JPH0879317A - ディジタル信号伝送システム - Google Patents

ディジタル信号伝送システム

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JPH0879317A
JPH0879317A JP20647494A JP20647494A JPH0879317A JP H0879317 A JPH0879317 A JP H0879317A JP 20647494 A JP20647494 A JP 20647494A JP 20647494 A JP20647494 A JP 20647494A JP H0879317 A JPH0879317 A JP H0879317A
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JP
Japan
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voltage
digital signal
circuit
receiver
transmitter
Prior art date
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Withdrawn
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JP20647494A
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English (en)
Inventor
Masatoshi Matsumoto
政俊 松本
Yoshihiro Tanigawa
嘉浩 谷川
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 受信器での有効な利得補正の行えるディジタ
ル信号伝送システムを提供する。 【構成】 分岐器3内の分岐回路31に並列に備えたD
C電圧減衰回路32により、一対の伝送線路5間のDC
電圧を分岐回路31で減衰されるディジタル信号に対応
した減衰を与えるようにすることで、受信器2、2aに
到達するDC電圧およびディジタル信号が互いに対応し
た減衰を受けたものとなり、受信器2、2aにおいて、
DC電圧値の減衰度合いに応じて受信したディジタル信
号を増幅することにより、有効な利得補正が行われるの
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、送信器と受信器間でデ
ィジタル信号を伝送するディジタル信号伝送システムに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、送信器と受信器間で一対の伝送線
路を介してディジタル信号の伝送を行うディジタル信号
伝送システムにおいては、図3に示すように、送信器1
は、ディジタル信号を送出する送信回路11と、一対の
伝送線路5間にDC電圧を印加するDC電圧印加回路1
2とを有してなり、受信器2は、伝送線路5の線間のD
C電圧の電圧値を検出する電圧検出回路21と、電圧検
出回路21で検出したDC電圧の電圧値の大きさに応じ
て、伝送線路5を伝送されてきたディジタル信号を増幅
する利得可変アンプ22と、利得可変アンプ22の出力
信号に基づいて信号判別を行う信号判別回路23とを有
してなる。ここで、利得可変アンプ22では、前記DC
電圧の電圧値が小さいときには、伝送線路5での信号の
減衰量が大きいと判断して利得を大きくし、DC電圧の
電圧値が大きいときには、伝送線路5での信号の減衰量
が小さいと判断して利得を小さくするようにしており、
利得可変アンプ22の出力、つまり、信号判別回路23
に入力される信号の振幅が常に一定になるように制御さ
れるのである。一般に、通信回線の経済的活用のため
に、一対の伝送線路5を使用して、送信器と複数の受信
器との伝送が行えるようにするために、分岐器3’によ
り、複数の受信器2、2aに伝送できるようになされ
る。
【0003】また、図4に示すように、中継増幅器4’
を用いて、送信器1からのディジタル信号を途中で増幅
して受信器2に送信するシステムも考えられる。
【0004】
【発明の解決しようとする課題】ところが、図3に示し
た分岐器3’を含んだディジタル信号伝送システムにお
いては、受信器2は分岐器3’内の分岐回路31を通過
した信号を受信する。分岐回路31ではディジタル信号
成分を所定量減衰させるようになっているので、受信器
2aで受信されるディジタル信号は、伝送線路5での減
衰量に加えて、さらに分岐回路31により所定量の減衰
がなされたものとなっている。しかし、DC電圧成分は
伝送線路5での減衰のみであるので、受信器2aの電圧
検出回路21および利得可変アンプ22による信号の利
得補正を行っても、伝送線路5での減衰のみのDC電圧
の値に基づいて、伝送線路5および分岐回路31で減衰
されたディジタル信号の利得補正を行ったことにしかな
らず、信号判別回路23に入力される信号の振幅が一定
にならないという問題があった。
【0005】また、図4に示した中継増幅器4を含んだ
ディジタル信号伝送システムにおいては、中継増幅器4
内の増幅回路41によりディジタル信号成分のみが増幅
されるようになっているので、受信器2で受信されるデ
ィジタル信号は、伝送線路5で減衰されるが、増幅回路
41で所定量だけ増幅されたものとなっているのに対し
て、DC電圧は伝送線路5での減衰のみであるので、受
信器2の電圧検出回路21および利得可変アンプ22に
よる信号の利得補正を行っても、伝送線路5での減衰の
みのDC電圧の値に基づいて、伝送線路5で減衰され、
増幅回路41で増幅されたディジタル信号の利得補正を
行ったことにしかならず、信号判別回路23に入力され
る信号の振幅が一定にならないという問題があった。
【0006】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、受信器での有効な利
得補正の行えるディジタル信号伝送システムを提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
送信器と受信器間を伝送線路を介して接続し、送信器か
らはディジタル信号をDC電圧とともに送出し、受信器
では前記DC電圧の電圧値を検出し、検出したDC電圧
の値に応じて、受信したディジタル信号の増幅度を制御
するようにしたディジタル信号伝送システムにおいて、
送信器と受信器間にディジタル信号を所定量減衰させ分
岐する分岐回路と、DC電圧を所定量減衰させるDC電
圧減衰回路を備えた分岐器を挿入し、該分岐器によりデ
ィジタル信号を複数の受信器に伝送するようにしたこと
を特徴とするものである。
【0008】請求項2記載の発明は、送信器と受信器間
を伝送線路を介して接続し、送信器からはディジタル信
号をDC電圧とともに送出し、受信器では前記DC電圧
の電圧値を検出し、検出したDC電圧値の減少度合いに
応じて受信したディジタル信号の増幅度を制御するよう
にしたディジタル信号伝送システムにおいて、送信器と
受信器間にディジタル信号を所定量増幅する増幅回路お
よび該増幅回路とDC電圧を増幅するDC電圧増幅回路
とを備えた中継増幅器を挿入したことを特徴とするもの
である。
【0009】
【作用】請求項1記載の発明にあっては、分岐器内の分
岐回路に並列に備えたDC電圧減衰回路により、一対の
伝送線路間のDC電圧を分岐回路で減衰されるディジタ
ル信号に対応した減衰を与えるようにすることで、受信
器に到達するDC電圧およびディジタル信号が互いに対
応した減衰を受けたものとなり、受信器において、DC
電圧値の減衰度合いに応じて受信したディジタル信号を
増幅することにより、有効な利得補正が行われるのであ
る。
【0010】請求項2記載の発明にあっては、中継増幅
器内の増幅回路に並列に備えたDC電圧増幅回路によ
り、一対の伝送線路間のDC電圧を前記増幅回路で増幅
されるディジタル信号に対応した増幅を与えるようにす
ることで、受信器に到達するDC電圧およびディジタル
信号が互いに対応した増幅を受けたものとなり、受信器
において、DC電圧の値に応じて受信したディジタル信
号を増幅することにより、有効な利得補正が行われるの
である。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面に基づ
き説明する。図1は本発明の一実施例に係る分岐器を含
んだディジタル信号伝送システムを示す概略構成図であ
る。本実施例において、送信器1および受信器2の構成
は図3で示した構成と同等であるので、同一箇所には同
一符号を付して説明を省略する。
【0012】本実施例の分岐器3は分岐回路31とDC
電圧減衰回路32を有してなる。分岐回路31は、送信
器1から送信されるディジタル信号のみを伝送線路5か
ら分岐するとともに、分岐した信号を所定量減衰させ、
受信器2aに送出するものであり、例えば減衰用および
整合用の抵抗Rで構成される。なお、分岐回路31の入
出力部に接続されたコンデンサCは直流(DC)分カッ
ト用である。DC電圧減衰回路32は、一対の伝送線路
5間に印加されたDC電圧を分岐し所定量の減衰を与え
て受信器2aに送出するものであり、減衰用の抵抗Rと
交流分カット用のインダクタンスLで構成される。
【0013】本実施例によれば、送信器1から送出され
たディジタル信号およびDC電圧は、受信器2へは、と
もに伝送線路5による減衰がなされて到達し、受信器2
aへは、伝送線路5での減衰に加え、ディジタル信号成
分の方は分岐回路31で所定量減衰された上で到達し、
DC電圧成分の方は伝送線路5での減衰に加え、DC電
圧減衰回路32で所定量減衰された上で到達する。従っ
て、受信器2、2aのいずれについても、送信器1から
送出されたディジタル信号はDC電圧の減衰に対応した
減衰が与えられた上で到達するので、電圧検出回路21
および可変利得アンプ22でのDC電圧の値に基づいた
ディジタル信号の利得補正は、有効に動作し、常に一定
の振幅の出力信号が得られるのである。
【0014】図2は本発明の他の実施例に係る中継増幅
器を含んだディジタル信号伝送システムを示す概略構成
図である。本実施例において、送信器1および受信器2
の構成は図4で示した構成と同等であるので、同一箇所
には同一符号を付して説明を省略する。
【0015】本実施例の中継増幅器4は増幅回路41と
DC電圧増幅回路42とを有してなる。増幅回路41
は、送信器1から送信されるディジタル信号のみを所定
量増幅した上で受信器2に送出するものである。なお、
増幅回路41の入出力部に接続されたコンデンサCは直
流分カット用である。DC電圧増幅回路42は、一対の
伝送線路5間に印加されたDC電圧を所定量増幅した上
で受信器2に送出するものであり、電源Eと交流分カッ
ト用のインダクタンスLで構成される。
【0016】本実施例によれば、送信器1から受信器2
へ送出されたディジタル信号およびDC電圧は、ともに
伝送線路5による減衰がなされるとともに、ディジタル
信号成分の方は増幅回路41で所定量増幅され、DC電
圧成分の方はDC電圧増幅回路42により増幅された上
で受信器2に到達する。従って、送信器1から送出され
たディジタル信号はDC電圧の減衰および増幅に対応し
た減衰および増幅を与えられた上で受信器2に到達する
ので、受信器2の電圧検出回路21および可変利得アン
プ22でのDC電圧の値に基づいたディジタル信号の利
得補正は、有効に動作し、常に一定の振幅の出力信号が
得られるのである。
【0017】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、分岐器を
用いたディジタル信号伝送システムにおいて、分岐器内
の分岐回路に並列に備えたDC電圧減衰回路により、一
対の伝送線路間のDC電圧を分岐回路で減衰されるディ
ジタル信号に対応した減衰を与えるようにすることで、
受信器に到達するDC電圧およびディジタル信号が互い
に対応した同様な減衰を受けたものとなり、受信器にお
いて、DC電圧値の減衰度合いに応じて受信したディジ
タル信号を増幅するようにしたので、受信器での有効な
利得補正の行えるディジタル信号伝送システムが提供で
きた。
【0018】請求項2記載の発明によれば、中継増幅器
を用いたディジタル信号伝送システムにおいて、中継増
幅器内の増幅回路に並列に備えたDC電圧増幅回路によ
り、一対の伝送線路間のDC電圧を前記増幅回路で増幅
されるディジタル信号に対応した増幅を与えるようにす
ることで、受信器に到達するDC電圧およびディジタル
信号が互いに対応した増幅を受けたものとなり、受信器
において、DC電圧の値に応じて受信したディジタル信
号を増幅するようにしたので、受信器での有効な利得補
正の行えるディジタル信号伝送システムが提供できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す概略構成図である。
【図2】本発明の他の実施例を示す概略構成図である。
【図3】従来例を示す概略構成図である。
【図4】他の従来例を示す概略構成図である。
【符号の説明】
1 送信器 2 受信器 3 分岐器 4 中継増幅器 5 伝送線路 11 送信回路 12 DC電圧印加回路 21 電圧検出回路 22 可変利得アンプ 23 信号判別回路 31 分岐回路 32 DC電圧減衰回路 41 増幅回路 42 DC電圧増幅回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信器と受信器間を伝送線路を介して接
    続し、送信器からはディジタル信号をDC電圧とともに
    送出し、受信器では前記DC電圧の電圧値を検出し、検
    出したDC電圧の値に応じて、受信したディジタル信号
    の増幅度を制御するようにしたディジタル信号伝送シス
    テムにおいて、送信器と受信器間にディジタル信号を所
    定量減衰させ分岐する分岐回路と、DC電圧を所定量減
    衰させるDC電圧減衰回路を備えた分岐器を挿入し、該
    分岐器によりディジタル信号を複数の受信器に伝送する
    ようにしたことを特徴とするディジタル信号伝送システ
    ム。
  2. 【請求項2】 送信器と受信器間を伝送線路を介して接
    続し、送信器からはディジタル信号をDC電圧とともに
    送出し、受信器では前記DC電圧の電圧値を検出し、検
    出したDC電圧値の減少度合いに応じて受信したディジ
    タル信号の増幅度を制御するようにしたディジタル信号
    伝送システムにおいて、送信器と受信器間にディジタル
    信号を所定量増幅する増幅回路および該増幅回路とDC
    電圧を増幅するDC電圧増幅回路とを備えた中継増幅器
    を挿入したことを特徴とするディジタル信号伝送システ
    ム。
JP20647494A 1994-08-31 1994-08-31 ディジタル信号伝送システム Withdrawn JPH0879317A (ja)

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Date Code Title Description
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Effective date: 20011106