JPH0886459A - 空気調和機 - Google Patents
空気調和機Info
- Publication number
- JPH0886459A JPH0886459A JP6225250A JP22525094A JPH0886459A JP H0886459 A JPH0886459 A JP H0886459A JP 6225250 A JP6225250 A JP 6225250A JP 22525094 A JP22525094 A JP 22525094A JP H0886459 A JPH0886459 A JP H0886459A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air conditioner
- bell
- mouth
- bell mouth
- axial flow
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 軸流送風ファンとベルマウスとに高さ位置の
バラツキがあった場合にも、同軸流送風ファンと同ベル
マウスとの間から吸込気流が逆流しないよう防止できる
天井埋込型空気調和機を提供する。 【構成】 天井板2の開口部に下部開口端を閉塞する化
粧グリル9を臨ませて天井板上方の空間部に吊下された
筐体5と、この筐体5の上板中心部に固定されて垂下さ
れたモータ7直結の垂直軸を有する軸流送風ファン8
と、この軸流送風ファン8の内周に所定の隙間をもって
同芯状に形成されたベルマウス10とを備えた空気調和機
において、前記軸流送風ファン8の外周に所定の隙間を
もって、前記ベルマウス10に比して高い同芯状の逆流防
止体14を、同ベルマウス10と一体的に形成する。
バラツキがあった場合にも、同軸流送風ファンと同ベル
マウスとの間から吸込気流が逆流しないよう防止できる
天井埋込型空気調和機を提供する。 【構成】 天井板2の開口部に下部開口端を閉塞する化
粧グリル9を臨ませて天井板上方の空間部に吊下された
筐体5と、この筐体5の上板中心部に固定されて垂下さ
れたモータ7直結の垂直軸を有する軸流送風ファン8
と、この軸流送風ファン8の内周に所定の隙間をもって
同芯状に形成されたベルマウス10とを備えた空気調和機
において、前記軸流送風ファン8の外周に所定の隙間を
もって、前記ベルマウス10に比して高い同芯状の逆流防
止体14を、同ベルマウス10と一体的に形成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は天井埋込型空気調和機に
係わり、より詳細には、吸込口に備えたベルマウスの外
周に、軸流送風ファンを介し所定の隙間をもって、同ベ
ルマウスと同芯状に形成した逆流防止体に関する。
係わり、より詳細には、吸込口に備えたベルマウスの外
周に、軸流送風ファンを介し所定の隙間をもって、同ベ
ルマウスと同芯状に形成した逆流防止体に関する。
【0002】
【従来の技術】空気調和機の一種として、部屋の中央部
天井裏に梁から吊るして設けられる天井吊下型の空気調
和機が知られている。図2は、従来のこの種の空気調和
機を示す縦断面図である。図2において、1は建物の
梁,2は天井板,3は同梁1と同天井板2との間の天井
裏の部屋の中央部に位置して配置された空気調和機,4
は前記梁1に固定されたアンカーボルト,5はこのアン
カーボルト4で吊下げられて下方に開口する前記空気調
和機3の筐体,6はこの筐体5の上板5a中央部の奥行前
半にわたり固定された板材で略コ字状に形成された整流
板,7はこの整流板6の中心部にボルトで固定されたモ
ータ,8はこのモータ7の軸に装着された軸流送風ファ
ン,9はこの軸流送風ファン8の下方の前記天井板2の
開口部を閉塞するように設けられた化粧グリル,9aはこ
の化粧グリル9の中心部に多数設けられた吸込口,9bは
同化粧グリル9の周辺部に設けられた吹出口,10は前記
化粧グリル9に面して前記筐体5の下板5bに固定された
ガイド板,11は前記軸流送風ファン8の内周に所定の隙
間をもって同芯状に形成され、前記ガイド板10の開口周
縁に一体的に設けられた環状のベルマウス,12は前記筐
体5の上板5aに固定され垂下された一対の熱交換器,13
は前記化粧グリル9に支持された空気清浄用のフィルタ
である。前記構成により、前記モータ7が回転して前記
軸流送風ファン8が回転すると、室内の空気は前記吸込
口9aから吸い込まれて前記整流板6で空気の流れが整え
られた後、前記熱交換器12で熱交換されて前記吹出口9b
から吹き出される。しかしながら、前記軸流送風ファン
8と前記ベルマウス11とに組立上のバラツキ等による高
さ位置のズレがあった場合には、同軸流送風ファン8と
同ベルマウス11との間において、吸込気流の逆流(サー
ジング)が発生し、送風性能が低下するという問題があ
った。
天井裏に梁から吊るして設けられる天井吊下型の空気調
和機が知られている。図2は、従来のこの種の空気調和
機を示す縦断面図である。図2において、1は建物の
梁,2は天井板,3は同梁1と同天井板2との間の天井
裏の部屋の中央部に位置して配置された空気調和機,4
は前記梁1に固定されたアンカーボルト,5はこのアン
カーボルト4で吊下げられて下方に開口する前記空気調
和機3の筐体,6はこの筐体5の上板5a中央部の奥行前
半にわたり固定された板材で略コ字状に形成された整流
板,7はこの整流板6の中心部にボルトで固定されたモ
ータ,8はこのモータ7の軸に装着された軸流送風ファ
ン,9はこの軸流送風ファン8の下方の前記天井板2の
開口部を閉塞するように設けられた化粧グリル,9aはこ
の化粧グリル9の中心部に多数設けられた吸込口,9bは
同化粧グリル9の周辺部に設けられた吹出口,10は前記
化粧グリル9に面して前記筐体5の下板5bに固定された
ガイド板,11は前記軸流送風ファン8の内周に所定の隙
間をもって同芯状に形成され、前記ガイド板10の開口周
縁に一体的に設けられた環状のベルマウス,12は前記筐
体5の上板5aに固定され垂下された一対の熱交換器,13
は前記化粧グリル9に支持された空気清浄用のフィルタ
である。前記構成により、前記モータ7が回転して前記
軸流送風ファン8が回転すると、室内の空気は前記吸込
口9aから吸い込まれて前記整流板6で空気の流れが整え
られた後、前記熱交換器12で熱交換されて前記吹出口9b
から吹き出される。しかしながら、前記軸流送風ファン
8と前記ベルマウス11とに組立上のバラツキ等による高
さ位置のズレがあった場合には、同軸流送風ファン8と
同ベルマウス11との間において、吸込気流の逆流(サー
ジング)が発生し、送風性能が低下するという問題があ
った。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題点に鑑みなされたもので、吸込気流の逆流(サージン
グ)の発生を防止し、送風性能を安定させる空気調和機
を提供することを目的とする。
題点に鑑みなされたもので、吸込気流の逆流(サージン
グ)の発生を防止し、送風性能を安定させる空気調和機
を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するためになされたものであり、天井板の開口部に下
部開口端を閉塞する化粧グリルを臨ませて天井板上方の
空間部に吊下された筐体と、この筐体の上板中心部に固
定されて垂下されたモータ直結の垂直軸を有する軸流送
風ファンと、この軸流送風ファンの内周に所定の隙間を
もって同芯状に形成されたベルマウスとを備えた空気調
和機において、前記軸流送風ファンの外周に所定の隙間
をもって、前記ベルマウスと同芯状の逆流防止体を設け
たことを特徴とする。また、前記逆流防止体の高さを、
前記ベルマウスの高さに比して高くしたことを特徴とす
る。更に、前記逆流防止体を前記ベルマウスと一体的に
形成したことを特徴とする。
決するためになされたものであり、天井板の開口部に下
部開口端を閉塞する化粧グリルを臨ませて天井板上方の
空間部に吊下された筐体と、この筐体の上板中心部に固
定されて垂下されたモータ直結の垂直軸を有する軸流送
風ファンと、この軸流送風ファンの内周に所定の隙間を
もって同芯状に形成されたベルマウスとを備えた空気調
和機において、前記軸流送風ファンの外周に所定の隙間
をもって、前記ベルマウスと同芯状の逆流防止体を設け
たことを特徴とする。また、前記逆流防止体の高さを、
前記ベルマウスの高さに比して高くしたことを特徴とす
る。更に、前記逆流防止体を前記ベルマウスと一体的に
形成したことを特徴とする。
【0005】
【作用】以上のように構成したので、吸込気流の逆流を
防止して送風性能を安定させることができる。
防止して送風性能を安定させることができる。
【0006】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明による一実施例
を詳細に説明する。図1は、天井埋込型空気調和機を示
す縦断面図である。図1において、11は軸流送風ファン
8の内周に所定の隙間をもって同芯状に形成され、ガイ
ド板10の開口周縁に一体的に設けられた環状のベルマウ
スで、14は前記軸流送風ファン8の外周に所定の隙間を
もって設けられた同芯状の逆流防止体である。前記逆流
防止体14は、前記ベルマウス11の高さに比して高く形成
され、且つ同ベルマウス11と共に前記ガイド板10と一体
的に形成されている。これにより、前記ベルマウス11と
軸流送風ファン8との高さ位置にバラツキがあった場合
にも、同ベルマウス11と軸流送風ファン8との間の隙間
からの吸込気流の逆流を防止できる構成となる。他の部
分については、図2に基づく上記説明のとおり、従来の
空気調和機と同様なので説明を省略する。前記構成によ
り、モータ7が回転して軸流送風ファン8が回転する
と、室内空気は吸込口7aから吸い込まれ、フィルタ13で
除塵された後、前記逆流防止体14を通過する際に整流さ
れ、吸込気流の乱れのない状態で前記ベルマウス11より
同軸流送風ファン8に吸い込まれ、熱交換器12で熱交換
されて吹出口9bから室内に吹き出される。その際、前記
軸流送風ファン8と前記ベルマウス11とに組立上のバラ
ツキ等による高さ位置のズレがあった場合にも、前記の
とおり、前記逆流防止体14により、吸込気流の逆流を防
止して送風性能を安定させることができる。
を詳細に説明する。図1は、天井埋込型空気調和機を示
す縦断面図である。図1において、11は軸流送風ファン
8の内周に所定の隙間をもって同芯状に形成され、ガイ
ド板10の開口周縁に一体的に設けられた環状のベルマウ
スで、14は前記軸流送風ファン8の外周に所定の隙間を
もって設けられた同芯状の逆流防止体である。前記逆流
防止体14は、前記ベルマウス11の高さに比して高く形成
され、且つ同ベルマウス11と共に前記ガイド板10と一体
的に形成されている。これにより、前記ベルマウス11と
軸流送風ファン8との高さ位置にバラツキがあった場合
にも、同ベルマウス11と軸流送風ファン8との間の隙間
からの吸込気流の逆流を防止できる構成となる。他の部
分については、図2に基づく上記説明のとおり、従来の
空気調和機と同様なので説明を省略する。前記構成によ
り、モータ7が回転して軸流送風ファン8が回転する
と、室内空気は吸込口7aから吸い込まれ、フィルタ13で
除塵された後、前記逆流防止体14を通過する際に整流さ
れ、吸込気流の乱れのない状態で前記ベルマウス11より
同軸流送風ファン8に吸い込まれ、熱交換器12で熱交換
されて吹出口9bから室内に吹き出される。その際、前記
軸流送風ファン8と前記ベルマウス11とに組立上のバラ
ツキ等による高さ位置のズレがあった場合にも、前記の
とおり、前記逆流防止体14により、吸込気流の逆流を防
止して送風性能を安定させることができる。
【0007】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による空気
調和機の構造であるならば、軸流送風ファンとベルマウ
スとに高さ位置のバラツキがあった場合にも、同軸流送
風ファンとベルマウスとの間からの吸込気流の逆流を防
止できる空気調和機となる。
調和機の構造であるならば、軸流送風ファンとベルマウ
スとに高さ位置のバラツキがあった場合にも、同軸流送
風ファンとベルマウスとの間からの吸込気流の逆流を防
止できる空気調和機となる。
【図1】本発明による空気調和機の縦断面図である。
【図2】従来例による空気調和機の縦断面図である。
1 梁 2 天井板 3 空気調和機 4 アンカーボルト 5 筐体 5a 筐体の上板 5b 筐体の下板 6 整流板 7 モータ 8 軸流送風ファン 9 化粧グリル 9a 吸込口 9b 吹出口 10 ガイド板 11 ベルマウス 12 熱交換器 13 フィルタ 14 逆流防止体
Claims (3)
- 【請求項1】 天井板の開口部に下部開口端を閉塞する
化粧グリルを臨ませて天井板上方の空間部に吊下された
筐体と、この筐体の上板中心部に固定されて垂下された
モータ直結の垂直軸を有する軸流送風ファンと、この軸
流送風ファンの内周に所定の隙間をもって同芯状に形成
されたベルマウスとを備えた空気調和機において、前記
軸流送風ファンの外周に所定の隙間をもって、前記ベル
マウスと同芯状の逆流防止体を設けたことを特徴とする
空気調和機。 - 【請求項2】 前記逆流防止体の高さを、前記ベルマウ
スの高さに比して高くしたことを特徴とする請求項1記
載の空気調和機。 - 【請求項3】 前記逆流防止体を前記ベルマウスと一体
的に形成したことを特徴とする請求項1,2記載の空気
調和機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6225250A JPH0886459A (ja) | 1994-09-20 | 1994-09-20 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6225250A JPH0886459A (ja) | 1994-09-20 | 1994-09-20 | 空気調和機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0886459A true JPH0886459A (ja) | 1996-04-02 |
Family
ID=16826367
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6225250A Pending JPH0886459A (ja) | 1994-09-20 | 1994-09-20 | 空気調和機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0886459A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100768861B1 (ko) * | 2006-04-06 | 2007-10-22 | 엘지전자 주식회사 | 카세트형 공기조화기 |
KR100806576B1 (ko) | 2006-03-27 | 2008-02-28 | 엘지전자 주식회사 | 카세트형 공기조화기 |
-
1994
- 1994-09-20 JP JP6225250A patent/JPH0886459A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100806576B1 (ko) | 2006-03-27 | 2008-02-28 | 엘지전자 주식회사 | 카세트형 공기조화기 |
KR100768861B1 (ko) * | 2006-04-06 | 2007-10-22 | 엘지전자 주식회사 | 카세트형 공기조화기 |
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