JPH088477B2 - 位相調整回路 - Google Patents

位相調整回路

Info

Publication number
JPH088477B2
JPH088477B2 JP1029625A JP2962589A JPH088477B2 JP H088477 B2 JPH088477 B2 JP H088477B2 JP 1029625 A JP1029625 A JP 1029625A JP 2962589 A JP2962589 A JP 2962589A JP H088477 B2 JPH088477 B2 JP H088477B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clock
digital data
phase
output
flop
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1029625A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02210908A (ja
Inventor
朝恵 識名
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP1029625A priority Critical patent/JPH088477B2/ja
Publication of JPH02210908A publication Critical patent/JPH02210908A/ja
Publication of JPH088477B2 publication Critical patent/JPH088477B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Pulse Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はディジタルテレビジョンのサンプリング周期
内の位相を調整するための位相調整回路に関する。
〔従来の技術〕
第3図は、ディジタルテレビジョンのサンプリング周
期内の位相を調整するための従来の位相調整回路を表わ
したものであり、第4図はこの従来の回路の動作を表わ
したものである。
この位相調整回路は、ディジタルデータ入力端子11、
クロック入力端子12および位相制御データ入力端子13の
3つの入力端子を備えている。このうちのクロック入力
端子12から供給されるメインクロック14は、第1のフリ
ップフロップ15と1/2てい倍器16に供給される。ここで
第1のフリップフロップ15には、ディジタルデータ入力
端子11からディジタルデータ18が供給されるようになっ
ており、このメインクロック14によってラッチされる。
第1のフリップフロップ15のラッチ出力21は、第2のフ
リップフロップ22と第3のフリップフロップ23のそれぞ
れの入力となる。ここで、第2のフリップフロップ22の
クロック入力端子には、1/2てい倍器16から出力される
反転1/2クロック24が入力される。また第3のフリップ
フロップ23のクロック入力端子には、1/2てい倍器16か
ら出力される1/2クロック25が入力される。この結果と
して、第2のフリップフロップ22からは、第4図aに示
すように、ディジタルデータ27が出力される。このディ
ジタルデータ27のデータレートは、元のディジタルデー
タ18の1/2である。ディジタルデータ27は切替器28のA
入力端子に供給される。
一方、第3のフリップフロップ23からは、1/2クロッ
ク25がクロック入力となる結果として、第4図bに示す
ように、ディジタルデータ29が出力される。このディジ
タルデータ29は、ディジタルデータ27と同様にデータレ
ートは1/2となっており、ディジタルデータ27とサンプ
リング周期の分だけ位相がずれたものとなっている。デ
ィジタルデータ29は、切替器28のB入力端子に供給され
る。
切替器28には、1/2クロック25を可変遅延器50で所定
量だけ遅延された1/2クロック51(第4図c)が供給さ
れるようになっている。同図で符号Tはサンプリング周
期を表わしている。可変遅延器50の遅延量の設定は、位
相制御データ入力端子13から供給される位相制御データ
52によって行われる。1/2クロック51で切り替えられた
ディジタルデータ54は、第4のフリップフロップ55に供
給される。
一方、1/2クロック51は遅延器56によってサンプリン
グ周期の1/2の時間だけ遅延された後、インバータ57で
論理を反転され、このインバータ57の出力と1/2クロッ
ク51は排他的論理和回路58によって論理がとられる。こ
のようにして再生されたクロック59(第3図d)は第4
のフリップフロップ55のクロック入力としてディジタル
データ54のラッチを行う。この位相調整回路では、1/2
クロック51およびクロック59をサンプリンズ周期Tだけ
任意に動かすことができ、これにより第4のフリップフ
ロップ55からはディジタルデータ出力端子61に対してサ
ンプリング周期以内の任意の位相に調整したディジタル
データ62が出力される。
〔発明が解決しようとする課題〕
以上説明したディジタルテレビジョンについてのサン
プリング周期内の位相調整回路では、可変遅延器を1つ
で構成している。このため、切替回路用の1/2クロック
を作成するためには可変遅延器で位相を変える際に1/2
クロックとせざるを得ない。従って従来のこのような位
相調整回路では、1/2クロックからメインクロックを再
生する構成となっていた。
ところが、遅延器は一般にL(ロー)レベルからH
(ハイ)レベルへ変わっている信号の遅延と、Hレベル
からLレベルへ変わっている信号の遅延では、遅延量が
異なってくる。このため、1/2クロックからメインクロ
ックを再生するようにすると、クロックの周期が1周期
ごとに微妙に変わってしまい、サンプリング後の画質が
劣化するという問題があった。
そこで本発明の目的は、1/2クロックからメインクロ
ックを再生する回路部分を不要とした位相調整回路を提
供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明では、(i)ディジタルデータをメインクロッ
クでラッチする第1のラッチ手段と、(ii)メインクロ
ックからこれを1/2にてい倍したクロックおよびこれと
位相の反転したクロックを作成するクロックてい倍手段
と、(iii)第1のラッチ手段によってラッチされたデ
ィジタルデータを1/2にてい倍しクロックでラッチする
第2のラッチ手段と、(iv)第1のラッチ手段によって
ラッチされたディジタルデータを位相反転された1/2ク
ロックでラッチする第3のラッチ手段と、(v)これら
第2および第3のラッチ手段によってラッチされたディ
ジタルデータを前記した1/2クロックによって順次切り
替える第1の切替器と、(vi)メインクロックを1/2周
期だけ遅延させる第1の遅延器と、(vii)この第1の
遅延器の出力とメインクロックを切り替える第2の切替
器と、(viii)第1の切替器の出力を第2の切替器から
出力されるクロックでラッチする第4のラッチ手段と、
(ix)第2の切替器から出力されるクロックをメインク
ロックの1/2の周期内で可変させる第2の遅延器と、
(x)第4のラッチ手段によってラッチされたディジタ
ルデータを第2の遅延器の出力するクロックでラッチす
る第5のラッチ手段とを位相調整回路に具備させる。
すなわち、本発明では従来用いられた遅延器を粗調整
用の第1の遅延器と、微調整用の第2の遅延器に分割
し、第1の遅延器で位相が大まかに変わったメインクロ
ックで動作するフリップフロップを一旦通し、切替器の
切替パルスの位相を、位相の可変に応じて可変しなくて
もよい構成としている。
〔実施例〕
以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
第1図は本発明の一実施例における位相調整回路の構
成を表わしたものであり、第2図はこの回路の各部の動
作を表わしたものである。
この位相調整回路は、ディジタルデータ入力端子11、
クロック入力端子12および位相制御データ入力端子13の
3つの入力端子を備えている。このうちクロック入力端
子12から供給されるメインクロック14(第2図a)は、
第1のフリップフロップ15と1/2てい倍器16に供給され
る。ここで第1のフリップフロップ15には、ディジタル
データ入力端子11からディジタルデータ18(第2図b)
が供給されるようになっており、このメインクロック14
によってラッチされる。第1のフリップフロップ15のラ
ッチ出力21は、第2のフリップフロップ22と第3のフリ
ップフロップ23のそれぞれの入力となる。ここで、第2
のフロップフロップ22のクロック入力端子には、1/2て
い倍器16から出力される反転1/2クロック24(第2図
c)が入力される。また、第3のフリップフロップ23の
クロック入力端子には、1/2てい倍器16から出力される1
/2クロック25(第2図d)が入力される。この結果とし
て、第2のフリップフロップ22からは、第2図eに示す
ように、ディジタルデータ27が出力される。
今、第2図bに示すようにディジタルデータ18がメイ
ンクロック14に同期して“D1",“D2",“D3",“D4"……
と転送されてきたものとすると、反転1/2クロック24に
よるラッチによってディジタルデータ27は“D1",“D3"
……となり、そのデータレートは1/2となる。ディジタ
ルデータ27は第1の切替器28のA入力端子に供給され
る。
一方、第3のフリップフロップ23からは、1/2クロッ
ク25がクロック入力となる結果として、第2図fに示す
ように、ディジタルデータ29が出力される。このディジ
タルデータ29は、“D0",“D2",“D4"……となり、その
データレートは1/2となる。また、ディジタルデータ27
とディジタルデータ29は互いにサンプリング周期の分だ
け位相がずれたものとなっている。ディジタルデータ29
は、第1の切替器28のB入力端子に供給される。
第1の切替器28には、1/2クロック25(第2図g)が
切り替えの制御のために供給されている。この1/2クロ
ック25を切替パルスとしてディジタルデータ27とディジ
タルデータ29の切り替えを行うと、少なくともサンプリ
ング周期の1/2の期間がデータの確定期間として存在す
る。従って、メインクロック14の可変範囲をサンプリン
グ周期の1/2に限定すれば、この第1の切替器28の切替
パルスをこれに連動して可変させることなく次段の第4
のフリップフロップ31でのラッチが可能である。
ところで、クロック入力端子12から出力されるメイン
クロック14(第2図h)は、第2の切替器32のD入力端
子と1/2周期遅延器33の双方に供給される。1/2周期遅延
器33では、メインクロック14を1/2周期だけ遅延させ
て、これを1/2周期遅延メインクロック34(第2図k)
として第2の切替器32のE入力端子に供給する。この第
2の切替器32には、位相制御データ入力端子13から位相
制御データ35が供給されており、切替制御を行うように
なっている。本実施例では1/2周期遅延器33と第2の切
替器32は全体として粗調整用の遅延器を構成しており、
切替器32がD入力端子を選択した場合にはメインクロッ
ク14をそのまま第4のフリップフロップ31のクロック入
力として供給し、E入力端子を選択した場合には1/2周
期だけ遅延した1/2周期遅延メインクロック34を第4の
フリップフロップ31のクロック入力としている。これに
よって、遅延量“0"と遅延量“1/2周期”の位相可変
(第2図iおよびl)が達成される。
第2の切替器32から出力されるクロック36は1/2周期
内可変遅延器37に入力される。1/2周期内可変遅延器37
は、位相制御データ35によって1/2周期内の位相を設定
され、遅延したクロック38(第2図jおよびm)を第5
のフリップフロップ39のクロック入力端子に供給するよ
うになっている。この第5のフリップフロップ39には、
第4のフリップフロップ31の出力データ41が入力されラ
ッチされる。第5のフリップフロップ39から出力される
ディジタルデータ42は、サンプリング周期の1周期以内
の位相が任意に設定されたものとなり、ディジタルデー
タ出力端子43に出力される。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば可変遅延器を2
段配置し、メインクロックの位相を前段の遅延器で1/2
周期単位で粗調整し、後段の遅延器で1/2周期以内で微
調整することにした。そして、前段の遅延器の出力で2
相のデータを切り替えた結果をラッチすることにしたの
で、この切り替えを行う切替切の切替パルスを変化させ
る必要がなくなり、1/2クロックからメインクロックを
再生するための回路構成を省略することができる。これ
故、従来の回路で発生していた画質の劣化を除去するこ
とができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明の一実施例を説明するため
のもので、このうち第1図は位相調整回路の回路図、第
2図はこの回路の動作を説明するためのタイミング図、
第3図は従来の位相調整回路の回路図、第4図はこの従
来の位相調整回路の回路動作を説明するためのタイミン
グ図である。 14……メインクロック、 15……第1のフリップフロップ、 16……1/2てい倍器、 22……第2のフリップフロップ、 23……第3のフリップフロップ、 28……第1の切替器、 31……第4のフリップフロップ、 32……第2の切替器、 33……1/2周期遅延器、 37……1/2周期内可変遅延器、 39……第5のフリップフロップ、 42……ディジタルデータ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディジタルデータをメインクロックでラッ
    チする第1のラッチ手段と、 メインクロックからこれを1/2にてい倍したクロックお
    よびこれと位相の反転したクロックを作成するクロック
    てい倍手段と、 前記第1のラッチ手段によってラッチされたディジタル
    データを前記1/2にてい倍したクロックでラッチする第
    2のラッチ手段と、 前記第1のラッチ手段によってラッチされたディジタル
    データを前記位相反転された1/2クロックでラッチする
    第3のラッチ手段と、 これら第2および第3のラッチ手段によってラッチされ
    たディジタルデータを前記1/2クロックによって順次切
    り替える第1の切替器と、 前記メインクロックを1/2周期だけ遅延させる第1の遅
    延器と、 この第1の遅延器の出力と前記メインクロックを切り替
    える第2の切替器と、 前記第1の切替器の出力を前記第2の切替器から出力さ
    れるクロックでラッチする第4のラッチ手段と、 前記第2の切替器から出力されるクロックをメインクロ
    ックの1/2の周期内で可変させる第2の遅延器と、 前記第4のラッチ手段によってラッチされたディジタル
    データを第2の遅延器の出力するクロックでラッチする
    第5のラッチ手段 とを備え、この第5のラッチ手段からディジタルテレビ
    ジョン信号のサンプリング周期以内で位相の調整された
    ディジタルデータを出力させることを特徴とする位相調
    整回路。
JP1029625A 1989-02-10 1989-02-10 位相調整回路 Expired - Lifetime JPH088477B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1029625A JPH088477B2 (ja) 1989-02-10 1989-02-10 位相調整回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1029625A JPH088477B2 (ja) 1989-02-10 1989-02-10 位相調整回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02210908A JPH02210908A (ja) 1990-08-22
JPH088477B2 true JPH088477B2 (ja) 1996-01-29

Family

ID=12281271

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1029625A Expired - Lifetime JPH088477B2 (ja) 1989-02-10 1989-02-10 位相調整回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH088477B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3430046B2 (ja) 1998-12-17 2003-07-28 エヌイーシーマイクロシステム株式会社 リング発振器

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02210908A (ja) 1990-08-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2021184623A1 (zh) 时钟信号产生电路、驱动方法及电子设备
KR0185594B1 (ko) 샘플링 레이트 변환 장치
JPH0715302A (ja) 可変遅延バッファ回路
EP0595734A1 (fr) Multiplexeur recevant en entrée une pluralité de signaux identiques mais déphasés
GB1052438A (ja)
KR100313255B1 (ko) 디지털주파수체배기용조합지연회로
US5077764A (en) Frequency dividing circuit capable of varying dividing ratio
EP0220059B1 (en) Digital envelope shaping apparatus
JPH10210368A (ja) プログラマブルクロック信号発生機能付き撮像装置
JPH088477B2 (ja) 位相調整回路
JPH03163908A (ja) クロツク信号遅延回路
JPH0998161A (ja) クロック切替え回路
JP2586712B2 (ja) 非同期信号選択回路
JP2000013196A (ja) クロック選択回路
JPH08163399A (ja) ディジタル信号の位相差吸収装置
JPS61161875A (ja) ミラ−効果発生装置
JP2757090B2 (ja) 分周逓倍回路
JP2716282B2 (ja) 切替回路
JPH05283993A (ja) パルス幅変調方法およびパルス幅変調回路
JPH0756933B2 (ja) 位相調整回路
KR0141117B1 (ko) 신호 보간방법 및 장치
JPH04369922A (ja) 位相調整回路
JP2679471B2 (ja) クロック切替回路
JPH01226220A (ja) アナログ/デジタル変換装置
JPH04102080U (ja) 波形発生器