JPH0879560A - 電子内視鏡の映像信号クランプ回路 - Google Patents

電子内視鏡の映像信号クランプ回路

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Publication number
JPH0879560A
JPH0879560A JP6214479A JP21447994A JPH0879560A JP H0879560 A JPH0879560 A JP H0879560A JP 6214479 A JP6214479 A JP 6214479A JP 21447994 A JP21447994 A JP 21447994A JP H0879560 A JPH0879560 A JP H0879560A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
video signal
pedestal level
potential
digital
analog
Prior art date
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Pending
Application number
JP6214479A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiro Takahashi
昭博 高橋
Kohei Iketani
浩平 池谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Priority to US08/525,136 priority patent/US5708482A/en
Publication of JPH0879560A publication Critical patent/JPH0879560A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
  • Endoscopes (AREA)
  • Picture Signal Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】変化の速い映像信号が入力しても、高速で安定
したクランプ動作により、誤差の少ない正確な直流成分
を持った映像信号を再生することができる電子内視鏡の
映像信号クランプ回路を提供することを目的とする。 【構成】アナログデジタル変換器25からの出力信号に
基づいてルックアップテーブル27で読みだされた補正
電位をペデスタルレベル抽出部23,24,26にフィ
ードバックしてペデスタルレベルに加算する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、内視鏡の挿入部先端
に設けられた固体撮像素子で撮像された直流成分を持た
ないアナログの映像信号をデジタル化するに際して、一
定の直流成分を再生するための電子内視鏡の映像信号ク
ランプ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は旧来の映像信号クランプ回路を示
しており、内視鏡の挿入部先端に設けられた固体撮像素
子で撮像された直流成分を持たないアナログの映像信号
が、まず第1の増幅器71で増幅され、クランプパルス
作成のための同期分離回路72とコンデンサ73とに入
力される。
【0003】そして、クランプパルス発生回路74から
クランプパルスが発生されると、スイッチ75がオンに
なり、基準電位発生回路76の電位によって、抵抗器7
7を介してコンデンサ73が充電される。
【0004】するとA点は基準電位に固定され、映像信
号の直流成分が再生される。そして、直流成分が固定さ
れた映像信号は、第2の増幅器78により増幅された
後、AD(アナログデジタル)変換器79によりデジタ
ル信号化される。図6は、その動作における信号波形を
示している。
【0005】しかし、そのような回路構成の場合、スイ
ッチ75が閉じてコンデンサ73が充電される際に、コ
ンデンサ73の充電電流は抵抗器77とコンデンサ73
による時定数を持つので、コンデンサ73はクランプパ
ルス期間中に十分に充電しきれない。
【0006】その結果、A点の電位が変化して基準電位
からの誤差が生じてしまうため、高精度の直流成分の再
生ができず、内視鏡像に要求される高精度の画質を得る
ことができない。
【0007】図7は、そのような欠点を改善した従来の
電子内視鏡の映像信号クランプ回路を示しており、AD
(アナログデジタル)変換器81でデジタル信号化され
た映像信号のペデスタルレベルと規定のペデスタルレベ
ルの誤差を減算回路82で検出し、求められた誤差と所
定期間前の補正電位との加算を加算回路83で行って新
たな補正電位を求め、その新たな補正電位をDA(デジ
タルアナログ)変換器84によってアナログ値に変換
し、差動増幅器85によってアナログの入力映像信号に
対して新たな補正電位で補正をしている。
【0008】これにより、AD変換器81及び差動増幅
器85の特性のバラツキを補正して、正確なクランプ電
圧を得ることができる(特開平6−46287号)。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述の特開平6−46
287号の回路の場合、クランプ誤差電圧をレジスタ8
6に記録して、さらに次の新しい誤差電圧と加算するこ
とによりクランプの基準電圧を作成している。
【0010】そのためこの回路では、クランプの基準電
圧作成に時間的遅れが生じるので、入力信号に急激な変
化があるような場合にはそれに追随することができず
に、クランプ誤差が生じてしまい、内視鏡観察像に求め
られる高品質な画質を得ることができない。
【0011】そこで本発明は、変化の速い映像信号が入
力しても、高速で安定したクランプ動作により、誤差の
少ない正確な直流成分を持った映像信号を再生すること
ができる電子内視鏡の映像信号クランプ回路を提供する
ことを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の電子内視鏡の映像信号クランプ回路は、ク
ランプパルス発生回路から与えられるクランプパルスに
よって水平ブランキング中の映像信号のペデスタルレベ
ルを抽出するためのペデスタルレベル抽出部と、上記ペ
デスタルレベル抽出部で抽出された映像信号のペデスタ
ルレベルをデジタル信号化するためのアナログデジタル
変換器と、上記アナログデジタル変換器から出力される
デジタルの映像信号を入力してその映像信号のペデスタ
ルレベルを本来固定すべき電位に補正するための補正電
位をテーブルから読みだして出力するためのルックアッ
プテーブルと、上記ルックアップテーブルからのデジタ
ル出力信号をアナログ電圧に変換して上記ペデスタルレ
ベル抽出部にフィードバックするデジタルアナログ変換
器とを設け、上記アナログデジタル変換器からの出力信
号に基づいて上記ルックアップテーブルで読みだされた
補正電位を上記ペデスタルレベル抽出部にフィードバッ
クしてペデスタルレベルに加算するようにしたことを特
徴とする。
【0013】
【実施例】図面を参照して実施例を説明する。図2は本
発明の実施例の電子内視鏡装置の全体的構成を示してお
り、内視鏡1の挿入部2の先端に設けられた対物光学系
3による被写体の結像位置に、例えば電荷結合素子(C
CD)からなる固体撮像素子4が配置されている。5
は、観察範囲を照明する照明光を伝達するためのライト
ガイドファイババンドルである。
【0014】ビデオプロセッサ10に接続される内視鏡
1のコネクタ部6には、固体撮像素子4に入出力される
信号の増幅等を行う駆動回路7と、その内視鏡1に固有
のデータ等が格納された書き換え可能な読み出し専用メ
モリ(EEPROM)8などが配置されている。
【0015】ビデオプロセッサ10は照明光源装置を兼
用しており、内視鏡1のライトガイドファイババンドル
5に対して、光源ランプ11から照明光が入射される。
その入射光路の途中には、赤(R)、緑(G)及び青
(B)の三色のカラーフィルタが取り付けられた三色回
転フィルタ12が定速回転するように配置されていて、
ライトガイドファイババンドル5に対して、赤、緑及び
青の各色照明光が時間をずらして順に入射される。
【0016】固体撮像素子4の駆動回路7と接続される
CCDプロセス部14の出力端は、タイミング回路15
を介してビデオプロセス部16の入力端に接続されてお
り、ビデオプロセス部16からの出力信号はモニタ18
に送られる。
【0017】そして、CCDプロセス部14、タイミン
グ回路15及びビデオプロセス部16の動作は、中央演
算装置(CPU)を有するシステムコントロール部17
において連動して制御される。また、システムコントロ
ール部17に接続されたペリフェラルドライバ19を介
して、それに接続されたEEPROM8から内視鏡側の
データが読み込まれる。
【0018】図1は、上述のCCDプロセス部14の構
成を具体的に示しており、固体撮像素子4で撮像された
撮像信号は、増幅器21で増幅された後、サンプルホー
ルド回路22において映像信号が抽出される。その映像
信号は、直流成分を持たないアナログの信号である。
【0019】その映像信号が出力されるサンプルホール
ド回路22の出力端にはコンデンサ23が接続されてお
り、そのコンデンサ23の他端側(A点)は、スイッチ
24とアナログデジタル変換器25とに接続されてい
る。
【0020】映像信号の水平ブランキング期間中にクラ
ンプパルス発生回路26からクランプパルスが発生され
ると、スイッチ24が閉じてオンになり、コンデンサ2
3が充電されてA点の電位が固定され、映像信号のペデ
スタルレベルが抽出される。そして、そのペデスタルレ
ベルはアナログデジタル変換器25でデジタル信号化さ
れる。
【0021】アナログデジタル変換器25の出力端に
は、ルックアップテーブル27の入力端が分岐して接続
されている。このルックアップテーブル27のテーブル
には、アナログデジタル変換器25から出力されるデジ
タル映像信号のペデスタルレベルとそれを本来固定すべ
き電位に補正するための値(補正電位)とが対応させて
予め格納されており、入力レベルに対応して補正電位が
読みだされて出力される。
【0022】そして、ルックアップテーブル27の出力
端にはデジタルアナログ変換器28の入力端が接続され
ていて、そのデジタルアナログ変換器28の出力端はス
イッチ24に接続されており、スイッチ24の開閉によ
ってA点との間が断接される。
【0023】したがって、映像信号の水平ブランキング
期間中にクランプパルス発生回路26からクランプパル
スが発生してスイッチ24が閉じると、ルックアップテ
ーブル27から出力された補正電位がデジタルアナログ
変換器28でアナログ化されてA点にフィードバックし
て与えられ、コンデンサ23により生成されるペデスタ
ルレベルに補正電位が加算された電位が新しい基準電位
となってアナログデジタル変換器25に入力されて、そ
れがデジタル信号化される。
【0024】このようにして、フィードバックされた補
正電位がA点において加算されることにより、アナログ
デジタル変換器25から出力される映像信号のペデスタ
ルレベルが本来固定すべき電位(理想ペデスタルレベ
ル)に近づく。
【0025】その結果、図3に示されるように、クラン
プパルス期間中この動作を繰り返すことにより、映像信
号のペデスタルレベルが理想ペデスタルレベルに到達し
て、高精度の直流成分の再生が実現される。
【0026】なおそのためには、図4に示されるよう
に、ルックアップテーブル27のアドレスとデータとの
関係(入出力特性)を、映像信号のペデスタルレベルが
理想ペデスタルレベルの電位より高い場合には補正電位
を下げるようにし、逆に映像信号のペデスタルレベルが
理想ペデスタルレベルの電位より低い場合には補正電位
を上げるように、データを書き込んでおく。
【0027】その結果、クランプパルスが発生し終える
と、映像信号は本来固定すべき理想的な電位にクランプ
され、そのデジタル信号がアナログデジタル変換器25
から出力されることになる。
【0028】このようにして、ルックアップテーブル2
7の入出力特性を、誤差が大きいときにはクランプ電圧
を反対側に大きくし、誤差が少ないときにはクランプ電
圧の標準値からの偏差を少なくすることにより、速い応
答性により高速で安定なクランプ動作が得られる。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、アナログデジタル変換
器からの出力信号に基づいてルックアップテーブルで読
みだされた補正電位をアナログデジタル変換器に入力さ
れるペデスタルレベルの電位にフィードバックして加算
することにより、高速で安定したクランプ動作が得ら
れ、しかも、フィードバッククランプ系に時間遅れの要
素が存在しないので応答性がよく、変化の速い映像信号
が入力しても、時間遅れなく誤差の少ない正確な直流成
分を持った映像信号を再生することができ、高品質な画
質の内視鏡観察像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のクランプ回路のブロック図である。
【図2】実施例の電子内視鏡装置の全体構成を示すブロ
ック図である。
【図3】実施例の信号波形の変化を示す線図である。
【図4】実施例のテーブルに格納されたデータの特性を
示す線図である。
【図5】第1の従来例のクランプ回路のブロック図であ
る。
【図6】第1の従来例の信号波形を示す線図である。
【図7】第2の従来例のクランプ回路のブロック図であ
る。
【符号の説明】
4 固体撮像素子 23 コンデンサ 24 スイッチ 25 アナログデジタル変換器 26 クランプパルス発生回路 27 ルックアップテーブル 28 デジタルアナログ変換器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】クランプパルス発生回路から与えられるク
    ランプパルスによって水平ブランキング中の映像信号の
    ペデスタルレベルを抽出するためのペデスタルレベル抽
    出部と、 上記ペデスタルレベル抽出部で抽出された映像信号のペ
    デスタルレベルをデジタル信号化するためのアナログデ
    ジタル変換器と、 上記アナログデジタル変換器から出力されるデジタルの
    映像信号を入力してその映像信号のペデスタルレベルを
    本来固定すべき電位に補正するための補正電位をテーブ
    ルから読みだして出力するためのルックアップテーブル
    と、 上記ルックアップテーブルからのデジタル出力信号をア
    ナログ電圧に変換して上記ペデスタルレベル抽出部にフ
    ィードバックするデジタルアナログ変換器とを設け、 上記アナログデジタル変換器からの出力信号に基づいて
    上記ルックアップテーブルで読みだされた補正電位を上
    記ペデスタルレベル抽出部にフィードバックしてペデス
    タルレベルに加算するようにしたことを特徴とする電子
    内視鏡の映像信号クランプ回路。
JP6214479A 1994-09-08 1994-09-08 電子内視鏡の映像信号クランプ回路 Pending JPH0879560A (ja)

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JP6214479A JPH0879560A (ja) 1994-09-08 1994-09-08 電子内視鏡の映像信号クランプ回路
US08/525,136 US5708482A (en) 1994-09-08 1995-09-08 Image-signal clamping circuit for electronic endoscope

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JPH0879560A true JPH0879560A (ja) 1996-03-22

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