JPH0884953A - バー塗工装置 - Google Patents

バー塗工装置

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Publication number
JPH0884953A
JPH0884953A JP24891394A JP24891394A JPH0884953A JP H0884953 A JPH0884953 A JP H0884953A JP 24891394 A JP24891394 A JP 24891394A JP 24891394 A JP24891394 A JP 24891394A JP H0884953 A JPH0884953 A JP H0884953A
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JP
Japan
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web
bar
blade
coating
bar coating
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Application number
JP24891394A
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English (en)
Inventor
Naoki Oyama
直樹 尾山
Shuji Hanai
修司 花井
Kazutada Yamamoto
一公 山本
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 実際の塗布に寄与しない余分な塗工液を多量
に供給することなく、かつ塗工ムラを生じることなく、
ウエブに塗工液を塗布することができるバー塗工装置を
提供する。 【構成】 支持部材4に支持されウエブ8の進行方向と
逆方向に回転するプレーンバー13をウエブの進行方向
後方側に、また、支持部材3に支持されウエブの進行方
向と逆方向に回転するコイルバー6をウエブの進行方向
前方側に、互いに平行に近接かつ離隔して配設し、プレ
ーンバーとコイルバーがウエブに接触しつつ、ウエブと
により形成する空隙に外部から塗工液2を供給充満させ
て圧力液溜まり7を形成する。ウエブは、プレーンバー
に対し10°〜20°抱き角をもたせる。ブレード11
先端部とウエブの幅方向両端部の概ね交点の反塗工面側
に、かつウエブに対し概ね垂直に、エアーノズル12を
設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は感光材料、磁気テープ、
感熱記録材料、感圧記録材料、熱転写リボン等の記録材
料の製造において、連続走行する長尺帯状の支持体(以
下ウエブと称する)等に液状の塗布組成物を塗布するた
めの、改良されたバー塗工装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、連続走行しているウエブに塗工液
を塗布する装置としては、様々なものが考案されてき
た。これらの塗工方法のうち、バー塗工装置は簡単な構
造、操作により、高速にしかも均一な塗工が可能である
ため広く用いられてきた。
【0003】一般に、バー塗工装置においては図11に
示すように、バー51とウエブ52が接触する位置の直
前に塗工液2の液溜まり53が形成されるように、塗工
液2を外部から供給して、ウエブ52に過剰の塗工液2
を転移させ、ウエブ52と同方向または逆方向に、静止
しまたはウエブ52より遅い周速で回転するバー51に
よって、ウエブ52に塗工された過剰の塗工液2を掻き
落とし、一定厚の塗布膜54をウエブ52に形成する構
造となっている。なお図11において、14は塗工液2
のバックフロー、15はウエブ52と塗工液2との動的
接液線、17は堰部材、55はバー支持部材である。
【0004】また、上記塗工装置においては、ウエブに
塗工された塗工液がウエブ側面から広がることにより、
塗工液に接触するパスロール(図1のパスロール9を参
照)が汚れることを防止するために、塗工幅をウエブ幅
より狭くする必要が生じる。そこで、特開昭60−22
5669号公報には、ウエブ端部(幅方向両端部)の厚
塗りを防止し、塗布後にタッチするパスロールの汚れを
防ぐための装置として、回転するコイルバーの表面に接
触し、かつウエブと離隔した位置にブレードを配置し、
同時にウエブ両端部に非塗工部を形成するようにしたも
のが開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような塗工装置においては、塗工速度が高速の場合に
は、安定して液付けするための液溜まり7の液圧が必要
となり、これを確保するために塗工液2の供給量を増加
するが、ウエブ52下端部と堰部材17上端部との間か
ら塗工液2の流出(バックフロー14)があるため、塗
工液付着量の2〜7倍もの塗工液2の供給を行い、実際
の塗布に寄与しない余分な塗工液を多量に供給する必要
があった。この結果、塗工液2の供給装置は塗工液付着
量の1〜6倍も過剰な塗工液の供給能力が必要になって
いた。
【0006】本発明は上記の点に鑑みなされたもので、
その目的は、ウエブ進行方向と逆方向に回転するプレー
ンバーをウエブ進行方向後方側(手前側)に、また、ウ
エブの進行方向と逆方向に回転するコイルバーをウエブ
進行方向前方側に、互いに平行に近接かつ離隔して配設
し、それぞれウエブに接触しつつ、これらのバーとウエ
ブが形成する空隙に外部から塗工液を供給充満させて圧
力液溜まりを形成し、ウエブに塗工液を塗布することに
より、実際に塗布に寄与しない余分な塗工液を多量に供
給することなく、ウエブに塗工液を塗布することが可能
な塗工装置を提供することにある。
【0007】また、ウエブ端部の厚塗りを防止し、塗布
後にタッチするパスロールの汚れを防ぐための、特開昭
60−225669号公報記載の塗工装置は、図11に
示すようなシングルロッド方式においては有効である
が、本発明の塗工装置においては、図4に示すように、
ブレード11がウエブ8の所望の非塗工部18及びコイ
ルバー6に接触するためには、ブレード11はウエブ8
とプレーンバー13の間を通らなければならず、その結
果、図9に示すようにブレード11がウエブ8を持ち上
げ、このウエブ持ち上がり部においてはプレーンバー1
3の機能が活かされず、このため塗布膜への空気の進入
等、塗布欠陥が発生した。
【0008】更に、上記特開昭60−225669号公
報記載の塗工装置においては、特にブレードの厚さは制
限していないが、実用的に安定して非塗工部を形成し、
ウエブの幅方向両端部の厚塗り防止を可能とするために
は、ブレード先端部の厚さを薄くしなければならなかっ
た。そして、塗工液の供給量が増加した場合には液溜ま
りがウエブの幅方向に引き延ばされ、ブレードだけで
は、非塗工部の形成が不可能になるという問題があっ
た。
【0009】そこで、本発明では、上記のような塗工装
置において、ウエブの所望の非塗工部と前記コイルバー
とに接触するブレードを設け、かつ前記ブレードがウエ
ブを持ち上げないように、前記プレーンバーの前記ブレ
ードとの重なり部の径を、前記プレーンバーの中央部の
それより細くすることによって、ブレードがウエブを持
ち上げることにより起こるウエブ幅方向のウエブテンシ
ョン分布の不均一を防ぎ、またコイルバーとウエブとブ
レード先端部とによって形成される空間(図3の符号2
0)を小さくし、前記ブレードの先端部とウエブの(幅
方向)両端部との概ね交点(図5の符号19)の反塗工
面からウエブの両端部に、エアーノズルを用いてエアー
を吹き付けることで、ウエブの両端部に非塗工部形成を
可能とするとともに、ウエブ両端部の厚塗り防止が可能
で塗工液の供給範囲が広い塗工装置を提供することを目
的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のバー塗
工装置は、連続走行するウエブに塗工液を塗布する装置
において、例えば図1に示すように、支持部材4に支持
され前記ウエブ8の進行方向と逆方向に回転するプレー
ンバー13を前記ウエブ8の進行方向後方側に、また、
支持部材3に支持され前記ウエブ8の進行方向と逆方向
に回転するコイルバー6を前記ウエブ8の進行方向前方
側に、互いに平行に近接かつ離隔して配設し、前記プレ
ーンバー13と前記コイルバー6が前記ウエブ8に接触
しつつ前記ウエブ8とにより形成する空隙に外部から塗
工液2を供給充満させて圧力液溜まり7を形成し、前記
ウエブ8に塗工液を塗布するようにしたことを特徴とす
る。
【0011】請求項2に記載のバー塗工装置は、図2に
示すように、請求項1において前記ウエブ8が前記プレ
ーンバー13に対し抱き角22をもつことを特徴とす
る。
【0012】請求項3に記載のバー塗工装置は、請求項
2において、前記抱き角22を10°〜20°としたこ
とを特徴とする。
【0013】請求項4に記載のバー塗工装置は、図7に
示すように、請求項1において前記プレーンバー13と
前記コイルバー6の間隔dを0.1mm〜3.0mmと
したことを特徴とする。
【0014】請求項5に記載のバー塗工装置は、請求項
1において、前記プレーンバー13の外径、及び前記コ
イルバー6の外径を2.0mm〜20.0mmとしたこ
とを特徴とする。
【0015】請求項6に記載のバー塗工装置は、図4に
示すように請求項1において、ウエブ8の所望の非塗工
部18と前記コイルバー6とに接触するブレード11を
設け、かつ前記プレーンバー13のブレード11との重
なり部31の外径を、プレーンバー13の中央部32の
外径より細くしたことを特徴としており、ブレード11
によるウエブ8の持ち上がり、これにより起こるウエブ
8幅方向のウエブテンション分布の不均一を防ぎ、かつ
ウエブ8に対する塗工液2の給液を停止させ、その結
果、非塗工部18を形成するものである。
【0016】請求項7に記載のバー塗工装置は、請求項
6において、前記ブレード11の厚さが10μm〜30
0μmであることを特徴とする。
【0017】請求項8に記載のバー塗工装置は、請求項
6において前記重なり部31の半径と前記中央部32の
半径の差が、前記ブレード11の厚さと同等または、前
記ブレード11の厚さよりわずかに大きいことを特徴と
しており、ブレード11によるウエブ8の持ち上がり、
これにより起こるウエブ8幅方向のウエブテンション分
布の不均一を防ぐものである。
【0018】請求項9に記載のバー塗工装置は、請求項
6において前記ブレード11の位置が、前記ウエブ8の
走行方向前後にスライド可能であることを特徴とする。
【0019】請求項10に記載のバー塗工装置は、請求
項6において前記ブレード11の位置が、前記ウエブ8
の走行方向左右にスライド可能であることを特徴とす
る。
【0020】請求項11に記載のバー塗工装置は、図
1,5に示すように請求項6において、前記ブレード1
1の先端部と前記ウエブ8の幅方向両端部の概ね交点1
9の反塗工面側に、かつ前記ウエブ8に対し概ね垂直に
エアーノズル12を設け、ウエブ8の前記反塗工面側に
エアーの吹き付けが可能にしたことを特徴としており、
給液量を増加させた場合に、液溜まりがウエブ幅方向に
引き延ばされるのを防ぐようにしたものである。
【0021】請求項12に記載のバー塗工装置は、請求
項11において、前記エアーノズル12の孔径がφ1.
0mm〜φ10.0mmであることを特徴とする。
【0022】請求項13に記載のバー塗工装置は、図1
に示すように請求項11において、前記エアーノズル1
2下端部と前記ウエブ8とのギャップgが1.0mm〜
5.0mmであることを特徴とする。
【0023】請求項14に記載のバー塗工装置は、請求
項11において、前記エアーノズル12から吹き付ける
エアーの圧力が0.01kgf/cm2 〜0.30kg
f/cm2 (ゲージ圧)であることを特徴とする。
【0024】以下、本発明の構成を図面に基づいて説明
する。図1は本発明のバー塗工装置の実施例を示す側面
断面図、図2は回転するプレーンバーがウエブに付着搬
送されてきた異物を除去する様子を示す側面断面図、、
図3はコイルバー、ウエブ及びブレード先端部の接触位
置を示す拡大側面図、図4はブレード付近の概略斜視
図、図5はエアーの吹き付け位置を示す概略平面図あ
る。図6はプレーンバー、ブレード及びウエブの拡大背
面図、図7はプレーンバー、ブレード及びウエブの拡大
側面図、図8はブレードスライド機構を示す背面図であ
る。
【0025】図1,3及び4において1は、コイルバー
支持部材3に設けられた給液口であって、図示しない外
部の塗工液供給源から供給される塗工液2を、コイルバ
ー支持部材3とプレーンバー支持部材4により構成され
る塗工液案内溝5に入れるためのものである。コイルバ
ー支持部材3は、コイルバー6の全長にわたり設けられ
ており、コイルバー6に撓みが生じるのを防止するとと
もに、コイルバー6へ塗工液2を供給する給液器として
の機能も備えている。プレーンバー支持部材4は、プレ
ーンバー13を、その全長にわたり支持し、かつつコイ
ルバー支持部材3とともに給液器を形成している。
【0026】前記塗工液案内溝5は、給液口1から供給
された塗布液2を一時蓄えておき、塗工液2を圧力液溜
まり7へ導くものであって、コイルバー支持部材3とプ
レーンバー支持部材4によって形成されている。コイル
バー6とプレーンバー13は連続して走行するウエブ8
と逆方向に回転する。前記圧力液溜まり7は、ウエブ8
とコイルバー6との接触部において塗工液2の計量が行
われて所望の塗工量のみがウエブ8に塗布されたとき、
塗布されなかった塗工液が流下して、新たに供給される
塗工液とともに形成されるものである。
【0027】ウエブ8は、図示しない供給ロールから引
き出され、図示しない巻取側のロールが一定の速度で回
転することにより連続的に一定の速度で走行する。9
は、ウエブ8の走行方向を変えるためのパスロールであ
る。10は、ウエブ8に塗布された塗布膜である。ブレ
ード11は、ウエブ8及びコイルバー6に接触し、ウエ
ブ8に部分的な未塗工部を形成するようになっており、
前後スライド用ハンドル23、前後スライド用レール2
4、前後スライド用ピース25、左右スライド用ハンド
ル26(図8を参照)、左右スライド用レール27及び
左右スライド用ピース28により構成されるブレードス
ライド機構によって前後・左右に移動自在になってい
る。
【0028】12はエアー吹き付け用のエアーノズルで
あって、ブレード11の先端部とウエブ8の幅方向両端
部の概ね交点19(図5を参照)の反塗工面側に設けら
れたものである。前記プレーンバー13は、塗工液のウ
エブ8に対する塗れ性の向上及び、高速運転時のエアー
巻き込みを防止するためのものであり、ブレード11が
ウエブ8を持ち上げないようにブレード11との重なり
部31の径が中央部32の径より細くなっている。
【0029】図2において22は、プレーンバー13に
対するウエブ8の抱き角であり、抱き角22をもたせる
ことにより、液圧によるウエブ8のプレーンバー13か
らの持ち上がりの防止、及びウエブ8に付着搬送されて
きた異物16の除去が可能となる。
【0030】図4において18は、ウエブ8に形成され
た非塗工部である。図5において前記交点19は、ブレ
ード11の先端とウエブ8の幅方向両端部の交点であ
り、この上方に前記エアーノズル12が設置されてい
る。また、ブレード11、コイルバー6及びウエブ8の
間には、図3に示すように空間20が形成されている。
【0031】図6,7において21は、ウエブ8とプレ
ーンバー13とのギャップであって、プレーンバー13
とブレード11との重なり部31の径が中央部32の径
より細いことにより形成されるものである。ブレード1
1は、このギャップ21を通り、所望の非塗工部18に
あたるウエブ8及びコイルバー6の幅方向両端部に接触
する。
【0032】図1,8において前後スライド用ハンドル
23は、ブレード11をウエブ8の進行方向前後にスラ
イドさせるためのものである。前後スライド用レール2
4は、前後スライド用ピース25が前後スライド用ハン
ドル23を回すことにより移動可能なレールである。前
後スライド用ピース25は、前後スライド用レール24
上を移動可能となっている。
【0033】左右スライド用ハンドル26は、ブレード
11をウエブ8の進行方向左右にスライドさせるための
ものである。左右スライド用レール27は、左右スライ
ド用ピース28が左右スライド用ハンドル26を回すこ
とにより移動可能なレールである。左右スライド用ピー
ス28は、左右スライド用レール27上を移動可能とな
っている。
【0034】
【作用】請求項1に記載のバー塗工方法においては、図
1に示すように、連続走行するウエブ8に塗工液2を塗
布する装置において、プレーンバー支持部材4に支持さ
れウエブ8の進行方向と逆方向に回転するプレーンバー
13をウエブ8の進行方向後方側に、また、コイルバー
支持部材3に支持されウエブ8の進行方向と逆方向に回
転するコイルバー6をウエブ8の進行方向前方側に、互
いに平行に近接かつ離隔して配設し、それぞれウエブ8
に接触しつつ、プレーンバー13とコイルバー6とウエ
ブ8が形成する空隙に塗工液案内溝5から塗工液2を供
給充満させて圧力液溜まり7を形成することにより、塗
工速度が大きくなったときにも、図11に示す従来のバ
ー塗工装置と違ってバックフロー14を形成しないた
め、実際の塗布に寄与しない余分な塗工液2を多量に供
給することなく、ウエブ8に塗工液2を塗布することが
可能となる。
【0035】したがって、塗工速度を大きくし、液溜ま
り部7に圧力が必要になったときには、塗工液付着量に
対し僅かに過剰の塗工液2を供給することにより、圧力
液溜まり部7の圧力を得ることが可能となるため、図1
1に示すような従来の塗工装置と比較して、少量の塗工
液2の供給により塗布が可能となる。実際には、プレー
ンバー13とコイルバー6とウエブ8が形成する空隙の
ウエブ8進行方向両端の開口部から塗工液2の付着量の
10〜60%が流出するため、塗工液の供給量は付着量
の1.1〜1.6倍となる。
【0036】また、図11に示す従来のバー塗工装置の
堰部材17の上端位置に、圧力保持用のプレーンバー1
3を設けた構造としたため、塗工液2の過剰分のバック
フロー14と動的接液線15がなくなり、この結果、塗
工液案内溝5出口の圧力液溜まり部7において、塗工液
供給量のウエブ8幅方向のバラツキが多少あっても、図
11に示す従来の塗工装置の異なり、動的接液線15の
直線性の乱れに起因する付着量ムラが生じることはな
い。
【0037】コイルバー6の回転方向をウエブ8進行方
向と逆方向とすることにより、塗布膜にバースジが発生
するのが防止される。また、プレーンバー13の回転方
向をウエブ8進行方向と逆方向とすることにより、図2
に示すように、ウエブ8に付着搬送されてくる異物16
の除去が可能となる。
【0038】請求項2,3に記載のバー塗工装置におい
ては、ウエブ8がプレーンバー13に対し10°〜20
°の抱き角をもつことにより、液圧によるウエブ8のプ
レーンバー13からの持ち上がりを防止することが可能
となり、この結果、塗工液案内溝5出口の圧力液溜まり
部7において、塗工液供給量のウエブ8幅方向のバラツ
キが多少あっても、図10に示すようなウエブ8のプレ
ーンバー13からの持ち上がりによる付着ムラが生じる
ことはない。また、図2に示すように、ウエブ8に付着
搬送されてくる異物16の除去が可能となる。
【0039】請求項4に記載のバー塗工装置において
は、プレーンバー13とコイルバー6との間隔dは0.
1mm〜3.0mmに設定される。プレーンバー13と
コイルバー6との間隔dが0.1mmより小さいと、凝
縮しやすい塗工液では凝縮物が詰まり、これがスジ等の
欠陥を発生させる。前記間隔dが3.0mmより大きく
なると、プレーンバー13とコイルバー6とウエブ8が
形成する空隙の、ウエブ8進行方向両端の開口部が大き
くなり、ここから塗工液2の流出量が大きくなるため、
前記間隔dは0.1mm〜3.0mmに、より好ましく
は0.2mm〜1.5mmに設定される。
【0040】請求項5に記載のバー塗工装置において
は、プレーンバー13とコイルバー6の外径は2.0m
m〜20.0mmに設定される。コイルバーの外径が
2.0mm未満では、その製作が困難になり、取扱いも
面倒となる。また、20mmを超えると、塗布膜に縦す
じが発生しやすくなるため、2.0mm〜20mmに、
より望ましくは0.4mm〜15mmに設定される。プ
レーンバー13の外径は、プレーンバー13トコイルバ
ー6とウエブ8が形成する空隙のウエブ8進行方向両端
の開口部面積を極力小さくすることと、取扱上の便宜を
考慮して2.0mm〜20mmに、より望ましくは0.
4mm〜15mmに設定される。
【0041】請求項6に記載のバー塗工装置において
は、ウエブ8の所望の非塗工部18とコイルバー6とに
接触するブレード11を設け、かつ前記ブレード11が
ウエブ8を持ち上げないようにプレーンバー13の前記
ブレード11との重なり部31の径を中央部32の径よ
り細くすることによって、ブレード11によるウエブ8
の持ち上がり、及びこれにより起こるウエブ8幅方向の
ウエブテンション分布の不均一を防ぎ、かつ塗工液2の
ウエブ8に対する給液を停止させ、その結果、非塗工部
18を形成することが可能となる。
【0042】請求項7に記載のバー塗工装置において
は、ブレード11先端部の厚さを10μm〜300μm
に設定することにより、広範囲な給液が可能になる。ま
た、ブレード11とコイルバー6の間に形成される空間
20との関係により、ブレード11が薄いほど、広範囲
に塗工液2を供給できるが、薄すぎた場合にはブレード
11先端部の取扱いに注意を要するため、その値を最適
なものにする必要がある。このような要求を満足する最
適な値は10μmが限度であり、また、ブレード11が
厚い場合には、空間20に塗布液2が進入しやすくなり
非塗工部18の形成が困難となるため、300μmが限
度であり、したがってブレード11先端部の厚さは10
μm〜300μmに設定することが望ましい。
【0043】請求項8に記載のバー塗工装置において
は、ブレード11によるウエブ8の持ち上げを防ぐため
に、プレーンバー13の前記ブレード11との重なり部
31と中央部32の半径の差を、ブレード11の刃元の
厚さより大きくしたため、ブレード11はウエブ8を持
ち上げることなく、所望の非塗工部18にあたるウエブ
8及びコイルバー6の幅方向両端部に接触でき、この結
果、ブレード11によるウエブ8の持ち上がり、及びこ
れにより起こるウエブ8幅方向のウエブテンション分布
の不均一を防ぐことが可能となる。
【0044】請求項9に記載のバー塗工装置において
は、ブレード11をウエブ8の進行方向前後にスライド
させることにより、ブレード11の摩耗ずれに対応して
ブレードを最適な位置に設定することが可能となる。
【0045】請求項10に記載のバー塗工装置において
は、ブレード11をウエブ8の進行方向左右にスライド
させることにより、塗布幅の規制が容易となる。
【0046】請求項11,12,13,14に記載のバ
ー塗工装置においては、ブレード11先端部とウエブ8
の幅方向両端部の概ね交点19の反塗工面側にエアーノ
ズル12を設け、このエアーノズル12によりウエブ8
にエアーを吹き付け、かつエアーノズル12の孔径をφ
1.0mm〜φ10mm、下端とウエブ8とのギャップ
gを1.0mm〜5.0mm、エアー圧を0.01kg
f/cm2 〜0.30kgf/cm2 とすることによ
り、ブレード11先端部とコイルバー6とウエブ8とに
よって形成される空間20に塗工液2が進入するのを防
ぐことが可能となる。
【0047】
【試験例】次に本発明に係るバー塗工装置の効果を、試
験例によって一層詳細に説明する。但し、以下の試験例
はもっぱら本発明を説明するためのものであって、本発
明の範囲を限定するものではない。また、従来のバー塗
工装置による試験例についても説明する。
【0048】試験例1 外径7mmのプレーンバー13と、ワイヤー径0.2m
mで外径7.4mmのコイルバー6との間隔を0.5m
mとし、ウエブ8のプレーンバー13に対する抱き角を
10°とした、図1に示す塗工装置を用いた。この場
合、PVA(ポリビニルアルコール)の6重量%水溶液
(粘度100cps、表面張力50dyne/cm)
を、塗工速度200m/minでポリエチレンテレフタ
レート製ウエブ(厚さ50μm、幅250mm)に、付
着量15cc/m2 に対する給液量600cc/min
に対し、780cc/minで塗布した結果、給液量不
足、スジ等の塗布膜欠陥は発生しなかった。
【0049】次に、ウエブ8のプレーンバー13に対す
る抱き角を変えた試験例について説明する。 試験例2 ウエブ8のプレーンバー13に対する抱き角を0°とし
た以外は試験例1と同じ手順で塗布した。その結果、図
10に示すように、ウエブ8がプレーンバー13から持
ち上がり、塗工液案内溝5出口の圧力液溜まり7での液
供給量のウエブ8幅方向のバラツキによる付着量ムラが
生じた。また、ウエブ8に付着搬送されてきた異物16
は、ウエブ8を持ち上げ、圧力液溜まり7及びコイルバ
ー6に滞積し、スジ等の塗布膜欠陥が発生した。
【0050】試験例3 図1の塗工装置を使用し(但し、エアーノズル12は使
用しない)、ブレード11(材質:SUS)の先端部の
厚さを50μm、刃元の厚さと幅をそれぞれ2mm、2
5mmとした。また、プレーンバー13の前記ブレード
11との重なり部と中央部の半径の差を2.5mmと
し、塗工液としてPVAの6重量%水溶液(粘度100
cps、表面張力50dyne/cm)を、走行速度2
00mm/minでポリエチレンテレフタレート製ウエ
ブ(厚さ50μm、幅250mm)に、成膜量15cc
/m2 に対する給液量600cc/minに対し、給液
量780cc/minで塗布した。その結果、ウエブ8
の幅方向両端部に厚塗りは発生せず、図4に示すような
非塗工部18が形成された。
【0051】次に、異なるブレード及びプレーンバーを
用いた試験例について説明する。 試験例4 ブレード11先端部の厚さを400μmに変更した以外
は試験例3と同じ手順に従った。その結果、ブレード1
1先端部とコイルバー6とウエブ8によって形成される
空間20が大きくなったことにより塗工液が進入し、ウ
エブ8の幅方向両端部に非塗工部18は形成されなかっ
た。
【0052】試験例5 プレーンバー13のブレード11との重なり部31と中
央部32の半径の差を2.0mmに変更した以外は試験
例3と同じ手順に従った。その結果、図9に示すよう
に、ブレード11がウエブ8を持ち上げ、このためウエ
ブ持ち上がり部においては、プレーンバー13の機能が
活かされず、塗布膜10への空気進入等の塗布膜欠陥が
発生した。
【0053】試験例6 従来のバー塗工装置を使用した。すなわち、ワイヤー径
が0.2mm、外径が7.4mmのバー51を設け、堰
部材17の上端とウエブ52の下端とのギャップを0.
3mmとした図11に示す塗工装置を用いた。塗工液と
してPVAの6重量%水溶液(粘度100cps、表面
張力50dyne/cm)を用い、塗工速度を200m
/minとして、ポリエチレンテレフタレート製ウエブ
(厚さ50μm、幅250mm)に、成膜量15cc/
2 に対する給液量600cc/minに対し、給液量
780cc/minで塗布した。その結果、給液量不足
となり、塗布膜を形成することはできなかった。そこ
で、給液量を増加しつつ様子を見たところ、給液量14
00cc/minで給液量不足が解消された。
【0054】試験例7 図1に示す塗工装置を使用し、成膜量15cc/m2
対する給液量600cc/minに対し、給液量900
cc/minで塗布し、エアーノズル12の孔径をφ
5.0mm、エアーノズル12下端部とウエブ8のギャ
ップgを3.0mm、吹き付けるエアー圧を0.1kg
f/cm2 とし、更にエアーノズル12とウエブ8との
なす角度を90°に変更した以外は試験例3と同じ手順
を繰り返した。その結果、非塗工部18が形成された。
【0055】次に、異なるエアーノズルを使用した試験
例について説明する。 試験例8 エアーノズル12の孔径をφ15.0mmに、エアーノ
ズル12下端部とウエブ8とのギャップgを10mmに
変更した以外は試験例3と同じ手順を繰り返した。その
結果、反塗工面側、ブレード11先端部とウエブ8幅方
向両端部の交点19におけるエアー吹き付け圧が不足し
たため、ブレード11先端部とコイルバー6とウエブ8
によって形成される空間20に塗工液が進入し、ウエブ
8の幅方向両端部に非塗工部は形成されなかった。
【0056】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、請求項1
に記載のバー塗工装置によれば、塗工速度が大きくなっ
たときにも、従来のバー塗工装置と違って塗工液のバッ
クフローを形成しないため、実際の塗布に寄与しない余
分な塗工液を多量に供給することなく、ウエブに塗工液
を塗布することができる。また、塗工液供給量のウエブ
幅方向のバラツキが多少あっても、従来の塗工装置の異
なり、動的接液線の直線性の乱れに起因する付着量ムラ
が生じることがない。更に、コイルバーの回転方向をウ
エブ進行方向と逆方向とすることにより、塗布膜にバー
スジが発生するのが防止され、プレーンバーの回転方向
をウエブ進行方向と逆方向とすることにより、ウエブに
付着搬送されてくる異物の除去が可能となる。請求項
2,3に記載のバー塗工装置によれば、ウエブがプレー
ンバーに対し10°〜20°の抱き角をもつことによ
り、塗工液供給量のウエブ幅方向のバラツキが多少あっ
ても、ウエブのプレーンバーからの持ち上がりによる付
着ムラが生じることはなくなる。また、ウエブに付着搬
送されてくる異物の除去が可能となる。請求項6に記載
のバー塗工装置によれば、ブレードによるウエブの持ち
上がり、及びこれにより起こるウエブ幅方向のウエブテ
ンション分布の不均一を防止することができるうえ、非
塗工部の形成が可能となる。請求項8に記載のバー塗工
装置によれば、ブレードによるウエブの持ち上がり、及
びこれにより起こるウエブ幅方向のウエブテンション分
布の不均一を防ぐことができる。請求項9に記載のバー
塗工装置によれば、ブレードをウエブの進行方向前後に
スライドさせることにより、ブレードの摩耗ずれに対応
してブレードを最適な位置に設定することが可能とな
り、請求項10に記載のバー塗工装置によれば、ブレー
ドをウエブの進行方向左右にスライドさせることによ
り、塗布幅の規制が容易となる。請求項11,12,1
3,14に記載のバー塗工装置によれば、ブレード先端
部とコイルバーとウエブとによって形成される空間に塗
工液が進入するのを防ぐことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るバー塗工装置の実施例を示す側面
断面図である。
【図2】回転するプレーンバーが、ウエブに付着搬送さ
れてきた異物を除去する様子を示す側面断面図である。
【図3】コイルバー、ウエブ及びブレード先端部の接触
位置を示す拡大側面図である。
【図4】ブレード付近の斜視図である。
【図5】エアー吹き付け位置を示す概略平面図である。
【図6】プレーンバー、ブレード及びウエブの拡大背面
図である。
【図7】プレーンバー、ブレード及びウエブの拡大側面
図である。
【図8】ブレードスライド機構を示す背面図である。
【図9】ブレードによるウエブ持ち上がりを示す拡大背
面図である。
【図10】塗工液液圧によるウエブ持ち上がりを示す拡
大背面図である。
【図11】従来のバー塗工装置の一例を示す側面断面図
である。
【符号の説明】
1 給液口 2 塗工液 3 コイルバー支持部材 4 プレーンバー支持部材 5 塗工液案内溝 6 コイルバー 7 圧力液溜まり 8 ウエブ 9 パスロール 10 塗布膜 11 ブレード 12 エアーノズル 13 プレーンバー 14 バックフロー 15 動的接液線 16 異物 17 堰部材 18 非塗工部 19 交点 20 空間 21 ギャップ 22 抱き角 23 前後スライド用ハンドル 24 前後スライド用レール 25 前後スライド用ピース 26 左右スライド用ハンドル 27 左右スライド用レール 28 左右スライド用ピース 31 重なり部 32 中央部 51 バー 52 ウエブ 53 液溜まり 54 塗布膜 55 バー支持部材 d 間隔 g ギャップ

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続走行するウエブに塗工液を塗布する
    装置において、支持部材に支持され前記ウエブの進行方
    向と逆方向に回転するプレーンバーを前記ウエブの進行
    方向後方側に、また、支持部材に支持され前記ウエブの
    進行方向と逆方向に回転するコイルバーを前記ウエブの
    進行方向前方側に、互いに平行に近接かつ離隔して配設
    し、前記プレーンバーと前記コイルバーが前記ウエブに
    接触しつつ前記ウエブとにより形成する空隙に外部から
    塗工液を供給充満させて圧力液溜まりを形成し、前記ウ
    エブに塗工液を塗布するようにしたことを特徴とするバ
    ー塗工装置。
  2. 【請求項2】 前記ウエブが、前記プレーンバーに対し
    抱き角をもつことを特徴とする請求項1に記載のバー塗
    工装置。
  3. 【請求項3】 前記抱き角を10°〜20°としたこと
    を特徴とする請求項2に記載のバー塗工装置。
  4. 【請求項4】 前記プレーンバーと前記コイルバーの間
    隔を0.1mm〜3.0mmとしたことを特徴とする請
    求項1に記載のバー塗工装置。
  5. 【請求項5】 前記プレーンバーの外径、及び前記コイ
    ルバーの外径を2.0mm〜20.0mmとしたことを
    特徴とする請求項1に記載のバー塗工装置。
  6. 【請求項6】 前記ウエブの所望の非塗工部と前記コイ
    ルバーとに接触するブレードを設け、かつ前記プレーン
    バーのブレードとの重なり部の外径を、プレーンバーの
    中央部の外径より細くしたことを特徴とする請求項1に
    記載のバー塗工装置。
  7. 【請求項7】 前記ブレードの厚さが10μm〜300
    μmであることを特徴とする請求項6に記載のバー塗工
    装置。
  8. 【請求項8】 前記重なり部の半径と前記中央部の半径
    の差が、前記ブレードの厚さと同等または、前記ブレー
    ドの厚さよりわずかに大きいことを特徴とする請求項6
    に記載のバー塗工装置。
  9. 【請求項9】 前記ブレードの位置が、前記ウエブの走
    行方向前後にスライド可能であることを特徴とする請求
    項6に記載のバー塗工装置。
  10. 【請求項10】 前記ブレードの位置が、前記ウエブの
    走行方向左右にスライド可能であることを特徴とする請
    求項6に記載のバー塗工装置。
  11. 【請求項11】 前記ブレードの先端部と前記ウエブの
    幅方向両端部の概ね交点の反塗工面側に、かつ前記ウエ
    ブに対し概ね垂直にエアーノズルを設け、ウエブの前記
    反塗工面側にエアーの吹き付けが可能にしたことを特徴
    とする請求項6に記載のバー塗工装置。
  12. 【請求項12】 前記エアーノズルの孔径がφ1.0m
    m〜φ10.0mmであることを特徴とする請求項11
    に記載のバー塗工装置。
  13. 【請求項13】 前記エアーノズル下端部と前記ウエブ
    とのギャップが1.0mm〜5.0mmであることを特
    徴とする請求項11に記載のバー塗工装置。
  14. 【請求項14】 前記エアーノズルから吹き付けるエア
    ーの圧力が0.01kgf/cm2 〜0.30kgf/
    cm2 (ゲージ圧)であることを特徴とする請求項11
    に記載のバー塗工装置。
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