JPH088581Y2 - 肥料タンクを備えた農作業車 - Google Patents

肥料タンクを備えた農作業車

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JPH088581Y2
JPH088581Y2 JP1990003830U JP383090U JPH088581Y2 JP H088581 Y2 JPH088581 Y2 JP H088581Y2 JP 1990003830 U JP1990003830 U JP 1990003830U JP 383090 U JP383090 U JP 383090U JP H088581 Y2 JPH088581 Y2 JP H088581Y2
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JP
Japan
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fertilizer
tanks
tank
hose
pump
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JP1990003830U
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健一 近藤
博 平井
輝彦 津田
幸雄 加藤
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MITSUBISHI NOUKI KABUSHIKI KAISHA
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MITSUBISHI NOUKI KABUSHIKI KAISHA
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、田植機,移植機,湛水直播機等におい
て、、苗の植付または播種と並行して同時に施肥する農
作業車に関し、特にメインの肥料タンクのほかに増量タ
ンクを設けた農作業車に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、田植機,移植機,湛水直播機等の農作業車にお
いて、主としてペースト状又は液状の肥料を収容する肥
料タンクを車体前部両側に設け、この肥料タンクから排
出される肥料を施肥ポンプで加圧して施肥ノズルに送り
出し圃場に施肥するようにした施肥装置が知られてい
る。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記肥料タンクは、車体の限られたスペース内に設け
られているので、その容量に制限があって十分とはいえ
ず、例えば大区画圃場で作業行程が長いような圃場で作
業する場合には、作業の途中で肥料がなくなって作業を
中断し、肥料を補給しなければならない、という不都合
な事態が生じることがあった。
本考案は、上記のような問題点を解決するためになさ
れたもので、増量タンクを機体走行の邪魔にならないよ
うに設けると共に、増量タンクの肥料排出ホースの配置
を改良した肥料タンクを備えた農作業車を提供すること
を目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために本考案は、車体前部両側
に肥料タンク13,13を備える農作業車において、 上記肥料タンク13,13の外側方に増量タンク14,14を横
並びに、且つそれぞれのタンク底面をほぼ同じ高さに並
設し、該肥料タンク13,13の下方を互いに連通管15で連
結すると共に、左右の増量タンク14,14の下方に設けた
肥料排出ホース25,25は、上記肥料タンク13,13の下方を
通過させて、上記連通管15とともに施肥ポンプ26に連結
した単一のサクションホース24へ合流させるよう接続し
たことを特徴とするものである。
〔作用〕
上記の構成によって、肥料タンク13,13及び増量タン
ク14,14からの肥料の排出がスムーズに行われ、安定し
た施肥作業を行うことができる。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本考案の実施例について説明す
る。
第1図及び第4図において、符号1は乗用型田植機の
乗用車体で、この乗用車体1には、車体2前部に設けた
ボンネット3内に、エンジン4が搭載され、左右一対の
前輪5及び後輪6を装備し、車体2の後部に昇降リンク
7を介して植付部8を装着している。植付部8はフロー
ト9、苗載せ台10、苗植付体11等を具備し、フロート9
には後述する施肥ノズル28が取付けられている。
上記乗用車体1の前部にはボンネット3(エンジン
4)の両側に設けたボンネットステップ12,12の下側に
位置して肥料タンク13,13を設け、この肥料タンク13,13
の外側に横並びに、且つそれぞれのタンク底面をほぼ同
じ高さにして増量タンク14,14を設けている。肥料タン
ク13,13は車体2に取付けられると共に、その前部下方
において第2図に示すように連通管15により連通され、
この連通管15をサクションホース24に接続し、連通管15
の上部に開閉可能の肥料注入口23を設けている。肥料タ
ンク13の前部から下側にかけてフロントアンダーカバー
16が車体2に固着されて設けられ、肥料タンク13を保護
している。
上記連通管15にはドレン口17を介して蛇腹状のドレン
ホース18が接続され、このドレンホース18の先端には栓
が設けられている。また、増量タンク14には、それぞれ
大口径の肥料注入蓋14a,14aが設けられ、底部排出口に
連結した肥料排出ホース25,25を、肥料タンク13,13の下
側を通して上記サクションホース24に接続、合流させて
いる。また、一方の肥料排出ホース25には、上記ドレン
ホース18の近傍に位置してドレン口19を介してドレンホ
ース20が接続されている。そして、サクションホース24
は、カップリング21を介して接続ホース22、ポンプホー
ス36に接続され、施肥ポンプ26に接続されている。施肥
ポンプ26から制御部27を介して上記施肥ノズル28に接続
している。
一方、乗用車体1の操縦席の左右両側には、苗を補給
する際に乗るステップ33が固設され、このステップ33の
前部外側に縦軸35を介して補助ステップ34が、横方向に
回動して車体側に収納される位置と、ステップ33の外側
に張出す位置とに変位可能に設けられている。また、補
助ステップ34は、収納状態のときその外側縁が上記増量
タンク14の外側縁とほぼ等しく、外側に張出させたとき
はその外側縁が増量タンク14の外側縁より外側へ大きく
突出するようになっている。
上記肥料ポンプ26は多数(この実施例では8個)のも
のからなり、ポンプ駆動ケース30、第3図に示すサブタ
ンク31,31aにより左右2個ずつ、上下2段に支持され、
サブタンク31,31aに臨ませた肥料吸入口26aから肥料を
吸入して加圧し、ホース43を介して制御部27に送るよう
になっている。そしてサブタンク31,31aは、上部のタン
ク31,31がポンプホース39により連通し、上下のタンク3
1,31aが通路で連通すると共に、下部のタンク31a,31aが
サブタンク取付け口36a,36aを介してポンプホース36に
連通されている。ポンプホース36の終端にはドレンホー
ス32が接続されている。また、ポンプホース36の上部に
はエア抜き口37,37が設けられてここにエア抜きホース3
8が接続され、このエア抜きホース38と連通するエア抜
きホース40の先端は、ジョイント41を介して基端を制御
部27に一端を連通させた戻しパイプ42に着脱可能に接続
されている。
このように構成された乗用型田植機においては、作業
時には第1図および第4図に示すように乗用車体1に植
付部8を連結して田植作業および施肥作業を行う。そし
て、植付部8に苗を補給するときは、補助ステップ34を
ステップ33の外側に張出させて作業者がその上に乗り苗
補給作業を行い、補助ステップ34を使用しないときには
収納状態にしておくことで機体走行の邪魔になることが
ない。
一方、乗用型田植機1を路上走行させるときは、昇降
リンク7と植付部8との連結を解除し、図示しないが植
付部8の下側に走行車輪を取付け、また、植付部8の一
側部に連結機構を設けて昇降リンク7に連結して植付部
8を縦長状態にして走行、移動させる。このとき、補助
ステップ34を収納状態にしておくことで、細い通路を走
行する場合でも邪魔になることがない。また、走行時に
増量タンク14,14を機幅の目安にすることで容易に走行
することができる。
また、増量タンク14から肥料を排出するホース25を、
肥料タンク13の下方を通過させて単一のサクションホー
ス24へ合流させるよう接続したので、機体の地上高を高
く保持でき、肥料排出ホース25を損傷することが少くな
る。さらに、ドレンホース18,20を接近して設け、しか
も、肥料流路の始端側と終端側に設けて両者を接近させ
ているので、作業終了時の肥料の排出作業が、容易に、
かつ確実に行われる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案の肥料タンクを備えた農
作業車によれば、車体前部両側に備えた肥料タンク13,1
3の外側方に増量タンク14,14を横並びに、且つそれぞれ
のタンク底面をほぼ同じ高さに並設したので、肥料容量
を増大させて作業行程を長くすることが可能になり、し
かも車体前部を低く構成することができて前方視界が確
保される。
また、肥料タンク13,13の下方を互いに連通管15で連
結すると共に、左右の増量タンク14,14の下方に設けた
肥料排出ホース25,25は、上記肥料タンク13,13の下方を
通過させて、上記連通管15とともに施肥ポンプ26に連結
した単一のサクションホース24へ合流させるよう接続し
たので、全ての肥料タンク13,13,14,14からほぼ均一に
肥料が排出される。また、各肥料タンク13,13,14、14に
供給された肥料も、単一のサクションホース24に接続し
た連通管15及び肥料排出ホース25,25を介して各タンク
が連通しているので、肥料が各タンクに面一に収容さ
れ、例えば、一つのタンクが空になって空気が入って、
施肥量にムラが発生するような事態を防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を適用した田植機の平面図、第2図は要
部の平面図、第3図は要部の縦断側面図、第4図は本考
案を適用した田植機の側面図である。 1……乗用車体、2……車体、3……ボンネット、4…
…エンジン、5……前輪、6……後輪、7……昇降リン
ク、8……植付部、9……フロート、10……苗載せ台、
11……苗植付体、12……ボンネットステップ、13……肥
料タンク、14……増量タンク、15……連通管、16……フ
ロントアンダーカバー、17,19……ドレン口、18,20,32
……ドレンホース、21……カップリング、22……接続ホ
ース、23……肥料注入口、24……サクションホース、25
……肥料排出ホース、26……施肥ポンプ、27……制御
部、28……施肥ノズル、30……ポンプ駆動ケース、31…
…サブタンク、33……ステップ、34……補助ステップ、
35……縦軸、36……ポンプホース、37……エア抜き口、
38、40……エア抜きホース、39……ポンプホース、41…
…ジョイント、42……戻しパイプ、43……ホース。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き 審査官 番場 得造 (56)参考文献 実開 平1−127408(JP,U) 実開 昭62−104630(JP,U) 実開 昭60−46832(JP,U) 実開 昭58−52919(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体前部両側に肥料タンク(13,13)を備
    える農作業車において、 上記肥料タンク(13,13)の外側方に増量タンク(14,1
    4)を横並びに、且つそれぞれのタンク底面をほぼ同じ
    高さに並設し、該肥料タンク(13,13)の下方を互いに
    連通管(15)で連結すると共に、左右の増量タンク(1
    4,14)の下方に設けた肥料排出ホース(25,25)は、上
    記肥料タンク(13,13)の下方を通過させて、上記連通
    管(15)とともに施肥ポンプ(26)に連結した単一のサ
    クションホース(24)へ合流させるよう接続したことを
    特徴とする肥料タンクを備えた農作業車。
JP1990003830U 1990-01-19 1990-01-19 肥料タンクを備えた農作業車 Expired - Lifetime JPH088581Y2 (ja)

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JPH0395729U JPH0395729U (ja) 1991-09-30
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0436583Y2 (ja) * 1985-12-20 1992-08-28
JPH01127408U (ja) * 1988-02-26 1989-08-31

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JPH0395729U (ja) 1991-09-30

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