JPH0881415A - アルケンカルボン酸エステルの製造方法 - Google Patents
アルケンカルボン酸エステルの製造方法Info
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- JPH0881415A JPH0881415A JP7171734A JP17173495A JPH0881415A JP H0881415 A JPH0881415 A JP H0881415A JP 7171734 A JP7171734 A JP 7171734A JP 17173495 A JP17173495 A JP 17173495A JP H0881415 A JPH0881415 A JP H0881415A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【構成】 (1)パラジウム化合物、(2)一般式I,
IIまたはIIIの配位子、(3)水溶液中18℃で3より
も大きいpKa値を有するプロトン酸、及び(4)L
i、Na、K、Rb、Cs及びZnから選ばれた一種類
以上の金属の塩の存在下に、共役ジエンを一酸化炭素及
びアルコールと反応させるアルケンカルボン酸エステル
の製造方法。 (Zは元素の周期律表で第5A族の原子を示し、RはC
2〜6の二価の有機残基、R1〜R4はC1〜8のアル
キル基又はアリール基を示す) (Zは元素の周期律表で第5A族の原子を示し、RはC
2〜6の二価の有機残基、R5〜R9はC1〜8のアル
キル基又はアリール基を示す) (Zは元素の周期律表で第5A族の原子を示し、R10
〜R12はC1〜8のアルキル基又はアリール基を示
す) 【効果】 一酸化炭素圧が低い温和な反応条件で、アル
ケンカルボン酸エステルを高選択率及び高收率で製造で
きる。
IIまたはIIIの配位子、(3)水溶液中18℃で3より
も大きいpKa値を有するプロトン酸、及び(4)L
i、Na、K、Rb、Cs及びZnから選ばれた一種類
以上の金属の塩の存在下に、共役ジエンを一酸化炭素及
びアルコールと反応させるアルケンカルボン酸エステル
の製造方法。 (Zは元素の周期律表で第5A族の原子を示し、RはC
2〜6の二価の有機残基、R1〜R4はC1〜8のアル
キル基又はアリール基を示す) (Zは元素の周期律表で第5A族の原子を示し、RはC
2〜6の二価の有機残基、R5〜R9はC1〜8のアル
キル基又はアリール基を示す) (Zは元素の周期律表で第5A族の原子を示し、R10
〜R12はC1〜8のアルキル基又はアリール基を示
す) 【効果】 一酸化炭素圧が低い温和な反応条件で、アル
ケンカルボン酸エステルを高選択率及び高收率で製造で
きる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、共役ジエンを一酸化炭
素及びアルコールと反応させてアルケンカルボン酸エス
テルを製造する方法に関する。アルケンカルボン酸エス
テルは、例えばペンテン酸エステルが医薬、農薬等の合
成中間体として使用されるなど工業的に有用な化合物で
ある。
素及びアルコールと反応させてアルケンカルボン酸エス
テルを製造する方法に関する。アルケンカルボン酸エス
テルは、例えばペンテン酸エステルが医薬、農薬等の合
成中間体として使用されるなど工業的に有用な化合物で
ある。
【0002】
【従来の技術】共役ジエンを一酸化炭素及びアルコール
と反応させてアルケンカルボン酸エステルを製造する方
法としては、例えば、触媒として酢酸パラジウム、そし
て配位子としてジホスフィンのような二座配位子を用い
て、pKa値が3以上のプロトン酸の存在下、ブタジエ
ンを一酸化炭素及びアルコールと反応させてペンテン酸
エステルを製造する方法が知られている(特開昭63−
156745号公報、特開昭63−255245号公報
参照)。しかしながら、この方法においてはペンテン酸
エステルの收率が88〜90%であり、工業的レベルと
しては十分であるとは言い難い。
と反応させてアルケンカルボン酸エステルを製造する方
法としては、例えば、触媒として酢酸パラジウム、そし
て配位子としてジホスフィンのような二座配位子を用い
て、pKa値が3以上のプロトン酸の存在下、ブタジエ
ンを一酸化炭素及びアルコールと反応させてペンテン酸
エステルを製造する方法が知られている(特開昭63−
156745号公報、特開昭63−255245号公報
参照)。しかしながら、この方法においてはペンテン酸
エステルの收率が88〜90%であり、工業的レベルと
しては十分であるとは言い難い。
【0003】また、パラジウム、塩化物、pKa値が3
未満の強酸、アリール一座配位子ホスフィン及びN−異
節環状塩基からなる均一触媒混合物の存在下、ブタジエ
ンを一酸化炭素及びアルコールと反応させてペンテン酸
エステルを製造する方法も知られているが(特開平4−
221343号公報参照)、この方法は一酸化炭素の圧
力が200〜300気圧という高圧で反応を行うもので
あり工業的に好ましいものではないという問題がある。
未満の強酸、アリール一座配位子ホスフィン及びN−異
節環状塩基からなる均一触媒混合物の存在下、ブタジエ
ンを一酸化炭素及びアルコールと反応させてペンテン酸
エステルを製造する方法も知られているが(特開平4−
221343号公報参照)、この方法は一酸化炭素の圧
力が200〜300気圧という高圧で反応を行うもので
あり工業的に好ましいものではないという問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、共役ジエン
を一酸化炭素及びアルコールと温和な条件で反応させて
高選択率及び高收率でアルケンカルボン酸エステルを製
造する方法を提供することを目的とするものである。
を一酸化炭素及びアルコールと温和な条件で反応させて
高選択率及び高收率でアルケンカルボン酸エステルを製
造する方法を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、(1)
パラジウム化合物、(2)一般式(I)で示される二座
配位子、
パラジウム化合物、(2)一般式(I)で示される二座
配位子、
【0006】
【化4】 (式中、Zは元素の周期律表で第5A族の原子を示し、
Rは炭素数2〜6の二価の有機残基、R1 〜R4 は炭素
数1〜8のアルキル基又はアリール基を示す)
Rは炭素数2〜6の二価の有機残基、R1 〜R4 は炭素
数1〜8のアルキル基又はアリール基を示す)
【0007】あるいは一般式(II)で示される三座配位
子、
子、
【化5】 (式中、Zは元素の周期律表で第5A族の原子を示し、
Rは炭素数2〜6の二価の有機残基、R5 〜R9 は炭素
数1〜8のアルキル基又はアリール基を示す)あるいは
一般式 (III)で示される一座配位子、
Rは炭素数2〜6の二価の有機残基、R5 〜R9 は炭素
数1〜8のアルキル基又はアリール基を示す)あるいは
一般式 (III)で示される一座配位子、
【0008】
【化6】 (式中、Zは元素の周期律表で第5A族の原子を示し、
R10〜R12は炭素数1〜8のアルキル基又はアリール基
を示す)
R10〜R12は炭素数1〜8のアルキル基又はアリール基
を示す)
【0009】(3)水溶液中18℃で測定して3よりも
大きいpKa値を有するプロトン酸、及び(4)Li、
Na、K、Rb、Cs及びZnから選ばれた少なくとも
一種類の金属の塩の存在下に、共役ジエンを一酸化炭素
及びアルコールと反応させることを特徴とするアルケン
カルボン酸エステルの製造方法により達成される。
大きいpKa値を有するプロトン酸、及び(4)Li、
Na、K、Rb、Cs及びZnから選ばれた少なくとも
一種類の金属の塩の存在下に、共役ジエンを一酸化炭素
及びアルコールと反応させることを特徴とするアルケン
カルボン酸エステルの製造方法により達成される。
【0010】以下に本発明を詳しく説明する。共役ジエ
ンとしては、1,3−ブタジエン、1,3−ペンタジエ
ン、1,3−ヘキサジエン、1,3−ヘプタジエン、
2,4−ヘプタジエン等の炭素数4〜10の共役ジエン
が挙げられる。
ンとしては、1,3−ブタジエン、1,3−ペンタジエ
ン、1,3−ヘキサジエン、1,3−ヘプタジエン、
2,4−ヘプタジエン等の炭素数4〜10の共役ジエン
が挙げられる。
【0011】パラジウム化合物としては、硝酸パラジウ
ム、硫酸パラジウム等のパラジウムの無機酸塩、塩化パ
ラジウム、臭化パラジウム等のパラジウムのハロゲン化
物、酢酸パラジウム等のパラジウムの有機酸塩、及びパ
ラジウムのアセチルアセトン塩が挙げられ、更には担体
等に担持されたパラジウム金属あるいはパラジウムイオ
ン、例えば、パラジウム−活性炭、パラジウム−アルミ
ナ、パラジウムイオン交換樹脂等も挙げることができる
が、中でも特に酢酸パラジウムが好ましい。なお、パラ
ジウム化合物の使用量は、共役ジエン1モルに対してパ
ラジウムの原子比が通常10-5〜10-1の範囲である。
ム、硫酸パラジウム等のパラジウムの無機酸塩、塩化パ
ラジウム、臭化パラジウム等のパラジウムのハロゲン化
物、酢酸パラジウム等のパラジウムの有機酸塩、及びパ
ラジウムのアセチルアセトン塩が挙げられ、更には担体
等に担持されたパラジウム金属あるいはパラジウムイオ
ン、例えば、パラジウム−活性炭、パラジウム−アルミ
ナ、パラジウムイオン交換樹脂等も挙げることができる
が、中でも特に酢酸パラジウムが好ましい。なお、パラ
ジウム化合物の使用量は、共役ジエン1モルに対してパ
ラジウムの原子比が通常10-5〜10-1の範囲である。
【0012】配位子としては、前記一般式(I)、(I
I)、(III) で示される二座配位子、三座配位子、一座配
位子を挙げることができるが、中でも特に前記の二座配
位子が好ましい。Zで示される第5A族の原子として
は、リン、窒素、砒素等が好ましいが、中でも特にリン
が好ましい。また、Rはメチレン基、エチレン基、トリ
メチレン基、テトラメチレン基等の炭素数2〜6の二価
の有機残基で、R1 〜R4、R5 〜R9 及びR10〜R12
はメチル基、エチル基、ブチル基等の炭素数1〜8のア
ルキル基、シクロヘキシル基等の脂環式アルキル基、フ
ェニル基、トリル基等のアリール基である。なお、配位
子の使用量は、パラジウム1グラム原子に対してモル比
で通常1〜10の範囲である。
I)、(III) で示される二座配位子、三座配位子、一座配
位子を挙げることができるが、中でも特に前記の二座配
位子が好ましい。Zで示される第5A族の原子として
は、リン、窒素、砒素等が好ましいが、中でも特にリン
が好ましい。また、Rはメチレン基、エチレン基、トリ
メチレン基、テトラメチレン基等の炭素数2〜6の二価
の有機残基で、R1 〜R4、R5 〜R9 及びR10〜R12
はメチル基、エチル基、ブチル基等の炭素数1〜8のア
ルキル基、シクロヘキシル基等の脂環式アルキル基、フ
ェニル基、トリル基等のアリール基である。なお、配位
子の使用量は、パラジウム1グラム原子に対してモル比
で通常1〜10の範囲である。
【0013】二座配位子としては、例えばZで示される
原子がリンである1,3−ビス(ジフェニルホスフィ
ノ)プロパン、1,4−ビス(ジフェニルホスフィノ)
ブタン、1,5−ビス(ジフェニルホスフィノ)ペンタ
ン等のビス(ジフェニルホスフィノ)アルカン類、1,
4−ビス(ジメチルホスフィノ)ブタン、1,4−ビス
(ジエチルホスフィノ)ブタン、1,4−ビス(ジブチ
ルホスフィノ)ブタン等のビス(ジアルキルホスフィ
ノ)アルカン類が挙げられる。
原子がリンである1,3−ビス(ジフェニルホスフィ
ノ)プロパン、1,4−ビス(ジフェニルホスフィノ)
ブタン、1,5−ビス(ジフェニルホスフィノ)ペンタ
ン等のビス(ジフェニルホスフィノ)アルカン類、1,
4−ビス(ジメチルホスフィノ)ブタン、1,4−ビス
(ジエチルホスフィノ)ブタン、1,4−ビス(ジブチ
ルホスフィノ)ブタン等のビス(ジアルキルホスフィ
ノ)アルカン類が挙げられる。
【0014】三座配位子としては、例えばZで示される
原子がリンであるビス(2−ジフェニルホスフィノエチ
ル)フェニルホスフィン等が挙げられる。
原子がリンであるビス(2−ジフェニルホスフィノエチ
ル)フェニルホスフィン等が挙げられる。
【0015】一座配位子としては、例えばZで示される
原子がリンであるトリフェニルホスフィン、ジエチルフ
ェニルホスフィン、トリ−n−ブチルホスフィン、トリ
シクロヘキシルホスフィン等の3級ホスフィン類が挙げ
られる。
原子がリンであるトリフェニルホスフィン、ジエチルフ
ェニルホスフィン、トリ−n−ブチルホスフィン、トリ
シクロヘキシルホスフィン等の3級ホスフィン類が挙げ
られる。
【0016】プロトン酸としては、水溶液中18℃で測
定してpKaが3より大きいカルボン酸が挙げられる。
具体的には、3,4,5−トリメチル安息香酸、m−ヒ
ドロキシ安息香酸、p−ヒドロキシ安息香酸、2,6−
ジメチル安息香酸、2,6−ジエチル安息香酸、2,
4,6−トリメチル安息香酸、2,4,6−トリエチル
安息香酸等の置換安息香酸などが好適である。なお、前
記プロトン酸の使用量は、配位子に対してモル比で通常
1〜10の範囲である。
定してpKaが3より大きいカルボン酸が挙げられる。
具体的には、3,4,5−トリメチル安息香酸、m−ヒ
ドロキシ安息香酸、p−ヒドロキシ安息香酸、2,6−
ジメチル安息香酸、2,6−ジエチル安息香酸、2,
4,6−トリメチル安息香酸、2,4,6−トリエチル
安息香酸等の置換安息香酸などが好適である。なお、前
記プロトン酸の使用量は、配位子に対してモル比で通常
1〜10の範囲である。
【0017】金属の塩としては、Li、Na、K、R
b、Cs等のアルカリ金属及びZnから選ばれた少なく
とも一種類の金属の塩が挙げられる。これら金属の塩と
して、具体的には、塩化物、臭化物等のハロゲン化物、
硫酸塩、炭酸塩等の無機酸塩、及び酢酸塩、アセチルア
セトン塩、アルコラートなどが好適であるが、中でも塩
化物、酢酸塩、アセチルアセトン塩の効果が顕著で特に
好適に使用される。金属塩の使用量はパラジウム1グラ
ム原子に対してモル比で通常0.1〜10の範囲であ
る。
b、Cs等のアルカリ金属及びZnから選ばれた少なく
とも一種類の金属の塩が挙げられる。これら金属の塩と
して、具体的には、塩化物、臭化物等のハロゲン化物、
硫酸塩、炭酸塩等の無機酸塩、及び酢酸塩、アセチルア
セトン塩、アルコラートなどが好適であるが、中でも塩
化物、酢酸塩、アセチルアセトン塩の効果が顕著で特に
好適に使用される。金属塩の使用量はパラジウム1グラ
ム原子に対してモル比で通常0.1〜10の範囲であ
る。
【0018】アルコールとしては、メタノール、エタノ
ール、n−プロパノール、i−プロパノール、n−ブタ
ノール、i−ブタノール等の炭素数1〜10の脂肪族低
級アルコール、シクロヘキノール等の脂環式アルコー
ル、フェノール等の芳香族アルコールが挙げられる。ア
ルコールの使用量はブタジエンに対して通常1.0〜5
0倍モルである。
ール、n−プロパノール、i−プロパノール、n−ブタ
ノール、i−ブタノール等の炭素数1〜10の脂肪族低
級アルコール、シクロヘキノール等の脂環式アルコー
ル、フェノール等の芳香族アルコールが挙げられる。ア
ルコールの使用量はブタジエンに対して通常1.0〜5
0倍モルである。
【0019】本発明の反応には、原則としてあらゆる不
活性溶媒を使用することができる。溶媒としては、例え
ばヘキサン、シクロヘキサン、ベンゼン、トルエン、キ
シレン等の炭化水素類、ジエチルエーテル、テトラヒド
ロフラン、ジオキサン、ジエチレングリコールジメチル
エーテル、ジフェニルエーテル等のエーテル類を好適に
使用することができ、更には酢酸メチル、γ−ブチロラ
クトン等のエステル類、アセトン、メチルイソブチルケ
トン等のケトン類、ジメチルホルムアミド等のアミド類
のような極性溶媒も使用することができる。溶媒の使用
量はブタジエンに対して通常1.0〜50倍モルであ
る。
活性溶媒を使用することができる。溶媒としては、例え
ばヘキサン、シクロヘキサン、ベンゼン、トルエン、キ
シレン等の炭化水素類、ジエチルエーテル、テトラヒド
ロフラン、ジオキサン、ジエチレングリコールジメチル
エーテル、ジフェニルエーテル等のエーテル類を好適に
使用することができ、更には酢酸メチル、γ−ブチロラ
クトン等のエステル類、アセトン、メチルイソブチルケ
トン等のケトン類、ジメチルホルムアミド等のアミド類
のような極性溶媒も使用することができる。溶媒の使用
量はブタジエンに対して通常1.0〜50倍モルであ
る。
【0020】アルケンカルボン酸エステルは、前記のパ
ラジウム化合物、配位子、プロトン酸及び金属塩の存在
下、次のような温和な反応条件で共役ジエンを一酸化炭
素及びアルコールと反応させることによって製造され
る。即ち、この反応の反応温度は通常50〜250℃、
好ましくは80〜180℃で、反応圧力(一酸化炭素の
圧力)は通常20〜200kg/cm2 G、好ましくは
40〜120kg/cm 2 Gである。なお、一酸化炭素
は窒素等の不活性ガスで希釈して用いてもよいが、通常
純ガスをそのまま使用することが好ましい。以上のよう
にしてアルケンカルボン酸エステルを製造することがで
きるが、目的のアルケンカルボン酸エステルは反応液か
ら蒸留等の公知の方法によって分離精製される。
ラジウム化合物、配位子、プロトン酸及び金属塩の存在
下、次のような温和な反応条件で共役ジエンを一酸化炭
素及びアルコールと反応させることによって製造され
る。即ち、この反応の反応温度は通常50〜250℃、
好ましくは80〜180℃で、反応圧力(一酸化炭素の
圧力)は通常20〜200kg/cm2 G、好ましくは
40〜120kg/cm 2 Gである。なお、一酸化炭素
は窒素等の不活性ガスで希釈して用いてもよいが、通常
純ガスをそのまま使用することが好ましい。以上のよう
にしてアルケンカルボン酸エステルを製造することがで
きるが、目的のアルケンカルボン酸エステルは反応液か
ら蒸留等の公知の方法によって分離精製される。
【0021】
【実施例】次に、実施例を挙げて本発明を具体的に説明
する。なお、反応生成物の分析はガスクロマトグラフィ
ーにより行い、反応率、選択率及び收率はモル換算で求
めた。
する。なお、反応生成物の分析はガスクロマトグラフィ
ーにより行い、反応率、選択率及び收率はモル換算で求
めた。
【0022】実施例1 内容積300mlのハステロイC製オートクレーブに、
パラジウム化合物として酢酸パラジウム0.560g、
配位子として1,4−ビス(ジフェニルホスフィノ)ブ
タン4.265g、プロトン酸として2,4,6−トリ
メチル安息香酸4.314g、金属塩として塩化セシウ
ム0.420g、アルコールとしてメタノール4.3
g、及び溶媒としてテトラヒドロフラン10.7gを入
れ、攪拌しながら、一酸化炭素で12kg/cm2 Gに
加圧して次に放圧する操作を3回繰り返して、オートク
レーブ中の雰囲気を一酸化炭素に置換した。次いで、こ
のオートクレーブに、1,3−ブタジエンをメタノール
に溶解した63重量%ブタジエン−メタノール溶液6.
0gを入れ、更に一酸化炭素を40kg/cm2 Gにな
るまで圧入した後、150℃まで1時間かけて昇温し
た。この結果、圧力は60kg/cm2 Gになった。こ
の後、圧力を一酸化炭素で60kg/cm2 Gに保ちな
がら、定量ポンプを用いて前記ブタジエン−メタノール
溶液を12g/hrの流速で5時間フィードした。フィ
ード終了後、更に30分攪拌して、オートクレーブを室
温まで冷却した。
パラジウム化合物として酢酸パラジウム0.560g、
配位子として1,4−ビス(ジフェニルホスフィノ)ブ
タン4.265g、プロトン酸として2,4,6−トリ
メチル安息香酸4.314g、金属塩として塩化セシウ
ム0.420g、アルコールとしてメタノール4.3
g、及び溶媒としてテトラヒドロフラン10.7gを入
れ、攪拌しながら、一酸化炭素で12kg/cm2 Gに
加圧して次に放圧する操作を3回繰り返して、オートク
レーブ中の雰囲気を一酸化炭素に置換した。次いで、こ
のオートクレーブに、1,3−ブタジエンをメタノール
に溶解した63重量%ブタジエン−メタノール溶液6.
0gを入れ、更に一酸化炭素を40kg/cm2 Gにな
るまで圧入した後、150℃まで1時間かけて昇温し
た。この結果、圧力は60kg/cm2 Gになった。こ
の後、圧力を一酸化炭素で60kg/cm2 Gに保ちな
がら、定量ポンプを用いて前記ブタジエン−メタノール
溶液を12g/hrの流速で5時間フィードした。フィ
ード終了後、更に30分攪拌して、オートクレーブを室
温まで冷却した。
【0023】未反応のブタジエンは、反応ガスを放圧す
る際、ドライアイス−メタノールで冷却した内容積75
mlのマイクロボンベを通過させて、マイクロボンベ中
のトルエン50mlに吸収させた。このトルエン溶液と
オートクレーブから回収された反応液120gを併せて
分析したところ、ブタジエンの反応率が97.2%、3
−ペンテン酸メチルの選択率が75.4%、2−ペンテ
ン酸メチルの選択率が22.5%で、ペンテン酸メチル
の全收率は結局95.2%であった。
る際、ドライアイス−メタノールで冷却した内容積75
mlのマイクロボンベを通過させて、マイクロボンベ中
のトルエン50mlに吸収させた。このトルエン溶液と
オートクレーブから回収された反応液120gを併せて
分析したところ、ブタジエンの反応率が97.2%、3
−ペンテン酸メチルの選択率が75.4%、2−ペンテ
ン酸メチルの選択率が22.5%で、ペンテン酸メチル
の全收率は結局95.2%であった。
【0024】実施例2〜8 実施例1において、金属塩を塩化カリウム(実施例
2)、塩化リチウム(実施例3)、塩化亜鉛(実施例
4)、カリウムアセチルアセトナト(実施例5)、亜鉛
アセチルアセトナト(実施例6)、酢酸セシウム(実施
例7)及び酢酸亜鉛(実施例8)にそれぞれ変えて、実
施例1と等モル量添加したほかは、実施例1と同様に反
応と分析を行った。その結果を表1に示す。
2)、塩化リチウム(実施例3)、塩化亜鉛(実施例
4)、カリウムアセチルアセトナト(実施例5)、亜鉛
アセチルアセトナト(実施例6)、酢酸セシウム(実施
例7)及び酢酸亜鉛(実施例8)にそれぞれ変えて、実
施例1と等モル量添加したほかは、実施例1と同様に反
応と分析を行った。その結果を表1に示す。
【0025】比較例1 実施例1において金属塩を添加しなかったほかは、実施
例1と同様に反応と分析を行った。その結果を表1に示
す。
例1と同様に反応と分析を行った。その結果を表1に示
す。
【0026】
【表1】
【0027】実施例9 実施例1において配位子をビス(2−ジフェニルホスフ
ィノエチル)フェニルホスフィン5.346gに変えた
ほかは、実施例1と同様に反応と分析を行った。その結
果を表2に示す。
ィノエチル)フェニルホスフィン5.346gに変えた
ほかは、実施例1と同様に反応と分析を行った。その結
果を表2に示す。
【0028】比較例2 実施例9において金属塩を添加しなかったほかは、実施
例9と同様に反応と分析を行った。その結果を表2に示
す。
例9と同様に反応と分析を行った。その結果を表2に示
す。
【0029】
【表2】
【0030】実施例10 実施例1において配位子をトリフェニルホスフィン2.
623gに変えたほかは、実施例1と同様に反応と分析
を行った。その結果を表3に示す。
623gに変えたほかは、実施例1と同様に反応と分析
を行った。その結果を表3に示す。
【0031】比較例3 実施例10において金属塩を添加しなかったほかは、実
施例10と同様に反応と分析を行った。その結果を表3
に示す。
施例10と同様に反応と分析を行った。その結果を表3
に示す。
【0032】
【表3】
【0033】
【発明の効果】本発明により、一酸化炭素圧が低い温和
な反応条件で、共役ジエンを一酸化炭素及びアルコール
と反応させてアルケンカルボン酸エステルを高選択率及
び高收率で製造することができる。
な反応条件で、共役ジエンを一酸化炭素及びアルコール
と反応させてアルケンカルボン酸エステルを高選択率及
び高收率で製造することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07B 61/00 300
Claims (1)
- 【請求項1】 (1)パラジウム化合物、(2)一般式
(I)で示される二座配位子、 【化1】 (式中、Zは元素の周期律表で第5A族の原子を示し、
Rは炭素数2〜6の二価の有機残基、R1 〜R4 は炭素
数1〜8のアルキル基又はアリール基を示す)あるいは
一般式(II)で示される三座配位子、 【化2】 (式中、Zは元素の周期律表で第5A族の原子を示し、
Rは炭素数2〜6の二価の有機残基、R5 〜R9 は炭素
数1〜8のアルキル基又はアリール基を示す)あるいは
一般式 (III)で示される一座配位子、 【化3】 (式中、Zは元素の周期律表で第5A族の原子を示し、
R10〜R12は炭素数1〜8のアルキル基又はアリール基
を示す) (3)水溶液中18℃で測定して3よりも大きいpKa
値を有するプロトン酸、及び(4)Li、Na、K、R
b、Cs及びZnから選ばれた少なくとも一種類の金属
の塩の存在下に、共役ジエンを一酸化炭素及びアルコー
ルと反応させることを特徴とするアルケンカルボン酸エ
ステルの製造方法。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP7171734A JPH0881415A (ja) | 1994-07-12 | 1995-07-07 | アルケンカルボン酸エステルの製造方法 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6-160054 | 1994-07-12 | ||
JP16005494 | 1994-07-12 | ||
JP7171734A JPH0881415A (ja) | 1994-07-12 | 1995-07-07 | アルケンカルボン酸エステルの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0881415A true JPH0881415A (ja) | 1996-03-26 |
Family
ID=26486656
Family Applications (1)
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Country Status (1)
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---|---|
JP (1) | JPH0881415A (ja) |
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-
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- 1995-07-07 JP JP7171734A patent/JPH0881415A/ja active Pending
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