JPH08838U - 天井埋込形空気調和機 - Google Patents
天井埋込形空気調和機Info
- Publication number
- JPH08838U JPH08838U JP013080U JP1308095U JPH08838U JP H08838 U JPH08838 U JP H08838U JP 013080 U JP013080 U JP 013080U JP 1308095 U JP1308095 U JP 1308095U JP H08838 U JPH08838 U JP H08838U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air filter
- ceiling
- air conditioner
- ceiling panel
- motor
- Prior art date
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- Granted
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- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 エアフィルタ13の洗浄又は交換作業を容易、
迅速、かつ、安全に行いうるようにする。 【構成】 ユニット本体2にモータ20によって正逆回転
駆動される回転ドラム21を設け、この回転ドラム21に一
端が巻着されたワイヤ22の他端を天井パネル8又はエア
フィルタ13に連結する。そして、上昇完了した天井パネ
ル8又はエアフィルタ13に係合してモータ20を停止する
リミットスイッチ38をユニット本体2に設置し、このリ
ミットスイッチ38の接点を空気調和機の運転回路42に直
列に介装した。
迅速、かつ、安全に行いうるようにする。 【構成】 ユニット本体2にモータ20によって正逆回転
駆動される回転ドラム21を設け、この回転ドラム21に一
端が巻着されたワイヤ22の他端を天井パネル8又はエア
フィルタ13に連結する。そして、上昇完了した天井パネ
ル8又はエアフィルタ13に係合してモータ20を停止する
リミットスイッチ38をユニット本体2に設置し、このリ
ミットスイッチ38の接点を空気調和機の運転回路42に直
列に介装した。
Description
【0001】
本考案は天井内に埋込むことによって設置される天井埋込形空気調和機に関す る。
【0002】
従来の天井埋込形空気調和機の1例が図2に示されている。 天井1内に埋設されたユニット本体2の内部には熱交換器7、ドレンパン10、 送風機6、モ−タ5、導風板12等が配置され、このユニット本体2にはその下部 開口を覆う天井パネル8が着脱自在に装着されている。
【0003】 天井パネル8の中央部には吸込口3が形成され、この吸込口3の両側には吹出 口4が形成されている。吸込口3には吸込グリル11が嵌合され、吸込グリルの上 側にエアフィルタ13が着脱自在に係止されている。
【0004】 モ−タ5によって送風機6を駆動すると、室9内の室内空気が吸込口3から吸 込グリル11及びエアフィルタ13を通過し、導風板12に案内されて送風機6に吸入 されて付勢される。 次いで、熱交換器7を流過する過程で冷却又は加熱されることにより調和空気 となって吹出口4から室9内に吹き出される。
【0005】
上記天井埋込形空気調和機の累積運転時間が長くなると、エアフィルタ13はこ れに捕捉された塵埃によって目詰まりしてその通気抵抗が増大するのみならず空 気調和機の能力が低下する。
【0006】 そこで、エアフィルタ13が目詰まりする度に又は予め設定した累積運転時間が 経過する度に、作業者が脚立上に乗って天井パネル8又はエアフィルタ13を取り 外した後、エアフィルタ13を洗浄したり、新しいエアフィルタに交換していたた め、エアフィルタ13の洗浄、交換には多大の手数及び時間を要するという問題が あった。
【0007】 そして、天井パネル8及びエアフィルタ13は大型で大重量であり、しかも、こ の着脱作業は脚立上の高所作業になるため、危険であり、かつ、多大の労力を要 するという問題があった。
【0008】
本考案は上記課題を解決するために提案されたものであって、その要旨とする ところは、熱交換器、送風機等を内蔵したユニット本体を天井内に埋設し、この ユニット本体の下部に天井パネル又はエアフィルタを着脱自在に装着してなる天 井埋込形空気調和機において、上記ユニット本体にモ−タによって正逆回転駆動 される回転ドラムを設け、この回転ドラムに一端が巻着されたワイヤの他端を上 記天井パネル又はエアフィルタに連結するとともに、上昇完了した天井パネル又 はエアフィルタに係合して上記モータを停止するリミットスイッチを上記ユニッ ト本体に設置し、このリミットスイッチの接点を空気調和機の運転回路に直列に 介装したことを特徴とする天井埋込形空気調和機にある。
【0009】
本考案においては、モ−タにより回転ドラムを正逆回転駆動すると、ワイヤが 回転ドラムに巻き取られ又は回転ドラムから巻き戻され、これに伴って天井パネ ル又はエアフィルタが昇降する。
【0010】 そして、天井パネル又はエアフィルタの上昇が完了したとき、これに係合する ことによってリミットスイッチはモータを停止し、以後空気調和機が運転可能と なる。
【0011】
【実施例】 本考案の実施例が図1に示され、(A) は空気調和機の縦断面図、(B) は要部の 略示的側面図、(C) は電気的制御回路図である。 図1(A) に示すように、ユニット本体2の頂板2aの下面にはモータ20によって 正逆回転駆動される1つの回転ドラム21が取り付けられている。 この回転ドラム21には複数本のワイヤ22の一端が巻着され、これら複数本のワ イヤ22の他端は天井パネル8の複数個所に連結されている。
【0012】 なお、ワイヤ22は少なくとも3本以上用いるのが望ましく、これらワイヤ22は それぞれユニット本体2の適当個所に設置されたガイドローラ23を経て天井パネ ル8の外周縁の複数個所に止着するのが望ましい。
【0013】 図1(B) に示すように、ユニット本体2の下部には天井パネル8の上昇完了時 にこれに当接するリミットスイッチ38が設置されている。このリミットスイッチ 38の接点は図1(C) に示すように、空気調和機の運転回路42と直列に介装されて いる。
【0014】 しかして、リミットスイッチ38の接点がONとなると、リレー39が励磁され、そ の常開接点39a がONとなり、モータ20と直列に設置された常閉接点39b がOFF と なる。そして、スイッチ40を投入すると、リレー41が励磁され、その常開接点41 a がONとなる。
【0015】 リミットスイッチ38がONとなれば、モータ20は自動的に停止し、空気調和機の 運転回路42に通電されるが、リミットスイッチ38がONにならない限り空気調和機 が運転されることはない。
【0016】 スイッチ40を投入してモータ20を逆転すると、回転ドラム21が逆転し、この回 転ドラム21から複数本のワイヤ22が同時に巻き戻されて天井パネル8が水平状態 のまま降下する。 そして、床上の適当な高さに到達したとき、スイッチ40をオフとしてモ−タ20 を停止させ、床上の作業者が天井パネル8からエアフィルタ13を取り外してこれ を洗浄し又は新しいエアフィルタと交換する。
【0017】 洗浄又は交換が終了すれば、エアフィルタ13は天井パネル8に再び取り付けら れ、そこでモ−タ20を正転させることにより回転ドラム21が正転して回転ドラム 21に複数本のワイヤ22が同時に巻き取られる。
【0018】 これによって天井パネル8が水平状態のまま上昇してユニット本体2の下面に 到達したとき、天井パネル8がリミットスイッチ38に係合してこれをONとする。 これによってモ−タ20が自動的に停止する。なお、必要あれば、モータ20又は回 転ドラム21を錠止することによってその回転を阻止する。
【0019】 上記実施例においては、複数本のワイヤ22を天井パネル8に連結しているが、 エアフィルタ13の複数個所に連結することができ、この場合はエアフィルタ13及 びこれに係止されている吸込グリル11等のみを昇降させることができる。
【0020】
本考案においては、ユニット本体にモ−タによって正逆回転駆動される回転ド ラムを設け、この回転ドラムに一端が巻着されたワイヤの他端を上記天井パネル 又はエアフィルタに連結したため、モ−タにより回転ドラムを正逆回転駆動する と、ワイヤが回転ドラムに巻き取られ又は回転ドラムから巻き戻されることによ って天井パネル又はエアフィルタが昇降するのでエアフィルタの洗浄又は交換の 手数及び時間が低減するとともにこれら作業を容易、かつ、安全に行うことが可 能となる。
【0021】 また、上昇完了した天井パネル又はエアフィルタに係合して上記モータを停止 するリミットスイッチをユニット本体に設置したため、天井パネル又はエアフィ ルタの上昇が完了したとき、これに係合することによってリミットスイッチはモ ータを停止するので、天井パネル又はエアフィルタを巻き上げる際作業者はこれ を監視する必要がなく、また、上昇完了したとき何らの操作を要しないので、巻 き上げ作業が容易となる。
【0022】 また、リミットスイッチの接点を空気調和機の運転回路に直列に介装したため 、天井パネル又はエアフィルタの上昇が完了してリミットスイッチの接点が閉と ならない限り空気調和機が運転されることはない。
【図1】本考案の実施例を示し、(A) は空気調和機の縦
断面図、(B) は要部の略示的側面図、(C) は電気的制御
回路図である。
断面図、(B) は要部の略示的側面図、(C) は電気的制御
回路図である。
【図2】従来の空気調和機の縦断面図である。
1 天井 2 ユニット本体 7 熱交換器 6 送風機 20 モータ 21 回転ドラム 22 ワイヤ 8 天井パネル 13 エアフィルタ 38 リミットスイッチ 42 運転回路
Claims (1)
- 【請求項1】 熱交換器、送風機等を内蔵したユニット
本体を天井内に埋設し、このユニット本体の下部に天井
パネル又はエアフィルタを着脱自在に装着してなる天井
埋込形空気調和機において、 上記ユニット本体にモ−タによって正逆回転駆動される
回転ドラムを設け、この回転ドラムに一端が巻着された
ワイヤの他端を上記天井パネル又はエアフィルタに連結
するとともに、上昇完了した天井パネル又はエアフィル
タに係合して上記モータを停止するリミットスイッチを
上記ユニット本体に設置し、このリミットスイッチの接
点を空気調和機の運転回路に直列に介装したことを特徴
とする天井埋込形空気調和機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995013080U JP2552295Y2 (ja) | 1995-11-17 | 1995-11-17 | 天井埋込形空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995013080U JP2552295Y2 (ja) | 1995-11-17 | 1995-11-17 | 天井埋込形空気調和機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08838U true JPH08838U (ja) | 1996-05-21 |
JP2552295Y2 JP2552295Y2 (ja) | 1997-10-29 |
Family
ID=11823198
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1995013080U Expired - Lifetime JP2552295Y2 (ja) | 1995-11-17 | 1995-11-17 | 天井埋込形空気調和機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2552295Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007255887A (ja) * | 2007-05-15 | 2007-10-04 | Toshiba Kyaria Kk | 天井埋込型空気調和機 |
-
1995
- 1995-11-17 JP JP1995013080U patent/JP2552295Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007255887A (ja) * | 2007-05-15 | 2007-10-04 | Toshiba Kyaria Kk | 天井埋込型空気調和機 |
JP4519879B2 (ja) * | 2007-05-15 | 2010-08-04 | 東芝キヤリア株式会社 | 天井埋込型空気調和機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2552295Y2 (ja) | 1997-10-29 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970520 |
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