JPH0884154A - バスラインシステム - Google Patents

バスラインシステム

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JPH0884154A
JPH0884154A JP21870294A JP21870294A JPH0884154A JP H0884154 A JPH0884154 A JP H0884154A JP 21870294 A JP21870294 A JP 21870294A JP 21870294 A JP21870294 A JP 21870294A JP H0884154 A JPH0884154 A JP H0884154A
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JP
Japan
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bus
data
master interface
switch
buses
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JP21870294A
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English (en)
Inventor
Osamu Oda
収 織田
Toshio Amano
敏夫 天野
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バスに接続されている装置の誤動作を防止す
る。 【構成】 スイッチ制御回路3は、I2C バスマスタイ
ンタフェース2から送出されるデータの転送先または転
送元を認識し、I2C バス20から分岐しているI2
バス21乃至24に接続されているスイッチ4,7,1
0,13のうち、使用されるI2C バスの入力部に接続
されているスイッチのみをオンし、他のスイッチをオフ
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、電子機器にお
いて、データの転送に用いて好適なバスラインシステム
に関する。
【0002】
【従来の技術】最近のAV機器は、各種の機能を有する
IC(デバイス)と、これを制御するマイクロコンピュ
ータにより構成されることが多い。マイクロコンピュー
タと他の装置(デバイス)との間はバスによって接続す
ることで、データの転送を行うことができる。従来のバ
スラインシステムは、1本のバスに多数のデバイスが接
続されている。
【0003】図8は、従来のバスラインシステムの一構
成例を示す図である。Inter−IC(以下、I
2C) バス101には、I2C バスマスタインタフェー
ス102、I2C インタフェース(以下、I/F)デバ
イス103,105及び107が接続されている。I2
C バスマスタインタフェース102は、データの転送
先(デバイス)を判別して、判別結果に対応するデータ
フォーマットで、I2C バス101にデータを転送す
る。転送先のI2C デバイスは、転送されたデータの入
力を受け、それに対応する動作を行う。
【0004】I2C バス101は、機器内のICデータ
の転送及び制御を行うための双方向性の2本のシリアル
バスであり、データライン101A及びクロックライン
101Bによって構成されている。I2C I/Fデバイ
ス103,105及び107は、I2C バスをサポート
するインタフェースを持つコントローラであり、I2
I/Fを持たないICやオプションボード等(図におい
ては、メモリ装置104、メカ制御回路106及びチュ
ーナ108)に接続することにより、これらを、他のI
2C I/Fを持つ装置において使用することが可能とな
る。
【0005】図9は、図8に示したI2C バス101と
2C I/Fデバイス105,107の接続の状態を示
す図である。I2C バス101は、プルアップ抵抗11
0を介して所定の電圧源に接続されている。
【0006】I2C I/Fデバイス105の内部には、
バッファアンプ111A,111Bと、FET112
A,112Bが構成されている。バッファアンプ111
Aは、データライン101Aからのデータの入力を受
け、バッファアンプ111Bは、クロックラインから1
01Bからのデータの入力を受ける。
【0007】また、FET112A及び112Bは、I
2C I/Fデバイス105から、それぞれ、データライ
ン101A及び101Bにデータを出力する。高レベル
信号を出力する場合は、FETをオフし、低レベル信号
を出力する場合は、FETをオンする。
【0008】なお、I2C I/Fデバイス107の内部
の構成も、I2C I/Fデバイス105の内部の構成と
同様である。
【0009】図10は、図8に示すI2C バスマスタイ
ンタフェース102とI2C I/Fデバイス103,1
05及び107との間のデータの転送条件を説明する図
である。データの有効期間は、クロックラインが高レベ
ルとされ、その間のデータラインのレベルがデータとさ
れる。データ変化期間は、クロックラインが低レベルと
され、その間に、データラインのレベルが必要に応じて
変更される。
【0010】図11は、図8に示すI2C バスマスタイ
ンタフェース102とI2CI/Fデバイス103,1
05及び107との間の通信の開始条件(スタートコン
ディション)と終了条件(ストップコンディション)を
説明する図である。クロックラインが高レベルである期
間に、データラインが高レベルから低レベルに変化した
ときがスタートコンディションであり、クロックライン
が高レベルである期間に、データラインが低レベルから
高レベルに変化したときがストップコンディションであ
る。
【0011】図12は、データ転送時のフォーマットを
示す図である。スタートコンディション発生後、アドレ
スまたはデータを含む情報を転送する。データラインに
出力されるデータは、バイト単位で扱われる。1回の通
信で転送できるバイト数に制限はなく、何バイトでも転
送することができる。スタートコンディション後の最初
の1バイトのうちの7ビットはスレーブアドレスを指定
しており、残りの1ビットが、ライトまたはリードを指
定している。スレーブは、9番目のクロックパルスが発
生している間にデータラインをプルダウンし、それぞれ
のデータを受信したことのアクノリッジとして出力しな
ければならない。情報転送後は、ストップコンディショ
ン発生によりバスを開放する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図8に
示すように、データを転送するバスライン(I2C バス
101)が1本(図においては、データライン101A
とクロックライン101Bの1組)のみで構成されてい
ると、使用されないデバイスが、バスライン上を流れる
ノイズを読み込んでしまい、そのノイズの影響によっ
て、使用されていないデバイスが誤動作してしまうとい
う課題がある。
【0013】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、バスに接続されているデバイスに、ノイズ
による誤動作を起こさせないようにすることを目的とす
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のバスラ
インシステムは、データの送出を制御するバスマスタイ
ンタフェース(例えば図1のI2C バスマスタインタフ
ェース2)と、接続されている複数のデバイスの所定の
もの(例えば図1のI2C デバイス6A,6B,9A,
9B,12A,12B)に、このバスマスタインタフェ
ースから送出されるデータを転送する複数のバス(例え
ば図1のI2C バス21乃至24)と、このバスマスタ
インタフェースから送出されるデータの、これらの複数
のバスへの入力を切り換える複数の切り換えスイッチ
(例えば図1のスイッチ4,7,10,13)と、この
バスマスタインタフェースから送出される前記データの
転送先を判別し、判別結果に対応して、これらの複数の
切り換えスイッチをオンまたはオフさせるスイッチ制御
回路(例えば図1のスイッチ制御回路3)と、を備える
ことを特徴とする。
【0015】上述した複数のバスには、各々所定の電位
に接続する個別のプルアップ抵抗(例えば図1のプルア
ップ抵抗5,8,10,13)を設けるようにすること
ができる。
【0016】上述したスイッチ制御回路に、これらの複
数のバスに存在する異常を検出させ、上述した切り換え
スイッチを制御させるようにすることができる。
【0017】
【作用】上記構成のバスラインシステムにおいては、ス
イッチ制御回路3がI2C バスマスタインタフェース2
から転送されるデータの転送先を認識して、I2C バス
21乃至24の入力部に接続されているスイッチ4,
7,10及び13のうち、データの転送先のI2C バス
に接続されているスイッチのみをオンし、他をオフす
る。従って、使用されないデバイスの誤動作を防止する
ことができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
して説明する。
【0019】図1は、本発明のバスラインシステムを応
用した、I2C バスラインシステムの一実施例の構成を
示す図である。マイクロコンピュータ1の内部には、ス
イッチ制御回路3とI2C バスマスタインタフェース2
が設けられている。データライン20A及びクロックラ
イン20Bによって構成されるI2C バス20は、I2
C バスマスタインタフェース2に接続されている。さ
らに、I2C バス20は、I2C バス21,22,23
及び24に分岐されており、それぞれの入力部には、ス
イッチ4,7,10,13が設けられている(I2C バ
ス21にはスイッチ4、I2C バス22にはスイッチ
7、I2C バス23にはスイッチ10、I2C バス24
にはスイッチ13が、それぞれ設けられている)。
【0020】さらに、I2C バス21乃至24には、各
々個別のプルアップ抵抗5,8,11,14が接続され
ている(I2C バス21にはプルアップ抵抗5が、I2
C バス22にはプルアップ抵抗8が、I2C バス23
にはプルアップ抵抗11が、I2C バス24にはプルア
ップ抵抗14が、それぞれ設けられている)。また、各
プルアップ抵抗はそれぞれ所定の電圧源30に接続され
ている。
【0021】そして、I2C バス21には、I2C デバ
イス6A及び6Bが、I2C バス22には、I2C デバ
イス9A及び9Bが、I2C バス23には、I2C デバ
イス12A及び12Bが、それぞれ接続されている。ま
た、I2C バス24は、外部バス25に接続されてい
る。外部バス25には、外部デバイス(図示せず)が接
続されている。
【0022】I2C デバイス6A,6B,9A,9B,
12A,12Bは、I2C I/Fデバイスを含むデバイ
スである。すなわち、その内部には、従来例において説
明した、図9のI2C I/Fデバイス105と同様の構
成を有している。
【0023】スイッチ制御回路3は、I2C バスマスタ
インタフェース2から供給されるデータの転送先または
転送元(スレーブアドレス)を判別し、スイッチ4,
7,10及び13のうち、データの転送先または転送元
のスイッチのみをオンし、他のスイッチをオフするよう
になされている。
【0024】次に、図1に示した実施例の動作について
説明する。
【0025】図2は、I2C バス20が未使用状態の場
合のスイッチの状態を示す図である。なお、図において
は、簡単のため、I2C バスを構成するデータラインと
クロックラインをまとめて、1本で示している。I2
バスマスタインタフェース2が、未使用状態(I2C デ
バイス6A,6B,9A,9B,12A,12B及び外
部デバイス(図示せず)のいずれに対しても、データを
送受しない状態)である場合、スイッチ制御回路3は、
2C バスマスタインタフェース2が未使用状態である
ことを認識し、スイッチ4,7,10及び13をオフす
る。従って、I2C バス20乃至24に流れるノイズを
遮断することができるので、I2C バスマスタインタフ
ェース2、I2C デバイス6A,6B,9A,9B,1
2A,12B、並びに外部デバイスのノイズによる誤動
作を防止することができる。
【0026】図3は、I2C バスマスタインタフェース
2と、I2C デバイス6Aまたは6Bとの間で、データ
を送受する場合のスイッチの状態を示す図である。な
お、この場合も簡略化のため、I2C バスを構成するデ
ータラインとクロックラインを、まとめて1本で示して
いる。スイッチ制御回路3は、I2C バスマスタインタ
フェース2から供給されるスレーブアドレスから、デー
タの転送先または転送元(例えば、I2C デバイス6
A)を認識し、デバイス6Aが接続されているI2C バ
ス21のスイッチ4をオンし、他のスイッチ7,10,
13を全てオフする。従って、I2C バス21以外のバ
スには、ノイズが流れないので、I2C デバイス9A,
9B,12A,12B及び外部デバイスのノイズによる
誤動作を防止することができる。
【0027】さらに、いずれかのバスにおいて、異常が
存在する場合、異常が存在するバスにおいて、データの
転送が行われないように、そのバスのスイッチをオフに
するようにすることも可能である。
【0028】バスにおける異常とは、例えば、バスにお
けるショートを示す。図4は、外部バス25がショート
している状態を示す図である。マイクロコンピュータ1
は、所定のタイミングで、外部バス25がショートてい
るか否かの検査を行い、ショートしている場合、スイッ
チ13をオフする。
【0029】次に、マイクロコンピュータ1が、各バス
における異常の有無を検出しながら、データを転送する
場合の動作について、図5及び図6のフローチャートを
参照して説明する。
【0030】図5は、マイクロコンピュータ1が、各I
2C バスにおいて異常の有無を検出しながら、データを
転送する場合の処理を説明するフローチャートである。
ステップS1において、マイクロコンピュータ1は、I
2C バス21の異常の有無を検出するために、I2C バ
ス21へのデータの授受を切り換えるスイッチ4を選択
し、ステップS2に進む。ステップS2において、マイ
クロコンピュータ1は、異常検出処理を実行する。
【0031】図6は、マイクロコンピュータ1が行う、
2C バスの異常検出処理のサブルーチンを示すフロー
チャートである。ステップS31において、スイッチ制
御回路3は、マイクロコンピュータ1が選択したスイッ
チ(今の場合、スイッチ4)をオンし、他のスイッチ
(今の場合、スイッチ7,10,13)をオフする。次
に、ステップS32において、データの転送を行うI2
C バスマスタインタフェース2を開放する。従って、
マイクロコンピュータ1からは、データの転送が行われ
なくなる(データの出力がなくなる)。なお、この場
合、図4に示すように、I2C バス21(データライン
21A及びクロックライン21B)は、マイクロコンピ
ュータ1に直接接続された状態となる。
【0032】次に、ステップS33に進み、マイクロコ
ンピュータ1は、I2C バス21からのデータの入力レ
ベルの判定を行う。このとき、I2C バス21がショー
トしていると、データの入力レベルは常に低レベルとな
り、ショートしていないと、プルアップ抵抗5を介して
所定の電位が供給されるため、データの入力レベルは、
高レベルになる。従って、データの入力レベルが高レベ
ルであると判定されると、I2C バス21はショートし
ておらず(異常が存在せず)、ステップS34に進み、
異常フラグがオフされる。
【0033】一方、ステップS33において、データの
入力レベルが低レベルであると判定されると、I2C バ
ス21はショートしており(異常が存在し)、ステップ
S35に進み、異常フラグがオンされる。ステップS3
4または35の処理が終了すると、異常検出処理が終了
し、図5のステップS3に進む。
【0034】ステップS3において、マイクロコンピュ
ータ1は、異常フラグがオンしているかオフしているか
を判定する。異常フラグがオンしていない(異常が存在
しない)と判定されると、ステップS4に進み、I2
バス21に接続されているI2C デバイス6Aまたは6
Bにデータを送受するか否かが判定される。データを送
受する場合は、ステップS5に進み、I2C バスマスタ
インタフェース2はデータを転送するか、転送を受け
る。このとき、スイッチ4のみがオンされており、他の
スイッチ7,10,13は、オフされているので、I2
C バス22,23及び外部バス25には、ノイズが流
れず、各々のI2C バスに接続されているデバイスが、
誤動作するおそれが少ない。
【0035】また、ステップS3において、I2C バス
21に異常が存在する(異常フラグがオンしている)と
判定された場合、ステップS21に進み、I2C デバイ
ス6A及び6Bの誤動作を防止するため、スイッチ4を
オフし、I2C バス21にノイズが流れないようにす
る。
【0036】また、ステップS4において、I2C デバ
イス6Aまたは6Bにデータが送受されない場合(例え
ば、他のI2C デバイスにデータを送受する場合)、上
述したように、スイッチ制御回路3は、データの送受が
されないバスのスイッチをオフするので、ステップS6
に進み、スイッチ4がオフされる。
【0037】ステップS5またはステップS6における
処理が終了すると、ステップS7に進む。ステップS7
において、マイクロコンピュータ1は、I2C バス22
の異常を検出するために、I2C バス22とのデータの
授受を切り換えるスイッチ7を選択し、ステップS8に
進む。
【0038】ステップS8において、マイクロコンピュ
ータ1は、図6の異常検出処理を実行する。この場合の
処理は、ステップS2において説明した場合と同様であ
るので、その説明は省略する。ステップS8の処理が終
了すると、異常検出処理が終了し、ステップS9に進
む。
【0039】ステップS9において、マイクロコンピュ
ータ1は、異常フラグがオンしているかオフしているか
を判定する。異常フラグがオンしていない(異常が存在
しない)と判定されると、ステップS10に進み、I2
C バス22に接続されているI2C デバイス9Aまた
は9Bにデータを送受するか否かが判定される。データ
を送受する場合は、ステップS11に進み、I2C バス
マスタインタフェース2からデータが送受される。この
とき、スイッチ7のみがオンされており、他のスイッチ
4,10,13は、オフされているので、I2C バス2
1,23及び外部バス25には、ノイズが流れず、各々
のI2C バスに接続されているデバイスは、誤動作が誤
動作するおそれは少ない。
【0040】また、ステップS9において、I2C バス
22に異常が存在する(異常フラグがオンしている)と
判定された場合、ステップS12に進み、I2C デバイ
ス9A及び9Bの誤動作を防止するため、スイッチ7を
オフし、I2C バス22にノイズが流れないようにす
る。
【0041】また、ステップS10において、I2C デ
バイス9Aまたは9Bにデータが転送されない場合、上
述したように、スイッチ制御回路3は、データの転送が
されないバスのスイッチをオフするので、ステップS1
2に進み、スイッチ7がオフされる。
【0042】ステップS11またはステップS12にお
ける処理が終了すると、ステップS12に進む。ステッ
プS12以降において、マイクロコンピュータ1は、ス
テップS1乃至S6における場合と同様の処理を行い、
I2Cバス23または外部バス25の異常の有無を判定
し、異常がなければデータの授受を行う。
【0043】図7は、図1に示したI2C バス21に接
続されているスイッチ4の構成例を示す図である(スイ
ッチ7,10,13も同様に構成される)。I2C バス
21のデータライン21Aには、NPNトランジスタ5
1が、クロックライン21Bには、NPNトランジスタ
52が、それぞれ接続されている。NPNトランジスタ
53のベースは、抵抗57を介してスイッチ制御回路3
に接続されており、また、コレクタは、抵抗56を介し
て電圧源30に、抵抗55を介してNPNトランジスタ
51のベース、さらに、抵抗54を介してNPNトラン
ジスタ52のベースに、それぞれ接続されている。ま
た、NPNトランジスタ53のエミッタは、接地されて
いる。
【0044】スイッチ制御回路3が、NPNトランジス
タ53のベースに高レベルの電圧を印加すると、NPN
トランジスタ53がオンし、NPNトランジスタ51及
び52は、そのベースが、抵抗55と54を介して接地
されるので、オフされる。
【0045】一方、スイッチ制御回路3が、NPNトラ
ンジスタ53のベースに低レベルの電圧を印加すると、
NPNトランジスタ53がオフし、電圧源30から、高
レベルの電圧が、NPNトランジスタ51及び52のベ
ースに印加される。従って、NPNトランジスタ51及
び52がオンされる。
【0046】NPNトランジスタ51及び52がオンさ
れている場合、I2C バスマスタインタフェース2とI
2C デバイス6Aまたは6Bとの間で、データの授受が
行われる。I2C バスマスタインタフェース2またはI
2C デバイス6A,6B内におけるインピーダンスの制
御により、データのレベルが変化される。
【0047】
【発明の効果】以上のように、本発明のバスラインシス
テムによれば、バスマスタインタフェースに複数のバス
を接続し、必要なバスのみを使用できるようにしたの
で、未使用状態のデバイスの誤動作を防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のバスラインシステムの一実施例の構成
を示す図である。
【図2】図1のI2C バスマスタインタフェース2が未
使用の場合における、スイッチの状態を示す図である。
【図3】図1のI2C バスマスタインタフェース2がI
2C バス21にのみデータを転送する場合における、ス
イッチの状態を示す図である。
【図4】図1に示す、外部バス25がショートしている
状態を示す図である。
【図5】各バスにおける異常の有無を検出しながらデー
タを送受する場合の、図1のマイクロコンピュータ1の
処理を説明するフローチャートである。
【図6】図5のステップS2,8,14,20に示す異
常検出処理を説明するフローチャートである。
【図7】図1に示すスイッチ4の内部の構成例を示す図
である。
【図8】従来のバスラインシステムの一構成例を示す図
である。
【図9】図1に示すI2C バス101とI2C I/Fデ
バイス105,107の接続の状態を示す図である。
【図10】図8に示すI2C バスマスタインタフェース
102とI2C I/Fデバイス103,105及び10
7との間のデータの転送条件を説明する図である。
【図11】図8に示すI2C バスマスタインタフェース
102とI2CI/F デバイス103,105及び10
7との間の通信の開始条件(スタートコンディション)
と終了条件(ストップコンディション)を説明する図で
ある。
【図12】データ転送時のフォーマットを示す図であ
る。
【符号の説明】
1 マイクロコンピュータ 2 I2C バスマスタインタフェース 3 スイッチ制御回路 4 スイッチ 5 プルアップ抵抗 6A,6B I2C デバイス 7 スイッチ 8 プルアップ抵抗 9A,9B I2C デバイス 10 スイッチ 11 プルアップ抵抗 12A,12B I2C デバイス 13 スイッチ 14 プルアップ抵抗 20乃至24 I2C バス 20A乃至24A データライン 20B乃至24B クロックライン 25 外部バス 25A データライン 25B クロックライン 30 電圧源 51乃至53 NPNトランジスタ 54乃至57 抵抗 101 I2C バス 101A データライン 101B クロックライン 102 I2C バスマスタインタフェース 103 I2C I/Fデバイス 104 メモリ装置 105 I2C I/Fデバイス 106 メカ制御回路 107 I2C I/Fデバイス 108 チューナ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データの送出を制御するバスマスタイン
    タフェースと、 接続されている複数のデバイスの所定のものに、前記バ
    スマスタインタフェースから送出されるデータを転送す
    る複数のバスと、 前記バスマスタインタフェースから送出されるデータ
    の、前記複数のバスへの入力を切り換える複数の切り換
    えスイッチと、 前記バスマスタインタフェースから送出される前記デー
    タの転送先を判別し、判別結果に対応して前記複数の切
    り換えスイッチをオンまたはオフさせるスイッチ制御回
    路とを備えることを特徴とするバスラインシステム。
  2. 【請求項2】 前記複数のバスは、各々所定の電位に接
    続する個別のプルアップ抵抗を備えていることを特徴と
    する請求項1に記載のバスラインシステム。
  3. 【請求項3】 前記スイッチ制御回路は、前記複数のバ
    スに存在する異常を検出し、検出結果に対応して前記切
    り換えスイッチを制御することを特徴とする請求項1ま
    たは2に記載のバスラインシステム。
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