JPH0885648A - 記録媒体の幅寄せ装置 - Google Patents

記録媒体の幅寄せ装置

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Publication number
JPH0885648A
JPH0885648A JP24856394A JP24856394A JPH0885648A JP H0885648 A JPH0885648 A JP H0885648A JP 24856394 A JP24856394 A JP 24856394A JP 24856394 A JP24856394 A JP 24856394A JP H0885648 A JPH0885648 A JP H0885648A
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JP
Japan
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width
roller
recording medium
feed roller
shifting
Prior art date
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Pending
Application number
JP24856394A
Other languages
English (en)
Inventor
Megumi Takahashi
恵 高橋
Junichi Takahashi
順一 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinko Seisakusho KK
Original Assignee
Shinko Seisakusho KK
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Publication date
Application filed by Shinko Seisakusho KK filed Critical Shinko Seisakusho KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 幅寄せ動作の信頼性を向上するとともに、製
造コストを低減する。 【構成】 幅寄せローラ40の環状側面40bを送りロ
ーラ30の外周面30bに接触させて従動回転させつつ
記録媒体Pに接触させて幅寄せを行う。両ローラ30,
40は、曲面及び平面で互いに接触するため、高精度に
加工した伝動面が不要であり、かつ、高精度な組み立て
が不要。支持部材14の回動軸14dを幅寄せローラ4
0の回転軸より上方に位置させたので、幅寄せローラ4
0は、その移動に従って送りローラ30から受ける押圧
力が減少するので、脱落や磨耗が防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、通帳等の記録
媒体を基準位置に幅寄せする記録媒体の幅寄せ装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、通帳処理機などの媒体処理装置
においては、挿入された通帳を所定の基準位置に幅寄せ
するために、幅寄せ装置を具備している。このような幅
寄せ装置として、例えば、図4に示すようなものが既に
本出願人から提案されている(実願平5−54453
号)。
【0003】図4において、基準ガイドG上の記録媒体
Pは、矢印方向に回転する送りローラ10によって搬送
される。幅寄せローラ16は、支持部材14によって記
録媒体Pの搬送方向と平行な軸回りで枢支されている。
支持部材14は、上記幅寄せローラ16の回転軸線と平
行方向の支軸14dを支点にして回動自在に支持されて
いる。支持部材14の突片14eに開設された係合孔1
4fには、図示しない駆動手段によって上下方向に移動
される係合ピン18が遊挿されている。なお、押圧ロー
ラ12は、記録媒体Pの搬送時には、基準ガイドGの開
口部Wから上方に突出して記録媒体Pを送りローラ10
に押圧するが、幅寄せ時には、下方に退避して記録媒体
Pから離間するようになっている。
【0004】したがって、係合ピン18が下方位置Pd
に移動されている場合には、支持部材14は一点鎖線で
示すように上方に退避している。係合ピン18が上方位
置Puに移動すると、支持部材14は、幅寄せローラ1
6の自重によって実線で示す位置に下降する。この結
果、図5に示す平面図のように、幅寄せローラ16の伝
動面16bは、送りローラ10の伝動面10bに押圧接
触されるので、送りローラ10に従動して矢印で示す方
向に回転される。これと同時に、幅寄せローラ16の外
周面、すなわち幅寄せ面16aは、記録媒体Pの上面に
接触しているので、記録媒体Pは、その側端部が基準ガ
イドGの基準面Hに衝接されて幅寄せされる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、幅寄せロー
ラ16は、支軸14dで回動自在に支持された支持部材
14によって支持されているため、幅寄せする記録媒体
Pの厚みが薄くなると、その中心位置は、時計回り方向
に回動して下がる。一方、送りローラ10は、駆動軸1
0xによって回転自在に支持されており、基準ガイドG
に対する高さ方向の位置は固定されている。また、送り
ローラ10及び幅寄せローラ16は、同一の直径であっ
た。
【0006】したがって、記録媒体Pの厚みが薄くなる
に従って、送りローラ10の回転中心位置CL1に対す
る幅寄せローラ16の回転中心位置が相対的に低下して
いく。その結果、幅寄せローラ16の伝動面16bにお
ける送りローラ10の伝動面10bに接触する接触部分
は、相対的に上方に移動する。この結果、幅寄せローラ
16は、送りローラ10によって下方に押圧されて巻き
込まれる方向の力を受けるため、送りローラ10によっ
て幅寄せローラ16が巻き込まれて支持部材14から脱
落したり、上記両ローラの接触部分における磨耗が増加
したりする問題が生じていた。
【0007】また、送りローラ10及び幅寄せローラ1
6の伝動面10b,16bが互いに円滑に接触するため
には、両ローラを高精度に加工する必要があり、また、
両ローラの組立調整にも精度を要するために手間がかか
っていた。したがって、部品コスト及び調整コストが高
くついていた。
【0008】本発明は、このような事情に基づいてなさ
れたもので、その第1の目的は、幅寄せする記録媒体の
厚みが薄い場合でも、幅寄せ動作が円滑に行い、かつ、
送りローラ及び幅寄せローラの磨耗を少なくすることに
より、幅寄せ動作の信頼性を向上させた記録媒体の幅寄
せ装置を提供することにある。また、第2の目的は、部
品コスト及び調整コストが低くて済む記録媒体の幅寄せ
装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の記録媒体の幅寄
せ装置は、記録媒体の搬送方向と平行な軸回りに幅寄せ
ローラを回転自在に支持する支持部材を回動自在に支持
し、記録媒体の搬送面を基準として、支持部材の回動軸
を幅寄せローラの回転軸より上方に位置させ、支持部材
を所定方向に回動することにより幅寄せローラの外周面
と直角をなす環状側面を送りローラの外周面に接触させ
て従動回転させつつ記録媒体に接触させて幅寄せを行う
ことを特徴としている。
【0010】
【作用】記録媒体の搬送面を基準として、支持部材の回
動軸を幅寄せローラの回転軸より上方に位置させたの
で、幅寄せローラが下方に円弧状に移動するに従って幅
寄せローラは送りローラから受ける押圧力が減少する方
向に移動する。このため、送りローラが幅寄せローラに
それを巻き込む方向の押圧力を与えることがない。送り
ローラ及び幅寄せローラは、それぞれ送りローラの曲面
である外周面と、幅寄せローラの外周面と直角をなす平
面である環状側面とによって互いに接触する。すなわ
ち、高精度に加工した伝動面が不要であり、かつ、上記
曲面及び平面を互いに接触させればよいので、両ローラ
の接触状態を保持して組立てる際に高精度を要しない。
【0011】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は、本発明の記録媒体の幅寄せ装置の一実施例
を示す要部側面図であり、幅寄せする記録媒体の厚みが
最大の場合を示す。図2は、幅寄せする記録媒体の厚み
が最小の場合を示す要部側面図である。図3は、図1及
び図2を矢視Vから見た側面図である。なお、図1〜図
3において、従来例を示す図4と同一または相当する部
材には同一の符号を付し、その説明を省略する。
【0012】図1及び図2は、幅寄せ動作を実行するた
めに、支持部材14が支軸14aを支点にして時計方向
に回動して下降した状態を示している。このとき、押圧
ローラ12は下方に没入して記録媒体Pから離間してい
る。送りローラ30は、記録媒体Pに接触して搬送する
ための外周面30aを有しており、この外周面30aが
次述する幅寄せローラ40に回動力を付与するための伝
動面を構成している。したがって、従来と異なり、送り
ローラ30には、特別に伝動面を形成する必要がない。
【0013】一方、幅寄せローラ40は、記録媒体Pに
接触して幅寄せを行うための幅寄せ面40aを有してい
る。また、上記幅寄せ面(外周面)40aと直角をなす
平面である環状側面40bは、送りローラ30の外周面
30aに接触して回動力を受けるための伝動面を構成し
ている。したがって、従来と異なり、幅寄せローラ40
には、特別に伝動面を形成する必要がない。
【0014】したがって、送りローラ30及び幅寄せロ
ーラ40が互いの伝動面30b,40bを接触させた状
態で、送りローラ30が矢印A方向に回転することによ
り、幅寄せローラ40は、矢印B方向に従動して、その
幅寄せ面40aによって記録媒体Pを矢印方向Cに幅寄
せする。なお、支持部材14を支軸14dを支点として
反時計方向に回動させて上方に退避させることにより、
幅寄せを停止することは、従来と同様である。
【0015】次に、図1に示す記録媒体Pの厚みd1が
最小の場合と、図2に示す記録媒体Pの厚みd2が最大
の場合とを比較して説明する。図1及び図2にそれぞれ
示すように、記録媒体Pの厚みがd1,d2の際、幅寄
せローラ40の中心位置はL21,L22となる。ま
た、図1及び図2に示すように、支持部材14の支点1
4dの中心位置L1は、記録媒体Pの搬送面を基準とし
て、幅寄せローラ40の中心位置L21,L22より
も、常に上方に位置するように設けられている。また、
図1及び図2を矢視Vで見た図3に示すように、幅寄せ
ローラ40は、記録媒体Pの厚みに応じて、実線位置か
ら破線位置までの間を移動する。
【0016】なお、幅寄せローラ40の直径が送りロー
ラ30よりも小さく、送りローラ30の外周面40aが
幅寄せローラ40の幅寄せ面40aに乗り上げるような
位置関係になると、送りローラ30による幅寄せローラ
40の巻き込みが発生するおそれがある。したがって、
幅寄せする記録媒体の厚みの変化によって、両ローラ3
0,40が上記の位置関係とならないように、両ローラ
30,40の直径を設定することが必要である。例え
ば、記録媒体が通帳等の場合においては、幅寄せローラ
40の直径を少なくとも送りローラ30の直径以上に設
定するのが好ましい。
【0017】前述したように、支持部材14の支点14
dの位置L1が幅寄せローラ40の中心位置L21,L
22よりも、常に上方に位置するように設けられている
ので、幅寄せローラ40は、それが円弧状に移動するに
従って、送りローラ30から離間する方向に移動するた
め、両ローラの接触部分の面積は減少していく。このた
め、記録媒体Pの厚みが薄くなっても、送りローラ30
から幅寄せローラ40に対して与えられる回転力は、減
少する傾向となるため、送りローラ30が幅寄せローラ
40にそれを巻き込む方向の押圧力を与えることがな
い。したがって、従来と違って、幅寄せローラの脱落や
両ローラの磨耗の増大が防止される。
【0018】また、送りローラ30及び幅寄せローラ4
0は、それぞれ送りローラ30の曲面である外周面30
aと、幅寄せローラ40の外周面40aと直角をなす平
面である環状側面40bとによって互いに接触する。す
なわち、送りローラ30及び幅寄せローラ40のいずれ
に対しても、頭切円錐状の傾斜面からなる高精度な伝動
面を加工する必要がないため、従来に比較して部品コス
トを削減することができる。また、上記曲面(外周面3
0a)及び平面(環状側面40b)を互いに接触させれ
ばよいので、両ローラ30,40の接触状態を保持して
組立てる際に、手間のかかる組み立て調整が不要である
ため、従来に比較して調整コストが低減できる。
【0019】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の記録媒体
の幅寄せ装置によれば、第1に、幅寄せする記録媒体の
厚みが薄い場合でも、幅寄せ動作を円滑に行い、かつ、
送りローラ及び幅寄せローラの磨耗を少なくすることに
より、幅寄せ動作の信頼性を向上することができる。ま
た、第2に、送りローラ及び幅寄せローラに高精度な加
工を行う必要がなく、かつ、両ローラの接触を保持して
組み立てる際に高精度な調整を要しないので、部品コス
ト及び調整コストが低くて済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の記録媒体の幅寄せ装置の一実施例を示
し、記録媒体の厚みが最大の場合を示す要部側面図であ
る。
【図2】同実施例において記録媒体の厚みが最小の場合
を示す要部側面図である。
【図3】図1及び図2を矢視Vからみた要部側面図であ
る。
【図4】従来装置を示す要部側面図である。
【図5】従来装置の要部平面図である。
【符号の説明】
14 支持部材 14d 回動軸 30 送りローラ 30a 外周面 40 幅寄せローラ 40a 幅寄せ面 40b 環状側面(伝動面) L1 回動軸14dの中心位置 L21,L22 幅寄せローラの中心位置 P 記録媒体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録媒体の搬送方向と平行な軸回りに幅寄
    せローラを回転自在に支持する支持部材を回動自在に支
    持し、 前記記録媒体の搬送面を基準として、前記支持部材の回
    動軸を幅寄せローラの回転軸より上方に位置させ、 前記支持部材を所定方向に回動することにより前記幅寄
    せローラの外周面と直角をなす環状側面を送りローラの
    外周面に接触させて従動回転させつつ前記記録媒体に接
    触させて幅寄せを行うこと、 を特徴とする記録媒体の幅寄せ装置。
JP24856394A 1994-09-16 1994-09-16 記録媒体の幅寄せ装置 Pending JPH0885648A (ja)

Priority Applications (1)

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JP24856394A JPH0885648A (ja) 1994-09-16 1994-09-16 記録媒体の幅寄せ装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP24856394A JPH0885648A (ja) 1994-09-16 1994-09-16 記録媒体の幅寄せ装置

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JPH0885648A true JPH0885648A (ja) 1996-04-02

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ID=17180014

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JP24856394A Pending JPH0885648A (ja) 1994-09-16 1994-09-16 記録媒体の幅寄せ装置

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