JPH0886712A - タイヤ用空気圧センサ及びその製造方法 - Google Patents

タイヤ用空気圧センサ及びその製造方法

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JPH0886712A
JPH0886712A JP6172945A JP17294594A JPH0886712A JP H0886712 A JPH0886712 A JP H0886712A JP 6172945 A JP6172945 A JP 6172945A JP 17294594 A JP17294594 A JP 17294594A JP H0886712 A JPH0886712 A JP H0886712A
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JP
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tire
fixed electrode
contact
electrode
circuit board
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JP6172945A
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Masanori Toyofuku
雅宣 豊福
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Bridgestone Corp
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Bridgestone Corp
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C23/00Devices for measuring, signalling, controlling, or distributing tyre pressure or temperature, specially adapted for mounting on vehicles; Arrangement of tyre inflating devices on vehicles, e.g. of pumps or of tanks; Tyre cooling arrangements
    • B60C23/02Signalling devices actuated by tyre pressure
    • B60C23/04Signalling devices actuated by tyre pressure mounted on the wheel or tyre
    • B60C23/0491Constructional details of means for attaching the control device
    • B60C23/0498Constructional details of means for attaching the control device for rim attachments
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C23/00Devices for measuring, signalling, controlling, or distributing tyre pressure or temperature, specially adapted for mounting on vehicles; Arrangement of tyre inflating devices on vehicles, e.g. of pumps or of tanks; Tyre cooling arrangements
    • B60C23/02Signalling devices actuated by tyre pressure
    • B60C23/04Signalling devices actuated by tyre pressure mounted on the wheel or tyre
    • B60C23/0408Signalling devices actuated by tyre pressure mounted on the wheel or tyre transmitting the signals by non-mechanical means from the wheel or tyre to a vehicle body mounted receiver
    • B60C23/0422Signalling devices actuated by tyre pressure mounted on the wheel or tyre transmitting the signals by non-mechanical means from the wheel or tyre to a vehicle body mounted receiver characterised by the type of signal transmission means
    • B60C23/0427Near field transmission with inductive or capacitive coupling means
    • B60C23/0428Near field transmission with inductive or capacitive coupling means using passive wheel mounted resonance circuits

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Measuring Fluid Pressure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 電極と回路基板との間のリード線を排除する
と共に部品点数を減少さえて、信頼性の向上、小型化、
及びコストの低減された空気圧センサを提供する。 【構成】 プリント基板72に固定された接点ねじ68
と、タイヤの内圧が所定値以上のときに接点ねじ68と
接触し、かつタイヤの内圧が所定値未満となったときに
移動して接点ねじ68と非接触状態になるダイヤフラム
62と、車体側に装着されている送受信回路から送信さ
れる電磁波を受信し、接点ねじ68とダイヤフラム62
との接触の有無によりエコー信号の周波数を変化させる
送受信用コイル78とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は空気圧センサに係り、よ
り詳細には、車両走行中にタイヤの空気圧を感知して空
気圧が所定値未満となったときに、これを検出し、ドラ
イバーにタイヤの空気圧の低下を警報する内圧警報装置
に使用されるタイヤ用空気圧センサ及びその製造方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来のタイヤ用空気圧センサ10を図1
2を参照して説明する。金属ベース14には円形の溝1
4aが形成されており、この溝14aに略有底円筒形状
の筐体12が嵌め込まれ、半田付けされてハウジングが
形成されている。金属ベース14の内面に形成された溝
14aと同軸的かつ溝14aより小径の溝14bには、
導電性弾性薄膜で構成されるベロフラム16が半田付け
により固定されている。このベロフラム16上には、導
電性弾性薄膜で構成されるダイヤフラム18が接続され
ている。このベロフラム16とダイヤフラム18によっ
て可動電極が構成されている。ダイヤフラム18とベロ
フラム16と筐体12とで形成される気密室26は、金
属ベース14に対向する筐体12の平面12aの略中央
部に設けられた連通孔34によって、タイヤ空気室に連
通されている。また金属ベース14の略中央部には孔1
4cが形成されており、この孔14cから金属ベース1
4とダイヤフラム18とベロフラム16によって形成さ
れる逆圧室24内に円柱状の導電性の接点棒20が挿入
され、ハーメチックシール28によって金属ベース14
に固定、密封されている。接点棒20のセンサ外部に位
置する端部には中継用電線36aが半田付けされてお
り、この中継用電線36aが図示しないプリント基板に
接続されている。円柱状の電極38はその一端が金属ベ
ース14の外面に設けられた円筒状の窪み14dに嵌め
込まれ半田付けされており、また他端には中継用電線3
6bが半田付けされ、この中継用電線36bが前記基板
に接続されている。ダイヤフラム18には接点棒20の
略真上の位置に逆圧室24に向かって略半円球状の突出
部22が形成されており、通常はこの突出部22と接点
棒20とが接触して回路をオン状態としている。金属ベ
ース14には、逆圧注入パイプ30を挿入するための孔
14eも形成されており、逆圧注入パイプ30は孔14
eから逆圧室24内に挿入されハーメチックシール28
によって固定、密封されている。逆圧室が所定の圧力を
有するように、逆圧注入パイプ30を介して気体が注入
された後は、この逆圧注入パイプ30のセンサ外側に位
置する端部は圧着され図12に示すように半田付けされ
密封される。 この空気圧センサ10は、通常は、タイ
ヤの空気室に連結された気密室26の内圧が逆圧室24
の内圧よりも高いため、ベロフラム16は接点棒20方
向(矢印P方向)の力を受けて、ダイヤフラム18の突
出部22と接点棒20とが接触している。タイヤの空気
圧が所定値未満となったときには、タイヤの空気圧の低
下に伴い、気密室26の内圧が低下し、これによりベロ
フラム16がダイヤフラム18を気密室26側に押し上
げ、突出部22と接点棒20とが非接触状態となること
によって、タイヤの空気圧の低下が検出される。
【0003】しかし、上記構成のセンサでは、圧力スイ
ッチの電極が中継用電線を介してプリント基板に接続さ
れているため、部品点数の増加及び製作工数の増加を招
き、コストアップの原因になると共に、中継用電線の接
続不良等によるセンサの信頼性の低下を招いている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来技
術の問題点を解決するために成されたものであり、中継
用電線を排除すると共に部品点数を減少させて、信頼性
の向上、小型化、及びコストの低減されたタイヤ用空気
圧センサを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のタイヤ用
空気圧センサは、回路基板と、該回路基板に固定された
固定電極と、タイヤの内圧が所定値以上のときに該固定
電極と接触し、かつタイヤの内圧が所定値未満となった
ときに移動して該固定電極と非接触状態になる可動電極
と、該回路基板の該固定電極固定側と反対側に固定さ
れ、車体側に該固定電極と該可動電極との接触の有無を
伝送するためのコイルとを備えることを特徴とする。
【0006】請求項2記載のタイヤ用空気圧センサは、
導体を有する回路基板と、該導体に直接電気的に接続さ
れた固定電極と、該導体に直接電気的に接続されたコイ
ルを備えた共振回路と、タイヤの内圧変化によって該固
定電極と接触状態又は非接触状態になり、該共振回路の
共振周波数を変化させる可動電極と、を備えることを特
徴とする。
【0007】請求項3記載のタイヤ用空気圧センサは、
導体を有する回路基板と、該導体に直接電気的に接続さ
れた固定電極と、該導体に直接電気的に接続されたコイ
ルを備えた共振回路と、タイヤの内圧が所定値以上のと
きに該固定電極と接触し、かつタイヤの内圧が所定値未
満となったときに移動して該固定電極と非接触状態にな
り、該共振回路の共振周波数を変化させる可動電極と、
を備えることを特徴とする。
【0008】請求項4記載のタイヤ用空気圧センサは、
請求項2又は3記載のタイヤ用空気圧センサにおいて、
前記可動電極が移動可能に取付けられ、かつ雌ねじ構造
部が取付けられたスイッチハウジングを備え、前記固定
電極が雄ねじ構造を有し、該雌ねじ構造部に該固定電極
が螺合されて、該固定電極が前記回路基板の導体と電気
的に接続されていることを特徴とする。
【0009】請求項5記載のタイヤ用空気圧センサの製
造方法は、(a) 伸縮可能な可動電極を、雌ねじ構造部が
取付けられたスイッチハウジングに固定した後、雄ねじ
構造を有する固定電極を該雌ねじ構造部に螺合して、該
固定電極の一端を該可動電極と該スイッチハウジングと
で形成される空間に配置させ、タイヤの内圧が所定値以
上のときに該固定電極と該可動電極とが接触し、かつタ
イヤの内圧が所定値未満となったときに該固定電極と該
可動電極とが非接触状態になるように該固定電極を位置
決めする工程と、(b) 該固定電極と該可動電極の接触の
有無により共振周波数が変化する共振回路を構成するコ
イルが直接電気的に接続された回路基板の導体に、該固
定電極を直接電気的に接続する工程と、(c) 収容部を有
する第1ハウジングに、該可動電極と該固定電極と該ス
イッチハウジングと該回路基板と該コイルとの少なくと
も一部を収容した後、該第1ハウジングに該第1ハウジ
ングと共にセンサ収容空間を形成する第2ハウジングを
組み合わせて、該第1ハウジングと該第2ハウジングと
を固定する工程と、を備えることを特徴とする。
【0010】
【作用】請求項1記載のタイヤ用空気圧センサによれ
ば、固定電極と可動電極とは、タイヤの内圧が所定値以
上のときに接触し、タイヤの内圧が所定値未満となった
ときに、非接触状態となるように調整されている。従っ
て、タイヤの内圧が正常圧、即ち、所定値以上であると
きは、固定電極と可動電極とが接触し、コイルによって
固定電極と可動電極とが接触していることが車体側に伝
送される。
【0011】また、タイヤの内圧が所定値未満となった
ときは、固定電極と可動電極とが非接触状態になる。従
って、コイルが、固定電極と可動電極とが非接触状態に
あることを車体側に伝送する。
【0012】なお、固定電極を回路基板に固定させてい
るため、固定電極と回路基板との間のリード線が排除さ
れ、リード線の接続不良等による故障の発生が防止され
る。
【0013】請求項2記載のタイヤ用空気圧センサによ
れば、固定電極は回路基板の導体に直接電気的に接続さ
れており、またこの導体には、共振回路を構成するコイ
ルも電気的に接続されている。そして可動電極は、タイ
ヤの内圧変化によって固定電極と接触状態又は非接触状
態となる。この固定電極と可動電極との接触の有無によ
り共振回路の共振周波数が変化する。これによって、タ
イヤの内圧変化が検知される。
【0014】なお、固定電極を回路基板に直接電気的に
接続させているため、固定電極と回路基板との間のリー
ド線が排除され、リード線の接続不良等による故障の発
生が防止される。
【0015】請求項3記載のタイヤ用空気圧センサによ
れば、固定電極は回路基板の導体に直接電気的に接続さ
れており、またこの導体には、共振回路を構成するコイ
ルも電気的に接続されている。そして可動電極は、タイ
ヤの内圧が所定値以上のときには固定電極と接触し、タ
イヤの内圧が所定値未満となったときには移動して固定
電極と非接触状態となる。この固定電極と可動電極との
接触の有無により共振回路の共振周波数が変化する。こ
れによって、タイヤの内圧が所定値未満となったことが
検知される。
【0016】なお、固定電極を回路基板に直接電気的に
接続させているため、固定電極と回路基板との間のリー
ド線が排除され、リード線の接続不良等による故障の発
生が防止される。
【0017】請求項4記載のタイヤ用空気圧センサによ
れば、可動電極が移動可能に取付けられ、かつ雌ねじ構
造部が取付けられたスイッチハウジングを備え、固定電
極が雄ねじ構造を有し、雌ねじ構造部に固定電極が螺合
されて、固定電極が回路基板の導体と電気的に接続され
ているため、雌ねじ構造部への固定電極のねじ込みを調
整することにより、簡単に固定電極と可動電極との接触
又は非接触状態を調節することができる。
【0018】請求項5記載のタイヤ用空気圧センサの製
造方法によれば、伸縮可能な可動電極を、雌ねじ構造部
が取付けられたスイッチハウジングに固定した後、雄ね
じ構造を有する固定電極を雌ねじ構造部に螺合して、固
定電極の一端を可動電極とスイッチハウジングとで形成
される空間に配置させ、タイヤの内圧が所定値以上のと
きに該固定電極と該可動電極とが接触し、かつタイヤの
内圧が所定値未満となったときに該固定電極と該可動電
極とが非接触状態になるように該固定電極を位置決め
し、続いて、固定電極と可動電極の接触の有無により共
振周波数が変化する共振回路を構成するコイルが直接電
気的に接続された回路基板の導体に、固定電極を直接電
気的に接続する。次に、収容部を有する第1ハウジング
に、可動電極と固定電極とスイッチハウジングと回路基
板とコイルとの少なくとも一部を収容した後、第1ハウ
ジングにこの第1ハウジングと共にセンサ収容空間を形
成する第2ハウジングを組み合わせて、第1ハウジング
と第2ハウジングとを固定しており、リード線を使用す
る必要がないため、リード線の接続不良等による故障の
発生が防止される。また、固定電極と可動電極との接触
状態を調節するための固定電極の位置決め工程を有して
おり、空気圧センサの完成前に、これらの固定電極と可
動電極とが正常に作動するか否かを確認することができ
る。
【0019】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図4に基づ
いて説明する。
【0020】図2は、本発明の実施例に係るタイヤ用空
気圧センサ(以下、空気圧センサと称する)50の取付
図を示す。
【0021】空気圧センサ50は、圧力スイッチがタイ
ヤの内部に配置されるように、図示しないナットを用い
てタイヤ100のリム102に取付けられている。車体
側のブレーキカバー104には内圧警報装置のアンテナ
コイル106が空気圧センサ50と対向するように取付
けられている。このアンテナコイル106はリード線1
08を介して内圧警報装置の送受信ユニット110に電
気的に接続されている。この送受信ユニット110は、
アンテナコイル106に空気圧センサ50に向けて電磁
波を放射させ、かつ空気圧センサ50によって送信され
るエコー信号を受信して、エコー信号の周波数の変化に
よりタイヤの内圧異常を検知する。
【0022】この空気圧センサ50を図1に基づいて説
明する。センサハウジング52は略円筒状の基部52a
と基部52aより大径の略円筒状のフランジ52bとか
ら成っている。また、円形の保護プレート54の略中央
部には、タイヤの空気室と連通させるための連通孔54
aが形成されており、保護プレート54は周囲が基部5
2aの開口部にかしめ込まれている。この保護プレート
54上には、保護プレート54と略同径の略円筒状のス
リーブ56が設けられている。スリーブ56の上部に
は、スリーブ56よりも厚肉で略円筒形状の基部58a
と、基部58aより大径で薄肉の先端部58bとから成
るステンレス製のスイッチハウジング58が配置されて
いる。このスイッチハウジング58とスリーブ56とは
センサハウジング52の保護プレート54へのかしめ力
を支持している。スイッチハウジング58の先端部58
bと、センサハウジング内壁で先端部58bに略対向す
る面にリング状に形成された切り欠き52cとの間に
は、Oリング60が介在しており、このOリング60に
より内部圧力及び水分等の密封が達成されている。
【0023】可動電極として作用するステンレス製のフ
ランジ付略有底円筒状のダイヤフラム62は、フランジ
62aがスリーブ56とスイッチハウジング58の基部
58aの端面の一部に挟持され、電子ビーム溶接等によ
り固定と密封が行われている。
【0024】スイッチハウジング58の基部58aの内
側には、略円筒状のねじ案内64が、基部58aと同軸
的にかつ外周が基部58aの内周と接触しないように離
れて配置されている。このねじ案内64と基部58aと
の間には、絶縁体である略円筒状のセラミック66が挟
持され、スイッチハウジングの周上58dとねじ案内6
4の周上64aとがろう付けされ、セラミック66の固
定と密封が行われている。これによってねじ案内64の
雌ねじは空気圧センサ50の軸心へ配置される。固定電
極としての略円柱状の接点ねじ68は、ねじ案内64に
ねじ込まれ、所定の圧力未満で接点70a(接点ねじ
側)と接点70b(ダイヤフラム側)とが離れるように
調整され、ねじ案内64の内部に位置するねじ込み周上
68aが半田付けされている。この接点ねじ68とダイ
ヤフラム62とで圧力スイッチ70が構成される。
【0025】円形プリント基板72の略中央部には、接
点ねじ68と略同径の孔72aが形成されており、この
孔72aに接点ねじ68の基端部が嵌め込まれると共
に、プリント基板72が、スイッチハウジング58の先
端部58b上に形成されたリング状の溝であるプリント
基板72の位置決め用のガイド58cに嵌め込まれる。
このプリント基板72には、同一面上に共振回路を構成
するコンデンサ74a、74bが固定支持されており、
プリント基板72がガイド58cに嵌め込まれると、セ
ンサハウジング52と保護プレート54とプリント基板
72とで形成される空間に、コンデンサ74a、74b
が配置される。略円柱状の導電材で構成される接地用ピ
ン76は、プリント基板72に形成された接地用ピン用
孔72bにコンデンサ74a、74bと接触しないよう
に挿入されていて、ピン76の頭部76aがスイッチハ
ウジングの基部58aに当接されている。接地用ピン7
6と接点ねじ68とは、プリント基板72がスイッチハ
ウジング58のガイド58cに嵌め込まれた後に、それ
ぞれプリント基板72のプリント配線へ半田付けされ
る。従って、前記接点70bへの通電は、プリント基板
72から接地用ピン76、スイッチハウジング58を介
して、ダイヤフラム62へと行われる。
【0026】フェライト等の磁性体で構成されるコイル
ボビン80は、導電材で構成されるピン81a、81b
によりプリント基板72のコンデンサ74a、74bが
固定支持されている面と反対の面に固定される。このコ
イルボビン80には、車体側に装着されている送受信回
路から送信される電磁波を受信しエコー信号を発生する
送受信用コイル78が巻装されている。前記のピン81
aの一端には、このコイル78の一端が、ピン81bの
一端にはコイル78の他端がそれぞれ接続されていて、
ピン81a、81bの他端がそれぞれプリント基板72
のプリント配線に半田付けされることにより、コイル7
8とプリント基板72との通電が行われる。コイルボビ
ン80は有底円筒の樹脂キャップ82で覆われ、センサ
ハウジング52のフランジ52bの先端が樹脂キャップ
82にかしめ込まれている。樹脂キャップ82内壁に
は、リング状の切り欠き82aが形成されており、アン
テナコイル106とコイル78との間の空間に電磁結合
を補助するための円筒状のフェライトコア84が配置さ
れている。また、センサハウジング52のフランジ52
b内壁に形成されたリング状の切り欠き52dと、樹脂
キャップ82との間には、略円筒状で密封用のカップガ
スケット86が配置される。
【0027】上記構成の空気圧センサ50には、保護プ
レート54とスリーブ56とダイヤフラム62とで形成
され、連通孔54aによりタイヤの空気室と連通してい
る気密室88と、ダイヤフラム62とスイッチハウジン
グ58とで形成される調整室90とが形成される。気密
室88と調整室90との密封状態を保つために、先に述
べたように、各部品は半田付け、ろう付けにより密封と
固定が行われる。またOリング60は調整室90の密封
を行い、カップガスケット86は樹脂キャップ82とフ
ランジ52bの空隙からの水分の侵入防止及び調整室9
0の密封等を行っている。
【0028】図3に、空気圧センサ50の等価回路を示
す。図3は、周波数解析方式に用いる共振回路を示す。
周波数解析方式用の共振回路は、インダクタンスがLの
送受信コイル78に容量がC1 の第1のコンデンサ74
bを並列に接続し、この並列接続回路に容量がC2 の第
2のコンデンサ74aと圧力スイッチ70との直列回路
を並列に接続されて構成されている。
【0029】次に、本発明の実施例に係る空気圧センサ
50の作用を説明する。図1に示されるように、気密室
88は、保護プレート54に設けられた連通孔54aが
タイヤの空気室と連通しているため、タイヤの内圧と同
一の圧力に保たれており、タイヤの内圧が正常値である
場合は、調整室90の内圧よりも高くなっている。ま
た、接点ねじ68とダイヤフラム62は、気密室88の
内圧が所定値未満となったときに、接点70a、接点7
0bが非接触状態となるように調整されている。
【0030】従って、タイヤが正常圧であるときは、気
密室88の内圧が調整室90の内圧よりも高いため、ダ
イヤフラム62は矢印A方向の力を受け、接点70aと
接点70bとが接し、圧力スイッチ70(図3)はオン
状態となる。
【0031】タイヤの内圧が所定値未満となったとき
は、タイヤの内圧の低下に伴い気密室88の内圧も低下
し、ダイヤフラム62は反矢印A方向の力を受ける。こ
の結果、接点70aと接点70bとが非接触状態とな
り、圧力スイッチ70(図3)はオフ状態となる。これ
により、図2に示す車体側に取付けられたタイヤ内圧警
報装置の送受信ユニット110に接続されたアンテナコ
イル106から空気圧センサ50に向けて投射された電
磁波に対する空気圧センサ50からのエコー信号の周波
数が変化し、タイヤの内圧異常が検知される。
【0032】このエコー信号の周波数の変化について、
図3を用いて説明する。車体側に設けた送受信回路から
電磁波をコイル78に向けて送信すると、共振周波数の
エコー信号が発生する。一方、圧力スイッチ70は、タ
イヤの空気圧が所定値以上の正常圧の場合には常時オン
状態にあり、タイヤの内圧が所定圧未満に低下するとオ
ン状態からオフ状態に切り替わる。従って、タイヤが正
常圧の場合、f1 =1/[2π{L(C1 +C2 )}
1/2 ]で規定される周波数のエコー信号が発生し、タイ
ヤの空気圧が低下した場合、f2 =1/{2π(L
1 1/ 2 }で規定される周波数のエコー信号が発生す
る。このエコー信号は車体側の送受信回路で受信され、
周波数解析処理が行われ、エコー信号の周波数変化に基
づいて正常圧か低圧かが検知される。これら回路素子の
値及びエコー信号周波数は、一例として次のように設定
することができる。即ちL=330μH、C1 =100
0pF、C2 =2200pF、f1 ≒155kHz、f
2 ≒277kHzである。
【0033】なお、上記では周波数解析方式の共振回路
を用いた例について説明したが、コンデンサ74bを抵
抗に変えて図4に示す振幅減衰解析方式の共振回路を用
いてもよい。
【0034】この振幅減衰解析方式用の共振回路は、イ
ンダクタンスがLの送受信コイル78と容量がCのコン
デンサ74aとの並列接続回路に抵抗R及び圧力スイッ
チ70の直列接続回路を並列に接続して構成する。タイ
ヤが正常圧の場合には圧力スイッチ70は常時オン状態
にあり、エコー信号は振幅減衰する波形の信号となる。
一方、タイヤの内圧が所定圧未満に低下すると、圧力ス
イッチ70がオフ状態に切り替わり、振幅が時間減衰し
ないエコー信号が発生する。このエコー信号は、車体側
の送受信回路で受信され、信号処理され、受信したエコ
ー信号の振幅が減衰するか否を以て正常圧か低圧かが検
出される。これら回路素子の値及びエコー信号周波数
は、一例として次のように設定することができる。即
ち、L=330μH、C=3300pF、R=1.5k
Ω、f≒152kHzである。
【0035】本発明の実施例に係る空気圧センサ50
は、タイヤの空気圧を感知する圧力スイッチ70の接点
ねじ68を空気圧センサ50の回路を構成するプリント
基板72に直接固定してプリント配線に半田付けされて
いる。このため接点ねじ68とプリント基板72との間
のリード線を排除することができ、接続不良等の故障の
発生を防止でき、センサの信頼性の向上を図ることがで
きる。また、リード線の排除により、圧力スイッチ70
とプリント基板72との距離を短くでき、センサ全体を
小型化することができる。この小型化において、本実施
例の空気圧センサ50では、接点としてねじを用いてい
るので、性能の低下がない。即ち、本実施例では、接点
ねじ68を用いているので、組立時に作動圧(接点70
a、70bが離れる圧力)を微調整することが可能とな
っている。このような調整機能を有していないものは、
加工精度や組立精度等の製作精度を上げねばならず、こ
のことがセンサの大型化及びコストアップの要因となっ
ている。しかし、本空気圧センサ50は、接点ねじ68
を用いているので製作誤差を許容でき、小型化が可能
で、かつ、小型化しても性能の低下がない。また、セン
サ内に接点ねじ68とプリント基板72との位置決め用
ガイドがそれぞれ設けられているので(ねじ案内64、
ガイド58c)、簡単に精度よく接点ねじ68とプリン
ト基板72の位置を決めることができる。なお、本実施
例の空気圧センサ50では、各部品の半田付け、ろう付
け、Oリング、カップガスケット等により密封するた
め、空気圧センサ50の全体を樹脂で充填して密封を行
う場合に比べて、センサの軽量化、樹脂の熱膨張・収縮
による接続不良やハウジングからのはずれ防止、コスト
の低減を図ることができる。
【0036】次の本発明の第二実施例を図5から図8に
基づいて説明する。図5に示すように、本発明の第二実
施例に係る空気圧センサ120は、センサカバー122
及びセンサハウジング124を備えている。センサカバ
ー122は有底円筒状とされ、閉端部122Aの略中央
部には、空気圧センサ120をタイヤの空気室と連通さ
せるための連通路122Bが穿設されている。また、こ
のセンサカバー122の閉端部122A側には、半径方
向に延出する延出部122Cが形成されている。
【0037】センサハウジング124は、閉端部124
Aを有する略有底円筒状とされ、開口側には、略ドーナ
ツ状の切欠き124Bが形成されていて、この切欠き1
24B内にセンサカバー122の延出部122Cが配置
され、固着されて、略円筒状のセンサケース126を形
成すると共に、このセンサケース126の内部を密封し
ている。また、このセンサケース126の外周には空気
圧センサ120がタイヤ100(図2)のリム102に
取り付けられた場合に、タイヤ内を密封するためのOリ
ング127が配置されている。
【0038】センサカバー122内には、リン青銅のよ
うな金属等の導電性の材料で形成された可動電極128
が収容されている。この可動電極は、内外の圧力差によ
って伸縮可能な蛇腹状のベローズ130と、このベロー
ズ130の一端に電子ビーム等で溶接されたダイヤフラ
ム132とで構成されており、センサカバー122の開
口側に配置されたスイッチハウジング134にベローズ
130の他端が電子ビーム溶接等で固定され、電気的に
接続されている。また、このスイッチハウジング134
へベローズ130が溶接されることにより、可動電極1
28及びスイッチハウジング134で形成される空間が
密封されている。
【0039】スイッチハウジング134は、ステンレス
のような金属等の導電性の材料で形成され、略円盤状と
されている。このスイッチハウジング134には、略円
筒状の突出部134Aが同軸的に形成されており、この
突出部134Aが可動電極128内に収容されている。
また、このスイッチハウジング134には、突出部13
4Aの凹部134Bと略同一径を有する貫通孔134C
が同軸的に穿設されていて、突出部134Aの凹部13
4Bと連続している。突出部134Aの凹部134B内
には、ゴム等の絶縁材料で形成された略円筒状の絶縁部
140が圧入されており、またこの絶縁部140内に
は、金属等の導電材で形成され、内部に雌ネジ構造を有
するねじ構造部である略円筒状のガイド136が圧入さ
れて同軸的に配置されている。このガイド136には、
金属等の導電性の材料で形成され、かつ外周に雄ネジ構
造を有する接点ねじ138がねじ込まれている。また、
貫通孔134C及び接点ねじ138の間に樹脂等の充填
材144が充填されている。
【0040】上記のスイッチハウジング134は、可動
電極128と共に調整室137を形成しており、また、
センサカバー122、可動電極128及びスイッチハウ
ジング134の一部とで気密室129が形成されてい
る。調整室137の内圧は、通常はセンサカバー122
の連通路122Bを介してタイヤの空気室と連通して、
タイヤの内圧と同一の圧力に保たれている気密室129
の内圧よりも低く設定されている。また、接点ねじ13
8は、タイヤの内圧が所定値以上である場合には接点ね
じ138方向(矢印A方向)の力を受ける可動電極12
8と接触し、且つタイヤの内圧が所定値未満となった場
合には、タイヤの内圧低下に伴う気密室129の内圧の
低下による可動電極128のダイヤフラム132の反矢
印A方向への移動により、可動電極128と非接触状態
になるように、位置決めされている。
【0041】また、スイッチハウジング134の突出部
134Aが形成された側と反対側には、略円筒状の支持
部134Dが同軸的に形成されており、この支持部13
4Dの外周面及びセンサハウジング124の内周面の間
に、ドーナツ状のOリング146が配置されて、気密室
129を密封している。
【0042】スイッチハウジング134の支持部134
Dの開口側には、円盤状のプリント基板150が配置さ
れている。図6(A)は、このプリント基板150をセ
ンサカバー122側から見た図であり、図5は図6
(A)のI−I線断面図である。図6(A)に示すよう
に、このプリント基板150の略中央部及び周縁部側に
は、それぞれ貫通孔150A、150Bが形成されてお
り、図5に示すように、これらの貫通孔150A、15
0B内には、回路基板の導体の一部を構成し、かつ導電
材で構成された略円筒状のソケット152、154がそ
れぞれ固定されている。ソケット152内には接点ねじ
138の他端が差し込まれており、これによりソケット
152及び接点ねじ138が接触するようになってい
る。また、ソケット154内には、スイッチハウジング
134の貫通孔150Bと対向する位置に形成された有
底孔134Eに一端が挿入され、スイッチハウジング1
34と電気的に接続された導電性の材料で形成された略
棒状の接地用ピン156の他端が差し込まれており、こ
れによりソケット154及び接地用ピン156が接触す
るようになっている。
【0043】また、図6(A)に示すように、プリント
基板150の対向する位置には、コイルボビン用の貫通
孔150C、150Dが形成されている。これら貫通孔
150C及び150D内に、図5に示すように、フェラ
イト等の磁性体で構成されたコイルボビン158の対向
する位置に形成された脚部158A、158Bが、セン
サハウジング124側から挿入されて、固定されてい
る。即ち、コイルボビン158は脚部158A、158
Bを介してプリント基板150上に固定されて、プリン
ト基板150及びセンサハウジング124の間に形成さ
れる空間に収容されている。このコイルボビン158に
は、車体側に固定されている送受信回路から送信される
電磁波を受信しエコー信号を発生する送受信用コイル1
60が巻装されている。
【0044】また、プリント基板150のセンサカバ−
122側の面の対向する位置には、図6(A)に示すよ
うに、第一実施例のコンデンサ74a、74bとそれぞ
れ同様の構成の2つのコンデンサ162A、162Bが
固定されて、半田付けされている。
【0045】さらに、プリント基板150のセンサカバ
ー122側の面には、導体150E、150F、150
Gが印刷されており、導体150Eは、貫通孔150A
を囲んで、貫通孔150A内に固定されたソケット15
2(図5)とコンデンサ162Aとを電気的に接続して
いる。また、導体150Fは、貫通孔150Dを囲ん
で、貫通孔150D内に固定されたコイルボビン158
の脚部158Bとコンデンサ162A、162Bとを電
気的に接続している。さらに、導体150Gは、貫通孔
150B、150Cを囲んで、貫通孔150B内に固定
されたソケット154(図5)と、貫通孔150C内に
固定されたコイルボビン158の脚部158Aと、コン
デンサ162Bとを電気的に接続している。また、図6
(B)はプリント基板150をセンサハウジング124
側から見た図であり、図6(B)に示すように、導体1
50Hは貫通孔150B及び150Cを囲んで、貫通孔
150B内に固定されたソケット154(図5)と、貫
通孔150C内に固定されたコイルボビン158の脚部
158Aとを電気的に接続している。さらに、このプリ
ント基板150のセンサハウジング124側の面には、
貫通孔150Aを囲む導体150Iと、貫通孔150D
を囲み、この貫通孔150D内に固定されたコイルボビ
ン158の脚部158Bと接触している導体150Jと
がそれぞれ印刷されている。
【0046】また、コイル160の端部は、コイルボビ
ン158の脚部158A側、158B側にそれぞれ形成
された貫通孔158C、158Dを通って、導体150
H、150Jとそれぞれ半田付けされ、電気的に接続さ
れている。
【0047】以上より、図3に示す回路が構成されてい
る。即ち、図6(A)及び(B)に示すように、コンデ
ンサ162Bは、導体150Fと貫通孔150Dに固定
されたコイルボビン158の脚部158Bと導体150
Jとを介してコイル160(図5)の一端と電気的に接
続されており、また、このコンデンサ162Bは、導体
150Gと貫通孔150Cに固定されたコイルボビン1
58の脚部158Aと導体150Hとを介してコイル1
60(図5)の他端と電気的に接続されている。コンデ
ンサ162Aは、導体150Fと貫通孔150Dに固定
されたコイルボビン158の脚部158Bと導体150
Jとを介してコイル160(図5)の一端及びコンデン
サ162Bと電気的に接続されており、また、このコン
デンサ162Aは、導体150E、及び貫通孔150A
に固定されたソケット152(図5)を介して、図5に
示す接点ねじ138と接続されている。この接点ねじ1
38は、タイヤの内圧によって可動電極128と接触
し、又は非接触状態となる。即ち、接点ねじ138及び
可動電極128によって図3の圧力スイッチ70が形成
されている。また、図5に示すように、可動電極128
は、スイッチハウジング134、接地用ピン156、貫
通孔150Bに固定されたソケット154、図6の導体
150Gと貫通孔150Cに固定されたコイルボビン1
58の脚部158Aと導体150Hとを介してコイル1
60(図5)の他端及びコンデンサ162Bと電気的に
接続されている。
【0048】なお、図5に示すように、コイルボビン1
58の外側に、アンテナコイル106(図2)とコイル
160との間の空間に電磁結合を補助するための円筒状
のフェライトコア164を配置してもよい。
【0049】以上のような構成の空気圧センサ120
は、例えば、次のように製造することができる。即ち、
図7に示すように、ガイド136を絶縁部140に圧入
し、これらのガイド136及び絶縁部140をスイッチ
ハウジング134の凹部134B内に圧入する。次い
で、スイッチハウジング134に可動電極128を電子
ビーム溶接し、ガイド136に接点ねじ138をねじ込
んで接点ねじ138をスイッチハウジング134に固定
する。このとき、タイヤの内圧が所定値以上でこの接点
ねじ138及び可動電極128が接触し、且つタイヤの
内圧が所定値未満となった場合に、接点ねじ138及び
可動電極128が非接触状態になるように接点ねじ13
8を位置決めする。次いで、接地用ピン156をスイッ
チハウジング134に挿入して、図5に示すように貫通
孔134Cと接点ねじ138との間を充填材144で充
填する。
【0050】一方、図6に示すように、ソケット15
2、154等が固定されたプリント基板150の導体1
50E、150Fにコンデンサ162Aを、導体150
F、150Gにコンデンサ162Bをそれぞれ半田付け
し、また、コイル160が巻装されたコイルボビン15
8(図5)をプリント基板150に固定し、コイル16
0の端部とプリント基板150の導体150H、150
Jとを半田付けする。このとき、フェライトコア164
をプリント基板150上に配置してもよい。
【0051】次に、図5に示すように、接点ねじ138
の他端、接地用ピン156の他端をソケット152、1
54内に、それぞれ差し込んで、接点ねじ138及び接
地用ピン156をプリント基板150のコイル160が
接続された側と反対側の面で導体150E、150G、
150H、150Iに電気的に接続する。その後、セン
サハウジング124を開口部を上に向け、回路空間が満
たされる程度のシリコンを入れて、センサハウジング1
24の内周にOリング146を配置する。コイル160
がセンサハウジング124の開口側と反対側に配置され
るように、これらのコイル160等をセンサハウジング
124内に収容する。最後に、センサカバー122を被
せて、センサカバー122の延出部122Cとセンサハ
ウジング124の切欠き124Bを超音波溶着して密封
し、センサハウジング124の外周にOリング127を
配置させれば図5に示す空気圧センサ120となる。
【0052】次に本実施例の作用を説明する。図5に示
されるように、気密室129の内圧は、この気密室12
9がセンサカバー122に設けられた連通孔122Bを
介してタイヤの空気室と連通しているため、タイヤの内
圧と同一の圧力に保たれており、タイヤの内圧が正常値
である場合は、調整室137の内圧よりも高くなってい
る。また、接点ねじ138は気密室129の内圧が所定
値以上の場合に可動電極128と接触し、タイヤの内圧
の低下に伴い気密室129の内圧が所定値未満となった
場合には、可動電極128と非接触状態になるように位
置決めされている。
【0053】従って、タイヤが正常圧であるときは、気
密室129の内圧が調整室137の内圧よりも高いた
め、可動電極128は接点ねじ138方向(矢印A方
向)の力を受けて、接点ねじ138と接触しており、図
3の圧力スイッチ70はオン状態とされる。
【0054】また、タイヤの内圧が所定値未満となった
ときは、タイヤの内圧の低下に伴い気密室129の内圧
も低下し、これにより可動電極128のダイヤフラム1
30は反矢印A方向へ移動する(図5図示状態)。この
結果、接点ねじ138と可動電極128とが非接触状態
となり、図3の圧力スイッチ70はオフ状態となる。
【0055】この圧力スイッチ70の切替えにより、第
1実施例と同様に、車体側に取付けられたタイヤ内圧警
報装置の送受信回路から空気圧センサ120に向けて投
射された電磁波に対する空気圧センサ120からのエコ
ー信号の周波数が変化し、タイヤの内圧異常が検知され
る。
【0056】この空気圧センサ120について、図8に
示す性能試験を行った。この性能試験では、固定された
アンテナコイル106と、図示しないガイドに沿って横
方向に移動可能な取付板170に取付けられた空気圧セ
ンサ120を使用しており、空気圧センサ120とアン
テナコイル106とのクリアランスと空気圧センサ12
0のコイル突出量とを変化させて、検知幅を測定してい
る。ここで、クリアランスとは、取付板170の移動方
向と直交する方向における空気圧センサ120及びアン
テナコイル106の間の距離(図8のD)をいい、コイ
ル突出量とは、空気圧センサ120が取付板170から
アンテナコイル106側へ突出している長さ(図8の
E)をいう。また検知幅は、空気圧センサ120とアン
テナコイル106との間で信号の送受信が可能な領域の
幅(図8のF)をいう。空気圧センサ120とアンテナ
コイル106との間の信号の送受信には、一定の時間が
必要であるため、検知幅が大きい程、空気圧センサ12
0を高速で使用することができ、空気圧センサ120の
性能が良いと判定する。この性能試験は、フェライトコ
アを有している場合と、フェライトコアを有していない
場合について行っており、試験結果は図9から図11に
示されている。なお、単位はいずれもmmである。
【0057】図9では、クリアランスが小さい程検知幅
が大きいことが示されている。また、図10及び図11
では、それぞれクリアランスが約2mm、約4mmのと
きに検知幅が最大になることが示されている。また、図
9ではクリアランスが7mm以下、図10ではクリアラ
ンスが10mm以下、図11ではクリアランスが13m
m以下の場合、フェライトコアを有しない空気圧センサ
の方が検知幅が大きく、性能が良いことが示されてい
る。従って、上記の試験条件では、フェライトコアを有
しない空気圧センサをクリアランス約7mm以下で使用
することが好ましい。また、図9から図11の比較で
は、コイル突出量が大きい程検知幅が大きく空気圧セン
サの性能が良いことがわかる。
【0058】以上のように第2実施例に係る空気圧セン
サ120では、第1実施例と同様に接点ねじ138及び
接地用ピン156をプリント基板150に差し込むだけ
で、図3に示される回路を容易に完成させることができ
る。即ち、接点ねじ138とプリント基板150との間
のリード線を排除することができ、リード線の接続不良
等による故障の発生を防止できる。また、このリード線
の排除により圧力スイッチ70(図3)とプリント基板
150との距離を短くでき、空気圧センサ全体を小型化
及び軽量化することができる。
【0059】また、接点ねじ等の電子部品を全て組み立
てた後、これらを、センサカバー122又はセンサハウ
ジング124内に収容して、次いでセンサケース126
を形成することにより、空気圧センサ120を簡単に製
造することができる。また、圧力センサ120内に接点
ねじ138の位置決め用のガイド136が設けられてお
り、このガイド136に接点ねじ138をねじ込むこと
により容易に接点ねじ138を位置決めできる。即ち、
接点ねじ138が圧力調整と通電接点とを兼ねているた
め、気密室129の内圧の変化による接点ねじ138と
可動電極128との接触状態を容易に調整することがで
きる。従って、加工精度や組み立て精度等の製作精度を
上げることなく、空気圧センサの信頼性を向上させるこ
とができる。
【0060】さらに、空気圧センサ120の製造途中
で、接点ねじ138及び可動電極128が正常に作動で
きるか否かを確認できるため、歩留りを向上させること
ができる。また、センサカバー122の延出部122C
及びセンサハウジング124の切欠き124Bを接続す
ることにより、センサケース126を完成することがで
きるため、接続部分が少なく、エアーの漏れを起こしに
くい。従って、空気圧センサ120の全体を樹脂で密閉
する必要がなく、空気圧センサの軽量化、樹脂の熱膨張
・収縮による接続不良やハウジングからのはずれ防止、
コストの低減を図ることができる。
【0061】上記の第2実施例では、2つのコンデンサ
を有する空気圧センサを例にとって説明しているが、一
方のコンデンサを抵抗に置き換えて図4に示す回路を構
成するようにしてもよい。
【0062】また、上記第1実施例及び第2実施例で
は、固定電極として接点ねじを使用しているが、固定電
極は回路基板に直接接続でき、かつ位置決めが容易な構
成であればよく、接点ねじに限定されるものではない。
【0063】さらに、上記第1実施例及び第2実施例で
は、タイヤの内圧が低下すると接点ねじとダイヤフラム
又は可動電極とが非接触状態となる空気圧センサを例に
とって説明したが、タイヤの内圧が低下すると接点ねじ
とダイヤフラム又は可動電極とが接触する空気圧センサ
にも、本発明を適用することができる。
【0064】なお、上記第1実施例及び第2実施例では
フェライトコアを有する場合を例にとって説明したが、
空気圧センサが実際にタイヤに取付けられるときの空気
圧センサとアンテナコイルとのクリアランス及び空気圧
センサのコイル突出量によって、フェライトコアを有し
ている場合よりもフェライトコアを有していない場合の
方が検知幅が大きいときには、フェライトコアを省略す
ることができる。
【0065】また、接点ねじ68、138、ダイヤフラ
ム62、可動電極128、スイッチハウジング58、1
34、接地用ピン76、156は、ステンレス、リン青
銅以外の金属又は有機若しくは無機の導電性の材料で構
成されていてもよい。また、セラミック66は他の有機
又は無機絶縁材料で置換してもよい。さらに、絶縁部1
40等の絶縁体は、セラミック、ガラス等の無機絶縁材
料、又はプラスチック、ゴム等の有機絶縁材料で構成す
ることができる。また、コイルボビン80、158及び
フェライトコア84、164は、フェライト以外の磁性
体で構成されたものと置換することができる。
【0066】
【発明の効果】請求項1記載のタイヤ用空気圧センサは
上記構成としたため、固定電極と回路基板との間のリー
ド線が排除されると共に部品点数が減少されて、センサ
の信頼性の向上、センサの小型化、及びコストの低減を
図ることができるという優れた効果を有する。
【0067】請求項2記載のタイヤ用空気圧センサは上
記構成としたため、固定電極と回路基板との間のリード
線が排除されると共に部品点数が減少されて、センサの
信頼性の向上、センサの小型化、及びコストの低減を図
ることができるという優れた効果を有する。
【0068】請求項3記載のタイヤ用空気圧センサは上
記構成としたため、固定電極と回路基板との間のリード
線が排除されると共に部品点数が減少されて、センサの
信頼性の向上、センサの小型化、及びコストの低減を図
ることができるという優れた効果を有する。
【0069】請求項4記載のタイヤ用空気圧センサは上
記構成としたため、固定電極と可動電極との接触又は非
接触状態を簡単に調節することができる。
【0070】請求項5記載のタイヤ用空気圧センサの製
造方法は、タイヤ用空気圧センサを容易に製造でき、リ
ード線の接続不良等による故障の発生を防止でき、ま
た、固定電極と可動電極との接触状態を調節するための
固定電極の位置決め工程を有しており、タイヤ用空気圧
センサの完成前に、タイヤ用空気圧センサが正常に作動
するか否かを確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るタイヤ用空気圧セン
サの断面図である。
【図2】本発明の第1実施例に係るタイヤ用空気圧セン
サを車体に取付たときの概略断面図である。
【図3】周波数解析方式に使用される本発明の実施例に
係る空気圧センサにより構成される共辰回路を示す回路
図である。
【図4】振幅減衰解析方式に使用される本発明の実施例
に係る空気圧センサにより構成される共辰回路を示す回
路図である。
【図5】本発明の第2実施例に係るタイヤ用空気圧セン
サの断面図である。
【図6】(A)は本発明の第2実施例に係るタイヤ用空
気圧センサのプリント基板をセンサカバー側から見た図
であり、(B)はこのプリント基板をセンサハウジング
側から見た図である。
【図7】本発明の第2実施例に係るタイヤ用空気圧セン
サの概略分解斜視図である。
【図8】本発明の第2実施例に係るタイヤ用空気圧セン
サの性能試験の概略図である。
【図9】本発明の第2実施例に係るタイヤ用空気圧セン
サの性能試験の結果を示すグラフである。
【図10】本発明の第2実施例に係るタイヤ用空気圧セ
ンサの性能試験の結果を示すグラフである。
【図11】本発明の第2実施例に係るタイヤ用空気圧セ
ンサの性能試験の結果を示すグラフである。
【図12】従来例を示す概略断面図である。
【符号の説明】
50 タイヤ用空気圧センサ 62 ダイヤフラム(可動電極) 68 接点ねじ(固定電極) 72 プリント基板 78 送受信用コイル 120 タイヤ用空気圧センサ 122 センサカバー 124 センサハウジング 128 可動電極 138 接点ねじ(固定電極) 150 プリント基板 160 コイル

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回路基板と、該回路基板に固定された固
    定電極と、タイヤの内圧が所定値以上のときに該固定電
    極と接触し、かつタイヤの内圧が所定値未満となったと
    きに移動して該固定電極と非接触状態になる可動電極
    と、該回路基板の該固定電極固定側と反対側に固定さ
    れ、車体側に該固定電極と該可動電極との接触の有無を
    伝送するためのコイルとを備えるタイヤ用空気圧セン
    サ。
  2. 【請求項2】 導体を有する回路基板と、 該導体に直接電気的に接続された固定電極と、 該導体に直接電気的に接続されたコイルを備えた共振回
    路と、 タイヤの内圧変化によって該固定電極と接触状態又は非
    接触状態になり、該共振回路の共振周波数を変化させる
    可動電極と、 を備えるタイヤ用空気圧センサ。
  3. 【請求項3】 導体を有する回路基板と、 該導体に直接電気的に接続された固定電極と、 該導体に直接電気的に接続されたコイルを備えた共振回
    路と、 タイヤの内圧が所定値以上のときに該固定電極と接触
    し、かつタイヤの内圧が所定値未満となったときに移動
    して該固定電極と非接触状態になり、該共振回路の共振
    周波数を変化させる可動電極と、 を備えるタイヤ用空気圧センサ。
  4. 【請求項4】 前記可動電極が移動可能に取付けられ、
    かつ雌ねじ構造部が取付けられたスイッチハウジングを
    備え、前記固定電極が雄ねじ構造を有し、該雌ねじ構造
    部に該固定電極が螺合されて、該固定電極が前記回路基
    板の導体と電気的に接続されていることを特徴とする請
    求項2又は3記載のタイヤ用空気圧センサ。
  5. 【請求項5】 (a) 伸縮可能な可動電極を、雌ねじ構造
    部が取付けられたスイッチハウジングに固定した後、雄
    ねじ構造を有する固定電極を該雌ねじ構造部に螺合し
    て、該固定電極の一端を該可動電極と該スイッチハウジ
    ングとで形成される空間に配置させ、タイヤの内圧が所
    定値以上のときに該固定電極と該可動電極とが接触し、
    かつタイヤの内圧が所定値未満となったときに該固定電
    極と該可動電極とが非接触状態になるように該固定電極
    を位置決めする工程と、(b) 該固定電極と該可動電極の
    接触の有無により共振周波数が変化する共振回路を構成
    するコイルが直接電気的に接続された回路基板の導体
    に、該固定電極を直接電気的に接続する工程と、(c) 収
    容部を有する第1ハウジングに、該可動電極と該固定電
    極と該スイッチハウジングと該回路基板と該コイルとの
    少なくとも一部を収容した後、該第1ハウジングに該第
    1ハウジングと共にセンサ収容空間を形成する第2ハウ
    ジングを組み合わせて、該第1ハウジングと該第2ハウ
    ジングとを固定する工程と、を備えることを特徴とする
    タイヤ用空気圧センサの製造方法。
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