JPH0880219A - イオン歯ブラシ - Google Patents

イオン歯ブラシ

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JPH0880219A
JPH0880219A JP18042695A JP18042695A JPH0880219A JP H0880219 A JPH0880219 A JP H0880219A JP 18042695 A JP18042695 A JP 18042695A JP 18042695 A JP18042695 A JP 18042695A JP H0880219 A JPH0880219 A JP H0880219A
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conductive rod
battery
handle
brush bristles
ion toothbrush
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JP18042695A
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Hiroshi Fukuba
博 福場
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29LINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
    • B29L2031/00Other particular articles
    • B29L2031/42Brushes
    • B29L2031/425Toothbrush

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  • Brushes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 導電棒をヘッド部を含む歯ブラシ本体と一体
成形する場合であっても、当該導電棒の位置決めを可能
とし、もってイオン歯ブラシの製造コストを低減するこ
とができるようにすること。 【解決手段】 ブラシ毛10が植毛されたヘッド部12
と、電池14を収納した柄部16と、一端部が電池14
の一方の電極に接続され、他端部がヘッド部12のブラ
シ毛10近傍にまで至り、電通路を介してブラシ毛10
と電気的に導通可能な導電棒26と、電池14の他方の
電極に接続され、柄部16の少なくとも一部外表面に装
着された導電板32と、を備え、ヘッド部12と柄部1
6が導電棒26を埋め込んだ状態で一体成形され、導電
棒26の前記他端部の端面に隣接して、前記端面を成形
時に支持する部材に対応する空所が存在しているイオン
歯ブラシ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、歯ブラシの柄部に
電池を内臓し、歯とブラシ毛との間に電流を流すことに
よってブラッシング効果をより向上させるようにしたイ
オン歯ブラシに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、歯ブラシに柄部に電池を内臓
し、この柄部を把持する手を介して微弱な電流を歯とブ
ラシ毛との間に流し、電位傾斜を利用して歯垢を有効に
除去するためのイオン歯ブラシが種々提案されている。
この種のイオン歯ブラシは、その開発当初において、実
公昭43−5092号や特開昭60−253461号に
記載のように、構造が極めて複雑であり、従って高価な
ものとなっていたため、普及に難があった。そこで、出
願人は特公昭63−1842号に記載のように、ブラシ
ヘッド部と柄部とを脱着可能に構成し、その際ブラシ毛
と電池の一方の電極との電気的な導通を達成するため、
唾液などの液体を媒体とした導通構造を開発し、比較的
安価にこの種のイオン歯ブラシを提供することに成功し
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、近年の歯の健
康に対する意識の高揚、ならびにこの種のイオン歯ブラ
シの歯垢除去効果が歯科学会等の多方面で再確認されて
きたことにより、このイオン歯ブラシを更に普及させる
べきとの要望が高まり、そのためイオン歯ブラシをより
安価に提供する必要がある。
【0004】本発明者は、まずイオン歯ブラシの製造コ
ストの低減を計ることに着目し、従来、ヘッド部が柄部
から分離可能であって廃棄交換できるようにされていた
ものに替え、ヘッド部と柄部を一体成形することにより
製造工程を簡素化することを考えた。ここで、この種の
イオン歯ブラシは、電池からブラシ毛にまで延びる導電
棒を含むが、従来のヘッド部分離式のものでは、柄部か
らこの導電棒が突出するため、この突出部分を利用して
成形時の導電棒の位置決めが可能であった。しかし、導
電棒をヘッド部を含む歯ブラシ本体と一体成形する場合
には、成形時に導電棒を正しく位置決めすることが極め
て困難である。本発明の目的は、この場合において、導
電棒の位置決めを可能とし、もってイオン歯ブラシの製
造コストを低減することができるようにすることであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、ブ
ラシ毛が植毛されたヘッド部と、電池を収納した柄部
と、一端部が電池の一方の電極に接続され、他端部がヘ
ッド部のブラシ毛近傍にまで至る導電棒と、電池の他方
の電極に接続され、前記柄部の少なくとも一部外表面に
装着された導電板と、を備え、導電棒の他端部は、ブラ
シ毛から前記ヘッド部の表面に連なる唾液を少なくとも
一部に介在させた電通路を介してブラシ毛と電気的に導
通可能に構成されたイオン歯ブラシにおいて、ヘッド部
と柄部が導電棒を埋め込んだ状態で一体成形され、導電
棒の前記他端部の端面に隣接して、前記端面を成形時に
支持する部材に対応する空所が形成されているイオン歯
ブラシを提供するものである。
【0006】上記構成に換え、導電棒の電池側の一端部
の端面に隣接して、該端面を成形時に支持する部材に対
応する空所が存在していてもよい。
【0007】ここで、導電棒の両端面に隣接してそれぞ
れ前記空所が存在しているのがよい。さらに、導電棒の
両端部または一方の端部の両側面に隣接して前記空所が
存在しているのがよい。
【0008】また、前記ブラシ毛と前記導電板との間に
段部を形成しても良い。
【0009】本願の第2の発明は、ブラシ毛が植毛され
たヘッド部と、使用者が把持する柄部と、を備えた歯ブ
ラシであって、前記ブラシ毛と前記柄部の使用者が把持
する部分との間に段部が形成されていることを特徴とす
るものである。
【0010】本発明の上記構成によれば、前記空所の存
在を利用して、成形時に該導電棒を支持する支持構造を
鋳型に設けることが可能となる。特に、導電棒の端面に
隣接する空所は、導電棒の端面を支持する支持部材の存
在を可能にし、これによって、従来困難と思われていた
導電棒の軸方向位置を確実に所定の位置に保持すること
が可能となる。また、導電棒の両側面の空所を利用し、
導電棒の側面を狭持でき、これによって所定の側方位置
に保持することが可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る実施の形態に
ついて、図面に基いて説明する。まず、図1ないし図1
1には本発明の第1実施例が示されている。図1及び図
2に示すように、このイオン歯ブラシは、従来における
ようにヘッド部のみを分離交換できるものではなく、ブ
ラシ毛10が植毛されたヘッド部12と、電池14を収
納した柄部16とは一体に成形されている。柄部16の
ほぼ中央位置は比較的幅広に形成されており、その表面
に電池14を収納するための円形の電池収納穴18が形
成されている。この電池収納穴18内には円盤状の電池
14、例えばリチウム電池が収納される。電池収納穴1
8の中央底部には、比較的小径のばね収納穴22が連続
して形成され、このばね収納穴22内にコイルばね2
4、スワールばね、その他のばねが、電池14の一方の
電極、例えば負極に接触した状態で収納される。このば
ね収納穴22にその一周面が露出するように導電性材料
からなる導電棒26が配設され、この導電棒26がばね
24の一端に接することにより、導電棒26は電池14
の一方の電極に接続されるようになっている。電池収納
穴18を覆うように導電性材料からなる導電板32が柄
部16に対して密に装着されている。この導電板32は
断面略コ字状を成し(図5参照)、柄部16をほぼ覆う
ように装着され、かつ電池14の他方の電極、例えば正
極に接触している。電池14を外部から水密にシールす
るため、電池収納穴18の周囲にOリング36が介装さ
れている。
【0012】導電棒26の基端側は、前記ばね収納穴2
2を越えてさらに若干延在し、そこで終端している。こ
の導電棒26の端面28は、前記電池収納穴18の基端
側低部と連続する支持用溝30に臨んでいる。図5にも
示すように、この支持用溝30は、その壁面が前記端面
28と一定の距離をおいて対峙するとともに、電池収納
穴18からの深さが端面18を越えて深く形成され、こ
れによって、端面18に隣接して空所が形成されてい
る。また、導電棒26の基端部の外周面も、一部を除い
てこの支持用溝30内で露出する状態に構成されてい
る。すなわち、導電棒26の基端部の少なくとも両側面
と支持用溝30の内壁面との間に空所が設けられてい
る。
【0013】導電棒26は、その先端側が柄部16内を
ヘッド部12に向かって軸線方向に延び、ヘッド部内で
あってブラシ毛10の直前の位置で終端している。図3
及び図4をも参照し、符号40は唾液などの液体を媒体
としてブラシ毛10と導電棒26とを電気的に導通可能
とする電通路の一部をなす連通溝であり、この連通溝4
0を介して導電棒26の先端部分がブラシ毛10のある
ヘッド部12の表面に連通している。この導電棒26の
先端の端面42周辺も、基端側と同様に構成されてい
る。すなわち、端面42に隣接して空所を形成すべく支
持用溝44が存在し、かつ導電棒26の先端部分の外周
面もこの支持用溝に露出し、両側面に空所が存在するよ
うになっている。この支持用溝44は、前記連通溝40
の一部として形成されている。
【0014】なお、ブラシ毛10と導電板32との間に
は、外側に突出した段部45が周設されている。また、
符号46はブラシ毛10が植毛されたヘッド部12の表
面から連通溝40、特に支持用溝44に向かって形成さ
れた小溝であり、ブラシ毛10が唾液に濡れた場合にそ
の唾液が連通溝40に連なり易くするためのものであ
る。さらに、符号48及び50は、後述する鋳型(上
型)の導電棒支持用ピンの穴である。
【0015】以上のような構成のイオン歯ブラシの機能
は、公知のように、導電板32に手を触れながら柄部1
6を把持し、ブラシ毛10によって歯をブラッシングす
ると、ブラシ毛が唾液などの液体によって濡れ、連通溝
40を含む液体の連なった経路を介して導電棒26が電
気的に導通可能な状態となる。これにより、電流は電池
14から人の手、体、歯、ブラシ毛10、連通溝40を
含む液路、導電棒26、電池14という経路で流れ、電
位傾斜によってブラッシング時の歯垢除去効果を高める
ことになる。なお、支持用溝44の存在により、導電棒
26の先端の端面に臨む深い溝が形成されることにな
り、ここに唾液等が溜まること等により、導電棒26と
ブラシ毛10との間の導通を更に確保することができ
る。特に、本実施例は、ブラシ毛10と導電板32との
間に段部45が形成されているので、例えばブラシ毛を
濡らした唾液などの液体が垂れてきても、当該液体は、
この段部45に遮られ、電池が短絡されるのを防止する
ことができ、前記イオン歯ブラシの機能が害されること
はない。
【0016】次に図6ないし図11に基いて一体型のイ
オン歯ブラシの製造方法の一実施例、特に鋳型の形状に
ついて説明する。この実施例では縦型成形機を使用し、
図6は左側の型すなわち上型200と右側の型すなわち
下型100とが分離した状態を示す断面図、図7は下型
の平面図、図8は上型と下型が互いに合わさった状態を
示す断面図、図9ないし図11は図8の適宜箇所におけ
る断面図を示している。下型100において、符号11
0はブラシ毛10が植毛される穴を形成するための突起
をそれぞれ示し、144は前記導電棒26の先端側の端
面42に隣接して形成される支持用溝44を形成する支
持突起を示し、140はその他の連通溝40を形成する
ための隆起部を示し、136はOリング36が収納され
る溝を形成するためのリング状の突起を示し、118は
前記電池用収納穴18を形成するための円柱状の隆起部
を示し、122は前記ばね収納穴22を形成するための
小径円柱状の突起を示し、130は前記導電棒の基端側
の端面28に隣接する支持用溝30を形成する支持突起
を示す。一方、上型200において、符号148ならび
に150はそれぞれ導電棒26を上から支持するための
ピンを示す。
【0017】前記イオン歯ブラシを、導電棒26を一体
に内蔵した形で成形する際には、まず下型100に対し
て所定箇所に導電棒26を図6の仮想線で示すように設
置する。その設置後の状態は図8に示されており、導電
棒26の先端側の端面42は支持突起144によって支
持され、一方基端側の端面28は支持突起130によっ
て支持され、これによって導電棒26の軸方向位置が確
実に位置決めされる。更に、図9ないし図11に示すよ
うに、導電棒26の少なくとも側面、特に両端部の両側
面は、下型100から隆起する断面U字状の支持壁13
1および141、143によって側方から狭持される状
態になっており、従って導電棒26の水平幅方向の位置
もこれら下型の支持壁によって確実に位置決めされてい
る。これら支持壁の存在により、成形後の導電棒の両端
部の少なくとも側面に前述の空所が存在する。また、図
8ならびに図10に示すように、上型200が下型10
0に合わさった場合、ピン148及び150によって導
電棒26が上から支持され、導電棒26は所望の位置に
確実に位置決めされる。なお、両型の合わせ面155
は、導電棒26の中心線を通る面とされ、型の抜きを容
易にしている。
【0018】図8の状態で形成された鋳型の空洞内に樹
脂が充填され、イオン歯ブラシの本体が導電棒26を内
臓した状態で成形されることになる。
【0019】以上のように、導電棒をたとえ歯ブラシ本
体と一体に成形しても、成形時における導電棒26の位
置決めが容易にかつ確実に行われるので、製造工程の簡
素化ひいてはこのイオン歯ブラシの量産化が図られる。
特に以上の実施例では、導電棒26の先端側端面ならび
に側面を、液路として機能する連通溝40を利用して支
持するように形成したので、従前から存在するイオン歯
ブラシに比較して構造が複雑になったり、その機能が阻
害されることはない。また、導電棒が断面円形であるた
め、これを鋳型へ設置する際に決められた周方向位置な
るものはなく、よって導電棒の鋳型への設置作業も自動
化し易くなる。
【0020】次に図12ないし図16には本発明の第2
実施例が示されており、この実施例は、導電棒の先端の
連通溝を有していない点でのみ前述の第1実施例と異な
る。すなわち、導電棒26の先端部分は、ヘッド部12
の首部に形成された湾曲部の穴60からヘッド部12の
表面に露出して延在し、ブラシ毛10の手前で終端して
いる。この露出する導電棒26の先端部分は、ヘッド部
表面の断面半円形状の保持溝62にほぼ半円周分だけ収
容され、その余の半円周部分はヘッド部表面から突出し
ており、かつ端面42はこの保持溝62の端面と合致し
ている。よって、この実施例によっても、導電棒26の
端面42に隣接して空所64が存在し、その両側面に隣
接して空所66が存在することになる。このように、こ
の実施例では、第1実施例におけるような連通溝はな
く、電通路はブラシ毛10と導電棒端面42との間に存
在するヘッド部の表面から構成される。
【0021】図17には上記第2実施例のイオン歯ブラ
シを成形する鋳型が示されている。下型100には、導
電棒26に先端側の端面42の半円分に当接して導電棒
の軸方向位置を支持する支持段部164が形成され、こ
の支持段部164が前記空所64を形成させる。また、
前記導電棒26の露出する外周面、特に両側面は、下型
100の前記支持段部164に連続して形成される溝の
内壁166により狭持され、導電棒の側面方向位置を支
持される。この溝の内壁166の存在により前記空所6
6が形成される。なお、導電棒の基端部側は第1実施例
と異なるところはない。なお、この実施例では、両型の
合わせ面155はヘッド部の表面と合致しており、これ
によって下型100においてヘッド部の形成に関与する
構成は第1実施例のものと比較し、はるかに簡素化され
る。なお、この場合、両型の抜けを考慮し、ヘッド部の
最先端13の断面は約90゜に形成する必要がある。
【0022】なお、以上の実施例では、導電棒の基端と
先端にそれぞれに両端面を軸方向に支持するための支持
用溝を存在させ、これに位置する支持突起により導電棒
を軸方向両端から支持したが、これに限定することな
く、一方の端面のみを支持突起で支持するように構成し
てもよい。また、以上の実施例では、各端部の側面を両
側から狭持するように構成したが、これに限定すること
なく、他の手段、例えば磁石を利用して側面方向の支持
をしてもよい。すなわち、少なくとも一方の端面の支持
構造に加えて、少なくとも下型に磁力を与え、導電棒2
6を支持突起による支持と磁力による拘束力とよって所
望の位置に位置決めしてもよい。また、縦型成形機に限
定する必要はなく、横型成形機を使用することもでき
る。さらに、本実施例においては、段部45を外側に突
出するようにツバ状に形成したが、必ずしもこれに限定
する必要はなく、図18に示すように凹状に陥没するよ
うに形成しても良い。また、段部45は、必ずしも柄部
16に対して周設する必要はなく、図18に示すように
少なくともブラシ毛10と柄部16の使用者が把持する
部分との間に形成すれば良い。さらに、この段部45
は、ブラシ毛10を含むヘッド部12が柄部16と一体
の場合のみならず、図18に示すように分割し得るもの
でも有効である。さらに、このような段部45は、イオ
ン歯ブラシの機能のない図18の普通の歯ブラシでも、
歯磨剤がブラシ毛から柄部に伝わるのを避け得るという
点で有効である。ここで、図18において符号82は柄
部16から突出してヘッド部12内に挿入される支持
棒、84と86は柄部16とヘッド部12に設けられた
相補形状の係止構造である。
【0023】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、イオン
歯ブラシを導電棒を内蔵した一体構造に構成することが
でき、その製造の際においても、導電棒を容易、確実に
所定の位置に位置決めすることができ、これによって製
造工程の簡素化、ならびに量産化ひいては製造コストの
低減を図ることができるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるイオン歯ブラシの一実施例を示
す一部省略平面図である。
【図2】図1の一部切欠き側面図である。
【図3】図2のIII−III線に沿う断面図である。
【図4】図2のIV−IV線に沿う断面図である。
【図5】図2のV−V線に沿う断面図である。
【図6】本発明の一実施例のイオン歯ブラシを製造する
のに使用される鋳型の断面図である。
【図7】図6に示した鋳型のうち下型の平面図である。
【図8】図6の上型と下型が互いに合わさった状態を示
す断面図である。
【図9】図8のIX−IX線に沿う断面図である。
【図10】図8のX−X線に沿う断面図である。
【図11】図8のXI−XI線に沿う断面図である。
【図12】本発明の第2実施例を示す要部切欠き側面図
である。
【図13】図12の平面図である。
【図14】図13のXVI−XVI線に沿う断面図であ
る。
【図15】図13のXV−XV線に沿う断面図である。
【図16】図13のXVI−XVI線に沿う断面図であ
る。
【図17】同実施例の鋳型の断面図である。
【図18】ヘッド部が柄部に対し分割し得る普通の歯ブ
ラシの要部切欠き側面図である。
【符号の説明】
10 ブラシ毛 12 ヘッド部 14 電池 16 柄部 26 導電棒 28 基端側端面 30 支持用溝 32 導電板 40 連通溝 42 先端側端面 44 支持用溝 45 段部 130 支持突起 144 支持突起

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブラシ毛が植毛されたヘッド部と、電池
    を収納した柄部と、一端部が電池の一方の電極に接続さ
    れ、他端部がヘッド部のブラシ毛近傍にまで至る導電棒
    と、電池の他方の電極に接続され、前記柄部の少なくと
    も一部外表面に装着された導電板と、を備え、導電棒の
    他端部は、ブラシ毛から前記ヘッド部の表面に連なる唾
    液を少なくとも一部に介在させた電通路を介してブラシ
    毛と電気的に導通可能に構成されたイオン歯ブラシにお
    いて、ヘッド部と柄部が導電棒を埋め込んだ状態で一体
    成形され、導電棒の前記他端部の端面に隣接して、前記
    端面を成形時に支持する部材に対応する空所が存在して
    いるイオン歯ブラシ。
  2. 【請求項2】 導電棒の前記他端部の両側面に隣接し
    て、前記両側面を成形時に支持する部材に対応する空所
    が存在している請求項1記載のイオン歯ブラシ。
  3. 【請求項3】 導電棒の前記一端部の端面に隣接して、
    該端面を成形時に支持する部材に対応する空所が存在し
    ている請求項1または2記載のイオン歯ブラシ。
  4. 【請求項4】 導電棒の前記一端部の両側面に隣接し
    て、該両側面を成形時に支持する部材に対応する空所が
    存在している請求項3記載のイオン歯ブラシ。
  5. 【請求項5】 ブラシ毛が植毛されたヘッド部と、電池
    を収納した柄部と、一端部が電池の一方の電極に接続さ
    れ、他端部がヘッド部のブラシ毛近傍にまで至る導電棒
    と、電池の他方の電極に接続され、前記柄部の少なくと
    も一部外表面に装着された導電板と、を備え、導電棒の
    他端部は、ブラシ毛から前記ヘッド部の表面に連なる唾
    液を少なくとも一部に介在させた電通路を介してブラシ
    毛と電気的に導通可能に構成されたイオン歯ブラシにお
    いて、ヘッド部と柄部が導電棒を埋め込んだ状態で一体
    成形され、導電棒の前記一端部の端面に隣接して、前記
    端面を成形時に支持する部材に対応する空所が形成され
    ているイオン歯ブラシ。
  6. 【請求項6】 導電棒の前記一端部の両側面に隣接し
    て、前記両側面を成形時に支持する部材に対応する空所
    が存在している請求項5記載のイオン歯ブラシ。
  7. 【請求項7】 導電棒の前記他端部の端面に隣接して、
    該端面を成形時に支持する部材に対応する空所が存在し
    ている請求項5または6記載のイオン歯ブラシ。
  8. 【請求項8】 導電棒の前記他端部の両側面に隣接し
    て、該両側面を成形時に支持する部材に対応する空所が
    存在している請求項7記載のイオン歯ブラシ。
  9. 【請求項9】 前記ブラシ毛と前記導電板との間に段部
    が形成されている請求項1乃至8のいずれか一項に記載
    のイオン歯ブラシ。
  10. 【請求項10】 ブラシ毛が植毛されたヘッド部と、使
    用者が把持する柄部と、を備えた歯ブラシであって、前
    記ブラシ毛と前記柄部の使用者が把持する部分との間に
    段部が形成されている歯ブラシ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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