JPH088420Y2 - 計量カップ - Google Patents
計量カップInfo
- Publication number
- JPH088420Y2 JPH088420Y2 JP9697089U JP9697089U JPH088420Y2 JP H088420 Y2 JPH088420 Y2 JP H088420Y2 JP 9697089 U JP9697089 U JP 9697089U JP 9697089 U JP9697089 U JP 9697089U JP H088420 Y2 JPH088420 Y2 JP H088420Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outer shell
- shell body
- measuring cup
- wall
- cup
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Closures For Containers (AREA)
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、液体を収納する壜体のキャップに組付けら
れる計量カップに関するものである。
れる計量カップに関するものである。
飲み薬等の液体を収納する壜体にあっては、適量の液
体注出が要求され、従って計量目盛が施された計量カッ
プを壜体の付属品として組付けている。この場合、壜体
のキャップ自体を計量カップとして使用させることもあ
るが、キャップの容積は壜体の口筒によって規制される
ため、別途上記したような付属品を必要とするのであ
る。
体注出が要求され、従って計量目盛が施された計量カッ
プを壜体の付属品として組付けている。この場合、壜体
のキャップ自体を計量カップとして使用させることもあ
るが、キャップの容積は壜体の口筒によって規制される
ため、別途上記したような付属品を必要とするのであ
る。
ところで、上記した計量カップは、衛生上の観点から
何等かの被覆保護しなければならない。
何等かの被覆保護しなければならない。
この衛生上の配慮は、製品としての製造後、出荷、運
搬、格納、販売のための陳列の際に、特に要求されるこ
とである。
搬、格納、販売のための陳列の際に、特に要求されるこ
とである。
そして、従来は、この対策として、成形されて消毒さ
れた計量カップを薄紙、セロファン等に包んで行ってい
た。
れた計量カップを薄紙、セロファン等に包んで行ってい
た。
しかしながら、上記した対策は手作業によって行うも
のであるから、特に製造、出荷段階での包装に極めて手
間がかかり、人件費が高騰し、作業性の悪いものであっ
た。
のであるから、特に製造、出荷段階での包装に極めて手
間がかかり、人件費が高騰し、作業性の悪いものであっ
た。
また、包装された計量カップは、単にキャップに被せる
だけであるから、組付けの安定性にも欠けるものであ
る。
だけであるから、組付けの安定性にも欠けるものであ
る。
本考案は、上記した従来技術における問題点を解消す
べく考案されたもので、計量カップの衛生的な被覆を自
動的にかつ安定してさらに簡単に達成できるようにする
ことを目的とする。
べく考案されたもので、計量カップの衛生的な被覆を自
動的にかつ安定してさらに簡単に達成できるようにする
ことを目的とする。
上記目的を達成する本考案の手段は、 液体を収納する壜体に組付けられるキャップに、さら
に被せられる液体の計量用のカップであること、 筒壁の周面に、軸方向に沿って目盛を設け、透明材料
で有底筒形状に製作された外殻体を有すること、 この外殻体内に嵌め込まれる有底筒形状に成形され、
周壁の周縁に、外殻体の筒壁の周縁部分を被覆して組付
くフランジ片を周設した内殻体を有すること、 にある。
に被せられる液体の計量用のカップであること、 筒壁の周面に、軸方向に沿って目盛を設け、透明材料
で有底筒形状に製作された外殻体を有すること、 この外殻体内に嵌め込まれる有底筒形状に成形され、
周壁の周縁に、外殻体の筒壁の周縁部分を被覆して組付
くフランジ片を周設した内殻体を有すること、 にある。
内殻体は、外殻体内に嵌め込まれて、その周壁周縁に
周設したフランジ片が、外殻体の筒壁周縁部分を被覆し
て組付くので、外殻体の少なくとも内面から周縁部分
は、内殻体により覆われることになり、外殻体を計量カ
ップとして使用する場合に、常にその衛生上の保護を達
成する。
周設したフランジ片が、外殻体の筒壁周縁部分を被覆し
て組付くので、外殻体の少なくとも内面から周縁部分
は、内殻体により覆われることになり、外殻体を計量カ
ップとして使用する場合に、常にその衛生上の保護を達
成する。
また、内殻体と外殻体との組付けは、内殻体を単に外
殻体内に嵌め込むだけであるから、極めて作業効率の良
いものである。
殻体内に嵌め込むだけであるから、極めて作業効率の良
いものである。
そして、壜体のキャップの外形を、内殻体が嵌まり込
む形態としておけば、組付け時の安定性も確保できるこ
とになる。
む形態としておけば、組付け時の安定性も確保できるこ
とになる。
なお、外殻体を計量カップとして使用するのであるか
ら、注入液体の量を正確に計量すべく、外殻体自体を透
明材料で成形し、また筒壁の周面に軸方向に沿って目盛
を設けておく。
ら、注入液体の量を正確に計量すべく、外殻体自体を透
明材料で成形し、また筒壁の周面に軸方向に沿って目盛
を設けておく。
以下、本考案の一実施例を図面を参照しながら説明す
る。
る。
壜体1は、飲み薬等の液体を収納するものであって、
上端の口筒にキャップ2が組付けられ、さらにこのキャ
ップ2に本考案の計量カップ3が組付けられる。
上端の口筒にキャップ2が組付けられ、さらにこのキャ
ップ2に本考案の計量カップ3が組付けられる。
計量カップ3は、外殻体4と内殻体5とから構成され
ており、外殻体4は、筒壁6に底壁7を連設した有底筒
形状であって、透明材料で製作されており、筒壁6の周
面に軸方向に沿って目盛8が刻設されている。この外殻
体4は、壜体1から注出される飲み薬等の液体を適量だ
け計量するカップ本体部分となるものであって、透明材
料製であり、かつ目盛8が付されているために、適量の
計量が正確に達成される。
ており、外殻体4は、筒壁6に底壁7を連設した有底筒
形状であって、透明材料で製作されており、筒壁6の周
面に軸方向に沿って目盛8が刻設されている。この外殻
体4は、壜体1から注出される飲み薬等の液体を適量だ
け計量するカップ本体部分となるものであって、透明材
料製であり、かつ目盛8が付されているために、適量の
計量が正確に達成される。
外殻体4内に嵌め込まれる内殻体5は、周壁9に底板
10を連設した有底筒形状であって、軟質の合成樹脂材料
で製作され、周壁9の周縁に、外殻体4の筒壁6の周縁
部分を被覆して組付くフランジ片11を周設して構成され
ている。このフランジ片11は、周壁9に連続するフラン
ジ部12から組付き部13を反転屈曲させた構成であって、
内殻体5を外殻体4内に嵌め込んだ状態では、フランジ
部12が外殻体4の筒壁6周縁端に当接し、組付き部13が
外殻体4の筒壁6外周縁面に組付く。
10を連設した有底筒形状であって、軟質の合成樹脂材料
で製作され、周壁9の周縁に、外殻体4の筒壁6の周縁
部分を被覆して組付くフランジ片11を周設して構成され
ている。このフランジ片11は、周壁9に連続するフラン
ジ部12から組付き部13を反転屈曲させた構成であって、
内殻体5を外殻体4内に嵌め込んだ状態では、フランジ
部12が外殻体4の筒壁6周縁端に当接し、組付き部13が
外殻体4の筒壁6外周縁面に組付く。
従って、内殻体5は、外殻体4の内面全域と筒壁の外
周縁面を被覆することになり、この部分の汚染を防止す
ることになる。
周縁面を被覆することになり、この部分の汚染を防止す
ることになる。
また、内殻体5は、軟質合成樹脂で製作されているの
で、外殻体4に嵌め込む際に、または取り外す際に、多
少の弾性変形をさせることにより、簡単にその作業を達
成でき、さらにこの弾性変形により、壜体1のキャップ
2に対する組付きを安定して確保することができる。
で、外殻体4に嵌め込む際に、または取り外す際に、多
少の弾性変形をさせることにより、簡単にその作業を達
成でき、さらにこの弾性変形により、壜体1のキャップ
2に対する組付きを安定して確保することができる。
本考案は、上記した構成となっているので、以下に示
す効果を奏する。
す効果を奏する。
計量カップの本体である外殻体の内面全域および開口
縁部分を、内殻体で密に被覆することかできるので、計
量カップ本体としての外殻体に対する汚れの付着を確実
に防止することができる。
縁部分を、内殻体で密に被覆することかできるので、計
量カップ本体としての外殻体に対する汚れの付着を確実
に防止することができる。
内殻体の外殻体に対する組付けは、両者共に一定の形
状を自己保持するものであるので、自動組付け設備を利
用して達成することができ、これにより外殻体に対する
内殻体の3組付け作業の自動化が容易であり、この作業
に要する人件費の大幅に低減することができる。
状を自己保持するものであるので、自動組付け設備を利
用して達成することができ、これにより外殻体に対する
内殻体の3組付け作業の自動化が容易であり、この作業
に要する人件費の大幅に低減することができる。
計量カップとしての外殻体は、軟質材料製の内殻体を
介してキャップに組付けられるので、計量カップの壜体
への組付け付帯を安定した達成維持することができ、こ
のため計量カップを壜体に付帯させるための特別な手段
を講じる必要がなく、取付けのための処理が不要とな
る。
介してキャップに組付けられるので、計量カップの壜体
への組付け付帯を安定した達成維持することができ、こ
のため計量カップを壜体に付帯させるための特別な手段
を講じる必要がなく、取付けのための処理が不要とな
る。
第1図は、本考案の一実施例を示す全体半縦断面図であ
る。 第2図は、第1図に示した実施例の、壜体への組付け状
態を示す正面図である。 符号の説明 1;壜体、2;キャップ、4;外殻体、5;内殻体、6;筒壁、8;
目盛、9;周壁、11;フランジ片。
る。 第2図は、第1図に示した実施例の、壜体への組付け状
態を示す正面図である。 符号の説明 1;壜体、2;キャップ、4;外殻体、5;内殻体、6;筒壁、8;
目盛、9;周壁、11;フランジ片。
Claims (1)
- 【請求項1】液体を収納する壜体(1)に組付けられた
キャップ(2)に、更に被せられる液体の計量用のカッ
プであって、 筒壁(6)周面に軸方向に沿って目盛(8)を設け、透
明材料で製作された有底筒形状の外殻体(4)と、該外
殻体(4)内に嵌め込まれる有底筒形状で、周壁(9)
周縁に、前記外殻体(4)の筒壁(6)周縁部分を被覆
して組付くフランジ片(11)を周設した内殻体(5)
と、 から成る計量カップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9697089U JPH088420Y2 (ja) | 1989-08-19 | 1989-08-19 | 計量カップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9697089U JPH088420Y2 (ja) | 1989-08-19 | 1989-08-19 | 計量カップ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0335429U JPH0335429U (ja) | 1991-04-08 |
JPH088420Y2 true JPH088420Y2 (ja) | 1996-03-06 |
Family
ID=31646134
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9697089U Expired - Fee Related JPH088420Y2 (ja) | 1989-08-19 | 1989-08-19 | 計量カップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH088420Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4868993B2 (ja) * | 2006-09-15 | 2012-02-01 | 日本フルハーフ株式会社 | コンテナシャシの伸縮構造 |
JP5822270B2 (ja) * | 2011-12-13 | 2015-11-24 | 株式会社シンリョウ | カップ付きボトル |
JP6346401B2 (ja) * | 2012-09-19 | 2018-06-20 | 小林製薬株式会社 | 洗眼用容器 |
-
1989
- 1989-08-19 JP JP9697089U patent/JPH088420Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0335429U (ja) | 1991-04-08 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |