JPH088238Y2 - 建築用シヤツターにおけるシヤツターカーテンの巻取構造 - Google Patents

建築用シヤツターにおけるシヤツターカーテンの巻取構造

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JPH088238Y2
JPH088238Y2 JP1989141700U JP14170089U JPH088238Y2 JP H088238 Y2 JPH088238 Y2 JP H088238Y2 JP 1989141700 U JP1989141700 U JP 1989141700U JP 14170089 U JP14170089 U JP 14170089U JP H088238 Y2 JPH088238 Y2 JP H088238Y2
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winding
shutter curtain
shutter
slats
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泰典 小林
博 岩崎
勝 田中
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Sanwa Shutter Corp
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Sanwa Shutter Corp
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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、建造物の開口部に設けられる建築用シヤツ
ターにおけるシヤツターカーテンの巻取構造に関するも
のである。
[従来技術及び考案が解決しようとする課題] 一般に、この種建築用シヤツターにおいては、パネル
状のスラツトを一連状に連結して形成されるシヤツター
カーテンを、シヤツターケース内の巻胴に巻取収納する
べく構成されるものがある。しかるに、この様なもので
は、巻取りが不規則になるため、スラツト同志が互いに
傷つけあつたり、巻取中心が偏心して円滑な開閉を妨げ
る等の不具合があつた。そこで、出願人が先に提案した
実公昭57−29040号公報のものの如く、n枚毎に順次幅
広に形成したパネル状のスラツトを一連状に連結してシ
ヤツターカーテンを形成すると共に、該シヤツターカー
テンを、n角形の巻層を形成し、かつ各連結部が放射線
上に位置して各スラツトを平行に重合せしめるよう巻胴
に積層状に巻取収納することで整然とした巻取りを実現
したものがあるが、このものであつても、スラツト同志
が面接触するためスラツト面に細かいすり傷が生じ、ま
た巻取られたスラツトが後続スラツトを吊持状に支持す
るため無理な荷重を受けるという不具合があり、さらに
改善の必要があつた。
[課題を解決するための手段] 本考案は、上記の如き実情に鑑みこれらの欠点を一掃
することができる建築用シヤツターにおけるシヤツター
カーテンの巻取構造を提供することを目的として創案さ
れたものであつて、パネル状のスラツトを一連状に連結
して形成されるシヤツターカーテンを、多角形状の巻層
をなすよう巻胴に巻取収納する建築用シヤツターにおい
て、前記隣接するスラツト同志を連結部材を介して連結
すると共に、スラツトを、シヤツターカーテンの巻取状
態で連結部材が巻胴を基準として放射線状に頂角部をな
して重合するよう長さ設定して、巻胴に巻装されるシヤ
ツターカーテンを、上記放射線状に重合した連結部材を
介して支持すると共に、巻胴外周面には、シヤツターカ
ーテンの巻始めである第一周目の各連結部材がそれぞれ
放射線状に重合する位置に、第一周目の連結部材と同数
の当て部材が一体に設けられていることを特徴とするも
のである。
また、前記のものにおいて、連結部材の内外重合面
は、外面が凸状で、内面が凹状の円弧面にそれぞれ形成
され、かつ隣接スラツト同志を連結する連結部材と巻胴
に一体に設けられる連結部材とを同一部材で形成したこ
とを特徴とするものである。
また、前記のものにおいて、連結部材にスラツト上下
縁を連結するに、連結部材の上下両縁に嵌合溝を形成す
る一方、スラツト上下両縁にジヨイント部材を嵌着し、
該ジヨイント部材を上記嵌合溝に回動自在に内嵌支持し
たことを特徴とするものである。
そして本考案は、この構成によつて、スラツトが損傷
したり、スラツトが無理な荷重を受ける不具合を確実に
防止することができるようにしたものである。
[実施例] 次に、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。図
面において、1は建築用シヤツターのシヤツターカーテ
ンであつて、該シヤツターカーテン1が、電動モータ2
の駆動に伴う巻胴3の巻取作動および巻戻作動により開
口部左右両側に立設されるガイドレール4に沿つて昇降
する等の基本構成は従来通りである。
Sはパネル状のスラツトであつて、該スラツトSの上
下両縁部には、断面円形状に膨らむジヨイント部5が一
体形成されている。さらに、6は連結部材であつて、該
連結部材6は、上記スラツトSよりも肉厚に形成され、
その上下両縁には上記ジヨイント部5を回動自在に内嵌
する嵌合溝6aが形成されている。即ち、連結部材6は、
隣接するスラツトS同志を折曲自在に連結して前記シヤ
ツターカーテン1を構成するものであるが、その前面は
凸状の円弧面に、また後面は凹状の円弧面に形成されて
いる。
ところで、一連状に連結されるスラツトSは、吊元側
から6枚毎に順次幅広(上下幅)に形成され、さらに、
6n枚目のスラツトEは、巻ずれを吸収するべく別途に幅
寸法が設定される幅調整用スラツト(単に6枚毎に順次
幅広に形成されるスラツトSで構成されたシヤツターカ
ーテン1においては、多少の巻ずれが生じるため、実施
例ではこれを補正するべく幅調整用スラツトを設けてい
る。)に形成されている。即ち、上記スラツトS、Eで
構成されるシヤツターカーテン1は、整然とした6角形
の巻層をなすよう前記巻胴3に巻取収納されることにな
るが、このとき巻層の頂部を形成する前記連結部材6が
放射線状に重合するようになつている。
一方、シヤツターケース7に設けられる前記巻胴3
は、円筒形状に形成されており、そして吊元が連結され
るシヤツターカーテン1を前述の如く6角形状に巻取る
ものであるが、巻胴3の外周面には、シヤツターカーテ
ン1の巻始めである一巻目の各スラツトS、Eを連結す
る各連結部材6に接当してその各巻取位置を位置決めを
すべく前記連結部材6と同部材によつて形成される当て
部材6の一巻目連結部材6と同数のものが周方向に所定
間隔を存して一体に固着されている。
叙述の如く構成された本考案の実施例において、シヤ
ツターカーテン1は、6角形の巻層を形成するよう順次
巻胴3に巻取収納されることになるが、この状態では連
結部材6が放射線状に重合してスラツトS同志の接触を
規制することになり、また垂下するシヤツターカーテン
1の吊り荷重は、一巻目の各連結部材6にそれぞれ重合
する連結部材6を介して巻胴3が受けることになる。
この様に、本考案が実施されたものにあつては、6枚
毎に順次幅広に形成したパネル状のスラツトSを連結し
て形成されるシヤツターカーテン1を6角形の巻層を形
成するよう巻胴3に巻取収納するものでありながら、巻
取状態においては、スラツトSを連結する連結部材6が
放射線状に重合してスラツトS同志の接触を規制するこ
とになる。従つて、スラツトS同志の接触でスラツトS
に傷が付く不具合を確実に防止できることになり、この
結果、長期に亘つて美しい外観を保ち得る。
そのうえ、巻胴3の外周面には、シヤツターカーテン
1の巻始めである第一周目のスラツトS1の各連結部材6
が放射線状にそれぞれ重合するための当て部材6が一体
に固着されている結果、第一周目のスラツトS1の巻胴3
への接触が回避されるが、この接触回避を、第一周目の
連結部材6を他の連結部材よりも背高にしたりして行う
もののように、ガイドレール4の案内幅等を背高連結部
材に対応させて幅広にする必要がなく、これによつてガ
イドレー4によるシヤツターカーテン1の円滑な案内が
できることになる。
しかも、垂下するシヤツターカーテン1の吊り荷重
を、各重合する連結部材6を介して巻胴3で受けること
になるので、巻取られたスラツトSに無理な荷重をかけ
てしまう不具合も防止でき、もつて、スラツトSの変形
や連結部の破損を確実に防止することができる。
さらに、本実施例においては、連結部材6の前面を凸
状の円弧面に、後面を凹状の円弧面に形成しいているの
で、重合した際、両者が嵌合して安定した重合状態とな
り、これによりシヤツターカーテン1の巻取支持をさら
に確実なものとすることができる。
また、シヤツターカーテン1を多角形状に巻取収納す
るものでありながら、巻胴3を、多角形状に形成するこ
となく、汎用性の高い円筒状の巻胴3を用い、これに連
結部材6を取付けて構成することができるので、巻胴3
の製造コストを低減できる利点もある。
尚、本考案は、前記実施例に限定されないものである
ことは勿論であつて、例えば第4図および第5図に示す
第二実施例のものの如く、スラツトSを透明樹脂等の摩
耗し易い部材で形成する場合には、上下両縁部のジヨイ
ント部に、アルミ形材等で形成されるジヨイント8を一
体的に嵌着するようにしてもよい。つまり、第二実施例
において、ジヨイント8には、スラツトSの縁部が嵌入
する嵌合溝8aと、スラツトSの係合溝9に係合する係合
片8bが形成されるが、さらに、一方(室内側)の溝側辺
8cに、該溝側辺8cの弾性変形を容易ならしめるべく凹溝
8dを形成してもよく、この場合には、溝側辺8cの弾性変
形によりスラツトSにかかる曲げ応力を吸収してスラツ
トS縁部の破損を防止できて極めて都合がよい。
[作用効果] 以上要するに、本考案は叙述の如く構成されたもので
あるから、パネル状のスラツトを連結して形成されるシ
ヤツターカーテンを多角形状に巻取収納するものである
が、巻取状態においては、隣接するスラツト同志を連結
する各連結部材が放射線状に重合することになる。従つ
て、巻取状態におけるスラツト同志の接触を規制するこ
とが可能となつてスラツトS同志が互いに傷付け合う不
具合を確実に防止できることになり、この結果、美しい
外観を長期に亘つて保ち得るものとできる。
そのうえ、巻胴の外周面には、シヤツターカーテンの
巻始めである第一周目のスラツトの各連結部材がそれぞ
れ放射線状に重合するための各当て部材が一体に固着さ
れている結果、第一周目のスラツトの巻胴への接触が回
避されるが、この有効な接触回避を、第一周目の連結部
材を他の連結部材よりも背高にしたりして行うもののよ
うに、ガイドレールの案内幅等を背高連結部材に対応さ
せて幅広にする必要がなく、これによつてガイドレール
によるシヤツターカーテンのガタのない円滑な案内がで
きることになる。
しかも、垂下する後続スラツトの吊り荷重を、重合す
る連結部材を介して巻胴で受けられることになるので、
巻取られたスラツトが無理な荷重を受ける不具合を防止
して、スラツトの変形や連結部の破損を確実に防止する
ことができる。
また、連結部材の内外重合面をそれぞれ凹凸の円弧面
に形成した場合には、連結部材が重合した際、重合面が
互いに嵌合して安定した重合状態となり、これによりシ
ヤツターカーテンの巻取支持をさらに確実なものとする
ことができる。
また、スラツトの上下縁を、ジヨイント部材を介して
連結部材の嵌合溝に回動自在に内嵌支持するようにした
場合には、ジヨイント部材を耐摩耗性に優れた部材で形
成することにより、スラツト連結部の摩耗を可及的に防
止することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案に係る建築用シヤツターにおけるシヤツ
ターカーテンの巻取構造の実施例を示したものであつ
て、第1図は建築用シヤツターの正面図、第2図はシヤ
ツターカーテンの要部断面図、第3図は巻取部の断面
図、第4図は第二実施例を示すシヤツターカーテンの要
部断面図、、第5図は同上要部拡大断面図である。 図中、1はシヤツターカーテン、3は巻胴、6は連結部
材、SおよびEはスラツトである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平3−73390(JP,U) 実公 昭57−34313(JP,Y2) 実公 昭57−29040(JP,Y2)

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】パネル状のスラツトを一連状に連結して形
    成されるシヤツターカーテンを、多角形状の巻層をなす
    よう巻胴に巻取収納する建築用シヤツターにおいて、前
    記隣接するスラツト同志を連結部材を介して連結すると
    共に、スラツトを、シヤツターカーテンの巻取状態で連
    結部材が巻胴を基準として放射線状に頂角部をなして重
    合するよう長さ設定して、巻胴に巻装されるシヤツター
    カーテンを、上記放射線状に重合した連結部材を介して
    支持すると共に、巻胴外周面には、シヤツターカーテン
    の巻始めである第一周目の各連結部材がそれぞれ放射線
    状に重合する位置に、第一周目の連結部材と同数の当て
    部材が一体に設けられていることを特徴とする建築用シ
    ヤツターにおけるシヤツターカーテンの巻取構造。
  2. 【請求項2】前記第1請求項において、連結部材の内外
    重合面は、外面が凸状で、内面が凹状の円弧面にそれぞ
    れ形成され、かつ隣接スラツト同志を連結する連結部材
    と巻胴に一体に設けられる当て部材とを同一部材で形成
    したことを特徴とする建築用シヤツターにおけるシヤツ
    ターカーテンの巻取構造。
  3. 【請求項3】前記第1請求項において、連結部材にスラ
    ツト上下縁を連結するに、連結部材の上下両縁に嵌合溝
    を形成する一方、スラツト上下両縁にジヨイント部材を
    嵌着し、該ジヨイント部材を上記嵌合溝に回動自在に内
    嵌支持したことを特徴とする建築用シヤツターにおける
    シヤツターカーテンの巻取構造。
JP1989141700U 1989-12-07 1989-12-07 建築用シヤツターにおけるシヤツターカーテンの巻取構造 Expired - Lifetime JPH088238Y2 (ja)

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JP3073390U (ja) * 2000-05-19 2000-11-24 株式会社居野家紙工 極薄型のマチ付き紙製ケース

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