JPH0877498A - 走行経路誘導装置 - Google Patents

走行経路誘導装置

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JPH0877498A
JPH0877498A JP21603894A JP21603894A JPH0877498A JP H0877498 A JPH0877498 A JP H0877498A JP 21603894 A JP21603894 A JP 21603894A JP 21603894 A JP21603894 A JP 21603894A JP H0877498 A JPH0877498 A JP H0877498A
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茂樹 西村
Hiroyuki Nakano
啓之 中野
Masahiro Nakajima
正浩 中島
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 地上局の経路情報提供範囲の制約を受けず公
共の利益を考慮した出発地から目的地までの完全な推奨
経路を得る。 【構成】 出発地設定装置3と目的地設定装置5で出発
地と目的地を設定し、推奨経路決定装置11で地上局の
経路情報提供範囲内の経由リンク1、2と経路情報提供
範囲外の出発リンク、目的リンクを調べ、情報送信装置
7で経由リンク1、2と車両番号を地上局に送信し、情
報受信装置9で受信した交通情報と地図データ記憶装置
1に記憶されている地図データとにより出発リンクから
経由リンク1までの部分推奨経路2と、目的地から経由
リンク2までの部分推奨経路3を求める。また地上局で
経由リンク1から経由リンク2までの部分推奨経路3が
求められると情報受信装置9で受信する。推奨経路決定
装置11で上部部分推奨経路1、3、2をこの順序で結
合し出力装置13で出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両が走行する経路を
誘導する走行経路誘導装置に関し、特に、外部情報を受
けて出発地から目的地までの完全な推奨経路を組立てる
走行経路誘導装置に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平2−2496の従来の移動体通信
システムにおける経路誘導方式は、車両(移動局)が経
路誘導情報の送信要求を行なうと、その要求は通信回線
網を介してセンタに通知され、センタはその通知を受け
ると交通流状況を考慮して車両が走行する最適経路を選
択し、これを最適経路情報として、送信要求を行なった
車両に通信回線網を通して送信する。車両は、最適経路
情報を受信すると、通過する基地局により送信される基
地局情報とにより経路誘導される。
【0003】特開平2−129800の従来の車両用走
行誘導装置は、路側に設けられた交通情報送信装置から
無線送信された交通情報を車載のナビゲーション装置に
より受信し、その交通情報の渋滞規制情報に基づいて、
自車の現在位置から目的地までのルートを渋滞あるいは
規制条件に合わせて重み付け演算し、目的地に最短時間
で到達する迂回路を実時間で求め表示する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平2−2496の移動体通信システムにおける経路誘
導方式では、車両がセンタから受信する最適経路がセン
タの経路選択可能範囲においてしか選択されないので、
出発地あるいは目的地がセンタの経路選択可能範囲内に
ない場合、出発地から目的地までの完全な最適経路を得
ることができないという問題点がある。また、出発地あ
るいは目的地がセンタの経路選択可能範囲内にある場合
でも、経路情報が提供されない細街路上であるならば、
現在位置あるいは目的地周辺での正確な最適経路を得る
ことができないという問題点がある。
【0005】また、上記特開平2−129800の車両
用走行誘導装置では、車載のナビゲーション装置が自車
にとって所要時間、走行距離などが最適な迂回路を計算
するので、自車にとっての利益は考慮されていても渋滞
の防止や解消などの公共の利益が考慮されていない可能
性があるという問題点がある。
【0006】本発明は、上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、センタの最適経路の経路選択可
能範囲のような所定の範囲により制約を受けることな
く、出発地から目的地までの完全な推奨経路を求めるこ
とができるようにし、かつ、できる限り渋滞の防止や解
消などの公共の利益を考慮した推奨経路となるようにす
ることを目的とする。
【0007】また、推奨経路を決定する際の情報処理が
容易に行なえるようにすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の走行
経路誘導装置は、地図データを記憶している記憶手段
と、出発地を設定する出発地設定手段と、目的地を設定
する目的地設定手段と、上記出発地および上記目的地に
関する情報と車両識別情報とを外部に送信する送信手段
と、外部情報から所定の範囲内の推奨経路の情報を受信
する受信手段と、地図データに基づいて上記所定の範囲
外の推奨経路を決定する決定手段と、外部情報から受信
された上記所定の範囲内の推奨経路と、上記決定手段に
より決定された上記所定の範囲外の推奨経路とを結合し
て出力する出力手段とを設けたものである。
【0009】本発明の請求項2の走行経路誘導装置は、
上記外部情報が交通情報を含み、上記受信手段が交通情
報を受信し、上記決定手段が地図データと交通情報とに
基づいて上記所定の範囲外の推奨経路を決定する。
【0010】本発明の請求項3の走行経路誘導装置は、
上記決定手段が出発地から目的地までの推奨経路を決定
する。
【0011】本発明の請求項4の走行経路誘導装置は、
外部情報および地図データを含む情報が、所定の区間内
ごとの経路を単位として授受される。
【0012】
【作用】本発明の請求項1の走行経路誘導装置において
は、地図データが記憶され、出発地が設定され、目的地
が設定され、上記出発地および上記目的地に関する情報
と車両識別情報とが外部に送信され、外部情報から所定
の範囲内の推奨経路の情報が受信され、上記地図データ
に基づいて上記所定の範囲外の推奨経路が決定され、外
部情報から受信された上記所定の範囲内の推奨経路と、
決定された上記所定の範囲外の推奨経路とが結合されて
出力されるので、外部情報から受信された外部情報の経
路情報提供範囲のような所定の範囲内の推奨経路と、上
記経路情報提供範囲のような所定の範囲外の道路におけ
る推奨経路とからなる出発地から目的地までの完全な推
奨経路を得ることができる。
【0013】また、記憶されている地図データを用い
て、上記所定の範囲内にある場合でも、情報が提供され
ない細街路上の出発地あるいは目的地周辺での正確な最
適経路を選択することができる。
【0014】さらに、上記完全な推奨経路のうち、外部
情報から受信された推奨経路からなる部分は、渋滞の防
止や解消などの公共の利益が考慮された推奨経路となっ
ている。
【0015】本発明の請求項2の走行経路誘導装置にお
いては、交通情報が受信され、地図データと上記交通情
報とに基づいて上記所定の範囲外の推奨経路が決定され
るので、上記所定の範囲外の道路における推奨経路もま
た、交通情報により渋滞が考慮されたものとなってい
る。
【0016】本発明の請求項3の走行経路誘導装置にお
いては、出発地から目的地までの推奨経路が決定される
ので、外部情報から得られた上記経路情報提供範囲のよ
うな所定の範囲内の推奨経路と、地図データと交通情報
とに基づいて決定された出発地から目的地までの推奨経
路とを結合して適当な推奨経路を作成することができ
る。
【0017】本発明の請求項4の走行経路誘導装置にお
いては、外部情報および地図データを含む情報が、所定
の区間内ごとの経路を単位とした情報が授受されるの
で、情報処理を容易に行なえる。
【0018】
【実施例】以下、本発明による走行経路誘導装置の実施
例であるカーナビゲーション装置について、図面を参照
しながら説明する。
【0019】図1は、本発明が適用されたカーナビゲー
ション装置の構成例を示すブロック図である。
【0020】図1において、カーナビゲーション装置
は、地図データ記憶装置1と、出発地設定装置3と、目
的地設定装置5と、情報送信装置7と、情報受信装置9
と、推奨経路決定装置11と、推奨経路出力装置13と
を含む。そして、通常車載機として車両に設置される。
ここで外部情報は、交通情報や、地上局が決定した推奨
経路の情報を含む。
【0021】地図データ記憶装置1は、道路網や河川や
地名などの地図に関する多様なデータを記憶している。
出発地設定手段3は、推奨経路を求める際の出発地を設
定する。たとえば、自車のいる現在位置や、目印となる
地点を出発地として設定することが多い。目的地設定手
段5は、利用者(運転者)の入力により、到達しようと
する目的地を設定する。
【0022】情報送信装置7は、出発地や目的地を設定
するための外部情報を受信するために自車の車両識別用
の車両番号(コード)などを外部情報提供手段(たとえ
ば地上局など)に送信する。情報受信装置9は、外部情
報から推奨経路や交通情報を受信する。
【0023】推奨経路決定装置11は、地図データ記憶
装置1と、出発地設定装置3と、目的地設定装置5と、
情報送信装置7と、情報受信装置9とに接続されてお
り、情報受信装置9で受信された経路情報提供範囲内の
推奨経路と、地図データ記憶装置1に記憶されている地
図データに基づいて情報受信装置9で受信された交通情
報を考慮して求めた上記経路情報提供範囲外の推奨経路
とを結合して、出発地から目的地までの完全な推奨経路
を決定する。
【0024】出力装置13は、推奨経路決定装置11に
接続されており、推奨経路決定装置11で決定された推
奨経路を出力する。その出力方法は、たとえば、地図上
に推奨経路を色付きで示し、さらに、右左折などの推奨
経路のポイントを音声で案内する場合もある。
【0025】以下の各実施例においては、外部情報は地
上局により提供されるものとする。図2は、本発明によ
る走行経路誘導装置の第1実施例であるカーナビゲーシ
ョン装置の動作を示すフローチャートである。
【0026】まず、ステップS1(以下ステップを略
す)では、自車の現在位置を検出して出発地として設定
し、また、利用者(運転者)の入力により目的地を設定
する。これは図1の出発地設定装置3および目的地設定
装置5で行なわれる。S3では、図1の地図データ記憶
装置に記憶された地図データに含まれたリンクの中で、
S1で設定された出発地(自車の現在位置)に最も近い
リンク(最近傍リンク)を出発地リンクとする。
【0027】一般に、カーナビゲーション装置に用いる
地図は、各縮尺レベルに応じて緯度・経度により適当な
大きさに分割されており、それをメッシュと呼んでい
る。リンクとは、メッシュと道路の交点、もしくは、道
路の交差点を端点として定められた道路区間のことであ
る。推奨経路は、リンクを単位として結合していく。リ
ンクを用いると情報処理が容易となる。
【0028】S5では、推奨経路の情報や交通情報など
の外部情報を提供する地上局の経路情報提供範囲内で出
発地の最近傍のリンクを経由リンク1とする。
【0029】S7では、図1の地図データ記憶装置1に
記憶された地図データに含まれたリンクの中で、S1で
設定された目的地の最近傍リンクを目的リンクとする。
S9では、地上局の経路情報提供範囲内で、目的地の最
近傍のリンクを経由リンク2とする。
【0030】S11では、経由リンク1と経由リンク2
がともに存在し、かつ、互いに異なっているかどうかを
判断する。S11で経由リンク1と経由リンク2がとも
に存在し、かつ互いに異なっていれば、S13で、出発
リンクと経由リンク1が異なっているかどうかを判断す
る。S11で経由リンク1と経由リンク2がどちらか片
方しか存在せず、かつ互いに異なっていなければ、S1
5で、出発リンクから目的リンクまでの推奨経路を地図
データに基づいて探索し、決定する。そしてS29へ進
む。
【0031】S13で出発リンクと経由リンク1が異な
っていれば、S17で、出発リンクから経由リンク1ま
での部分推奨経路1を探索し、決定する。そしてS19
へ進む。S13で出発リンクと経由リンク1が異なって
いなければ、S19へ進む。S19では、目的リンクと
経由リンク2が異なっているかどうかを判断する。S1
9で目的リンクと経由リンク2が異なっていれば、S2
1で、経由リンク2から目的リンクまでの部分推奨経路
2を探索し、決定する。そしてS23へ進む。S19で
目的リンクと経由リンク2が異なっていなければ、S2
3へ進む。S3〜S21は、図1の推奨経路決定装置1
1で行なわれる。
【0032】S23では、経由リンク1を出発地、経由
リンク2を目的地として地上局に送信する。これは図1
の情報送信装置7で行なわれる。地上局では、経由リン
ク1から経由リンク2までの推奨経路(部分推奨経路
3)が探索され決定される。
【0033】S25では、地上局で探索され決定された
経由リンク1から経由リンク2までの部分推奨経路3を
受信する。これは図1の情報受信装置9で行なわれる。
S27では、S17、S21、S25でそれぞれ決定さ
れた部分推奨経路1、3、2をこの順番に従って結合
し、出発地から目的地までの完全な推奨経路を作成す
る。これは図1の推奨経路決定装置11で行なわれる。
【0034】S29では、S27で作成された推奨経路
が地図表示装置などの出力装置により出力される。たと
えば具体的には、推奨経路は道路上に色分けされて表示
され、音声により案内される。これは図1の出力装置1
3により行なわれる。
【0035】ただし、S13で出発リンクと経由リンク
1が等しく部分推奨経路1がない場合、またはS19で
目的リンクと経由リンク2が等しく部分推奨経路2がな
い場合も、残りの部分推奨経路を上記の順番に従って結
合する。
【0036】図3は、本発明による走行経路誘導装置の
第2実施例であるカーナビゲーション装置の動作を示す
フローチャートである。
【0037】S101〜S109では、図2の第1実施
例のフローチャートのS1〜S9と同様の動作が行なわ
れる。また、各ステップの動作が行なわれる図1の各装
置の対応も第1実施例と同様である。
【0038】S110では、地上局からの交通情報を受
信する。これは図1の情報受信装置9で行なわれる。
【0039】S111では、経由リンク1と経由リンク
2がともに存在し、かつ互いに異なるかどうかを判断す
る。S111で経由リンク1と2がともに存在し、かつ
互いに異なっていれば、S113で、出発リンクと経由
リンク1が異なっているかどうかを判断する。S111
で経由リンク1と経由リンク2がどちらか片方しか存在
せず、互いに異なっていなければ、S116で、S11
0で受信した交通情報を考慮して出発リンクから目的リ
ンクまでの推奨経路を探索し決定する。そしてS129
へ進む。S113で出発リンクと経由リンク1が異なっ
ていれば、S118で、S110で受信した交通情報を
考慮して出発リンクから経由リンク1までの部分推奨経
路1を探索し決定する。S113で出発リンクと経由リ
ンク1が異なっていなければ、S119へ進む。S11
9では、目的リンクと経由リンク2が異なっているかど
うかを判断する。S119で目的リンクと経由リンク2
が異なっていれば、S122で、S110で受信した交
通情報を考慮して経由リンク2から目的リンクまでの部
分推奨経路2を探索し決定する。そしてS123へ進
む。S119で目的リンクと経由リンク2が異なってい
なければ、S123へ進む。S111〜S122は、図
1の推奨経路決定装置11で行なわれる。
【0040】S123〜S129では、図2の第1実施
例のフローチャートのS23〜S29と同様の動作が行
なわれる。また、各ステップの動作が行なわれる図1の
各装置の対応も第1実施例と同様である。
【0041】図4は、本発明による走行経路誘導装置の
第3実施例であるカーナビゲーション装置の動作を示す
フローチャートである。
【0042】S201〜S203では、図3の第2実施
例のフローチャートのS101〜S103と同様の動作
が行なわれる。S207およびS210では、それぞれ
図3の第2実施例のフローチャートのS107およびS
110と同様の動作が行なわれる。また、各ステップの
動作が行なわれる図1の各装置の対応も第2実施例と同
様である。
【0043】S211では、S210で受信された交通
情報を考慮して出発リンクから目的リンクまでの推奨経
路を探索し、決定する。ここで、このとき決定された推
奨経路を参考推奨経路と呼ぶことにする。
【0044】S213では、S211で決定された参考
推奨経路が地上局の経路情報提供範囲を通るかどうかを
調べるために、出発リンクから参考推奨経路の各リンク
を順に辿っていく。S215では、S213で辿ってい
る参考推奨経路のリンクが、最初の地上局の経路情報提
供範囲内のリンクかどうかを判断する。S215でS2
13で辿っている参考推奨経路のリンクが最初の地上局
の経路情報提供範囲内のリンクであれば、S217で、
辿っているリンク(現在のリンク)を経由リンク1とす
る。
【0045】S215で辿っているリンクが最初の地上
局の経路情報提供範囲内のリンクでなければ、S219
で、現在のリンクが目的地リンクであるかどうかを判断
する。S219で現在リンクが目的地リンクであれば、
S237へ進む。S219で現在リンクが目的地リンク
でなければ、S221で、次のリンクを辿り、再びS2
15に戻って上記と同様の動作を繰返す。
【0046】S223では、現在のリンクが最後の地上
局の経路情報提供範囲内のリンクであるかどうかを判断
する。S223で現在のリンクが最後の地上局における
情報提供範囲内のリンクであれば、S225で、現在の
リンクを経由リンク2とし、S227へ進む。S223
で、現在のリンクが最後の地上局の経路情報提供範囲内
のリンクでなければ、S227へ進む。
【0047】S227で、現在のリンクが目的地リンク
かどうかを判断する。S227で現在のリンクが目的地
リンクであれば、S229へ進む。S227で現在のリ
ンクが目的地リンクでなければ、S231で、次のリン
クを辿り、再びS223に戻って上記と同様の動作を繰
返す。これらS211〜S227は、図1の推奨経路決
定装置11で行なわれる。
【0048】S229では、経由リンク1を出発地、経
由リンク2を目的地として地上局に送信する。これは図
1の情報送信装置7で行なわれる。地上局では経由リン
ク1から経由リンク2までの推奨経路(部分推奨経路
3)が交通情報に基づいて探索され決定される。
【0049】S233では、経由リンク1から経由リン
ク2までの部分推奨経路3を受信する。これは図1の情
報受信装置9で行なわれる。S235では、参考推奨経
路の経由リンク1から経由リンク2までの適当な部分を
部分推奨経路3の対応部分で置換える。たとえば、参考
推奨経路の経由リンク1から経由リンク2までの全部分
を部分推奨経路3で置換える。これは図1の推奨経路決
定装置11で行なわれる。
【0050】S237では、S235で作成された出発
地から目的地までの完全な推奨経路を出力する。出力方
法は第1実施例および第2実施例と同様である。これは
図1の出力装置13で行なわれる。
【0051】以上の実施例では外部情報提供手段を地上
局としたが、他の移動体からの情報の提供を受けてもよ
く、ICカード、フロッピィディスク、CD−ROM、
光ディスク、ミニディスクなどの外部記憶手段でもよ
い。また、情報送信装置から外部情報提供手段に現在位
置と目的地に関する情報を送信したが、外部情報提供手
段から推奨経路の提供を受ける際に車載機から現在位
置、目的地の情報を与える必要がない場合には送信手段
は必要ない。さらに、各地点の情報を授受する手段とし
てリンクを用いたが、リンクの代わりにノード、座標な
どを用いてもよい。
【0052】
【発明の効果】本発明の請求項1の走行経路誘導装置に
おいては、地図データが記憶され、出発地が設定され、
目的地が設定され、上記出発地および上記目的地に関す
る情報と車両識別情報とが外部に送信され、外部情報か
ら所定の範囲内の推奨経路の情報が受信され、上記地図
データに基づいて上記所定の範囲外の推奨経路が決定さ
れ、外部情報から受信された上記所定の範囲内の推奨経
路と、決定された上記所定の範囲外の推奨経路とが結合
されて出力されるので、外部情報から受信された外部情
報の経路情報提供範囲のような所定の範囲内の推奨経路
と、上記経路情報提供範囲のような所定の範囲外の道路
における推奨経路とからなる出発地から目的地までの完
全な推奨経路を得ることができる。
【0053】また、記憶されている地図データを用い
て、上記所定の範囲内にある場合でも、情報が提供され
ない細街路上の出発地あるいは目的地周辺での正確な最
適経路を選択することができる。
【0054】さらに、上記完全な推奨経路のうち、外部
情報から受信された推奨経路からなる部分は、渋滞の防
止や解消などの公共の利益が考慮された推奨経路となっ
ている。
【0055】本発明の請求項2の走行経路誘導装置にお
いては、交通情報が受信され、地図データと上記交通情
報とに基づいて上記所定の範囲外の推奨経路が決定され
るので、上記所定の範囲外の道路における推奨経路もま
た、交通情報により渋滞が考慮されたものとなってい
る。
【0056】本発明の請求項3の走行経路誘導装置にお
いては、出発地から目的地までの推奨経路が決定される
ので、外部情報から得られた上記経路情報提供範囲のよ
うな所定の範囲内の推奨経路と、地図データと交通情報
とに基づいて決定された出発地から目的地までの推奨経
路とを結合して適当な推奨経路を作成することができ
る。
【0057】請求項4の走行経路誘導装置においては、
外部情報および地図データを含む情報が、所定の区間内
ごとの経路を単位とした情報が授受されるので、情報処
理を容易に行なえる。
【0058】その結果、所定の範囲により制約を受ける
ことなく、出発地から目的地までの完全な推奨経路を求
めることができるようにし、かつ、できる限り渋滞の防
止や解消などの公共の利益を考慮した推奨経路を得るこ
とができる。
【0059】また、推奨経路を決定する際の情報処理を
容易に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のカーナビゲーション装置の構
成例を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1実施例のカーナビゲーション装置
の動作を示すフローチャートである。
【図3】本発明の第2実施例のカーナビゲーション装置
の動作を示すフローチャートである。
【図4】本発明の第3実施例のカーナビゲーション装置
の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 地図データ記憶装置 3 出発地設定装置 5 目的地設定装置 7 情報送信装置 9 情報受信装置 11 推奨経路決定装置 13 出力装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の範囲内の経路に関する外部情報を
    受けて車両が走行する推奨経路を組立てる走行経路誘導
    装置であって、 地図データを記憶している記憶手段と、 出発地を設定する出発地設定手段と、 目的地を設定する目的地設定手段と、 前記出発地および前記目的地に関する情報と車両識別情
    報とを外部に送信する送信手段と、 外部情報から前記所定の範囲内の推奨経路の情報を受信
    する受信手段と、 前記地図データに基づいて前記所定の範囲外の推奨経路
    を決定する決定手段と、 前記外部情報から受信された前記所定の範囲内の推奨経
    路と、前記決定手段により決定された前記所定の範囲外
    の推奨経路とを結合して出力する出力手段とを含む走行
    経路誘導装置。
  2. 【請求項2】 前記外部情報は交通情報を含み、前記受
    信手段は前記交通情報を受信し、前記決定手段は前記地
    図データと前記交通情報とに基づいて前記所定の範囲外
    の推奨経路を決定する請求項1に記載の走行経路誘導装
    置。
  3. 【請求項3】 前記決定手段は、出発地から目的地まで
    の推奨経路を決定する請求項2に記載の走行経路誘導装
    置。
  4. 【請求項4】 前記外部情報および前記地図データを含
    む情報が、所定の区間内ごとの経路を単位として授受さ
    れる請求項1ないし3のいずれかに記載の走行経路誘導
    装置。
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