JPH0886316A - アクチュエータ - Google Patents
アクチュエータInfo
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- JPH0886316A JPH0886316A JP21986994A JP21986994A JPH0886316A JP H0886316 A JPH0886316 A JP H0886316A JP 21986994 A JP21986994 A JP 21986994A JP 21986994 A JP21986994 A JP 21986994A JP H0886316 A JPH0886316 A JP H0886316A
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- actuator
- bearing member
- ball screw
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Abstract
成することにより、摩擦抵抗を軽減させ、且つ騒音の発
生を防止することが可能なアクチュエータを提供するこ
と。 【構成】アクチュエータ10において、駆動力伝達軸と
して機能するボールねじ30および前記ボールねじ30
に外嵌される軸受部材31を超高分子量のポリエチレン
製材料で形成した。
Description
力伝達手段を介して移動テーブルに伝達し、前記移動テ
ーブルをフレームの長手方向に沿って変位させることに
よりワークを搬送するアクチュエータに関する。
クチュエータが用いられている。このアクチュエータ
は、外枠を構成するフレームの長手方向に沿って変位す
る移動テーブルを有し、モータ軸と同軸に連結されたボ
ールねじを介してモータの回転駆動力を前記移動テーブ
ルに伝達して該移動テーブルを摺動変位させることによ
り、該移動テーブルに載置されたワークを搬送してい
る。
ブルに伝達するボールねじおよび前記ボールねじに外嵌
される軸受部材は、摺動性を保持するために、例えば、
金属製材料あるいはポリアセタール等の合成樹脂製材料
によって形成されている。
術に係るアクチュエータでは、ボールねじおよび軸受部
材が合成樹脂製材料で形成されているため、長期間の使
用によって前記ボールねじと軸受部材との摺動部分の摩
耗が著しく、その結果、モータの回転駆動力を好適に移
動テーブルに伝達することができないという不都合があ
る。
ねじと軸受部材との摺動部位にグリス等の潤滑油を用い
る場合があるが、クリーンルーム等の環境に左右される
場所では前記潤滑油を使用することができないという不
都合がある。
々金属製材料で形成した場合、騒音が発生するという不
都合がある。
なされたものであり、駆動力伝達手段を超高分子量ポリ
エチレンで形成することにより、摩擦抵抗を軽減させ、
且つ騒音の発生を防止することが可能なアクチュエータ
を提供することを目的とする。
めに、本発明は、駆動源の駆動力を駆動力伝達手段を介
して移動テーブルに伝達し、前記移動テーブルをフレー
ムの長手方向に沿って変位させることによりワークを搬
送するアクチュエータにおいて、前記駆動力伝達手段
は、駆動力伝達軸および前記駆動力伝達軸に外嵌される
軸受部材からなり、前記駆動力伝達軸および/または軸
受部材を超高分子量ポリエチレンで形成することを特徴
とする。
力伝達手段を構成する駆動力伝達軸および/または軸受
部材を超高分子量ポリエチレンで形成する。
摺動部位における摺動抵抗が減少し、摩擦抵抗が軽減さ
れる。
好適な実施例を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳
細に説明する。
ータの要部分解斜視図である。
って貫通する複数の流体通路12a〜12d並びに溝部
14a、14bを有するフレーム16と、前記フレーム
16の対向する側面部に前記溝部14a、14bを介し
て着脱自在に設けられた一対のサイドカバー18a、1
8bと、前記フレーム16の長手方向の両端部に夫々装
着されるエンドカバー20a、20bとを含む。なお、
前記サイドカバー18a、18bおよびエンドカバー2
0a、20bによって画成された開口部を閉塞するトッ
プカバーは、図中において省略している。
に沿って該フレーム16と一体的に設けられた一対のガ
イドレール22a、22bを含むガイド機構24が設け
られる。前記一対のガイドレール22a、22b間には
モータ26が固設され、ブロック体28内に配設された
図示しないカップリング部材によって前記モータ26の
回転駆動力をボールねじ30に媒介している。
伝達手段29は、駆動力伝達軸として機能するボールね
じ30と、前記ボールねじ30に外嵌される軸受部材3
1とから構成され、この場合、前記ボールねじ30およ
び軸受部材31の両方、あるいはいずれか一方を超高分
子量のポリエチレン製材料によって形成すると好適であ
る。前記ボールねじ30は、支持ブロック32によって
その一端部を回動自在に支持され、一方、前記軸受部材
31は、円柱部33と断面略矩形状のフランジ部35と
が一体的に連結されて形成されている。
の間には、ボールねじ30の回動作用下に矢印Xまたは
Y方向に変位する移動テーブル34が設けられる。前記
移動テーブル34の略中央には前記軸受部材31の円柱
部33を保持する孔部が画成されるとともに、前記移動
テーブル34の底面部にはガイド機構24を構成するガ
イドブロック36が固着されている。
面部に膨出して一体的に形成される略平行な一対のガイ
ドレール22a、22bと、前記ガイドレール22a、
22bを摺動変位するガイドブロック36とから構成さ
れる。
は、基本的には以上のように構成されるものであり、次
にその作用効果について説明する。
動する。前記モータ26の回転駆動力は、ブロック体2
8内に設けられた図示しないカップリング部材を介して
ボールねじ30に伝達され、該ボールねじ30に螺合す
る軸受部材31を介して移動テーブル34が矢印Xまた
はY方向に変位する。
たは軸受部材31を超高分子量のポリエチレン製材料に
よって形成することにより、前記ボールねじ30および
軸受部材31を金属製材料あるいは合成樹脂製材料で形
成した場合と比較して摺動抵抗が減少し、摩擦抵抗を軽
減することができる。分子量が大きく、且つ硬質である
超高分子量ポリエチレンの特性に起因する。従って、前
記ボールねじ30および軸受部材31における摺動部分
の摩耗を防止するとともに、騒音の発生を阻止すること
ができる。この場合、従来技術のように、グリス等の潤
滑油を用いる必要がないことは勿論である。この結果、
本実施例に係るアクチュエータ10は、塵埃等が発生し
ないため、クリーンルーム等の場所で使用することも可
能である。なお、使用環境によってグリス等の潤滑油の
使用が許容される場合には、前記潤滑油を用いてもよ
い。
エータ40を図3に示す。
ーム42と一対のガイドレール44a、44bとを夫々
別体で形成し、且つフレーム42の上面部に所定間隔離
間して略平行に固設された一対のガイドレール44a、
44bの断面形状を略正方形状に形成している点で、図
1に示すアクチュエータ10と異なる。なお、その他の
構成および動作は前記アクチュエータ10と略同一であ
るため、同一の構成要素には同一の参照符号を付し、そ
の詳細な説明を省略する。
以下の効果が得られる。
記駆動力伝達軸に外嵌される軸受部材を超高分子量ポリ
エチレン製材料で形成することにより、摺動部位におけ
る摺動抵抗を減少させ、摩擦抵抗を軽減することができ
る。
は、耐久性が向上するとともに、クリーンルーム等の塵
埃の発生が許容されない場所でも好適に使用することが
できる利点がある。
解斜視図である。
よび軸受部材の拡大斜視図である。
部分解斜視図である。
図である。
フレーム 22a、22b、44a、44b…ガイドレール 24…ガイド機構 29…駆動力
伝達手段 30…ボールねじ 31…軸受部
材 33…円柱部 35…フラン
ジ部 36…ガイドブロック
Claims (1)
- 【請求項1】駆動源の駆動力を駆動力伝達手段を介して
移動テーブルに伝達し、前記移動テーブルをフレームの
長手方向に沿って変位させることによりワークを搬送す
るアクチュエータにおいて、 前記駆動力伝達手段は、駆動力伝達軸および前記駆動力
伝達軸に外嵌される軸受部材からなり、前記駆動力伝達
軸および/または軸受部材を超高分子量ポリエチレンで
形成することを特徴とするアクチュエータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21986994A JP3769038B2 (ja) | 1994-09-14 | 1994-09-14 | アクチュエータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21986994A JP3769038B2 (ja) | 1994-09-14 | 1994-09-14 | アクチュエータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0886316A true JPH0886316A (ja) | 1996-04-02 |
JP3769038B2 JP3769038B2 (ja) | 2006-04-19 |
Family
ID=16742337
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21986994A Expired - Fee Related JP3769038B2 (ja) | 1994-09-14 | 1994-09-14 | アクチュエータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3769038B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006083949A (ja) * | 2004-09-16 | 2006-03-30 | Iai:Kk | アクチュエータ |
CN116592052A (zh) * | 2023-06-20 | 2023-08-15 | 保定腾汇灯饰制造有限公司 | 一种轻型空心导轨 |
-
1994
- 1994-09-14 JP JP21986994A patent/JP3769038B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006083949A (ja) * | 2004-09-16 | 2006-03-30 | Iai:Kk | アクチュエータ |
JP4508796B2 (ja) * | 2004-09-16 | 2010-07-21 | 株式会社アイエイアイ | アクチュエータ |
CN116592052A (zh) * | 2023-06-20 | 2023-08-15 | 保定腾汇灯饰制造有限公司 | 一种轻型空心导轨 |
CN116592052B (zh) * | 2023-06-20 | 2024-01-26 | 保定腾汇灯饰制造有限公司 | 一种轻型空心导轨 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3769038B2 (ja) | 2006-04-19 |
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