JPH0884228A - 画像読取システム - Google Patents

画像読取システム

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JPH0884228A
JPH0884228A JP6218493A JP21849394A JPH0884228A JP H0884228 A JPH0884228 A JP H0884228A JP 6218493 A JP6218493 A JP 6218493A JP 21849394 A JP21849394 A JP 21849394A JP H0884228 A JPH0884228 A JP H0884228A
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film
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frames
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JP6218493A
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Inventor
Eisaku Maeda
栄作 前田
Hideya Nagata
英也 永田
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Priority to EP95305821A priority patent/EP0698993B1/en
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁気記録情報をフィルムに有し、現像済のフ
ィルムがフィルムカートリッジに収納するものが提案さ
れている。このようなフィルムの画像情報をプリスキャ
ンにより得た後に、本スキャンする必要がある駒を特定
し易くすることを目的とする。 【構成】 フィルムの画像の透過光を受光して画像情報
を出力する画像出力回路(21、22)と、磁気記録部
の磁気情報を再生する再生回路(25)と、プリスキャ
ン時に前記画像出力回路から出力された画像情報を、複
数駒分記憶する第1記憶回路(43)と、プリスキャン
時に前記再生回路で再生された磁気情報を、複数駒分記
憶する第2記憶回路(46)と、前記第2記憶回路に記
憶された磁気情報に基づいて、前記第1記憶回路に記憶
された複数駒の画像情報を処理してモニタ(41)に表
示する画像処理回路(47)と、本スキャンする前に操
作者がモニタ上に表示された複数駒の画像から本スキャ
ンする必要がある駒を指定する操作部42とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、1次元CCDセンサを
利用した画像読取装置に関するものである。特に本発明
は、プリスキャンで得られた画像をコンピュータのモニ
タに出力する画像読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】カメラ用のフィルムに関して、フィルム
の一部に磁気層を持つものが、特開平5−75922等
で提案されている。このフィルムは、図2に示されるよ
うに、未露光のフィルムであっても現像済のフィルムで
あっても長尺のままフィルムカートリッジ51に収納さ
れている。フィルム52の上端部には、パーフォレーシ
ョン53が設けられている。フィルム52の中央部分に
は、露光部分54等が設けられている。フィルム52の
下端部には、磁気記録層54が設けられている。また、
フィルムカートリッジ51には、開口部51aとスプー
ル51bとが形成されている。また特開平5−7592
2は、このフィルムカートリッジ51内のフィルムの画
像を2次元CCDセンサで読み取るビデオモニター再生
機を提案している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
5−75922で開示されたビデオモニター再生機は、
フィルムの画像をビデオ信号として出力するのみであ
る。即ち、画像はモニタ(CRT)に1画面づつ表示さ
れる。従ってフィルムカートリッジ51内に12駒分の
撮影された画像がある場合には、再生機は、1駒づつモ
ニタ全体に表示していた。このため、操作者が12駒す
べてをモニタで確認したあとで再度モニタで見たい駒が
ある場合には、その駒が何駒目であったか否かを暗記し
ていなくてはならない。
【0004】そこで、フィルムカートリッジ51内に複
数駒の撮影された画像がある場合には、それらの複数駒
の画像をモニタに表示して、操作者が再確認できるよう
にする画像読取装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による画像読取シ
ステムは、フィルムの画像の透過光を受光して画像情報
を出力する画像出力回路(21、22)と、磁気記録部
の磁気情報を再生する再生回路(25)と、プリスキャ
ン時に前記画像出力回路から出力された画像情報を、複
数駒分記憶する第1記憶回路(43)と、プリスキャン
時に前記再生回路で再生された磁気情報を、複数駒分記
憶する第2記憶回路(46)と、前記第2記憶回路に記
憶された磁気情報に基づいて、前記第1記憶回路に記憶
された複数駒の画像情報を処理してモニタ(41)に表
示する画像処理回路(47)とを有することを特徴とす
る。
【0006】
【作用】磁気記録情報に基づいて、プリスキャンにより
得た複数駒の画像情報をモニタに表示するようにしたの
で、操作者は、複数駒の中から本スキャンする駒を特定
することが容易になる。
【0007】
【実施例】図1は本発明のシステム構成を説明する図で
ある。スキャナ100は、外部コンピュータ40に接続
されている。コンピュータ40には、フィルム画像を表
示するためのモニタ41、キーボードやマウス等の操作
部42、RAMなどの記憶装置43、ハードディスクド
ライブやフロッピーディスクドライブや光磁気ディスク
ドライブ等の記録装置44およびプリンタ45が接続さ
れている。
【0008】スキャナ100のカートリッジ装着室1a
は、特開平5−75922に開示されている磁気記録層
を有するフィルム52のカートリッジ51を装着できる
ようになっている。図2を用いて磁気記録層を有するフ
ィルム52について説明する。フィルム52は一端をス
プール51bに固定されフィルムカートリッジ51の中
に収納可能になっている。フィルム52には撮影コマ毎
にパーフォレーション53と磁気記録部54とが設けら
れている。また撮影コマ1コマ目の前には撮影されない
0コマ目の領域を設けてある。0コマ目の領域にはパー
フォレーション53と磁気記録部54とが設けてある。
露光された部分55には画像情報が記録されており、未
露光部分56には画像情報が記録されてない。
【0009】磁気記録部54には、カメラ撮影の際にお
ける駒ごとに次ぎのような情報が記録される。ズームレ
ンズが装着されている時にはズーム情報、AEセンサー
およびシャッタスピード設定ダイヤルから求まるFナン
バー情報およびシャッタスピード情報、ストロボの発光
があったか否かの情報、露出補正ダイヤルで設定される
露出補正値、および撮影年月日もしくは撮影時間等が記
憶されている。
【0010】またフィルムカートリッジ51には、フィ
ルム52の現像済みか否かを示す情報およびフィルムの
種類を示す情報が光学的に読み取り可能なラベルによっ
て表示されている。なお、フィルムの種類を示す情報に
はフィルムがネガであるかポジであるかという情報、フ
ィルムのメーカー名、型番号およびカラー/白黒等を示
す情報とが含まれている。
【0011】次にスキャナ100の構成について図1を
用いて説明する。マイコン2はコンピュータ40の指示
を受けて、スキャナ100内の各装置を制御する。照明
駆動回路10は、マイコン2により制御され、照明部1
0aを駆動する。照明部10aはフィルム52を照明す
る。照明部10aから発せられた光は光軸15に示され
るように、ミラー8で反射されレンズ9により集光さ
れ、1次元光電変換手段、即ち1次元CCDセンサ21
に到達する。1次元CCDセンサ21はフィルム画像を
電気的な画像信号に変換する。画像信号処理回路22は
取り込んだ画像信号をデジタル化する。またラベル情報
からネガフィルムであることが判明していれば、画像信
号処理回路22は取り込んだ画像信号をポジ画像信号に
変換する。画像信号処理回路22において変換された画
像信号は、フレームメモリ3にて記憶される。
【0012】レンズ9は、変倍焦点式又は固定焦点式レ
ンズである。変倍焦点式レンズの場合には、コンピュー
タ40からの変倍命令によってフィルム52の読み取り
範囲を拡大縮小したりする。固定焦点式レンズの場合に
は、コンピュータ40内で画像データの処理によって拡
大縮小したりする。尚、カラー画像信号を得るには、次
ぎの3つの方法がある。第1に、照明部10aがRGB
の3色光源を有し、RGBの各色毎の照射によりRGB
の画像信号を形成する方法、第2に、照明部10aと1
次元CCDセンサ21との中間にRGBの色フィルター
を設けておき(不図示)、色フィルターを差し替えして
RGBの画像信号を形成する方法、第3に、1次元CC
Dセンサ21がカラーCCDであって、RGBの画像信
号を形成する方法である。
【0013】磁気ヘッド25a、25bは、フィルム5
2の磁気記録層に記憶されている情報の読み取りや、フ
ィルム52の磁気記録層の情報の書き込みをする。この
読み取り方式については後述する。検出部11aは光学
的読取センサーである。検出部11aは前述したフィル
ムカートリッジ51上のラベルを読み取ることにより、
フィルム52が現像済であるか否かという情報、メーカ
ー名、フィルム52の型番およびカラー/白黒等を検知
する。検出回路11はマイコン2により制御され、現像
済検出部11aを駆動する。
【0014】パーフォレーション検出部17a、17b
は、光学的にパーフォレーション53を検出したり、接
点式の電気接点を使用してパーフォレーション53部で
通電するようにして検出してもよい。さらに1次元CC
Dセンサ21の出力からパーフォレーション53を検出
してもよい。パーフォレーション検出回路17は、マイ
コン2により制御され、パーフォレーション検出部17
a、17bを駆動する。
【0015】モータ駆動回路12は、モータ13を駆動
する。モータ13によって発生された駆動力は、ギア列
で構成される伝達機構14を介してスプール51bに伝
達される。このため、モータ13の回転方向や回転速度
を制御することにより、フィルム52の送り出しや巻き
取りが可能となる。モータ駆動回路12は、モータ13
の回転と同時に、一対のローラ31を回転させる。一対
のローラ31は、フィルム読み取り枠の入口側に配置さ
れる。
【0016】モータ駆動回路18は、モータ19を駆動
する回路である。モータ19によって発生された駆動力
は、ギア列である伝達機構20を介して巻取り側スプー
ル16に伝達される。よってモータ19の回転方向や回
転速度を制御することにより、フィルム52の送り出し
や巻き取りが可能となる。モータ駆動回路18は、モー
タ19の回転と同時に、一対のローラ32、33を回転
させる。一対のローラ32、33は、フィルム読み取り
枠の入口側に配置される。モータ駆動回路12とモータ
駆動回路18とは、フィルムセット後は、同期してマイ
コン2により制御される。即ち、スプール51bが時計
方向に回転する際には、巻取り側スプール16も時計方
向に回転する。但し、スプール51bの回転と巻取り側
スプール16の回転とが完全に同一速度である必要はな
く、巻取り側スプール16の回転がスプール51bの回
転より多少早めにしてもよい。こうすることにより、フ
ィルムにテンションを与えることができ、フィルムのカ
ーリングを押さえることができる。また、一対のローラ
31〜33がフィルム読み取り枠の入口出口に設けられ
ているため、フィルムの平面度および1ライン毎にフィ
ルムの給送を送ることができる。
【0017】尚、巻き取り側スプール16の形状はフィ
ルム先端が容易に巻き付くように形成され、スプール軸
は凸状の爪(不図示)が形成されておりこの爪がパーフ
ォレーション53に係合する。次に本装置の動作の説明
をする。操作者は、カートリッジ装着室1aにフィルム
カートリッジ51を装着する。そして操作者は、コンピ
ュータ40のキーボード42からフィルム画像読み取り
スタートモードを起動させる。尚、フィルム収納部が閉
じられていないと、フィルム収納部に設けられた不図示
のリミットスイッチがONしないので、スタートモード
が起動しない。
【0018】まず、検出部11aの検出結果に基づい
て、フィルム52のフィルム種類、メーカ名、白黒/カ
ラーフィルム等を確認する。次にモータ駆動回路12か
ら駆動信号が出力され、モータ13が回転駆動する。そ
してモータ13の駆動力が伝達機構14を介してスプー
ル51bに伝達される。このようにしてフィルム52の
先端がカートリッジ本体のフィルム出口開口51aから
送り出される。
【0019】次にパーフォレーション検出部17aが、
フィルム52の搬送によって送られてくる0コマ目のパ
ーフォレーション53aを検知する。そして、所定量だ
けモータ13を駆動してモータ13を停止する。このよ
うにして、撮影された露光部分の頭(読み取り手前)を
光軸15の位置に、フィルムを給送する。 (プリスキャンおよび本スキャンのためのフロー)図3
は、プリスキャン(F=0)および本スキャン(F=
1)のフロー図を示した第1実施例である。
【0020】ステップS201において、フラグ=1で
あるか否かを判定する。フラグ=0であればステップS
202に進みプリスキャン動作を行う。フラグ=1であ
ればステップS215に進み本スキャン動作を行う。ス
テップS202では、1次元CCDセンサ21のRGB
の電荷蓄積時間を基準時間T0 に設定する。この基準時
間T0 は多くのフィルム52を読み取った実験値から定
める。
【0021】ステップS203では、フィルム52を1
ライン分移動させる。そして、蓄積時間T0 でR信号を
読み取り(ステップS204)、蓄積時間T0 でG信号
を読み取り(ステップS205)、蓄積時間T0 でB信
号を読み取り(ステップS206)、これらのRGB信
号がフレームメモリ3に記憶される(ステップS20
7)。
【0022】ステップS208では、1駒分(例えば3
6mm)フィルムが移動したか否かを判断する。1ライン
分の送り量が0.1mmであれば、360回分のライン毎
のフィルム送りがあったか否かを、不図示のカウンタで
計測する。1駒分フィルムが移動していない場合にはス
テップS203に戻り、1駒分フィルムが移動した場合
にはステップS209に進む。
【0023】ステップS209では、駒間の未露光部分
のフィルム52を高速に移動させる。駒間を1ラインご
とに移動させないことにより、プリスキャン時に複数駒
の画像を読み取る際にプリスキャン時間を短縮すること
かできる。ステップS210では、全駒分のフィルムを
読み取ったか否かを判断する。全駒数は、検出回路11
から得られたフィルムの全駒数によって設定されてい
る。全駒分のフィルムを読み取っていない場合には、ス
テップS203に戻り、全駒分のフィルムを読み取った
場合にはステップS211に進む。
【0024】ステップS211では、フィルム52を所
定の速度で巻き戻す。その巻き戻しの最中に磁気ヘッド
25から磁気記録部54の磁気記録情報を読み取る(ス
テップS212)。この情報は、コンピュータ40に出
力される。コンピュータ40は送られた記憶情報を記録
装置44に送り記憶媒体に記録する。このとき読み取ら
れる磁気記憶情報には、コマ番号、撮影日時、カメラの
姿勢情報、撮影サイズ情報および色温度情報等がある。
カメラの姿勢情報は画像が縦位置撮影によるものか横位
置撮影によるものかを示す情報である。撮影サイズ情報
は撮影画像が通常サイズ、パノラマサイズ、ハイビジョ
ンサイズ、ハーフサイズもしくは他のサイズであるか、
また撮影画像のどの部分をトリミングするかを示す情報
である。
【0025】ステップS213では、フィルム52が0
駒まで巻き戻されたか否かを判断し、フィルムが0駒ま
で巻き戻されていなければステップS211に戻り、フ
ィルム52が0駒まで巻き戻されていればステップS2
14に進む。ステップS214では、次に本スキャンを
行うためにフラグをF=1にする。また、磁気記録情報
およびフレームメモリ3に記憶された画像信号は、コン
ピュータ40に転送される。尚、フレームメモリ3の容
量が小さい場合もしくはラインメモリである場合には、
ステップS208の後に、フレームメモリ3に記憶され
た画像信号をコンピュータ40に転送してもよい。
【0026】フラグがF=1の場合には、ステップS2
15に進み本スキャンを行う。ステップS215では、
プリスキャンによって得られた画像信号から各駒ごとの
白レベル黒レベル等を求めることによって、RGB毎の
CCDセンサ21の蓄積時間Ta,Tb,Tc を決定する。
例えば第4駒目は、Rについて3ミリ秒、Gについて4
ミリ秒、Bについて6ミリ秒、第9駒目は、Rについて
2ミリ秒、Gについて2ミリ秒、Bについて5ミリ秒な
どである。
【0027】ステップS216では、コンピュータ40
に接続されたモニタ41に、撮影された駒をすべて表示
させる。表示内容については後述する。ステップS21
7では、操作者がモニタ41上の複数駒から、本スキャ
ンさせたい駒を指定する。マウス42で画面上の駒を指
定してもよいし、駒番号をキーボードから指定してもよ
い。また、すべての駒を本スキャンする指定も可能であ
る。この指示によって本スキャンの動作が始まる。本実
施例の説明においては、第6駒と第12駒が操作者によ
り指定された場合を想定する。操作者により指定された
第6駒、第12駒番号をマイコン2が受け取る。これに
よってモータ駆動回路13、18が番号が若い第6駒の
頭までフィルム52を移動させる(ステップS21
8)。
【0028】ステップS219では、モータ駆動回路1
3、18によってフィルム52を1ライン分移動させ
る。そして、蓄積時間Ta6でR信号を読み取り(ステッ
プS220)、蓄積時間Tb6でG信号を読み取り(ステ
ップS221)、蓄積時間Tc6でB信号を読み取り(ス
テップS222)、これらのRGB信号がフレームメモ
リ3に記憶される(ステップS223)。
【0029】ステップS224では、1駒分フィルムが
移動したか否かを判断する。その判断は、プリスキャン
のステップS208で説明した通りである。1駒分フィ
ルムが移動していない場合にはステップS219に戻
り、1駒分フィルムが移動した場合にはステップS22
5に進む。ステップS225では、本スキャンで高精度
に読み取った画像情報をモニタ41に表示する。
【0030】ステップS226では、指定された駒が未
だ本スキャンされずに残っているか否かを判断する。こ
こでは、未だ第12駒が本スキャンされていないから、
ステップS218に進み、第12駒の頭までフィルムが
移動される。そして、ライン毎に蓄積時間Ta12,Tb12,
Tc12 でR,G,B信号を読み取り(ステップS219
〜ステップS224)、1駒読み取った後にモニタ41
に表示される(ステップS225)。なお、本スキャン
が終了したごとに指定駒の画像をモニタ41に表示する
ことなく、1番目の指定駒のみをモニタ41に表示して
おき、操作者が本スキャンされた次の指定駒の表示を指
令するまで、モニタ41に表示させず記憶装置44に記
憶しておくだけでもよい。第12駒の本スキャンが終了
すれば、指定された駒がすべて本スキャンされたことに
なるため、NOに進み本スキャンを終了する。
【0031】第1実施例では、フィルム送り時に1ライ
ンごとのRGB画像信号の読み取りを行い、フィルム巻
き戻し時に磁気情報の読み取りを行っているが、逆に、
フィルム送り時に磁気情報の読み取りを行い、フィルム
巻き戻し時に1ラインごとのRGB画像信号の読み取っ
てもよい。これを第2実施例として、図4を使って説明
する。
【0032】ステップS301において、フラグ=1で
あるか否かを判定する。フラグ=0であればステップS
302に進みプリスキャン動作を行う。フラグ=1であ
ればステップS314に進み本スキャン動作を行う。ス
テップS302では、フィルム52を所定の速度で巻き
戻す。その巻き戻しの最中に磁気ヘッド25から磁気記
録部54の磁気記録情報を読み取る(ステップS30
3)。この情報は、コンピュータ40に出力される。コ
ンピュータ40は送られた記憶情報を記録装置44に送
り記憶媒体に記録する。ステップS304では、フィル
ム52が全駒分読み取ったか否かを判断し、フィルムが
全駒分読み取っていなければステップS302に戻り、
フィルム52が全駒分読み取っていればステップS30
5に進む。
【0033】ステップS306では、1次元CCDセン
サ21のRGBの電荷蓄積時間を基準時間T0 に設定す
る。この基準時間T0 は多くのフィルム52を読み取っ
た実験値から定める。ステップS307では、フィルム
52を1ライン分巻き戻し方向に移動させる。そして、
蓄積時間T0 でR信号、G信号およびB信号を読み取り
(ステップS308)、これらのRGB信号がフレーム
メモリ3に記憶される(ステップS309)。
【0034】ステップS310では、1駒分(例えば3
6mm)フィルムが移動したか否かを判断する。1ライン
分の送り量が0.1mmであれば、360回分のライン毎
のフィルム送りがあったか否かを、不図示のカウンタで
計測する。1駒分フィルムが移動していない場合にはス
テップS307に戻り、1駒分フィルムが移動した場合
にはステップS311に進む。
【0035】ステップS311では、フレームメモリ3
に記憶されたRGB信号の画像信号をコンピュータ40
に転送する。既にステップS303で磁気記録情報はコ
ンピュータ40に転送されているので、かかる磁気情報
を考慮してモニタ41にサムネイル表示をする。例え
ば、第12駒の磁気情報から第12駒がパノラマ撮影さ
れていると認識された場合には、第12駒の画像情報が
モニタ41にパノラマサイズでサムネイル表示され、第
10駒の磁気情報から第10駒がカメラを縦位置にして
撮影されていると認識された場合には、第10駒の画像
情報がモニタ41に縦方向でサムネイル表示される。こ
のように磁気情報に基づいて画像情報をサムネイル表示
すると、フレームメモリ3等に多くの画像情報を必要と
しないメリットがある。
【0036】ステップS312では、駒間の未露光部分
のフィルム52を高速に移動させる。駒間を1ラインご
とに移動させないことにより、プリスキャン時に複数駒
の画像を読み取る際にプリスキャン時間を短縮すること
かできる。ステップS313では、0駒までフィルムを
読み取ったか否かを判断する。0駒までフィルムを読み
取っていない場合には、ステップS307に戻り、0駒
までフィルムを読み取った場合にはステップS314に
進む。
【0037】ステップS314では、次に本スキャンを
行うためにフラグをF=1にする。フラグがF=1の場
合には、ステップS315に進み本スキャンを行う。ス
テップS315では、プリスキャンによって得られた画
像信号から各駒ごとの白レベル黒レベル等を求めること
によって、RGB毎のCCDセンサ21の蓄積時間Ta,
Tb,Tc を各駒ごとに決定する。例えば第4駒目は、R
について3ミリ秒、Gについて4ミリ秒、Bについて6
ミリ秒、第9駒目は、Rについて2ミリ秒、Gについて
2ミリ秒、Bについて5ミリ秒などである。
【0038】ステップS316では、操作者がモニタ4
1上の複数駒から、本スキャンさせたい駒を指定する。
マウス42で画面上の駒を指定してもよいし、駒番号を
キーボードから指定してもよい。また、すべての駒を本
スキャンする指定も可能である。この指示によって本ス
キャンの動作が始まる。本実施例の説明においては、第
4駒と第9駒が操作者により指定された場合を想定す
る。操作者により指定された第4駒、第9駒番号をマイ
コン2が受け取る。これによってモータ駆動回路13、
18が番号が若い第4駒の頭までフィルム52を移動さ
せる(ステップS317)。
【0039】ステップS218では、モータ駆動回路1
3、18によってフィルム52を1ライン分移動させ
る。そして、蓄積時間Ta4でR信号を読み取り(ステッ
プS319)、蓄積時間Tb4でG信号を読み取り(ステ
ップS320)、蓄積時間Tc4でB信号を読み取り(ス
テップS321)、これらのRGB信号がフレームメモ
リ3に記憶される(ステップS322)。
【0040】ステップS323では、1駒分フィルムが
移動したか否かを判断する。1駒分フィルムが移動して
いない場合にはステップS318に戻り、1駒分フィル
ムが移動した場合にはステップS324に進む。ステッ
プS324では、本スキャンで高精度に読み取った画像
情報をモニタ41に表示する。ステップS325では、
指定された駒が未だ本スキャンされずに残っているか否
かを判断する。ここでは、未だ第9駒が本スキャンされ
ていないから、ステップS317に進み、第9駒の頭ま
でフィルムが移動される。そして、ライン毎に蓄積時間
Ta9, Tb9, Tc9でR,G,B信号を読み取り(ステッ
プS318〜ステップS323)、1駒読み取った後に
モニタ41に表示される(ステップS324)。なお、
本スキャンが終了したごとに指定駒の画像をモニタ41
に表示することなく、1番目の指定駒のみをモニタ41
に表示しておき、操作者が本スキャンされた次の指定駒
の表示を指令するまで、モニタ41に表示させず記憶装
置44に記憶しておくだけでもよい。第9駒の本スキャ
ンが終了すれば、指定された駒がすべて本スキャンされ
たことになるため、NOに進み本スキャンを終了する。
【0041】(画像処理およびプリスキャンにおけるサ
ムネイル表示)つぎに、画像信号処理回路22の動作お
よびモニタ41への画像情報の表示について、図5を使
って説明する。1次元CCDセンサ21からの黒レベル
の出力は、クランプ回路221で所定基準電圧値にクラ
ンプされる。そして、1次元CCDセンサ21からの白
レベルの出力は、サンプルホールド回路222で所定時
間保たれる。1次元CCDセンサ21からの出力が全画
素均等になるように、シェーディング補正回路223に
て、シェーディング補正される。また、シェーディング
補正された出力は、階調特性を付けるために、γ補正回
路224にて、γ補正される。γ補正された出力は、A
/D変換回路225にて、デジタル信号に変換される。
例えば、8ビットでデジタル信号が表示されるならば、
各画素ごとのアナログ出力が0〜255段階のデジタル
信号に変換して、マイコン2を介してフレームメモリ3
に記憶される。
【0042】フレームメモリ3に記憶されたRGBの画
像信号は、コンピュータ40のRAM43にSCSIイ
ンターフェイス(不図示)を介して伝達される。また、
検出回路11および磁気記録再生装置25からの情報
も、コンピュータ40の記憶回路46にSCSIインタ
ーフェイス(不図示)を介して伝達される。処理回路4
7は、記憶回路46からの情報がネガフィルムが装着さ
れている旨であれば、RAM43に記憶された画像信号
を反転させてモニタ41に出力する。また、記憶回路4
6からの情報がカメラが縦になった状態で撮影された旨
であれば、画像信号を90°回転させてモニタ41に出
力する。また、記憶回路46からの情報がトリミング情
報(パノラマサイズ)であれば、そのトリミング情報に
したがった画像信号をモニタ41に出力する。尚、処理
回路47はLUT(ルックアップテーブル)等で構成さ
れる。
【0043】画像および撮影状況等の信号を、モニタ4
1にどのように表示するか説明する。図5では第1駒〜
第12駒までサムネイル表示する例を示している。プリ
スキャンで得られた第1駒の画像の下に、「No.
1」、「F8」、「Tv250」、「+1/2」、「ス
トロボ」の表示がされる。「No.1」は第1駒目を意
味する。「F8」は、撮影された際のレンズ絞りがF8
であったことを意味する。「Tv250」は、撮影され
た際のシャッタスピードが1/250秒であったことを
意味する。「+1/2」は、撮影された際の露出補正値
が+1/2であったことを意味する。「ストロボ」は、
撮影された際にストロボ撮影されたことを意味する。な
お、必ずしもこのようなレイアウトである必要もない。
【0044】また、磁気記録層から読み取った情報によ
り、パノラマサイズで撮影されたことが認識された場合
には、第5駒および第9駒の画像のように、画像信号を
拡大して表示する。また、磁気記録層から読み取った情
報により、カメラを縦位置にして撮影された場合には、
第6駒および第11駒の画像のように、90°回転して
表示させる。このように磁気記録情報を利用してモニタ
41に表示させるこさとにより、操作者は、撮影時にど
のような状況で撮影したかを一見して確認することがで
きる。
【0045】図6では、プリスキャンによる別のサムネ
イル表示を示す。図6(A)は、第1駒〜第12駒まで
サムネイル表示する別の例を示している。プリスキャン
で得られた第1駒の画像の下に、「No.1」、「No
v.22,94」、「15:12」の表示がされる。
「No.1」は第1駒目を意味する。「Nov.22,
94」は、撮影された年月日を示す。「15:12」
は、撮影された時刻を示す。なお、第6駒と第11駒
は、カメラを縦位置にして撮影されたものであるので、
縦位置の表示にして1か所にまとめて表示している。ま
た第5駒と第9駒は、パノラマサイズで撮影されたもの
であるので、パノラマサイズにして1か所にまとめて表
示している。
【0046】図6(B)は、第1駒〜第24駒までサム
ネイル表示する別の例を示している。操作者は、プリス
キャンによってそのカートリッジ51のフィルム52の
画像情報をすべて確認できることが望ましいため、フィ
ルム駒数に応じて1駒ごとの大きさを変更できるように
することが好ましい。このフィルム駒数は、磁気記録情
報によりフィルム駒数が特定できるので、容易に設定す
ることかできる。
【0047】プリスキャンで得られた第1駒の画像の下
に、「No.1」、「Tokyo」、「Dec.06,
94」の表示がされる。「No.1」は第1駒目を意味
する。「Tokyo」は、撮影された地域を示す。この
地域情報は撮影時に撮影者がカメラから入力した情報で
ある。「Dec.06,94」は、撮影された年月日を
示す。磁気記録情報を表示をすることにより、操作者
は、本スキャンする必要がある駒を特定することが容易
になる。また、撮影日時ごとに、又は撮影された地域ご
とに分類してモニタ41にサムネイル表示してもよい。
【0048】
【発明の効果】請求項1の画像読取システムにおいて
は、磁気記録情報に基づいて、プリスキャンの際に得た
複数駒の画像情報をモニタに表示するようにしたので、
操作者は、本スキャンする駒を特定することが容易にな
る。請求項2、3の画像読取システムにおいては、カメ
ラの姿勢情報やパノラマサイズ等の撮影サイズ情報を磁
気記録情報から得た場合に、それらの情報に応じて画像
情報をモニタに表示させるため、操作者は本スキャンす
る駒を選択し易くなる。
【0049】請求項4の画像読取システムにおいては、
プリスキャンの際に得た全ての駒の画像をモニタに表示
するため、操作者は本スキャンする駒を特に暗記してお
く必要がなくなる。請求項5の画像読取システムにおい
ては、磁気記録情報に基づいて、プリスキャンの際に得
られる1駒ごとの画像情報を順次モニタに表示するよう
にしたので、操作者は、本スキャンする駒を特定するこ
とが容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例のシステム構成を示すブロック図であ
る。
【図2】磁気記録層を有するフィルムカートリッジの概
略図である。
【図3】第1実施例のプリスキャンと本スキャンのフロ
ー図である。
【図4】第2実施例のプリスキャンと本スキャンのフロ
ー図である。
【図5】画像処理およびプリスキャンによるサムネイル
表示に関するブロック図である。
【図6】プリスキャンによるサムネイル表示に関する別
の例である。
【符号の説明】
9 ・・・レンズ 10a ・・・照明光源 16 ・・・巻取り側スプール 21 ・・・1次元CCDセンサ 31〜33・・・送りローラ 51 ・・・フィルムカートリッジ 52 ・・・フィルム

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気記録部を有するフィルムが巻き取ら
    れたカートリッジが装着され、前記フィルムの画像情報
    をモニタに表示する画像読取システムにおいて、 前記フィルムの画像の透過光を受光して画像情報を出力
    する画像出力回路と、 前記磁気記録部の磁気情報を再生する再生回路と、 プリスキャン時に前記画像出力回路から出力された複数
    駒の画像情報を、複数駒分記憶する第1記憶回路と、 プリスキャン時に前記再生回路で再生された磁気情報
    を、複数駒分記憶する第2記憶回路と、 前記第2記憶回路に記憶された磁気情報に基づいて、前
    記第1記憶回路に記憶された複数駒の画像情報を処理し
    て前記モニタに表示する画像処理回路とを有することを
    特徴とする画像読取システム。
  2. 【請求項2】 前記第2記憶回路に記憶された磁気情報
    がカメラの姿勢情報である場合には、前記姿勢情報に応
    じて前記画像情報を前記モニタに表示するこ
  3. 【請求項3】 前記第2記憶回路に記憶された磁気情報
    が撮影サイズ情報である場合には、前記撮影サイズ情報
    に応じて前記画像情報を前記モニタに表示することを特
    徴とする請求項1に記載の画像読取システム。
  4. 【請求項4】 前記第2記憶回路に記憶された磁気情報
    が撮影駒数の情報である場合には、前記撮影駒数の情報
    に応じて全ての駒の画像情報を前記モニタに表示するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の画像読取システム。
  5. 【請求項5】 磁気記録部を有するフィルムが巻き取ら
    れたカートリッジが装着され、前記フィルムの画像情報
    をモニタに表示する画像読取システムにおいて、 前記フィルムの画像の透過光を受光して画像情報を出力
    する画像出力回路と、 前記磁気記録部の磁気情報を再生する再生回路と、 プリスキャン時に前記再生回路で再生された磁気情報
    を、複数駒分記憶する磁気記録回路と、 プリスキャン時に前記画像出力回路から出力された1駒
    ごとの画像情報を記憶する画像記憶回路と、 前記磁気記憶回路に記憶された磁気情報に基づいて、前
    記画像記憶回路に記憶された1駒の画像情報を処理して
    前記モニタに表示する画像処理回路とを有することを特
    徴とする画像読取システム。
JP6218493A 1994-08-22 1994-09-13 画像読取システム Pending JPH0884228A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6218493A JPH0884228A (ja) 1994-09-13 1994-09-13 画像読取システム
EP95305821A EP0698993B1 (en) 1994-08-22 1995-08-21 Image reading device and method
EP01116310A EP1168819A3 (en) 1994-08-22 1995-08-21 Image reading device and method
DE69525115T DE69525115T2 (de) 1994-08-22 1995-08-21 Bildlesevorrichtung und -verfahren
US09/496,345 US6317221B1 (en) 1994-08-22 2000-02-02 Image reading device and method
US09/955,211 US6897980B2 (en) 1994-08-22 2001-09-19 Image reading device and method

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