JPH0888794A - フリッカレスccdカメラ装置 - Google Patents

フリッカレスccdカメラ装置

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JPH0888794A
JPH0888794A JP6225254A JP22525494A JPH0888794A JP H0888794 A JPH0888794 A JP H0888794A JP 6225254 A JP6225254 A JP 6225254A JP 22525494 A JP22525494 A JP 22525494A JP H0888794 A JPH0888794 A JP H0888794A
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JP
Japan
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frequency
flicker
phase
signal
electronic shutter
Prior art date
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Pending
Application number
JP6225254A
Other languages
English (en)
Inventor
Setsu Komuro
節 小室
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Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0888794A publication Critical patent/JPH0888794A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電子アイリス機能を有するCCDカメラにお
いて、同カメラを蛍光灯等の間欠照明の下で使用した場
合に発生するフリッカを除去する。 【構成】 CCD素子1よりの映像信号を増幅する電圧
制御型増幅器3と、電子シャッタ用パルスS1の周波数と
蛍光灯用電源の周波数(S2)とから、フリッカ周波数を
演算する第1の演算部8と、前記第1の演算部により演
算したフリッカ周波数のフリッカ成分と位相的に逆相と
なる逆相データ信号のレベルを演算する第2の演算部9
と、第1の演算部と第2の演算部とで演算したディジタ
ルの逆相データ信号をアナログの逆相信号に変換し、前
記電圧制御型増幅器に送出するD/A変換部11と、前記
第1の演算部、第2の演算部及びD/A変換部を制御す
る制御部10とを備え、前記D/A変換部を介した逆相信
号で電圧制御型増幅器を制御することにより前記映像信
号に含まれるフリッカ成分をキャンセルする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フリッカレスCCDカ
メラ装置に係り、より詳細には、電子シャッタスピード
を可変することにより映像信号出力レベルを一定にする
電子アイリス機能を有するCCDカメラにおいて、同カ
メラを蛍光灯等の間欠照明の下で使用した場合に発生す
るフリッカの除去に関する。
【0002】
【従来の技術】電子シャッタスピードを可変することに
より映像信号出力レベルを一定にする電子アイリス機能
を有するCCDカメラの場合、蛍光灯等の間欠照明の下
で使用するとフリッカ(ちらつき)現象が発生すること
がある。蛍光灯等の間欠照明では多くの場合、電源周波
数の2倍で点滅しいる。そのため、その2倍の周波数
と、電子シャッタスピード、即ち電子シャッタ用パルス
の周波数とによるビートが発生し、これがフリッカとな
るものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の電子ア
イリス機能を有するCCDカメラにおいては上記フリッ
カ対策がなされていないというのが実情であった。本発
明は、かかる実情に鑑みてなされたものであり、発生し
たフリッカ成分をキャンセルするようにしたフリッカレ
スCCDカメラ装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、電子シャッタ
スピードを可変することにより映像信号出力レベルを一
定にする電子アイリス機能を有するCCDカメラ装置に
おいて、CCD素子よりの映像信号を増幅する電圧制御
型増幅器と、電子シャッタ用パルスの周波数と蛍光灯用
電源の周波数とから、フリッカ周波数を演算する第1の
演算部と、前記第1の演算部により演算したフリッカ周
波数のフリッカ成分と位相的に逆相となる逆相データ信
号のレベルを演算する第2の演算部と、前記第1の演算
部と第2の演算部とで演算したディジタルの逆相データ
信号をアナログの逆相信号に変換し、前記電圧制御型増
幅器に送出するD/A変換部と、前記第1の演算部、第
2の演算部及びD/A変換部を制御する制御部とを備
え、前記D/A変換部を介した逆相信号で電圧制御型増
幅器を制御することにより前記映像信号に含まれるフリ
ッカ成分をキャンセルするようにしたフリッカレスCC
Dカメラ装置を提供するものである。
【0005】
【作用】電子シャッタ用パルスの周波数と、蛍光灯等の
間欠照明の電源周波数とからフリッカ周波数を算出する
(第1の演算部)。同算出したフリッカ周波数を基に、
フリッカ成分と位相的に逆相のデータ信号のレベルを演
算し(第2の演算部)、同演算によるディジタルデータ
をアナログの逆相信号に変換する(D/A変換部)。一
方、電圧制御型増幅器にはフリッカ成分が含まれた映像
信号が入力する。この電圧制御型増幅器を前記アナログ
の逆相信号で利得制御することにより、入力映像信号中
に含まれるフリッカ成分がキャンセルされる。
【0006】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明によるフリッカ
レスCCDカメラ装置を説明する。図1は本発明による
フリッカレスCCDカメラ装置の一実施例を示す要部ブ
ロック図、図2は同・他の実施例を示す要部ブロック図
である。図1において、1はCCD素子(固体撮像素
子)、2はCCD素子1よりの映像信号について所要の
処理をなす映像信号処理部、3は利得を電圧制御できる
電圧制御型増幅器、4は信号処理部2よりの映像信号を
検波する検波部、5は基準電圧発生部、6は検波部4で
検波した映像レベルと、基準電圧発生部5よりの基準電
圧とを比較する比較部、7は比較部6による比較結果に
基づき、CCD素子1より出力される映像レベルを一定
にするように発生パルス周波数が変化する電子シャッタ
パルス発生部、8は電子シャッタパルス発生部7で発生
したパルスS1の周波数と、蛍光灯等の間欠照明の電源に
係る電源信号S2の周波数とからフリッカ周波数を演算す
る第1の演算部、9は第1の演算部8の演算結果に基づ
き、フリッカ成分と逆相の位相関係になる逆相データ信
号を演算する第2の演算部、10は第1の演算部8及び第
2の演算部9等を制御する制御部、11は制御部10を介し
た第2の演算部9よりの逆相データ信号をディジタルか
らアナログの逆相信号に変換し、電圧制御型増幅器3に
送出するD/A変換部である。
【0007】次に、本発明の動作につき図1から説明す
る。図1は、電子シャッタスピードを可変することで映
像出力レベルを一定にする(電子アイリス機能)もので
あり、そのため、検波部4で映像信号処理部2よりの映
像信号を検波して得た映像レベルを、基準電圧発生部5
の基準電圧と比較し(比較部6)、同比較結果に基づき
電子シャッタパルス発生部7による発生パルスS1の周波
数が制御され、CCD素子1よりの映像出力レベルを一
定にする。前記の電子シャッタスピードはこの電子シャ
ッタパルスS1の周波数により定まる。同電子シャッタパ
ルスS1を分岐し、制御部10を介して第1の演算部8へ送
る。
【0008】一方、カメラが撮影する被写体を照明する
蛍光灯照明、又はこれに類する間欠照明の交流電源を表
す電源信号S2を制御部10を介して第1の演算部8へ送
る。第1の演算部8は電子シャッタパルスS1の周波数
と、電源信号S2の周波数とからフリッカ現象の根源であ
るフリッカ成分の周波数を演算する。このフリッカ現象
は、電子シャッタパルス周波数と電源周波数とのビート
に起因するものであるが、蛍光灯照明では多くの場合、
電源周波数の2倍で動作しているので同フリッカ現象は
この2倍の電源周波数と電子シャッタパルス周波数との
ビートを意味することになる。従って、第1の演算部8
で演算するフリッカ周波数は電源周波数の2倍の周波数
に基づき演算する。このように、第1の演算部8の演算
法は照明の動作に応じて予め定めておく。
【0009】第1の演算部8で演算されたフリッカ周波
数に基づき、第2の演算部9では周波数が同フリッカ周
波数であって、位相がフリッカ成分と逆相の関係となる
信号(逆相データ信号)S3のレベルを演算により求め
る。映像信号処理過程での映像信号及びフリッカ成分の
位相関係とレベル関係とは回路設計段階で明らかであ
り、従ってフリッカ成分と逆相となる信号の位相関係及
び必要レベルも予め明らかである。第1の演算部8及び
第2の演算部9により演算された逆相データ信号S3をD
/A変換部11でアナログの逆相信号S4に変換し、電圧制
御型増幅器3へ送る。同電圧制御型増幅器3はこの逆相
信号S4で利得制御される。従って、電圧制御型増幅器3
に入力する映像信号に含まれるフリッカ成分と逆相の関
係にある逆相信号S4により同フリッカ成分がキャンセル
されることとなり、映像出力S5にはフリッカ成分が除去
されている。
【0010】次に図2につき説明する。図2において図
1と同等のものは同一符号を付してある。図2は、電圧
制御型増幅器3でフリッカ成分をキャンセルするという
点で図1と共通である。図1と相違する点は、第2の演
算部12が第1の演算部8で演算されたフリッカ周波数に
基づき演算するキャンセル用の信号をフリッカ成分と同
相としている点である。そのため、D/A変換部11で変
換後のアナログ信号を位相反転するための位相反転回路
13を設け、図1と同様の逆相信号S4を得ている。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、電
子シャッタスピードを可変することにより映像信号出力
レベルを一定にする電子アイリス機能を有するCCDカ
メラにおいて、蛍光灯等の間欠照明の下で使用した場合
にその蛍光灯等の電源周波数と、電子シャッタ用パルス
周波数とのビートにより発生するフリッカ成分をキャン
セルして除去することができる。従って、カメラを蛍光
灯等の間欠照明の下で使用してもフリッカ現象のない安
定した映像を得ることができ、CCDカメラの性能向上
を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるフリッカレスCCDカメラ装置の
一実施例を示す要部ブロック図である。
【図2】本発明によるフリッカレスCCDカメラ装置の
他の実施例を示す要部ブロック図である。
【符号の説明】
1 CCD素子(固体撮像素子) 2 映像信号処理部 3 電圧制御型増幅器 4 検波部 5 基準電圧発生部 6 比較部 7 電子シャッタパルス発生部 8 第1の演算部 9 第2の演算部 10 制御部 11 D/A変換部 12 第2の演算部 13 位相反転回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子シャッタスピードを可変することに
    より映像信号出力レベルを一定にする電子アイリス機能
    を有するCCDカメラ装置において、CCD素子よりの
    映像信号を増幅する電圧制御型増幅器と、電子シャッタ
    用パルスの周波数と蛍光灯用電源の周波数とから、フリ
    ッカ周波数を演算する第1の演算部と、前記第1の演算
    部により演算したフリッカ周波数のフリッカ成分と位相
    的に逆相となる逆相データ信号のレベルを演算する第2
    の演算部と、前記第1の演算部と第2の演算部とで演算
    したディジタルの逆相データ信号をアナログの逆相信号
    に変換し、前記電圧制御型増幅器に送出するD/A変換
    部と、前記第1の演算部、第2の演算部及びD/A変換
    部を制御する制御部とを備え、前記D/A変換部を介し
    た逆相信号で電圧制御型増幅器を制御することにより前
    記映像信号に含まれるフリッカ成分をキャンセルするよ
    うにしたことを特徴とするフリッカレスCCDカメラ装
    置。
  2. 【請求項2】 電子シャッタスピードを可変することに
    より映像信号出力レベルを一定にする電子アイリス機能
    を有するCCDカメラ装置において、CCD素子よりの
    映像信号を増幅する電圧制御型増幅器と、電子シャッタ
    用パルスの周波数と蛍光灯用電源の周波数とから、フリ
    ッカ周波数を演算する第1の演算部と、前記第1の演算
    部により演算したフリッカ周波数のフリッカ成分と位相
    的に同相となる同相データ信号のレベルを演算する第2
    の演算部と、前記第1の演算部と第2の演算部とで演算
    したディジタルの同相データ信号をアナログの同相信号
    に変換するD/A変換部と、前記D/A変換部よりの同
    相信号を逆相信号に位相反転し、前記電圧制御型増幅器
    に送出する位相反転回路と、前記第1の演算部、第2の
    演算部及びD/A変換部を制御する制御部とを備え、前
    記位相反転回路を介した逆相信号で電圧制御型増幅器を
    制御することにより前記映像信号に含まれるフリッカ成
    分をキャンセルするようにしたことを特徴とするフリッ
    カレスCCDカメラ装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の演算部における演算の対象と
    しての照明装置を、蛍光灯に限らず、同蛍光灯に類する
    他の間欠照明にも適用するようにしたことを特徴とする
    請求項1又は請求項2記載のフリッカレスCCDカメラ
    装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の演算部によるフリッカ周波数
    の演算を、前記電子シャッタ用パルスの周波数と、本C
    CDカメラ装置に入力した交流電源を分岐した電源の周
    波数とから演算するようにしたことを特徴とする請求項
    1又は請求項2記載のフリッカレスCCDカメラ装置。
JP6225254A 1994-09-20 1994-09-20 フリッカレスccdカメラ装置 Pending JPH0888794A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7034870B2 (en) * 2000-09-08 2006-04-25 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Image pickup apparatus with reduced flicker and automatic level adjusting method of the same
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CN102215345A (zh) * 2010-04-09 2011-10-12 奇高电子股份有限公司 自动侦测去除闪烁的装置与相关方法
US9237276B2 (en) 2008-12-22 2016-01-12 Thomson Licensing Method and device to capture images by emulating a mechanical shutter

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