JPH088032A - ピンハンドおよびピン挿抜装置 - Google Patents

ピンハンドおよびピン挿抜装置

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JPH088032A
JPH088032A JP13303594A JP13303594A JPH088032A JP H088032 A JPH088032 A JP H088032A JP 13303594 A JP13303594 A JP 13303594A JP 13303594 A JP13303594 A JP 13303594A JP H088032 A JPH088032 A JP H088032A
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ball screw
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Shigemitsu Oguchi
重光 小口
Akira Nagayama
昭 永山
Tadashi Hirono
侃史 廣野
Makoto Asakawa
誠 浅川
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 オフィスビルに設置されている既存の配線ボ
ックス内に、信頼性の高い自動化配線管理システムの実
現を図る。 【構成】 2は差点孔3を有するマトリックスボード、
4は差点孔3に挿抜されるピンである。10はピンハン
ドで、スライドドラム11と、複数条に分割されたピン
把持部13を有するピン指12と、ピン挿入シャフト2
3とからなる。スライドドラム11の底面部には係合面
が形成された孔11aが設けられ、ピン把持部13には
テーパ部13aが設けられている。そして、スライドド
ラム11はコイルスプリング16でA方向に押し下げら
れ、孔11aがテーパ部13aに係合してピン把持部1
3でピン4を把持する。電磁コイル18に通電してアー
マチュア17を吸引することで、スライドドラム11を
A方向と反対に移動させ係合を解除して、ピン4の保持
を解除する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マトリックスボードに
既設されている差点穴に挿入することで電気的導通をは
かるピンハンドに関し、特にビル等における通信線路の
新設や切替作業を自動化した自動配線管理システムに使
用されるピンハンドおよびそれを使用したピン挿抜装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、人手で行っていた通信線路の新設
や切替作業を自動化した自動化配線装置として、メイン
ディストリビュウティングフレーム(MDF)がある。
このMDFに使用されている従来のピンハンドとして、
図5に示す構造のものがある。これを同図に基づいて説
明すると、2はプリント板を多層に積層し、縦横にプリ
ント配線された交点に差点孔3と称する孔を貫通した後
にめっき処理等を施したマトッリクスボードで、差点孔
3に電気的導通部分を備えたピン4を挿抜することによ
り、多層に配置したプリント配線間の導通・断線処理が
行われる。ピン4には、鍔部5と小径部6とが形成され
ている。全体を符号40で示すピンハンドは、ハウジン
グ41に、X・Y・Z方向にスプリング43で宙ずりさ
れたピン指支持具42と、ピン指支持具42に支持軸4
5により揺動自在に支持され把持部44aと突出部44
bを備えたピン指44と、ピン指支持具42内に固定さ
れピン指44の突出部44bが嵌合している首状の駆動
軸47を備えたソレノイド46とで構成されている。こ
のような構成において、ソレノイド46が作動して、駆
動軸47が図中上下方向に移動すると、駆動軸47と嵌
合している突出部44bも上下に移動し、ピン指44が
支持軸45を中心として揺動し、把持部44aが開閉し
て、ピン4の小径部6を把持または解放する。ここで、
ピン指44がピン4を把持および解放するときに、ピン
指44とピン4の軸心に位置ずれがあった場合には、ピ
ン指44を支持するピン指支持具42が、ピン4の軸心
位置に倣うようにスプリング43が撓んで移動する。
【0003】図6は上述したピンハンド40を用いてピ
ン4を挿抜するピン挿抜装置を示している。同図におい
て、ピンハンド40はころ52により基台48上を図中
上下方向に移動自在に支持されている。49は基台48
にブラケットを介して固定されたDCモータ、50はハ
ウジング41のねじ部41aに螺合するボールねじ51
を備えたボールねじ送り機構である。DCモータ49を
正逆に回転させると、その回転はボールねじ送り機構5
0を介して直線運動に変換されてピンハンド40が上下
に移動して、ピン4の挿抜が行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のピンハ
ンドは、ピン指44を支持軸45を中心として揺動自在
に支持する構造としているので、機構自体が大きくな
り、オフィスビルのフロアに従来より設置されている配
線処理用ボックス内に、自動化配線管理システムを実装
することができず、新たな投資が要求され不経済であっ
た。また、上述したピン挿抜装置は、ピンハンド40、
ボール送りねじ機構50およびDCモータ49を直列に
配置する構造となっており、かつそれぞれの構成要素自
体が大型化しているため、狭い空間への実装が不可能で
あるという欠点があった。
【0005】したがって、本発明は上記した従来の欠点
に鑑みて、なされたものであり、その目的とするところ
は、小型化を図り、もってオフィスビルに設置されてい
る既存の配線ボックス内に、信頼性の高い自動化配線管
理システムの実現を図ったピンハンドおよびピン挿抜装
置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明に係るピンハンドは、一端が半径方向に開閉
自在となるように複数に分割されてピン把持部を形成す
るとともに、ピン把持部の外面にテーパ部が形成され、
他端がピン挿入用シャフトで支持されたピン把持部材
と、このピン把持部材を囲みピン把持部材に対して摺動
自在で、かつピン把持部材のテーパ部と係合する係合面
が設けられた円筒状のスライドドラムと、このスライド
ドラムの係合面と前記ピン把持部材のテーパ部との係合
を解除するソレノイドと、前記スライドドラム内に嵌挿
された前記ソレノイドの吸引力に抗するコイルばねとで
構成されたものである。また、本発明に係るピン挿抜装
置は、ピンハンドがマトリックスボードに対して接近お
よび離間するよう案内し、ピンハンドが把持するピンを
マトリックスボードの差点穴に挿抜自在とするガイド機
構と、駆動源であるモータの回転を直線運動に変換する
ボールねじ機構と、このボールねじ機構と前記ガイド機
構とを連結する連結部材とからなり、これらガイド機
構、ボールねじ機構およびモータを並設したものであ
る。
【0007】
【作用】本発明によれば、コイルばねにより、スライド
ドラムの係合面がピン把持部材のテーパ部に係合して、
ピン把持部が閉じてピンを把持し、ソレノイドが作動す
ると、コイルばねに抗してスライドドラムの係合面とピ
ン把持部材のテーパ部との係合が解除され、ピン把持部
が開きピンを解放する。また、本発明によれば、ガイド
機構、ボールねじ機構およびモータが並設されているの
で、ピンの挿抜方向の全長が短くなる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図に基づいて説明
する。図1は本発明に係るピンハンドの断面図、図2は
同じくピン指の全体斜視図である。これらの図におい
て、全体を符号10で示すピンハンドは、有底円筒状の
スライドドラム11と、ピン把持部材としての中空状の
ピン指12と、ピン指12内に嵌挿されたコイルスプリ
ング16と、ピン4と頭部に当接してピン4を差点穴3
内に挿入するピン挿入シャフト23と、ソレノイドを構
成する電磁コイル18とから概略構成されている。スラ
イドドラム11の底面中央には周端面がテーパ状に形成
された孔11aが穿設されている。
【0009】ピン指12の下端側には、複数条に分割さ
れ外周面に前記孔11aと同じ勾配のテーパ部13aが
設けられたピン把持部13が形成され、上端部には円筒
部14が形成され、円筒部14に固定した滑り軸受15
により、前記スライドドラム11がピン指12に対して
その軸心方向に移動自在となっている。ピン指12は図
2に詳細を示すように、ピン把持部13の根元部である
上端側が薄肉状に形成されて、ピン把持部13が半径外
側方向に開くように弾性を有している。コイルスプリン
グ16によりスライドドラム11がA方向に付勢され、
これにより孔11aがテーパ部13aと係合してピン把
持部13を半径方向に閉じる。17はスライドドラム1
1の上端面に電磁コイル18に対向するように固定され
たアーマチュアである。19はベース、20は挿入ブロ
ック、21はベース19と挿入ブロック20との間に介
装された挿入検出ばね、22は挿入センサである。ピン
挿入シャフト23は、前記ピン指12の中空部に嵌挿さ
れ、中央部にピン把持部材12の円筒部14と係合する
段部23aとベース19と係合する段部23bとが形成
されるとともに、上端部に前記挿入センサと対向する鍔
部23cが形成されている。
【0010】次に、このように構成されたピンハンドに
よるピンの把持動作を説明する。電磁コイル18に電流
が供給されないと、アーマチュア17が図1に示すよう
に解放されている。アーマチュア17が解放、すなわち
電磁コイル18から離間していると、コイルスプリング
16に対する拘束力がなくなり、コイルスプリング16
のばね力によりスライドドラム11を下方に押し下げ
る。このばね力はスライドドラム11の孔11aとピン
指12のテーパ部13aとを係合させ、ピン指12のピ
ン把持部13を半径方向内方に押し狭めてピン4の小径
部6を把持するように機能する。
【0011】一方、ピン4の頭部にはピン挿入シャフト
23が当接している。この状態で挿入ブロック20が、
下方すなわちピン4の挿入方向に移動すると、その移動
は挿入検出ばね21に伝達される。ここで、挿入検出ば
ね21はマトリックスボード2にピン4を挿入するとき
の差点孔3との間に生じる摩擦等に起因する挿入力を上
回るようなプリロードを与えて設置されている。このた
め挿入検出ばね21は変形せずに、挿入ブロック20の
移動をベース19に伝達する。段部23bでベース19
と係合しているピン挿入シャフト23は、ベース19の
移動が伝達されて、ピン指12がピン4を把持したまま
で、ピン挿入シャフト23はピン4の頭部を押し下げて
ピン4を差点孔3内に挿入する。
【0012】ピン4の鍔部5がマトリックスボード2の
表面に当接すると、ピン4の挿入方向の前進は阻止され
て停止する。ピン4が停止状態となっても、さらに挿入
ブロック20が下方に移動を継続すると、ピン4が停止
したことでピン挿入シャフト23も前進を停止し、前進
を継続する挿入ブロック20の位置ずれは挿入検出ばね
21の撓みとして蓄積される。挿入検出ばね21が撓む
と、挿入ブロック20に一体的に配設されている挿入セ
ンサ22とピン挿入シャフト23の鍔部23cとの間隙
が減少する。挿入センサ22はこの間隙の変化を検知し
てピン4のマトリックスボード2への挿入完了か、他の
トラブルによる挿入不可現象かを検出して挿入ブロック
20の前進を停止する。
【0013】制御系では、挿入センサ22からの情報を
もとに、挿入ブロック20の所期位置からの移動量を検
出することで、ピン4の挿入が無事完了したか、トラブ
ルによる挿入不可かの判断を行うように設定する。挿入
完了の場合には、電磁コイル18に通電すると、アーマ
チュア17が電磁コイル18に吸引される。アーマチュ
ア17が吸引されて上方に移動すると、アーマチュア1
7が一体化されたスライドドラム11が上方に引き上げ
られ、スライドドラム11の孔11aと係合していたピ
ン指12のテーパ部13aが解放されて、ピン指12の
拘束状態が解放されて、ピン把持部13の半径外側に開
く弾性変形により、ピン4はピン指12から解放され
る。ピン4を解放後に、挿入ブロック20が後退するこ
とで、マトリックスボード2へのピン4の挿入が完了す
る。ピン4をマトリックスボード2から引き抜くときの
動作も、上述した動作の組み合わせで行われる。なお、
制御系がピン4の挿入トラブルと判断した場合には、ピ
ン指12はピン4を把持したままで挿入ブロック20を
後退させる。
【0014】図3は本発明の第2および第3の実施例を
示し、同図(a)における第2の実施例においては、ス
ライドドラム11の孔11aとピン指12のテーパ部1
3aとの係合部の摩擦力を低減するために、テーパ部1
3aにリング状の突起13bを設けたものである。同様
に同図(b)における第3の実施例においては、スライ
ドドラム11の孔11aとピン指12のテーパ部13a
との係合部の摩擦力を低減するために、孔11aにリン
グ状の突起11bを設けたものである。
【0015】図4は、上述したピンハンド10を用いた
本発明に係るピン挿抜装置の側面図である。同図におい
て、25は駆動モータ、26は駆動モータ25のモータ
プーリ、27はモータプーリ26とボールねじ機構29
のプーリ28間に張設された駆動伝達用の歯付きベル
ト、30はボールねじ軸、31はボールナットである。
32は局内配線用のボックス(図示せず)のベースに直
結したベースアーム33に固定されたガイドの固定部
で、ガイドのスライド部材34が矢印B方向に移動自在
に支持されており、スライド部材34に取り付けられた
ピンハンド10もB方向、すなわち、ピン指のピン把持
部13がマトリックスボード2に対して接近および離間
自在となっている。スライド部材34とボールナット3
1とは連結バー35によってピンハンド10の移動方向
Bに対して直交する方向に並設されるとともに、ボール
ねじ機構29と駆動モータ25も同方向に並設され、こ
れらピンハンド10の移動方向Bの全長、スライド部材
34のガイド方向Bの全長、ボールねじ機構29および
駆動モータ25の高さ方向の全長をほぼ同一に形成して
いる。このような構成とすることにより、マトリックス
ボード2の表面に対してその直交する方向、すなわち高
さ方向を低くすることができ、限られた局内配線用のボ
ックス内にも収納することが可能となる。
【0016】次に、このような構成のピン挿抜装置のピ
ン挿抜動作を説明する。駆動モータ25が回転すると、
回転力はモータプーリ27に張設されている歯付きベル
ト27を介してボールねじ機構29のプーリ28を回転
駆動する。回転力はボールねじ軸30を介してボールね
じ用ナット31を上下に直線移動させる。ボールねじ用
ナット31に与えられた直線駆動力は、ボールねじ用ナ
ット31に連結されている連結バー35に伝達され、ピ
ンハンド10をB方向に移動させ、上述したピンハンド
10のピン把持部13によるピン4のマトリックスボー
ド2への挿抜動作が行われる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、一
端が半径方向に開閉自在となるように複数に分割されて
ピン把持部を形成するとともに、ピン把持部の外面にテ
ーパ部が形成され、他端がピン挿入用シャフトで支持さ
れたピン把持部材と、このピン把持部材を囲みピン把持
部材に対して摺動自在で、かつピン把持部材のテーパ部
と係合する係合面が設けられた円筒状のスライドドラム
と、このスライドドラムの係合面と前記ピン把持部材の
テーパ部との係合を解除するソレノイドと、前記スライ
ドドラム内に嵌挿された前記ソレノイドの吸引力に抗す
るコイルばねとで構成し、ピンを把持する把持部の開閉
を従来のように揺動機構とせず、外面に設けたテーパ部
と、スライドドラムの係合面とのカム機構で行うように
したので、小型・軽量化することができて、このためオ
フィスビルに設置されている配線ボックス内の限られた
空間を用いて、ピン挿抜方式による自動化配線システム
を構築することが可能となり、新たな投資をすることな
く、省力化による経費削減を図ることができる。
【0018】また、本発明によれば、ピン把持部材のテ
ーパ部またはスライドドラムの係合面にリング状の突起
を設けたので、ピン把持部材のテーパ部とスライドドラ
ムの係合面との係合における摩擦力を低減することがで
き、このためピン把持部部材によるピンの把持と解放と
を円滑に行うことができる。
【0019】また、本発明によれば、ピンハンドがマト
リックスボードに対して接近および離間するよう案内
し、ピンハンドが把持するピンをマトリックスボードの
差点穴に挿抜自在とするガイド機構と、駆動源であるモ
ータの回転を直線運動に変換するボールねじ機構と、こ
のボールねじ機構と前記ガイド機構とを連結する連結部
材とからなり、これらガイド機構、ボールねじ機構およ
びモータを並設したので、マトリックスボード2の表面
に対する高さ方向を低くすることができ、限られた局内
配線用のボックス内にも収納することが可能となり、こ
のため、配線ボックス内の限られた空間でも、ピン挿抜
方式による自動配線管理システムを構築することが可能
になり、新たな投資をせずに省力化による経費節減を図
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るピンハンドの断面図である。
【図2】 本発明に係るピンハンドのピン指の全体斜視
図である。
【図3】 (a)は本発明に係るピンハンドの第2の実
施例の断面図、(b)は第3の実施例の断面図である。
【図4】 本発明に係るピン挿抜装置の側面図である。
【図5】 従来のピンハンドの断面図である。
【図6】 従来のピン挿抜装置の側面図である。
【符号の説明】
2…マトリックスボード、3…差点孔、4…ピン、10
…ピンハンド、11…スライドドラム、11b,13b
…突起、12…ピン指、13a…テーパ部、17…アー
マチュア、18…電磁コイル、25…駆動モータ、29
…ボールねじ機構、34…スライド部材、35…連結バ
ー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 廣野 侃史 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 浅川 誠 東京都武蔵野市緑町3丁目9番11号 株式 会社アフティ内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端が半径方向に開閉自在となるように
    複数に分割されてピン把持部を形成するとともに、ピン
    把持部の外面にテーパ部が形成され、他端がピン挿入用
    シャフトで支持されたピン把持部材と、このピン把持部
    材を囲みピン把持部材に対して摺動自在で、かつピン把
    持部材のテーパ部と係合する係合面が設けられた円筒状
    のスライドドラムと、このスライドドラムの係合面と前
    記ピン把持部材のテーパ部との係合を解除するソレノイ
    ドと、前記スライドドラム内に嵌挿された前記ソレノイ
    ドの吸引力に抗するコイルばねとで構成されたことを特
    徴とするピンハンド。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のピンハンドにおいて、前
    記ピン把持部材のピン把持部自体が開き習性を有してい
    ることを特徴とするピンハンド。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のピンハンドにおいて、前
    記ピン把持部材のテーパ部にリング状の突起を設けたこ
    とを特徴とするピンハンド。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のピンハンドにおいて、前
    記スライドドラムの係合面にリング状の突起を設けたこ
    とを特徴とするピンハンド。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のピンハンドがマトリック
    スボードに対して接近および離間するよう案内し、ピン
    ハンドが把持するピンをマトリックスボードの差点穴に
    挿抜自在とするガイド機構と、駆動源であるモータの回
    転を直線運動に変換するボールねじ機構と、このボール
    ねじ機構と前記ガイド機構とを連結する連結部材とから
    なり、これらガイド機構、ボールねじ機構およびモータ
    を並設したことを特徴とするピン挿抜装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のピン挿抜装置において、
    前記ピンハンドの挿抜方向の全長、ガイド機構のガイド
    方向の全長、ボールねじ機構およびモータの高さ方向の
    全長をほぼ同一に形成したことを特徴とするピン挿抜装
    置。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2000228267A (ja) * 1999-02-08 2000-08-15 Mitsubishi Electric Corp ハーネス取付装置及び取付方法
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