JPH0888562A - デジタル位相同期ループ回路 - Google Patents

デジタル位相同期ループ回路

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JPH0888562A
JPH0888562A JP6222829A JP22282994A JPH0888562A JP H0888562 A JPH0888562 A JP H0888562A JP 6222829 A JP6222829 A JP 6222829A JP 22282994 A JP22282994 A JP 22282994A JP H0888562 A JPH0888562 A JP H0888562A
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JP
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output
phase
signal
digital
constant
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JP6222829A
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Masahiko Motai
正彦 馬渡
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】回路規模の低減を得る、また動作速度の向上を
得る。 【構成】デジタル電圧制御発振器1の制御入力として、
スイッチ31を設け通常は定数を選択して制御入力と
し、発振周期の1周期期間に1回もしくは複数回制御量
Aの情報を取り込み位相制御を行うようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ビデオテープレコー
ダ(VTR)等の受信信号又は再生信号の同期信号に位
相同期した発振信号を得るデジタル位相同期ループ回路
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にテレビジョン受信機やVTRに
は、受信信号を復元するため、あるいは再生信号を復元
するために、入力信号から同期信号を分離抽出してこの
同期信号に位相同期した位相同期信号を生成している。
このような位相同期信号を得る回路として位相同期ルー
プ(PLL)回路がある。
【0003】例えば家庭用VTRの色信号処理に必要な
バースト信号を抽出するために、水平位相同期ループ
(H−PLL)回路によって、水平同期信号を作成し、
この水平同信号を遅延させて作成したバーストゲート信
号が発生されている。最近ではこのH−PLL回路は、
回路の動作の安定化やデジタル集積回路の高集積化に伴
いデジタル回路で実現されている。例えば、特開昭62
−236214号公報には、色信号復調及びバースト位
相同期ループ回路をデジタル回路で実現したときの改善
策が示されている。また特開平2−14618公報号に
は、デジタル電圧可変発振手段の位相及び外来信号の位
相を制御してシステムクロック以上の精度を得る方法が
示されている。また特開平5−268076号公報に
は、デジタル電圧制御発振器の制御量の精度を、制御量
の符号を桁上げ入力端子に入れることで桁を削減しつつ
保存する方法が示されている。
【0004】図5は、従来のデジタルPLL回路の構成
図である。デジタルVCO(デジタル電圧制御発振器)
1は、加算器6、この加算器6の出力が供給されるレジ
スタ7で構成され、レジスタ7の出力は、発振出力Bと
して導出されるとともに、加算器6に帰還されている。
加算器6には制御量Aが与えられる。レジスタ7のクロ
ック入力端には、クロック発生器(XO)5のクロック
CKが供給される。このデジタルVCO1は、制御量A
に比例した発振周波数の信号Bを出力する。信号Bは、
位相比較器(PC)2のMSB反転器8を有する経路を
介して、つまり、信号Bが2の補数に変換されて飽和器
9に入力され、この飽和器9の出力は、レジスタ10に
供給される。レジスタ10のクロックとしては、TV信
号から分離した水平同期信号Hsyncをシステムクロック
CKで同期化した信号H1(基準位相)が用いられてい
る。よって比較器2からは、デジタルVCO1の発振位
相と信号H1の位相差が1水平期間毎に位相誤差量Cと
して得られる。
【0005】位相誤差量Cは、ループの安定化のために
設けられたループフィルタ(LPF)3の加算器11、
ビットシフタ14に供給される。加算器11の出力は、
飽和器12に供給され、この飽和器12の出力は、レジ
スタ13に供給される。このレジスタ13のクロックと
しては、TV信号から分離した水平同期信号をシステム
クロックで同期化した信号H3が用いられている。レジ
スタ13の出力は、加算器11に帰還されるとともに、
加算器15に入力され、ビットシフタ14の出力と加算
される。この加算器15の出力は減算器16に入力さ
れ、定数が引き算される。定数は、位相誤差Cが零のと
きVCO1の発振周波数を目標値にするためであり、レ
ジスタ17はローパスフィルタ3の動作を保証するため
のものである。減算器16の出力は、レジスタ17に入
力される。このレジスタ17のクロックとしては、TV
信号から分離した水平同期信号をシステムクロックで同
期化した信号H2が用いられている。
【0006】上記した信号H1、H2、H3は、シーケ
ンサ(SQ)4から得られるもので、水平同期信号HSY
NCが、直列接続されたレジスタ27、28、29でシフ
トされることにより生成される。
【0007】図6(a)にはデジタルVCO1の構成を
取り出して示し、同図(b)には、発振特性の例を示し
ている。このデジタルVCO1は、クロックCKで駆動
されるレジスタ7と加算器6で構成される積分演算VC
Oである。レジスタ7の桁が溢れると余りの数から再び
制御量Aの積分を開始し2のn乗のモジュロ演算を行っ
ている。ここではnは加算器6及びレジスタ7の桁数で
ある。
【0008】図6(b)の図は横軸にクロックの数、縦
軸にレジスタ7の発振出力Bの値を示し、制御量Aをパ
ラメータとしたときのタイムチャートである。横軸、縦
軸共に離散値となるが簡易な表現としている。制御量A
=a1のときはクロックCKの1クロック当たりの増分
はa1となり、制御量A=a2のときはクロックCKの
1クロック当たりの増分はa2となる。
【0009】制御量をA、レジスタ7のクロックCKの
周波数をfckとし、桁数をnとすると三角波となる発振
出力Bの発振周波数Fvco は Fvco =fck×(A/2n) (1) となる。周波数分解能αは、 α=fck/2n (AのLSBの1変化当たり) (2) となる。これはVCOの感度でもある。例えば fcK = 14.318180MHz (3) Fvco =fH =15.734262KHz (4) として、周波数分解能(感度)を10Hz以下(即ちα
=10)にして、水平同期信号に位相同期したPLLを
組む時、必要桁数nは、(2)式より n>LOG2 {(14.31818/10-6)/10}=21 (5) と大きくなる。これは21桁の加算器を14.3MH
z、約70nsで動作させる必要があるが、規模の大き
さもさることながら動作しなくなる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記したように従来の
周波数変調型のデジタルVCOでは、その累算器の桁数
が大きくなり、集積回路において規模が大きくなること
や、動作速度の低下を招いていた。そこでこの発明は、
回路規模の低減を得ることができ、また動作速度の向上
も得られるデジタル位相同期ループ回路を提供すること
を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明は、クロック信
号を発生するクロック発生器と、前記クロック信号で駆
動され、制御端に与えられる制御値に基づいた周波数で
発振するデジタル発振器と、入力信号から同期信号を抽
出する同期分離回路と、入力同期信号と前記デジタル発
振器から出力された発振信号との位相比較を行う位相比
較器と、前記位相比較器から出力された位相誤差出力を
平滑して前記デジタル発振器の発振出力位相制御信号を
出力するループフィルタとから構成されるデジタル位相
同期ループ回路において、少なくとも前記ループフィル
タ側の出力と定数とのいずれか一方を前記デジタル発振
器の制御端に与える切り換えスイッチと、前記切り換え
スイッチを、前記デジタル発振器の発振周期期間中で、
前記クロックの少なくとも1相分の間は前記ループフィ
ルタの出力を選択させ、その他の期間は定数を選択させ
るように制御する手段とを備えるものである。
【0012】
【作用】上記の手段により、デジタルVCOの桁数を削
減でき、これにより回路規模の縮小と、動作速度の向上
を得ることができる。
【0013】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照して説
明する。図1はこの発明の第1の実施例である。先に図
5で示した回路と同一機能部には同一符号を付してい
る。異なる部分は、デジタルVCO1の内部構成である
ので、この部分を説明することにする。ループフィルタ
3からの制御量Aは、VCO1内部の減算器16に供給
される。この減算器16では、制御量Aから定数が引き
算される。減算器16の出力は、スイッチ31の一方の
入力端に供給されている。このスイッチ31の他方の入
力端には定数が供給されている。スイッチ31の選択出
力が加算器6に入力される。加算器6の出力はレジスタ
7に供給され、このレジスタ7の出力は加算器6に帰還
されるとともに、出力Bとして導出され、また比較器2
に帰還されている。
【0014】この実施例では、減算器16、定数がVC
O1の内部に持ち込まれているので、LPF3では省略
されている。スイッチ31の切り換えタイミングは、シ
ーケンサ4からのタイミング信号H4が用いられ、発振
出力B、タイミング信号H4、水平同期信号Hsyncと
は、図1(B)のような関係である。スイッチ31は、
クロック発生器5から発生されているクロックの1相分
だけ制御量A側に切り替わる。その他の区間は、定数側
である。定数は、VCO1をその中心周波数で発振させ
る値に設定されている。
【0015】この実施例によると、水平同期信号Hsync
をクロックCKで同期化したクロック1相分のパルス期
間を制御量側に切り換えるようにしている。ここで制御
量Aがa1、a2,a3と変化したとすると、図(a)
に示すようにa1、a2,a3というふうに飛び越える
位相制御となる。制御量Aが零の場合は、点線で示すよ
うに水平周波数fH で発振する。
【0016】このときの周波数分解能(制御量の1LS
Bが変換したときの周波数差)は、(2)式の分解能と
比較してデジタルVCO1の1周期中のクロック数分小
さくなる。例えば、上記(3)、(4)式より1周期中
のクロック数は910であり、分解能が従来と等しくな
るための必要桁数は、 n=21/LOG2(910)=11 (6) となる。この桁数は先の21の桁数に比べて格段と少な
い。
【0017】また、位相比較器やループフィルタの桁数
を下げても精度は変わらないことを意味し、70ns以
内での動作を保証できるばかりでなく、回路規模を大幅
に小さく実現することができる。
【0018】次に、この発明の第2の実施例について説
明する。まず、発振出力である周波数8fH のクロック
(図5の信号D参照)について説明する。この周波数の
信号Dは、垂直同期信号に係わる同期処理回路(図示せ
ず)のクロックとして用いられる。従来の回路である
と、制御量が大きく変化しても、この周波数8fH のク
ロック信号は、その波形形態を維持して連続しており、
VCO1の発振の1周期との比は8と変わらない。
【0019】ところが、上記した第1の実施例の構成で
は、制御量が大きく変化すると、発振器の1周期との比
は、一定とならない。即ち、図2(b)は、信号BのM
SBから順次下位のビット出力を示し、8fH の信号D
まで示している。この信号Dの波形は、図2(a)の破
線で示す発振信号の周期に合わせて示したものである。
ここで制御量が大きく変化した場合を考えると、この実
施例であると、1Hで1回、制御量を変化させるので、
図2(c)に示すように、隣り合う波形レベルが連続し
てしまい、8fH としてのエッジが無くなることがあ
る。このような場合には、VCO1の発振の1周期との
比は8とならない。すると、この信号Dのエッジにより
カウント動作を行うような同期処理回路では不都合であ
る。
【0020】これを回避するためには、位相比較器2の
飽和器9の出力幅を小さくし、また、制御量を飽和処理
回路に通すようにして制御量を小さくすれば良いが、ル
ープの引き込み特性や、Hsyncの周波数偏差等を考慮す
ると、それらを小さくすることは好ましくない。
【0021】そこでこの発明の第2の実施例では、デジ
タルVCOにおいて、位相制御量を発振の1周期内にお
いて分散させて取り込むようにし、位相を発振周期中に
数回に渡って変化させるようにしている。
【0022】この第2の実施例においては、クロック信
号を発生する信号発生器と、前記クロックで発振するデ
ジタル発振器と、位相比較器と、ループフィルタと、同
期信号に同期して発振するデジタル位相同期ループ回路
において、前記ループフィルタと、前記デジタル発振器
との間に挿入され、定数と制御量を切換える切換えスイ
ッチと、上記デジタル発振器の発振周期期間中前記クロ
ックの1相分をn回にわたり上記デジタル発振器の制御
入力に対して前記ループフィルタの出力を1/nして与
え、その他の期間は定数に切換えて与えるようにし、上
記デジタル発振器の発振位相を制御するようにしてい
る。
【0023】上記の手段によりデジタルVCOの位相変
化をそのVCOの発振周期期間に分散することができ、
VCOの出力から8fH のクロックを取り出すとき等に
有効となる。
【0024】図3に第2の実施例の構成を示している。
制御量Aは、上位8ビットが減算器16を介してスイッ
チ31の一方に入力されている。スイッチ31の他方の
入力端には、定数が供給される。定数は、この実施例で
は2つあり、1異なる値でありT(中心周波数設定値)
とT+1である。この定数はスイッチ32により選択さ
れ減算器16とスイッチ31の他方の入力端に供給され
る。スイッチ31の出力は、加算器6に供給される。加
算器6の出力は、レジスタ7に入力され、このレジスタ
7の出力は、出力信号Bとして導出されるとともに、加
算器6に帰還されている。
【0025】ここで信号Bのうち上位3ビットは、さら
に比較器36に入力されている。今、図のように比較器
36に入力する信号をA2、B2とすると、この比較器
36は、A2>B2のときは、アンド回路35にハイレ
ベルを与え、導通状態とする。発振出力の8fH のクロ
ックは、レジスタ38に供給され、このレジスタ38の
出力はレジスタ39に入力される。レジスタ38、39
の出力は、イクススクルーシブオア回路37に入力され
ている。イクスクルーシブオア回路37の出力は、発振
周期の1周期を8等分するタイミング信号を出力する。
【0026】図4は、上記実施例の動作例を説明するた
めのタイミングチャートである。まず制御量が零の場合
は、アンド回路35は導通することが無く、スイッチ3
2は定数Tを選択し、スイッチ31は、発振周期期間に
8回、減算器16側に切り替わるが、制御量が出力され
ていないので、図4(b)の点線で示すような発振位相
となる。
【0027】図4(a)には、上記した信号B2の波形
を示し、図4(b)には発振信号の波形を示している。
また図4(c)のパルスは、イクスクルーシブオア回路
37から得られるパルスの例であり、発振周期の1周期
を8等分している。
【0028】次に、制御量が4であるとすると、図4
(d)に示すパルスがアンド回路35の出力として得ら
れる。つまり、B2が4より小さいタイミングのときに
アンド回路35からパルス(d)が得られる。このパル
ス(d)は、スイッチ32を制御し、制御量+1(=T
+1)だけの位相変化を1発振周期に4回だけ与えるよ
うに作用する。これにより制御量に比例した位相制御を
行うことができる。このときは制御量のうちA1が零で
あるから、減算器16からは制御量+1(=T+1)が
ストレートに出力される。
【0029】次に、制御量が8以上(つまりA2で表さ
れる値以上)になると、つぎのような動作となる。例え
ば制御量が8であると、減算器16からは定数Tに+1
した値が出力される。スイッチ32は制御されずスイッ
チ32は定数Tを選択したままである(A2=零のた
め)。したがって、スイッチ31は、減算器16から定
数よりも+1大きい値を、1発振周期期間に8回選択す
る。これにより、第1の実施例に比べて、一挙に8増や
すのに比べて1ずつ8回にわけて増やすことになるの
で、8fH のクロックを明確なつぶれの無い波形として
得ることができ、クロックとして利用する場合に有効で
ある。
【0030】なお上記の実施例では、デジタル発振器と
して累積演算型(モジュロ演算)のものを示したが、プ
リセット加算器を有したプリセッタブルカウンタ方式に
よるデジタル発振器を用いてもよく、この場合はプリセ
ット値が制御データとなる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
桁数の削減により回路規模の低減を得ることができ、ま
た動作速度の向上も得られる。また、発振出力の位相変
化を発振周期期間内で複数回に分散することができ、デ
ジタル発振出力のビットをクロックとして用いる場合に
有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す回路図。
【図2】図1の回路の動作例を説明するために示した波
形図。
【図3】この発明の他の実施例を示す回路図。
【図4】図3の回路の動作例を説明するために示した波
形図。
【図5】従来のデジタル位相同期ループ回路を示す図。
【図6】図5の回路の動作例を説明するために示した波
形図。
【符号の説明】
1…デジタル電圧制御発振器、2…位相比較器、3…ル
ープフィルタ、4…シーケンサ、5…クロック発生器、
6…加算器、7…レジスタ、16…減算器、31、32
…スイッチ、35…アンド回路、36…比較器、37…
イクスクルーシブオア回路、38、39…レジスタ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】クロック信号を発生するクロック発生器
    と、前記クロック信号で駆動され、制御端に与えられる
    制御値に基づいた周波数で発振するデジタル発振器と、
    入力信号から同期信号を抽出する同期分離回路と、入力
    同期信号と前記デジタル発振器から出力された発振信号
    との位相比較を行う位相比較器と、前記位相比較器から
    出力された位相誤差出力を平滑して前記デジタル発振器
    の発振出力位相制御信号を出力するループフィルタとか
    ら構成されるデジタル位相同期ループ回路において、 少なくとも前記ループフィルタ側の出力と定数とのいず
    れか一方を前記デジタル発振器の制御端に与える切り換
    えスイッチと、 前記切り換えスイッチを、前記デジタル発振器の発振周
    期期間中で、前記クロックの少なくとも1相分の間は前
    記ループフィルタの出力を選択させ、その他の期間は定
    数を選択させるように制御する手段とを具備したことを
    特徴とするデジタル位相同期ループ回路。
  2. 【請求項2】クロック信号を発生するクロック発生器
    と、前記クロック信号で駆動され、制御端に与えられる
    制御値に基づいた周波数で発振するデジタル発振器と、
    入力信号から同期信号を抽出する同期分離回路と、入力
    同期信号と前記デジタル発振器から出力された発振信号
    との位相比較を行う位相比較器と、前記位相比較器から
    出力された位相誤差出力を平滑して前記デジタル発振器
    の発振出力位相制御信号を出力するループフィルタとか
    ら構成されるデジタル位相同期ループ回路において、 前記ループフィルタ側の出力と定数とのいずれか一方を
    前記デジタル発振器の制御端に与える切り換えスイッチ
    と、 前記切り換えスイッチを、前記デジタル発振器の発振周
    期期間中で、前記クロックの1相分ずつn回にわたり前
    記ループフィルタの出力の1/nの値を選択させ、その
    他の期間は定数を選択させるように制御する手段とを具
    備したことを特徴とするデジタル位相同期ループ回路。
  3. 【請求項3】前記デジタル発振器は、累積演算型のデジ
    タル発振器であることを特徴とする請求項1または2記
    載のいずれかに記載のデジタル位相同期ループ回路。
  4. 【請求項4】クロック信号を発生するクロック発生器
    と、前記クロック信号で駆動され、制御端に与えられる
    制御値に基づいた周波数で発振する累積演算型のデジタ
    ル発振器と、入力信号から同期信号を抽出する同期分離
    回路と、入力同期信号と前記デジタル発振器から出力さ
    れた発振信号との位相比較を行う位相比較器と、前記位
    相比較器から出力された位相誤差出力を平滑して前記デ
    ジタル発振器の発振出力位相制御信号を出力するループ
    フィルタとから構成されるデジタル位相同期ループ回路
    において、 第1と第2の定数のいずれか一方を導出する第1の切り
    換えスイッチと、 前記ループフィルタ側のmビット出力のうちの(m−
    n)(m、nは整数でm>n)ビットと、前記第1の切
    り換えスイッチの出力(定数)との差分を得る手段と、 前記差分と前記第1の切り換えスイッチの出力(定数)
    とのいずれか一方を前記デジタル発振器の前記制御端に
    与える第2の切り換えスイッチと、 前記デジタル発振器のIビット出力の中で上位nビット
    で現される値Bと、前記ループフィルタ側のmビット出
    力の中で下位nビットで現される値Aの大小比較を行う
    比較器と、 前記デジタル発振器の出力を用いて、前記デジタル発振
    器の発振周期の1周期を複数に等分したタイミングのタ
    イミングパルスを得る手段と、 前記タイミングパルスにより前記第2の切り換えスイッ
    チを制御して、パルス期間は前記差分を選択させ、他の
    期間は前記第1の切り換えスイッチの出力(定数)を選
    択させる手段と、 前記比較器がB>Aを示すときは前記第1の切り換えス
    イッチが前記第2の定数を選択するように制御する手段
    とを具備したことを特徴とするデジタル位相同期ループ
    回路。
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