JPH0884444A - 無停電電源装置の保守方法 - Google Patents

無停電電源装置の保守方法

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JPH0884444A
JPH0884444A JP7018885A JP1888595A JPH0884444A JP H0884444 A JPH0884444 A JP H0884444A JP 7018885 A JP7018885 A JP 7018885A JP 1888595 A JP1888595 A JP 1888595A JP H0884444 A JPH0884444 A JP H0884444A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】交流電源から負荷への直送給電バイパス回路を
重複追加することなく、負荷給電継続中での無停電電源
装置の保守作業を可能となす。 【構成】バッテリ4と主回路構成素子の冷却ファン5に
関する保守作業時、強制バイパス切換用操作スイッチ7
を操作して、交流スイッチ3の素子SW11,SW12を開
路、SW21,SW22を閉路し、負荷給電経路をインバー
タ側から交流電源の直送側へ切り換えると共に、整流装
置1とインバータ2両者の運転を停止し、更に、バッテ
リスイッチSWB と冷却ファン用電源スイッチSWF
を開路してバッテリ4と冷却ファン5とをそれぞれその
給電経路より解列し、この解列状態で前記のバッテリと
冷却ファンとの保守作業を行い、作業完了後、前記強制
バイパス切換用操作スイッチの操作により、上記と逆の
順序で、無停電電源装置を通常のインバータ給電状態に
復帰させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、商用電源等の交流電
源或いはこの交流電源に対するバックアップ用バッテリ
からの電力供給を受けてその負荷に所要の定周波定電圧
の交流電力を給電する無停電電源装置を対象とし、負荷
給電の継続状態にて、前記バッテリ或いは主回路開閉用
半導体素子等を冷却するファン等の有限寿命部品の点
検,交換等を行う無停電電源装置の保守方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、無停電電源装置(以下UPSと
略称する)において点検或いは交換等の保守の対象をな
すものとして、有限寿命部品であるバッテリ或いは冷却
ファン等があり、何れも所定サイクルでの保守を必要と
するものである。上記の如きバッテリ或いは冷却ファン
等を対象とする従来のUPSの保守方法としては、負荷
給電停止状態で行う第1の方法と、負荷給電継続状態で
行う第2の方法とが知られている。以下、前記の両方法
に関し図4と図5の両主回路図に従って説明する。
【0003】先ず、図4は、前記第1の方法がその対象
となすUPSの主回路図の例示であり、1は整流装置、
2は整流装置1の出力電圧を受けてこれを所要の定周波
数・定電圧の交流電圧に変換するインバータ、3は負荷
への給電経路切換手段としての交流スイッチである。こ
こに、交流スイッチ3は、インバータ2から負荷へのイ
ンバータ給電経路と商用電源等の交流電源から負荷への
直送給電経路のそれぞれに直列に挿入されたサイリスタ
群SW11とSW12,SW21とSW22とがそれぞれ対をな
して逆並列された2組の交流スイッチ要素により構成さ
れたものであり、前記両スイッチ要素は交流給電経路の
切り換えに関して相互に共役の開閉動作をなすものであ
る。
【0004】また、4は、バッテリスイッチSWB を介
して整流装置1とインバータ2間の直流中間母線に接続
されたバッテリであり、整流装置1により充電されると
共に前記交流電源の停電時にはインバータ2に対する直
流電源として機能する。更に、5は電源スイッチSWF
を介して交流出力母線に接続された冷却ファンであり、
F は整流装置1の出力電圧平滑用のコンデンサであ
る。
【0005】なお、前記負荷は図示の交流出力端子の外
部に接続されるものであるが、図中その表示を省略す
る。ここに前記第1の方法は、図4に例示する主回路構
成をなすUPSにおいて、バッテリ4或いは冷却ファン
5の保守を、交流スイッチ3を経由するインバータ給電
経路と前記交流電源からの直送給電経路両者の開路操作
を含め前記UPSの運転を全体として停止し,且つ前記
のSWB ,SWF 両スイッチの開路状態において、即ち
前記負荷への給電停止状態にて行うものである。
【0006】次に、図5は、前記第2の方法がその対象
となすUPSの主回路図の例示であり、図4に例示する
主回路構成に対して保守用バイパス回路6を加えたもの
である。図示の如く保守用バイパス回路6は遮断器CB
1 〜CB3 より成り、遮断器CB1 の閉路により、図4
に例示するUPSを完全にバイパスして前記交流電源か
ら負荷へ給電する直送給電経路を形成するものとなる。
【0007】ここに前記第2の方法は、図5に例示する
主回路構成をなすUPSにおいて、交流スイッチ3を経
由する負荷給電経路をインバータ給電経路から交流電源
直送給電経路へ強制的に切り換えると共に、遮断器CB
1 を閉路して保守用バイパス回路6を前記直送給電経路
と重複して閉路状態となし、続いて交流スイッチ3にお
いて前記直送給電経路を開路状態となして前記負荷への
給電を保守用バイパス回路6を経由する直送給電のみと
なし、この状態で、従って、前記負荷への給電継続状態
で、バッテリ4或いは冷却ファン5の点検,交換を行う
ものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
如きUPSにおけるバッテリ或いは冷却ファン等に関す
る従来の保守方法は、その第1の方法においては、負荷
への給電を停止した状態で行う必要があり、またその第
2の方法においては、負荷への給電停止を要しないが、
例えば、前記の遮断器CB1 等から成る保守用バイパス
回路6の如き交流電源から負荷への直送給電用バイパス
回路の重複設置を要する。
【0009】また、前記の交流スイッチ3或いは保守用
バイパス回路6の如く各種開閉素子より成る負荷への交
流電源直送給電経路が、i)電力変換装置を周波数変換
装置として機能させるために周波数の異なる交流電源と
負荷間の直接給電が不能である、ii)交流入力電圧の
変動又は歪みが大なるため不安定な交流電源から負荷へ
の直接給電が不能である、等の理由により設置不能の場
合においては、前記第1の方法と同様、前記所要の保守
を負荷への給電停止状態で行う必要がある。
【0010】上記に鑑みこの発明は、そのバッテリ或い
は冷却ファン等の点検交換等をなすUPS保守方法に関
し、負荷給電継続を可能とし且つ上記の如き保守用バイ
パス回路の追加を必要としないUPS保守方法の提供を
目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明のUPS(即ち無停電電源装置)の保守方
法において、 1)請求項1の発明は、交流入力を整流する整流装置
と、この整流装置の出力電圧を受けこれを所定の定電圧
・定周波数の交流電圧に変換するインバータと、このイ
ンバータと前記整流装置間の直流中間母線に接続された
バッテリと、交流電源から負荷への直送給電経路と前記
のインバータから負荷へのインバータ給電経路との共役
的な経路切り換えを行う給電経路切換手段等と、をその
主回路構成要素となすUPSにおける前記バッテリ或い
は主回路開閉素子等用の冷却ファンの保守方法であっ
て、前記各主回路構成要素と、前記のバッテリと直流中
間母線間を開閉するバッテリスイッチと、前記冷却ファ
ンの電源スイッチと、に対する選択的な運転・開閉制御
機能を有する強制バイパス切換手段を設け、前記のバッ
テリ或いは冷却ファンの保守時には、前記強制バイパス
切換手段の操作により、前記負荷への給電を前記交流電
源からの直送給電となすと共に前記の整流装置とインバ
ータ両者の動作を停止させ、更に前記のバッテリ或いは
冷却ファンをそれぞれその給電電路より解列した後に、
これら両者に対する点検或いは交換等所要の保守作業を
前記負荷に対する給電継続状態にて行うものとする。
【0012】2)請求項2の発明は、交流入力を整流す
る整流装置と、この整流装置の出力電圧を受けこれを所
定の定電圧・定周波数の交流電圧に変換するインバータ
と、このインバータと前記整流装置間の直流中間母線に
接続されたバッテリ等とをその主回路構成要素となすU
PSにおける前記バッテリの保守方法であって、前記の
バッテリと直流中間母線との間を開閉するバッテリスイ
ッチと、このスイッチを通るバッテリ充放電電流を検出
する電流検出手段と、前記のバッテリスイッチをその開
閉許容状態となしてこれに開閉指令すると共に、前記直
流中間母線より解列状態にあるバッテリをこの直流中間
母線に対して接続可能状態となして接続指令する整流装
置制御手段とを設け、前記バッテリの保守時には、前記
整流装置制御手段により、開閉許容状態となされた前記
バッテリスイッチを開路して前記バッテリを前記直流中
間母線より解列の後、点検或いは交換等所要処置後のバ
ッテリを前記直流中間母線との接続可能状態に調整して
前記バッテリスイッチの再閉路によりこの直流中間母線
へ接続し、以後、必要に応じて前記整流装置の出力電圧
を所要値に調整し、前記バッテリに対する所要の保守作
業をその負荷に対する給電継続状態にて行うものとす
る。
【0013】3)請求項3の発明は、請求項2記載のU
PSの保守方法において、前記整流装置制御手段の有す
る前記バッテリスイッチに対する開閉指令機能は、前記
電流検出手段によるバッテリ充放電電流の検出値が前記
バッテリスイッチの開閉許容値以下か否かの比較演算を
なし、若し、前記電流検出値がその許容値より大であれ
ば、前記バッテリ電流の充放電極性に応じ、前記整流装
置に対しその出力電圧の増減指令を与えて前記充放電電
流の検出値を前記開閉許容値以下となし、この状態にお
いて前記バッテリスイッチに対する開閉指令を出力する
ものとする。
【0014】4)請求項4の発明は、請求項2記載のU
PSの保守方法において、前記整流装置制御手段の有す
る解列状態にあるバッテリの前記直流中間母線への接続
指令機能は、前記バッテリの端子電圧が前記直流中間母
線の母線電圧と等しいか否かの比較演算をなし、若し、
前記両電圧が等しくなければ、前記電圧差の正負極性に
応じて、前記整流装置に対しその出力電圧の増減指令を
与え前記両電圧を等しくなし、この状態において前記バ
ッテリスイッチに対する閉路指令を出力するものとす
る。
【0015】5)請求項5の発明は、請求項4記載のU
PSの保守方法において、前記整流装置制御手段の有す
る解列状態にあるバッテリの前記直流中間母線への接続
指令機能に関し、前記のバッテリ端子電圧と直流中間母
線電圧との差電圧を零となすことに代え、前記差電圧を
零を含む所定の許容値以下の値となすものとする。
【0016】
【作用】前述の如き整流装置と、インバータと、交流電
源停電時のインバータ用バックアップ電源をなすバッテ
リとをその主回路の基本構成要素となすUPSにおける
バッテリ或いは冷却ファンの点検,交換等の保守に関
し、 1)請求項1の発明は、インバータから負荷への給電経
路に対しそのバイパス経路をなす交流電源から負荷への
直送給電経路を、これら両経路を共役的に形成する交流
スイッチを介して設けている場合を対象とし、前記直送
給電経路による負荷への給電継続状態において、前記整
流装置とインバータ両者の運転を停止し、前記冷却ファ
ンの放熱対象となるUPS主回路構成素子からの発熱量
が最小となされた状態において、UPS主回路からの解
列状態となされた前記のバッテリ或いは冷却ファンの点
検,交換等の保守を行うものである。
【0017】即ち、強制バイパス切換手段により、前記
のインバータ給電経路から交流電源直送給電経路への共
役的な切り換えと、前記の整流装置とインバータ両者の
動作停止と、前記のバッテリ或いは冷却ファンそれぞれ
のUPS主回路からの解列等を所定順序に従って自動的
に行わせ、母線解列状態となされた前記のバッテリ或い
は冷却ファンに関する所定の保守作業を行い、この作業
完了後に再度所定順序に従って前記UPSをその定常運
転状態に復帰させるものである。
【0018】2)請求項2の発明は、請求項1に記載の
如き交流電源から負荷への直送給電経路を設けていない
場合を対象とするものであり、前記の整流装置とインバ
ータとによる負荷給電の継続中に、整流装置制御手段に
より、前記バッテリスイッチをその開路許容状態となし
てこれを開路し、直流中間母線からの解列状態において
前記バッテリに関する点検或いは交換等所定の保守作業
を行い、更にこの作業により前記直流母線から解列状態
にあるバッテリをその充電電圧の調整確認後に前記直流
中間母線に再接続させるものであり、前記の保守作業中
に交流電源停電の発生がない限り、負荷給電を停止する
ことなく、前記バッテリに関する所定の保守作業を可能
となすものである。
【0019】3)請求項3の発明は、請求項2記載のU
PS保守方法における前記バッテリスイッチの開路許容
状態形成に関するものであり、その開路電流を所定の許
容値以下として前記バッテリスイッチの接点損傷を避け
るため、このスイッチを通過するバッテリ充放電電流の
電流検出手段による検出値が前記許容値以下であるか否
かの比較演算をなすと共に、若し、前記電流検出値が前
記許容値より大であれば、前記バッテリ電流の充放電状
態に応じて、前記整流装置に対しその出力電圧の増減指
令を与えて前記の充放電電流をその許容値以下の値とな
し、この状態において前記バッテリスイッチに対する開
路指令を出力するものである。
【0020】4)請求項4の発明は、請求項2記載のU
PSの保守方法において、直流中間母線から解列状態に
あるバッテリのこの直流中間母線への接続可能状態形成
に関するものであり、解列状態にある前記バッテリの端
子電圧が前記直流中間母線の母線電圧と等しいか否かの
比較演算をなすと共に、若し前記両電圧が等しくなけれ
ば、前記電圧差の正負極性に応じて、前記整流装置に対
しその出力整流電圧の増減指令を与えて前記両電圧を等
しくなし、この状態において前記バッテリスイッチに対
する閉路指令を出力するものである。
【0021】5)請求項5の発明は、請求項4記載のU
PSの保守方法において、前記整流装置制御手段の有す
る解列状態にあるバッテリの前記直流中間母線への接続
指令機能に関して、前記のバッテリ端子電圧と直流中間
母線電圧との差電圧を零となすことに代え、前記差電圧
を零を含む所定の許容値以下の値となすものであり、解
列状態にあるバッテリの前記直流中間母線への接続時突
入電流を所定値以下に制限し、前記バッテリ接続操作の
簡易化を図るものである。
【0022】
【実施例】以下、この発明の実施例を図1、図2の両主
回路図と、図3のフローチャートとに従って説明する。
先ず、図1は請求項1の発明内容に従うこの発明の第1
の実施例を示すUPSの主回路図であり、従来技術の実
施例を例示する図4に対して強制バイパス切換手段とし
て所要の機能を有する強制バイパス切換用操作スイッチ
7を加えたものである。
【0023】今、負荷へのインバータ給電時に、バッテ
リ4或いは冷却ファン5の保守作業を行うものとすれ
ば、強制バイパス切換用操作スイッチ7の操作によっ
て、交流スイッチ3におけるサイリスタSW11とSW12
とを開路(オフ),共役的にサイリスタSW21とSW22
とを閉路(オン)となし、負荷への給電経路をインバー
タ側から交流電源直送側へ変更し、次に、バッテリスイ
ッチSWB と冷却ファンの電源スイッチSWF とを開路
し前記のバッテリと冷却ファンの両者をそれぞれの給電
経路から解列し、この状態で所要の保守作業を行う。こ
の保守作業の完了後は、強制バイパス切換用操作スイッ
チ7を再操作し、上記と逆の順序で前記負荷への給電経
路を前記のインバータ給電経路へ復旧させるものであ
る。
【0024】なお、上記の場合、前記のUPSにおける
動作中の主回路開閉用半導体素子はサイリスタSW21
SW22のみとなり、その発生ロスが通常状態に比して小
となるために、前記の冷却ファン5の短時間停止は許容
されるものとなる。次に、図2は請求項2乃至請求項5
の発明内容に従うこの発明の第2の実施例を示すUPS
の主回路図であり、その主回路構成に関して、前記第1
の実施例を示す図1のUPS主回路図から交流スイッチ
3を取り去り、負荷給電経路をインバータ給電経路のみ
となし、そのバイパス経路をなす交流電源から負荷への
直送給電経路を設置しないものである。また、その制御
回路構成に関し図1における強制バイパス切換用操作ス
イッチ7に代えて、バッテリスイッチSWB を通過する
バッテリ充放電電流を検出する電流検出手段としての直
流変流器DCCTと、整流装置1の出力電圧制御を介
し,スイッチSWB をその開路許容状態となしこれに開
路指令すると共に,整流装置1の出力母線即ち直流中間
母線より解列状態にあるバッテリをこの直流中間母線に
対して接続可能状態となして接続指令する整流装置制御
手段としての整流装置制御回路8と、を設けたものであ
る。
【0025】また、図2に示すUPS主回路構成におけ
るバッテリ4の保守は整流装置制御回路8により、図3
に示すフローチャートに従って下記の如く行われる。こ
こに、スイッチSWB の開路操作は、請求項3の発明内
容に従い行われるものであり、DCCTによるバッテリ
充放電電流の検出値IB がスイッチSWB の開路許容電
流値IBP以下である場合即ちIB ≦IBPの場合(IB
BP?YES )を以てスイッチSWB の開路許容状態とな
し、若し、IB >IBPであり(IB ≦IBP?NO)であ
り,且つ前記IB が充電状態にあれば(IB >0の状態
と規定)前記のIB ≦IBPの状態となるまで整流装置1
の出力電圧VC の低減制御を行い、同様に、IB >IBP
(IB ≦IBP?NO)であり,且つ前記IB が放電状態に
あれば(IB <0の状態と規定)、前記許容状態IB
BPとなるまで整流装置1の出力電圧VC の増大制御を
行い、前記許容状態においてスイッチSWB の開路(OF
F)指令をなすものである。
【0026】上記各種操作の結果スイッチSWB の開路
(OFF)がなされると、バッテリ4の直流中間母線からの
解列状態での点検交換等所定の保守がなされる。次に、
所定の保守がなされ母線解列状態にあるバッテリの前記
直流中間母線への再接続操作に関しては、請求項4の発
明内容に従う操作がなされる。ここに、前記バッテリの
充電電圧VB と前記直流中間母線の母線電圧,即ち整流
装置1の出力電圧VC とが等しい状態(VC =VB ?YE
S )を以て前記の母線解列状態にあるバッテリの前記直
流中間母線への再接続許容状態となすものであり、若
し、VB >VC ならば(VB −VC >0?YES )、VC
=VB の状態となるまで整流装置1の出力電圧VC の増
大制御を行い、同様に、VB <VC ならばVC =VB
状態となるまで整流装置1の出力電圧VC の低減制御を
行い、前記VC =VBの許容状態において、スイッチS
B の閉路(ON) により、母線解列状態にある前記バッ
テリの前記直流中間母線への再接続を行い、更に、前記
の再接続操作に関連して前記電圧VC がその定格値VCN
と異なっておれば、前記電圧VC のその定格値VCNへの
調整がなされ、負荷給電の継続状態で前記バッテリに関
する所定の保守作業を完了する。
【0027】なお、前記の母線解列状態にあるバッテリ
の前記直流中間母線への再接続操作に関する請求項5の
発明内容は、請求項4による再接続許容条件VC =VB
に代えて、所定の差電圧ΔVB に対し、0≦|VB −V
C |≦ΔVB を所要の再接続許容条件となすものであ
る。
【0028】
【発明の効果】この発明によれば、交流入力を整流する
整流装置と、この整流装置の出力電圧を入力とするイン
バータと、交流電源停電時のインバータ用バックアップ
電源をなすバッテリと、をその主回路の基本構成要素と
なすUPSを対象とし、前記のバッテリ或いは電力用半
導体素子冷却ファン等の有限寿命部品の点検,交換等の
保守方法に関し、 1)請求項1の発明による如く、インバータから負荷へ
の給電経路に対しそのバイパス経路をなす交流電源から
負荷への直送給電経路をこれら両経路を共役的に形成す
る交流スイッチを介して設けている場合を対象とし、強
制バイパス切換手段により、前記のインバータ給電経路
から交流電源直送給電経路への共役的な切り換えと、前
記の整流装置とインバータ両者の動作停止と、前記のバ
ッテリ或いは冷却ファンそれぞれの給電母線からの解列
等を所定順序に従って自動的に行わせ、母線解列状態と
なされた前記のバッテリ或いは冷却ファンに関する所定
の保守作業の完了後に、再度所定順序に従い前記UPS
をその定常運転状態に復帰させることにより、また、 2)請求項2の発明による如く、請求項1に記載の如き
交流電源から負荷への直送給電経路を設けていない場合
を対象とし、前記の整流装置とインバータとによる前記
負荷への給電継続中に、整流装置制御手段により、前記
バッテリを直流中間母線に接続するバッテリスイッチを
その開路許容状態となしてこれを開路し、母線解列状態
となされた前記のバッテリに関する所定の保守作業の完
了後に、この母線解列状態にあるバッテリを前記直流中
間母線との再接続可能状態に調整し前記バッテリスイッ
チの再閉路によりこの直流中間母線へ再接続し、以後必
要に応じ前記整流装置の出力電圧を所要値に調整させる
ことにより、前記負荷への給電を中断することなく、更
には、前述の従来技術におけるが如き遮断器等からなる
交流電源直送給電用の保守用バイパス回路等を重複設置
することなく、簡易な制御回路追加をなすことのみで、
前記UPSに関する所要の保守を行うことが可能とな
る。
【0029】また、請求項3の発明による如く、前記バ
ッテリスイッチを通過するバッテリ充放電電流を、前記
整流装置の出力電圧自動調整を介し、前記バッテリスイ
ッチの開閉許容値以下に自動調整することにより、ま
た、請求項4の発明による如く、前記直流中間母線から
解列状態にあるバッテリに関し、直流中間母線電圧即ち
前記整流装置の出力電圧を前記バッテリの端子電圧と等
しくなす如く自動調整することにより、また、請求項5
の発明による如く、請求項4の発明における直流中間母
線電圧とバッテリ端子電圧とを同一化する電圧調整に代
えて、両電圧間の差電圧を零を含む所定の許容値以内の
値となす電圧調整を行うことにより、請求項2の発明に
おける整流装置制御手段による諸調整動作の円滑な自動
化を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例を示す無停電電源装置
(UPS)の主回路図
【図2】この発明の第2の実施例を示す無停電電源装置
(UPS)の主回路図
【図3】この発明の第2の実施例における動作フローチ
ャート
【図4】従来技術の第1の実施例を示すUPSの主回路
【図5】従来技術の第2の実施例を示すUPSの主回路
【符号の説明】
1 整流装置 2 インバータ 3 交流スイッチ 4 バッテリ 5 冷却ファン 6 保守用バイパス回路 7 強制バイパス切換用操作スイッチ 8 整流装置制御回路 CF 平滑コンデンサ CBn 遮断器(n=1,2,3 ) DCCT 直流変流器 SWB バッテリスイッチ SWF 冷却ファン5の電源スイッチ SWm サイリスタ(m=11,12,21,22 )

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】交流入力を整流する整流装置と、この整流
    装置の出力電圧を受けこれを所定の定電圧・定周波数の
    交流電圧に変換するインバータと、このインバータと前
    記整流装置間の直流中間母線に接続されたバッテリと、
    交流電源から負荷への直送給電経路と前記のインバータ
    から負荷へのインバータ給電経路との共役的な経路切り
    換えを行う給電経路切換手段等と、をその主回路構成要
    素となす無停電電源装置における前記バッテリ或いは主
    回路開閉素子等冷却用のファンの保守方法であって、前
    記各主回路構成要素と、前記のバッテリと直流中間母線
    との間を開閉するバッテリスイッチと、前記冷却ファン
    の電源スイッチと、に対する選択的な運転・開閉制御機
    能を有する強制バイパス切換手段を設け、前記のバッテ
    リ或いは冷却ファンの保守時には、前記強制バイパス切
    換手段の操作により、前記負荷への給電を前記交流電源
    からの直送給電となすと共に、前記の整流装置とインバ
    ータ両者の動作を停止させ、更に前記のバッテリ或いは
    冷却ファンをそれぞれその給電電路より解列した後に、
    これら両者に対する点検或いは交換等の所要の保守作業
    を前記負荷に対する給電継続状態にて行うことを特徴と
    する無停電電源装置の保守方法。
  2. 【請求項2】交流入力を整流する整流装置と、この整流
    装置の出力電圧を受けこれを所定の定電圧・定周波数の
    交流電圧に変換するインバータと、このインバータと前
    記整流装置間の直流中間母線に接続されたバッテリ等と
    をその主回路構成要素となす無停電電源装置における前
    記バッテリの保守方法であって、前記のバッテリと直流
    中間母線との間を開閉するバッテリスイッチと、このス
    イッチを通るバッテリ充放電電流を検出する電流検出手
    段と、前記のバッテリスイッチをその開閉許容状態とな
    してこれに開閉指令すると共に、前記直流中間母線より
    解列状態にあるバッテリをこの直流中間母線に対して接
    続可能状態となして接続指令する整流装置制御手段と、
    を設け、前記バッテリの保守時には、前記の整流装置制
    御手段により、開閉許容状態となされた前記バッテリス
    イッチを開路して前記バッテリを前記直流中間母線より
    解列の後、点検或いは交換等所要処置後のバッテリを前
    記直流中間母線との接続可能状態に調整して前記バッテ
    リスイッチの再閉路によりこの直流中間母線へ接続し、
    以後、必要に応じて前記整流装置の出力電圧を所要値に
    調整し、前記バッテリに対する所要の保守作業をその負
    荷に対する給電継続状態にて行うことを特徴とする無停
    電電源装置の保守方法。
  3. 【請求項3】請求項2記載の無停電電源装置の保守方法
    において、前記整流装置制御手段の有する前記バッテリ
    スイッチに対する開閉指令機能は、前記電流検出手段に
    よるバッテリ充放電電流の検出値が前記バッテリスイッ
    チの開閉許容値以下であるか否かの比較演算をなし、若
    し、前記電流検出値がその許容値より大であれば、前記
    バッテリ電流の充放電極性に応じて、前記整流装置に対
    しその出力電圧の増減指令を与え前記充放電電流の検出
    値を前記開閉許容値以下となし、この状態において前記
    バッテリスイッチに対する開閉指令を出力するものであ
    ることを特徴とする無停電電源装置の保守方法。
  4. 【請求項4】請求項2記載の無停電電源装置の保守方法
    において、前記整流装置制御手段の有する解列状態にあ
    るバッテリの前記直流中間母線への接続指令機能は、前
    記バッテリの端子電圧が前記直流中間母線の母線電圧と
    等しいか否かの比較演算をなし、若し、前記両電圧が等
    しくなければ、前記電圧差の正負極性に応じて、前記整
    流装置に対しその出力電圧の増減指令を与え前記両電圧
    を等しくなし、この状態において前記バッテリスイッチ
    に対する閉路指令を出力するものであることを特徴とす
    る無停電電源装置の保守方法。
  5. 【請求項5】請求項4記載の無停電電源装置の保守方法
    において、前記整流装置制御手段の有する解列状態にあ
    るバッテリの前記直流中間母線への接続指令機能に関
    し、前記の如くバッテリ端子電圧と直流中間母線電圧と
    の差電圧を零となすことに代え、前記差電圧を零を含む
    所定の許容値以下の値となすことを特徴とする無停電電
    源装置の保守方法。
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