送受信装置は、送信機が現用系の動作異常を
検知した際に、切替器が予備系からの送信出力を送出す
る切り替えを行い、かつ、この切替えが終了するまでデ
ータ可変遅延手段の遅延量を制御してデータを遅延させ
ている。また、受信機が、入力高周波信号の無信号状態
を検出した際に、データ可変遅延手段で遅延しているデ
ータを出力させる制御を行い、この後に高周波信号を検
出した際にデータ可変遅延手段の遅延量を少なくして、
無信号状態を検出した際のデータと次に高周波信号を検
出した際にデータを連続させる制御を行っている。した
がって、送信機の現用系で異常が発生した際の予備系へ
の切り替えを行っても、受信機で連続した有効データが
得られ、ヒットレスの現用系と予備系の切替えが可能に
なる。すなわち、バースト誤りが発生せずに、データ欠
落のない確実なデータ伝送が行われる。
【0012】
【実施例】以下、本発明のデータ無線送受信装置の実施
例を図面を参照して詳細に説明する。
【0013】図1は本発明のデータ無線送受信装置の実
施例における構成を示すブロック図である。図1におい
て、この例は送信装置Tと受信装置Rとで概略構成され
ている。
【0014】送信装置Tには、入力データを分配するハ
イブリッド回路10と、このハイブリッド回路10から
のデータを指示信号に基づいて遅延するデータ可変遅延
器11a,11bと、この分配したデータを現用系と予
備系との間でフレーム同期を取り、かつ、誤り訂正符号
の付加、速度変換およびフレーミングを行う送信側ディ
ジタル信号処理ユニット(TX・DPU)12a,12
bとが設けられている。 さらに、この送信装置Tに
は、TX・DPU12a,12bからのディジタル信号
に現用系、予備系間でフレーム同期を取って変調を施し
た高周波信号を出力する送信機13a,13bと、現用
系の異常を検知し、現用系から予備系への切り替えを指
示する切替制御部14と、この切替制御部14の切り替
え指示で、現用系の送信機13aから予備系の送信機1
3bの出力である高周波電力(RFOUT)を選択して
出力する高周波スイッチ(RFSW)15とが設けられ
ている。
【0015】受信装置Rには、送信装置Tと同様の構成
の、図示しない送信装置からの高周波信号(RFIN)
を受信して、そのディジタル信号の復調を行う受信機1
6と、この復調データから誤り訂正とデフレーミングを
行う受信側ディジタル信号処理ユニット(RX・DP
U)17とが設けられている。さらに、この受信装置R
には、RX・DPU17からのデータを遅延するデータ
可変遅延器18と、現用系の送信機13aの動作異常を
検出した際に予備系への切替え制御を行う切替制御部1
9とが設けられている。
【0016】次に、この実施例の動作について説明す
る。
【0017】図1において、まず、平常時には、送信装
置Tに入力されるデータを伝送速度fs=1[Mbp
s]とする。また、高周波スイッチ(RFSW)15の
切替え時間をt=1[ms]とする。送信装置Tに入力
されたデータを、ハイブリッド回路10で分配してデー
タ可変遅延器11a,11bに入力する。ここでは遅延
されずにTX・DPU12a,12bにそのまま入力さ
れる。TX・DPU12a,12bでは、フレームフォ
ーマットを処理して出力する。
【0018】図2は、このフレームフォーマットを示す
図である。図2において、このフレームは、例えば、1
00[us]であり、8ビットの同期ビットと、100
ビットのデータと、1ビットのダミービットと、11ビ
ットの誤り訂正符号とのデータを有している。
【0019】TX・DPU12a,12bでのフレーミ
ング後の伝送レートFSは次の数1で表される。
【0020】
【数1】 FS=1*120/100=1.2[Mbps] このフレーミング後のデータが送信機13a,13bに
入力される。送信機13a,13bでは変調を施し、こ
の高周波信号が高周波スイッチ(RFSW)15に入力
される。ここでは切替制御部14からの指示で現用系を
選択しており、高周波スイッチ(RFSW)15を通じ
て、送信機13aからの高周波電力(RFOUT)が出
力される。
【0021】受信装置Rでは、受信機16で他の送信装
置から伝送された高周波信号(RFIN)を受信かつ復
調し、この復調データからRX・DPU17が、誤り訂
正を行うとともに、デフレーミングを行って、有効なデ
ータを出力する。この有効なデータがデータ可変遅延器
18に入力されて、T=2[ms]の時間で遅延し、復
調有効データとして、fs=1[Mbps]の伝送速度
で出力される。
【0022】なお、送信装置Tでの伝送速度fs=1
[Mbps]、伝送レートFS=1.2[Mbps]お
よび切替え時間をt=1[ms]と、受信装置Rでの遅
延時間T=2[ms]とは、いずれもこの値に限定され
ない。FS>fs,T>tであれば良い。
【0023】次に、現用系に異常が発生した際の切替え
動作について説明する。
【0024】図1および図2において、切替制御部14
が現用系の送信機13aの動作異常を検出すると、デー
タ可変遅延器11a,11b,TX・DPU12a,1
2bおよび高周波スイッチ(RFSW)15に切替信号
を出力する。この切替信号で高周波スイッチ(RFS
W)15が、予備系の送信機13bからの高周波電力
(RFOUT)を選択して出力する。
【0025】また、切替制御部14からの切替信号が入
力されたデータ可変遅延器11a,11bは、ハイブリ
ッド回路10からのデータをT=2[ms]の時間で遅
延を行う。この後、フレームごとに遅延量を1[us]
づつ小さくし、2000フレーム(200[ms])後
には、遅延量がゼロになって平常時の動作に戻す。ま
た、TX・DPU12a,12bと切替制御部14から
の切替信号を受信した後に、2000フレームのダミー
ビットに有効データを挿入し、2001フレーム以後、
平常動作に戻す。
【0026】受信装置Rでは、切替制御部19が、入力
高周波信号(RFIN)の無信号を検出した際に、切替
信号をRX・DPU17およびデータを遅延するデータ
可変遅延器18に送出する。RX・DPU17では、切
替信号を受信した後の2[ms]後2ら2000フレー
ムはダミービットのデータを有効データとして、デフレ
ーミングを行い、2001フレーム以後、平常の動作に
戻る。また、データ可変遅延器18は、切替信号を受信
した後の2[ms]後にデータ遅延量をゼロとして、以
降のフレームごとに遅延量を1[us]づづ大きくし、
2000フレーム後に、遅延量がT=2[ms]になっ
て、平常の動作に戻る。
【0027】この場合の平常動作状態への復帰時間T1
は次の数2で求められる。
【0028】
【数2】T1=T*fs/(FS/Nf)/n FS/Nf:1秒あたりのフレーム数 n:1 フレーム数に対する挿入ダミービット数 この実施例の値の場合の復帰時間T1は次の式2からT
1=2E−3*1E6/(1.2E6/120)/1=
0.2sとなる。
【0029】この場合、平常状態への復帰時間を短くす
るには、ダミービット数を多くしたり、高周波スイッチ
(RFSW)15の切替時間を短くする。この際、シス
テムの要求に応じて図2に示したフレームフォーマット
の設計変更が必要である。例えば、復帰時間によって電
波伝播のフェージングなどによる回線状態の変化に対す
る応答速度が決定されるため、ディジタル映像信号を伝
送する無線回線網などで、現用系と予備系で周波数ダイ
バーシチを行う場合、その復帰時間を極力短くする。
【0030】次に、データ可変遅延器11a,11b,
18について詳細に説明する。
【0031】図3は、データ可変遅延器11a,11
b,18の構成を示すブロック図である。図3におい
て、この例は、RAM28と、書込アドレス発生カウン
タ29と、読出アドレス発生カウンタ30と、フリップ
フロップ回路31とが設けられている。さらに、アドレ
ス比較器32と、読出禁止パルス発生器33と、クロッ
ク(CLK)発生器34と、ANDゲート36,37
と、排他的ORゲート38とを有している。
【0032】次に、このデータ可変遅延器11a,11
b,18の動作について説明する。図1、図2、図3に
おいて、平常動作状態では、入力データを書込アドレス
発生カウンタ29によって、RAM28に速度fsで書
き込み、また、1クロック信号(パルス)後に、RAM
28から速度fsで読みだす。RAM28への書き込み
は平常時、切り替え時ともに一定の速度の速度fsで行
われる。
【0033】切替え時には、切替制御部14,19から
切替信号による切替の命令が行われると、読出禁止パル
ス発生器33から、時間T(Ts)でローレベルパルス
信号を発生する。この間、RAM28からのデータの読
み出しが禁止され、ANDゲート37から読出アドレス
発生カウンタ30、フリップフロップ回路31へのクロ
ック信号が供給停止となる。
【0034】時間T後、アドレス比較器32は、書込ア
ドレス発生カウンタ29からの書き込みアドレスと、読
出アドレス発生カウンタ30、フリップフロップ回路3
1を通じた読み出しアドレスが平常状態と相違する異常
状態を検知し、読出アドレス発生カウンタ30、フリッ
プフロップ回路31に入力するためのクロック信号の切
替パルスが出力される。このアドレス比較器32から出
力されるクロック信号の切替パルスは、切替禁止パルス
として、切替制御部14,19にも入力され、このデー
タ可変遅延器11a,11b,18が平常動作状態に戻
るまでの間に、その切替えを禁止する。
【0035】また、アドレス比較器32から出力される
クロック信号パルスと、読出禁止パルス発生器33から
の読み出し禁止パルスが排他的ORゲート38を通じ、
ダミー制御パルスとして、切替制御部14,19に入力
される。
【0036】このアドレス比較器32からのクロック信
号の切替パルスによって、クロック(CLK)発生器3
4からのクロック信号が、ANDゲート37を通じて読
出アドレス発生カウンタ30、フリップフロップ回路3
1に入力される。このクロック(CLK)発生器34か
ら出力されるクロック信号の周波数は、1フレームあた
りのデータ数nfと、ダミービット数nによって決定さ
れるものであり、入力されるデータの伝送レートfsの
(nf+n)/nf倍になる。
【0037】アドレス比較器32からのクロック信号切
替パルスは、書込アドレス発生カウンタ29からの書き
込みアドレスと、読出アドレス発生カウンタ30、フリ
ップフロップ回路31を通じた読み出しアドレスが平常
状態になるまで出力され、これが等しくなった時点で読
出アドレス発生カウンタ30へのクロックは、入力デー
タと、同じ速度fsに切り替わる。すなわち、平常状態
に戻って、次の現用系から予備系への切替えに対応でき
るようになる。
【0038】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1〜4に記載のデータ無線送受信装置によれば、送信機
が現用系の動作異常を検知した際に、切替器が予備系か
らの送信出力を送出する切り替えを行っている。この切
替えが終了するまでデータ可変遅延手段の遅延量を制御
してデータを遅延させている。また、受信機が、入力高
周波信号の無信号状態を検出した際に、データ可変遅延
手段で遅延しているデータを出力し、この後に高周波信
号の検出後にデータ可変遅延手段の遅延量を少なくし
て、データを連続させているため、送信機の現用系で異
常が発生した際の予備系への切り替えを行う際に、受信
機で連続した有効データが得られ、ヒットレスによる現
用系と予備系の切替えが可能になり、バースト誤りが発
生せずに、データ欠落のない確実なデータ伝送が出来る
という効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデータ無線送受信装置の実施例におけ
る構成を示すブロック図である。
【図2】実施例にあってフレームフォーマットを示す図
である。
【図3】図1に示すデータ可変遅延器の構成を示すブロ
ック図である。
【図4】従来のデータ無線送受信装置の構成を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
T 送信装置 R 受信装置 10 ハイブリッド回路 11a,11b データ可変遅延器 12a,12b TX・DPU 13a,13b 送信機 14 切替制御部 15 RFSW 16 受信機 17 RX・DPU 18 データ可変遅延器 19 切替制御部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビット同期を取りながらデータの無線送
    信を行う現用系送信機および予備系送信機と、無線受信
    信号からデータを復調する受信機とを有し、前記現用系
    送信機に動作異常が発生した際に予備系の送信機からの
    送信出力に切り替えて送出するデータ無線送受信装置に
    おいて、 前記送信機に、 入力データを遅延させて出力する現用系および予備系の
    データ可変遅延手段と、 前記データ可変遅延手段から
    のデータに誤り訂正符号を付加し、かつ、フレーミング
    を施す現用系および予備系のディジタル信号処理手段
    と、 前記ディジタル信号処理手段からのディジタル信号に変
    調を施して無線送信する現用系および予備系の送信手段
    と、 前記現用系送信機の動作異常を検知した際に、前記切替
    器が予備系送信機からの送信出力を出力する切り替えを
    制御し、かつ、この切替えが終了するまで前記データ可
    変遅延手段を制御してデータの出力を遅延させる制御手
    段と、 を備えることを特徴とするデータ無線送受信装置。
  2. 【請求項2】 前記送信機のディジタル信号処理手段
    が、現用系および予備系間でビット同期を取りながら誤
    り訂正符号を付加し、かつ、切替え時の一時データ蓄積
    による遅延を解消するためのダミービットを付加する速
    度変換およびフレーミングを施すことを特徴とする請求
    項1に記載のデータ無線送受信装置。
  3. 【請求項3】 ビット同期を取りながらデータの無線送
    信を行う現用系送信機および予備系送信機と、無線受信
    信号からデータを復調する受信機とを有し、前記現用系
    送信機に動作異常が発生した際に予備系の送信機からの
    送信出力に切り替えて送出するデータ無線送受信装置に
    おいて、 前記受信機に、 入力高周波信号からデータ復調を行う復調手段と、 前記復調手段が出力する復調データからデフレーミング
    および誤り訂正を行うディジタル信号処理手段と、 入力データを遅延させて出力する現用系および予備系の
    データ可変遅延手段と、 前記入力高周波信号の無信号
    状態を検出した際に、前記データ可変遅延手段で遅延し
    ているデータを出力させる制御を行い、この後の高周波
    信号を検出した際に、前記データ可変遅延手段の遅延量
    を少なくして、無信号状態を検出した際のデータと、次
    に高周波信号を検出した際のデータを連続させる制御を
    行う切替え制御手段と、 を備えることを特徴とするデータ無線送受信装置。
  4. 【請求項4】 前記受信機のディジタル信号処理手段
    が、復調手段からの復調データから、送信機が切替え時
    に付加した、一時データ蓄積による遅延を解消するため
    のダミービットを検出した際に、デフレーミングおよび
    誤り訂正処理を行うことを特徴とする請求項3に記載の
    データ無線送受信装置。
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