JPH0882990A - 現像剤の充填方法 - Google Patents

現像剤の充填方法

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JPH0882990A
JPH0882990A JP6242012A JP24201294A JPH0882990A JP H0882990 A JPH0882990 A JP H0882990A JP 6242012 A JP6242012 A JP 6242012A JP 24201294 A JP24201294 A JP 24201294A JP H0882990 A JPH0882990 A JP H0882990A
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JP6242012A
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Masami Eda
正美 江田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 現像剤供給容器内に現像剤を充填させるにあ
たり、現像剤供給容器内に現像剤を短時間で簡単に高密
度に充填できると共に、現像剤供給容器内に現像剤を充
填させる際に、現像剤が現像剤供給容器内から飛散した
り、現像剤供給容器が傷ついたりするということがない
ようにする。 【構成】 現像剤供給容器10内に現像剤1を充填させ
るにあたり、充填装置20から現像剤供給容器内に現像
剤を充填させる一次充填工程と、この一次充填工程によ
って現像剤供給容器内に充填された現像剤中に含まれる
気体を脱気させる脱気工程と、この脱気工程によって現
像剤中に含まれる気体が脱気された現像剤供給容器内に
充填装置から現像剤を充填させる二次充填工程とを行う
ようにし、また充填装置から現像剤供給容器内に現像剤
を供給させながら、供給された現像剤中に含まれる気体
を脱気させるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複写機やプリンター
等の画像形成装置に現像剤を供給するのに使用されてい
る現像剤供給容器内に現像剤を充填させる現像剤の充填
方法に係り、現像剤供給容器内に現像剤を高密度に効率
よく充填させる現像剤の充填方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、複写機やプリンター等の画像
形成装置においては、現像剤を使用して現像を行うよう
になっており、これらの画像形成装置に現像剤を供給す
るにあたっては、現像剤を現像剤供給容器内に充填さ
せ、この現像剤供給容器から現像剤をこれらの画像形成
装置に供給するようにしていた。
【0003】ここで、上記のように現像剤供給容器内に
現像剤を充填させるにあたり、従来においては、一般に
充填装置から単に現像剤を現像剤供給容器内に供給させ
るようにしていたただけであった。
【0004】しかし、このように単に現像剤を現像剤供
給容器内に供給させたただけでは、現像剤供給容器内に
現像剤を高密度に充填させることができず、現像剤供給
容器の容積に対する現像剤の充填率が悪くなって、多く
の現像剤供給容器が必要となり、そのコストが高く付く
と共にその保管場所等も問題となった。また、このよう
に現像剤供給容器に対する現像剤の充填率が悪いと、現
像剤供給容器内に充填される現像剤の量が少なくなり、
上記のように現像剤供給容器から画像形成装置に現像剤
を供給して多くの画像形成を行った場合に、現像剤供給
容器内における現像剤がすぐに消費されてしまい、現像
剤供給容器を何度も取り換えなければならず、その作業
が面倒であると共に、一枚当りの画像形成コストも高く
付くようになり、さらに多くの画像形成を行うところで
は、現像剤が充填された現像剤供給容器を予め複数本用
意しておかなければならない等の問題があった。
【0005】また、上記のように現像剤供給容器を何度
も取り換えるため、消費される現像剤供給容器の数が増
え、プラスチック等で構成された現像剤供給容器におい
てはその廃棄処分等も問題となった。
【0006】このため、近年においては、特開平6−1
10304号公報等に示されるように、充填装置から現
像剤供給容器内に現像剤を充填させた後、このように現
像剤が充填された現像剤供給容器に振動を加えて、現像
剤供給容器内における現像剤の充填密度を高めた後、再
度、充填装置から現像剤供給容器内に現像剤を充填させ
るようにしたものが開発された。
【0007】しかし、このように現像剤が充填された現
像剤供給容器に振動を加える場合、現像剤供給容器にあ
る程度長い時間振動を加えなければ、現像剤供給容器内
における現像剤の充填密度を十分に高めることができ
ず、現像剤供給容器内への現像剤の充填に多くの時間が
かかって作業効率が悪くなるという問題があった。
【0008】また、現像剤供給容器内における現像剤の
充填率を効率よく高めるために、現像剤供給容器に加え
る振動を強くすると、現像剤供給容器内に充填された現
像剤がこの振動によって舞い上がって現像剤供給容器内
から飛散したり、また現像剤供給容器が振動時に傷つい
たりする等の問題があった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、現像剤供
給容器内に現像剤を充填させる場合における上記のよう
な様々な問題を解決することを課題とするものである。
【0010】すなわち、この発明においては、上記のよ
うに現像剤供給容器内に現像剤を充填させるにあたり、
現像剤供給容器内に現像剤を短時間で簡単に高密度に充
填できると共に、現像剤供給容器内に現像剤を充填させ
る際に、現像剤が現像剤供給容器内から飛散したり、現
像剤供給容器が傷ついたりするということもないように
することを課題とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明における第1の
現像剤の充填方法においては、上記のような課題を解決
するため、充填装置から現像剤供給容器内に現像剤を充
填させる一次充填工程と、この一次充填工程によって現
像剤供給容器内に充填された現像剤中に含まれる気体を
脱気させる脱気工程と、この脱気工程によって現像剤中
に含まれる気体が脱気された現像剤供給容器内に充填装
置から現像剤を充填させる二次充填工程とを行うように
ようにしたのである。
【0012】なお、この第1の現像剤の充填方法におい
ては、上記のように充填装置から現像剤供給容器内に現
像剤を充填させる一次充填工程と二次充填工程との間に
おいて、現像剤供給容器内に充填された現像剤中に含ま
れる気体を脱気させる脱気工程を行うようにしていれば
よく、上記のように二次充填工程を行った後に、更に脱
気工程を行い、その後、更に充填装置から現像剤供給容
器内に現像剤を充填させる三次充填工程を行うようにす
ることも可能である。
【0013】また、この発明における第2の現像剤の充
填方法においては、充填装置から現像剤供給容器内に現
像剤を供給させながら、現像剤供給容器内に供給された
現像剤中に含まれる気体を脱気させるようにしたのであ
る。
【0014】
【作用】この発明における第1の現像剤の充填方法にお
いては、一次充填工程において充填装置から現像剤を現
像剤供給容器内に充填させた後、この現像剤供給容器内
に充填された現像剤中に含まれる気体を脱気させるよう
にしたため、現像剤供給容器内に充填された現像剤の充
填密度が急激に高まり、現像剤供給容器内における現像
剤の容積が瞬間的に減少する。
【0015】そして、このように現像剤中に含まれる気
体を脱気させて現像剤の充填密度を高めて、現像剤供給
容器内における現像剤の容積を少なくした後は、二次充
填工程において充填装置からこの現像剤供給容器内に再
度現像剤を充填させるようにする。
【0016】このようにすると、現像剤供給容器内に現
像剤が高密度で効率よく充填され、短時間で現像剤供給
容器内に多くの量の現像剤が充填されるようになると共
に、現像剤が充填された現像剤供給容器に振動を加える
場合のように、現像剤が現像剤供給容器内から飛散した
り、現像剤供給容器が傷ついたりするということもな
い。
【0017】また、この発明における第2の現像剤の充
填方法においては、充填装置から現像剤供給容器内に現
像剤を供給させながら、現像剤供給容器内に供給された
現像剤中に含まれる気体を脱気させるようにしたため、
現像剤供給容器内に供給された現像剤中における気体が
常に脱気されて、現像剤供給容器内に現像剤が高密度で
充填されるようになり、短時間で現像剤供給容器内に多
くの量の現像剤が充填されるようになると共に、現像剤
が充填された現像剤供給容器に振動を加える場合のよう
に、現像剤が現像剤供給容器内から飛散したり、現像剤
供給容器が傷ついたりするということもない。
【0018】
【実施例】以下、この発明の実施例に係る現像剤の充填
方法を添付図面に基づいて具体的に説明する。
【0019】(実施例1)この実施例における現像剤の
充填方法においては、先ず、図1の(A)に示すよう
に、現像剤供給容器10を第1の充填装置20の下に導
き、この充填装置20の供給パイプ21を現像剤供給容
器10の口部11内に挿入させて、この充填装置20か
ら現像剤1を現像剤供給容器10内に供給し、同図の
(B)に示すように、所定量の現像剤1を現像剤供給容
器10内に一次充填させるようにした。なお、このよう
にして現像剤供給容器10内に現像剤1を一次充填させ
た状態では、この現像剤1中に多くの気体が含まれてお
り、現像剤供給容器10内における現像剤1の密度は低
いものであった。
【0020】次に、このように所定量の現像剤1が充填
された現像剤供給容器10内に、同図の(C)に示すよ
うに、現像剤1を通過させずに気体だけを通過させる吸
気用フィルター31を挿入させ、この状態でこの吸気用
フィルター31に接続された吸引パイプ32を通して吸
引装置30により吸引を行い、現像剤供給容器10内に
充填された上記の現像剤1中に含まれる気体を、この吸
気用フィルター31を通して吸引装置30により吸引し
て脱気させるようにした。
【0021】このようにして、現像剤供給容器10内に
充填された現像剤1中に含まれる気体を脱気させると、
同図の(D)に示すように、現像剤供給容器10内に充
填された現像剤1の容積が急激に減少して、現像剤供給
容器10内における現像剤1の密度が急激に向上した。
【0022】そして、このように現像剤1中に含まれる
気体を脱気させた後は、この現像剤供給容器10を第2
の充填装置20に導き、同図の(E)に示すように、上
記第1の充填装置20の場合と同様に、この第2の充填
装置20における供給パイプ21を現像剤供給容器10
の口部11内に挿入し、この状態でこの第2の充填装置
20から供給パイプ21を通して現像剤供給容器10内
に所定量の現像剤1を二次充填させるようにした。
【0023】このようにすると、単に充填装置20から
現像剤供給容器10内に現像剤1を供給して、現像剤供
給容器10内に現像剤1を充填させただけの場合に比べ
て、現像剤供給容器10内における現像剤1の充填密度
が非常に高くなり、多くの量の現像剤1が現像剤供給容
器10内に充填されるようになった。
【0024】次に、上記の実施例1による現像剤の充填
方法によって現像剤1を現像剤供給容器10内に充填さ
せるようにした場合と、比較例として、上記のように第
1の充填装置20から現像剤供給容器10内に所定量の
現像剤1を供給した後、この現像剤供給容器10に振動
を与えて現像剤供給容器10内における現像剤1の密度
を高め、その後、第2の充填装置20から現像剤を現像
剤供給容器10内に充填させるようにした場合とを比較
し、この発明の実施例に係る現像剤の充填方法が優れて
いることを明らかにする。
【0025】ここで、上記の現像剤供給容器10として
は、現像剤1を収容させる容積が1440ccのものを
使用すると共に現像剤1としてトナーを使用し、先ず第
1の充填装置20から現像剤供給容器10にそれぞれ5
00gの現像剤1を一次充填させるようにした。
【0026】そして、この実施例の方法では、上記の吸
気用フィルター31として、開口寸法が約2μmになっ
た燒結プラスチックで構成されたものを使用し、上記の
吸引装置30における吸引圧を0.5気圧に設定して、
現像剤供給容器10内に充填された現像剤1中に含まれ
る気体を脱気させる一方、比較例の方法においては、上
記の現像剤供給容器10に適当な振動を加え、現像剤供
給容器10内に充填された現像剤1の密度を高めて、そ
の容積を減少させるようにした。
【0027】ここで、このように現像剤供給容器10内
に充填された現像剤1中に含まれる気体を脱気させた
り、現像剤供給容器10に振動を加える時間を調整し、
これらの処理時間の変化によって、現像剤供給容器10
内に充填された現像剤1の容積がどのように変化するか
を調べ、その結果を図2に示した。なお、現像剤供給容
器10内に充填された現像剤1の容積の変化について
は、それぞれ現像剤供給容器10内に充填された現像剤
1の面の高さを測定し、実施例のように脱気させた場合
の変化を○で、比較例のように振動させた場合の変化を
△で示した。
【0028】この結果、この実施例のように充填された
現像剤1中に含まれる気体を脱気させた場合には、現像
剤供給容器10内における現像剤1の面が急激に低下し
て、現像剤供給容器10内における現像剤1の密度が急
激に高くなったのに対して、現像剤供給容器10に振動
を加えた比較例の方法では、現像剤1の面が徐々に低下
するだけで、現像剤供給容器10内における現像剤1の
密度の変化が少なかった。
【0029】次に、上記のように現像剤供給容器10内
に充填された現像剤1中に含まれる気体を脱気させ、ま
た現像剤供給容器10に振動を加えて、現像剤供給容器
10内に充填された現像剤1の容積を減少させた後、そ
れぞれの現像剤供給容器10内に第2の充填装置20か
ら現像剤1を二次充填させ、上記の一次充填と合わせて
現像剤供給容器10内に全体としてどれだけの量の現像
剤1が充填されたかを調べるようにした。そして、現像
剤供給容器10内に全体として充填される現像剤1の量
が、上記の処理時間によってどのように変化するかを調
べ、実施例のように脱気を行った場合における変化を○
で、比較例のように振動を加えた場合における変化を△
で図3に示した。なお、脱気や振動を行わなかった場合
には、現像剤供給容器10内に充填される現像剤1の量
は642g程度であった。
【0030】この結果、この実施例のように充填された
現像剤1中に含まれる気体を脱気させた場合には、上記
のように現像剤供給容器10内における現像剤1の密度
が急激に高くなって、現像剤供給容器10内における現
像剤1の容積が急激に減少するため、二次充填によって
充填できる現像剤1の量も急激に増加し、脱気させる時
間が短くても、現像剤供給容器10内に多くの量の現像
剤1を充填できるようになった。
【0031】これに対して、比較例のように現像剤供給
容器10に振動を加えるようにした場合には、上記のよ
うに現像剤供給容器10内における現像剤1の容積が徐
々に低下するだけであるため、二次充填によって充填で
きる現像剤1の量も徐々に増加するだけであり、現像剤
供給容器10内に現像剤1が十分に充填されるようにす
るためには、現像剤供給容器10を長い時間振動させな
ければならず、現像剤供給容器10内に現像剤1を充分
に充填させるのに非常長い時間がかかり、作業効率が非
常に悪かった。
【0032】なお、この実施例1における現像剤の充填
方法においては、上記のように第1及び第2の各充填装
置20から現像剤供給容器10内に現像剤1を充填させ
る一次充填と二次充填との間において、現像剤供給容器
10内に充填された現像剤1中に含まれる気体を脱気す
る脱気工程を1回行うようにしただけであるが、現像剤
供給容器10内に現像剤1を充填させる充填工程や、現
像剤供給容器10内に充填された現像剤1中に含まれる
気体を脱気する脱気工程の数を更に増やしたりすること
が可能である。
【0033】例えば、上記の図1の(E)に示したよう
に、第2の充填装置20から現像剤供給容器10内に現
像剤1を二次充填させた後、図4の(A)〜(D)に示
すように、現像剤1が二次充填された現像剤供給容器1
0内に吸気用フィルター31を挿入させて、現像剤供給
容器10内に充填された現像剤1中に含まれる気体をさ
らにこの吸気用フィルター31を通して脱気させ、現像
剤供給容器10内における現像剤1の密度を高めて、現
像剤1の容積を減少させた後、さらにこの現像剤供給容
器10内に第3の充填装置20から現像剤1を充填させ
るようにすることも可能である。
【0034】また、この実施例1における現像剤の充填
方法においては、現像剤供給容器10に対して現像剤1
を一次及び二次充填させるにあたり、第1及び第2の2
つの充填装置20を設け、それぞれの充填装置20から
現像剤供給容器10内に現像剤1を充填させるようにし
たが、図5に示すように、一つの充填装置20から現像
剤供給容器10内に現像剤1を一次充填させた後、この
ように一次充填された現像剤供給容器10内の現像剤1
中に含まれる気体を上記のように吸引装置30により吸
気用フィルター31を通して脱気させ、現像剤供給容器
10内における現像剤1の密度を高めてその容積を減少
させた後、この現像剤供給容器10を上記の充填装置2
0の位置に戻し、この充填装置20から再度現像剤供給
容器10内に現像剤1を供給して二次充填を行うように
することも可能である。
【0035】また、上記の実施例1における現像剤の充
填方法においては、現像剤供給容器10内に充填された
現像剤1中に含まれる気体を脱気させるにあたり、現像
剤供給容器10内に吸気用フィルター31を挿入させ、
この吸気用フィルター31を通して現像剤1中に含まれ
る気体を脱気させるようにしたが、例えば、図6に示す
ように、現像剤供給容器10の底部に現像剤1を通さず
に気体だけを通すフィルター部12を設け、フィルター
部12が設けられた現像剤供給容器10の底部に吸引装
置30の吸い込み部33をセットして吸引を行い、上記
のフィルター部12を通して現像剤1中に含まれる気体
を脱気させるようにすることも可能である。
【0036】(実施例2)この実施例における現像剤の
充填方法においては、現像剤1を充填させる現像剤供給
容器10として、上記の図6に示したように、現像剤供
給容器10の底部に現像剤1を通さずに気体だけを通す
フィルター部12を設けたものを用いるようにした。
【0037】そして、この実施例においては、図7に示
すように、フィルター部12が設けられた現像剤供給容
器10の底部に吸引装置30の吸い込み部33をセット
した状態で、この現像剤供給容器10を充填装置20の
下に導き、この充填装置20の供給パイプ21を現像剤
供給容器10の口部11内に挿入させて、この充填装置
20から現像剤1を現像剤供給容器10内に供給させる
ようにすると共に、上記の吸引装置30により現像剤供
給容器10の底部における上記のフィルター部12を通
して、現像剤供給容器10内に供給された現像剤1中に
含まれる気体を順次脱気させるようにした。
【0038】このようにすると、上記の充填装置20か
ら現像剤供給容器10内に供給された現像剤1中に気体
が含まれるということが少なく、現像剤供給容器10内
に現像剤1が順々に高密度で充填されるようになり、短
時間で現像剤供給容器10内に多くの量の現像剤1が充
填されるようになった。
【0039】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明における
現像剤の充填方法においては、一次充填工程において充
填装置から現像剤を現像剤供給容器内に充填させた後、
この現像剤供給容器内に充填された現像剤中に含まれる
気体を脱気させるようにしたため、現像剤供給容器内に
おける現像剤の密度が急激に高くなって、現像剤供給容
器内における現像剤の容積が急激に減少し、この状態
で、二次充填工程において充填装置から現像剤供給容器
内に再度現像剤を充填させると、現像剤供給容器内に多
くの量の現像剤が効率よく充填されるようになった。
【0040】このように、この発明における現像剤の充
填方法によって現像剤供給容器内に現像剤を充填させる
と、現像剤供給容器内に多くの量の現像剤が充填される
ようになるため、現像剤供給容器の数が少なくてすみ、
そのコストが低減されると共に、この現像剤供給容器か
ら画像形成装置に現像剤を供給した場合に、現像剤供給
容器内における現像剤がすぐに消費されてなくなるとい
うこともなく、現像剤供給容器を取り換える作業も少な
くなって作業性が良くなると共に現像剤供給容器の処理
が問題になるということも少なくなり、さらに一枚当り
の画像形成コストも安くてすむようになった。
【0041】また、この発明における現像剤の充填方法
においては、現像剤供給容器内に充填された現像剤中に
含まれる気体を脱気させるようにしたため、現像剤供給
容器に振動を加えて現像剤供給容器内における現像剤の
密度を高める場合に比べて、現像剤供給容器内における
現像剤の密度の上昇が著しく早くなり、現像剤供給容器
内に現像剤を短時間で簡単に高密度に充填できるように
なると共に、現像剤供給容器を振動させる場合のよう
に、充填された現像剤が現像剤供給容器内から飛散した
り、現像剤供給容器が傷ついたりするということもなか
った。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1に係る現像剤の充填方法を
実施する工程を示した概略工程図である。
【図2】この発明の実施例1に係る現像剤の充填方法の
ように、現像剤が一次充填された現像剤供給容器内にお
いて現像剤中に含まれる気体を脱気させた場合と、比較
例のように現像剤が一次充填された現像剤供給容器に振
動を加えた場合とにおいて、これらの処理時間の変化に
よって現像剤供給容器内に充填された現像剤の容積がど
のように変化するかを示したグラフである。
【図3】この発明の実施例1に係る現像剤の充填方法の
ように、現像剤が一次充填された現像剤供給容器内にお
いて現像剤中に含まれる気体を脱気させたり、比較例の
ように現像剤が一次充填された現像剤供給容器に振動を
加えて、現像剤供給容器内における現像剤の容積を減少
させた後、二次充填を行った場合において、現像剤供給
容器内に収容される現像剤の全体量が上記の処理時間の
変化によってどのように変化するかを示したグラフであ
る。
【図4】この発明の実施例1に係る現像剤の充填方法に
おいて、現像剤供給容器内に現像剤を二次充填させた
後、更にこの現像剤供給容器内における現像剤中の気体
を脱気させ、その後この現像剤供給容器内に現像剤を三
次充填させる工程を示した概略工程図である。
【図5】この発明の実施例1に係る現像剤の充填方法に
おいて、一つの充填装置を使用して現像剤供給容器内に
現像剤を一次充填及び二次充填させる方法を示した概略
工程図である。
【図6】この発明の実施例1に係る現像剤の充填方法に
おいて、現像剤供給容器内に充填された現像剤中に含ま
れる気体を脱気させる方法の変更例を示した概略説明図
である。
【図7】この発明の実施例2に係る現像剤の充填方法に
おいて、現像剤供給容器内に現像剤を充填させる状態を
示した概略説明図である。
【符号の説明】
1 現像剤 10 現像剤供給容器 12 フィルター部 20 充填装置 30 吸引装置 31 吸気用フィルター 32 吸引パイプ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 充填装置から現像剤供給容器内に現像剤
    を充填させる一次充填工程と、この一次充填工程によっ
    て現像剤供給容器内に充填された現像剤中に含まれる気
    体を脱気させる脱気工程と、この脱気工程によって現像
    剤中に含まれる気体が脱気された現像剤供給容器内に充
    填装置から現像剤を充填させる二次充填工程とを有する
    ことを特徴とする現像剤の充填方法。
  2. 【請求項2】 充填装置から現像剤供給容器内に現像剤
    を供給させながら、現像剤供給容器内に供給された現像
    剤中に含まれる気体を脱気させるようにしたことを特徴
    とする現像剤の充填方法。
JP6242012A 1994-09-09 1994-09-09 現像剤の充填方法 Pending JPH0882990A (ja)

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JP6242012A JPH0882990A (ja) 1994-09-09 1994-09-09 現像剤の充填方法

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JP6242012A Pending JPH0882990A (ja) 1994-09-09 1994-09-09 現像剤の充填方法

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006243722A (ja) * 2005-02-28 2006-09-14 Xerox Corp トナー容器内トナー稠密化方法及びシステム
JP2010078865A (ja) * 2008-09-25 2010-04-08 Casio Electronics Co Ltd トナー供給装置、トナー供給方法、及び現像装置

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