JPH0878995A - 圧電部品 - Google Patents

圧電部品

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Publication number
JPH0878995A
JPH0878995A JP20948594A JP20948594A JPH0878995A JP H0878995 A JPH0878995 A JP H0878995A JP 20948594 A JP20948594 A JP 20948594A JP 20948594 A JP20948594 A JP 20948594A JP H0878995 A JPH0878995 A JP H0878995A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piezoelectric resonator
vibrating
vibration
piezoelectric
connecting portion
Prior art date
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Pending
Application number
JP20948594A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Tanaka
康▲廣▼ 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
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  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 外部からの機械的衝撃や振動部の振動から連
結部を保護する。 【構成】 圧電共振子2は振動部3と保持部4と連結部
5,6にて構成されている。連結部5,6の幅は振動部
3や保持部4と比較して細い。封止基板15(封止基板
16も同様の構造をしている)は一方の面に振動空間形
成用凹部15aを有し、この凹部15aの両側に連結部
補強部17,18が設けられている。封止基板15,1
6が圧電共振子2を間に挟んで接着剤にて固着される
と、補強部17,18は圧電共振子2の連結部5,6に
接触することになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、圧電部品、特に発振回
路やフィルタ回路等に使用される圧電部品に関する。
【0002】
【従来の技術と課題】従来より、圧電部品の主構成品で
ある圧電共振子として、振動電極を表裏面に設けた振動
部と、この振動部を支えるための保持部と、保持部と振
動部を連結するための連結部からなるものが知られてい
る。ところが、この圧電共振子は連結部の幅が振動部や
保持部の幅と比較して細く、外部からの機械的衝撃や振
動部の振動によって連結部が破損し易いという問題があ
った。
【0003】そこで、本発明の課題は、機械的ストレス
によって生じる圧電共振子の連結部の破損を低減するこ
とができる圧電部品を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段と作用】以上の課題を解決
するため、本発明に係る圧電部品は、(a)振動電極を
表裏面に設けた振動部と、前記振動部を支えるための保
持部と、前記保持部と前記振動部を連結するための連結
部とを有した圧電共振子と、(b)前記圧電共振子の保
持部に固着し、圧電共振子と共に振動空間を形成する外
装部材とを備え、(c)前記外装部材に、前記圧電共振
子の連結部に接触して連結部を補強する補強部を設けた
こと、を特徴とする。
【0005】以上の構成により、外装部材に設けた補強
部が圧電共振子の連結部の機械的強度をアップさせる。
【0006】
【実施例】以下、本発明に係る圧電部品の一実施例につ
いて添付図面を参照して説明する。図1に示すように、
圧電部品1は圧電共振子2とこの圧電共振子2を挟んで
振動空間を形成する封止基板15,16にて構成されて
いる。圧電共振子2はPZT等のセラミックス材からな
る。圧電共振子2としてはPZT等のセラミックス材以
外に、水晶、LiTaO3等であってもよい。圧電共振
子2は振動部3と、この振動部3を支えるための額縁状
保持部4と、振動部3と保持部4を連結するための連結
部5,6を有している。連結部5,6の幅は振動部3や
保持部4の幅と比較して細い。
【0007】振動部3の表裏面にはそれぞれ振動電極
7,8が略全面に設けられている。この振動部3は長さ
振動モードにて振動する。保持部4の表裏面縁部にはそ
れぞれ引出し電極9,10が設けられている。振動電極
7と引出し電極9は連結部5の表面に設けられた中継電
極11を介して電気的に接続され、振動電極8と引出し
電極10は連結部6の裏面に設けられた中継電極12を
介して電気的に接続されている。これらの電極7〜12
はAg,Ag−Pd,Pd等からなり、スパッタリン
グ、蒸着、あるいは印刷乾燥等の手段にて形成される。
【0008】封止基板15,16はアルミナ等のセラミ
ックス材からなり、それぞれ一方の面に振動空間形成用
凹部15a,16a(図3参照)を設けている。この凹
部15a,16aの左右両側に連結部補強部17,1
8、19,20がそれぞれ凹部15a,16aに突出し
た状態で設けられている。この補強部17〜20は、封
止基板15,16と圧電共振子2が固着されると、圧電
共振子2の連結部5,6に接触する位置に設けられる。
【0009】図2及び図3に示すように封止基板15,
16は、圧電共振子2を間に挟んでエポキシ系の接着剤
等を介して固着され、内部に密閉された振動空間を有す
る圧電部品1とされる。圧電部品1の両端部にはAg,
Ag−Pd,Pd等の蒸着、スパッタリング、印刷焼付
け等の手段にて外部電極25,26が形成されている。
外部電極25は引出し電極9に電気的に接続し、外部電
極26は引出し電極10に電気的に接続している。圧電
共振子2の連結部5は、補強部17と19の間に挟着さ
れており、これにより機械的強度がアップする。連結部
6も補強部18と20の間に挟着されており、これによ
り機械的強度がアップする。この結果、外部からの機械
的衝撃や振動部の振動に対して圧電共振子2の連結部
5,6が破損しにくくなる。
【0010】なお、本発明に係る圧電部品は前記実施例
に限定するものではなく、その要旨の範囲内で種々に変
形することができる。例えば、図4に示すように左右に
延びた帯状の連結部補強部30であってもよい。この場
合、補強部30が圧電共振子2の振動電極7,8に接触
するが、補強部30が接触する部分は振動のノード
(節)であるため、圧電共振子2の共振には殆んど影響
しない。また、図5に示すように、前記第1実施例の連
結部補強部17,18に加え、振動部3が必要以上に揺
動するのを防止するために振動部3のノード部分を挟着
する突起31を設けてもよい。あるいは、図6に示すよ
うに、孤立状態の連結部補強部32,33であってもよ
い。
【0011】また、圧電共振子の形状は前記実施例に限
定されるものではなく、細い連結部を有するものであれ
ばよい。この場合、連結部補強部は連結部の位置や数量
に合わせて任意に設定される。外装部材の形状も板形状
以外に、箱形状等であってもよい。さらに、連結部補強
部は外装部材と異なる材質であってもよい。例えば図7
に示すように、封止基板15と圧電共振子2を固着する
ための接着剤(あるいは接着シート)36の厚みにて振
動空間を確保する場合には、接着剤36の一部を延在さ
せて連結部補強部37,38としてもよい。
【0012】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、外装部材に連結部補強部を設けて圧電共振子の
連結部の機械的強度をアップさせたので、外部からの機
械的衝撃や振動部の振動に対して圧電共振子の連結部が
破損しにくい圧電部品を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る圧電部品の一実施例を示す分解斜
視図。
【図2】図1に示した圧電部品の外観を示す斜視図。
【図3】図2のIII−III断面図。
【図4】他の実施例を示す斜視図。
【図5】別の他の実施例を示す斜視図。
【図6】さらに別の他の実施例を示す斜視図。
【図7】さらに別の他の実施例を示す斜視図。
【符号の説明】
1…圧電部品 2…圧電共振子 3…振動部 4…保持部 5,6…連結部 7,8…振動電極 15,16…封止基板(外装部材) 17〜20,30〜33,37,38…連結部補強部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 振動電極を表裏面に設けた振動部と、前
    記振動部を支えるための保持部と、前記保持部と前記振
    動部を連結するための連結部とを有した圧電共振子と、 前記圧電共振子の保持部に固着し、圧電共振子と共に振
    動空間を形成する外装部材とを備え、 前記外装部材に、前記圧電共振子の連結部に接触して連
    結部を補強する補強部を設けたこと、 を特徴とする圧電部品。
JP20948594A 1994-09-02 1994-09-02 圧電部品 Pending JPH0878995A (ja)

Priority Applications (1)

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JP20948594A JPH0878995A (ja) 1994-09-02 1994-09-02 圧電部品

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JP20948594A JPH0878995A (ja) 1994-09-02 1994-09-02 圧電部品

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JPH0878995A true JPH0878995A (ja) 1996-03-22

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ID=16573616

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JP20948594A Pending JPH0878995A (ja) 1994-09-02 1994-09-02 圧電部品

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JP (1) JPH0878995A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6720071B2 (en) 2001-02-21 2004-04-13 Ntn Corporation Tip seal and seal material for scroll type compressor
KR100693062B1 (ko) * 2005-02-28 2007-03-12 세이코 엡슨 가부시키가이샤 압전 진동편, 및 압전 진동자
US7327209B2 (en) 2004-09-10 2008-02-05 Murata Manufacturing Co., Ltd. Piezoelectric thin film resonator

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6720071B2 (en) 2001-02-21 2004-04-13 Ntn Corporation Tip seal and seal material for scroll type compressor
US7327209B2 (en) 2004-09-10 2008-02-05 Murata Manufacturing Co., Ltd. Piezoelectric thin film resonator
KR100693062B1 (ko) * 2005-02-28 2007-03-12 세이코 엡슨 가부시키가이샤 압전 진동편, 및 압전 진동자

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