JPH0877122A - データ整合時間削減方法 - Google Patents

データ整合時間削減方法

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JPH0877122A
JPH0877122A JP6207021A JP20702194A JPH0877122A JP H0877122 A JPH0877122 A JP H0877122A JP 6207021 A JP6207021 A JP 6207021A JP 20702194 A JP20702194 A JP 20702194A JP H0877122 A JPH0877122 A JP H0877122A
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JP6207021A
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English (en)
Inventor
Tomoyasu Satou
友恭 佐藤
Takao Numakura
▲隆▼郎 沼倉
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 二重化情報処理システムにおけるデータ整合
時間削減方法に関し、新データを取得した主系が、極力
短期間に従系の保持データとの整合処理を完了し、且つ
中断時も従系がデータを保持可能とすることを目的とす
る。 【構成】 各情報処理装置(100)に追加・削除レコ
ード情報表(130)を設け、各記憶部(120)に新
データ格納領域(121)、更新領域(122)を設
け、各情報処理装置はデータを更新領域(122)内に
保持し、一方の処理部(110)が、データを新たに取
得した場合に、取得データを一旦新データ格納領域に格
納した後、更新領域に保持中のデータとレコード単位に
比較し、追加または削除レコードのみを抽出して追加・
削除レコード情報表を構成し、追加・削除データにより
保持中のデータを更新し、また他方の情報処理装置にも
転送し、他方の処理部に保持中のデータを更新させる様
に構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、二重化された情報処理
システムにおけるデータ整合時間削減方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図12は従来ある情報処理システムの一
例を示す図であり、図13は本発明の対象となる電文形
式の一例を示す図であり、図14は従来ある局舎名等デ
ータの一例を示す図であり、図15は図12における局
舎名等データの整合処理過程の一例を示す図である。
【0003】図12において、情報処理システムは、そ
れぞれMMI管理部(2)および通信管理部(CMN)
(3)から構成され、一方を主系とし、他方を従系とし
て運用する二組の情報処理装置(1)から構成され、複
数の伝送装置(TRU)(4)を並行して管理する。
【0004】なお伝送装置(TRU)(4)の管理方法
に関しては、平成6年3月14日付で出願済の発明「伝
送装置の制御システム」(特願平06−42610
号)、並びに平成6年7月25日付で出願済の発明「デ
ータ整合方法」(特願平06−172335号)に開示
されている。
【0005】各MMI管理部(2)には、それぞれ入出
力端末(CRT)(20)、主記憶装置(MM)(2
1)、外部記憶装置(FM)(22)および(24)、
差分記憶装置(DM)(23)および(25)が付加さ
れている。
【0006】なお各通信管理部(CMN)(3)にも同
様の装置が付加されているが、図12においては省略さ
れている。また上位処理装置(HPU)(5)は、各M
MI管理部(2)が動作するに必要とする諸データ、例
えば局舎名、パス種別、伝送装置名、回線詳細情報等
〔以後局舎名等データ(D)と総称する〕を、一元管理
している。
【0007】局舎名等データ(D)は、複数〔例えば数
千〕のレコード(R)から構成され、各レコード(R)
は、図14に示される如き構成を有している。上位処理
装置(HPU)(5)は、レコード(R)単位に追加ま
たは削除することにより、局舎名等データ(D)を随時
更新している。
【0008】MMI管理部(2)は、所要の時期に、上
位処理装置(HPU)(5)から局舎名等データ(D)
を一括受信し、外部記憶装置(FM)(24)に保持
し、所要の動作を実行する。
【0009】なお両系の情報処理装置(1)が、各伝送
装置(TRU)(4)を並行して監視制御可能とする為
には、各外部記憶装置(FM)(24)に保持中の局舎
名等データ(D)が一致している必要がある。
【0010】次に、主系のMMI管理部(20 )が、上
位処理装置(HPU)(5)から局舎名等データ(D)
を一括受信した後、従系のMMI管理部(21 )の保持
する局舎名等データ(D)と整合を取る過程を、図15
を用いて説明する。
【0011】図12および図15において、主系情報処
理装置(10 )の運用者が、入出力端末(CRT)(2
0 )から起動信号を入力すると(SG01)、MMI管
理部(20 )は、上位処理装置(HPU)(5)に対し
起動信号を転送する(SG02)。
【0012】起動信号を受信した上位処理装置(HP
U)(5)は、局舎名等データ(D)を構成する総ての
レコード(R)を、一括してMMI管理部(20 )に転
送する〔所謂ダウンロード〕(SG03)。
【0013】MMI管理部(20 )は、上位処理装置
(HPU)(5)から局舎名等データ(D)をダウンロ
ードされると、外部記憶装置(FM)(240 )を初期
化し、これ迄保持していた局舎名等データ(D)を総て
消去した後(SG04)、受信した局舎名等データ(D)
を格納する(SG05)。
【0014】次にMMI管理部(20 )は、従系情報処
理装置(11 )が保持する局舎名等データ(D)と整合
を取る為に、LAN(11)を経由してMMI管理部
(21)に、外部記憶装置(FM)(241 )の初期化
を要求する電文を転送した後(SG07)、タイマ(T)
を起動する。
【0015】なおLAN(11)上を転送される電文の
形式は、図13に示される通りとする。MMI管理部
(21 )は、MMI管理部(20 )から外部記憶装置
(FM)(241 )の初期化要求電文を受信すると、外
部記憶装置(FM)(241 )を初期化し、これ迄保持
していた局舎名等データ(D)を総て消去した後(SG
18)、初期化完了を示す初期化応答電文を、LAN(1
1)を経由してMMI管理部(20 )に返送する(SG
19)。
【0016】MMI管理部(20 )は、MMI管理部
(21 )から初期化応答電文を受信すると、タイマ
(T)を停止させた後、外部記憶装置(FM)(2
0 )に格納済の局舎名等データ(D)から、最初の一
レコード(R)を抽出し、整合電文を組立てMMI管理
部(21 )に転送した後(SG0A)、タイマ(T)を起
動する。
【0017】MMI管理部(21 )は、MMI管理部
(20 )から整合電文を受信すると、整合電文で転送さ
れたレコード(R)を、外部記憶装置(FM)(2
1 )に格納した後(SG1B)、レコード(R)の格納
完了を示す整合応答電文を、LAN(11)を経由して
MMI管理部(20 )に返送する(SG1C)。
【0018】MMI管理部(20 )は、MMI管理部
(21 )から整合応答電文を受信すると、タイマ(T)
を停止させた後、最初の一レコード(R)が従系との間
で整合が取れたことを示す表示を、入出力端末(CR
T)(200 )に表示する(SG 0D)。
【0019】続いてMMI管理部(20 )は、外部記憶
装置(FM)(240 )に格納済の局舎名等データ
(D)から次の一レコード(R)を抽出し、前述と同様
の過程でMMI管理部(21 )に転送し(SG0E)、ま
たMMI管理部(21 )は、MMI管理部(20 )から
整合電文を受信すると、前述と同様の過程で、転送され
たレコード(R)を外部記憶装置(FM)(241 )に
格納した後(SG1F)、レコード(R)の格納完了を示
す整合応答電文をMMI管理部(20 )に返送し(SG
1G)、更にMMI管理部(20 )は、MMI管理部(2
1 )から整合応答電文を受信すると、次の一レコード
(R)が従系との間で整合が取れたことを示す表示を、
入出力端末(CRT)(200 )に表示する(S
0H)。
【0020】以上の過程を、局舎名等データ(D)を構
成する総てのレコード(R)をMMI管理部(21 )に
転送し終わる迄、繰返す。なおレコード(R)の転送過
程で(SG0I)、LAN(11)またはMMI管理部
(21 )の障害により、MMI管理部(21 )がレコー
ド(R)を外部記憶装置(FM)(241 )に格納出来
ず、MMI管理部(21 )から整合応答電文が返送され
なかった場合には、MMI管理部(20 )はタイマ
(T)のタイムアウトを検出し、差分記憶装置(DM)
(250 )を初期化した後(SG0J)、外部記憶装置
(FM)(240 )に格納済の局舎名等データ(D)の
内、未整合のレコード(R)を総て差分記憶装置(D
M)(250 )に格納すると共に(SG 0K)、障害発生
を入出力端末(CRT)(200 )に表示する(S
0L)。
【0021】やがて障害が復旧し、MMI管理部
(21 )との通信が可能となると、MMI管理部
(20 )は、差分記憶装置(DM)(250 )から未整
合のレコード(R)を一レコード(R)宛抽出し、前述
と同様の過程でMMI管理部(21 )に転送し、外部記
憶装置(FM)(241 )に格納させて外部記憶装置
(FM)(240 )に格納済の局舎名等データ(D)と
整合を取らせる。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】以上の説明から明らか
な如く、従来ある情報処理システムにおいては、主系の
MMI管理部(20 )が、上位処理装置(HPU)
(5)から局舎名等データ(D)をダウンロードされる
と、外部記憶装置(FM)(240 )を初期化して局舎
名等データ(D)を格納した後、従系のMMI管理部
(21 )にも外部記憶装置(FM)(241 )を初期化
させた後、局舎名等データ(D)を一レコード(R)宛
転送し、外部記憶装置(FM)(241 )に格納させ、
整合完了の確認を取っていた為、総ての局舎名等データ
(D)が外部記憶装置(FM)(241 )に格納し終わ
り、局舎名等データ(D)の整合処理が完了する迄に、
例えば数千レコード(R)の整合処理に10分以上と、
多大の時間を費していた。
【0023】従って、局舎名等データ(D)の整合処理
が実行される間、従系の外部記憶装置(FM)(2
1 )には完全な局舎名等データ(D)が保持されてい
ないこととなり、従系情報処理装置(11 )の動作に支
障を来す問題があった。
【0024】特に整合処理の途中で障害が発生し、局舎
名等データ(D)の整合処理が中断された場合には、障
害が回復する迄、完全な局舎名等データ(D)が保持さ
れていないこととなり、従系情報処理装置(11 )の動
作に及ぼす影響は更に大きくなる。
【0025】本発明は、新たなデータを取得した主系の
情報処理装置が、極力短期間に従系の情報処理装置の保
持するデータとの整合処理を完了すると共に、整合処理
が中断された場合にも、従系の情報処理装置が可能な限
りデータを保持可能とすることを目的とする。
【0026】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理を示
す図である。図1において、100は情報処理装置、1
10は処理部、120は記憶部であり、何れも二重に設
けられいている。
【0027】121は、本発明により記憶部(120)
に設けられた新データ格納領域である。122は、本発
明により記憶部(120)に設けられた更新領域であ
る。
【0028】130は、本発明により情報処理装置(1
00)に設けられた追加・削除レコード情報表である。
【0029】
【作用】各情報処理装置(100)は、データを前記更
新領域(122)内に保持する。
【0030】一方の処理部(110)が、上位装置から
データを新たに取得した場合に、取得データを一旦新デ
ータ格納領域(121)に格納した後、更新領域(12
2)に保持中のデータとレコード単位に比較し、追加ま
たは削除されたレコードのみを抽出して追加・削除レコ
ード情報表(130)を構成する。
【0031】追加・削除レコード情報表(130)を構
成した追加または削除データにより、更新領域(12
2)に保持中のデータに追加または削除を加えると共
に、追加・削除レコード情報表(130)を構成する追
加または削除データのみを他方の情報処理装置(10
0)に転送する。
【0032】他方の情報処理装置(100)の処理部
(110)は、自記憶部(120)内の更新領域(12
2)に保持中のデータに、一方の情報処理装置(10
0)から転送された追加または削除データを追加または
削除する。
【0033】なお処理部(110)は、データを構成す
る各レコードにフラグを付加し、追加・削除レコード情
報表(130)を構成するレコードには、追加または削
除されるレコードであることを示すフラグを付加し、ま
た更新領域(122)に保持中のレコードには、保持中
または削除済のレコードであることを示すフラグを付加
する。
【0034】更に他方の情報処理装置(100)に転送
するレコードには、追加・削除レコード情報表(13
0)に格納されている際に設定された状態のフラグを付
加して転送することが考慮される。
【0035】従って、各情報処理装置はデータを保持し
た状態で、新たに受信したデータで追加または削除され
たレコードのみを転送し、追加または削除することとな
る為、データの整合処理も追加または削除レコードに限
定されて所要時間も追加または削除されるデータ量に比
例して短縮され、整合処理の間も、既に保持済のデータ
は引続き保持されている為、追加または削除データを除
いては情報処理装置の動作に支障を来す恐れも無く、当
該情報処理システムの信頼性も大幅に向上し、特にデー
タの中の小数のレコードのみが一度に追加または削除さ
れる場合に、その効果は一層大きくなる。
【0036】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面により説明す
る。図2は本発明の一実施例による情報処理システムを
示す図であり、図3は本発明の一実施例による局舎名等
データを示す図であり、図4は図2における追加・削除
レコード情報表の一例を示す図であり、図5は図2にお
ける追加・削除レコード情報表生成過程の一例を示す図
であり、図6は図2における更新領域内追加・削除レコ
ード情報更新処理過程の一例を示す図であり、図7は図
2における従系外部記憶装置更新過程の一例を示す図で
あり、図8は図2における局舎名等データの整合処理過
程の一例を示す図であり、図9は新旧局舎名等データの
一例を示す図であり、図10は追加・削除レコード情報
表の一例を示す図であり、図11は更新領域内データの
変化の一例を示す図である。なお、全図を通じて同一符
号は同一対象物を示す。
【0037】図2においては、図1における情報処理装
置(100)として情報処理装置(1)が設けられ、ま
た図1における処理部(110)としてMMI管理部
(2)が設けられ、また図1における記憶部(120)
として外部記憶装置(FM)(24)が設けられ、また
図1における新データ格納領域(121)および更新領
域(122)として新データ格納領域(24b)および
更新領域(24a)が外部記憶装置(FM)(24)内
に設けられ、更に図1における追加・削除レコード情報
表(130)として追加・削除レコード情報表(TB
L)(26)が設けられている。
【0038】図3に示される局舎名等データ(D)を構
成するレコード(R)には、図14に示される従来ある
レコード(R)に、レコード(R)の状態を示すフラグ
(F)が新たに追加されている。
【0039】フラグ(F)は、外部記憶装置(FM)
(24)に保持されている状態では“00”に、また外
部記憶装置(FM)(24)から削除された状態では
“03”に、また追加・削除レコード情報表(TBL)
(26)に追加レコード(R)として格納された状態で
は“01”に、更に追加・削除レコード情報表(TB
L)(26)に削除レコード(R)として格納された状
態では“02”に、それぞれ設定される。
【0040】図2乃至図11において、情報処理装置
(10 )に局舎名等データ(D)が全く保持されていな
い状態で、主系情報処理装置(10 )の運用者が、入出
力端末(CRT)(200 )から起動信号を入力すると
(SG01)、MMI管理部(2 0 )は、上位処理装置
(HPU)(5)に対して起動信号を転送する(S
02)。
【0041】起動信号(SG02)を受信した上位処理装
置(HPU)(5)は、局舎名等データ(D)を構成す
る総てのレコード(R)を、一括してMMI管理部(2
0 )にダウンロードする(SG03)。
【0042】MMI管理部(20 )は、上位処理装置
(HPU)(5)から局舎名等データ(D)を取得した
場合に、外部記憶装置(FM)(240 )に局舎名等デ
ータ(D)が全く保持されていない、即ち最初のダウン
ロードであるか否かを検査し〔図5ステップS51〕、
最初のダウンロードであることを確認すると、外部記憶
装置(FM)(240 )内の更新領域(24a0 )を初
期化した後〔ステップS52〕、受信した局舎名等デー
タ(D)を更新領域(24a0 )に一括格納する〔ステ
ップS53〕。
【0043】なおMMI管理部(20 )は、各レコード
(R)のフラグ(F)を、総て保持状態(=“00”)
に設定する。続いてMMI管理部(20 )は、図15に
示されると同様の整合処理過程を実行し、MMI管理部
(21 )に対して外部記憶装置(FM)(241 )の更
新領域(24a1 )の初期化を要求する電文を送信し、
MMI管理部(21 )から初期化完了を示す初期化応答
電文が返送されると、更新領域(24a0 )に格納され
ている局舎名等データ(D)を一レコード(R)宛、整
合電文によりMMI管理部(21 )に転送する。
【0044】MMI管理部(21 )は、MMI管理部
(20 )から転送される各レコード(R)を受信する
と、受信したレコード(R)に付加されているフラグ
(F)を検査し〔図7ステップS71〕、総て保持状態
〔=“00”〕に設定されていることを確認すると〔図
7ステップS72〕、更新領域(24a1 )に未格納の
局舎名等データ(D)の整合処理と判定し、更新領域
(24a1 )に順次格納し〔ステップS7A〕、整合終
了を示す整合応答電文を、LAN(11)を経由してM
MI管理部(20 )に返送する〔図7ステップS7
9〕。
【0045】局舎名等データ(D)を構成する総てのレ
コード(R)の整合処理を終了すると、主系情報処理装
置(10 )の外部記憶装置(FM)(240 )の更新領
域(24a0 )に保持中の局舎名等データ(DO )と、
従系情報処理装置(11 )の外部記憶装置(FM)(2
1 )の更新領域(24a1 )に保持中の局舎名等デー
タ(DO )との整合処理が終了する。
【0046】なお局舎名等データ(D)が最初に更新領
域(24a0 )および(24a1 )に格納・保持された
場合には、追加・削除レコード情報表(TBL)(26
0 )および(261 )は作成されない。
【0047】次に、更新領域(24a0 )および(24
1 )に、図9(a) に示される如き局舎名等データ(D
O )が格納保持されているものとする。なお図9(a) に
示される局舎名等データ(DO )は、10個のレコード
(R)から構成されているが、各レコード(R)のコー
ド番号(C)のみが示されており、局舎名その他の情報
は省略されている。
【0048】以後コード番号(C)を有するレコード
を、(RC )と称する。かかる状態で、主系情報処理装
置(10 )の運用者が、入出力端末(CRT)(2
0 )から起動信号を入力すると(SG21)、MMI管
理部(20 )は、上位処理装置(HPU)(5)に対し
起動信号を転送する(SG22)。
【0049】起動信号を受信した上位処理装置(HP
U)(5)は、局舎名等データ(DN)を構成する総て
のレコード(RC )を、一括してMMI管理部(20
にダウンロードする(SG23)。
【0050】なお上位処理装置(HPU)(5)からダ
ウンロードされた局舎名等データ(DN )は、図9(b)
に示す通りとする。なお図9(b) に示される局舎名等デ
ータ(DN )も、10個のレコード(RC)から構成さ
れているが、図9(a) に示される局舎名等データ
(DO )と同様に、各レコード(RC )のコード番号
(C)のみが示されている。
【0051】MMI管理部(20 )は、上位処理装置
(HPU)(5)から局舎名等データ(DN )をダウン
ロードされると、最初のダウンロードであるか否かを検
査し〔図5ステップS51〕、今回は外部記憶装置(F
M)(240 )の新データ格納領域(24b0 )に局舎
名等データ(DO )が保持済であり、最初のダウンロー
ドでは無いことを確認すると、外部記憶装置(FM)
(240 )の新データ格納領域(24b0 )を初期化
し、前回格納した局舎名等データ(DO )を総て消去し
た後〔図5ステップS57〕(図8SG24)、受信した
局舎名等データ(DN)を格納する〔図5ステップS5
8〕(図8SG25)。
【0052】次にMMI管理部(20 )は、追加・削除
レコード情報表(TBL)(260)を、図5に示され
る過程に従って作成する。最初にMMI管理部(20
は、追加・削除レコード情報表(TBL)(26 0 )を
初期化した後〔図5ステップS59〕(図8SG26)、
新データ格納領域(24b0 )から最も若いコード番号
(C=1)(以後Xと称する)が付与されたレコード
(RX )を抽出し〔図5ステップS5A〕(図8S
26)、また更新領域(24a0 )から最も若いコード
番号(C=1)(以後Yと称する)が付与されたレコー
ド(RY )を抽出し〔図5ステップS5B〕(図8SG
27)、両コード番号(X)および(Y)を比較する〔図
5ステップS5C)。
【0053】比較の結果、今回は両コード番号(X=
1)および(Y=1)が等しいことを確認すると、局舎
名等データ(DN )から抽出したレコード(RX
1 )は、局舎名等データ(DO )に存在し、追加また
は削除されたものでは無いと判定し、追加・削除レコー
ド情報表(TBL)(260 )には格納しない。
【0054】次にMMI管理部(20 )は、新データ格
納領域(24b0 )から次に若いコード番号(X=2)
が付与されたレコード(RX =R2 )を抽出し〔図5ス
テップS5D〕、また更新領域(24a0 )から次に若
いコード番号(Y=2)が付与されたレコード(RY
2 )を抽出し〔図5ステップS5E〕、ステップS5
C以降を繰返し、今回も両コード番号(X=2)および
(Y=2)が等しいことを確認すると、局舎名等データ
(DN )から抽出したレコード(R2 )も、局舎名等デ
ータ(DO )に存在したと判定し、追加・削除レコード
情報表(TBL)(260 )には格納しない。
【0055】次にMMI管理部(20 )は、新データ格
納領域(24b0 )から次に若いコード番号(X=3)
が付与されたレコード(RX =R3 )を抽出し〔図5ス
テップS5D〕、また更新領域(24a0 )から次に若
いコード番号(Y=4)が付与されたレコード(RY
4 )を抽出し〔図5ステップS5E〕、ステップS5
C以降を繰返す。
【0056】比較の結果、今回は両コード番号(X=
3)および(Y=4)が等しく無いことを確認すると、
更に両コード番号(X=3)および(Y=4)の大小を
比較し〔図5ステップS5F〕、条件〔X<Y〕が成立
することを確認すると、局舎名等データ(DN )から抽
出したレコード(R3 )は、局舎名等データ(DO )に
存在しなかった、即ち局舎名等データ(DN )で新たに
追加されたレコード(R 3 )と判定し、レコード
(R3 )に付加されているフラグ(FX )を追加状態
〔=“01”〕に設定し〔図5ステップS5G〕、追加
・削除レコード情報表(TBL)(260 )に格納し
〔図5ステップS5H〕、追加・削除レコード情報表
(TBL)(260 )に設けられている追加・削除レコ
ード情報カウンタの情報数(N26)〔初期状態ではN26
=0〕に1を加算する〔N26=0+1=1〕〔図5ステ
ップS5I〕。
【0057】次にMMI管理部(20 )は、新データ格
納領域(24b0 )から次に若いコード番号(X=4)
が付与されたレコード(RX =R4 )を抽出し〔図5ス
テップS5J〕、ステップS5C以降を繰返し、今回は
両コード番号(X=4)および(Y=4)が等しいこと
を確認すると、局舎名等データ(DN )から抽出したレ
コード(R4 )は、局舎名等データ(DO )に存在した
と判定し、追加・削除レコード情報表(TBL)(26
0 )には格納しない。
【0058】次にMMI管理部(20 )は、新データ格
納領域(24b0 )から次に若いコード番号(X=6)
が付与されたレコード(RX =R6 )を抽出し〔図5ス
テップS5D〕、また更新領域(24a0 )から次に若
いコード番号(Y=5)が付与されたレコード(RY
5 )を抽出し〔図5ステップS5E〕、ステップS5
C以降を繰返す。
【0059】比較の結果、今回は両コード番号(X=
6)および(Y=5)が等しく無いことを確認すると、
更に両コード番号(X=6)および(Y=5)の大小を
比較し〔図5ステップS5F〕、条件〔X<Y〕が成立
しないことを確認すると、局舎名等データ(DO )から
抽出したレコード(R5 )は、局舎名等データ(DN
に存在しない、即ち局舎名等データ(DN )で削除され
たレコード(R5 )と判定し、レコード(R5 )に付加
されているフラグ(FY )を削除状態〔=“02”〕に
設定し〔図5ステップS5K〕、追加・削除レコード情
報表(TBL)(260 )に格納し〔図5ステップS5
L〕、追加・削除レコード情報表(TBL)(260
に設けられている追加・削除レコード情報カウンタの情
報数(N26)〔現状ではN26=1〕に1を加算する〔N
26=1+1=2〕〔図5ステップS5M〕。
【0060】次にMMI管理部(20 )は、更新領域
(24a0 )から次に若いコード番号(Y=6)が付与
されたレコード(R6 )を抽出し〔図5ステップS5
N〕、ステップS5C以降を繰返し、今回は両コード番
号(X=6)および(Y=6)が等しいことを確認する
と、局舎名等データ(DN )から抽出したレコード(R
6)が、局舎名等データ(DO )に存在したと判定し、
追加・削除レコード情報表(TBL)(260 )には格
納しない。
【0061】以下同様に、新データ格納領域(24
0 )に格納された局舎名等データ(D N )の各レコー
ド(R7 )、(R8 )、(R9 )および(R10)と、更
新領域(24a0 )に保持中の局舎名等データ(DO
の各レコード(R7 )、(R9 )、(R10)および(R
11)とを順次抽出して比較することにより、局舎名等デ
ータ(DN )から抽出したレコード(R8 )は、新たに
追加されたレコード(R8)と判定し、レコード
(R8 )に付加されているフラグ(FX )を追加状態
〔=“01”〕に設定し〔図5ステップS5G〕、また
局舎名等データ(DO )から抽出したレコード(R11
は、局舎名等データ(DN )で削除されたレコード(R
11)と判定し、レコード(R11)に付加されているフラ
グ(FY )を削除状態〔=“02”〕に設定し〔図5ス
テップS5K〕、それぞれ追加・削除レコード情報表
(TBL)(260 )に格納し〔図5ステップS5Hお
よびS5L〕、追加・削除レコード情報表(TBL)
(260 )に設けられている追加・削除レコード情報カ
ウンタの情報数(N26)に1宛加算し、N26=4とする
〔図5ステップS5IおよびS5M〕。
【0062】以上で新データ格納領域(24b0 )に格
納済の総ての局舎名等データ(DN)と、更新領域(2
4a0 )に保持中の総ての局舎名等データ(DO )とを
レコード(R)単位で比較し終わると、追加・削除レコ
ード情報表(TBL)(26 0 )の作成を終了する〔図
5ステップS5O〕(図8SG27)。
【0063】次にMMI管理部(20 )は、作成された
追加・削除レコード情報表(TBL)(260 )によ
り、更新領域(24a0 )に保持中の局舎名等データ
(DO )を、図6に示される過程に従って更新する。
【0064】最初にMMI管理部(20 )は、追加・削
除レコード情報表(TBL)(26 0 )の追加・削除レ
コード情報カウンタに設定済の情報数(N26)〔=4〕
を抽出し、作業領域に変数(n)として設定した後〔図
6ステップS61〕、変数(n)が0で無いことを確認
の上〔図6ステップS62〕、変数(n)から1を減算
(n=4−1=3)し〔図6ステップS63〕、追加・
削除レコード情報表(TBL)(260 )から未抽出の
最初のレコード(R3 )を抽出し〔図6ステップS6
4〕、抽出したレコード(R3 )に付加されているフラ
グ(F3 )を検査し〔図6ステップS65〕、追加状態
〔=“01”〕に設定されていることを確認すると、レ
コード(R3 )を更新領域(24a0 )内の局舎名等デ
ータ(DO)に追加する領域を検索する。
【0065】即ちMMI管理部(20 )は、更新領域
(24a0 )内の局舎名等データ(D O )〔図11(a)
参照〕に、フラグ(F)が削除状態〔=“03”〕に設
定済のレコード(R)〔の跡〕が存在するかを検索し
〔図6ステップS66〕、今回は該当するレコード
(R)が存在しないことを確認すると、図11(b) に示
される如く、更新領域(24a0 )に保持中の局舎名等
データ(DO )の末尾の未保持領域に格納する〔図6ス
テップS69〕。
【0066】次にMMI管理部(20 )は、変数(n)
〔=3〕が0で無いことを確認の上〔図6ステップS6
2〕、変数(n)から1を減算(n=3−1=2)し
〔図6ステップS63〕、追加・削除レコード情報表
(TBL)(260 )から未抽出の最初のレコード(R
5 )を抽出し〔図6ステップS64〕、抽出したレコー
ド(R5 )に付加されているフラグ(F5 )を検査し
〔図6ステップS65〕、削除状態〔=“02”〕に設
定されていることを確認すると、レコード(R5 )を更
新領域(24a0 )内の局舎名等データ(DO )から削
除する為に、図11(c) に示される如く、更新領域(2
4a0 )に保持中の該当するレコード(R5 )に付加さ
れているフラグ(F5 )を削除状態〔=“03”〕に設
定変更し、その他の情報、即ちデータ種別から回線詳細
情報領域迄を総てクリアする〔図6ステップS68〕。
【0067】以下同様に、MMI管理部(20 )は追加
・削除レコード情報表(TBL)(260 )から残るレ
コード(R8 )〔F8 =“01”〕および(R11)〔F
11=“02”〕を順次抽出し、レコード(R8 )は更新
領域(24a0 )内に保持中の局舎名等データ(DO
に追加し、レコード(R11)は更新領域(24a0 )内
に保持中の局舎名等データ(DO )から削除する。
【0068】なおレコード(R8 )は、レコード
(R5 )を削除済の領域に格納され〔図11(d) 〕、レ
コード(R11)の格納領域はフラグ(F)が削除状態
〔=“03”〕に設定され、他の情報は総てクリアされ
る〔図11(e) 〕。
【0069】レコード(R11)の削除処理を完了する
と、変数(n)は0となる為〔図6ステップS62〕、
MMI管理部(20 )は更新領域(24a0 )に保持中
の局舎名等データ(DO )の更新処理を終了する。
【0070】以上により、更新領域(24a0 )には局
舎名等データ(DN )が格納・保持されたこととなる
〔図8SG28〕。次にMMI管理部(20 )は、更新領
域(24a0 )に格納・保持中の局舎名等データ
(DN )と、従系情報処理装置(11 )の外部記憶装置
(FM)(24 1 )に設けられている更新領域(24a
1 )に保持中の局舎名等データ(DO )との整合処理
を、図7および図8に示される過程で実行する。
【0071】更新領域(24a1 )には、更新領域(2
4a0 )に保持中の局舎名等データ(DO )〔図11
(a) 参照〕と整合の取れた局舎名等データ(DO )が保
持済とする。
【0072】最初にMMI管理部(20 )は、追加・削
除レコード情報表(TBL)(26 0 )から未抽出の最
初のレコード(R3 )を抽出し、抽出したレコード(R
3 )を含む整合電文を作成し、LAN(11)を経由し
てMMI管理部(21 )に転送した後、タイマ(T)を
起動する〔図8SG29およびSG2A〕。
【0073】MMI管理部(21 )は、MMI管理部
(20 )から転送された整合電文を受信すると、整合電
文からレコード(R3 )を抽出し、レコード(R3 )に
付加されているフラグ(F3 )を検査し〔図7ステップ
S71〕、フラグ(F3 =“01”)であることを検出
すると〔図7ステップS72およびS73〕、レコード
(R3 )が外部記憶装置(FM)(241 )の更新領域
(24a1 )には存在せず、新たに追加されたレコード
(R3 )と判定し、レコード(R3 )を更新領域(24
1 )内の局舎名等データ(DO )に追加する領域を検
索する。
【0074】即ちMMI管理部(21 )は、更新領域
(24a1 )内の局舎名等データ(D O )〔図11(a)
参照〕に、フラグ(F)が削除状態〔=“03”〕に設
定済のレコード(R)〔の跡〕が存在するか検索し〔図
7ステップS74〕、今回は該当するレコード(R)が
存在しないことを確認すると〔図7ステップS75〕、
図11(b) に示される如く、更新領域(24a1 )に保
持中の局舎名等データ(DO )の末尾の未保持領域に格
納する〔図7ステップS78〕(図8SG3B)。
【0075】レコード(R3 )を更新領域(24a1
に格納し終わると、MMI管理部(21 )は、レコード
(R3 )の格納完了を示す整合応答電文を作成し、LA
N(11)を経由してMMI管理部(20 )に返送する
〔図7ステップS79〕(図8SG3C)。
【0076】MMI管理部(20 )は、MMI管理部
(21 )から返送される整合応答電文を受信すると、タ
イマ(T)を停止させた後、レコード(R3 )が従系と
の間で整合が取れたことを示す表示を、入出力端末(C
RT)(200 )に表示する(SG2D)。
【0077】続いてMMI管理部(20 )は、追加・削
除レコード情報表(TBL)(26 0 )から未抽出の最
初のレコード(R5 )を抽出し、抽出したレコード(R
5 )を含む整合電文を作成し、LAN(11)を経由し
てMMI管理部(21 )に転送した後、タイマ(T)を
起動する(図8SG2EおよびSG2F)。MMI管理部
(21 )は、MMI管理部(20 )から転送された整合
電文を受信すると、整合電文からレコード(R5 )を抽
出し、レコード(R5 )に付加されているフラグ
(F5 )を検査し〔図7ステップS71〕、フラグ(F
5 =“02”)であることを検出すると〔図7ステップ
S72およびS73〕、外部記憶装置(FM)(2
1 )の更新領域(24a1 )に存在するレコード(R
5 )が削除されたと判定し、更新領域(24a1 )に保
持中のレコード(R5 )を抽出し、図11(c) に示され
る如く、フラグ(F5 )を削除状態〔=“03”〕に設
定し、その他の情報を総てクリアする〔図7ステップS
77〕(図8SG3G)。
【0078】レコード(R5 )を更新領域(24a1
から削除し終わると、MMI管理部(21 )は、レコー
ド(R5 )の格納完了を示す整合応答電文を作成し、L
AN(11)を経由してMMI管理部(20 )に返送す
る〔図7ステップS79〕(図8SG3H)。
【0079】MMI管理部(20 )は、MMI管理部
(21 )から返送される整合応答電文を受信すると、タ
イマ(T)を停止させた後、レコード(R5 )が従系と
の間で整合が取れたことを示す表示を、入出力端末(C
RT)(200 )に表示する(SG2I)。
【0080】以下同様に、MMI管理部(20 )は追加
・削除レコード情報表(TBL)(260 )から残るレ
コード(R8 )〔F8 =“01”〕および(R11)〔F
11=“02”〕を順次抽出し、整合電文によりMMI管
理部(21 )に転送し、MMI管理部(21 )は、MM
I管理部(20 )から転送されたレコード(R8 )〔F
8 =“01”〕は更新領域(24a0 )内に保持中の局
舎名等データ(DO )に追加し、レコード(R11)〔F
11=“02”〕は更新領域(24a0 )内に保持中の局
舎名等データ(DO )から削除し、追加完了および削除
完了をMMI管理部(20 )に通知し、MMI管理部
(20 )は、追加完了および削除完了を入出力端末(C
RT)(200 )に表示する。
【0081】なおレコード(R8 )は、レコード
(R5 )の削除跡に格納され〔図11(d)〕、レコード
(R11)の格納領域はフラグ(F)は削除状態〔=“0
3”〕に設定され、他の情報は総てクリアされる〔図1
1(e) 〕。
【0082】以上により、主系情報処理装置(10 )の
外部記憶装置(FM)(240 )の更新領域(24
0 )に保持中の局舎名等データ(DO )と、従系情報
処理装置(11 )の外部記憶装置(FM)(241 )の
更新領域(24a1 )に保持中の局舎名等データ
(DO )との整合処理が終了する。
【0083】以上の説明から明らかな如く、本実施例に
よれば、上位処理装置(HPU)(5)から局舎名等デ
ータ(DN )をダウンロードされたMMI管理部
(20 )は、外部記憶装置(FM)(240 )内の更新
領域(24a0 )に保持中の局舎名等データ(DO )と
レコード(RC )単位に比較し、局舎名等データ
(DO )に対して追加または削除されたレコード
(RC )のみを抽出して追加・削除レコード情報表(T
BL)(260 )を作成し、追加・削除レコード情報表
(TBL)(260 )に基づき、自系の更新領域(24
0 )に保持中の局舎名等データ(DO )を更新した
後、他系の更新領域(24a1 )との整合処理を実行す
る為、整合処理が追加または削除レコード(RC )に限
定され、特に局舎名等データ(DO )を構成する全レコ
ード(RC )の件数に対し、追加・削除されるレコード
(RC )の件数が僅少の場合に、整合処理の所要時間も
大幅に短縮可能となると共に、保持中の局舎名等データ
(DO )が初期化されることも無く、追加・削除レコー
ド(RC )のみが追加または削除される為、整合処理が
実行される間、特に整合処理が障害等で中断された場合
にも、少なくとも更新前の局舎名等データ(DO )が保
持されている為、伝送装置(TRU)(4)の監視・制
御動作に対する悪影響も軽減され、当該情報処理システ
ムの信頼性が大幅に向上する。
【0084】なお、図2乃至図11はあく迄本発明の一
実施例に過ぎず、例えば整合処理の対象となる局舎名等
データ(DO )は図示されるものに限定されることは無
く、他に幾多の変形が考慮されるが、何れの場合にも本
発明の効果は変わらない。また本発明の対象とする情報
処理システムは、図示されるものに限定されぬことは言
う迄も無い。
【0085】
【発明の効果】以上、本発明によれば、前記情報処理シ
ステムにおいて、各情報処理装置はデータを保持した状
態で、新たに受信したデータで追加または削除されたレ
コードのみを転送し、追加または削除することとなる
為、データの整合処理も追加または削除レコードに限定
されて所要時間も追加または削除されるデータ量に比例
して短縮され、整合処理の間も、既に保持済のデータは
引続き保持されている為、追加データを除いては情報処
理装置の動作に支障を来す恐れも無く、当該情報処理シ
ステムの信頼性も大幅に向上し、特にデータの中の小数
のレコードのみが一度に追加または削除される場合に、
その効果は一層大きくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理を示す図
【図2】 本発明の一実施例による情報処理システムを
示す図
【図3】 本発明の一実施例による局舎名等データを示
す図
【図4】 図2における追加・削除レコード情報表の一
例を示す図
【図5】 図2における追加・削除レコード情報表生成
過程の一例を示す図
【図6】 図2における更新領域内追加・削除レコード
情報更新処理過程の一例を示す図
【図7】 図2における従系外部記憶装置更新過程の一
例を示す図
【図8】 図2における局舎名等データの整合処理過程
の一例を示す図
【図9】 新旧局舎名等データの一例を示す図
【図10】 追加・削除レコード情報表の一例を示す図
【図11】 更新領域内データの変化の一例を示す図
【図12】 従来ある情報処理システムの一例を示す図
【図13】 本発明の対象となる電文形式の一例を示す
【図14】 従来ある局舎名等データの一例を示す図
【図15】 図12における局舎名等データの整合処理
過程の一例を示す図
【符号の説明】
1、100 情報処理装置 2 MMI管理部 3 通信管理部(CMN) 4 伝送装置(TRU) 5 上位処理装置(HPU) 11 LAN 13 監視回線 20、51 入出力端末(CRT) 21 主記憶装置(MM) 22、24 外部記憶装置(FM) 23、25 差分記憶装置(DM) 24a、122 更新領域 24b、121 新データ格納領域 26、130 追加・削除レコード情報表(TBL) 110 処理部 120 記憶部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ処理部および記憶部を具備する
    二重化された情報処理装置から構成され、前記各情報処
    理装置は、上位装置がレコード単位で追加または削除す
    る複数のレコードから構成されるデータを受信して所定
    の処理を実行し、一方の情報処理装置が新たなデータを
    取得した場合に、他方の情報処理装置の保持するデータ
    と整合を取る情報処理システムにおいて、 前記各情報処理装置に追加・削除レコード情報表を設
    け、 前記各記憶部に新データ格納領域および更新領域を設
    け、 各情報処理装置は前記データを前記更新領域内に保持
    し、 一方の処理部が、前記上位装置から前記データを新たに
    取得した場合に、取得データを一旦新データ格納領域に
    格納した後、前記更新領域に保持中のデータとレコード
    単位に比較し、 追加または削除されたレコードのみを抽出して前記追加
    ・削除レコード情報表を構成し、 前記追加・削除レコード情報表を構成した追加または削
    除データにより、前記更新領域に保持中のデータに追加
    または削除を加えると共に、 前記追加・削除レコード情報表を構成する追加または削
    除データのみを他方の情報処理装置に転送し、 他方の情報処理装置の処理部が、自記憶部内の更新領域
    に保持中のデータに、前記一方の情報処理装置から転送
    された追加または削除データを追加または削除すること
    を特徴とするデータ整合時間削減方法。
  2. 【請求項2】 前記処理部は、前記データを構成する各
    レコードにフラグを 付加し、前記追加・削除レコード情報表を構成するレコ
    ードには、追加または削除されるレコードであることを
    示すフラグを付加し、 前記更新領域に保持中のレコードには、保持中または削
    除済のレコードであることを示すフラグを付加し、 他方の情報処理装置に転送するレコードには、前記追加
    ・削除レコード情報表(130)に格納されている際に
    設定された状態のフラグを付加して転送することを特徴
    とする請求項1記載のデータ整合時間削減方法。
JP6207021A 1994-08-31 1994-08-31 データ整合時間削減方法 Withdrawn JPH0877122A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5403160B2 (ja) * 2010-06-23 2014-01-29 富士通株式会社 通信装置、通信方法、および通信プログラム

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