JPH08836B2 - 植物免疫性グルコース誘導体及びその使用 - Google Patents
植物免疫性グルコース誘導体及びその使用Info
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- JPH08836B2 JPH08836B2 JP3109209A JP10920991A JPH08836B2 JP H08836 B2 JPH08836 B2 JP H08836B2 JP 3109209 A JP3109209 A JP 3109209A JP 10920991 A JP10920991 A JP 10920991A JP H08836 B2 JPH08836 B2 JP H08836B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plant
- glucose derivative
- glucose
- plants
- plant immune
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- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
- Compounds Of Unknown Constitution (AREA)
- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、病原体に対する防御能
力を植物に付与する植物免疫性グルコース誘導体、並び
にその製造及び使用方法に関する。本発明のグルコース
誘導体は植物病原体の感染から植物を保護するために有
用である。
力を植物に付与する植物免疫性グルコース誘導体、並び
にその製造及び使用方法に関する。本発明のグルコース
誘導体は植物病原体の感染から植物を保護するために有
用である。
【0002】
【従来の技術】フィトフトラ・インフェスタンス (Phyt
ophthora infestans ) が生産するグルカン類として、
分子量 4,700の成分と分子量 280の成分が知られている
(日本植物病理学会報、vol. 56, No 4, 1990)が、分
子量 440のグルカンは知られていない。
ophthora infestans ) が生産するグルカン類として、
分子量 4,700の成分と分子量 280の成分が知られている
(日本植物病理学会報、vol. 56, No 4, 1990)が、分
子量 440のグルカンは知られていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明は、植物
病原体に対する防御能力を植物に付与することができる
新規な物質を提供しようとするものである。
病原体に対する防御能力を植物に付与することができる
新規な物質を提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、フィトフ
トラ・インフェスタンスが生産する物質の中から植物免
疫性を有する物質を検索した結果、分子量約 440の新規
なグルコース誘導体(グルカン類)が目的とする活性を
有することを見出し、本発明を完成した。従って本発明
は、次の性質: (1)グルコースを含んで成る; (2)分子量約 440である; (3)図1に示されるNMRスペクトルを示す; (4)図2に示されるMASSスペクトルを示す;及び (5)病原体の感染に対する防御能力を植物に付与す
る;を有する植物免疫性グルコース誘導体、並びにその
製造方法及びその使用方法を提供するものである。
トラ・インフェスタンスが生産する物質の中から植物免
疫性を有する物質を検索した結果、分子量約 440の新規
なグルコース誘導体(グルカン類)が目的とする活性を
有することを見出し、本発明を完成した。従って本発明
は、次の性質: (1)グルコースを含んで成る; (2)分子量約 440である; (3)図1に示されるNMRスペクトルを示す; (4)図2に示されるMASSスペクトルを示す;及び (5)病原体の感染に対する防御能力を植物に付与す
る;を有する植物免疫性グルコース誘導体、並びにその
製造方法及びその使用方法を提供するものである。
【0005】
【具体的な説明】本発明において、植物免疫性グルコー
ス誘導体の製造のために使用する微生物としては、フィ
トフトラ属に属し、植物免疫性グルコース誘導体を生産
する任意の微生物を使用することができる。これらの微
生物の代表側として、植物病原体であるフィトクトラ・
インフェスタンス種を挙げることができ、例えばレース
0株、レース−1株、レース−2株、レース−3株、レ
ース−4株等を使用することができる。本発明において
使用することができるフィトクトラ・インフェスタンス
は植物病原菌として研究に日常的に広く使用されている
任意の菌株を用いることができる。さらに、フィトフト
ラ・インフェスタンス・レース−1株はIFO-9173として
財団法人発酵研究所に寄託されており自由に入手するこ
とができる。本発明の植物免疫性グルコース誘導体は、
例えば、実施例1に詳細に記載する方法により製造する
ことができる。
ス誘導体の製造のために使用する微生物としては、フィ
トフトラ属に属し、植物免疫性グルコース誘導体を生産
する任意の微生物を使用することができる。これらの微
生物の代表側として、植物病原体であるフィトクトラ・
インフェスタンス種を挙げることができ、例えばレース
0株、レース−1株、レース−2株、レース−3株、レ
ース−4株等を使用することができる。本発明において
使用することができるフィトクトラ・インフェスタンス
は植物病原菌として研究に日常的に広く使用されている
任意の菌株を用いることができる。さらに、フィトフト
ラ・インフェスタンス・レース−1株はIFO-9173として
財団法人発酵研究所に寄託されており自由に入手するこ
とができる。本発明の植物免疫性グルコース誘導体は、
例えば、実施例1に詳細に記載する方法により製造する
ことができる。
【0006】本発明のグルコース誘導体は次の性質を有
する。 (1)質量分析により測定した場合 440の分子量を示
す。 (2)グルコース2分子を含有する。 (3)90MHz の1H-NMR(D2O) において図1に示されるN
MRスペクトルを示す。
する。 (1)質量分析により測定した場合 440の分子量を示
す。 (2)グルコース2分子を含有する。 (3)90MHz の1H-NMR(D2O) において図1に示されるN
MRスペクトルを示す。
【0007】(4)図2に示されるMASSスペクトルを示
す。 (5)自ら植物病原体の増殖を阻止する活性を有しない
が、植物病原体、例えばジャガイム疫病菌、インゲン炭
疸病、タバコモザイクウイルス等の感染を阻止する能力
を植物に付与する。 (6)水溶液のpHは約5〜6である。
す。 (5)自ら植物病原体の増殖を阻止する活性を有しない
が、植物病原体、例えばジャガイム疫病菌、インゲン炭
疸病、タバコモザイクウイルス等の感染を阻止する能力
を植物に付与する。 (6)水溶液のpHは約5〜6である。
【0008】(7)ニンヒドリン反応陰性である。 上記(5)の性質を有するため、本発明のグルコース誘
導体は病原体に対する免疫を植物に与えるための農薬等
の活性成分として有用である。
導体は病原体に対する免疫を植物に与えるための農薬等
の活性成分として有用である。
【0009】
【実施例】実施例1. 植物免疫性グルコース誘導体の製造 ライ麦種子60gを流水中で十分に洗浄した後、70%エタ
ノールに3分間浸漬して殺菌し、再度流水で洗浄してエ
タノールを除去した。次に種子を蒸留水によりすすいだ
後、約 200mlの蒸留水を加えて24時間置いた。浸漬液を
回収し、新たに約 200mlの蒸留水を加え、約5分間ミキ
サーにかけてライ麦種子を破砕し、この破砕液を50℃に
て3時間インキュベートした。
ノールに3分間浸漬して殺菌し、再度流水で洗浄してエ
タノールを除去した。次に種子を蒸留水によりすすいだ
後、約 200mlの蒸留水を加えて24時間置いた。浸漬液を
回収し、新たに約 200mlの蒸留水を加え、約5分間ミキ
サーにかけてライ麦種子を破砕し、この破砕液を50℃に
て3時間インキュベートした。
【0010】インキュベートした破砕液を4重のガーゼ
で濾過した後、この濾液及び前記浸出液を合し、これに
サッカロース20g及び酵母エキス2gを加え、さらに蒸
留水を加えて全体を1リットルとして培地とした。30ml
の培地を 200mlの三角フラスコに入れた後、 120℃にて
20分間殺菌し、フィトフトラ・インフェスタンス(Phyt
ophtora infestans )レース−1IFO-9173の菌糸を接種
し、そして20℃にて2週間静置培養した。
で濾過した後、この濾液及び前記浸出液を合し、これに
サッカロース20g及び酵母エキス2gを加え、さらに蒸
留水を加えて全体を1リットルとして培地とした。30ml
の培地を 200mlの三角フラスコに入れた後、 120℃にて
20分間殺菌し、フィトフトラ・インフェスタンス(Phyt
ophtora infestans )レース−1IFO-9173の菌糸を接種
し、そして20℃にて2週間静置培養した。
【0011】菌糸を含む培養物をザルにあけ、菌糸を水
で洗浄し、さらに濾紙上で蒸留水で十分に洗出し、吸引
により水分を除去した。こうして15本のフラスコ(0.5
リットルの培地)から20gの洗浄菌体を得た。こうして
得た菌体マットをハサミで切断した後、菌体1g当り2
mlの50mM酢酸ナトリウム緩衝液(pH4.5)を加え、菌体
を窒素の存在下でポリトロンにて破砕した。これをさら
に超音波処理した後、冷凍遠心機中 12,000rpmにて20分
間遠心分離し、上清を得た。この上清に同量の80%フェ
ノールを加えて振とうした後冷凍遠心機中 3000rpmにて
10分間遠心分離して水相を得、この水相に同量のクロロ
ホルム/メタノール(1:1)混合液を加えて振とうし
た。
で洗浄し、さらに濾紙上で蒸留水で十分に洗出し、吸引
により水分を除去した。こうして15本のフラスコ(0.5
リットルの培地)から20gの洗浄菌体を得た。こうして
得た菌体マットをハサミで切断した後、菌体1g当り2
mlの50mM酢酸ナトリウム緩衝液(pH4.5)を加え、菌体
を窒素の存在下でポリトロンにて破砕した。これをさら
に超音波処理した後、冷凍遠心機中 12,000rpmにて20分
間遠心分離し、上清を得た。この上清に同量の80%フェ
ノールを加えて振とうした後冷凍遠心機中 3000rpmにて
10分間遠心分離して水相を得、この水相に同量のクロロ
ホルム/メタノール(1:1)混合液を加えて振とうし
た。
【0012】3000rpmにて10分間の遠心分離により層を
分離し、水/メタノールを主とする上層を得た。この水
/メタノール相を減圧濃縮し、生じた白濁を遠心分離に
より除去した。残渣に純水を加えて減圧濃縮し、この操
作をフェノール臭がなくなるまで2〜3回行った。最終
残渣に純水50mlを加えて溶解した。これを1mlずつに分
けて次の様に処理した。Sephadex G-50(26mm×790mm, L
KB2M3 カラム)を蒸留水で平衡化し、前記サンプル1ml
を適用し、 33.75ml/時の流速で蒸留水を流して45mmづ
つの画分を得、そして各画分中の炭水化物をフェノール
/硫酸法により検出した。2個の陽性ピークの内第二の
ピークを集めた。
分離し、水/メタノールを主とする上層を得た。この水
/メタノール相を減圧濃縮し、生じた白濁を遠心分離に
より除去した。残渣に純水を加えて減圧濃縮し、この操
作をフェノール臭がなくなるまで2〜3回行った。最終
残渣に純水50mlを加えて溶解した。これを1mlずつに分
けて次の様に処理した。Sephadex G-50(26mm×790mm, L
KB2M3 カラム)を蒸留水で平衡化し、前記サンプル1ml
を適用し、 33.75ml/時の流速で蒸留水を流して45mmづ
つの画分を得、そして各画分中の炭水化物をフェノール
/硫酸法により検出した。2個の陽性ピークの内第二の
ピークを集めた。
【0013】こうして得たSephadex G-50 からの陽性画
分を高速流体クロマトグラフィー(HPLC)によるゲル浸透
クロマトグラフィーにより分析した。すなわち、TSK G3
000PW(東ソー)を蒸留水で平衡化し、これに 200μlの
サンプルを注入して、1ml/分の流速で蒸留水を流し、
示差屈折計検出器RID-6A(島津)により検出した。分子
量標準としてプルランを使用し、単一ピークが検出され
た。
分を高速流体クロマトグラフィー(HPLC)によるゲル浸透
クロマトグラフィーにより分析した。すなわち、TSK G3
000PW(東ソー)を蒸留水で平衡化し、これに 200μlの
サンプルを注入して、1ml/分の流速で蒸留水を流し、
示差屈折計検出器RID-6A(島津)により検出した。分子
量標準としてプルランを使用し、単一ピークが検出され
た。
【0014】前記Sephadex G-50 からの陽性画分を、CO
SMOSIL5NH2 カラム(4.6mm× 150mm) に適用し、移動
相として60%CH3CH を1ml/分の流速で流して流出液を
示差屈折計により検出したところ、単一ピークが検出さ
れた。また、POLYSPHER OAKC(メルク、8mm× 300mm)
を用い、移動相として1%ギ酸を0.4ml/分の流速で流
し、示差屈折計により検出したところ、単一ピークが検
出された。
SMOSIL5NH2 カラム(4.6mm× 150mm) に適用し、移動
相として60%CH3CH を1ml/分の流速で流して流出液を
示差屈折計により検出したところ、単一ピークが検出さ
れた。また、POLYSPHER OAKC(メルク、8mm× 300mm)
を用い、移動相として1%ギ酸を0.4ml/分の流速で流
し、示差屈折計により検出したところ、単一ピークが検
出された。
【0015】また、前記Sephadex G-50 からの陽性画分
を90メガヘルツの1H-NMR(D2O) により分析したところ、
図1に示すスペクトルが得られた。さらに前記Sephadex
G-50 からの陽性画分を質量分析(日立 M-80Aによる)
したところ、図2に示す結果が得られた。実施例2. 生物学的活性 本発明の植物免疫性グルコース誘導体の生物学的活性は
次の通りであった。
を90メガヘルツの1H-NMR(D2O) により分析したところ、
図1に示すスペクトルが得られた。さらに前記Sephadex
G-50 からの陽性画分を質量分析(日立 M-80Aによる)
したところ、図2に示す結果が得られた。実施例2. 生物学的活性 本発明の植物免疫性グルコース誘導体の生物学的活性は
次の通りであった。
【0016】2.1. ポテト(品種:Bintje) へのフィト
フトラ・インフェスタンスの感染に対する効果2.1.a. 塊根切片試験 ポテトの塊根を直径1.5cm、厚さ2mmに切り、これを湿
濾紙を入れたペトリ皿に入れ、10μlの試料(濃度100,
300, 1000, 3000、又は10000ppm) 又は対照としての水
を切片の中央に滴下した。各濃度につき8個の切片を用
意し、その内6個には、フィトフトラ・インフェスタン
ス(215株)の胞子約 500〜1,000 個を含む、10μlの胞
子懸濁液を接種し、そして2個の切片はサンプルの毒性
を試験するために胞子の接種を行わなかった。
フトラ・インフェスタンスの感染に対する効果2.1.a. 塊根切片試験 ポテトの塊根を直径1.5cm、厚さ2mmに切り、これを湿
濾紙を入れたペトリ皿に入れ、10μlの試料(濃度100,
300, 1000, 3000、又は10000ppm) 又は対照としての水
を切片の中央に滴下した。各濃度につき8個の切片を用
意し、その内6個には、フィトフトラ・インフェスタン
ス(215株)の胞子約 500〜1,000 個を含む、10μlの胞
子懸濁液を接種し、そして2個の切片はサンプルの毒性
を試験するために胞子の接種を行わなかった。
【0017】試料は、 3,000〜10,000ppm においてフィ
トフトラ・インフェスタンスの胞子形成を低下させた。2.1.b. 葉片試験 ポテト植物の葉の直径1.5mmのディスクを作り、そして
9cm直径のペトリ皿中の5mlの水上に浮かべた。ディス
クの処理、接種、及び結果の評価は2.1.a.と同様にし
た。
トフトラ・インフェスタンスの胞子形成を低下させた。2.1.b. 葉片試験 ポテト植物の葉の直径1.5mmのディスクを作り、そして
9cm直径のペトリ皿中の5mlの水上に浮かべた。ディス
クの処理、接種、及び結果の評価は2.1.a.と同様にし
た。
【0018】試料は10,000ppm においてフィトフトラ・
インフェスタンスの増殖を完全に阻害し、葉片は病症状
を示さなかった。最小活性濃度は300ppmであった。2.2. トマト(品種:roter Gnom)へのフィトフトラ・
インフェスタンスの感染に対する効果2.2.b. 葉片試験 前記の2.1.b.と同じ方法により試験を行った。
インフェスタンスの増殖を完全に阻害し、葉片は病症状
を示さなかった。最小活性濃度は300ppmであった。2.2. トマト(品種:roter Gnom)へのフィトフトラ・
インフェスタンスの感染に対する効果2.2.b. 葉片試験 前記の2.1.b.と同じ方法により試験を行った。
【0019】10,000ppm で処理した後に少数の感染斑が
観察された。最小活性濃度は1,000ppmであった。
観察された。最小活性濃度は1,000ppmであった。
【図1】図1は、本発明の植物免疫性グルコース誘導体
のNMRスペクトルを示す。
のNMRスペクトルを示す。
【図2】図2は、本発明の植物免疫性グルコース誘導体
のMASSスペクトルを示す。
のMASSスペクトルを示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C12R 1:645)
Claims (3)
- 【請求項1】 次の性質: (1)グルコースを含んで成る; (2)分子量約 440である; (3)図1に示されるNMRスペクトルを示す; (4)図2に示されるMASSスペクトルを示す;及び (5)病原体の感染に対する防御能力を植物に付与す
る;を有する植物免疫性グルコース誘導体。 - 【請求項2】 フィトフトラ (Phytophthora) 属に属
し、植物免疫性グルコース誘導体を生産することができ
る微生物を培養し、その培養物から請求項1に記載のグ
ルコース誘導体を採取することを特徴とする、植物免疫
性グルコース誘導体の製造方法。 - 【請求項3】 請求項1に記載の植物免疫性グルコース
誘導体を植物に投与することを特徴とする、病原体の感
染に対する防御能力を植物に付与する方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3109209A JPH08836B2 (ja) | 1991-05-14 | 1991-05-14 | 植物免疫性グルコース誘導体及びその使用 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3109209A JPH08836B2 (ja) | 1991-05-14 | 1991-05-14 | 植物免疫性グルコース誘導体及びその使用 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06239880A JPH06239880A (ja) | 1994-08-30 |
JPH08836B2 true JPH08836B2 (ja) | 1996-01-10 |
Family
ID=14504366
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3109209A Expired - Lifetime JPH08836B2 (ja) | 1991-05-14 | 1991-05-14 | 植物免疫性グルコース誘導体及びその使用 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08836B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2766059B1 (fr) * | 1997-07-18 | 1999-09-17 | Goemar Lab Sa | Procede pour la stimulation des defenses naturelles de plantes agronomiquement utiles et composition pour la mise en oeuvre de ce procede |
-
1991
- 1991-05-14 JP JP3109209A patent/JPH08836B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06239880A (ja) | 1994-08-30 |
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