JPH0883083A - 車室内騒音低減装置 - Google Patents

車室内騒音低減装置

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Publication number
JPH0883083A
JPH0883083A JP6220303A JP22030394A JPH0883083A JP H0883083 A JPH0883083 A JP H0883083A JP 6220303 A JP6220303 A JP 6220303A JP 22030394 A JP22030394 A JP 22030394A JP H0883083 A JPH0883083 A JP H0883083A
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JP
Japan
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noise
filter
speaker
signal
source
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Pending
Application number
JP6220303A
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English (en)
Inventor
Manpei Tamamura
万平 玉村
Eiji Shibata
英司 柴田
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Subaru Corp
Original Assignee
Fuji Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
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Priority to JP6220303A priority Critical patent/JPH0883083A/ja
Publication of JPH0883083A publication Critical patent/JPH0883083A/ja
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
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  • Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 回路構成、回路設計の複雑化やコストアップ
を抑え複数の騒音源からの車室内騒音を効率良く相殺す
ることができる車室内騒音低減装置を提供する。 【構成】 ロードノイズに関し車室内後側のスピーカ1
2bからの出力は左右後輪に関連したプライマリソース
PRRR,PRRL を、車室内前側のスピーカ12aからの出
力は左右前輪に関連したプライマリソースPRFR,PRFL
を用い、プライマリソースPRRR,PRRL は適応フィルタ
14i,14jで合成しスピーカ12bから出力しプラ
イマリソースPRFR,PRFL は適応フィルタ14b,14
cで合成しスピーカ12aから出力する。後座席と前座
席の騒音低減状態はマイクチャンネル13b,13aで
検出し、このエラー信号と各プライマリソースPRRR,P
RRL,PRFR,PRFL に基づき各LMS演算回路15i,1
5j,15b,15cで各適応フィルタ14i,14
j,14b,14cの各フィルタ係数の更新を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の騒音源から伝播
された車室内騒音を、相殺音と干渉させて低減させる車
室内騒音低減装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、複数の騒音源から伝播された車室
内騒音を、相殺音と干渉させて低減させる様々な技術が
提案されており、例えば特開平3−203792号公報
では、複数の騒音源から伝播された車室内騒音に対し
て、LMS(Least Mean Square )アルゴリズム
(適応フィルタのフィルタ係数を求める計算式を簡略化
するため、フィルタの修正式が再帰式であることを利用
し、平均自乗誤差で近似して求める理論)を多チャンネ
ルに拡大したMEFX−LMS(Multiple ErrorFil
tered X−LMS)アルゴリズムを利用して相殺音を発
するようにした技術が示されている。
【0003】この技術によれば、例えば図5に示すよう
に、車室内騒音低減装置1は、エンジン関連の振動騒音
と、複数のロードノイズ(右側前輪、左側前輪、右側後
輪、左側後輪から発せられる振動騒音)とからなる車室
内騒音を、2個のスピーカ2a,2b、2か所の受聴点
に設けられた2個のマイク(あるいは2チャンネルのマ
イク)3a,3bにより低減する場合、まず、各騒音源
から各振動騒音と相関の高い信号を騒音源信号(プライ
マリソース;エンジン関連の振動騒音に対するプライマ
リソースPE,右側前輪からの振動騒音に対するプライマ
リソースPRFR,左側前輪からの振動騒音に対するプライ
マリソースPRFL,右側後輪からの振動騒音に対するプラ
イマリソースPRRR,左側後輪からの振動騒音に対するプ
ライマリソースPRRL)として検出する。
【0004】上記プライマリソースPE は、フィルタ係
数WEFを有する適応フィルタ4aに入力され、上記スピ
ーカ2aから相殺音として出力され、上記各受聴点にお
いて騒音低減状態がマイク3a,3bにより誤差信号
(エラー信号)として検出され、LMS演算回路5aに
入力される。一方、上記プライマリソースPE は、上記
スピーカ2aから上記各マイク3a,3b間の伝達特性
C11,C21を補償する回路(CLM回路)6a,6bを介
し、上記LMS演算回路5aに入力される。
【0005】そして、上記LMS演算回路5aにおい
て、上記マイク3a,3bからのエラー信号と上記CLM
回路6a,6bからの信号に基づきLMSアルゴリズム
により上記適応フィルタ4aのフィルタ係数WEFを更新
して各受聴点における騒音低減を最適な値とするように
なっている。
【0006】また、上記他のプライマリソースPRFR,P
RFL,PRRR,PRRL も同様に、それぞれフィルタ係数WRF
RFを有する適応フィルタ4b,フィルタ係数WRFLFを有
する適応フィルタ4c,フィルタ係数WRRRFを有する適
応フィルタ4d,フィルタ係数WRRLFを有する適応フィ
ルタ4eに入力され、上記スピーカ2aから相殺音とし
て出力され、上記各受聴点において騒音低減状態がマイ
ク3a,3bによりエラー信号として検出され、LMS
演算回路5b,5c,5d,5eに入力される一方、上
記各プライマリソースPRFR,PRFL,PRRR,PRRL は、上
記CLM回路6a,6bを介し、上記各LMS演算回路5
b,5c,5d,5eに入力され、LMSアルゴリズム
により上記各適応フィルタ4b,4c,4d,4eのそ
れぞれのフィルタ係数WRFRF,WRFLF,WRRRF,WRRLF
を更新して各受聴点における騒音低減を最適な値とする
ようになっている。
【0007】さらに、上記各プライマリソースPE,PRF
R,PRFL,PRRR,PRRL は、それぞれフィルタ係数WERを
有する適応フィルタ4f,フィルタ係数WRFRRを有する
適応フィルタ4g,フィルタ係数WRFLRを有する適応フ
ィルタ4h,フィルタ係数WRRRRを有する適応フィルタ
4i,フィルタ係数WRRLRを有する適応フィルタ4jに
入力され、前記スピーカ2bから相殺音として出力さ
れ、上記各受聴点において騒音低減状態がマイク3a,
3bによりエラー信号として検出され、LMS演算回路
5f,5g,5h,5i,5jに入力される一方、上記
各プライマリソースPE,PRFR,PRFL,PRRR,PRRL は、
上記スピーカ2bから上記各マイク3a,3b間の伝達
特性C12,C22を補償する回路(CLM回路)6c,6d
を介し、上記各LMS演算回路5f,5g,5h,5
i,5jに入力され、LMSアルゴリズムにより上記各
適応フィルタ4f,4g,4h,4i,4jのそれぞれ
のフィルタ係数WER,WRFRR,WRFLR,WRRRR,WRRLR
を更新して各受聴点における騒音低減を最適な値とする
ようになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように、上述のM
EFX−LMSアルゴリズムを利用して複数の騒音源か
ら伝播された車室内騒音を相殺音と干渉させて低減させ
る技術では、複数の騒音源ごとにプライマリソースを得
て、これらプライマリソースごとに複数チャンネルのM
EFX−LMSアルゴリズムを実行する構成となってい
るため、適応フィルタの数、LMS演算回路の数も大幅
に増加するとともに、車室内騒音低減装置で行われる演
算量も大幅に増加してしまい、車室内騒音低減装置の回
路構成、回路設計がより複雑となり、また、コストアッ
プを招くといった問題がある。
【0009】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、回路構成、回路設計の複雑化やコストアップを抑
え、複数の騒音源から伝播された車室内騒音を効率良く
相殺することのできる車室内騒音低減装置を提供するこ
とを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明による車室内騒音低減装置は、車室内の複数の受
聴点における複数の騒音源からの騒音を複数の音源から
発した相殺音により低減させる車室内騒音低減装置にお
いて、上記各受聴点での騒音低減状態をそれぞれ誤差信
号として検出する複数の誤差信号検出手段と、上記各騒
音源ごとの各騒音源信号を検出処理する騒音源信号検出
処理手段と、上記各騒音源の位置と上記各音源の位置と
に応じて入力する騒音源信号と出力する音源とを特定
し、上記特定した騒音源信号を適応フィルタにより合成
して上記特定した音源に出力する複数のキャンセル信号
合成手段と、上記各適応フィルタごとに設けられ、上記
各誤差信号と上記適応フィルタに入力される騒音源信号
とに基づきそれぞれのフィルタ係数の係数更新量を算出
してフィルタ係数を更新するフィルタ係数更新手段とを
備えたものである。
【0011】
【作 用】上記構成において、エンジン振動騒音と複数
のロードノイズなどの複数の騒音源からの騒音が車室内
の複数の受聴点に達している状態において、ある受聴点
では、ある特定の騒音源からの騒音が主となっており、
他の受聴点では、他の特定の騒音源からの騒音が主とな
っている。また、上記ある受聴点には、ある特定の音源
から発した音が主として伝播し、上記他の受聴点には、
他の特定の音源から発した音が主として伝播する。この
ため、上記ある受聴点での騒音低減は、騒音源信号検出
処理手段で、上記ある特定の騒音源の騒音源信号が検出
され所定に処理され、ある特定のキャンセル信号合成手
段で、ある特定の適応フィルタにより合成して、上記あ
る特定の音源に出力され、この音源から上記ある受聴点
での騒音に対する相殺音として出力される。そして、上
記ある受聴点と上記他の受聴点における騒音低減状態
は、これら受聴点に設けられている各誤差信号検出手段
で、それぞれ誤差信号として検出されて、上記キャンセ
ル信号合成手段に対応して設けられているフィルタ係数
更新手段で、上記各誤差信号と上記適応フィルタに入力
された騒音源信号とに基づきフィルタ係数の係数更新量
を算出してフィルタ係数が更新される。同様に、上記他
の受聴点での騒音低減も、騒音源信号検出処理手段、他
の特定のキャンセル信号合成手段、他の特定の音源、上
記各誤差信号検出手段、上記他の特定のキャンセル信号
合成手段に対応して設けられているフィルタ係数更新手
段によりそれぞれ行われる。
【0012】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。図1〜図4は本発明の一実施例を示し、図1は車
室内騒音低減装置のシステム概略図、図2は入力信号変
換回路の説明図、図3はエンジン振動騒音からプライマ
リソースの生成を行う回路部の説明図、図4は各構成部
品の配置を示す説明図である。
【0013】尚、本実施例による車室内騒音低減装置
は、エンジン関連の振動騒音と、複数のロードノイズ
(右側前輪、左側前輪、右側後輪、左側後輪から発せら
れる振動騒音)とからなる車室内騒音を、2個のスピー
カと、2チャンネルのマイクにより低減する消音システ
ムとして構成されている。
【0014】これらの図において、符号20は4サイク
ルエンジンを示し、このエンジン20の図示しないイグ
ニッションコイルへのイグニッションパルス信号(Ig
パルス信号)は、エンジンコントロールユニット(EC
U)20aから車室内騒音低減装置の入力信号変換回路
21に対しても入力される。
【0015】また、右側前輪のサスペンションブッシュ
に設けられた振動センサ22a,左側前輪のサスペンシ
ョンブッシュに設けられた振動センサ22b,右側後輪
のサスペンションブッシュに設けられた振動センサ22
c,左側後輪のサスペンションブッシュに設けられた振
動センサ22dからの信号も、それぞれ上記入力信号変
換回路21に入力される。
【0016】上記入力信号変換回路21は、図2に示す
ように、エンジン関連の振動騒音に対する騒音源信号
(プライマリソースPE )を生成するPE 生成部31
と、右側前輪のロードノイズに対する騒音源信号(プラ
イマリソースPRFR)を生成するPRFR 生成部32と、左
側前輪のロードノイズに対する騒音源信号(プライマリ
ソースPRFL)を生成するPRFL 生成部33と、右側後輪
のロードノイズに対する騒音源信号(プライマリソース
PRRR)を生成するPRRR 生成部34と、左側後輪のロー
ドノイズに対する騒音源信号(プライマリソースPRRL)
を生成するPRRL 生成部35とから主に構成されてい
る。
【0017】上記PE 生成部31は、図3に示すよう
に、波形成形回路31aと間引回路3bとで構成されて
おり、このPE 生成部31に入力された上記Ig パルス
信号は、エンジン回転に同期してエンジン2回転で1パ
ルスで、エンジン回転の0.5×n(n:整数)次成分
の周波数からなる信号に成形・間引されて、プライマリ
ソースPE として、キャンセル信号合成手段としての適
応フィルタ14a,14fおよびスピーカ/マイク間伝
達特性補償回路(以下「CLM0 回路」と略称)16a,
16b,16c,16dに出力される。
【0018】これは、4サイクルエンジン関連の振動騒
音は、エンジン1が2回転(720℃A)で吸入・圧縮
・爆発・排気の4行程を完了するために、エンジン2回
転を1周期とする振動騒音となっており、周波数領域で
はエンジン回転の0.5次成分を基本波とし、その高次
成分が主体となったスペクトルとなっている(0.5×
n(n:整数)次成分により構成されている)ためであ
る。従って、Ig パルス信号を前述のように成形・加工
することにより、消音したい振動騒音と極めて相関の高
いプライマリソースPE を得ることができる。
【0019】また、上記各PRFR 生成部32,PRFL 生
成部33,PRRR 生成部34,PRRL 生成部35は、そ
れぞれ入力された振動センサ22a,22b,22c,
22dからの信号から消音対象周波数域の成分を抽出し
てA/D変換器等を介して出力する回路となっている。
【0020】ここで、上記PRFR 生成部32からのプラ
イマリソースPRFR は、キャンセル信号合成手段として
の適応フィルタ14bおよびCLM0 回路16a,16b
に出力され、上記PRFL 生成部33からのプライマリソ
ースPRFL は、キャンセル信号合成手段としての適応フ
ィルタ14cおよびCLM0 回路16a,16bに出力さ
れ、上記PRRR 生成部34からのプライマリソースPRR
R は、キャンセル信号合成手段としての適応フィルタ1
4iおよびCLM0 回路16c,16dに出力され、上記
PRRL 生成部35からのプライマリソースPRRL は、キ
ャンセル信号合成手段としての適応フィルタ14jおよ
びCLM0 回路16c,16dに出力されるように構成さ
れている。
【0021】すなわち、本実施例での騒音源信号検出処
理手段は、上記ECU20a,上記振動センサ22a,
22b,22c,22dおよび上記入力信号変換回路2
1により構成されている。
【0022】また、上記適応フィルタ14aは、フィル
タ係数更新手段としてのLMS演算回路15aにより更
新可能なフィルタ係数WEFを有するFIR(Finite I
mpulse Response )フィルタであり、所定のタップ数
(例えば、512タップ)に形成されている。この適応
フィルタ14aに入力された上記プライマリソースPE
は、上記フィルタ係数WEFと畳み込み積和され、キャン
セル信号として、図示しないD/A変換器,フィルタ回
路およびアンプ回路等を介して、音源としてのスピーカ
12aから相殺音を発生するようになっている。
【0023】同様に、上記適応フィルタ14bは、フィ
ルタ係数更新手段としてのLMS演算回路15bにより
更新可能なフィルタ係数WRFRFを有するFIRフィルタ
で、上記適応フィルタ14cは、フィルタ係数更新手段
としてのLMS演算回路15cにより更新可能なフィル
タ係数WRFLFを有するFIRフィルタであり、それぞれ
所定のタップ数(例えば、512タップ)に形成されて
いる。上記適応フィルタ14b,14cに入力された上
記各プライマリソースPRFR,PRFL は、それぞれ上記フ
ィルタ係数WRFRF,WRFLFと畳み込み積和され、キャン
セル信号として、図示しないD/A変換器,フィルタ回
路およびアンプ回路等を介して、音源としてのスピーカ
12aから相殺音を発生するようになっている。
【0024】さらに、上記適応フィルタ14fは、フィ
ルタ係数更新手段としてのLMS演算回路15fにより
更新可能なフィルタ係数WERを有するFIRフィルタ
で、上記適応フィルタ14iは、フィルタ係数更新手段
としてのLMS演算回路15iにより更新可能なフィル
タ係数WRRRRを有するFIRフィルタで、上記適応フィ
ルタ14jは、フィルタ係数更新手段としてのLMS演
算回路15jにより更新可能なフィルタ係数WRRLRを有
するFIRフィルタであり、それぞれ所定のタップ数
(例えば、512タップ)に形成され、上記適応フィル
タ14f,14i,14jに入力された上記各プライマ
リソースPE,PRRR,PRRL は、それぞれ上記フィルタ係
数WER,WRRRR,WRRLRと畳み込み積和され、キャンセ
ル信号として、図示しないD/A変換器,フィルタ回路
およびアンプ回路等を介して、音源としてのスピーカ1
2bから相殺音を発生するようになっている。
【0025】上記スピーカ12a,12bおよび誤差信
号検出手段としてのマイクチャンネル13a,13b
は、図4に示すように、スピーカ12aが車室内前側,
スピーカ12bが車室内後側,2つのマイクにより構成
されるマイクチャンネル13aが車室内前座席用とし
て、同じく2つのマイクにより構成されるマイクチャン
ネル13bが車室内後座席用としてそれぞれ設けられて
いる。
【0026】上記マイクチャンネル13a,13bにて
検出された騒音低減状態を示す誤差信号(相殺音とエン
ジン関連の振動騒音との干渉の結果を示す信号;エラー
信号)は、図示しないアンプ回路、フィルタ回路および
A/D変換器を介して上記各LMS演算回路15a,1
5b,15c,15f,15i,15jに入力されるよ
うになっている。
【0027】一方、前記CLM0 回路16aには、予め上
記スピーカ12aから上記マイクチャンネル13aまで
のスピーカ/マイク間伝達特性C11が有限のインパルス
レスポンスで近似して(補償係数C110 として)設定さ
れ、前記CLM0 回路16bには、予め上記スピーカ12
aから上記マイクチャンネル13bまでのスピーカ/マ
イク間伝達特性C21が有限のインパルスレスポンスで近
似して(補償係数C210 として)設定され、前記CLM0
回路16cには、予め上記スピーカ12bから上記マイ
クチャンネル13aまでのスピーカ/マイク間伝達特性
C12が有限のインパルスレスポンスで近似して(補償係
数C120 として)設定され、前記CLM0回路16dに
は、予め上記スピーカ12bから上記マイクチャンネル
13bまでのスピーカ/マイク間伝達特性C22が有限の
インパルスレスポンスで近似して(補償係数C220 とし
て)設定されている。
【0028】そして、上記プライマリソースPE が上記
CLM0 回路16a,16bに入力されると、上記補償係
数C110 ,C210 と畳み込み積和し補償して、上記LM
S演算回路15aに信号を出力し、上記プライマリソー
スPRFR が上記CLM0 回路16a,16bに入力される
と、上記補償係数C110 ,C210 と畳み込み積和し補償
して、上記LMS演算回路15bに信号を出力し,上記
プライマリソースPRFL が上記CLM0 回路16a,16
bに入力されると、上記補償係数C110 ,C210 と畳み
込み積和し補償して、上記LMS演算回路15cに信号
を出力するようになっている。
【0029】また、上記プライマリソースPE が上記C
LM0 回路16c,16dに入力されると、上記補償係数
C120 ,C220 と畳み込み積和し補償して、上記LMS
演算回路15fに信号を出力し、上記プライマリソース
PRRR が上記CLM0 回路16c,16dに入力される
と、上記補償係数C120 ,C220 と畳み込み積和し補償
して、上記LMS演算回路15iに信号を出力し,上記
プライマリソースPRRLが上記CLM0 回路16c,16
dに入力されると、上記補償係数C120 ,C220と畳み
込み積和し補償して、上記LMS演算回路15jに信号
を出力するようになっている。
【0030】また、上記LMS演算回路15aでは、上
記CLM0 回路16a,16bで補償されたプライマリソ
ースPE と、上記各マイクチャンネル13a,13bか
らのエラー信号とから、周知のLMSアルゴリズムによ
り前記適応フィルタ14aのフィルタ係数WEFの修正量
を求め、フィルタ係数WEFを更新する。ここで、更新後
のi番目のフィルタ係数をWEFi(n+1),更新するi番目
のフィルタ係数をWEFi(n),ステップサイズをμ,上記
LMS演算回路15aに入力されるエラー信号をE(n)
,上記補償係数CLM0 のi番目の係数をCLiM0,プラ
イマリソースPEのi個前の値をx(n-1) とすると、 WEFi(n+1)=WEFi(n)−μΣE(n) ・ΣCMiN0・x(n-1) …(1) となる。
【0031】さらに、上記LMS演算回路15b,15
cでは、それぞれ上記CLM0 回路16a,16bで補償
されたプライマリソースPRFR,PRFL と、上記各マイク
チャンネル13a,13bからのエラー信号とから、周
知のLMSアルゴリズムにより前記適応フィルタ14
b,14cのフィルタ係数WRFRF,WRFLFの修正量を求
めフィルタ係数WRFRF,WRFLFを更新する。ここで、フ
ィルタ係数WRFRF,WRFLFの更新は上記(1)式と同じ
原理で行われる。
【0032】また、上記LMS演算回路15f,15
i,15jも同様に、それぞれ上記CLM0 回路16c,
16dで補償されたプライマリソースPE,PRRR,PRRL
と、上記各マイクチャンネル13a,13bからのエラ
ー信号とから、周知のLMSアルゴリズムにより前記適
応フィルタ14f,14i,14jのフィルタ係数WE
R,WRRRR,WRRLRの修正量を求めフィルタ係数WER,
WRRRR,WRRLRを更新する。ここで、係数の更新は上記
(1)式と同じ原理で行われる。
【0033】次に、上記構成による実施例の作用につい
て説明する。エンジンの振動騒音は、エンジン20から
図示しないマウント等を伝達して車内音となり、また、
吸気や排気の音等も車室内に伝播する。これらのエンジ
ン関連振動騒音は、周波数領域では、いずれも0.5×
n(n:整数)次成分の周波数スペクトルにより主に構
成されており、各々の振動源に対する車体伝達特性が乗
ぜられて受聴点(前座席の乗員の略耳位置と後座席の乗
員の略耳位置)に達する。
【0034】また、走行中の右側前輪からのロードノイ
ズ、左側前輪からのロードノイズ、右側後輪からのロー
ドノイズ、左側後輪からのロードノイズは、これら4つ
のタイヤが路面からの入力で振動し、この振動が車体に
伝わり、車体を振動させて車内音となるが、車体の全体
の共振により生じる低周波域のロードノイズを除き、ほ
とんどが車体のローカルな振動を生じさせ車内音とな
る。この結果、後座席の乗員の略耳位置に伝播するロー
ドノイズは、左右後輪からのロードノイズが主となり、
前座席の乗員の略耳位置に伝播するロードノイズは、左
右前輪からのロードノイズが主となって形成されてい
る。
【0035】一方、相殺音を発するスピーカからの音
も、車室内の空洞共鳴など定在波が生じるような低域の
一部の周波数を除き、車室内後側のスピーカからの音は
後座席に伝達し易く、車室内前側のスピーカからの音は
前座席に伝達し易いという特性がある。
【0036】本実施例は、このような点に着目して構成
されたもので、まず、エンジン振動騒音に関して、エン
ジン20のイグニッションコイル(図示せず)へのイグ
ニッションパルス信号(Ig パルス信号)は、ECU2
0aから車室内騒音低減装置の入力信号変換回路21の
PE 生成部31に対しても入力され、波形成形回路31
aと間引回路31bにより、エンジン回転に同期してエ
ンジン2回転で1パルスで、エンジン回転の0.5×n
(n:整数)次成分の周波数からなる信号に成形・間引
されて、騒音源信号(プライマリソースPE )として、
適応フィルタ14a,14fおよびスピーカ/マイク間
伝達特性補償回路(以下「CLM0 回路」と略称)16
a,16b,16c,16dに出力される。
【0037】また、右側前輪のサスペンションブッシュ
に設けられた振動センサ22a,左側前輪のサスペンシ
ョンブッシュに設けられた振動センサ22b,右側後輪
のサスペンションブッシュに設けられた振動センサ22
c,左側後輪のサスペンションブッシュに設けられた振
動センサ22dからの信号は、プライマリソースPRFR
として適応フィルタ14bおよびCLM0 回路16a,1
6bに出力され、上記PRFL 生成部33からプライマリ
ソースPRFL として、適応フィルタ14cおよびCLM0
回路16a,16bに出力され、上記PRRR 生成部34
からプライマリソースPRRR として、適応フィルタ14
iおよびCLM0 回路16c,16dに出力され、上記P
RRL 生成部35からプライマリソースPRRL として、適
応フィルタ14jおよびCLM0 回路16c,16dに出
力される。
【0038】上記適応フィルタ14a,14b,14c
に入力されたそれぞれのプライマリソースPE ,PRFR
,PRFL は、これら適応フィルタ14a,14b,1
4cのフィルタ係数WEF,WRFRF,WRFLFとそれぞれ畳
み込み積和され、図示しないD/A変換器、フィルタ回
路およびアンプ回路を介して、スピーカ12aから上記
各受聴点における相殺音として出力される。このとき、
上記相殺音は、スピーカ/マイク間伝達特性CLM(C1
1,C21)を受けて上記各受聴点に達する。
【0039】ここで、前述したように一般的なスピーカ
特性から、上記スピーカ12aは、車室内前側に設けら
れているため、上記各適応フィルタ14a,14b,1
4cで合成された相殺音は、前座席に伝達し易く、前座
席でのエンジン関連騒音と左右前輪をメインソースとす
るロードノイズの消音が効果的に行われる。
【0040】また、上記適応フィルタ14f,14i,
14jに入力されたそれぞれのプライマリソースPE ,
PRRR ,PRRL は、これら適応フィルタ14f,14
i,14jのフィルタ係数WER,WRRRR,WRRLRとそれ
ぞれ畳み込み積和され、図示しないD/A変換器、フィ
ルタ回路およびアンプ回路を介して、スピーカ12bか
ら上記各受聴点における相殺音として出力される。この
とき、上記相殺音はスピーカ/マイク間伝達特性CLM
(C12,C22)を受けて上記各受聴点に達する。
【0041】ここで、前述したように一般的なスピーカ
特性から、上記スピーカ12bは、車室内後側に設けら
れているため、上記各適応フィルタ14f,14i,1
4jで合成された相殺音は、後座席に伝達し易く、後座
席でのエンジン関連騒音と左右後輪をメインソースとす
るロードノイズの消音が効果的に行われる。
【0042】そして、上記各受聴点での、騒音低減状態
がエラー信号として検出され、図示しないアンプ回路、
フィルタ回路およびA/D変換器を介して上記各LMS
演算回路15a,15b,15c,15f,15i,1
5jに入力される。
【0043】一方、上記CLM0 回路16a,16bに入
力された上記各プライマリソースPE ,PRFR ,PRFL
は、上記CLM0 回路16a,16bに設定されている補
償係数C110 ,C210 と畳み込み積和し補償され、それ
ぞれ上記各LMS演算回路15a,15b,15cに入
力される。また、上記CLM0 回路16c,16dに入力
された上記各プライマリソースPE ,PRRR ,PRRL
は、上記CLM0 回路16c,16dに設定されている補
償係数C120 ,C220 と畳み込み積和し補償され、それ
ぞれ上記各LMS演算回路15f,15i,15jに入
力される。
【0044】そして、上記LMS演算回路15aで、入
力された上記エラー信号と、上記CLM0 回路16a,1
6bで補償されたプライマリソースPE とから、、周知
のLMSアルゴリズムにより前記適応フィルタ14aの
フィルタ係数WEFの修正量を求め、フィルタ係数WEFを
更新する。
【0045】同様に、上記LMS演算回路15b,15
cでは、それぞれ、入力された上記エラー信号と、上記
CLM0 回路16a,16bで補償されたプライマリソー
スPRFR,PRFL とから、、周知のLMSアルゴリズムに
より前記適応フィルタ14b,14cのフィルタ係数W
RFRF,WRFLFの修正量を求め、それぞれのフィルタ係数
WRFRF,WRFLFを更新する。
【0046】また、上記LMS演算回路15f,15
i,15jでは、それぞれ、入力された上記エラー信号
と、上記CLM0 回路16c,16dで補償されたプライ
マリソースPE,PRRR,PRRL とから、、周知のLMSア
ルゴリズムにより前記適応フィルタ14f,14i,1
4jのフィルタ係数WER,WRRRR,WRRLRの修正量を求
め、それぞれのフィルタ係数WER,WRRRR,WRRLRを更
新する。
【0047】このように、本実施例によれば、ロードノ
イズに関しては車室内後側のスピーカ出力については左
右後輪に関連したプライマリソースを用い、車室内前側
のスピーカ出力については左右前輪に関連したプライマ
リソースを用いるようにして、各スピーカ出力毎にプラ
イマリソースを限定して用いるようにしているので、適
応フィルタの削減等の消音システムの簡素化、および、
消音システムの演算量の削減等を図ることができる。
【0048】尚、本実施例では、エンジン関連騒音のプ
ライマリソースとしてIg パルスを用いるように構成し
ているが、他のエンジン関連の振動騒音と相関の高い信
号(例えば、燃料噴射パルスTi 等)をプライマリソー
スとしても良い。
【0049】また、ロードノイズのプライマリソースを
検出する部分もサスペンションブッシュに限定せず、他
の部位から検出するようにしても良い。
【0050】さらに、本実施例では、プライマリソース
×5・スピーカ×2・マイクチャンネル×2のMEFX
−LMS(Multiple Error Filtered X−LMS)
アルゴリズムを利用した車室内騒音低減装置の例につい
て説明したが、他の組み合わせ(例えば、プライマリソ
ース×5・スピーカ×4・マイクチャンネル×4)のM
EFX−LMSアルゴリズムを利用した車室内騒音低減
装置についても適用可能である。
【0051】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
回路構成、回路設計の複雑化やコストアップを抑え、複
数の騒音源から伝播された車室内騒音を効率良く相殺す
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による車室内騒音低減装置のシ
ステム概略図
【図2】本発明の実施例による入力信号変換回路の説明
【図3】本発明の実施例によるエンジン振動騒音からプ
ライマリソースの生成を行う回路部の説明図
【図4】本発明の実施例による各構成部品の配置を示す
説明図
【図5】従来の複数の騒音源に対する車室内騒音低減装
置のシステム概略図
【符号の説明】
12a スピーカ(音源) 12b スピーカ(音源) 13a マイクチャンネル(誤差信号検出手段) 13b マイクチャンネル(誤差信号検出手段) 14a 適応フィルタ(キャンセル信号合成手段) 14b 適応フィルタ(キャンセル信号合成手段) 14c 適応フィルタ(キャンセル信号合成手段) 14f 適応フィルタ(キャンセル信号合成手段) 14i 適応フィルタ(キャンセル信号合成手段) 14j 適応フィルタ(キャンセル信号合成手段) 15a LMS演算回路(フィルタ係数更新手段) 15b LMS演算回路(フィルタ係数更新手段) 15c LMS演算回路(フィルタ係数更新手段) 15f LMS演算回路(フィルタ係数更新手段) 15i LMS演算回路(フィルタ係数更新手段) 15j LMS演算回路(フィルタ係数更新手段) 20 エンジン 20a ECU(騒音源信号検出処理手段) 21 入力信号変換回路(騒音源信号検出処理手
段) 22a 振動センサ(騒音源信号検出処理手段) 22b 振動センサ(騒音源信号検出処理手段) 22c 振動センサ(騒音源信号検出処理手段) 22d 振動センサ(騒音源信号検出処理手段) PE プライマリソース(騒音源信号) PRFR プライマリソース(騒音源信号) PRFL プライマリソース(騒音源信号) PRRR プライマリソース(騒音源信号) PRRL プライマリソース(騒音源信号) WEF フィルタ係数 WER フィルタ係数 WRFRF フィルタ係数 WRFLF フィルタ係数 WRRRR フィルタ係数 WRRLR フィルタ係数

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車室内の複数の受聴点における複数の騒
    音源からの騒音を複数の音源から発した相殺音により低
    減させる車室内騒音低減装置において、 上記各受聴点での騒音低減状態をそれぞれ誤差信号とし
    て検出する複数の誤差信号検出手段と、 上記各騒音源ごとの各騒音源信号を検出処理する騒音源
    信号検出処理手段と、 上記各騒音源の位置と上記各音源の位置とに応じて入力
    する騒音源信号と出力する音源とを特定し、上記特定し
    た騒音源信号を適応フィルタにより合成して上記特定し
    た音源に出力する複数のキャンセル信号合成手段と、 上記各適応フィルタごとに設けられ、上記各誤差信号と
    上記適応フィルタに入力される騒音源信号とに基づきそ
    れぞれのフィルタ係数の係数更新量を算出してフィルタ
    係数を更新するフィルタ係数更新手段とを備えたことを
    特徴とする車室内騒音低減装置。
JP6220303A 1994-09-14 1994-09-14 車室内騒音低減装置 Pending JPH0883083A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007011011A1 (ja) * 2005-07-21 2007-01-25 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 能動騒音低減装置
CN113724681A (zh) * 2021-08-17 2021-11-30 岚图汽车科技有限公司 一种主动消音方法及系统

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007011011A1 (ja) * 2005-07-21 2007-01-25 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 能動騒音低減装置
CN113724681A (zh) * 2021-08-17 2021-11-30 岚图汽车科技有限公司 一种主动消音方法及系统
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Effective date: 20040217