JPH087937B2 - デジタル情報の光学的記録再生における検波装置 - Google Patents
デジタル情報の光学的記録再生における検波装置Info
- Publication number
- JPH087937B2 JPH087937B2 JP24298087A JP24298087A JPH087937B2 JP H087937 B2 JPH087937 B2 JP H087937B2 JP 24298087 A JP24298087 A JP 24298087A JP 24298087 A JP24298087 A JP 24298087A JP H087937 B2 JPH087937 B2 JP H087937B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- output
- circuit
- comparator
- input terminal
- optical recording
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- Expired - Lifetime
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- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明の装置は、例えばレーザカードと称される類の
記録媒体に光学的に情報データを書き込み、且つ読み出
しを行なうことができる光カードのリーダ・ライタにお
けるデータの読み出し時に適用して有効なものである。
記録媒体に光学的に情報データを書き込み、且つ読み出
しを行なうことができる光カードのリーダ・ライタにお
けるデータの読み出し時に適用して有効なものである。
「従来の技術」 レーザ光により光カードへデジタルデータを記録及び
再生するリーダ／ライタにあつては、データの書込みに
は上記レーザ出力光を大きくし、その記録されたデータ
の読出しには上記レーザ光出力を小さくしぼるようにCP
Uからの指令によつて制御され、従来は光カードに照射
して反射したレーザ光即ちRF信号をカツプリングコンデ
ンサを介して増幅した出力として入力端子に加えられ
る比較器にあるレベル例えば接地（GND）を設定し、こ
のレベルに対する高、低に応じてＨ又はＬの判別つまり
Ｈは光カードに照射したレーザ光が全反射のレベルを、
Ｌはデジタルデータがピツトとして書き込まれたレベル
を夫夫あらわすRF信号のスライス方式を採用してきてい
る。
再生するリーダ／ライタにあつては、データの書込みに
は上記レーザ出力光を大きくし、その記録されたデータ
の読出しには上記レーザ光出力を小さくしぼるようにCP
Uからの指令によつて制御され、従来は光カードに照射
して反射したレーザ光即ちRF信号をカツプリングコンデ
ンサを介して増幅した出力として入力端子に加えられ
る比較器にあるレベル例えば接地（GND）を設定し、こ
のレベルに対する高、低に応じてＨ又はＬの判別つまり
Ｈは光カードに照射したレーザ光が全反射のレベルを、
Ｌはデジタルデータがピツトとして書き込まれたレベル
を夫夫あらわすRF信号のスライス方式を採用してきてい
る。
ところでこの方式は光カードへの書込み時にRF原波形
に追従していないためピツト抜けと称して記録されるべ
きデジタルデータのドロツプアウトが頻発することや、
更に光カードによつて区々な反射率の違いによつて前記
比較器の設定レベルを変更せぎるをえず甚だ都合がわる
かつた。
に追従していないためピツト抜けと称して記録されるべ
きデジタルデータのドロツプアウトが頻発することや、
更に光カードによつて区々な反射率の違いによつて前記
比較器の設定レベルを変更せぎるをえず甚だ都合がわる
かつた。
「発明が解決しようとする問題」 しかして本発明は情報担持体の表面にレーザ光の照射
により反射した読取り情報（RF信号）の検出時に、RF信
号のピーク追従方式とすることにより、情報ピツトの脱
漏あるいはジツタ発生のないデータの検出装置を得んと
するものである。
により反射した読取り情報（RF信号）の検出時に、RF信
号のピーク追従方式とすることにより、情報ピツトの脱
漏あるいはジツタ発生のないデータの検出装置を得んと
するものである。
「実施例」 以下に本発明の一実施例について説明する。
第１図は本発明の検波装置の回路構成図であり第２図
（Ａ）はRF信号波形を、第２図Ｂは検出出力波形を夫夫
あらわし、第３図は第１図Ａの一部波形における検出点
Ｄを説明する図である。
（Ａ）はRF信号波形を、第２図Ｂは検出出力波形を夫夫
あらわし、第３図は第１図Ａの一部波形における検出点
Ｄを説明する図である。
レーザ光の情報担持体から反射した読取り情報を含ん
だRF信号S1が導入される入力端子INに結合コンデンサ1,
コンデンサC1,抵抗器R1からなる低域通過フイルタ２及
び増幅器３が接がれ、充電用抵抗器R2,バイアスダイオ
ード4,を経て放電用抵抗器R3及び充放電用コンデンサC3
よりなる充放電回路時素５の端子T1が入力端子に接続
された比較器６と抵抗器R4及びコンデンサC4よりなるサ
ージ電圧制限回路７を経てヒステリシス特性付与回路８
の出力端T3から出力端子OUTへ導かれる。ここにR2はR2
≪R3の値に設定してある。
だRF信号S1が導入される入力端子INに結合コンデンサ1,
コンデンサC1,抵抗器R1からなる低域通過フイルタ２及
び増幅器３が接がれ、充電用抵抗器R2,バイアスダイオ
ード4,を経て放電用抵抗器R3及び充放電用コンデンサC3
よりなる充放電回路時素５の端子T1が入力端子に接続
された比較器６と抵抗器R4及びコンデンサC4よりなるサ
ージ電圧制限回路７を経てヒステリシス特性付与回路８
の出力端T3から出力端子OUTへ導かれる。ここにR2はR2
≪R3の値に設定してある。
前記比較器の入力端子T2へは前記増幅器３の出力端
子が結線され、前記放電回路時素の出力端と前記比較器
の出力端T4とに跨つてコンデンサC5が接がれる。
子が結線され、前記放電回路時素の出力端と前記比較器
の出力端T4とに跨つてコンデンサC5が接がれる。
前記ヒステリシス特性付与回路は、抵抗器R6,インバ
ータINV1,INV2の直列接続体と、２個のインバータの入
力側と出力側とに跨つて抵抗器R5が接続されている。
ータINV1,INV2の直列接続体と、２個のインバータの入
力側と出力側とに跨つて抵抗器R5が接続されている。
次に第２図及び第３図により第１図の本発明回路構成
の動作による波形を説明する。
の動作による波形を説明する。
第２図（Ａ）において比較器の入力端子T2には、前
記RF信号S1を漏波し増幅した波形が実線にて示すように
接地電位GNDに対し交番波形が加えられる。他方前記比
較器の入力端子T1には、点線により示すように前記充
電用抵抗器R2と充放電用コンデンサC3との充電時定数に
よつて決まる上り傾斜と前記放電回路時素５によつて決
まる立下りの急傾斜とからなる鋸歯状の波形が加えら
れ、第２図（Ｂ）に示すごとくRF波と充放電波形との交
点において立上り、立下りのパルス波形が前記ヒステリ
シス特性付与回路の出力端T3に現われ、第３図のＤ点即
ち充放電曲線の立下り点において瞬時のRF信号が検出さ
れる。
記RF信号S1を漏波し増幅した波形が実線にて示すように
接地電位GNDに対し交番波形が加えられる。他方前記比
較器の入力端子T1には、点線により示すように前記充
電用抵抗器R2と充放電用コンデンサC3との充電時定数に
よつて決まる上り傾斜と前記放電回路時素５によつて決
まる立下りの急傾斜とからなる鋸歯状の波形が加えら
れ、第２図（Ｂ）に示すごとくRF波と充放電波形との交
点において立上り、立下りのパルス波形が前記ヒステリ
シス特性付与回路の出力端T3に現われ、第３図のＤ点即
ち充放電曲線の立下り点において瞬時のRF信号が検出さ
れる。
従つてT3に顕われる波形はT4の波形に対し、ヒステリ
シス特性付与回路内の抵抗器R6,R5の比で決るヒステリ
シス量となる。
シス特性付与回路内の抵抗器R6,R5の比で決るヒステリ
シス量となる。
なお前記比較器の入出力端に跨がついて設けたコンデ
ンサC5は比較器出力を入力端子側に正帰還をかけるた
めの部品であつて、第３図におけるRF波と充放電波形と
の交点近傍でのノイズ成分の検出を回避するのに寄与し
ている。更にまた前記サージ電圧制限回路７の抵抗器
R4,コンデンサC4による放電時定数が比較器の出力端に
現われる第２図（Ｂ）の検出パルスにおける立下り時の
ノイズ成分となる急峻なサージ電圧を吸収抑圧するに寄
与する。
ンサC5は比較器出力を入力端子側に正帰還をかけるた
めの部品であつて、第３図におけるRF波と充放電波形と
の交点近傍でのノイズ成分の検出を回避するのに寄与し
ている。更にまた前記サージ電圧制限回路７の抵抗器
R4,コンデンサC4による放電時定数が比較器の出力端に
現われる第２図（Ｂ）の検出パルスにおける立下り時の
ノイズ成分となる急峻なサージ電圧を吸収抑圧するに寄
与する。
「効果」 かくて本発明の検波装置によれば、情報担持体表面か
らのレーザ光の反射に基づくRF信号のピーク値に充放電
特性を追従させ充放電曲線との立下り交点において書込
み時の眞のピツト位置を検出していること、及びこの検
出点近傍でのノイズ成分を減殺した回路構成とともに比
較器出力波形に対して検出波形がヒステリシス特性をも
たしめていることによつて情報の読取り時のピツト落ち
を防止できて、情報担持体への情報の書込み時にRF信号
の振幅差が大きく変動が生じても放電回路時素の選定に
よつて連続的な追従性を満足することができる。
らのレーザ光の反射に基づくRF信号のピーク値に充放電
特性を追従させ充放電曲線との立下り交点において書込
み時の眞のピツト位置を検出していること、及びこの検
出点近傍でのノイズ成分を減殺した回路構成とともに比
較器出力波形に対して検出波形がヒステリシス特性をも
たしめていることによつて情報の読取り時のピツト落ち
を防止できて、情報担持体への情報の書込み時にRF信号
の振幅差が大きく変動が生じても放電回路時素の選定に
よつて連続的な追従性を満足することができる。
第１図は本発明検波装置の回路構成図、第２図（Ａ）は
RF信号波形と比較器出力波形を、また同図（Ｂ）は終段
の検波出力波形を夫夫あらわし、第３図は第２図（Ａ）
の一部拡大図である。 IN……入力端子、OUT……出力端子、S1……RF信号、１
……結合コンデンサ、２……低域通過フイルタ、３……
増幅器、４……バイアスダイオード、５……放電回路時
素、６…比較器、７……サージ電圧制限回路、８……ヒ
ステリシス特性付与回路。
RF信号波形と比較器出力波形を、また同図（Ｂ）は終段
の検波出力波形を夫夫あらわし、第３図は第２図（Ａ）
の一部拡大図である。 IN……入力端子、OUT……出力端子、S1……RF信号、１
……結合コンデンサ、２……低域通過フイルタ、３……
増幅器、４……バイアスダイオード、５……放電回路時
素、６…比較器、７……サージ電圧制限回路、８……ヒ
ステリシス特性付与回路。
Claims (1)
- 【請求項１】情報担持体の表面にレーザ光を照射してデ
ジタルデータを記録再生する光学的記録再生装置のデー
タ再生時に、前記情報担持体の表面のトラックに沿って
設けたピットに照射したレーザ光の反射光量に応じた電
気信号を発生する検波回路において、レーザ光の照射に
基づく前記情報担持体からの反射光量に対応するRF信号
が入力端子と結合コンデンサと低域通過フィルタを介し
て入力される増幅器と、前記増幅器の出力が充電用抵抗
器、バイアス用ダイオード、及び放電回路時素を介して
正側入力端子に供給され、且つ前記正側入力端子にその
出力端子から正帰還をかける回路が設けられるとともに
前記増幅器出力が負側入力端子に供給される比較器と、
前記比較器の出力がサージ電圧制限回路、ヒステリシス
特性付与回路を介して出力されるように構成し、前記比
較器の正負側の両入力信号波形が負側入力信号波形の立
下り交点で立上り、同立上り交点で立下るパルス状のデ
ジタル出力を発生することを特徴とするデジタル情報の
光学的記録再生における検波装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24298087A JPH087937B2 (ja) | 1987-09-28 | 1987-09-28 | デジタル情報の光学的記録再生における検波装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24298087A JPH087937B2 (ja) | 1987-09-28 | 1987-09-28 | デジタル情報の光学的記録再生における検波装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6484474A JPS6484474A (en) | 1989-03-29 |
| JPH087937B2 true JPH087937B2 (ja) | 1996-01-29 |
Family
ID=17097102
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24298087A Expired - Lifetime JPH087937B2 (ja) | 1987-09-28 | 1987-09-28 | デジタル情報の光学的記録再生における検波装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH087937B2 (ja) |
-
1987
- 1987-09-28 JP JP24298087A patent/JPH087937B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6484474A (en) | 1989-03-29 |
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