JPH0886654A - 構造物計測用ターゲット治具 - Google Patents

構造物計測用ターゲット治具

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JPH0886654A
JPH0886654A JP22069394A JP22069394A JPH0886654A JP H0886654 A JPH0886654 A JP H0886654A JP 22069394 A JP22069394 A JP 22069394A JP 22069394 A JP22069394 A JP 22069394A JP H0886654 A JPH0886654 A JP H0886654A
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保雄 焼野
Yoshikazu Wakizaka
義数 脇坂
Hiroki Kawahira
宏樹 川平
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ターゲットシールの無駄をなくし、設置作業
の作業性を向上させ、計測データの精度や再現性の高い
構造物計測用ターゲット治具を提供する。 【構成】 軸部と、軸部の一端に形成されたおねじ部
と、軸部の他端にターゲット貼付面が形成された張出部
とからなる治具本体4と、テーパ状の外壁面のテーパ部
を有し、内部に治具本体4が挿入される筒状の固定部材
5と、治具本体4のおねじ部に螺着され、治具本体4上
を移動することにより固定部材5を治具本体4上で移動
させる締め付けねじ6と、治具本体4の軸線と自身の中
心が一致するようにターゲット貼付面に貼付されたター
ゲットシール7とを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、構造物を被計測物とし
てその構成部材に設けられた孔の中心位置を三角測量方
式等の非接触式計測装置で計測する際に、被計測物に装
着して計測位置の目印とするための構造物計測用ターゲ
ット治具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、橋梁、水門等の構造物は、工場
で製作された複数のブロックを現場で連結して構築する
ものである。そこで、これらブロックの連結前にボルト
孔等の位置の計測を行なうために、ブロックから離れた
場所にCCDカメラやセオドライトを用いた三角測量式
の計測装置を設置し、ボルト孔の中心点の座標を計測す
ることが行なわれていた。
【0003】従来、この種の三角測量式の計測を行なう
際には、ブロックから離れた位置からでも視準しやすい
ようにブロック表面にターゲットを設置していた。その
場合、図9に示すように、ブロック表面に孔2の中心線
をけがいた後、作業者の手作業によりターゲットシール
1の基準線a−a、b−bをけがき線c−c、d−dに
合わせ、孔2を塞ぐようにターゲットシール1をブロッ
クに貼り付け、このターゲットシールを目印として計測
を行なっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ターゲットシールの貼付においては、ターゲットシール
を使い捨てとしていたため、ブロック全体では多数のタ
ーゲットシールが無駄になっていた。すなわち、ターゲ
ットシールは裏面が粘着面となっておりこの粘着面をブ
ロック表面に貼り付けているため、粘着力の低下、シー
ルの損傷等のために多数回の繰り返し使用には耐え得る
ものではなかった。また、ターゲットシールをブロック
に貼り付ける際にけがき線にターゲットシールの基準線
を正確に合わせることが難しいため、貼付作業に多くの
時間や手間を要するとともに、同じ計測点でもターゲッ
トシールを貼付する度に貼付位置が微妙にずれたり、作
業者によって貼付位置が若干変わったりすることが充分
考えられ、計測データの精度や再現性が低下するという
問題があった。
【0005】本発明は、前記の事情に鑑みてなされたも
のであって、ターゲットシールの無駄をなくし、かつ、
作業に要する時間や手間を低減するとともに、これに基
づいて座標計測を行なう際の計測データの精度や再現性
を高いものとする構造物計測用ターゲット治具を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、請求項1記載の構造物計測用ターゲット治具は、
構造物を被計測物としてその構成部材に設けられた孔の
中心の位置を被計測物から離れた場所において前記孔の
側方から三角測量方式等の非接触式計測装置で計測する
際に、計測点の目印とするためのターゲットシールを被
計測物に設置するための治具であって、前記被計測物の
計測孔の孔径より小さい径の軸部と、該軸部の一端に形
成されたおねじ部と、該軸部の他端側に位置し、該軸部
の軸線に対して垂直な方向を向くターゲット貼付面が形
成された張出部とからなる治具本体と、外壁が前記計測
孔の孔径より小さい寸法から計測孔の孔径より大きい寸
法までのテーパ状とされたテーパ部を有し、内部に前記
治具本体が挿通されて治具本体と同軸状態となる筒状の
固定部材と、前記治具本体のおねじ部に螺着され、該治
具本体上を移動することにより前記固定部材を治具本体
上で移動させるめねじ部材と、前記治具本体の軸線上に
自身の中心が位置するように該治具本体のターゲット貼
付面に貼付されたターゲットシールと、を有することを
特徴とするものである。
【0007】また、請求項2記載の構造物計測用ターゲ
ット治具は、構造物を被計測物としてその構成部材に設
けられた孔の中心の位置を被計測物から離れた場所にお
いて前記孔の側方から三角測量方式等の非接触式計測装
置で計測する際に、計測点の目印とするためのターゲッ
トシールを被計測物に設置するための治具であって、前
記被計測物の計測孔の孔径より小さい径の軸部と、該軸
部の一端に位置し、自身の軸線に対して垂直な方向を向
くターゲット貼付面が形成された張出部とからなる治具
本体と、該治具本体の外周を等分する位置に設置され、
該治具本体が前記計測孔の内部に挿入されたときに各々
が該計測孔の内壁を同一の圧力で押圧する複数の弾性部
材と、前記治具本体の軸線上に自身の中心が位置するよ
うに該治具本体のターゲット貼付面に貼付されたターゲ
ットシールと、を有することを特徴とするものである。
【0008】また、請求項3記載の構造物計測用ターゲ
ット治具は、構造物を被計測物としてその構成部材に設
けられた孔の中心の位置を被計測物から離れた場所にお
いて前記孔の正面側から三角測量方式等の非接触式計測
装置で計測する際に、計測点の目印とするためのターゲ
ットシールを被計測物に設置するための治具であって、
前記被計測物の計測孔の孔径より小さい寸法内でその外
壁面がテーパ状とされたテーパ部と、該テーパ部の一端
に形成されたおねじ部と、該テーパ部の他端に自身の軸
線方向を向くターゲット貼付面が設けられた張出部とか
らなり、前記おねじ部とテーパ部を合わせた長さが前記
計測孔を貫通する寸法とされた治具本体と、該治具本体
が内部に挿通されて該治具本体と同軸状態とされるとと
もに内壁面が前記治具本体のテーパ部と一致するテーパ
形状とされ、外径が前記計測孔の孔径より小さい寸法か
ら孔の孔径より大きい寸法の範囲まで拡径可能とされた
筒状の固定部材と、前記治具本体のおねじ部に螺着さ
れ、該治具本体上を移動することにより前記固定部材を
該治具本体上で移動させるめねじ部材と、前記治具本体
の軸心と自身の中心が一致するように該治具本体のター
ゲット貼付面に貼付されたターゲットシールと、を有す
ることを特徴とするものである。
【0009】
【作用】請求項1記載の構造物計測用ターゲット治具に
よれば、この治具を被計測物の孔に装着することによ
り、治具に貼付されたターゲットシールを被計測物にお
ける孔の中心位置の計測作業を行なう際の目印とするこ
とができる。すなわち、被計測物の計測孔に対して計測
を行なう表面側から治具本体を挿入し、裏面側から治具
本体に固定部材、めねじ部材を順次取り付け、めねじ部
材を表面側に向けて移動させるとそれに伴って固定部材
も移動し、計測孔の孔径に対して固定部材のテーパ部の
径が一致する位置でこれら固定部材、めねじ部材が被計
測物に固定される。この固定された状態において計測孔
の軸線と固定部材の軸線が一致し、さらに、それと同軸
状の治具本体の軸線が一致するが、一方、ターゲットシ
ールの中心は治具本体の軸線上にあるため、ターゲット
シールの中心は計測孔の軸線上に位置することになり、
かつ、ターゲットシールの表面は計測孔の軸線と垂直な
方向を向いた状態となる。
【0010】また、請求項2記載の構造物計測用ターゲ
ット治具によれば、この治具を被計測物の孔に装着する
ことにより、治具に貼付されたターゲットシールを被計
測物における孔の中心位置の計測作業を行なう際の目印
とすることができる。すなわち、被計測物の計測孔に対
して計測を行なう表面側から治具本体を挿入すると、治
具本体の外周を等分する位置に設置された複数の弾性部
材の各々が計測孔の内壁を同一の圧力で押圧するため、
弾性部材により治具本体が被計測物に固定されるととも
に、治具本体は計測孔の中央に位置し治具本体の軸線が
計測孔の軸線と一致した状態となる。一方、ターゲット
シールの中心は治具本体の軸線上にあるため、ターゲッ
トシールの中心は計測孔の軸線上に位置することにな
り、かつ、ターゲットシールの表面は計測孔の軸線と垂
直な方向を向いた状態となる。
【0011】また、請求項3記載の構造物計測用ターゲ
ット治具によれば、この治具を被計測物の孔に装着する
ことにより、治具に貼付されたターゲットシールを被計
測物における孔の中心位置の計測作業を行なう際の目印
とすることができる。すなわち、被計測物の計測孔に対
して計測を行なう表面側から治具本体を挿入し、裏面側
から治具本体に固定部材、めねじ部材を順次取り付け、
めねじ部材を表面側に向けて移動させると、それに伴っ
て固定部材のテーパ状の内壁面が治具本体のテーパ部の
外壁面と摺動しつつ固定部材が移動し、その際、固定部
材が拡径して計測孔の内壁を押圧することでターゲット
治具全体が被計測物に固定される。この固定された状態
において計測孔の軸心と固定部材の軸心が一致し、さら
に、固定部材と同軸状の治具本体の軸心が一致するが、
一方、ターゲットシールの中心と治具本体の軸心が一致
しているため、ターゲットシールの中心は計測孔の軸心
と一致することになり、かつ、ターゲットシールの表面
は計測孔の軸線方向を向いた状態となる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例を図1ないし図
5を参照して説明する。なお、本実施例は請求項1に記
載した発明に対応するものであり、被計測物に設けられ
た計測孔の中心位置を孔と正対しない側方から計測する
際に使用するものである。図1および図2は本実施例の
構造物計測用ターゲット治具3を示す図であって、図中
符号4は治具本体、5は固定部材、6は締め付けねじ
(めねじ部材)、7はターゲットシールである。
【0013】図3(a)に示すように、治具本体4は軸
部8とおねじ部9と軸部8の一端に形成された張出部1
0とからなり、軸部8とおねじ部9を合わせた長さは設
置する被計測物の厚みより大きい寸法とされている。そ
して、張出部10と反対側の軸部8の一端におねじ部9
が形成されている。したがって、治具本体4を被計測物
の計測孔に挿入したときにはおねじ部9が計測孔の裏側
から突出するようになっている。また、図3(b)に示
すように、張出部10は軸部8に対して同軸状に形成さ
れた円板をほぼ半円状に切り欠いた形状をしており、半
円状の両端は斜め45°上方に向いた突部10a、10
aが形成されている。そして、図3(b)および(c)
に示すように、両突部10a、10a間の平坦面が治具
本体4の軸線と垂直な方向を向くターゲットシール貼付
面10bとなっており、この面に治具本体の軸線上にタ
ーゲットの中心が位置するようにターゲットシール7が
貼付されている。
【0014】また、図4に示すように、固定部材5は円
筒部5aとそれに連続するテーパ部5bとからなり、中
心には治具本体4が挿通されてこの固定部材5は治具本
体4上を移動自在となっている。円筒部5aの外径は計
測孔hの孔径Dより大きく、また、テーパ部5bの外径
は先端側D1 で計測孔hの孔径Dより小さく、円筒部5
aが連続する基端側D2 で計測孔hの孔径Dより大きく
なっている。したがって、固定部材5を被計測物の計測
孔hに挿入しようとすると、固定部材5はテーパ部5b
の途中で計測孔hの縁に当たって停止するようになって
いる。このように固定部材5の外壁面は計測孔hの縁と
当接するため磨耗を防止する必要があり、固定部材5は
焼入れが施されて高い硬度に製作されている。
【0015】また、図5に示すように、締め付けねじ6
は、固定部材5の後部で治具本体5のおねじ部9に螺着
されて治具本体4上を移動自在とされている。
【0016】上記構成のターゲット治具3を使用する際
には、被計測物の計測を行なう表面側から計測孔に治具
本体4を挿入し、ターゲットシール7を計測装置の方向
に向けるとともに、裏面側から治具本体4に対して固定
部材5、締め付けねじ6をこの順に取り付け、締め付け
ねじ6を締めるとそれに伴って固定部材5が表面側に前
進し、計測孔の孔径に対して固定部材5のテーパ部5b
の径が一致する位置でこれら治具本体4および固定部材
5が被計測物に対して固定される。この固定された状態
において計測孔の軸線と治具本体4の軸線とが一致する
が、ターゲットシール7の中心が治具本体4の軸線上に
あるため、ターゲットシール7の中心は計測孔の軸線上
に位置し、かつ、ターゲットシール7の表面は計測孔の
軸線と垂直な方向を向いた状態となる。このようにして
ターゲット治具3を被計測物に設置した後、セオドライ
ト等を用いた任意の非接触式計測装置でターゲットシー
ル7の中心点、すなわち計測孔の中心点の座標を計測す
る。
【0017】本実施例のターゲット治具3においては、
ターゲットシール7を貼付した治具本体4と固定部材
5、締め付けねじ6を着脱することによりターゲット治
具3が被計測物に対して着脱自在となっているので、被
計測物表面にターゲットシールを直接貼付しターゲット
シールを使い捨てていた従来の場合と異なり、何度でも
繰り返し使用することができ、無駄をなくすことができ
る。
【0018】また、被計測物の計測孔を治具本体4と固
定部材5とで挟み込んだ状態でこれらが締め付けねじ6
により被計測物に対して確実に固定されるようになって
いるので、従来のようにターゲットシールが剥がれ落ち
てしまう恐れがなく、被計測物の計測作業を支障なく行
なうことができる。
【0019】また、本実施例のターゲット治具3におい
ては、固定部材5の軸線、治具本体4の軸線、ターゲッ
トシール7の中心が全て一致する構成となっているの
で、ターゲット治具3を締め付けねじ6で被計測物に固
定したときに、固定部材5のテーパ部5bが計測孔の縁
に当接することで計測孔の軸線と固定部材5の軸線が一
致し、これにより計測孔の軸線とターゲットシール7の
中心が一致するようにターゲット治具3の位置決めが自
ずとなされる。したがって、作業者は、ターゲットシー
ル7が計測装置の方向を向くようにターゲット治具3を
固定しさえすればよいため、作業者が貼付位置に充分注
意しながらターゲットシールの貼付作業を行なっていた
従来の場合に比べて、ターゲット設置作業に要する時間
や手間を格段に低減し得て作業性の向上が図れるととも
に、作業者が変わったり取り付け、取り外しを重ねたと
きでもターゲット設置位置のばらつきが少なくなるた
め、計測データの精度や再現性を良好なものとすること
ができる。
【0020】さらに、このターゲット治具3は構成要素
として多くの部材を要せず小型、軽量とされているの
で、取り扱いがしやすいとともに壊れにくく、現場作業
に適したものとすることができる。さらに、本実施例で
は、被計測物と当接する固定部材5が焼入れにより高い
硬度に製作されているので、磨耗が少なく耐久性の高い
ものとすることができる。
【0021】また、治具本体4の張出部10はほぼ半円
状に大きく切り欠かれ、斜め45°上方に向いた突部1
0a、10a間のターゲットシール貼付面10bにター
ゲットシール7が貼付されているので、突部10a、1
0aによりターゲット治具3が安定して被計測物に固定
されるとともに、計測装置を設置する位置の自由度を高
くすることができ、広い範囲からの計測を可能とするこ
とができる。さらに、計測孔と対向しない被計測物の側
方からの計測が可能となるため、被計測物における計測
装置と正対する面、両側面の3面の計測が1箇所に固定
した計測装置で可能となり、計測作業の作業効率を高い
ものとすることができる。
【0022】なお、本実施例における治具本体4、固定
部材5、締め付けねじ6等の具体的な形状については、
本実施例に限ることなく適宜設計変更が可能である。
【0023】次に、本発明の第2の実施例を図6を参照
して説明する。なお、本実施例は請求項2に記載した発
明に対応するものであり、第1の実施例と同様、被計測
物に設けられた計測孔の中心位置を孔と正対しない側方
から計測する際に使用するものである。図6は本実施例
の構造物計測用ターゲット治具11を示す図であって、
図中符号12は治具本体、13はばね座金(弾性部
材)、14はターゲットシールである。
【0024】図6に示すように、治具本体12は軸部1
5と軸部15の一端に形成された張出部16とからなる
ものである。また、第1の実施例と同様、張出部16は
軸部15に対して同軸状に形成された円板をほぼ半円状
に切り欠いた形状をしており、半円状の両端は斜め45
°上方に向いた突部16a、16aが形成されている。
そして、両突部16a、16a間の平坦面が治具本体1
2の軸線と垂直な方向を向くターゲットシール貼付面1
6bとなっており、この面に治具本体12の軸線上にタ
ーゲットの中心が位置するようにターゲットシール14
が貼付されている。
【0025】また、治具本体12の軸部15側面には、
外周を等分する位置に複数(本実施例では3枚)の同一
のばね座金13、13が溶接により固定されている。各
ばね座金13は波型に形成されており、ばね座金13が
軸部15から最も外側に張り出した箇所においてばね座
金13を含む軸部15全体の径寸法は、被計測物の計測
孔の孔径より若干大きくなるように設定されている。し
たがって、軸部15の先端側から治具本体12を計測孔
に押し込めば、各ばね座金13が同様に弾性変形して各
々が同一の圧力で計測孔の内壁を押圧し、治具本体12
が計測孔の中央に固定されるようになっている。
【0026】上記構成のターゲット治具11を使用する
際には、ターゲットシール14が計測装置の方向に向く
ようにして被計測物の計測を行なう面側から計測孔に治
具本体12を押し込むと、複数のばね座金13、13の
各々が計測孔の内壁を同一の圧力で押圧するため、ばね
座金13により治具本体12が被計測物に固定されると
ともに、治具本体12の軸線が計測孔の軸線と一致した
状態となる。一方、ターゲットシール14の中心は治具
本体12の軸線上にあるため、ターゲットシール14の
中心は計測孔の軸線上に位置することになり、かつ、タ
ーゲットシール14の表面は計測孔の軸線と垂直な方向
を向いた状態となる。このようにしてターゲット治具1
1を被計測物に設置した後、セオドライト等を用いた任
意の非接触式計測装置でターゲットシールの中心点、す
なわち計測孔の中心の座標を計測する。
【0027】本実施例のターゲット治具11において
も、第1の実施例と全く同様、種々の利点を得ることが
できる。すなわち、ターゲットシール14を備えた治具
本体12が被計測物に対して着脱自在とされているの
で、ターゲットシールを使い捨てていた従来の場合と異
なり、何度でも繰り返し使用することができ、無駄をな
くすことができる。また、治具本体12が複数のばね座
金13、13によって固定されることにより、ターゲッ
ト治具11全体が被計測物に確実に固定されるようにな
っているので、ターゲットシールが剥がれ落ちてしまう
ような恐れがなく、被計測物の計測作業を支障なく行な
うことができる。
【0028】また特に、本実施例のターゲット治具11
では、治具本体12に対して外周を等分する位置に同一
のばね座金13がそれぞれ固定された構成となっている
ので、治具本体12を計測孔に挿入したときに、計測孔
の軸線と治具本体12の軸線が一致し、これにより計測
孔の軸線とターゲットシール14の中心が一致するよう
にターゲット治具11の位置決めが自ずとなされる。し
たがって、作業者は、ターゲットシール14が計測装置
の方向を向くようにターゲット治具11を挿入しさえす
ればよいため、従来の場合に比べて、ターゲット設置作
業に要する時間や手間を格段に低減し得るとともに、作
業者や場合によるターゲット設置位置のばらつきが少な
くなるため、計測データの精度や再現性を良好なものと
することができる。
【0029】さらに、このターゲット治具11の構成要
素は、ばね座金13が固定された治具本体12のみであ
り、小型、軽量とされているので、取り扱いがしやすい
とともに壊れにくく、現場作業に適したものとすること
ができる。特に本実施例では、被計測物の表面側から治
具本体12を挿入するのみで簡単に装着することができ
るので、ターゲット治具11の取り付けが高所作業とな
るような場合でも作業の安全性を高めることができる。
【0030】また、第1の実施例と同様、治具本体12
の張出部16が大きく切り欠かれ、突部16a、16a
間のターゲットシール貼付面16bにターゲットシール
14が貼付されているので、広い範囲からの計測を可能
とすることができるとともに、計測孔と対向しない被計
測物の側方からの計測が可能となるため、被計測物にお
ける計測装置と正対する面、両側面の3面の計測が1箇
所から可能となり、計測作業の作業効率を高いものとす
ることができる。
【0031】なお、本実施例においては、治具本体12
に固定され、計測孔の内壁を押圧する部材としてばね座
金13を用いたが、これに限ることなく、例えばゴム等
の弾性材料を用いた種々の形状の弾性部材を用いること
が可能である。ただし、いずれの場合でも、複数の弾性
部材の各々が計測孔の内壁を常に同一の押圧力で押圧し
得る特性を維持するものであることが必須である。ま
た、治具本体12の具体的な形状についても本実施例に
限らず適宜設計変更が可能である。
【0032】次に、本発明の第3の実施例を図7および
図8を参照して説明する。なお、本実施例は請求項3に
記載した発明に対応するものであり、被計測物に設けら
れた孔の中心位置を孔と正対する方向から計測する際に
使用するものである。図7は本実施例の構造物計測用タ
ーゲット治具17を示す図であって、図中符号18はタ
ーゲット棒(治具本体)、19はコレット(固定部
材)、20はちょうナット(めねじ部材)、21はター
ゲットシール、22は押えリングである。
【0033】図8(b)に示すように、ターゲット棒1
8は張出部23とテーパ部24とおねじ部25とからな
り、テーパ部24とおねじ部25を合わせた長さは設置
する被計測物の厚みより大きい寸法とされている。した
がって、ターゲット棒18を被計測物の計測孔に挿入し
たときにおねじ部25が計測孔の裏側から突出するよう
になっている。また、図8(a)および(b)に示すよ
うに、張出部23にはターゲット棒18の軸線に対して
同軸状に形成されたテーパ状の穴部23aが形成されて
おり、穴部23aの底面がターゲットシール貼付面23
bとなっている。そして、この面にターゲットシール2
1の中心とターゲット棒18の軸心とが一致するように
ターゲットシール21が貼付されている。また、テーパ
部24はその外壁面が計測孔の孔径より小さい寸法内で
テーパ状とされている。
【0034】図8(b)に示すように、コレット19
は、テーパ状の内壁面と、計測孔より若干小さい外径と
を有する円筒状の部材であって、内壁面のテーパ形状は
ターゲット棒18のテーパ部24外壁面のテーパ形状と
一致しており、ターゲット棒18のテーパ部24と密着
するようになっている。また、図7に示すように、コレ
ット19には、軸線方向の切り込み19aが形成されて
おり、内壁側から外方に向けて力が加えられたときに弾
性変形により若干寸法拡径し得るようになっている。
【0035】また、図8(b)に示すように、押えリン
グ22はターゲット棒18のおねじ部25が挿通し得る
中心孔22aを有する部材であり、ちょうナット20は
ターゲット棒18のおねじ部25と螺着するものであ
る。押えリング22は、コレット19とちょうナット2
0の間に介在することでちょうナット20を締めたとき
にちょうナット20の移動に伴ってコレット19をター
ゲット棒18の張出部23の方向に向けて安定して移動
させるためのものである。
【0036】上記構成のターゲット治具17を使用する
際には、被計測物の計測孔に対して計測を行なう表面側
からターゲット棒18を挿入し、裏面側からターゲット
棒18にコレット19、押えリング22を取り付け、ち
ょうナット20を螺着し、ちょうナット20を締めると
それに伴ってコレット19のテーパ状の内壁面とターゲ
ット棒18のテーパ部24の外壁面が摺動しつつコレッ
ト19が移動していき、コレット19が拡径して計測孔
の内壁を押圧することでターゲット治具17全体が被計
測物に固定される。この固定された状態において計測孔
の軸心とターゲット棒18の軸心とが一致するが、一
方、ターゲットシール21の中心とターゲット棒18の
軸心が一致しているため、ターゲットシール21の中心
は計測孔の軸心と一致し、かつ、ターゲットシール21
の表面は計測孔の軸線方向を向いた状態となる。このよ
うにしてターゲット治具17を被計測物に設置した後、
セオドライト等を用いた任意の非接触式計測装置でター
ゲットシール21の中心点、すなわち計測孔の中心の座
標を計測する。
【0037】本実施例のターゲット治具17において
も、第1、第2の実施例と同様、種々の利点を得ること
ができる。すなわち、ターゲットシール21を備えたタ
ーゲット治具17が被計測物に対して着脱自在とされて
いるので、ターゲットシールを使い捨てていた従来の場
合と異なり、何度でも繰り返し使用することができ、無
駄をなくすことができる。また、被計測物の計測孔をコ
レット19が内側から押圧した状態でターゲット棒1
8、コレット19がちょうナット20により被計測物に
対して確実に固定されるようになっているので、従来の
ようにターゲットシールが剥がれ落ちてしまう恐れがな
く、被計測物の計測作業を支障なく行なうことができ
る。
【0038】また、本実施例のターゲット治具17にお
いては、コレット19の軸心、ターゲット棒18の軸
心、ターゲットシール21の中心が全て一致しているの
で、ターゲット治具17をちょうナット20で被計測物
に固定したときに、コレット19の外壁が計測孔の内壁
を押圧することで計測孔の軸心とコレット19の軸心、
さらにターゲット棒18の軸心が一致し、これにより計
測孔の軸心とターゲットシール21の中心が一致するよ
うにターゲット治具17の位置決めが自ずとなされる。
したがって、従来の場合に比べて、ターゲット設置作業
に要する時間や手間を格段に低減し得るとともに、ター
ゲット設置位置のばらつきが少なくなるため、計測デー
タの精度や再現性を良好なものとすることができる。
【0039】さらに、このターゲット治具17は構成要
素として多くの部材を要せず小型、軽量とされているの
で、取り扱いがしやすいとともに壊れにくく、現場作業
に適したものとすることができる。さらに、本実施例で
は、コレット19と計測孔とが面接触する構成なので、
コレット19が磨耗するようなこともなく、耐久性の高
いものとするとともに、高い計測精度を維持することが
できる。
【0040】また、ターゲット棒18の張出部23に形
成され、ターゲットシール21が貼付された穴部23a
がテーパ状とされているため、計測装置を設置する位置
の自由度を高くすることができ、広い範囲からの計測を
可能とすることができる。
【0041】なお、本実施例におけるターゲット棒1
8、コレット19、ちょうナット20等の具体的な形状
については、本実施例に限ることなく適宜設計変更が可
能である。
【0042】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、請求項1
記載の構造物計測用ターゲット治具は、ターゲットシー
ルが貼付されたターゲット治具自体が被計測物に対して
着脱自在とされているので、ターゲットシールを使い捨
てていた従来の場合と異なり、何度でも繰り返し使用す
ることができ、無駄をなくすことができる。また、治具
本体と固定部材とがめねじ部材により被計測物に対して
確実に固定されるようになっているので、従来のように
ターゲットシールが剥がれ落ちてしまう恐れがなく、被
計測物の計測作業を支障なく行なうことができる。ま
た、計測孔の軸線上にターゲットシールの中心が位置す
るようにターゲット治具の位置決めが自ずとなされるの
で、作業者が貼付位置に充分注意しながらターゲットシ
ールの貼付作業を行なっていた従来の場合に比べて、タ
ーゲット設置作業に要する時間や手間を格段に低減し得
て作業性の向上が図れるとともに、ターゲット設置位置
のばらつきが少なくなるため、計測データの精度や再現
性を良好なものとすることができる。さらに、計測孔と
対向しない被計測物の側方からの計測が可能となるた
め、被計測物における計測装置と正対する面、両側面の
3面の計測が1箇所から可能となり、計測作業の作業効
率を高いものとすることができる。
【0043】また、請求項2記載の構造物計測用ターゲ
ット治具についても、請求項1のターゲット治具と同様
の効果、すなわち繰り返し使用によりターゲットシール
の無駄をなくす、確実な固定により被計測物の計測作業
を支障なく行なう、といった効果を奏することができ
る。また特に、請求項2記載のターゲット治具では、治
具本体に対して外周を等分する位置に弾性部材をそれぞ
れ設けたことで、ターゲット治具を計測孔に挿入したと
きに計測孔の軸線上にターゲットシールの中心が位置す
るようにターゲット治具の位置決めが自ずとなされるの
で、従来の場合に比べてターゲット設置作業に要する時
間や手間を格段に低減し得るとともに、ターゲット設置
位置のばらつきが少なくなるため、計測データの精度や
再現性を良好なものとすることができる。さらに、被計
測物の計測孔に本体治具を挿入するのみで簡単に装着す
ることができるので、ターゲット治具の取り付けが高所
作業となるような場合でも作業の安全性を高めることが
できる。また、請求項1と同様、計測孔と対向しない被
計測物の側方からの計測が可能となるため、計測作業の
作業効率を高いものとすることができる。
【0044】また、請求項3記載の構造物計測用ターゲ
ット治具についても、請求項1、2のターゲット治具と
同様の効果、すなわち繰り返し使用によりターゲットシ
ールの無駄をなくす、確実な固定により被計測物の計測
作業を支障なく行なう、といった効果を奏することがで
きる。また特に、請求項3記載のターゲット治具では、
固定部材の軸心、治具本体の軸心、ターゲットシールの
中心が全て一致する構成とされたことで、ターゲット治
具を被計測物に固定したときに計測孔の軸心とターゲッ
トシールの中心が一致するようにターゲット治具の位置
決めが自ずとなされるので、従来の場合に比べて、ター
ゲット設置作業に要する時間や手間を格段に低減し得る
とともに、ターゲット設置位置のばらつきが少なくなる
ため、計測データの精度や再現性を良好なものとするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例として示すターゲット治
具の斜視図である。
【図2】同、ターゲット治具を組み立てた状態を示す側
断面図である。
【図3】同、ターゲット治具の治具本体を示す、(a)
正面図、(b)側面図、(c)平断面図である。
【図4】同、ターゲット治具の固定部材を示す正断面図
である。
【図5】同、ターゲット治具の締め付けねじを示す一部
を断面視した正面図である。
【図6】本発明の第2の実施例として示すターゲット治
具の斜視図である。
【図7】本発明の第3の実施例として示すターゲット治
具の斜視図である。
【図8】同、ターゲット治具を組み立てた状態を示す、
(a)側面図、(b)正断面図である。
【図9】従来のターゲットシール貼付方法を示す図であ
る。
【符号の説明】
3、11、17 ターゲット治具 4、12 治具本体 5 固定部材 5a、24 テーパ部 6 締め付けねじ(めねじ部材) 7、14、21 ターゲットシール 8、15 軸部 9、25 おねじ部 10、16、23 張出部 13 ばね座金(弾性部材) 18 ターゲット棒(治具本体) 19 コレット(固定部材) 20 ちょうナット(めねじ部材)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 構造物を被計測物としてその構成部材に
    設けられた孔の中心の位置を被計測物から離れた場所に
    おいて前記孔の側方から三角測量方式等の非接触式計測
    装置で計測する際に、計測点の目印とするためのターゲ
    ットシールを被計測物に設置するための治具であって、 前記被計測物の計測孔の孔径より小さい径の軸部と、該
    軸部の一端に形成されたおねじ部と、該軸部の他端側に
    位置し、該軸部の軸線に対して垂直な方向を向くターゲ
    ット貼付面が形成された張出部とからなる治具本体と、 外壁が前記計測孔の孔径より小さい寸法から計測孔の孔
    径より大きい寸法までのテーパ状とされたテーパ部を有
    し、内部に前記治具本体が挿通されて治具本体と同軸状
    態となる筒状の固定部材と、 前記治具本体のおねじ部に螺着され、該治具本体上を移
    動することにより前記固定部材を治具本体上で移動させ
    るめねじ部材と、 前記治具本体の軸線上に自身の中心が位置するように該
    治具本体のターゲット貼付面に貼付されたターゲットシ
    ールと、 を有することを特徴とする構造物計測用ターゲット治
    具。
  2. 【請求項2】 構造物を被計測物としてその構成部材に
    設けられた孔の中心の位置を被計測物から離れた場所に
    おいて前記孔の側方から三角測量方式等の非接触式計測
    装置で計測する際に、計測点の目印とするためのターゲ
    ットシールを被計測物に設置するための治具であって、 前記被計測物の計測孔の孔径より小さい径の軸部と、該
    軸部の一端に位置し、自身の軸線に対して垂直な方向を
    向くターゲット貼付面が形成された張出部とからなる治
    具本体と、 該治具本体の外周を等分する位置に設置され、該治具本
    体が前記計測孔の内部に挿入されたときに各々が該計測
    孔の内壁を同一の圧力で押圧する複数の弾性部材と、 前記治具本体の軸線上に自身の中心が位置するように該
    治具本体のターゲット貼付面に貼付されたターゲットシ
    ールと、 を有することを特徴とする構造物計測用ターゲット治
    具。
  3. 【請求項3】 構造物を被計測物としてその構成部材に
    設けられた孔の中心の位置を被計測物から離れた場所に
    おいて前記孔の正面側から三角測量方式等の非接触式計
    測装置で計測する際に、計測点の目印とするためのター
    ゲットシールを被計測物に設置するための治具であっ
    て、 前記被計測物の計測孔の孔径より小さい寸法内でその外
    壁面がテーパ状とされたテーパ部と、該テーパ部の一端
    に形成されたおねじ部と、該テーパ部の他端に自身の軸
    線方向を向くターゲット貼付面が設けられた張出部とか
    らなり、前記おねじ部とテーパ部を合わせた長さが前記
    計測孔を貫通する寸法とされた治具本体と、 該治具本体が内部に挿通されて該治具本体と同軸状態と
    されるとともに内壁面が前記治具本体のテーパ部と一致
    するテーパ形状とされ、外径が前記計測孔の孔径より小
    さい寸法から孔の孔径より大きい寸法の範囲まで拡径可
    能とされた筒状の固定部材と、 前記治具本体のおねじ部に螺着され、該治具本体上を移
    動することにより前記固定部材を該治具本体上で移動さ
    せるめねじ部材と、 前記治具本体の軸心と自身の中心が一致するように該治
    具本体のターゲット貼付面に貼付されたターゲットシー
    ルと、 を有することを特徴とする構造物計測用ターゲット治
    具。
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