JPH0881131A - テープ巻き機 - Google Patents

テープ巻き機

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Publication number
JPH0881131A
JPH0881131A JP24190494A JP24190494A JPH0881131A JP H0881131 A JPH0881131 A JP H0881131A JP 24190494 A JP24190494 A JP 24190494A JP 24190494 A JP24190494 A JP 24190494A JP H0881131 A JPH0881131 A JP H0881131A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape
photoelectric sensor
tape pad
pad
receiving plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP24190494A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinori Yamada
芳範 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YKK Corp
Original Assignee
YKK Corp
Yoshida Kogyo KK
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Publication date
Application filed by YKK Corp, Yoshida Kogyo KK filed Critical YKK Corp
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Publication of JPH0881131A publication Critical patent/JPH0881131A/ja
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  • Tension Adjustment In Filamentary Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 線条体の定張力送出・巻取装置を簡単に実現
する。 【構成】 テープ1の巻装されたテープパッド7を担持
するテープパッド受板6の回転軸に作動的に連結される
電磁ブレーキと、発光およびその反射光の光路が前記テ
ープパッド受板6の表面に沿ってほぼ平行に延びるよう
な1対の光電センサ8および反射板9と、光電センサ8
をテープパッド7の半径方向に移動させる送りねじ軸8
1と、光電センサ8の送り量を検出する位置検出器10
とを有し、位置検出器10の検出値によって電磁ブレー
キの制動力を調整するようにしたことを特徴とするテー
プ巻き機であるこの発明の原理はもちろん一般の線条体
に適用でき、送出しの場合だけでなく巻取りにも同様に
適用できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はテープ巻き機に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】まず図3について電線などの線条体1を
ボビン101から送り出すか、あるいはこのボビン10
1に巻き取る場合に、線条体1を定張力をもって送り出
し、または巻き取るための従来の装置の一例を説明す
る。
【0003】線条体1のこのボビン101上の巻層に交
わる方向に検出光線が走るように複数の光電センサS
1,S2,S3などを設け、それらの検出光線の走る位
置を巻層の半径のいくつかの値に対応する位置に設定す
る。
【0004】この装置は図から自明なように、光電セン
サS1が作動する位置がこのボビン101に最大量の線
条体が巻き取られている状態を示し、たとえば送出の場
合に巻層の半径が小さくなるに従って順次光電センサS
2,S3が作動することになる。したがってこの半径の
減少を検知することによりその漸次小さくなる半径に応
じてブレーキトルクを漸減させ線条体の一定送出張力を
得るものである。
【0005】図4は線条体としてテープ102を一定の
張力で張りながら一定速度で巻き付ける装置を示すもの
であるが、この例ではテープパッド102Aを担持する
テープパッド受板103、またはこれと同一の回転数を
もって回転するものの適宜位置に感知用突起104を取
りつけるとともに、これに対応する位置に近接スイッチ
105を設け、近接スイッチ105の励磁回数をカウン
トしてテープパッド受板103の回転数が計測される。
【0006】テープの使用に従ってテープパッド102
Aの半径が減少するが、テープの繰出量が同一であるか
ら当然テープパッド102Aを担持するテープパッド受
板103の回転数は大きくなる。テープ102の張力を
一定にするためにはテープパッド受板103の回転に対
するブレーキトルクは減少させなければならない。図4
の装置はこのために計測したテープパッド受板103の
回転数に応じたトルクを中央演算処理装置からパウダブ
レーキまたはトルクモータブレーキ106に指令してこ
れに所望の必要駆動トルクを与える仕組みである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図3の装置では光電セ
ンサの数が非常に多くなり、しかも巻層の半径変化に対
して連続的に対応できずにステップ的にしか対応できな
い欠点があり、また図4の装置の場合は精度が高く巻層
径の変化に対して連続的な対応ができる利点はあるもの
の、中央演算処理装置(CPU)の存在のために制御回
路の構成がそれだけ複雑高価となる不都合がある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は上述の課題を
解決するためになされたものであって、その解決のため
にとる手段は、テープの巻装されたテープパッドを担持
するテープパッド受板に作動的に連結される電磁ブレー
キと、発光およびその反射光の光路が前記テープパッド
受板の表面に沿ってほぼ平行に延びるような1対の光電
センサよび反射板と、前記光電センサを前記テープパッ
ドの半径方向に移動させる送りねじ軸と、前記光電セン
サの送り量を検出する位置検出器とを有し、前記位置検
出器の検出値によって前記電磁ブレーキの制動力を調整
するようにしたことを特徴とするテープ巻き機である。
【0009】
【作用】光電センサは反射板からの反射光によるその励
磁によってそのときの光路がテープパッドの外周を外れ
た位置にあることを検知でき、したがって光電センサを
テープパッドの半径方向に適宜の細かいピッチをもって
送りつつその刻刻の位置を知ることによって、そのピッ
チ刻みのテープパッドの外径変動に対応した制動力を付
与できることになり、したがってその送りピッチをでき
るだけ細かく設定することによってほぼ連続的に送出テ
ープの定張力制御が可能となる。
【0010】
【実施例】この発明の一実施例を図1および図2につい
て説明する。テープ1はテープパッド7に巻装され、フ
ライヤディスク3上のテープパッド受板6に取りつけら
れてフライヤディスク3の回転によって送り出され、ガ
イドロール4を経て、内部をたとえば撚線のような被巻
付線2が走行する中空のテープガイド5において被巻付
線2に巻き付けられる。また図1および図2には図示さ
れてはいないが、テープパッド受板6には電磁ブレーキ
が作動的に連結されている。
【0011】テープ1の良好な巻き付けをするためには
テープ1を一定の張力をもって送り出す必要があり、こ
のためには送出しに伴うテープパッド7の外径の減少に
応じてテープパッド受板6にかけるブレーキトルクを漸
減させなければならないことは周知である。図3につい
て説明した従来技術もこの原理に基づく定張力制御に他
ならない。
【0012】さて本発明においてはテープパッド受板6
の表面に沿ってこの表面にほぼ平行に光路が延びるよう
に、たとえばフォトカップルのような適宜の光電センサ
8および反射板9がテープパッド受板6を挟んだ両側に
対向配設される。ここでフォトカップルと言うのは光を
発信する発光素子と、光を受ける受光素子とが一体的に
組み合わされた要素のことである。また反射板9はテー
プパッド7の巻量の半径方向長さに相当する長さのもの
が必要である。
【0013】光電センサ8は反射板9に平行な送りねじ
軸81に担持される。以下図2を主として参照して説明
するが、送りねじ軸81の一端にはこれを回転するため
の駆動モータ12が連結され、他端にはたとえばロータ
リーエンコーダやポテンショメータのようにその電圧量
からこの送りねじ軸81の回転数を計測して光電センサ
8のねじ送り量、つまり光電センサ8の現在位置を検知
するための位置検出器10が取り付けられる。
【0014】また光電センサ8を通る光路が、テープパ
ッド7のテープ巻装量がゼロとなる寸前の適宜の半径位
置をよぎるような光電センサ8の位置に対応して、適宜
の近接スイッチであるテープ端検知器11が設けられ
る。なお図示してはいないが、位置検出器10からフラ
イヤディスク3の電磁ブレーキの強弱を調節する信号回
路が設けられている。
【0015】この発明の装置は次のように使用する。ま
ず適宜の刻み間隔、たとえば2mmづつ光電センサ8を
図2の下方に送るように駆動モータ12の1回の回転駆
動数を決め、新品のテープパッドからテープ送りが開始
するものとする。光電センサ8は上述のようにはじめの
1回分が送られるから、テープパッド7の外周縁7Aか
ら2mm半径方向内方に下がって位置することになる。
【0016】テープ1が消費されてテープパッド7の半
径が2mm減少すると、光電センサ8は反射板9からの
反射光によって励磁されるから、この信号がテープパッ
ド受板6の電磁ブレーキに伝えられてそのブレーキ力を
減少させる。もちろんこのときの光電センサ8の位置は
位置検出器10によって分かっているから、その位置に
対する適正制動力が発動されるように電磁ブレーキが制
御されることは言うまでもない。こうして新品状態から
半径が2mm減った状態に対する適正な張力がテープ1
に与えられることになる。
【0017】ついで光電センサ8は再び2mmだけ下方
に送られ、テープパッド7の半径の減少を待機すること
になる。したがって光電センサ8の1回の送り量を細か
くすれば、それだけ精密な張力の一定制御ができること
になり、実質的に連続的な制御が可能であると言うこと
ができる。
【0018】以上では送り出される線条体がテープであ
るテープ巻き機について説明したが線条体としてはテー
プに限るものではなく、また送出しではなく逆の巻取り
の場合にも適用できることは自明である。さらに線条体
の一定張力制御ではなく一定線速制御にも同様に使用て
せきることも理解できるであろう。
【0019】
【発明の効果】この発明によれば、光電センサは反射板
からの反射光によるその励磁によってそのときの光路が
テープパッドの外周を外れた位置にあることを検知で
き、したがって光電センサをテープパッドの半径方向に
適宜の細かいピッチをもって送りつつその刻刻の位置を
知ることによって、そのピッチ刻みのテープパッドの外
径変動に対応した制動力を付与できることになり、した
がってその送りピッチをできるだけ細かく設定すること
によってほぼ連続的に送出テープ、一般的には送出、ま
たは巻取線条体の定張力制御が可能となる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例装置を示す全体斜視図であ
る。
【図2】この発明の別の実施例装置を示す正面図であ
る。
【図3】従来の線条体の定張力送出・巻取装置の一例を
示す正面面である。
【図4】従来の線条体の定張力送出・巻取装置の別の例
を示す側面図である。
【符号の説明】
1 線条体 2 被巻付線 3 フライヤディスク 4 ガイドロール 5 テープガイド 6 テープパッド受板 7 テープパッド 7A テープパッド外周縁 8 光電センサ 81 送りねじ軸 9 反射板 10 位置検出器 11 テープ端検知器 12 駆動モータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テープ(1)の巻装されたテープパッド
    (7)を担持するテープパッド受板(6)に作動的に連
    結される電磁ブレーキと、発光およびその反射光の光路
    が前記テープパッド受板(6)の表面に沿ってほぼ平行
    に延びるような1対の光電センサ(8)および反射板
    (9)と、前記光電センサ(8)を前記テープパッド
    (7)の半径方向に移動させる送りねじ軸(81)と、
    前記光電センサ(8)の送り量を検出する位置検出器
    (10)とを有し、前記位置検出器(10)の検出値に
    よって前記電磁ブレーキの制動力を調整するようにした
    ことを特徴とするテープ巻き機。
JP24190494A 1994-09-09 1994-09-09 テープ巻き機 Pending JPH0881131A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24190494A JPH0881131A (ja) 1994-09-09 1994-09-09 テープ巻き機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24190494A JPH0881131A (ja) 1994-09-09 1994-09-09 テープ巻き機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0881131A true JPH0881131A (ja) 1996-03-26

Family

ID=17081289

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24190494A Pending JPH0881131A (ja) 1994-09-09 1994-09-09 テープ巻き機

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JP (1) JPH0881131A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5129180B2 (ja) * 1971-12-01 1976-08-24
JPH0375477A (ja) * 1989-08-18 1991-03-29 Matsushita Refrig Co Ltd 冷却ユニット

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5129180B2 (ja) * 1971-12-01 1976-08-24
JPH0375477A (ja) * 1989-08-18 1991-03-29 Matsushita Refrig Co Ltd 冷却ユニット

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