JPH088456Y2 - 四探針プローブチェッカー - Google Patents

四探針プローブチェッカー

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Publication number
JPH088456Y2
JPH088456Y2 JP1917792U JP1917792U JPH088456Y2 JP H088456 Y2 JPH088456 Y2 JP H088456Y2 JP 1917792 U JP1917792 U JP 1917792U JP 1917792 U JP1917792 U JP 1917792U JP H088456 Y2 JPH088456 Y2 JP H088456Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
probe
socket
connector
pin catch
electric circuit
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1917792U
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JPH0622969U (ja
Inventor
幸司 大川内
Original Assignee
九州電子金属株式会社
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Filing date
Publication date
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  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
  • Measurement Of Resistance Or Impedance (AREA)
  • Measurement Of Current Or Voltage (AREA)
  • Testing Of Individual Semiconductor Devices (AREA)
  • Measuring Leads Or Probes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、半導体ウェーハなど
の比抵抗を直流四探針法で測定するための四探針プロー
ブの電気的な異常を調べる簡易検査器に係り、プローブ
を載せるだけで内部配線の異常の有無を簡単に調べるこ
とができる四探針プローブチェッカーに関する。
【0002】
【従来の技術】直流四探針法は、試料を加工する必要が
なく測定が簡単で、種々のケースの測定が解析されてい
るため、現在最も広く採用されている比抵抗測定方法で
ある。比抵抗ρの試料の平面上に探針四本を一直線上に
所定間隔(S)で配置し、両端針を電流電極とし、内側
2本を電位差電極として、電流Iを流した際の電位差V
より、ρ=2ΠS(V/I) にて比抵抗ρを求めるこ
とができる。
【0003】かかる直流四探針型比抵抗測定器には、例
えば円錐形に精密加工したタングステン針を金属ホルダ
ーに所定の間隔で精密に配置した四探針プローブが使用
されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】この四探針プローブ
は、上記式から明らかなように針の間隔が高精度で所定
間隔に保持されている必要があり、例えば針の磨耗など
で高さや間隔が極僅かでも設定値から外れると、正確な
比抵抗の測定ができなくなる。
【0005】そこで、四探針プローブをタングステン針
の交換が可能なように分解式の構造からなり、内部もタ
ングステン針とプローブの電気端子間に内部配線がさ
れ、電気端子から所要長さの外部配線が設けられ、所定
のコネクタ端子を介して測定器に接続される構成であ
る。
【0006】ところが、針の交換やコネクタ端子などの
交換により、四探針プローブの内部配線の切断とはんだ
による接続と繰り返されれるため、内部配線に異常がな
いか否かを検査する必要があった。しかし、かかる内部
配線の通電試験は、所謂テスターで行うしかなく、多大
の手間を要していた。
【0007】この考案は、四探針プローブの内部配線の
異常をその箇所を特定して簡単に調べることができる四
探針プローブチェッカーの提供を目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】この考案は、四探針プロ
ーブ本体周端部がプローブソケット上端面に当接する
際、該プローブ本体をセンタリングさせるための軸芯
向かって下り傾斜した上端面を有する筒状のプローブソ
ケットを測定器本体の上面に装着し、プローブソケット
内の軸芯位置に四探針が当接可能なピンキャッチを高さ
調整可能に装着し、プローブのコネクタ端子と接続する
測定器のコネクタの各接点と該ピンキャッチ間の通電時
に発光表示する電気回路、プローブソケットとピンキャ
ッチ間の通電時に発光表示する電気回路、コネクタとピ
ンキャッチ間の通電時に発光表示する電気回路を有する
ことを特徴とする四探針プローブチェッカーである
【0009】
【作用】この考案による四探針プローブチェッカーは、
筒状のプローブソケットにてセンタリングさせるためプ
ローブ先端の四探針を容易にかつ損傷させることなく確
実にピンキャッチに当接させることができ、プローブの
コネクタ端子と接続する測定器側コネクタとプローブソ
ケットの中心部に配置したピンキャッチ間に、乾電池を
電源として抵抗と発光ダイオードからなる簡単な電気回
路を配置したことにより、プローブの内部配線が正常で
あれば4個のダイオードが点灯し、また点灯しない回路
は当該探針の配線に断線やはんだ不良があることが瞬時
に判明する。
【0010】また、プローブソケットとピンキャッチ間
及びコネクタとピンキャッチ間にも乾電池を電源として
抵抗と発光ダイオードからなる簡単な電気回路を配置し
たことにより、点灯した場合はプローブあるいはコネク
タにショート箇所があることが容易に判明する。
【0011】
【実施例】図3に示す如く、測定器本体1は箱体からな
り、樹脂製の上面パネル2に四探針プローブ10のコネ
クタ端子13と雌雄接続関係にあるコネクタ3が配置さ
れ、さらに筒状のプローブソケット4を配置してある。
プローブソケット4はステンレス鋼製で下端にフランジ
部を有する筒状で、上面パネル2の所要孔部の周囲にフ
ランジ部をねじ止めしてあり、上端面5は中心に向かっ
て所定角度の下り傾斜面を構成してる。
【0012】図1に示す如く、上面パネル2の孔部内に
露出したプローブソケット4の下端面には、非導電性材
料からなるキャッチプレート6がねじ7にて止着され、
キャッチプレート6の軸芯位置に四探針12が当接可能
なピンキャッチ8を載置しねじ9にて止着してある。従
って、ねじ7及び/又はねじ9にてピンキャッチ8のプ
ローブソケット4内における高さを調整可能に構成して
あり、四探針プローブ10本体がプローブソケット4の
上端面5に当接した際に、先端部11の四探針12がピ
ンキャッチ8に必要なだけ当接するように予め調整して
おく。
【0013】電気回路は図2に示す如く、測定器本体1
内において、ステンレス鋼製のピンキャッチ7には乾電
池20からの電力が供給され、コネクタ3の各端子と乾
電池20間には、個別配線にてそれぞれ所定の抵抗を介
して発光ダイオード21,22,23,24を接続して
ある。さらに、コネクタ3自体と乾電池20間に個別配
線にて所定の抵抗を介して発光ダイオード25を接続
し、プローブソケット4と乾電池20間に個別配線にて
所定の抵抗を介して発光ダイオード26を接続してあ
る。
【0014】測定方法は、まず四探針プローブ10のコ
ネクタ端子13を測定器本体1のコネクタ3と嵌合接続
し、手に四探針プローブ10を持って、プローブソケッ
ト4の上方より垂直方向に下降させてプローブソケット
4の上端面5に当接させることにより、プローブ10が
センタリングされて四探針12がピンキャッチ8に容易
にかつ損傷させることなく当接する。
【0015】四探針プローブ10の各内部配線が正常で
あれば、4個の発光ダイオード21,22,23,24
が点灯し、また点灯しない場合は、該当する発光ダイオ
ードの回路接続されたに探針の配線に断線やはんだ不良
があることが瞬時に判明する。
【0016】また、発光ダイオード25,26のいずれ
かまたは全部が点灯した場合は、プローブ10あるいは
コネクタ端子13またその両方にショート箇所があるこ
とが容易に判明する。
【0017】
【考案の効果】この考案は、四探針プローブの針交換や
コネクタ端子などの交換により、分解、はんだ付けを行
った再生プローブを、使用に先駆けて全ての導通試験を
一回でかつ短時間で行うことができる。試験に際して、
プローブソケットにプローブ先端を挿入して位置決めす
るため、交換を行ったばかりの高価な針を損傷させるこ
とがない。また、使用時に異常な測定値を表示した四探
針プローブを、この考案による四探針プローブチェッカ
ーで試験することにより、簡単に異常箇所を特定するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案による四探針プローブチェッカーのプ
ローブソケットとピンキャッチを示す縦断説明図であ
る。
【図2】この考案による四探針プローブチェッカーの電
気回路を示す説明図である。
【図3】この考案による四探針プローブチェッカーとそ
の操作状態を示す斜視説明図である。
【符号の説明】
1 測定器本体 2 上面パネル 3 コネクタ 4 プローブソケット 5 上端面 6 ャッチプレート 7,9 ねじ 8 ピンキャッチ 10 四探針プローブ 11 先端部 12 四探針 13 コネクタ端子 20 乾電池 21,22,23,24,25,26 発光ダイオード

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 探針プローブ本体周端部がプローブソ
    ケット上端面に当接する際、該プローブ本体をセンタリ
    ングさせるための軸芯に向かって下り傾斜した上端面を
    有する筒状のプローブソケットを測定器本体の上面に装
    着し、プローブソケット内の軸芯位置に四探針が当接可
    能なピンキャッチを高さ調整可能に装着し、プローブの
    コネクタ端子と接続する測定器のコネクタの各接点と該
    ピンキャッチ間の通電時に発光表示する電気回路、プロ
    ーブソケットとピンキャッチ間の通電時に発光表示する
    電気回路、コネクタとピンキャッチ間の通電時に発光表
    示する電気回路を有することを特徴とする四探針プロー
    ブチェッカー。
JP1917792U 1992-02-28 1992-02-28 四探針プローブチェッカー Expired - Lifetime JPH088456Y2 (ja)

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JP1917792U JPH088456Y2 (ja) 1992-02-28 1992-02-28 四探針プローブチェッカー

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JP1917792U JPH088456Y2 (ja) 1992-02-28 1992-02-28 四探針プローブチェッカー

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Publication Number Publication Date
JPH0622969U JPH0622969U (ja) 1994-03-25
JPH088456Y2 true JPH088456Y2 (ja) 1996-03-06

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ID=11992070

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