JP2010151799A - 測定ターゲットの拡大可能なシャフト - Google Patents

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Abstract

【課題】どのような大きさのパーツ、又はパーツの形状も、正確に測定できる装置と方法を提供すること。
【解決手段】測定ターゲティング装置は、ターゲット本体、流路を有する導管、導管の流路内に収容される流体、及び与圧系統を備える。ターゲット本体は、写真測量法のターゲット、セオドライト用ターゲット、建設用ボール、タッチプローブ用ターゲット、座標測定機械のプローブ用ターゲット、レーザートラッカー用ターゲット、及びレーザープロジェクター用ターゲットから選択される。導管は中心線を有し、パーツに設けられた穴に受容されるほぼ円筒形の部分を有し、スチール、アルミニウム、及びプラスチックより選択された材料よりなる。導管は、導管の流路内の流体が与圧されると拡大可能である。与圧系統は、流路内の流体を与圧することにより、導管をその中心線の周りで拡大させることができる。
【選択図】図4

Description

本発明は、概して測定システムに関し、具体的にはパーツを測定するための方法と装置に関する。更に詳細には、本発明は、パーツの特徴的形状を測定するための方法と装置に関する。
航空機のメンテナンス、改装、及び/又は修理は広く行われている。これらの作業は民間機、軍用機、及びその他の適切な種類の航空機に行われている。これらの種類の作業の間に、新規パーツを作製して摩耗したパーツ及び/又は旧式となったパーツと取り替えることがある。
加えて、航空機の機能、動作、及び/又は性能を変更するために、既存のパーツに新規パーツを加えることがある。新規のパーツを作製して既存のパーツと結合させることがある。一つのパーツに別のパーツを結合させるために使用できる特徴的形状は、限定しないが、例えば穴及び/又はピンである。
限定しないが、例えば新規パーツが、既存のパーツの穴のパターン及び/又は穴の径と一致する穴のパターン及び/又は穴の径を有することが必要となる場合がある。既存のパーツの穴は、パーツの使用による摩耗及び/又は製作公差に起因して設計仕様とは異なる場合がある。
結果として、限定しないが、例えば穴のパターン及び/又は位置、並びに既存のパーツの穴に関するその他のパラメータといった一致する特徴的形状を正確に測定することが重要となる。穴のパターン及び/又は穴に関するその他の情報を識別する一つの技術は写真測量法である。写真測量法は、写真画像を用いて対象物に関する形状特性を識別することができる。限定しないが、例えば穴のパターンは写真測量法を用いて識別することができる。
パーツに設けられた穴の中に、測定ターゲットを配置することができる。これらの測定ターゲットは、穴の位置を正確に識別することを可能にする特徴的形状を含むことができる。測定ターゲットは、シャフトに取り付けられる特徴的形状を含むことができる。この特徴的形状は、限定しないが、例えば特定の色及び/又は反射率を有する円を有する物体でありうる。シャフトは、パーツに設けられた穴の中に配置することができる。前記円の中心は、穴の中に配置されたシャフトの中心線と一致させることができる。
この種の測定では、このような測定ターゲットを使用して、穴の方向、穴の中心線、及び穴に関するその他の情報を識別することが重要である。
測定ターゲットが穴に正確に嵌合しないと、正確な測定を行うことが困難となりうる。シャフトが小さすぎたり、又は大きすぎたりすると、シャフトが穴に正確に嵌合しない場合が生じうる。測定ターゲットが穴の中に配置されたとき、円の中心が穴の中心線と一致しない場合、シャフトの直径は小さすぎる可能性がある。
現在、異なる大きさの穴に合わせて異なる大きさのシャフトを有する測定ターゲットを使用することができる。大きさが様々に異なるシャフトを用いても、シャフトが穴に正確に嵌合しない場合がある。その結果、既存のパーツと正確に一致しない新規パーツの作製を招きうる測定エラーが生じる可能性がある。
従って、上述の問題だけでなく他の問題も解決する方法と装置があると有利である。
有利な一実施形態によれば、装置は、ターゲット本体と、このターゲット本体から延びる拡大可能なシャフトを備えることができる。
別の有利な実施形態では、測定ターゲティング装置は、ターゲット本体、一の流路を有する導管、導管の流路内に収容される流体、及び与圧系統を備えることができる。ターゲット本体は、写真測量法のターゲット、セオドライト用ターゲット、建設用ボール、タッチプローブ用ターゲット、座標測定機械のプローブ用ターゲット、レーザートラッカー用ターゲット、及びレーザープロジェクター用ターゲットから選択することができる。導管は中心線を有し、パーツに設けられた穴に受容されるほぼ円筒形の部分を有する。導管は、スチール、アルミニウム、及びプラスチックから選択された材料から作成することができる。導管の流路内の流体が与圧されると、導管は拡大することができる。与圧系統は、流路内の流体を与圧することにより、中心線の周りで導管を拡大させることができる。
また別の有利な実施形態では、パーツの加工方法が提示される。この方法は、パーツに設けられた複数の穴の中に複数の測定ターゲットを配置するステップを含むことができる。本方法は、複数の測定ターゲットの各々の与圧メカニズムを起動することにより、各測定ターゲットのターゲット本体から延びる拡大可能なシャフトを、パーツに設けられた複数の穴のうちの対応する穴の中へと拡大させて、複数の配置済み測定ターゲットを形成するステップも含むことができる。さらに、本方法は、複数の配置済み測定ターゲットを用いて複数の穴を測定するステップを含むことができる。
また別の有利な実施形態では、新規パーツの製造方法が提示される。本方法は、パーツに設けられた複数の穴の中に複数の測定ターゲットを配置するステップを含むことができる。それら複数の測定ターゲットの各々の与圧メカニズムを起動することにより、各測定ターゲットのターゲット本体から延びる拡大可能なシャフトを、パーツに設けられた複数の穴のうちの対応する穴の中へと拡大させ、複数の配置済み測定ターゲットを形成することができる。拡大可能なシャフトは、中心線を有し、その中心線が対応する穴の軸とほぼ一致するように拡大することができる。ターゲット本体は、写真測量法のターゲット、セオドライト用ターゲット、建設用ボール、タッチプローブ用ターゲット、座標測定機械のプローブ用ターゲット、レーザートラッカー用ターゲット、及びレーザープロジェクター用ターゲットから選択することができる。本方法は、複数の配置済み測定ターゲットを使用して複数の穴を測定するステップも含むことができる。本方法はさらに、前記複数の配置済み測定ターゲットを用いた複数の穴の測定値を使用して、前記パーツと共に使用される新規パーツを製造するステップを含むことができる。
実施形態1
−ターゲット本体、及び
−ターゲット本体から延びる拡大可能なシャフト
を備える装置。
実施形態2
拡大可能なシャフトが、
−流路を有する導管、及び
−導管の流路内に収容される流体
を備え、流体が与圧されるとき、導管は拡大することができる、実施形態1の装置。
実施形態11
ターゲット本体が、写真測量法ターゲット、セオドライト用ターゲット、建設用ボール、タッチプローブ用ターゲット、座標測定機械のプローブ用ターゲット、レーザートラッカー用ターゲット、及びレーザープロジェクター用ターゲットから選択される、実施形態1の装置。
実施形態12
−穴を有するパーツであって、穴の中に導管が配置され、導管の拡大により拡大可能なシャフトが穴の中にぴったりと嵌って、拡大可能なシャフトの中心線が穴の軸とほぼ一致するパーツ
をさらに備える、実施形態2の装置。
実施形態13
パーツが、移動プラットフォーム、固定プラットフォーム、地上構造、水上構造、宇宙構造、航空機、海上船、戦車、人員運搬車、列車、宇宙船、宇宙ステーション、衛星、潜水艦、自動車、発電所、橋、ダム、製造設備、及びビルの中から選択された一つに使用される、実施形態12の装置。
実施形態14
−写真測量法ターゲット、セオドライト用ターゲット、建設用ボール、タッチプローブ用ターゲット、座標測定機械のプローブ用ターゲット、レーザートラッカー用ターゲット、及びレーザープロジェクター用ターゲットから選択されるターゲット本体、
−ターゲット本体から延びる流路を有する導管であって、中心線を有し、パーツに設けられた穴の中に受容されるほぼ円筒形の部分を有し、且つスチール、アルミニウム、及びプラスチックから選択された材料から作製される導管、
−導管の流路内に収容される流体であって、流体が与圧されると導管が拡大可能である流体、及び
−流路内の流体を与圧することにより、中心線の周りで導管を拡大させることができる与圧系統
を備える測定ターゲティング装置。
実施形態15
−穴を有するパーツであって、穴の中に導管が配置され、導管は拡大すると穴の中にぴったりと嵌って、導管の中心線が穴の軸とほぼ一致するパーツ
をさらに備える実施形態14の測定ターゲティング装置。
実施形態16
パーツが、移動プラットフォーム、固定プラットフォーム、地上構造、水上構造、宇宙構造、航空機、海上船、戦車、人員運搬車、列車、宇宙船、宇宙ステーション、衛星、潜水艦、自動車、発電所、橋、ダム、製造設備、ツール、及びビルの中から選択された一つに使用される、実施形態15の測定ターゲティング装置。
実施形態21
新規パーツの製造方法であって、
−パーツに設けられた複数の穴の中に複数の測定ターゲットを配置するステップ、
−複数の測定ターゲットの各々の与圧メカニズムを起動することにより、各測定ターゲットのターゲット本体から延びる拡大可能なシャフトを、パーツに設けられた複数の穴のうちの対応する穴の中で拡大させ、複数の配置済み測定ターゲットを形成するステップであって、ここで、拡大可能なシャフトが中心線を有しており、拡大可能なシャフトが拡大すると、その中心線が対応する穴の軸とほぼ一致し、ターゲット本体が、写真測量法のターゲット、セオドライト用ターゲット、建設用ボール、タッチプローブ用ターゲット、座標測定機械のプローブ用ターゲット、レーザートラッカー用ターゲット、及びレーザープロジェクター用ターゲットから選択される、ステップ、
−複数の配置済み測定ターゲットを用いて複数の穴を測定するステップ、及び
−複数の配置済み測定ターゲットを用いて獲得した複数の穴の測定値を用いて、前記パーツと共に使用される新規パーツを製造するステップ
を含む方法。
上記の特徴、機能及び利点は、本発明の様々な実施形態において単独で達成することができるか、又は他の実施形態において組み合わせることができる。そのような実施形態について、後述の説明及び添付図面を参照してさらに詳細に説明する。
有利な実施形態の特徴と考えられる新規特色は、請求の範囲に規定される。しかしながら、有利な実施形態、並びにその好適な使用モード、さらなる目的、及び利点は、添付図面を参照する本発明の有利な実施形態についての後述の詳細な説明により最もよく理解される。
有利な一実施形態による航空機の製造及び点検の方法を示す図である。 有利な一実施形態を実施できる航空機の図である。 有利な一実施形態による測定環境の図である。 有利な一実施形態による測定ターゲットの図である。 有利な一実施形態による測定ターゲットの図である。 有利な一実施形態による測定ターゲットの図である。 有利な一実施形態による測定ターゲットの側断面図である。 有利な一実施形態による拡大可能なシャフトを示す図である。 有利な一実施形態による拡大可能なシャフトを示す図である。 有利な一実施形態による、穴内にターゲット本体を有するパーツの斜視図である。 有利な一実施形態による与圧系統の構成要素を示す切開断面図である。 有利な一実施形態によるパーツ処理方法のフローチャートである。
添付図面を詳細に参照し、図1に示す航空機の製造及び点検の方法100と、図2に示す航空機200とに関連して本発明の実施形態について説明する。まず図1には、有利な一実施形態による航空機の製造及び点検の方法が示されている。この例示的な航空機製造および点検方法100は、生産前に、図2の航空機200の仕様及び設計102と、材料の調達104を含むことができる。
製造の間に、構成要素及びサブアセンブリの製造106と、図2の航空機200のシステム統合108を行う。その後、図2の航空機200は検査及び納品110されて、点検112が行われる。顧客による点検が行われる一方、図2の航空機200の定期的メンテナンス及び点検114のスケジュールが決定される。このような定期的メンテナンス及び点検には、改装、再構成、改修、及びその他のメンテナンス又は点検が含まれる。
航空機の製造及び点検方法100の各工程は、システムインテグレーター、第三者、及び/又はオペレーターによって実施又は実行される。この明細書の目的のために、システムインテグレーターには、限定しないが、任意の数の航空機製造業者及び主な下請け業者が含まれ、第三者には、限定しないが、任意の数のベンダー、下請け業者、及びサプライヤーが含まれ、オペレーターには、航空会社、リース会社、軍事団体、点検機関などが含まれる。
次に図2には、有利な一実施形態が実施される航空機が示されている。この実施例では、航空機200は、図1の航空機製造及び点検方法100によって製造されており、複数の系統204及び内装206を備えた機体202を含むことができる。系統204の例には、一又は複数の推進系統208、電気系統210、油圧系統212、及び環境系統214が含まれる。任意の数の他の系統が含まれてもよい。航空機の一例を示したが、これとは異なる有利な実施形態が他の産業分野、例えば自動車産業において適用されてもよい。
ここに具現化する装置と方法は、図1の航空機製造及び点検方法100の、一又は複数の段階で使用することができる。限定しないが、例えば図1の構成要素及びサブアセンブリ製造106において製造される構成要素又はサブアセンブリは、航空機200に図1の点検112が行われている間に製造される構成要素又はサブアセンブリと類似の方法で加工又は製造することができる。
また、限定しないが、例えば航空機200の実質的な組み立て効率化又はコスト削減により、一又は複数の装置の実施形態、方法の実施形態、或いはそれらの組み合わせを、図1に示す構成要素とサブアセンブリの製造106及びシステム統合108などの生産段階の間に利用することができる。同様に、一又は複数の装置の実施形態、方法の実施形態、或いはそれらの組み合わせを、図1に示す航空機200の点検112又はメンテナンス及び点検114の間に利用することができる。限定しないが、例えば種々の有利な実施形態を使用して、図1に示す構成要素及びサブアセンブリの製造106及び/又はメンテナンス及び点検114の間に、パーツの特徴的形状を測定することができる。これらの測定値を使用して、新規パーツの設計及び修正を行うことができる。
種々の有利な実施形態は、現在の測定ターゲットでは、それら測定ターゲットのシャフトがパーツに設けられている穴に正確に嵌合しない場合があることを認識及び考慮する。即ち、種々の有利な実施形態は、シャフト内部の中心線がパーツに設けられた穴の中心線と一致しない場合を認識及び考慮する。このように中心線同士が一致しない場合、測定ターゲットの測定値は所望の精度を有さない。
種々の有利な実施形態は、中心線同士の不一致により、測定されたパーツと適合する新規パーツの作製に必要な測定値を取得できない可能性があることを認識及び考慮する。穴の一致は、設置される締め金具の種類に左右される。場合によっては、締め金具の許容誤差がさらに小さいことがある。種々の有利な実施形態は、新規パーツを作製するための測定にクリアランスの精度が重要でありうることを認識及び考慮する。
このようにして、これら種々の有利な実施形態は、ターゲット本体と、当該ターゲット本体から延びる拡大可能なシャフトとを有することができる装置を提供する。この拡大可能なシャフトは、流路を有する導管を有することができる。導管は流路内に流体を収容することができ、流体が与圧されると導管は拡大することができる。即ち、測定ターゲットのシャフトは、パーツに設けられている穴の直径の変化を補償することができる。
このような直径の変動は、限定しないが、例えば製造時のばらつきに起因しうる。このように、種々の有利な実施形態は、測定ターゲット内の拡大可能なシャフトを使用して穴の中心線の識別精度を向上させることができる。
ここで図3を参照する。図3には、有利な一実施形態による測定環境が示されている。測定環境300には、測定システム302及びパーツ304が含まれる。測定システム302は、パーツ304の測定を行うことができる。この実施例では、測定システム302は、パーツ304の複数の穴306を測定することができる。
測定システム302は、測定デバイス308及び測定ターゲット310を含むことができる。測定ターゲット310は、複数の穴306の中に配置することができる。測定デバイス308は、測定ターゲット310を測定することにより、複数の穴306の中に配置されている測定ターゲット310を介して複数の穴306の測定値312を生成することができる。この実施例では、複数の穴306は、一又は複数の穴とすることができる。
複数の穴306はパターンを有してもよい。測定デバイス308は、様々な形態を採ることができる。限定しないが、例えば測定デバイス308は、カメラ、ビデオカメラ、ライダー(光検出及び測距)装置、デジタル表現への変換を伴う物理的刷り込み装置、又はその他何らかの適切な測定デバイスとすることができる。
測定値312を用いて、適切な穴のパターンを有するパーツ304の複数の穴306に取り付ける新規パーツを加工することができる。
ここで図4を参照する。図4は、有利な一実施形態による測定ターゲットを示している。測定ターゲット400は、図3に示す測定ターゲット310に含まれる一測定ターゲットの一実施例である。図示のように、測定ターゲット400は、ターゲット本体402及び拡大可能なシャフト404を有することができる。ターゲット本体402は、限定しないが、例えば穴などの、関連する特徴的形状の測定値を取得するために使用できる物体及び/又はデバイスである。
ターゲット本体402は、あらゆる種類のターゲット本体を用いて形成することができる。ターゲット本体402は、限定しないが、例えば写真測量法のスポット、セオドライト用ターゲット、建設用ボール、タッチプローブ用ターゲット、座標測定機械のプローブ用ターゲット、レーザートラッカー用ターゲット、レーザープロジェクター用ターゲット、写真測量法のターゲット、及び/又はその他何らかの適切な種類のターゲット本体とすることができる。
拡大可能なシャフト404は導管408を含むことができ、導管は流路410を有することができる。流体412は流路410内に収容される。拡大可能なシャフト404の導管408は、与圧系統406を用いて流体412を与圧したときに導管408が拡大することを可能にする様々な材料から作製することができる。導管408は、限定しないが、例えばスチール、アルミニウム、エラストマー系プラスチック、エラストマー系強化プラスチック、エラストマー系非強化プラスチック、複合材料、及び/又はその他何らかの適切な材料から作製することができる。選択される材料の種類は、流体412を選択する際の特定の種類の用途に応じて決定される。
流体412は、与圧されると導管408を拡大させることができるあらゆる流体から選択することができる。流体412は、流路410内で与圧されると導管408を拡大させることができる流体とすることができる。流体412は、限定しないが、例えば、与圧系統406によって生成される圧力414を流体412に印加したとき、導管408が拡大する前に収縮しない流体とすることができる。流体412は、限定しないが、例えば、作動油、ブレーキ液、非腐食性流体、水、又はその他何らかの適切な流体とすることができる。他の有利な実施形態では、導管408の組成によっては流体412の代わりに気体を使用してもよい。
与圧系統406は、様々な形態を採ることができる。与圧系統406は、流体412上に圧力414を生成するために使用される任意の数の構成要素とすることができる。限定しないが、例えば、与圧系統406は、溝418を有するネジ416を含むことができる。溝418の周りにはシール420を配置することができる。ネジ416は、矢印417が示す流路410内の流体412上にかかる圧力414を変化させるように、矢印419の方向に沿って流路410に出し入れするように操作することができる。シール420は、流体412が流路410の外に出ることを防止する。これらの構成要素は流路421内に位置し、この流路421は、導管408の流路410に連絡することができる。
他の有利な実施形態では、与圧系統406は、ネジ422、ボールベアリング424、及びプランジャー426を含むことができる。ネジ422は、流路421内のボールベアリング424にバイアスをかけるように動くことにより、ボールベアリングが流体412上に圧力414を生成するように、流路410に対してプランジャー426を動かすことができる。
拡大可能なシャフト404は軸428を有することができ、この軸は、拡大可能なシャフト404の中心線でもよい。この実施例では、拡大可能なシャフト404は、軸428を有する円筒の形態である。軸428は、拡大可能なシャフト404の中心線430でもよい。軸428が中心線430の形態であるとき、軸428は、拡大可能なシャフト404の直径432の中央に位置することができる。
拡大可能なシャフト404は、図3のパーツ304の穴434の中に配置することができる。一実施例として、穴434は、図3のパーツ304に設けられた複数の穴306のうちの一つとすることができる。穴434は直径436を有することができ、直径436は直径432より大きくてよい。さらに、穴434は軸438を有することができ、軸438は穴434の中心線440とすることができる。直径436が直径432より大きい場合、拡大可能なシャフト404を配置すると軸428が軸438と一致しないことがありうる。
種々の有利な実施形態では、与圧系統406を起動して圧力414を生成し、拡大可能なシャフト404の直径432が拡大するように、流体412上に圧力を印加することができる。直径432は拡大しても中心線430を維持することができる。即ち、導管408が拡大しても、軸428及び/又は中心線430はほぼ一致した状態を維持する。
穴434の中における拡大可能なシャフト404のこの種の拡大は、中心線430が中心線440とほぼ整列した状態で行われうる。
このようにして、ターゲット本体402の測定値を使用して中心線440を測定することができる。即ち、中心線440の位置及び方向、並びにその他適切なパラメータを、穴434について測定及び/又は計算することができる。
図3に示す測定環境300及び図4に示す測定ターゲット400は、物理的又は構造的限定を意図しておらず、異なる測定環境及び測定ターゲットが実施可能である。他の有利な実施形態では、図示の構成要素に加えて又は図示の構成要素の代わりに、他の構成要素を使用することができる。
限定しないが、例えば、一部の有利な実施形態では図3の測定ターゲット310はみな同種のものであり、他の有利な実施形態では図3の測定ターゲット310は異種のものである。一部の有利な実施形態では、ターゲット本体402は複数のターゲットを有することができる。限定しないが、例えば、ターゲット本体402は、単一のターゲットではなく、複数の写真測量法のターゲットを有することができる。また、異なる種類のターゲットをターゲット本体402上に配置するか、及び/又は異なる種類のターゲットでターゲット本体402を作製することができる。
異種のターゲットを使用して異なる種類の測定値を生成することができる。さらに、図4の測定ターゲット400は、特定の用途に応じて複数のターゲット本体を含むことができる。さらに、一部の有利な実施形態では、図4の拡大可能なシャフト404は円筒形状以外の他の形状を有することができる。
ここで図5を参照する。図5には、有利な一実施形態による測定ターゲットが示されている。この実施例では、測定ターゲット500は透視図に示されている。測定ターゲット500は、ターゲット本体502及び拡大可能なシャフト504を含むことができる。この図に見ることができるネジ506を使用して、直径508を超えて拡大可能なシャフト504を拡大させるような圧力を生成することができる。
ここで図6を参照する。図6には、有利な一実施形態による測定ターゲット500の上面図が示されている。この実施例では、測定ターゲット500の上面図は、図5の線A−Aに沿って上から下までを示す図となっている。この実施例では、ターゲット600は、ターゲット本体502の上面602の上に位置している。ターゲット600は、例えば、測定デバイスにより測定及び/又は検出できるスポットとすることができる。
ここで図7を参照する。図7は、有利な一実施形態による測定ターゲット500の側断面図を示している。この図では、導管700は、拡大可能なシャフト504の流路706内に流体704を有する。この実施例では、ネジ506は流路708の中に延びており、流路708はボールベアリング710とプランジャー712も含んでいる。図示されたこの実施例では、流体704は、プランジャー712の位置まで、流路708の中にも延びている。
ネジ506を操作して、矢印714の方向に、ネジ506を流路708の中へ動かすことができる。ネジ506のこのような運動により、ボールベアリング710及びプランジャー712は、矢印714の方向に動いて流体704を与圧することができる。流体704をこのように与圧することにより、導管700の側面716が拡大し、直径508を増大させる。拡大可能なシャフト504を図4の穴434の中に配置したときに側面716を拡大させることができる。矢印718の方向にネジ506を動かすことで、流体704に印加される圧力を低下させることができる。このような圧力の低下は、導管700の側面716を内側に移動させる。穴から測定ターゲット500を取り除くと(図示しない)、直径508は縮小することができる。
ここで図8を参照する。図8は、有利な一実施形態による拡大可能なシャフトを示す。この実施例に示されるように、拡大可能なシャフト504は中心線800を有する。
図9は、有利な一実施形態による拡大可能なシャフトを示す図である。図9に示すように、拡大可能なシャフト504の拡大により、側面716の周りで直径508が拡大する。このような拡大は、中心線800の周りで起こる。拡大は、中心線800についてほぼ同心でありうる。結果として、拡大可能なシャフト504が穴434の中に配置されるとき、中心線800は、中心線440とほぼ整列及び/又は一致した状態を維持することができる。この種の拡大は、拡大可能なシャフト504を自動的に中心に位置させることができる。
図5−9に示す測定ターゲット500は、測定ターゲットを実施できる一方式を説明する目的で提供されたものであり、他の有利な実施形態を物理的又は構造的に制限することを意図していない。限定しないが、例えば、他の有利な実施形態では、ターゲット本体502は、図6のターゲット本体500上のターゲット600に加えて、他の形状又は数のターゲットを有することができる。
限定しないが、例えば、写真測量法のためのスポットの形態のターゲット600が提供される代わりに、ターゲット600はセオドライト用ターゲットでもよい。また別の有利な実施形態では、ターゲット本体502は、建設用ボール、プローブターゲット、レーザートラッカー用ターゲット、又はその他何らかの適切な種類のターゲット本体でもよい。
ここで図10を参照する。図10は、有利な一実施形態による、その穴の中にターゲット本体が配置されているパーツの斜視図である。この実施例のパーツ1000は、図3のパーツ304を斜視図で示したものである。図示されたこの実施例に示すように、パーツ1000は、点線で示すように、穴1002、1004、1006、1008、及び1010を有することができる。これらの穴は、パターン1012を有し、図3の複数の穴306の一実施例でありうる。
図示のように、測定ターゲット1014、1016、1018、1020、及び1022は、それぞれ穴1002、1004、1006、1008、及び1010の中に設置することができる。この図では、測定ターゲット1014、1016、1018、1020、及び1022を用いてパターン1012のパターン測定を実行することができる。
ここで図11を参照する。図11は、有利な一実施形態による与圧系統の構成要素を示す断面図である。図示されたこの実施例では、与圧系統1100はネジ1102を含むことができ、ネジ1102は溝1104を有する。シール1106は、溝1104の中に配置することができる。この実施例では、シール1106は、限定しないが、例えば「O」リングとすることができる。
ネジ1102は、ターゲット本体1110内の流路1108の中に配置することができる。この実施例では、ターゲット本体はその一部のみが図示されている。ネジ1102は、矢印1112の方向に流路1114内を移動することができる。流路1114は、拡大可能なシャフト1115内部の流路とすることができる。ネジ1102の運動は、流路1114内の流体116に対する圧力を生成することができる。
これらの実施例のネジ1102は、手動で及び/又は自動的に回すことができる。この種の操作は、図5−9に示されるネジ506についても実行できる。
ここで図12を参照する。図12には、有利な一実施形態によるパーツの加工方法のフローチャートが示されている。図12に示される方法は、限定しないが、例えば図3の測定環境300のような測定環境を使用して実施することができる。
本方法は、パーツ304に設けられた複数の穴306の中に、複数の測定ターゲット310を配置する(ステップ1200)ことにより開始される。このような実施例において、複数のアイテムとは、一又は複数のアイテムを意味する。限定しないが、例えば複数の測定ターゲット310は、一又は複数の測定ターゲットでありうる。各測定ターゲット400に含まれる与圧系統406を起動することにより、各測定ターゲット400のターゲット本体402から延びる拡大可能なシャフト404が、パーツ304の複数の穴306のうちの対応する穴の中で拡大し、複数の配置済み測定ターゲットを形成する(ステップ1202)。種々の有利な実施形態では、測定ターゲット310は、自動的に中心に位置することができ、それが正しく整列していることを確認するのにユーザの動作を必要としない。
複数の配置済み測定ターゲットを使用して複数の穴306を測定する(ステップ1204)。複数の配置済み測定ターゲットを使用して取得した、複数の穴306の測定値312を用いて、当該測定値312に基づき、パーツ304と共に使用される新規パーツを製造することができる(ステップ1206)。その後本方法は終了する。
図12に示す本方法の説明は、図3の測定環境300を実施できる方式を限定するものではない。他の有利な実施形態では、一部のステップを省略し、図示しない他のステップを含めることができる。例えば、特定の用途によっては、ステップ1206を省略することができる。また別の有利な実施形態では、与圧メカニズムが起動されている状態で穴の中に測定ターゲットを配置してから別の測定ターゲットを別の穴の中に配置することができる。
このように、種々の有利な実施形態により、パーツ上の特徴的形状を測定するための方法と装置が提供される。種々の有利な実施形態は、ターゲット本体と、ターゲット本体から延びる拡大可能なシャフトを提供する。拡大可能なシャフトが拡大するとき、この拡大可能なシャフトの軸は、拡大可能なシャフトが中に配置される穴の軸とほぼ一致した状態を維持することができる。
種々の有利な実施形態により、シャフトの大きさが異なる複数の異なる測定ターゲットを用意する必要が低減される。しかしながら、特定の穴によっては、異なる大きさの拡大可能シャフトを有するターゲット本体が必要とされる場合がある。しかしながら、これらのシャフトが拡大可能であることにより、必要な測定ターゲットの数は減少する。
さらに、拡大可能シャフトの中心線又は軸の周りで直径が拡大可能であることにより、拡大可能なシャフトの中心線は、この拡大可能なシャフトが中に配置される穴の中心線とほぼ一致した状態を維持することができる。このようにして、種々の有利な実施形態を使用して、穴のパターンの測定精度を向上させることができる。このような正確な測定により、やり直し及び/又は修正をそれほど必要とせずに、古いパーツに適合するような、既存パーツのための新規パーツを製造することができる。さらに、種々の有利な実施形態は、整合ドリル加工のために既存の穴パターンを使用する必要を排除することができる。
上記の種々の有利な実施形態の説明は、例示及び説明を目的としており、包括的なものではなく、実施形態を開示された形態に限定するものでもない。当業者には、多数の修正及び変形例が明らかであろう。上記の種々の有利な実施形態は、航空機のような物体に関して記載されているが、他の種類の物体に他の有利な実施形態を適用することができる。
限定しないが、例えば移動プラットフォーム、固定プラットフォーム、地上構造、水上構造、宇宙構造、及び/又は他の何らかの適切な物体に他の有利な実施形態を適用することができる。具体的には、限定しないが、例えば潜水艦、バス、人員運搬車、戦車、列車、自動車、宇宙船、宇宙ステーション、衛星、海上船、発電所、ダム、製造設備、ビル、及び/又はその他何らかの適切な物体に種々の有利な実施形態を適用することができる。また別の非限定的実施例として、工具に種々の有利な実施形態を適用することができる。
さらに、種々の有利な実施形態は、他の有利な実施形態と比較して種々の利点を提供することができる。選択された一又は複数の実施形態は、これらの実施形態の原理と実用例の最良の説明となり、且つ他の当業者が、様々な実施形態の開示内容と、考慮される特定の用途に適した様々な修正とを理解できるように、選択及び説明されている。
200 航空機
202 機体
204 系統
206 内装
300 測定環境
302 測定システム
304 パーツ
306、434 穴
308 測定デバイス
310、400 測定ターゲット
312 測定値
402 ターゲット本体
404 拡大可能なシャフト
406 与圧系統
408 導管
410 (拡大可能なシャフトの)流路
412 流体
414 圧力
416、422 ネジ
418 溝
420 シール
424 ボールベアリング
426 プランジャー
428 (拡大可能なシャフトの)軸
430 (拡大可能なシャフトの)中心線
432 (拡大可能なシャフトの)直径
436 (穴の)直径
438 (穴の)軸
440 (穴の)中心線

Claims (15)

  1. ターゲット本体、及び
    ターゲット本体から延びる拡大可能なシャフト
    を備える装置。
  2. 拡大可能なシャフトが、
    流路を有する導管、及び
    導管の流路内に収容される流体
    を備え、流体が与圧されるとき導管が拡大可能である、請求項1に記載の装置。
  3. 流路内の流体を与圧することにより導管を拡大させることができる与圧系統
    をさらに備える、請求項2に記載の装置。
  4. 拡大可能なシャフトが中心線を有し、流路内の流体を与圧すると導管が中心線の周りで拡大する、請求項3に記載の装置。
  5. 導管が、スチール、アルミニウム、エラストマー系強化プラスチック、及びエラストマー系非強化プラスチックより選択された材料からなる、請求項2に記載の装置。
  6. 導管が、パーツに設けられる穴に受容されるほぼ円筒形の部分を有する、請求項2に記載の装置。
  7. ターゲット本体が、与圧系統を収容する流路を有し、与圧系統が、
    流路内へ延びるネジ、
    流路内に配置されるプランジャー、及び
    流路内の、ネジとプランジャーの間に配置されるボールベアリング
    を備え、ネジを操作することによって、流体を与圧するようにプランジャーにバイアスをかけることができる、請求項3に記載の装置。
  8. ターゲット本体が、与圧系統を収容する流路を有し、与圧系統が、
    表面の一部の周りに溝を有するネジ、及び
    溝内に配置されたシール
    を備え、ネジを操作することによって流体を与圧することができる、請求項3に記載の装置。
  9. 導管が拡大する前に与圧下にある流体が収縮しない、請求項2に記載の装置。
  10. 流体が、作動油、ブレーキ液、水、及び非腐食性流体から選択される、請求項2に記載の装置。
  11. 穴を有するパーツ
    をさらに備え、導管が穴の中に位置し、且つ導管が拡大すると拡大可能なシャフトが穴の中にぴったり嵌合し、よって拡大可能なシャフトの中心線が穴の軸とほぼ一致する、請求項2に記載の装置。
  12. パーツの加工方法であって、
    複数の測定ターゲットを、パーツに設けられた複数の穴の中に配置するステップ、
    複数の測定ターゲットの各々の与圧系統を起動することにより、各測定ターゲットのターゲット本体から延びる拡大可能なシャフトを、パーツに設けられた複数の穴のうちの対応する穴の中で拡大させて、複数の配置済み測定ターゲットを形成するステップ、及び
    複数の配置済み測定ターゲットを使用して複数の穴を測定するステップ
    を含む方法。
  13. 複数の配置済み測定ターゲットを用いて獲得した複数の穴の測定値を使用して、前記パーツと共に使用される新規パーツを製造するステップ
    をさらに含む、請求項12に記載の方法。
  14. 拡大可能なシャフトが中心線を有し、拡大可能なシャフトが拡大すると、その中心線が対応する穴の軸とほぼ一致する、請求項12に記載の方法。
  15. ターゲット本体が、写真測量法のターゲット、セオドライト用ターゲット、建設用ボール、タッチプローブ用ターゲット、座標測定機械のプローブ用ターゲット、レーザートラッカー用ターゲット、及びレーザープロジェクター用ターゲットから選択される、請求項12に記載の方法。
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