JPH0886593A - 空調機の洗浄用補助装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 天井埋込型空調機の熱交換器に付着した油性
の汚れを自動洗浄するものに於いて、噴射洗浄液の一部
が室内に漏れ出るのを確実に防げるようにした、空調機
の洗浄用補助装置を提供する。 【構成】 空調機のケーシング２１の下部外周に、その
上縁部を巻付けさせるカーテン状本体１と、この巻付状
態を固定させる固定手段とを備える構成とした。固定手
段は、カーテン状本体の上縁部に取着したゴム紐等の伸
縮性部材２と、その末端に取着したフック３と、上縁部
の末端端近くに設けられてフック３を掛着させる１以上
の係止部４とで構成するとよい。そして、複数のカーテ
ン状本体を、横方向に連結させ得るようにしてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、天井埋込型空調機の、
油煙等で汚れた熱交換器に洗剤液を吹付けて洗浄するも
のに於いて、熱交換器の直下に垂設した洗液受の上部の
隙間から、噴射洗浄液の一部が室内に噴出するのを防ぐ
為の、空調機の洗浄用補助装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】室内機の換気パネルを天井面に配設する
天井埋込型空調機は、熱交換効率を最も高められる位置
に換気グリルを取付けられるし、室内床面を有効活用す
る上でも有利なので、オフィスや飲食店等に特に好適し
ている。処が、此等の場所では、喫煙や調理に伴って発
生するかなりの量の油煙が、熱交換器に粘着するので、
頻繁に熱交換器を洗浄しないと熱交機能が急速低下して
しまう。そして、この油性の汚れは洗剤液を使わなけれ
ば除去出来ない。然し、タワシや雑巾を使って拭ってい
たのでは、高所作業でもあり甚だ能率が上がらない。そ
こで、図８に示した様に、噴射ノズルを使って洗剤液を
熱交換器に吹き付ける方法が行われている。この方法で
は、室内機の下の天井面に設けた換気パネルとファンモ
ータのファン（図示略）を外したうえ、室内機のケーシ
ング１０１を取り巻くようにして、透明ビニールシート
製で漏斗状の洗液受１０２を垂設し、この洗液受１０２
の側面に設けた刳抜孔１０３から、噴射ノズル１０４を
挿し込み、ケーシングの周壁に沿って配設された熱交換
器（図７の２５参照）に向けて洗剤液（洗浄水）を噴射
するようになっている。図中の１０５は洗剤液溜、１０
６は吸上ポンプ、１０７は先端に噴射ノズル１０４を取
着した吸上ホースである。熱交換器から滴り落ちる洗液
は、排水ホース１０８を経て洗液溜１０９に集められ
る。或は、別の洗浄方法として、洗液受１０２の内側に
配設したリング状ノズルから、洗剤液を熱交換器に向け
て放射状に噴射する方法も行われている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】然しながら、上記の洗
液受の刳抜孔に挿し込んだ噴射ノズルから洗剤液を噴射
する方法は、雑巾で拭う方法に比べて遥かにましではあ
るが、高所作業の危険が伴い、かなりの労力も要する点
に変わりはない。一方、リング状ノズルを用いる方法で
は、このリング状ノズルが固定されているので、ケーシ
ング内に周設された熱交換器の隅々に迄洗剤液を吹き付
けるのは困難であり、完全な洗浄は行い難かった。そこ
で本願出願人は、噴射ノズルを熱交換器の内周面に向け
ながら旋回させるようにした自動洗浄装置を開発し、先
に、「特願平５−２６９６９８」及び「特願平５−２６
９６９９」として特許出願している。ところが、この先
願発明のものにも、改善すべき課題は残されている。と
いうのは、空調機のケーシング１０１と、このケーシン
グから吊下支持した洗液受１０２との間に幾分の隙間が
生ずることは避けられない。その為、この隙間から漏れ
て室内に噴き出た洗剤液が調度品を汚さなように、調度
品をビニールシートで覆う等の極めて厄介な養生作業を
余儀なくされる。上記のリング状ノズルを用いる方法で
も、事情は同じである。そこで本発明の目的は、天井埋
込型空調機の熱交換器に付着した油煙等の汚れを、洗剤
液を噴射して洗い落とすものに於いて、噴射液の一部が
室内に漏れ出るのを確実に防げるようにした、空調機の
洗浄用補助装置を提供するにある。

【０００４】

【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する為
の、本発明による空調機の洗浄用補助装置は、天井埋込
型空調機の熱交換器２５が油煙等で汚れた時に、換気パ
ネル及び換気用ファンを取外してその直下に洗液受７０
を垂設してから、洗剤液を熱交換器に噴射する際に、洗
液受の上縁部と天井面との間の隙間Ｓから、洗剤液が室
内に噴き出るのを防ぐ為のものであって、空調機のケー
シング２１の下部外周に、その上縁部を巻き付けるカー
テン状本体１と、前記巻付状態を固定させる固定手段と
を備える構成とした。そして、前記固定手段は、カーテ
ン状本体１の上縁部の長手方向に取着した伸縮性部材２
と、該伸縮性部材２の末端に取着したフック３と、前記
上縁部の末端近くに設けられて、伸縮性部材２を引張さ
せながらフック３を掛止させる、１以上の係止部４とを
備える構成にするとよい。カーテン状本体１には、ヒダ
を設けるとよい。伸縮性部材２としては、ゴム紐やコイ
ルスプリング等を使うとよい。又、前記カーテン状本体
１は、その複数個を横方向に継ぎ足せるようにしてもよ
い。

【０００５】

【作用】天井埋込型空調機の油煙等で汚れた熱交換器２
５に洗剤液を噴射して洗浄する時に、天井面の換気パネ
ル及びファンを取り外し、空調機のケーシング２１の下
方に漏斗状の洗液受７０を垂設した状態で、洗液受７０
と天井面との間に生じた隙間Ｓを、本発明の洗浄用補助
装置を使って塞ぐには、ケーシング２１の下部外周にカ
ーテン状本体１の上縁部を巻き付けたうえ、この上縁部
に取着した伸縮性部材２の一端側に取着したフック３
を、伸縮性部材２を引張させながら、上縁部の他端側に
設けた１以上の係止部４のいずかに引っ掛けるだけでよ
い。そして、空調機の型式や容量によってケーシング２
１のサイズが異る場合には、伸縮性部材２に及ぼす引張
力を加減するだけで、１種類の洗浄用補助装置を共用出
来る。又、大型の空調機の場合には、カーテン状本体１
に設けたヒダを広げたり、複数のカーテン状本体１を横
に継ぎ足して使うことも出来る。

【０００６】

【実施例】始めに、天井埋込型空気調和装置の室内機の
概略の構造を図７によって説明する。室内機２０（以下
に、これを空調機と言う）のケーシング２１は、その下
面を天井に設けた換気孔ａに臨ませた状態で、４本の吊
ボルト２２と、ケーシング２１の外面に設けた吊金具２
３とによって、屋根の構造部材又は上階の床（図示略）
に吊下支持されている。下面が解放された箱状のケーシ
ング２１内の中央上部には、ファンモータ２４が縦向き
設置されている。尚、図はファンを取外した状態を示し
ている。そして、ファンの外周りには、熱交換器２５を
包囲状に配設している。ケーシング２１の下面開口部に
設けた、排水ポンプ（図示略）を備える除湿水受皿２６
には、その中央部に被空調空気の吸込口２６ａを、その
外周りに空調済空気の吹出口２６ｂを設けている。

【０００７】被空調空気が通過する熱交換器２５は、時
間の経過と共に、次第に塵埃や油煙が付着し堆積してく
る。殊に、空調機の設置場所が、オフィスや飲食店等で
あれば、喫煙や調理に伴ってかなり多量の油煙が発生す
るので、熱交換器２５を頻繁に洗浄して熱交換機能の低
下を防がねばならない。そこで、本願出願人は、前述の
如くこの熱交換器の自動洗浄装置を開発して、先に、特
許出願している。

【０００８】次に、この自動洗浄装置の構造を、図５，
図６を参照しながら説明する。図６に示した、３０は装
置本体で、円板状の組付基盤３１を備え、その上側に
は、噴射された洗剤液がファンモータ２４に掛かるのを
防ぐ円筒状の防液カバー３２を連結している。装置本体
３０は、この防液カバー３２をフアンモータ２４に外嵌
させた状態で、防液カバー３２の上部の周方向の複数箇
所に設けた螺孔の夫々に螺じ込んだ押し螺３３の先端
を、ファンモータ２４の外周面に押し付けることによ
り、このファンモータ２４に着脱自在に固定されるよう
にしている。

【０００９】組付基盤３１の真ん中には、ベアリング３
４に支持された回転筒３５が垂設されている。この回転
筒３５には、組付基盤３１に取付けたギャードモータ３
６の回転が、歯車３７ａ，３７ｂを介して伝動される。
図５中で、３８はこのモータの電源となる乾電池であ
る。もっとも、１００Ｖ交流電源で駆動されるモータを
使ってもよい。３９は、組付基盤３１の下側部分を覆う
カバー筒で、防液カバー３２の下端に連結させている。

【００１０】４０は、回転筒３５の下端に螺合連結した
短い接続管で、洗浄液の供給配管の一部を兼ねている。
この接続管４０の下端側には、ベアリング４１を組付け
た軸受筒４２の上端側を液密に遊嵌させている。接続管
４０の上端は盲蓋４３で塞いでいる。軸受筒４２の下端
には、洗浄液供給管継手４４を接続している。

【００１１】接続管４０の外周面には、カバー筒３９及
び防液カバー３２の外周面に沿ってＬ字形に立ち上がる
ノズル取付管４５を接続している。このノズル取付管４
５の立上がり部分には、複数のノズル４６を、適宜の間
隔を隔てて熱交換器２５の内側面と対向するように設け
ている。

【００１２】洗浄液供給管継手４４には、図５に示した
ように、洗浄液圧送装置６０から伸びる給液ホース６１
の末端を接続している。６２は洗剤液タンク、６３は洗
浄水タンク、６４は送液ポンプ、６５は洗剤液及び洗浄
水の圧送を自動制御する制御部である。

【００１３】次に、図５に於いて、７０は漏斗状をした
洗液受である。この洗液受７０は、ノズル４６から熱交
換器２５に向けて噴射された後、下方に滴り落ちた洗液
を受止める役割を果す。透明ビニールシート等で作られ
たこの洗液受７０の上縁部には、パイプ材で作られた補
強用のロ字形フレーム７１を取着している。洗液受７０
の下端部に設けた液抜孔７０ａには排液ホース７２接続
して、排液を排液溜７３に収容するようにしている。

【００１４】この洗液受７０を、天井の換気孔ａ直下に
垂設するには、図５に示したように、空調機２０の各吊
ボルト２２に引っ掛けた各吊線７４の下端を、ロ字形フ
レーム７１に引っ掛ければよい。この状態で、ケーシン
グの下縁部と洗液受７０の上縁部との間には、幾分かの
隙間Ｓが出来るのは避けられない。

【００１５】その為、このままでは、ノズル４６から噴
射された洗剤液や洗浄水の一部が、この隙間Ｓから室内
に噴き出て室内の調度品を汚すので、此等の調度品をビ
ニールシートで覆う等の厄介な養生作業が必要になる。
そして勿論、隙間Ｓから噴き出た洗剤液は作業者にも掛
かることになる。

【００１６】そこで、上記の隙間Ｓを確実に、且つ簡単
に封鎖出来て、上記の不都合が解消するようにしたの
が、本発明による洗浄用補助装置である。図１及び図２
に示した、この洗浄用補助装置１０は、カーテンの如き
形態のカーテン状本体１を備えている。このカーテン状
本体１は、図３，４に示した様に、その上縁部を空調機
２０のケーシング２１の下部外周りに巻き付けた状態で
垂設される。

【００１７】透明ビニールシート等で作られたカーテン
状本体１の長さは、ケーシング２１の外周長さより所定
長さだけ長く、高さ寸法は、上述の如くして垂設した状
態で、図３のようにその裾部分が洗液受７０の上部内側
に重なって、隙間Ｓを確実に封鎖出来る寸法に設定して
いる。そして、カーテン状本体１の上縁部は図２に示し
たように２つ折状に縫合して、ゴム紐（伸縮性部材）２
の挿通部１ａを形成させている。ゴム紐２の両端には、
Ｓ字形のフック３を夫々固着させている。この状態で、
カーテン状本体１にはヒダが形成される。

【００１８】又、挿通部１ａの両端近くには、複数の係
止孔（係止部）４を所定間隔を隔てて設けてあり、フッ
ク３は、この複数の係止部４のいずれかに掛止させるよ
うにしている。係止孔４には鳩目を取り付てもよい。

【００１９】次に、装置本体３０及び洗浄用補助装置１
０の作用を説明する。空調機２０の油煙で汚れた熱交換
器２５を、洗浄装置を使って洗浄するには、先ず、換気
孔ａに被せた換気パネル（図示略）を外し、ファンモー
タ２４からファン（図示略）を取り外す。そして、装置
本体３０の防液カバー３２を、前述の如くしてファンモ
ータ２４に外嵌させた状態で、このファンモータ２４に
係止させれば、装置本体３０の取付作業は簡単に終わ
る。そこで、ノズル取付管４５の旋回速度や、洗剤液及
び洗浄水の噴射タイミングや吐出圧等の、洗浄装置の自
動運転条件を、その制御部６５によって任意に設定して
置く。

【００２０】続いて、空調機２０のケーシング２１の下
部外周りに、カーテン状本体１を巻き付け、その挿通部
１ａに挿通しゴム紐２を引張させながら、一端側のフッ
ク３を、挿通部１ａの他端側に設けた複数の係止部４の
いずれかに引っ掛ければ、カーテン状本体１の上記巻付
状態は確実に固定されて、カーテン状本体１の取付作業
は簡単・迅速に終わる。

【００２１】この状態で、カーテン状本体１の裾部分
は、図３，図４に示した様に、洗液受７０の上部内側に
幾分重ね合わされる。そして、給液ホース６１は、カー
テン状本体１の両端同士の重なり部分Ｗを通して洗液受
７０の外に引き出す。その為、ケーシング２１の下縁部
と洗液受７０の上縁部との間に生じていた隙間Ｓは、カ
ーテン状本体１によって完全に封鎖され、洗浄装置３０
の運転準備が完了する。

【００２２】そこで、装置の起動スイッチを押すと、熱
交換器２５の内周面に対向されたノズル取付管４５が、
所定の速さで軸受筒４２の軸周りに旋回すると共に、送
液ポンプ６４が作動して、各ノズル４６からは、熱交換
器２５の全面に向けてくまなく洗剤液が噴射される。続
いて、洗剤液の供給から、洗浄水の供給に自動切換され
て、油性の汚れが落ちた熱交換器２５を洗い上げる。洗
液受７０上に滴下した洗液は、排液溜７３に捕集され
る。

【００２３】上記一連の熱交換器２５の洗浄過程で、ケ
ーシング２１と洗液受７０との間の隙間Ｓは前述の如
く、カーテン状本体１によって完全に封鎖されている。
その為、従来のように、隙間Ｓから噴き出た一部の洗剤
液が室内の調度品を汚すのを防ぐ為に、厄介な養生作業
を行う必要は無くなり、又、作業者は高所での危険でつ
らい作業から解放される。

【００２４】又、透明性にあるカーテン状本体１には、
噴射洗剤液が直接掛かることはないので、このカーテン
状本体１部分を通して、熱交換器２５の洗浄具合を容易
に確認出来る。又、カーテン状本体１の内側には、照明
灯を取付けるようにしてもよい。

【００２５】尚、上記構成に於いて、細部の構造は適宜
に設計変更しても本発明の目的は達成される。例えば、
伸縮性部材２はコイルスプリング等でもよいし、この伸
縮性部材２は、必ずしもカーテン状本体１の全長にわた
って設ける必要はない。又、カーテン状本体１には、必
ずしもヒダを設けなくてもよい。そして、固定手段とし
て“マジックテープ”を使う等、周知の様々な固定技術
を流用してもよい。

【００２６】

【発明の効果】以上の説明によって明らかなように、本
発明による空調機の洗浄用補助装置を使えば、熱交換器
に付着した油性の汚れを落とす為に噴射した洗剤液の一
部が室内に漏れ出て、調度品を汚損する恐れは確実に解
消する。従って、室内の調度品を洗剤液から守る厄介な
養生作業が不要になる。そして洗浄作業者は、危険でき
つい高所作業から解放されるし、洗剤液を浴びる恐れも
なくなる。又、カーテン状本体に伸縮性を持たせたり、
継足し可能にすることによって、１種類の洗浄用補助装
置を、大きさが異る様々の空調機に共用出来る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例を示す、正面図である。

【図２】同上、部分拡大正面図である。

【図３】同上、空調機への取付状態を示す縦断面図であ
る。

【図４】同上、空調機への取付状態を示す斜視図であ
る。

【図５】同上、洗浄装置全体の構成を示す見取図であ
る。

【図６】同上、装置本体の縦断面図である。

【図７】空調機（室内機）の設置状態を示す見取図であ
る。

【図８】従来例の説明図である。

【符号の説明】

１ カーテン状本体 １ａ 挿通部 ２ ゴム紐（伸縮性部材） ３ フック ４ 係止孔（係止部） ２〜４ 固定手段 １０ 洗浄用補助装置 ａ 換気孔 Ｓ 隙間 Ｗ 重なり部分 ２０ 空調機（室内機） ２１ ケーシング ２２ 吊ボルト ２３ 吊金具 ２４ ファンモータ ２５ 熱交換器 ２６ 除湿水受皿 ２６ａ 吸込口 ２６ｂ 吹出口 ３０ 装置本体 ３１ 組付基盤 ３２ 防液カバー ３３ 押し螺 ３４，４１ ベアリング ３５ 回転筒 ３６ ギャードモータ ３７ａ，３７ｂ 歯車 ３８ 乾電池 ３９ カバー筒 ４０ 接続管 ４２ 軸受筒 ４３ 盲蓋 ４４ 洗浄液供給管継手 ４５ ノズル取付管 ４６ ノズル ６０ 洗浄液圧送装置 ６１ 給液ホース ６２ 洗剤液タンク ６３ 洗浄水タンク ６４ 送液ポンプ ６５ 制御部 ７０ 洗液受 ７０ａ 液抜孔 ７１ ロ字形フレーム ７２ 排液ホース ７３ 排液溜 ７４ 吊線

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 今尾 宗博 愛知県春日井市愛知町１番地 愛知電機株 式会社内 (72)発明者 杉野 実 愛知県春日井市愛知町１番地 愛知電機株 式会社内

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 天井埋込型空調機の熱交換器２５が油煙
   等で汚れた時に、換気パネル及び換気用ファンを取外し
   てその直下に洗液受７０を垂設してから、洗剤液を熱交
   換器に噴射する際に、洗液受の上縁部と天井面との間の
   隙間Ｓから、洗剤液が室内に噴き出るのを防ぐ為のもの
   であって、 空調機のケーシング２１の下部外周に、その上縁部を巻
   き付けさせるカーテン状本体１と、 前記巻付状態を固定させる固定手段とを備えることを特
   徴とする空調機の洗浄用補助装置。
2. 【請求項２】 前記固定手段は、前記カーテン状本体１
   の上縁部の長手方向に取着した伸縮性部材２と、該伸縮
   性部材２の末端に取着したフック３と、前記上縁部の末
   端近くに設けられて、前記伸縮性部材２を引張させなが
   ら前記フック３を掛止させる、１以上の係止部４とを備
   えることを特徴とする請求項１記載の空調機の洗浄用補
   助装置。
3. 【請求項３】 前記伸縮性部材２は、ゴム紐又はコイル
   スプリングであることを特徴とする請求項２記載の空調
   機の洗浄用補助装置。
4. 【請求項４】 前記カーテン状本体１にヒダを設けたこ
   とを特徴とする請求項１乃至３のいずれかに記載の空調
   機の洗浄用補助装置。洗浄装置
5. 【請求項５】 前記カーテン状本体１は、その複数個を
   横方向に継ぎ足せるようにしたことを特徴とする請求項
   １乃至４のいずれかに記載の空調機の洗浄用補助装置。