JP2000035911A - データベースの等価方法 - Google Patents

データベースの等価方法

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JP2000035911A
JP2000035911A JP10205202A JP20520298A JP2000035911A JP 2000035911 A JP2000035911 A JP 2000035911A JP 10205202 A JP10205202 A JP 10205202A JP 20520298 A JP20520298 A JP 20520298A JP 2000035911 A JP2000035911 A JP 2000035911A
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Yoichi Nomura
洋一 野村
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マスターサーバの現在データベースと同様の
レプリカを、他のサーバマシンにも持たせる等価方法に
おいて等価時間を短縮する。 【解決手段】 マスターサーバ101は現在データベー
ス102を更新すると、その更新データをサーバマシン
Aに送信して現在データベース109を更新させる。サ
ーバマシンAが未接続になると、未更新フラグファイル
105のレコード203のフラグを立て、サーバマシン
Aを接続する際に、フラグを立てた未接続期間のレコー
ド番号に対応する現在データベース102の更新データ
を抽出して、サーバマシンAへ送信し、現在データベー
ス109を更新させる。このようにサーバマシンを接続
する場合、未接続期間に更新したデータ(差分データ)
のみを送信して等価時間を短縮する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は複数サーバで構成
する計算機の分散システムのデータベースの等価方法に
関するもので、例えば、マスターサーバが持つ現在デー
タベースと同様のレプリカを、マスターサーバ以外のサ
ーバにも配置させる等価方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の分散システムにおけるデータの初
期化方法は、例えば特開平7−146851号公報に示
されるように、ネットワーク上に接続し初期化を行う計
算機は、マスターサーバの持つ現在データベースを一式
ロードして自サーバ内にそのレプリカを作成し、初期化
処理以降マスターサーバの現在データベースに変更があ
る都度その部分のデータ更新を受けて、常にマスターと
同様の状態を保つ処理方法としていた。
【0003】したがって、以前接続したサーバマシンを
再度接続した場合にも現在データベース一式をロードす
るため、変更の発生していないデータまでもコピーし、
初期化処理に時間を要した。
【0004】図8は従来の計算機の分散システムの構成
図を示し、機能毎に分散処理する複数のサーバで構成さ
れている。図において、101はマスターサーバ、10
2はマスターサーバー101が持つ現在データベース、
103はマスターサーバー101内の現在データベース
更新プログラム、104は現在データベースコピープロ
グラム、107は現在データベース更新情報である。
【0005】108はサーバマシンA、109はサーバ
マシンAがもつ現在データベース(レプリカ)、110
はサーバマシンAの独自機能を行うサーバマシンプログ
ラムA、111はサーバマシンA内の現在データベース
更新データ受信プログラム、801は現在データベース
コピーデータ受信プログラムである。
【0006】112はサーバマシンB、113はサーバ
マシンBの独自機能を行うサーバマシンプログラムB、
114はサーバマシンB内の健在データベース更新デー
タ受信プログラム、115はサーバマシンBがもつ現在
データベース(レプリカ)、802は現在データベース
コピーデータ受信プログラム、116は各サーバを接続
するネットワークを示す。
【0007】また、図9は分散システム上のプログラム
とデータの流れを示すもので、図8のサーバマシンBに
ついては図示を省略している。図9において、図8と同
様の装置については同一番号を付す。その他の符号とし
て、201はマスターサーバー101の現在データベー
ス102の更新データ、202はサーバマシンAの現在
データベース(レプリカ)109の更新データを示す。
【0008】図8を用いて従来の方法を説明する。 (1)マスターサーバ101の現在データベースコピー
プログラム104は、サーバーマシンA108をネット
ワーク116に接続した際、自サーバ101の現在デー
タベース102一式をネットワーク116を介して相手
サーバ108の現在データベースコピーデータ受信プロ
グラム801に送信する。
【0009】(2)サーバマシンAでは受信内容を自サ
ーバの現在データベース(レプリカ)109として保存
する。 (3)マスターサーバ101では、現在データベース更
新情報107を受け取る都度、現在データベース更新プ
ログラム103がそれを更新データ201として自サー
バ101の現在データベース102の所定のレコードに
その内容を格納し、またサーバマシンAの現在データベ
ース更新データ受信プログラム111にデータを送信す
る。
【0010】(4)サーバマシンAでは、受け取ったデ
ータを元に所定のレコードに更新データ202を格納し
て更新処理を行うことで、接続した以降において、常に
マスターサーバ101の現在データベース102のレプ
リカとして自サーバ108の現在データベース(レプリ
カ)109の状態を一致させる。なお、サーバマシンB
についても上記説明のサーバマシンAと同様の動作であ
る。
【0011】図10は従来のデータベースの等価方法を
示す処理フローであり、この図で処理動作を説明する。
なお、サーバマシンAとBとは同一動作であるので、サ
ーバマシンAについて説明する。 (1)マスターサーバ101では、サーバマシンAが接
続された際、現在データベースコピー処理を行い(ステ
ップ1001)、 (2)そのコピーデータを現在データベースコピー受信
処理に送信する(ステップ1006)。
【0012】(3)これ以降、マスタサーバ101で
は、現在データベース更新情報待ち状態となり、更新の
有無をチェックする(ステップ1002)。 (4)更新があった場合は、自サーバ101の現在デー
タベース更新処理を行うと共に(ステップ1003)、 (5)その更新データをサーバマシンAの現在データベ
ース更新待ちの状態(ステップ1007)に送信し(ス
テップ1004)、 (6)サーバマシンAは、自サーバマシンAの現在デー
タベース(レプリカ)109を更新する(ステップ10
08)。
【0013】(7)一方、マスターサーバ101では、
自サーバ101のデータが正常に更新されたかどうかを
判断し(ステップ1005)、 (8)正常であれば、現在データベース更新情報待ちの
状態となる(ステップ1002)。 (9)サーバマシンAにおいても、自サーバマシンAの
データ更新が正常に行われると(ステップ1009)、 (10)現在データベース更新情報待ち状態となる(ス
テップ1007)。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】前述のようにマスター
サーバはサーバマシンが接続された際、マスタサーバ内
の現在データベースを一式コピーする必要があるため、
各サーバマシンでレプリカの初期状態を作り上げるまで
に時間を要した。
【0015】この発明はかかる点に対処するためになさ
れたもので、サーバマシンが接続された際に、現在デー
タベース(レプリカ)の初期状態を作り上げるまでの処
理時間を短縮するためのものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】(1)この発明に係るデ
ータベースの等価方法は、複数のサーバで構成された計
算機の分散システム上で自サーバが保有するデータベー
スに他サーバが保有するデータベースを等価させるデー
タベースの等価方法において、自サーバと他サーバとの
データベースが等価している状態で、上記分岐システム
から他サーバを切り離して再度接続する場合、自サーバ
は、上記切り離しの際の自サーバのデータベースのデー
タと、上記接続する際の自サーバのデータベースのデー
タとの差分データを上記他サーバへ送信して、上記他サ
ーバのデータベースを等価するようにしたものである。
【0017】(2)また、複数のサーバで構成された計
算機の分散システム上で自サーバが保有するデータベー
スに他サーバが保有するデータベースを等価させるデー
タベースの等価方法において、自サーバと他サーバとの
データベースが等価している状態で、上記分岐システム
から他サーバを切り離して再度接続する場合、上記他サ
ーバ切り離し期間に自サーバが更新データによりデータ
ベースを更新した際、上記更新データを格納したレコー
ド番号を記憶しておき、上記他サーバ接続時に、上記切
り離し期間のレコード番号に対応する更新データを上記
他サーバへ送信して、上記他サーバのデータベースを等
価するようにしたものである。
【0018】(3)また、複数のサーバで構成された計
算機の分散システム上で自サーバが保有するデータベー
スに他サーバが保有するデータベースを等価させるデー
タベースの等価方法において、自サーバと他サーバとの
データベースが等価している状態で、上記分岐システム
から他サーバを切り離して再度接続する場合、自サーバ
は、上記他サーバの接続状態に拘わらず更新データによ
り自サーバのデータベースを更新した際、上記更新デー
タと更新時刻とを記憶しておき、上記他サーバ接続時
に、上記他サーバ切り離し期間に対応する上記更新時刻
を抽出し、この抽出した更新時刻に対応する上記記憶し
た更新データを上記他サーバへ送信して、上記他サーバ
のデータベースを等価するようにしたものである。
【0019】(4)また、複数のサーバで構成された計
算機の分散システム上で自サーバが保有するデータベー
スに他サーバが保有するデータベースを等価させるデー
タベースの等価方法において、自サーバと他サーバとの
データベースが等価している状態で、上記分岐システム
から他サーバを切り離して再度接続する場合、自サーバ
は、上記他サーバの接続状態に拘わらず更新データによ
り自サーバのデータベースを更新した際、上記更新デー
タのレコード番号と更新時刻とを記憶しておき、上記他
サーバ接続時に、上記他サーバ切り離し期間に対応する
上記更新時刻を抽出し、この抽出した更新時刻に対応す
るレコード番号の上記更新データを上記他サーバへ送信
して、上記他サーバのデータベースを等価するようにし
たものである。
【0020】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、本発明の
実施の形態1によるデータベースの等価を行う計算機の
分散システムの構成図である。図8と同様の装置につい
ては同一番号を付す。
【0021】また、図2は本発明における分散システム
上のプログラムとデータの流れを示すものである。図に
おいて、図1と同様の装置については同一番号を付す。
その他の符号として、201はマスターサーバー101
の現在データベース102の更新データ、202はサー
バマシンAの現在データベース(レプリカ)109の更
新データを示す。
【0022】次に実施の形態1における動作を図2を参
照して説明する。 (1)マスターサーバ101では、現在データベース更
新情報107を受け取る都度、現在データベース更新プ
ログラム103がそれを更新データ201として自サー
バ101の現在データベース102の所定のレコードに
その内容を格納すると共に、 (2)サーバマシン108の現在データベース更新デー
タ受信プログラム111にデータを送信する。
【0023】(3)この際、現在データベース更新プロ
グラム103は該当するサーバマシン108が接続され
ていなければ、未更新フラグファイル105の所定のレ
コード203にビットセットする。 (4)そしてサーバマシン108をネットワーク116
に接続した際、現在データベースコピープログラム10
4は自サーバ101の現在データベース102の中で、
未更新フラグファイル105上にビットセットされてい
るレコードの情報のみ現在データベース102より取得
し、サーバマシン108の現在データベース更新データ
受信プログラム111にデータ送信しビットをリセット
する。
【0024】(5)サーバマシン108では、自サーバ
108の現在データベース(レプリカ)109に受信し
た内容を更新データ202として格納することで、必要
最小限の受信データでマスターサーバ101の現在デー
タベース102と同様の内容を、自サーバ108の現在
データベース(レプリカ)109に持たせることが可能
となる。
【0025】図3に、マスターサーバ101内の現在デ
ータベース102および未更新フラグファイル105お
よび106の構造例を示す。401は複数のレコードか
らなる現在データベースの1レコードの情報の中身(図
2の更新データ201に相当)を示し、402は相手サ
ーバ向けの当該レコードの情報が送信されているか否か
の更新済・未の状態を0,1のビット状態(フラグのセ
ット状態)で管理するビット情報を示す。
【0026】図4は実施の形態1のデータベースの等価
方法を示す処理フローであり、この図で処理動作を説明
する。なお、サーバマシンAとBとは同一動作であるの
で、サーバマシンAについて説明する。 (1)マスターサーバ101では、サーバマシンAを接
続した際、接続されたサーバマシンAに対応する未更新
フラグファイル105をチェックし(ステップ30
1)、 (2)フラグがセットされて(ビットが立って)いるか
否かを確認する(ステップ302)。
【0027】(3)フラグがセットされている場合は、
それに対応するレコードの現在データベース101のデ
ータが相手サーバマシンAの未接続の間に送信されてい
ないと判断し、自サーバ101の現在データベース10
2の上記対応するレコードの情報を、相手サーバマシン
の現在データベース更新情報待ち状態(ステップ31
2)にデータ送信を行う(ステップ303)。
【0028】(4)次に、未更新フラグファイル105
の該当フラグ(ビットONの状態)をリセットする(ス
テップ304)。 (5)これらの処理を繰り返し処理(ステップS30
5)にて、全レコード数分繰り返し、相手サーバマシン
Aへの未更新状態の反映を完了する。以降、マスターサ
ーバ101では、現在データベース更新情報待ち状態と
なり(ステップ306)、 (6)更新情報があれば自サーバ101の現在データベ
ース102を更新する(ステップ307)。
【0029】(7)この際、正常に更新されたか否かを
チェックし(ステップ308)、正常送信でなければ処
理を終了する。 (8)更新処理が正常に行われれば、相手サーバマシン
Aにその更新情報を送信する(ステップ309)。
【0030】(9)この際、送信は正常に行われたか否
か判断し(ステップ310)、 (10)正常に送信が完了すれば、再び更新情報待ちの
状態に移行する(ステップ306)。 (11)ステップ310で正常送信ができなければ、相
手サーバマシンAの未接続状態と判断し、該当するサー
バマシン向けの未更新フラグファイル105の対応レコ
ード203にフラグ(ピット)をセットする。
【0031】(12)また、サーバマシンAでは更新待
ち状態(ステップ318)でマスターサーバ101から
データを受ける都度、自サーバマシンAの現在データベ
ース(レプリカ)を更新する(ステップ313)。この
更新処理により、ネットワーク接続時の現在データベー
スの初期状態の一致化と接続した状態でのデータ更新を
行う。 (13)次に正常にデータ更新がされたかどうかをチェ
ックし(ステップ314)、正常であれば情報更新待ち
状態に戻る(ステップ312)。
【0032】以上のようにこの実施の形態1は、マスタ
ーサーバが備えるデータベースを他のサーバマシンに等
価する際、マスターサーバは上記他のサーバマシンが過
去にシステムとの接続を切った時点からシステムに接続
するまでの未接続期間に、更新のあったデータのレコー
ド番号を記憶しておき、接続した際の初期送信データを
変更レコードに対応するデータ(差分データ)のみとす
ることにより、送信量を低減し、短時間で等価を完了さ
せることができる。
【0033】実施の形態2.図5は、本発明の実施の形
態2によるデータベースの等価を行う計算機の分散シス
テムの構成図である。図において、図1,図2と同様の
装置については同一番号を付す。501はマスターサー
バに置く現在データベース更新情報ファイルを示す。
【0034】図6は実施の形態2のデータベースの等価
方法を示す処理フローであり、この図で処理動作を説明
する。なお、サーバマシンAとBとは同一動作であるの
で、サーバマシンAについて説明する。 (1)サーバマシンAはネットワーク116に接続され
ると、前回接続状態であったときに現在データベースを
更新した最終時刻をマスターサーバ101に通知する
(ステップ604)。
【0035】(2)マスターサーバ101では、該当す
るサーバマシンAの最終時刻を受け取り(ステップ60
1)、 (3)当該時刻以降の更新情報を現在データベース更新
情報ファイル501より取得し対応するサーバマシンA
に送信する(ステップ602)。
【0036】(4)対応するサーバマシンAは、現在デ
ータベース更新情報待ち状態において、更新情報を受信
し(ステップ312)、 (5)自サーバマシンAの現在データベース(レプリ
カ)109を更新し(ステップ313)、 (6)データの更新が正常に行われておれば(ステップ
314)、ステップ312の状態に戻る。
【0037】(7)一方、マスターサーバ101では、
現在データベース更新情報の有無をチェックする待機状
態となり(ステップ306)、 (8)更新情報が有れば、自サーバ101の現在データ
ベース102を更新する(ステップ307)。 (9)この現在データベース更新処理と共に、現在デー
タベース更新情報ファイル501に更新データと更新時
刻とを更新情報502として時系列で保存する(ステッ
プ603)。このステップ603による保存データは、
その後、サーバマシンAがシステムに接続された際に、
ステップ602の処理動作での等価データ(更新情報)
として使用される。
【0038】(10)データ更新が正常であれば(ステ
ップ308)、 (11)相手のサーバマシンAに更新データを送信し
(ステップ309)、待機状態となる(ステップ30
6)。このステップ309の処理で、更新データを送信
しても相手サーバマシンがシステムに未接続状態である
と、相手サーバマシンの現在データベースが更新されな
いので、接続時にステップ602の処理動作により更新
する。
【0039】以上のようにこの実施の形態2は、マスタ
ーサーバが自サーバの現在データベースを更新する際
に、その更新内容と更新時刻とを記憶しておき、他のサ
ーバマシンをシステムに接続したときに、上記他のサー
バマシンから送られる現在データベース最終更新時刻を
もとに、それ以降の更新内容を等価データとして送信す
ることにより、データの伝送量を低減し、短時間で等価
を完了させることが可能となる。
【0040】また、実施の形態1では、未更新フラグフ
ァイルは各サーバマシン毎に必要であったが、この実施
の形態2の現在データベース更新情報ファイルは、サー
バマシンの個数に関係なく一つのファイルで対応可能と
なり、サーバの追加に柔軟に対応可能となる。
【0041】実施の形態3.本発明の実施の形態3によ
るデータベースの等価を行う計算機の分散システムの構
成図は、実施の形態2の図5と同一である。
【0042】図7は実施の形態3のデータベースの等価
方法を示す処理フローであり、この図で処理動作を説明
する。なお、サーバマシンAとBとは同一動作であるの
で、サーバマシンAについて説明する。図4と同様の処
理については同一番号を付す。なお、実施の形態2の図
6のフローチャートと同一処理が多いので、ここでは要
点のみ説明する。 (1)サーバマシンAはネットワーク116に接続され
ると、前回接続状態であったときに現在データベース
(レプリカ)を更新した最終時刻をマスターサーバ10
1に通知する(ステップ604)。
【0043】(2)マスターサーバ101では、該当す
るサーバマシンAの最終時刻を受け取り(ステップ60
1)、 (3)当該時刻以降の更新レコードナンバを現在データ
ベース更新ファイル501より取得し、そのレコードナ
ンバに対応する更新情報を現在データベース102から
得て、該当するサーバマシンAに等価データとして送信
する(ステップ701)。
【0044】(4)また、ステップ307にて、自サー
バ101の現在データベース102更新時には、現在デ
ータベース更新情報ファイル501に更新データと更新
時刻とを更新情報502として時系列で保存する(ステ
ップ702)。このステップ702による保存データ
は、その後、サーバマシンAがシステムに接続された際
に、ステップ701の処理動作での等価データ(更新情
報)として使用される。
【0045】以上のようにこの実施の形態3は、マスタ
ーサーバが自サーバの現在データベースを更新する際
に、その更新レコードと更新時刻とを記憶しておき、他
のサーバマシンをシステムに接続したときに、上記他の
サーバマシンから送られる現在データベース最終更新時
刻をもとに、それ以降の更新発生レコードを現在データ
ベースから取得して等価データとして送信することによ
り、データの伝送量を低減し、短時間で等価を完了させ
ることが可能となる。
【0046】また、実施の形態1では、未更新フラグフ
ァイルは各サーバマシン毎に必要であったが、この実施
の形態3の現在データベース更新情報ファイルではサー
バマシンの個数に関係なく一つのファイルで対応可能と
なり、サーバの追加に柔軟に対応可能となる。
【0047】実施の形態4.この実施の形態4は実施の
形態3を一部変形したものである。上記実施の形態3で
は、サーバマシンが未接続の間に、マスターサーバの現
在データベース上で、同じレコード(位置)にn回更新
(上書き)されると、更新レコード番号と更新時刻とが
時系列で記憶されているので、n回データを等価した
が、この実施の形態4では、同じレコードのデータを複
数回更新した場合は、最終更新時刻の更新データのみを
相手のサーバマシンへ送信する。このようにすると、同
一更新レコードの最終更新内容(最後の上書き内容)を
1回等価するのみでよく、処理時間と更新データ量を更
に減少させることができる。
【0048】なお、実施の形態2ではサーバマシンが未
接続の間に、マスターサーバの現在データベース上で、
同じレコード(位置)にn回更新(上書き)されると、
更新データが更新時刻と共に記憶されているので、n回
データを等価する必要がある。
【0049】実施の形態5.この実施の形態5は、実施
の形態4を一部変形したもので、更新レコード番号と更
新時刻とを時系列で記憶する場合に、同じレコード番号
(記憶位置)の場合は、前回の上記当該レコード番号の
更新時刻を消去して今回の更新時刻を記憶する。そして
上記の当該レコード番号の更新データが最終の更新デー
タであるので、この更新データを送信する。この実施の
形態5の効果は、上記実施の形態4の効果と同様に、実
施の形態3と比較して処理時間と更新データ量を更に減
少させることができる。
【0050】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、従来方
法と比べサーバ接続時のデータベース等価時間を短縮
し、またネットワーク上に流れるデータ量を低減させる
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるデータベース
の等価を行う計算機分散システムの構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態1によるデータベース
の等価を行う計算機分散システムのデータフロー図であ
る。
【図3】 この発明の実施の形態1によるマスターサー
バ内の現在データベースおよび未更新フラグファイルの
データ構造を示す図である。
【図4】 この発明の実施の形態1によるデータベース
の等価を行う計算機分散システムの処理フローチャート
である。
【図5】 この発明の実施の形態2、実施の形態3によ
るデータベースの等価を行う計算機分散システムのデー
タフロー図である。
【図6】 この発明の実施の形態2によるデータベース
の等価を行う計算機分散システムの処理フローチャート
である。
【図7】 この発明の実施の形態3によるデータベース
の等価を行う計算機分散システムの処理フローチャート
である。
【図8】 従来のデータベースの等価を行う計算機分散
システムの構成図である。
【図9】 従来のデータベースの等価を行う計算機分散
システムのデータフロー図である。
【図10】 従来のデータベースの等価を行う計算機分
散システムの処理フローチャートである。
【符号の説明】
101 マスターサーバ 10
2 現在データベース 103 現在データベース更新プログラム 104 現在データベースコピープログラム 105,106 未更新フラグファイル 10
8 サーバマシンA 109,115 現在データベース(レプリカ) 11
0 サーバプログラムA 111,114 現在データベース更新データ受信プロ
グラム 112 サーバマシンB 113 サーバプロ
グラムB 116 ネットワーク 501 現在データ
ベース更新情報ファイル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のサーバで構成された計算機の分散
    システム上で自サーバが保有するデータベースに他サー
    バが保有するデータベースを等価させるデータベースの
    等価方法において、自サーバと他サーバとのデータベー
    スが等価している状態で、上記分岐システムから他サー
    バを切り離して再度接続する場合、自サーバは、上記切
    り離しの際の自サーバのデータベースのデータと、上記
    接続する際の自サーバのデータベースのデータとの差分
    データを上記他サーバへ送信して、上記他サーバのデー
    タベースを等価するようにしたことを特徴とするデータ
    ベースの等価方法。
  2. 【請求項2】 複数のサーバで構成された計算機の分散
    システム上で自サーバが保有するデータベースに他サー
    バが保有するデータベースを等価させるデータベースの
    等価方法において、自サーバと他サーバとのデータベー
    スが等価している状態で、上記分岐システムから他サー
    バを切り離して再度接続する場合、上記他サーバ切り離
    し期間に自サーバが更新データによりデータベースを更
    新した際、上記更新データを格納したレコード番号を記
    憶しておき、上記他サーバ接続時に、上記切り離し期間
    のレコード番号に対応する更新データを上記他サーバへ
    送信して、上記他サーバのデータベースを等価するよう
    にしたことを特徴とするデータベースの等価方法。
  3. 【請求項3】 複数のサーバで構成された計算機の分散
    システム上で自サーバが保有するデータベースに他サー
    バが保有するデータベースを等価させるデータベースの
    等価方法において、自サーバと他サーバとのデータベー
    スが等価している状態で、上記分岐システムから他サー
    バを切り離して再度接続する場合、自サーバは、上記他
    サーバの接続状態に拘わらず更新データにより自サーバ
    のデータベースを更新した際、上記更新データと更新時
    刻とを記憶しておき、上記他サーバ接続時に、上記他サ
    ーバ切り離し期間に対応する上記更新時刻を抽出し、こ
    の抽出した更新時刻に対応する上記記憶した更新データ
    を上記他サーバへ送信して、上記他サーバのデータベー
    スを等価するようにしたことを特徴とするデータベース
    の等価方法。
  4. 【請求項4】 複数のサーバで構成された計算機の分散
    システム上で自サーバが保有するデータベースに他サー
    バが保有するデータベースを等価させるデータベースの
    等価方法において、自サーバと他サーバとのデータベー
    スが等価している状態で、上記分岐システムから他サー
    バを切り離して再度接続する場合、自サーバは、上記他
    サーバの接続状態に拘わらず更新データにより自サーバ
    のデータベースを更新した際、上記更新データのレコー
    ド番号と更新時刻とを記憶しておき、上記他サーバ接続
    時に、上記他サーバ切り離し期間に対応する上記更新時
    刻を抽出し、この抽出した更新時刻に対応するレコード
    番号の上記更新データを上記他サーバへ送信して、上記
    他サーバのデータベースを等価するようにしたことを特
    徴とするデータベースの等価方法。
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