JPH0886122A - 幟旗ポール - Google Patents

幟旗ポール

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JPH0886122A
JPH0886122A JP25003994A JP25003994A JPH0886122A JP H0886122 A JPH0886122 A JP H0886122A JP 25003994 A JP25003994 A JP 25003994A JP 25003994 A JP25003994 A JP 25003994A JP H0886122 A JPH0886122 A JP H0886122A
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Kiyoshi Yoshimi
Tadao Sakakura
忠男 坂倉
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 幟旗体を昇降操作するロープの寿命の向上及
びこのロープが引き起こしていた耳障りな騒音を解消す
る幟旗ポールを提供する。 【構成】 立設したポール本体の上端に、ポール軸回り
に回転自在とした頭部を設けて、該頭部より垂下したロ
ープの一端を幟旗体の上縁に止着し、一方、前記ロープ
の他端を、前記頭部を経て筒状に成形した前記ポール本
体内に挿通して、途中、連結部材を介して下方のポール
本体基端部に至るようになし、且つ前記連結部材が、こ
の部分で分離される上側ロープと下側ロープとを互いに
相対回転自在に連結するよう構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は各種の旗や幟(以下、幟
旗体という)を掲揚する幟旗ポールに関し、特に、幟旗
体を昇降操作するロープの取り回し構造を改良した幟旗
ポールに関する。
【0002】
【従来の技術】全国各所の神社等では、祭典,儀式等に
複数の幟がたてられるが、斯る幟は、木製の竿に通して
立てる細長い旗で、それら催しにあわせて町内の人達が
参加して行われるのが一般的であった。そして、祭典等
が終れば、次の祭典がやってくるまで幟,竿類は片付け
られ保管された。ところが、近年来の人手不足等によっ
て幟旗を立てるのに人が集まらないことから、金属製の
幟旗ポールを年中立てたままとし、幟のみを上げ下ろし
するスタイルを採るところがでてきた。
【0003】この種の幟旗ポールの一例を図11に示
す。図は縦長の幟4を掲揚したもので、地上に立設した
円柱状ポール本体1の上端に頭部2が取り付けられてい
る。頭部2は、その基体21がポール本体1と同形の円
柱状をなし、ポール本体1の上端に回転自在に連結され
る。この頭部基体21には、中間位置に水平方向へ突出
する支持アーム22が設けられ、該支持アーム22の先
端に近い位置からワイヤロープ3の一端が垂下して、こ
れと吊り具41とが結合する。吊り具41は一定長さの
棒状体で、その上面中央で前記ワイヤロープ3に結合
し、またその左右位置で幟旗体4の上辺に設けたリング
片42を係止する。吊り具41によって垂設される幟旗
体4は、また、その一側縁に上下方向の複数位置にリン
グ状規制具43(乳という)を設け、その先端リング部
をポール本体1に嵌装して幟旗体4の横振れを防止す
る。前記ワイヤロープ3の他端は、支持アーム22内の
先端に近い位置と基端位置に設けたガイドローラ71,
72に懸架され、ロープ他端はポール本体1の外周に沿
って下方へ延びて、ポール本体1の基端部に設けたウイ
ンチ6に至り、そのドラムに巻回されている。こうし
て、ウインチ6の操作レバー66を正逆回転操作して、
ワイヤロープ3を巻き取り、又は引き出すことで、幟4
が上昇して掲揚され、あるいは下降して幟を収納できる
ようにしたのである。更に、幟旗体4が横風を受けた場
合には、頭部2,支持アーム22を旋回させ、風をかわ
す構造とした。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記幟旗ポ
ールは、支持アーム1が幟旗体4の受ける横風に応じて
旋回するが、この旋回に伴ってワイヤロープ3を捩じ
り、これが度重なると、ワイヤロープ3を疲労させ耐久
性を著しく低下させた。加えて、普段でも、ワイヤロー
プ3がポール本体1の外周面に沿って垂れ下がった状態
になるため、風を受けてワイヤロープ3が揺れ、ポール
本体1に接触して耳障りな金属製不快音を発した。この
ような金属と金属とがぶつかり合う音は、静寂な境内の
中でひときわ響きわたり騒音問題を引き起こしていた。
【0005】本発明は上記問題点を解決するもので、幟
旗体を昇降操作するロープの寿命の向上及びこのロープ
が引き起こしていた耳障りな騒音を解消する幟旗ポール
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本第一発明の幟旗ポール
は、立設したポール本体の上端に、ポール軸回りに回転
自在とした頭部を設けて、該頭部より垂下したロープの
一端を幟旗体の上縁に止着し、一方、前記ロープの他端
を、前記頭部を経て筒状に成形した前記ポール本体内に
挿通して、途中、連結部材を介して下方のポール本体基
端部に至るようになし、且つ前記連結部材が、この部分
で分離される上側ロープと下側ロープとを互いに相対回
転自在に連結するよう構成したことを特徴とする。ここ
で、「ロープ」とは、つな,なわ類の総称をいい、織糸
網,鋼索(ワイヤロープ)のいずれでもよい。「連結部
材」は、上側ロープと下側ロープとを互いに相対回転自
在に連結するものであれば、その構造を問わない。
【0007】本第二発明の幟旗ポールは、第一発明に係
る連結部材が、上側ロープの一端を結着する一の連結具
と、下側ロープの一端を結着する他の連結具とを有し、
更に、両連結具がベアリング部材を介して相対回転自在
に結合するようにしたものである。本第三発明の幟旗ポ
ールでは、第二発明で、一の連結具を一端閉鎖の円筒体
に成形して、その閉鎖端面に前記上側ロープと下側ロー
プのうちの一方を結着すると共に、その内周壁にてリン
グ状のスラストベアリングを保持するようになし、且つ
前記他の連結具を、前記スラストベアリングに当接し支
持される鍔部を有する柱状体に成形して、該柱状体の端
面に前記上側ロープと下側ロープのうちの他方を結着し
たものである。本四発明の幟旗ポールは、第一発明乃至
第三発明で、ポール本体基端部にウインチを設けて、該
ウインチのドラムに前記下側ロープを巻回する構成であ
る。
【0008】本第五発明では、第一発明乃至第四発明
で、頭部がポール本体より側方へ突出する支持アームを
有し、且つ上側ロープを複数設けて、これら上側ロープ
が前記支持アームの長手方向複数位置よりそれぞれ垂下
するようになし、垂下したこれら上側ロープの各先端を
前記幟旗体の上縁の複数箇所に止着するようにした幟旗
ポールである。
【0009】
【作用】本第一発明の幟旗ポールによれば、幟旗体が横
風を受けると、風を避けるように頭部が回転する。これ
に伴いロープは捩じられる。しかし、ロープは途中で連
結部材により上側ロープと下側ロープに分離されると共
に両者は互いに相対回転自在に連結されているので、連
結部材から頭部を経て幟旗体に止着された上側ロープ
は、下側ロープとは無関係に頭部と一体に回転でき、ロ
ープに捩じれが生じることはない。尚、ロープの張力
は、前記連結部材を介して上側ロープ及び下側ロープ間
で相互に伝達される。また、ロープはポール本体内を通
るので、風の影響を受けない。
【0010】上記第二発明の構成にあっては、ベアリン
グ部材により、前記両連結具の相対回転が確実に保証さ
れる。上記第三発明の構成のようにすると、更に、連結
部材がコンパクトに実現されると共に、スラストベアリ
ングにより、上側ロープと下側ロープの張力が確実に相
互に伝達される。第四発明によれば、ウインチの操作に
よりロープを容易に上下動させることができる。また、
上記第五発明の構成においては、複数の上側ロープが幟
旗体の上縁の複数箇所に止着されるので、幟旗体が安定
支持される。
【0011】
【実施例】
(1)幟旗ポールの構造 図1に本発明になる幟旗ポールの一例を示す。図におい
て、幟旗ポールの全長は約13mで、ポール本体1は下
端が地中に埋設支持されて、地上に垂直に立てられてい
る。ポール本体1の外径は約140mmφで、その上半
部ではレジューサを介して約114mmφと細くなって
いる。ポール本体1の上端には頭部2が設けられ、該頭
部2は、ポール本体1と同形の基体21(外径約114
mmφ)と、該基体21に水平に貫設された支持アーム
22とで構成される。基体21は後述の構造によりポー
ル本体1に対して回転自在に連結されており、その頂部
に飾玉23を設ける。支持アーム22内にはロープとし
てのワイヤロープ3が通る。ワイヤロープ3は、長手方
向の二箇所で支持アーム22から垂下して、幟旗体4に
係る吊り具41を水平に支持する。吊り具41は金属製
の棒状体で、この吊り具41に幟旗体4の上縁が止着さ
れる。幟旗体4には標識等が描かれる。ここでは、吊り
具41を幟旗体4の構成要素として扱うが、吊り具41
は、その上辺に設けたリングへワイヤロープ3に固着さ
れた止着用フック(図示せず)を嵌めることで係合状態
になり、一般的には、祭典等が終了しても取外されるこ
とはない。取外しされるのは、幟旗体4の幟布部分だけ
である。吊り具41を取付けたままとすると、この重り
でワイヤロープ3の配設状態を維持でき、また幟を上げ
る際、ロープを緩めさえすれば吊り具41の自重でその
まま下方へたやすく降りてくるからである。もちろん、
止着用フックを解除し、吊り具41とワイヤロープ3間
の接続を切り離し、吊り具41も収納,保管対象として
もよい。幟旗体4の側縁には、ポール本体1に嵌装する
規制具43が設けられ、横振れを防いでいる。
【0012】一端を吊り具41に止着した上記ワイヤロ
ープ3の他端は、支持アーム22内より筒状の頭部基体
21を経て、同じく筒状としたポール本体1内を挿通
し、これを下方へ延びて、途中で詳細を後述する連結部
材5を介した後、ポール本体1の基端部外周に設けたウ
インチ6に至っている。ワイヤロープ3は、連結部材5
の部分で上側ロープ31と下側ロープ32とに分離され
ている。
【0013】図2,図3に、前記頭部2の詳細を示す。
図2は頭部2の部分断面側面図、図3はその全体水平断
面図である。支持アーム22は横幅を小さくした矩形の
筒状体で、アーム本体部の前後位置にそれぞれガイドロ
ーラ71A,71Bが内設されている(図3)。これら
ガイドローラ71A,71Bは幅方向へ位置をずらして
ある。支持アーム22内に配設されたワイヤロープ3の
上側ロープ31は、図3に示すごとく左右に二本設けら
れ、各上側ロープ31A,31Bがそれぞれ上記ガイド
ローラ71A,71Bを経て支持アーム22から垂下し
(図2)、吊り具41の左右位置に結着する。
【0014】左右の前記上側ロープ31A,31Bの他
端は、頭部基体21を貫通する部分の支持アーム22内
に並設されたガイドローラ72A,72Bにそれぞれ懸
架されて下方へ向きを変え、ポール本体1内に位置する
連結部材5のリングボルト54に至っている。前記各ガ
イドローラ71A〜72Bには、その外周に近接してそ
れぞれロープ脱落防止用のバー73が設けてある。尚、
図2に示す連結部材5は、説明を容易にするために実際
の位置よりも(図1参照)上方に描いてある。
【0015】頭部基体21の下端が近接するポール本体
1の上端には、上方へ突出するガイド筒11が設けら
れ、その大径の基部111はポール本体1の開口に嵌着
されている。前記頭部基体21はガイド筒11を覆うよ
うに上方より被着され、図4に示すように、その下端部
内周に設けた金属リング211と、ガイド筒11の基部
111外周の段付面との間に設けたスラストベアリング
12により回転自在に支持されている。頭部基体21の
回転は、その中間部内周面に設けた樹脂製の厚肉ガイド
リング212が前記ガイド筒11の外周に摺接すること
により、横振れを生じることなく円滑になされる。
【0016】連結部材5のリングボルト54は、実際に
は、図4で知られるように一の連結具たるハウジング5
1の頂壁に左右一対54A,54B設けられ、これらリ
ングボルト54A,54Bにそれぞれ左右の上側ロープ
31A,31Bが結着されている。そして、他の連結具
52から下方へ単一のリングボルト55が突出して、こ
れに下側ロープ32が結合されている。
【0017】連結部材5の詳細を図5に示す。連結部材
5に係るハウジング51は下方へ開放する円筒体で(図
6)、頂壁の二箇所(一方のみ図示)にネジ穴511が
形成され、これらネジ穴511に前記リングボルト54
のボルト部がねじ込み固定される。ハウジング51の内
周壁は下半部を段付きに拡径し、この拡径した下半部の
内周面全周に溝512を形成している。そして、この溝
512内にはスナップリング56(図5)が嵌着され、
該スナップリング56とハウジング51内周の段付部と
の間にリング状のスラストベアリング53を保持するよ
うにしている。スラストベアリング53内には、他の連
結具52が挿通されて回転自在に支持されている。
【0018】上記連結具52は、上下の金属筒体52
1,522を衝合して形成される。上側筒体521は、
図7に示すように、前記スラストベアリング53の内径
より大径の鍔部523を有すると共に、筒内周にはネジ
溝521aが設けられている。尚、前記鍔部523は一
部を平行面としてある(図7の(2))。また、図8に
示すように、下側筒体522はその外径が前記上側筒体
521の鍔部523と同一で、上側筒体521の下端面
に衝合される突出部524を有している。リングボルト
55は、図5に示すように、そのボルト部を下側筒体5
22の筒内に挿入して、上側筒体521の筒内にねじ込
み固定される。このような構造によって、ハウジング5
1とスラストベアリング53に支持された連結具52と
が互いに相対回転自在となる。しかも、上側ロープ31
と下側ロープ32の張力は、ハウジング51,スナップ
リング56,スラストベアリング53,及びスラストベ
アリングに鍔部523が当接する連結具52を介して相
互に伝達される。
【0019】下側ロープ32は、既述のごとく、連結具
52(リングボルト55)からポール本体1の基端部に
設けたウインチ6に至っており、その詳細を図9,図1
0に示す。図9はウインチ設置部の垂直断面図、図10
はその水平断面図である。ポール本体1内には、これを
水平に横断する支軸13にガイドローラ74が設けてあ
り、上方より至った下側ロープ32が前記ガイドローラ
74に懸架されて水平方向へ向きを変え、ポール本体1
の側方に位置するウインチ6のドラム61に巻回できる
ようにしている。尚、ガイドローラにはその外周に近接
してロープ脱落防止用のバー73を設けている。
【0020】ウインチ6は、ポール本体1より側方へ突
出する取付板63上に取着される。取付板63は、ポー
ル本体1の両側面に固定されて平行に延びる脚板63
1,632と、これら脚板631,632間に平行に架
設された支持板633,634とで構成する。ウインチ
6のケーシング62は上方へ開放する略U字形に屈曲成
形されて前記支持板633,634上に固定され、その
両側壁間に前記ドラム61が回転自在に支持されてい
る。ドラム61は、ギヤカバー64から突出する回転軸
65に取り付けた操作レバー66により正逆回転できる
ようになっている。尚、上述した各構成部品は、一部パ
ッキン,ガイドリング212を除いて全てステンレス鋼
製である。
【0021】(2)幟旗ポールの作動と効果 上記構造の幟旗ポールにおいて、ドラム61の操作レバ
ー66を正逆操作すると、これに伴ってドラム61が回
転して下側ロープ32を巻き取り、あるいは繰り出す。
ドラム61に下側ロープ32が巻き取られると、ポール
本体1内の下側ロープ32は下方へ移動し、連結部材5
を介して引張り力を受けた上側ロープ31も下方へ移動
する。従って、吊り具4が上方へ移動し、吊り具41に
止着された幟旗体4も上昇掲揚される。反対に、ドラム
61から下側ロープ32が繰り出されると、幟旗体4が
その自重で下がり、吊り具41,上側ロープ31の一端
も下方へ降りてきて、幟を吊り具41から取外し収納,
保管できるようになる。
【0022】一方、掲揚された幟旗体4が横風を受ける
と、その風力によって頭部基体21及び支持アーム22
が旋回し、上側ロープ31も一体に回転する。しかる
に、下側ロープ32は連結部材5により相対回転自在に
上側ロープ31と連結された構造であるので、上側ロー
プ31が回転しても、その回転力は下側ロープ32に伝
達されない。上側ロープ31のみが自在に回転し、下側
ロープ32は静止している。即ち、ワイヤロープ3は連
結部材5によって、互いに相対回転可能な上側と下側の
各ロープ31,32に分離されているから、捩じれを生
じることなく、ワイヤロープ3は疲労による寿命低下が
避けられる。
【0023】また、ワイヤロープ3全体がポール本体1
内に挿通されているので、風で揺れてポール本体1と接
触しカラン,カランという不快な金属音を響かせること
もない。ワイヤロープ3をポール本体1内へ挿通するこ
とによって、風雨からも守られ錆等は発生しない。更
に、一部樹脂製パッキンを除き全てステンレス鋼製であ
るので、機械的強度が十分で且つ耐久性に優れ、風雨に
晒されても寿命が長い。
【0024】尚、本発明においては、前記実施例に示す
ものに限らず、目的,用途に応じて本発明の範囲で種々
変更できる。ポール本体1,頭部2,ワイヤロープ3,
幟旗体4,連結部材5等の形状,大きさ,材質等は、目
的に応じ適宜選択できる。連結部材の構造は前記実施例
のものに限られず、相対回転自在に上側ロープと下側ロ
ープを連結するものであればよい。また、実施例では幟
について説明したが、オリンピック競技,国体競技等で
国旗等の旗の掲揚に適用することもできる。
【0025】
【発明の効果】以上のごとく、本発明の幟旗ポールは、
幟旗体を昇降操作するロープの寿命を大幅に延長するこ
とができ、更に、ロープが揺れてポール本体と接触し発
する不快な騒音を解消できるなど多大な効を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す幟旗ポールの全体側面
図である。
【図2】幟旗ポール頭部の部分断面側面図である。
【図3】幟旗ポール頭部の水平断面図である。
【図4】幟旗ポール頭部とポール本体の連結部の要部断
面図である。
【図5】連結部材の断面図である。
【図6】連結部材ハウジングの断面図である。
【図7】保持具を構成する上側筒体の縦断面図と下方よ
り見た平面図である。
【図8】保持具を構成する下側筒体の縦断面図である。
【図9】ウインチ設置部のポール本体の垂直断面図で、
図10のIX−IX線に沿う断面図である。
【図10】ウインチ設置部のポール本体の水平断面図
で、図9のX −X 線に沿う断面図である。
【図11】従来例を示す幟旗ポールの概略斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 ポール本体 2 頭部 22 支持アーム 3 ワイヤロープ(ロープ) 31,31A,31B 上側ロープ 32,32A,32B 下側ロープ 4 幟旗体 5 連結部材 51 ハウジング(連結具) 52 連結具 523 鍔部 53 スラストベアリング(ベアリング部材) 6 ウインチ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 立設したポール本体の上端に、ポール軸
    回りに回転自在とした頭部を設けて、該頭部より垂下し
    たロープの一端を幟旗体の上縁に止着し、一方、前記ロ
    ープの他端を、前記頭部を経て筒状に成形した前記ポー
    ル本体内に挿通して、途中、連結部材を介して下方のポ
    ール本体基端部に至るようになし、且つ前記連結部材
    が、この部分で分離される上側ロープと下側ロープとを
    互いに相対回転自在に連結するよう構成したことを特徴
    とする幟旗ポール。
  2. 【請求項2】 前記連結部材が、上側ロープの一端を結
    着する一の連結具と、下側ロープの一端を結着する他の
    連結具とを有し、更に、両連結具がベアリング部材を介
    在させて相対回転自在に結合してなる請求項1記載の幟
    旗ポール。
  3. 【請求項3】 前記一の連結具を一端閉鎖の円筒体に成
    形して、その閉鎖端面に前記上側ロープと下側ロープの
    うちの一方を結着すると共に、その内周壁にてリング状
    のスラストベアリングを保持するようになし、且つ前記
    他の連結具を、前記スラストベアリングに当接し支持さ
    れる鍔部を有する柱状体に成形して、該柱状体の端面に
    前記上側ロープと下側ロープのうちの他方を結着してな
    る請求項2記載の幟旗ポール。
  4. 【請求項4】 前記ポール本体基端部にウインチを設け
    て、該ウインチのドラムに前記下側ロープを巻回してな
    る請求項1乃至3のいずれかに記載の幟旗ポール。
  5. 【請求項5】 前記頭部はポール本体より側方へ突出す
    る支持アームを有し、且つ前記上側ロープを複数設け
    て、これら上側ロープが前記支持アームの長手方向複数
    位置よりそれぞれ垂下するようになし、垂下したこれら
    上側ロープの各先端を前記幟旗体の上縁の複数箇所に止
    着してなる請求項1乃至4のいずれかに記載の幟旗ポー
    ル。
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