JPH0883201A - データバスモニタ装置 - Google Patents

データバスモニタ装置

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JPH0883201A
JPH0883201A JP6220182A JP22018294A JPH0883201A JP H0883201 A JPH0883201 A JP H0883201A JP 6220182 A JP6220182 A JP 6220182A JP 22018294 A JP22018294 A JP 22018294A JP H0883201 A JPH0883201 A JP H0883201A
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ram
dual port
port ram
ecu
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高機能かつ多種類のコントローラの演算結果
を詳細に解析する。 【構成】 ECUインタフェース部2、デュアルポート
RAM1、モニタ内CPU3を有するデータバスモニタ
装置に適用され、ECU内CPU201がECU内RA
M203にデータを書き込むために出力した各信号はE
CUインタフェース部によってタイミング変換され、E
CU内RAM203に書き込むデータと同一データがデ
ュアルポートRAM1に書き込まれる。モニタ内CPU
3は、タイマ割り込みのたびにデュアルポートRAM1
に格納されているデータを読み出してデータの加工を行
なう。加工されたデータは7segLED7で表示され
る他、パソコン9に送出されてデータの詳細な解析が行
なわれる。また、モニタ内CPU3は、デュアルポート
RAM1のデータを複数回連続して読み出し、読み出し
たデータが所定回数一致した場合のみ、そのデータを加
工する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マイクロプロセッサ等
から成るコントローラがRAMに書き込んだ演算結果を
モニタすることで、コントローラの動作が正常か否かを
解析するようにしたデータバスモニタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】エンジン制御システム(以下、ECCS
と呼ぶ)やアンチロックブレーキシステム(以下、AB
Sと呼ぶ)では、エンジン回転数や車輪回転速度等の演
算をコントローラ10(以下、ECU:Electric Contr
ol Unitと呼ぶ)によって行なっている。図10に示す
ように、この種の従来のECU200は、一般にCPU
201、ROM202およびRAM203から成り、C
PU201はROM202に格納されているプログラム
に基づいて各種演算を行ない、演算結果をRAM203
に格納する。したがって、このRAM203の内容を解
析すれば、ECU200の動作が正常か否かを判断でき
る。そして、このような解析を行なう装置は一般にデー
タバスモニタ装置と呼ばれている。
【0003】従来のデータバスモニタ装置100は、図
10に示すように、特定のRAM領域に書き込まれたデ
ータをモニタするための複数のモニタ部101から成
り、各モニタ部101はそれぞれ、アドレスデコーダ1
02、ラッチ103、D/Aコンバータ104および7
segLED105を有する。アドレスデコーダ102
にはECU内のCPU201のアドレスバスが接続さ
れ、ラッチ103にはECU内のCPU201のデータ
バスが接続される。そして、CPU201がアドレスバ
スに所定のアドレス値を出力すると、アドレスデコーダ
102の出力が変化し、その変化時点におけるデータバ
スのデータがラッチ103によって保持される。
【0004】ラッチ103によって保持されたデータ
は、7segLED105によってリアルタイムに表示
されるとともに、D/Aコンバータ104によってアナ
ログ値に変換された後、周知のデータロガー106に入
力されてアナログの数値データとしてプリントアウトさ
れる。
【0005】このように、従来のデータバスモニタ装置
100は、ECU内のCPU201がRAM203の特
定領域を書き換えると自動的にその書き換えたデータを
ラッチするように構成されており、RAM203の特定
領域のデータ変化をリアルタイムにモニタできる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】最近のECCS用EC
UやABS用ECU等は制御アルゴリズムが複雑であ
り、これらECUが演算結果を格納するためのRAM容
量も大変大きい。このため、ECUの演算動作を詳細に
解析するためには大量のRAM領域をモニタする必要が
ある。
【0007】ところが、従来のデータバスモニタ装置
は、モニタすべきRAM203の各アドレスごとに、ア
ドレスデコーダ102、ラッチ103、D/Aコンバー
タ104および7segLED105から成るモニタ部
101を設ける必要があるため、モニタすべきRAM領
域が増えると、それに応じてデータバスモニタ装置全体
の回路規模が大きくなってしまう。回路規模が大きくな
ると、それに比例して消費電力も増え、また装置の実装
面積も大きくなるため、もともと実装スペースが厳しく
制限される車両用にこの種のデータバスモニタ装置を用
いるのは容易ではない。
【0008】また、ECU内のCPU201のアドレス
バスとデータバスはデータバスモニタ装置100内の各
モニタ部101に接続されるため、モニタ部101の数
が多い場合にはアドレスバスまたはデータバスの駆動能
力の制限を越える(ファンアウト数を越える)おそれが
あり、信号振幅が小さくなったりノイズの影響を受けや
すくなる。
【0009】さらに、従来のデータバスモニタ装置は、
CPU201から出力されたデータをラッチした後、い
ったんアナログ値に変換してデータロガ等によってデー
タ収集する場合が多いが、この種の装置を車両等の電磁
ノイズの影響を受けやすい場所で使用すると、ノイズに
よってアナログ値が間欠的に大きく変動するおそれがあ
り、データの信頼性が低くなる。すなわち、ノイズによ
る影響を受けやすい場所では、アナログ値に変換せずに
デジタル値のままでデータ解析を行なう方が望ましい。
【0010】本発明の目的は、アドレスデコーダ等の部
品を追加または交換することなく、高機能かつ多種類の
コントローラの演算結果を詳細に解析できるようにした
データバスモニタ装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】実施例を示す図1,5に
対応づけて本発明を説明すると、本発明は、検査対象と
なるコントローラ201がRAM203に書き込んだデ
ータをモニタして該コントローラ201の動作を解析す
るデータバスモニタ装置に適用され、RAM203の記
憶容量以上の記憶容量を有し、コントローラ201がR
AM203にデータを書き込むと、略同タイミングでデ
ータを書き込むデュアルポートRAM1と、コントロー
ラ201とデュアルポートRAM1との間に介挿され、
コントローラ201から出力されるアドレス信号、デー
タ信号および書き込み制御信号の各タイミングを含む電
気的特性をデュアルポートRAM1の種類に応じて変更
するインタフェース手段2と、デュアルポートRAM1
に書き込まれたデータを所定のタイミングで読み出し、
書き込まれたデータの加工を行う制御手段3と、制御手
段3によって加工されたデータを表示または収集する表
示収集手段7,8とを備えることにより、上記目的は達
成される。請求項2に記載の発明は、請求項1に記載さ
れたデータバスモニタ装置において、コントローラ20
1がRAM203に書き込みを行う周期よりも短い周期
で、デュアルポートRAM1に書き込まれたデータを読
み出すように制御手段3を構成するものである。請求項
3に記載の発明は、請求項1または2に記載されたデー
タバスモニタ装置において、制御手段3によって加工さ
れたデータを解析する解析装置9を備えるものである。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれかに記
載されたデータバスモニタ装置において、デュアルポー
トRAM1の同一アドレスのデータを複数回連続して読
み出し、読み出したデータが所定回数連続して一致した
場合に限り、読み出したデータの加工を行うように制御
手段3を構成するものである。請求項5に記載の発明
は、請求項1〜4のいずれかに記載されたデータバスモ
ニタ装置において、デュアルポートRAM1の同一アド
レスに対して同時に読み書きが指示されると、制御手段
3に割り込み信号を送出する読み書き重複検出手段11
を備え、割り込み信号が入力されると、デュアルポート
RAM1の読み出しタイミングを遅らせるように制御手
段3を構成するものである。
【0012】
【作用】請求項1に記載の発明では、コントローラ20
1がRAM203にデータを書き込むのと略同タイミン
グで、RAM203の記憶容量以上の記憶容量を有する
デュアルポートRAM1に同一データを書き込む。ま
た、コントローラ201とデュアルポートRAM1との
間に介挿されるインタフェース手段2では、コントロー
ラ201から出力されるアドレス信号、データ信号およ
び書き込み制御信号の各タイミングを含む電気的特性を
デュアルポートRAM1の種類に応じて変更する。デュ
アルポートRAM1に書き込まれたデータは制御手段3
によって所定のタイミングで読み出されて加工され、加
工されたデータは表示収集手段7,8によって表示また
は収集される。請求項2に記載の発明の制御手段3は、
コントローラ201がRAM203に書き込みを行う周
期よりも短い周期で、デュアルポートRAM1に書き込
まれたデータを読み出す。請求項3に記載の発明では、
制御手段3によって加工されたデータを解析装置9によ
って解析する。請求項4に記載の発明の制御手段3は、
デュアルポートRAM1の同一アドレスのデータを複数
回連続して読み出し、読み出したデータが所定回数連続
して一致した場合に限り、読み出したデータの加工を行
う請求項5に記載の発明では、デュアルポートRAM1
の同一アドレスに同時に読み書きを行なおうとすると、
読み書き重複検出手段11は制御手段3に割り込み信号
を送出する。そして、制御手段3は、割り込み信号が入
力されると、デュアルポートRAM1の読み出しタイミ
ングを遅らせる。
【0013】なお、本発明の構成を説明する上記課題を
解決するための手段と作用の項では、本発明を分かり易
くするために実施例の図を用いたが、これにより本発明
が実施例に限定されるものではない。
【0014】
【実施例】図1は本発明によるデータバスモニタ装置1
00Aの一実施例のブロック図である。図1において、
1はECU内のCPU201(以下、ECU内CPUと
呼ぶ)がECU内のRAM203(以下、ECU内RA
Mと呼ぶ)に書き込むデータと同一のデータが書き込ま
れるデュアルポートRAMである。このデュアルポート
RAM1は、図2に示すように、ECU内RAM203
の記憶容量以上の記憶容量を有し、ECU内CPU20
1がECU内RAM203のどの領域にデータを書き込
んでも、漏れなくデュアルポートRAM1に書き込める
ようにしている。
【0015】2はECU内CPU201とデュアルポー
トRAM1との間に介挿されるECUインタフェース部
であり、ECU内CPU201から出力されるアドレス
信号、データ信号および書き込みイネーブル信号が入力
される。ECU内RAM203の書き込みタイミングと
デュアルポートRAM1の書き込みタイミングは一般に
異なるため、このECUインタフェース部2で書き込み
タイミングの変更を行なって、デュアルポートRAM1
に確実にデータを書き込めるようにする。
【0016】例えば、ECU内CPU201がECU内
RAM203に書き込むために出力するタイミングが図
3(a)で、デュアルポートRAM1に書き込むタイミ
ングが図3(b)の場合、図3(a)のタイミングでは
デュアルポートRAM1に正常にデータを書き込めない
ため、ECUインタフェース部2によっていったん図3
(b)のようにタイミングの変更を行なってからデュア
ルポートRAM1に書き込む。また、ECU内RAM2
03とデュアルポートRAM1との電圧レベルが異なる
場合には、電圧レベルの調整もECUインタフェース部
2で行なう。
【0017】図1に示す3はデュアルポートRAM1に
格納されているデータを読み出して、データの加工を行
なうCPU(以下、モニタ内CPUと呼ぶ)である。E
CU内RAM203に書き込まれるデータには、符号識
別ビットやエラー判別ビット等の付属情報が含まれてお
り、これら付属情報を含んだままで7segLED等に
データを表示しても、データの内容がわかりにくい。そ
こで、モニタ内CPU3では、デュアルポートRAM1
に格納されているデータの中から付属情報を抽出し、そ
の付属情報に基づいてデータの加工を行なう。また、E
CU内CPU201の種類により、ワード長以上のデー
タの書き込み形式が異なるため、モニタ内CPU3では
書き込み形式の統一も行なう。
【0018】4はモニタ内CPU3に接続されるタイマ
であり、このタイマ4によって所定時間が計測されるた
びに、モニタ内CPU3はデュアルポートRAM1の内
容を読み出す。なお、タイマ4をモニタ内CPU3と別
個に持たずに、モニタ内CPU3自身が内部に有するタ
イマを用いてもよい。
【0019】5はモニタ内CPU3の動作プログラム等
を格納するROM、6はモニタ内CPU3が加工したデ
ータを格納するRAM、7はモニタ内CPU3が加工し
たデータを表示する7segLED、8はモニタ内CP
U3が加工したデータをアナログデータに変換するD/
Aコンバータである。9はモニタ内CPU3が加工した
データを解析するパソコンであり、モニタ内CPU3と
パソコン9はPCインタフェース部10を介して接続さ
れる。このパソコン9は、データの波形表示、データの
分析およびデータの格納等を行なう。
【0020】また、図1のデータバスモニタ装置100
AはL1,L2,L3で示す3種類のバスラインを有
し、このうちバスラインL1はECU内CPU201の
動作タイミングに同期し、バスラインL2はデュアルポ
ートRAM1の動作タイミングに同期し、バスラインL
3はモニタ内CPU3の動作タイミングに同期してい
る。
【0021】以下、図1のように構成されたデータバス
モニタ装置100Aの第1の実施例の動作を説明する。
ECU内CPU201がECU内RAM203の任意の
アドレスにデータを書き込むと、ECU内CPU201
から出力されたアドレス信号、データ信号および各種制
御信号がECUインタフェース部2によってタイミング
変換され、ECU内RAM203に書き込むのとほぼ同
タイミングで、同一データがデュアルポートRAM1に
書き込まれる。
【0022】一方、モニタ内CPU3には一定時間ごと
にタイマ4から割り込みが入り、割り込みが入るたびに
モニタ内CPU3はデュアルポートRAM1に格納され
ているデータを読み出し、データの中から付属情報を抽
出してデータの加工を行なう。その際、タイマ割り込み
が入る時間間隔が、ECU内CPU201がECU内R
AM203のデータを書き換える時間間隔よりも長い場
合には、モニタ内CPU3はECU内RAM203に書
き込まれたすべてのデータをモニタできなくなるため、
タイマ割り込みをかける時間間隔をECU内CPU20
1がECU内RAM203のデータを書き換える時間間
隔よりも短くするのが望ましい。モニタ内CPU3によ
って加工されたデータは7segLED7やD/Aコン
バータ8に出力され、ECU内RAM203に書き込む
のとほぼ同タイミングで表示またはデータ収集される。
【0023】一方、パソコン9からデータ読み出し要求
があると、モニタ内CPU3はPCインタフェース10
を介してデータをパソコン9に送出して、パソコン9内
部で種々のデータ解析を行なう。なお、パソコン9にデ
ータを送出する際は、デュアルポートRAM1の内容を
直接送出しても、あるいはモニタ内CPU3がデータ加
工した後のデータを送出してもよい。
【0024】ところで、デュアルポートRAM1は、デ
ータを読み書きするためのポートを2種類有し、各ポー
トから同時にデータを読み書きできるという特徴を有す
る。ところが、各ポートから同一アドレスに対して同時
にデータの書き込みを行なうと、デュアルポートRAM
1の構造上、大量の電流が流れて内部素子が破壊等する
おそれがある。このため、ECU内CPU201に接続
される側のポートは書き込み専用とし、モニタ内CPU
3に接続される側のポートは読み出し専用とするのが望
ましい。
【0025】また、一方のポートからデータを読み出し
ている最中に他方のポートから同一アドレスに対してデ
ータを書き込むと、デュアルポートRAM1の構造上、
そのアドレスのデータが不定になるおそれがある。この
ため、先にデュアルポートRAM1にアクセスしたポー
トに優先権を与え、後からアクセスしたポートにウェイ
トをかけたり、書き込みを禁止するバス裁定機能を備え
たデュアルポートRAM1も製品化されている。しか
し、ウェイトをかけるとその分だけ余計にデータを読み
書きする時間がかかり、モニタ内CPU3が行なうデー
タ加工処理にも時間がかかってしまう。このため、本実
施例のモニタ内CPU3は、以下に示す図4のフローチ
ャートに基づいて、デュアルポートRAM1のデータ読
み出しを行なう。なお、モニタ内CPU3はタイマ4か
ら割り込みが入るたびに図4の処理を行なう。
【0026】図4のステップS1では、デュアルポート
RAM1からデータを読み出し、そのデータを内部レジ
スタRに格納する。ステップS2では、モニタ内RAM
6のアドレスA番地に内部レジスタRのデータを格納す
る。ステップS3では、変数nを「1」に初期化する。
この変数nは、後述するステップS6の判定処理を何回
繰り返したかを計測するためのものである。
【0027】ステップS4では、ステップS1と同様
に、デュアルポートRAM1からデータを読み出し、内
部レジスタRに格納する。ステップS5では、変数nを
「1」加算する。ステップS6では、内部レジスタRの
値とモニタ内RAM6のアドレスA番地に格納されてい
るデータとが一致するか否かを判定する。判定が肯定さ
れると処理を終了し、判定が否定されるとステップS7
に進む。ステップS7では、変数nの値がnmax以上か
否かを判定する。判定が肯定されるとステップS8に進
んでエラー処理を行ない、判定が否定されるとステップ
9に進む。なお、エラー処理としては、例えばデュアル
ポートRAM1の内容を正しく読み込めなかった等の警
告表示や、ECU内RAM203のモニタ中止処理等を
行なう。ステップS9では、ステップS2と同様にモニ
タ内RAM6のアドレスA番地にレジスタRのデータを
格納してステップS4に戻る。
【0028】このように、第1の実施例のモニタ内CP
U3は、デュアルポートRAM1の内容を最低2回読み
出し、読み出したデータが2回連続して一致すれば、正
しく読み出せたと判断し、読み込んだデータを用いてデ
ータ加工処理を行なう。一方、nmax回連続して読み出
しても毎回データ値が異なる場合には、データの加工処
理を中止してエラー処理を行なう。すなわち、図4の処
理によれば、デュアルポートRAM1のデータを読み出
す際にウェイトかけずに済むため、データを迅速に読み
出すことができる。また、デュアルポートRAM1から
読み出したデータが複数回連続して一致した場合のみデ
ータ加工処理を行なうようにしたため、誤ったデータを
用いてデータ加工処理を行なうことはなく、信頼性が向
上する。
【0029】以上に説明した第1の実施例によれば、E
CU内RAM203の記憶容量以上の記憶容量を有する
デュアルポートRAM1をデータバスモニタ装置内に備
え、ECU内CPU201がECU内RAM203に書
き込んだデータのすべてを、ほぼリアルタイムにデュア
ルポートRAM1に書き込むようにしたため、ECU内
RAM203のどの領域に書き込んだデータでも漏れな
くモニタできる。したがって、再現性が大変に低い障害
等も確実に検出できる。また、データ解析処理をすべて
デジタルで行なうため、ノイズの影響を受けにくくな
る。
【0030】さらに、アドレスデコーダやラッチ等を複
数設ける必要もないため、従来のデータバスモニタ装置
に比べ、大幅に回路規模を小型化できる。したがって、
実装スペースが厳しく制限される車載用には特に利用価
値がある。また、ECU内CPU201とデュアルポー
トRAM1の間にECUインタフェース部2を設けたた
め、ECU内RAM203とデュアルポートRAM1の
書き込みタイミングや電圧レベル等が異なっていても、
ECU内RAM1への書き込みデータを確実にデュアル
ポートRAM1に書き込める。
【0031】また、例えばECU内CPU201が人間
の目で確認できないほど高速にECU内RAM203の
データを書き換える場合には、ECUインタフェース部
2によって人間の目で確認できる程度の速度にタイミン
グ変換できるため、7segLED7等によってECU
内RAM203の変化の様子を詳細に観察できる。ま
た、検査対象となるECU内CPU201およびECU
内RAM203の種類を変更する場合には、ECUイン
タフェース部2の構成のみを変更すれば済むため、多種
類の高機能ECUのデータ解析が可能となる。
【0032】さらに、ECU内CPU201の動作に影
響を与えることなく、ECU内RAM203に書き込ん
だデータをデュアルポートRAM1に書き込めるため、
ECU内CPUの動作プログラムを変更せずに済む。ま
た、ECU内CPU201がECU内RAM203に書
き込んだデータを詳細に解析する必要がある場合には、
そのデータをPCインタフェース部10を介してパソコ
ン9に伝送できるため、パソコン9のディスプレイに波
形を表示したり、パソコン9で複雑高度なデータ解析を
行なったり、またパソコン9のハードディスクにデータ
を格納したりできる。
【0033】−第2の実施例− 以下に説明する第2の実施例は、デュアルポートRAM
1が有する2つのポートから同一アドレスに同時に読み
書きを行なったことをハードウェアによって検出するも
のである。
【0034】図5はデータバスモニタ装置100Bの第
2の実施例のブロック図である。第2の実施例のデータ
バスモニタ装置100Bは、ECUインタフェース部2
とモニタ内CPU3との間に新たに読み書き重複判定部
11が設けられる点を除いて、図1の構成と共通する。
【0035】図6は読み書き重複判定部11の詳細を示
す回路図である。図示のように、読み書き重複判定部1
1は、アドレス一致信号出力部12、Dフリップフロッ
プ13(以下、DF/Fと呼ぶ)、アドレスセレクタ1
4、バッファ15およびORゲート16からなる。この
うち、アドレス一致信号出力部12は、デュアルポート
RAM1の2つのポートに同一のアドレス値が入力され
るとローレベルの信号を出力する。DF/F13のクロ
ック端子CLKには、ECUインタフェース部2から出
力された書き込みイネーブル信号NWEが入力される。
また、DF/F13のD端子は、アドレス一致信号出力
部12の出力がローレベルでかつモニタ内CPU3から
出力されたリードイネーブル信号NRDがローレベルの
ときにローレベルに変化する。DF/F13のQ端子か
ら出力される割り込み信号NDAR信号はモニタ内CP
U3の割り込み端子に接続されており、この割り込み信
号NDAR信号がローレベルになるとモニタ内CPU3
に割り込みが入る。
【0036】アドレスセレクタ14は、モニタ内CPU
3の主記憶上にマッピングされており、モニタ内CPU
3がマッピングされたアドレスを出力すると、アドレス
セレクタ14はローレベルの信号を出力する。アドレス
セレクタ14がローレベルの信号を出力すると、バッフ
ァ15がイネーブル状態となり、DF/F13のNQ端
子から出力されるDAR信号がモニタ内CPU3のデー
タ入力端子に入力される。
【0037】図7はモニタ内CPU3に割り込みが入っ
ていない場合(NDAR=ハイレベル)のモニタ内CP
U3の動作を示すフローチャート、図8はモニタ内CP
U3に割り込みが入った場合(NDAR=ローレベル)
の動作を示すフローチャートであり、これらのフローチ
ャートに基づいて第2の実施例の動作を説明する。な
お、モニタ内CPU3は、割り込みが入ると即座に図8
の割り込み処理を行なうのに対し、割り込みが入ってい
ないときは、タイマ割り込みによって定まる所定時間ご
とに図7の処理を行なう。
【0038】図7のステップS101では、変数mを
「1」に初期化する。この変数mは、図8の割り込み処
理を連続して行なった回数を計測する。すなわち、図8
の割り込み処理を行なった後、図7の処理を行なえば、
いったん変数mは「1」に初期化される。図7のステッ
プS102では、デュアルポートRAM1のデータを読
み出して内部レジスタRに格納する。その後、モニタ内
CPU3はデータの加工処理を行なう。一方、モニタ内
CPU3に割り込み信号が入力されると、モニタ内CP
U3は図8の割り込み処理を開始する。
【0039】まず、ステップS201では、いったん割
り込み信号NDAR信号による割り込みをマスクする。
すなわち、再度割り込みが入っても、その割り込みを受
け付けないようにする。ステップS202では、本当に
同一アドレスに同時に読み書きを行なうのか否かを確認
する。この確認のため、モニタ内CPU3は主記憶にマ
ッピングされているアドレスセレクタ14のアドレスを
出力して図6に示すアドレスセレクタ14の出力をロー
レベルにした状態で、バッファ15を介してDAR信号
の信号レベルを検出する。そして、DAR信号がハイレ
ベルであれば、同一アドレスに同時に読み書きを行なう
ものと判断する。
【0040】このステップS202の処理は、何らかの
理由で誤って割り込みが入った場合の保護処理であり、
誤動作のおそれが少なければ省略しても構わない。ステ
ップS203では、変数mを「1」加算する。ステップ
S204では、変数mがmmax以上か否かを判定する。
判定が肯定されるとステップS205に進み、エラー処
理を行なう。一方、ステップS204の判定が否定され
るとステップS206に進み、割り込み入力を受け付け
可能にしてリターンする。
【0041】以上に説明した第2の実施例の動作をまと
めると、ECU内インタフェース部2とモニタ内CPU
3の間に読み書き重複判定部11を設け、デュアルポー
トRAM1の同一アドレスに同時に読み書きを指示する
と、モニタ内CPU3に割り込みをかけるようにする。
モニタ内CPU3は、割り込みが入るとデュアルポート
RAM1の読み出し処理にウェイトをかける。また、モ
ニタ内CPU3では、連続して割り込みがかかった回数
を計測し、その回数が所定回数を超えれば、異常が起こ
ったと判断してデータの加工処理を中止する。
【0042】このように、第2の実施例は、デュアルポ
ートRAM1の同一アドレスに同時に読み書きが指示さ
れたか否かをハードウェアによって判断するようにした
ため、その判断を迅速かつ正確に行なうことができる。
【0043】−第3の実施例− 第3の実施例は第2の実施例の変形例であり、第2の実
施例の読み書き重複判定部11の回路構成を第2の実施
例に比べて簡易化したものである。図9は第3の実施例
の読み書き重複判定部11Aの回路図である。図示のよ
うに、読み書き重複判定部11Aは、アドレス一致信号
判定部12とORゲート16によって構成される。
【0044】図9において、デュアルポートRAM1の
同一アドレスに同時に読み書きを指示すると、アドレス
一致信号判定部12からローレベルの信号が出力され
る。このとき、ECUインタフェース部2がローレベル
のライトイネーブル信号NWEを出力すると、ORゲー
ト16の出力であるNDAR信号はローレベルになる。
このNDAR信号はモニタ内CPU3のウェイト端子に
入力され、この信号がローレベルの期間は、モニタ内C
PU3はデュアルポートRAM1の読み出しを停止す
る。
【0045】このように、第3の実施例はDF/F13
とアドレスセレクタ14がない分だけ第2の実施例より
も回路構成が簡略化している。しかし、デュアルポート
RAM1の同一アドレスに同時に読み書きが指示される
と、デュアルポートRAM1の読み出しを一時停止する
点では共通しており、第2の実施例と同様の処理を行な
える。ただし、ウェイト信号NDARが誤って入力され
ても確認のしようがないため、ノイズの多い箇所等で動
作させる場合等は、第2の実施例の方が望ましい。な
お、第3の実施例では、モニタ内CPU3が読み出し処
理に入った直後にECU内CPU201が書き込み処理
に入ると、読み出し処理をウェイトさせることができな
くなる場合があるため、このような場合には、図4の処
理と同様にデュアルポートRAM1の内容を複数回読み
出すようにすればよい。
【0046】上記各実施例のECUインタフェース部2
では、各信号のタイミングと電圧レベルの変更を行なう
例を説明したが、電圧振幅の変更等の他の電気的特性を
変更するようにしてもよい。上記第1の実施例では図4
の処理によって、また第2,3の実施例ではそれぞれ図
6,9の回路によって、デュアルポートRAM1の同一
アドレスに同時に読み書きを行なわないようにしている
が、バス裁定機能を有するデュアルポートRAMを使用
してもよい。
【0047】このように構成した実施例にあっては、E
CUインタフェース部2がインタフェース手段に、CP
U3が制御手段に、7segLED7およびD/Aコン
バータ8が表示収集手段に、パソコン9が解析装置に、
読み書き重複判定部11が読み書き重複検出手段に、そ
れぞれ対応する。
【0048】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、コントローラがRAMに書き込んだすべてのデー
タをデュアルポートRAMに格納するようにしたため、
コントローラが複雑かつ高度な演算を行なっても、コン
トローラの演算結果を詳細に分析できる。また、コント
ローラから出力された各種信号のタイミング等の電気的
特性を、インタフェース部によってデュアルポートRA
Mの種類に応じて変更するようにしたため、電気特性の
異なる多種類のコントローラのデータ分析を行なうこと
ができ、汎用性に優れる。また、請求項2に記載の発明
によれば、コントローラがRAMにデータを書き込む周
期よりも短い周期でデュアルポートRAMの内容を読み
出すようにしたため、コントローラがRAMに書き込ん
だすべてのデータを漏れなく読み出すことができる。し
たがって、コントローラの演算結果を詳細に分析でき
る。また、請求項3に記載の発明によれば、制御手段に
よって加工されたデータを解析装置によって分析するよ
うにしたため、波形表示や複雑高度なデータ分析等が可
能となる。また、請求項4に記載の発明によれば、デュ
アルポートRAMは構造上、同一アドレスのデータを同
時に読み書きすると、読み出しデータが不定になるおそ
れがあるため、デュアルポートRAMの内容を読み出す
際には、同一アドレスのデータを複数回連続して読み出
し、読み出したデータが所定回数連続して一致する場合
のみデータの加工を行なうようにしている。したがっ
て、デュアルポートRAMの同一アドレスを同時に読み
書きしても、誤ったデータを読み出すことはない。ま
た、請求項5に記載の発明によれば、デュアルポートR
AMの同一アドレスに同時に読み書きしようとすると、
制御手段に割り込み信号を入力して読み出しタイミング
を遅らせるようにしたため、同一アドレスを同時に読み
書きをするおそれがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるデータバスモニタ装置の第1の実
施例のブロック図。
【図2】ECU内CPUとモニタ内CPUの主記憶のマ
ッピングを示す図。
【図3】ECU内RAMとデュアルポートRAMの書き
込みタイミングを示す図。
【図4】第1の実施例のデュアルポートRAMの読み出
し処理を示すフローチャート。
【図5】本発明によるデータバスモニタ装置の第2の実
施例のブロック図。
【図6】読み書き重複判定部の第2の実施例の回路図。
【図7】割り込みが入らない場合のデュアルポートRA
Mの読み出し処理を示すフローチャート。
【図8】割り込みが入った場合のデュアルポートRAM
の読み出し処理を示すフローチャート。
【図9】読み書き重複判定部の第3の実施例の回路図。
【図10】従来のデータバスモニタ装置のブロック図。
【符号の説明】
1 デュアルポートRAM 2 ECUインタフェース部 3 CPU 4 タイマ 5 ROM 6 RAM 7 7segLED 8 D/Aコンバータ 9 パソコン 10 PCインタフェース部 100A データバスモニタ装置 200 ECU

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検査対象となるコントローラがRAMに
    書き込んだデータをモニタして該コントローラの動作を
    解析するデータバスモニタ装置において、 前記RAMの記憶容量以上の記憶容量を有し、前記コン
    トローラが前記RAMにデータを書き込むと、略同タイ
    ミングで前記データを書き込むデュアルポートRAM
    と、 前記コントローラと前記デュアルポートRAMとの間に
    介挿され、前記コントローラから出力されるアドレス信
    号、データ信号および書き込み制御信号の各タイミング
    を含む電気的特性を前記デュアルポートRAMの種類に
    応じて変更するインタフェース手段と、 前記デュアルポートRAMに書き込まれたデータを所定
    のタイミングで読み出し、前記書き込まれたデータの加
    工を行う制御手段と、 前記制御手段によって加工されたデータを表示または収
    集する表示収集手段とを備えることを特徴とするデータ
    バスモニタ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載されたデータバスモニタ
    装置において、 前記制御手段は、前記コントローラが前記RAMに書き
    込みを行う周期よりも短い周期で、前記デュアルポート
    RAMに書き込まれたデータを読み出すことを特徴とす
    るデータバスモニタ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載されたデータバ
    スモニタ装置において、 前記制御手段によって加工されたデータを解析する解析
    装置を備えることを特徴とするデータバスモニタ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載されたデ
    ータバスモニタ装置において、 前記制御手段は、前記デュアルポートRAMの同一アド
    レスのデータを複数回連続して読み出し、読み出したデ
    ータが所定回数連続して一致した場合に限り、前記読み
    出したデータの加工を行うことを特徴とするデータバス
    モニタ装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載されたデ
    ータバスモニタ装置において、 前記デュアルポートRAMの同一アドレスに対して同時
    に読み書きが指示されると、前記制御手段に割り込み信
    号を送出する読み書き重複検出手段を備え、 前記制御手段は、前記割り込み信号が入力されると、前
    記デュアルポートRAMの読み出しタイミングを遅らせ
    ることを特徴とするデータバスモニタ装置。
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