JPH1019958A - Icのインサーキットテスタによる足浮き検出方法並びに接触式ヒータープローブ - Google Patents

Icのインサーキットテスタによる足浮き検出方法並びに接触式ヒータープローブ

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JPH1019958A
JPH1019958A JP8192927A JP19292796A JPH1019958A JP H1019958 A JPH1019958 A JP H1019958A JP 8192927 A JP8192927 A JP 8192927A JP 19292796 A JP19292796 A JP 19292796A JP H1019958 A JPH1019958 A JP H1019958A
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probe
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heater
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Shinichi Koike
伸一 小池
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ICのピンピッチのファイン化とパッケージ
の多様化に対応できてプロービングを容易に行なえよう
にし、打痕傷を少なくする。 【解決手段】 IC28を加熱するヒータープローブ3
6を備え、そのIC28の被検査用入力又は出力ピン3
2が接続すべきパターン34とグランド又は電源ピン3
2が接続すべきパターン34とに測定用ピンプローブ3
8を押し当て、そのIC28を加熱する前後の被検査用
入力又は出力ピン32と対応するパターン34の間及び
グランド又は電源ピン32と対応するパターン34の間
の両導通状態を示す電気量をそれぞれ測定し、両電気量
の差を判定基準値と比較する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はピンボード方式、X
−Y方式等のインサーキットテスタを用いて行なうプリ
ント基板に実装したIC(集積回路)の足浮き検出方法
並びに接触式ヒータープローブに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、実装基板即ち多数の電子部品等を
装着し、半田付けしたプリント基板はインサーキットテ
スタを用いて、その基板の必要な測定点に適宜ピンプロ
ーブの先端を接触させ、それ等の各部品の有無を電気的
に検出し、或いは各部品の特性値等を電気的に測定して
基板の良否の判定を行っている。この種のインサーキッ
トテスタには被検査基板を載せる測定台上に検査治具た
るフィクスチュアー(ピンボード)を設置するピンボー
ド方式のものと、被検査基板を載せる測定台上にX−Y
ユニット等を設置するX−Y方式のものとがある。
【0003】そして、ピンボード方式ではボードに被検
査基板の測定点の数に等しい数のピンプローブを測定点
の位置に対応させて設け、被検査基板の上にフィクスチ
ュアーを載せることにより、各ピンプローブを各測定点
にそれぞれ接触する。一方、X−Y方式ではX軸方向に
可動するアームの上にY軸方向に可動するZ軸ユニット
を備え、そのZ軸ユニットで1本のピンプローブをZ軸
方向に可動可能に支持し、X−Yユニットを制御するこ
とにより、そのピンプローブを基板の上方からX軸、Y
軸、Z軸方向にそれぞれ適宜移動して、予め設定した各
測定点に順次接触する。それ故、ピンボード方式のもの
は多量の同一被検査基板の測定に適するのに対し、X−
Y方式のものは多品種少量の被検査基板の測定に適す
る。
【0004】これ等の方式によるインサーキットテスタ
を用いて、プリント基板に実装したICの半田付け不良
によるピン(リード)とパターンとの接触不良即ちIC
の足浮きを検査する場合、通常はICのピンとそのピン
が半田付けされるべき基板上のパターンにそれぞれ測定
用ピンプローブを接触し、ピンと対応するパターン間の
導通状態を示す抵抗値を測定することによって足浮きの
有無の判定を行なっている。その際、ICのピンに対し
て正確なプロービングを必要とする。なお、通常は測定
用ピンプローブとしてその先端が鋭く突出するものを使
用する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ICの
ピンピッチは近年狭くなってきており、ファインピッチ
化が著しい。それ故、インサーキットテスタを用いてピ
ンピッチの狭い例えばQFP型パッケージ等のICに対
し、足浮きの検査を実施しようとしても、ピン上に先端
が鋭く突出した測定用ピンプローブを正確に立て難い。
特に、足浮き検出の精度を上げるには、図6に示すよう
な4端子法によって抵抗値の測定を行なう必要があるた
め、プロービングが一層困難になる。図中、10がI
C、12がそのピン、14がプリント基板、16がその
配線用パターンである。又、18が計測部、20がその
定電流源、22が直流電流計、24が直流電圧計、26
が測定用ピンプローブである。
【0006】又、ICのパッケージは近年多様化してき
ており、側面に設けたピンを内側に折り曲げたQFJ
型、SOJ型パッケージ、下面にピン又はボールを設け
たPGA型、BGA型パッケージ等を基板に実装した場
合、ピン上に測定用ピンプローブを立てられないという
問題がある。なお、測定用ピンプローブは先端が鋭く突
出しているため、ICのピンやパターンに押し当てると
打痕傷が付く。
【0007】本発明はこのような従来の問題点に着目し
てなされたものであり、第1にICのピンピッチのファ
イン化とパッケージの多様化に対応できてプロービング
を容易に行なえる、打痕傷の少ないICのインサーキッ
トテスタによる足浮き検出方法を提供することを目的と
する。又、第2にICのインサーキットテスタによる足
浮き検出方法に使用するのに好適な接触式ヒータープロ
ーブを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明による第1目的対応のICのインサーキット
テスタによる足浮き検出方法ではインサーキットテスタ
を用いて、プリント基板に実装したICのピンと対応す
るパターン間の導通状態を示す電気量を測定し、その測
定結果からICの足浮きの有無を判定する。
【0009】その際、ICを加熱するヒータープローブ
を備え、そのICの被検査用入力又は出力ピンが接続す
べきパターンとグランド又は電源ピンが接続すべきパタ
ーンとにそれぞれ測定用ピンプローブを1本ずつ押し当
て、そのICを加熱する前の被検査用入力又は出力ピン
と対応するパターン間及びグランド又は電源ピンと対応
するパターン間の両導通状態を示す電気量を測定し、そ
のICを加熱し、そのICの温度が設定値に達した時の
被検査用入力又は出力ピンと対応するパターン間及びグ
ランド又は電源ピンと対応するパターン間の両導通状態
を示す電気量を測定し、それ等の両電気量の差を判定基
準値と比べる。
【0010】又、第2目的対応の接触式ヒータープロー
ブにはICのパッケージ部に接触する接触面を有するヒ
ーター付き接触部とその接触部を支える支持部とを備え
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて、本発
明の実施の形態を説明する。図1は本発明を適用したピ
ンボード方式インサーキットテスタに備える測定用ピン
プローブ、接触式ヒータープローブのICの足浮き検査
時におけるパターンとパッケージ部に対する配置関係を
示す斜視図である。図中、28が検査の対象たるSOP
型パッケージIC、30がそのパッケージ部、32(3
2a、……、32n、……)がピン、34(34a、…
…、34n、……)がそれ等の各ピン32が接続すべき
パターンである。なお、ピン32gがグランドピン、ピ
ン32nが電源ピンであり、その他のピン32が入力又
は出力ピンである。
【0012】又、36が接触式ヒータープローブ、38
(38a、38g)が測定用ピンプローブである。この
接触式ヒータープローブ36はIC28のパッケージ部
30に接触する接触面を有する直方体状の接触部40と
その接触部40を支える円柱状の支持部42とからな
り、その接触部40にヒーター44として加熱冷却装
置、電熱変換装置等を備え付ける。そして、接触式ヒー
タープローブ36の支持部42をエアシリンダのピスト
ンロッド先端部に装着する等して使用する。又、測定用
ピンプローブ38はピンボード方式による場合、ボード
に測定点の数だけ測定点の位置に対応させて備え付けな
ければならないが、図では被検査用入力又は出力ピン3
2aと対応するパターン34aに接触すべき測定用ピン
プローブ38aと、グランドピン32gと対応するパタ
ーン34gに接触すべき測定用ピンプローブ38gのみ
を示し、他の測定用ピンプロー38は省略した。なお、
ピン32と対応するパターン34とはそのピン32が接
続すべきパターン34である。
【0013】又、46がコントロール部、48がそのコ
ントロール部46と接触式ヒータープローブ36との間
に介在するスイッチ部、50が計測部、52がその計測
部50と測定用ピンプローブ38との間に介在するスキ
ャナ部である。このコントロール部46はヒーター温度
調節部であり、ヒーター44に流す電流値と時間とを制
御する。そして、スイッチ部48にはコントロール部4
6の指示により、電流をオン、オフするスイッチを備え
る。又、計測部50は被検査用入力又は出力ピン32a
と対応するパターン34aとの間及びグランドピン32
gと対応するパターン34gとの間の両導通状態を示す
電流値を測定するための部分であり、定電圧源54と直
流電流計56とを備える。そして、スキャナ部52によ
り入力又は出力ピン32等の検査順位に合わせて、計測
部50と各測定用ピンプローブ38とを接続するチャン
ネルの適宜切り換えを行なう。
【0014】このような接触式ヒータープローブ36と
測定用ピンプローブ38を備えたピンボード方式インサ
ーキットテスタを用いてIC28の足浮きを検査する場
合、先ずIC28のパッケージ部30の中央に接触式ヒ
ータープローブ36の接触部40の下面(接触面)を押
し当てる。そして、IC28の全ての各ピン32と対応
するパターン34の任意の箇所に測定用ピンプローブ3
8をそれぞれ押し当てる。なお、検査治具としてピンボ
ードのボードに接触式ヒータープローブ36を備え付
け、その検査治具をエアシリンダのピストンロッドの先
端部に取り付ける等すると、接触式ヒータープローブ3
6と全ての測定用ピンプローブ38とを同時に上下動で
きて好ましくなる。
【0015】このようにして、IC28のパッケージ部
30に接触部40を押し当てると、IC28のパッケー
ジ部30に直接接触して熱を加えることができるため、
少しの発熱量でパッケージ部30の広い範囲を効率良く
加熱できる。又、測定用ピンプローブ38をピン32よ
り通常少し幅広になっているパターン34に押し当てる
と、測定用ピンプローブ38を立て易く、IC28のピ
ンピッチのファイン化とパッケージの多様化にも対応で
き、プロービングを容易に行なえる。当然、ICピン3
2には打痕傷が付かない。
【0016】次に、計測部50をスキャナ部52を介し
て例えば被検査用に選んだ1本の入力又は出力ピン32
aが接続すべきパターン34aに接触した測定用ピンプ
ローブ38aとグランドピン32gが接続すべきパター
ン34gに接触した測定用ピンプローブ38gとにそれ
ぞれ接続する。そして、接触式ヒータープローブ36の
ヒーター44をオフの状態即ちヒーター44に流す電流
を0にした状態で、計測部50より両測定用ピンプロー
ブ38a、gに対し、予め良品の同一ICから得たデー
タに基づいて定電圧Vcを印加する。すると、図2に示
すようにグランドピン32gと多数存在する各入力又は
出力ピン32(32a、32b)との間には常に寄生ダ
イオード58(58a、58b)が存在するため、被検
査用入力又は出力ピン32a、グランドピン32gが足
浮き状態にあり、対応するパターン34a、34gとの
間が離れていても、グランドパターン34gと各パター
ン34との間には通常他の複数の入力又は出力ピン32
に関する寄生ダイオード52が並列の状態で介在してい
るので電流が流れる。なお、図2では入力又は出力ピン
32を2本だけ例示した。
【0017】この時、寄生ダイオード58aのPN接合
部の加熱前温度tj1は雰囲気温度(周囲温度)ta と等
しくなり、寄生ダイオード58aにはダイオードの順方
向電流Iの一般式である数1において印加電圧V=Vc
、接合部温度tj =ta とした電流が流れる。但し、
数1の式におけるI0 は逆方向飽和電流、qは電子の電
荷量、Kはボルツマン定数であり、更にI0 は数2の式
に従うが、そのBは接合部の物性、ドーピング濃度等に
依存する定数(温度には依存しない)、Vg は接合電位
である。それ故、寄生ダイオード58aに流れる順方向
電流Iは印加電圧V、接合部温度tj に依存し、Vを一
定値Vc とした場合、接合部温度tj により変化する。
【数1】
【数2】
【0018】そこで、電流計56により被検査用入力又
は出力ピン32aと対応するパターン34aの間及びグ
ランドピン32gと対応するパターン34gの間の両導
通状態を示す電流値I1 を測定する。次に、予め良品の
同一ICから得たデータに基づいて設定した温度となる
ようにヒーター44に流す電流値とオン時間とを制御
し、IC28のパッケージ部30を加熱する。この時、
ヒーター44で発生した熱は寄生ダイオード58aのP
N接合部まで伝わり、接合部温度tj は図3に示すよう
に変化する。
【0019】このような加熱状態において、寄生ダイオ
ード58aの接合部温度tj が周囲温度ta より所定量
例えば数度上昇してtj2になった時に、再び先に印加し
た電圧と同一の定電圧Vc を印加する。すると、図4に
示すように接合部温度tj の変化に応じて、電流が変化
するので、電流計50により接合部温度tj2に対応する
電流I2 を測定する。この時、接合部温度tj2はtj2>
tj1=ta であり、被検査用入力又は出力ピン32aが
足浮きでなく、対応するパターン34aと良好に接触し
ている正常状態であればI2 >I1 となる。
【0020】そこで、電流値I2 とI1の差を算出し、
予め良品の同一ICから得たデータに基づいて作成した
判定基準値と比較する。図5はそのような各被検査用入
力又は出力ピン32のピン番号(検査ステップ番号)と
対応する判定基準値との関係を示す図である。それ故、
例えば1番ピンに当る被検査用入力又は出力ピン32a
の電流値I2 とI1 の差が判定基準値より小さければ足
浮きと判断し、NGと表示する。又、その電流値I2 と
I1 の差が判定基準値以上の場合には正常と判断し、G
Oと表示する。
【0021】このようにして、設定順に従って他の各入
力又は出力ピン32に対しても、順次加熱の前後で同様
の測定を行ない、各入力又は出力ピン32と対応するパ
ターン34の間及びグランドピン32gと対応するパタ
ーン34gの間の両導通状態を示す電流値I2 とI1 の
差を対応する判定基準値とそれぞれ比較することによ
り、各入力又は出力ピン32の足浮きの有無を判定す
る。なお、図5における各小丸60はピン番号に対応す
る各入力又は出力ピン32に関する電流値I2 とI1 の
差に当るデータ位置の例示であり、ピン番号1、2、
3、5、6に関する判定結果はいずれもGOと表示さ
れ、ピン番号4に関する判定結果はNGと表示される。
【0022】なお、上記実施の形態ではICの足浮きを
検査する際に、予め良品の同一ICから得たデータに基
づいて印加電圧、ヒーターの温度を設定し、ヒーターに
流す電流値とオン時間を制御し、判定基準値を作成して
いるが、ICを加熱する前後の電流値をそれぞれ測定
し、その差を算出して判定基準値と比較すればよいた
め、良品の同一ICからデータを得て、デバックする作
業を省略し、直接ICを検査することも可能である。
【0023】又、上記実施の形態では被検査用入力又は
出力ピンと対応するパターン間及びグランドピンと対応
するパターン間の両導通状態を示す電流値の測定を行な
っているが、被検査用入力又は出力ピンと対応するパタ
ーン間及び電源ピンと対応するパターン間の両導通状態
を示す電流値の測定を行なってもよい。但し、後者の場
合には寄生ダイオードの方向性が反対になるので、印加
電圧を反対に加える。
【0024】又、上記実施の形態では計測部に定電圧源
を備えて、ICを加熱する前後の電流値をそれぞれ測定
し、その差を算出して判定基準値と比較しているが、定
電圧源の代わりに定電流源を用い、ICを加熱する前後
の被検査用入力又は出力ピンと対応するパターン間及び
グランド又は電源ピンと対応するパターン間の両導通状
態を示す電圧値をそれぞれ測定し、その差を算出して判
定基準値と比較してもよい。
【0025】又、上記実施の形態ではヒータープローブ
として接触式ヒータープローブを用いたが、ヒーターか
らレーザー、光、赤外線等を放射する非接触式ヒーター
プローブを用いてもよい。
【0026】又、上記実施の形態ではピンボード方式イ
ンサーキットテスタを用いてICの足浮きを検査した
が、接触式ヒータープローブや各測定用ピンプローブを
個々的に移動するX−Y方式インサーキットテスタを用
いてICの足浮きを検査してもよい。
【0027】
【発明の効果】以上説明した本発明によれば、請求項1
記載の発明では測定用ピンプローブをいずれもピンより
通常少し幅広になっているパターンに押し当てるため、
測定用ピンプローブを立て易く、ICのピンピッチのフ
ァイン化とパッケージの多様化にも対応できてプロービ
ングを容易に行なえる。しかも、ICピンに打痕傷が付
かない。
【0028】又、請求項2記載の発明ではICのパッケ
ージ部に直接接触して熱を加えることができるため、少
しの発熱量でパッケージ部の広い範囲を効率良く加熱で
きる。しかも、支持部を保持することによって、ヒータ
ープローブを簡単に移動できるので操作性が良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したピンボード方式インサーキッ
トテスタに備える測定用ピンプローブ、接触式ヒーター
プローブのICの足浮き検査時におけるパターンとパッ
ケージ部に対する配置関係を示す斜視図である。
【図2】同足浮き検査の対象となるICのグランドピン
と入力又は出力ピンとの間に存在する寄生ダイオードを
示す図である。
【図3】同足浮き検査時におけるICに対する加熱の前
後に亘る寄生ダイオードの接合部温度tj の変化を示す
図である。
【図4】同足浮き検査時におけるICの寄生ダイオード
の接合部温度tj の変化に応じて流れる電流の変化を示
す図である。
【図5】同足浮き検査時におけるICに対する加熱の前
後でそれぞれ測定した電流値の差と判定基準値とのピン
毎の対応関係を示す図である。
【図6】従来のX−Y方式インサーキットテスタに備え
る測定用ピンプローブの4端子法によるICの足浮き検
査時におけるピンとパターンに対する配置関係を示す図
である。
【符号の説明】
28…IC 30…パッケージ部 32…ピン 34…
パターン 36…接触式ヒータープローブ 38…測定
用ピンプローブ 40…接触部 42…支持部 44…ヒーター 46…コントロール部 48…スイッ
チ部 50…計測部 52…スキャナ部 54…定電圧
源 56…電流計 58…寄生ダイオード 60…電流
値I2 とI1 の差を示すデータ位置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インサーキットテスタを用いて、プリン
    ト基板に実装したICのピンと対応するパターン間の導
    通状態を示す電気量を測定し、その測定結果からICの
    足浮きの有無を判定するICのインサーキットテスタに
    よる足浮き検出方法において、上記ICを加熱するヒー
    タープローブを備え、そのICの被検査用入力又は出力
    ピンが接続すべきパターンとグランド又は電源ピンが接
    続すべきパターンとにそれぞれ測定用ピンプローブを1
    本ずつ押し当て、そのICを加熱する前の被検査用入力
    又は出力ピンと対応するパターン間及びグランド又は電
    源ピンと対応するパターン間の両導通状態を示す電気量
    を測定し、そのICを加熱し、そのICの温度が設定値
    に達した時の被検査用入力又は出力ピンと対応するパタ
    ーン間及びグランド又は電源ピンと対応するパターン間
    の両導通状態を示す電気量を測定し、それ等の両電気量
    の差を判定基準値と比べることを特徴とするICのイン
    サーキットテスタによる足浮き検出方法。
  2. 【請求項2】 ICのパッケージ部に接触する接触面を
    有するヒーター付き接触部とその接触部を支える支持部
    とを備えることを特徴とする接触式ヒータープローブ。
JP8192927A 1996-07-02 1996-07-02 Icのインサーキットテスタによる足浮き検出方法並びに接触式ヒータープローブ Pending JPH1019958A (ja)

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Cited By (3)

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