JPH087709Y2 - データ放送のデータ多重モード判定回路 - Google Patents

データ放送のデータ多重モード判定回路

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JPH087709Y2
JPH087709Y2 JP1990073946U JP7394690U JPH087709Y2 JP H087709 Y2 JPH087709 Y2 JP H087709Y2 JP 1990073946 U JP1990073946 U JP 1990073946U JP 7394690 U JP7394690 U JP 7394690U JP H087709 Y2 JPH087709 Y2 JP H087709Y2
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JP
Japan
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data
bit
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control code
multiplex mode
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Application number
JP1990073946U
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JPH0434042U (ja
Inventor
靖彦 奥原
Original Assignee
日本電気ホームエレクトロニクス株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、放送衛星を利用したデータ放送の受信機内
に設置されるデータ多重モードの判定回路に関するもの
である。
(従来の技術) 現在計画中のデータ放送では、衛星放送の音声領域の
空き部分にファクシミリやパソコン通信などの非音声デ
ータを多重化して送出すると共に、この音声領域内への
非音声データの多重化個所を示す5ビットのデータ多重
モード判定用制御符号を36個のフレームから成るマルチ
フレーム内の各フレームの先頭に繰り返し送出する構成
となっている。
すなわち、第2図の伝送フォーマット図に示すよう
に、音声領域の各フレームは16ビットの制御符号と音声
データと非音声データとから成る合計2,048ビットのデ
ータで構成され、この36個のフレームによって1マスタ
フレームが構成される。各フレームの16ビットの制御符
号の先頭の5ビットは上記データ多重モード判定用制御
符号であり、第14ビットはマスタフレームの区切りを示
すマスタフレーム・ビットとなっている。
従来、上記5ビットのデータ多重モード判定用制御符
号の判定は、雑音などによる符号誤りを考慮し、プロセ
ッサを用いて5ビット単位で多数決判定を行うことが予
定されてきた。
(考案が解決しようとする課題) 従来予定されてきたプロセッサによる5ビット単位の
データ多重モードの多数決判定では、受信回路をゲート
アレイなどにより全LSI化することが困難になるという
問題がある。
(課題を解決するための手段) 本考案に係わるデータ放送のデータ多重モード判定回
路は、マスタフレーム内の各フレームの先頭のデータ多
重モード判定用制御符号を抽出する手段と、この抽出さ
れた制御符号をデコードし所定ビット幅のデコード結果
を出力する手段と、このデコード結果の各ビットをこの
マスタフレーム内の各フレームにわたって計数する計数
手段と、この計数手段の計数値が前記フレーム数に関す
る所定値に対応する判定値を越えたか否かに応じて有意
となる信号を出力するビット判定手段と、このビット判
定手段の出力をエンコードし制御符号を再生する手段と
を備えている。
すなわち本考案によれば、プロセッサを用いることな
くゲートアレイ等のハードウェアのみによってデータ多
重モードの判定を可能にしている。
以下、本考案の作用を実施指令と共に詳細に説明す
る。
(実施例) 第1図は、本考案の一実施例に係わる衛星放送のデー
タ多重モードの判定回路の構成を示す回路図であり、1
はシフトレジスタ、2はラッチ回路、3b,4はデコーダ、
3a,5,6a〜6hはカウンタ、7a〜7hは比較器、8は判定値
保持回路、9はエンコーダ、10a,10bはインバータであ
る。
データ通信線11上に出現する音声領域の直列データ
は、クロック信号線12から供給されるデータ転送周波数
のクロック信号に同期してシフトレジスタ1内をシフト
されることにより、16ビット幅の並列データに変換され
る。ラッチ回路2は、第2図の伝送フォーマットに示す
ように、各フレームの先頭に出現する16ビットの制御符
号の期間だけ、ローに立下がる制御符号ストローブ信号
(ST)を制御信号線13とインバータ10aを介して受ける
ことにより、このストローブ信号の立上がりに同期して
クリアされる。この後、ラッチ回路2は、カウンタ3aの
カウント値をデコードしてラッチ指令を発するデコーダ
3bの出力に同期してシフトレジスタ1から出力される先
頭の5ビットの制御符号とマスタフレームの区切りを示
す最終ビットの制御符号とを保持する。すなわち、カウ
ンタ3aは、ストローブ信号の立下がりでクリアされた
後、このストローブ信号がローの期間にわたって信号線
12上のクロック信号をカウントしてカウント値を出力
し、デコーダ3bはこのカウント値をデコードしてカウン
ト値が14になるとラッチ回路2にラッチ指令を発する。
ラッチ回路2に保持された先頭の5ビットから成るデ
ータ多重モード判定用制御符号は、デコーダ4で解読さ
れる。原理的には、この5ビットの制御符号によって32
種類のデータ多重モードが指定できるが、実際に使用さ
れるデータ多重モードは15〜20種類程度である。デコー
ダ4は、ラッチ回路2に保持中の制御符号を登録中のN
種類の制御符号のパターンと照合し、1ビットのみが
“1"で残りのN−1ビットが“0"となるNビット幅のデ
コード結果を出力する。また、デコーダ4は、制御符号
の符号誤りなどによってこれが登録中のいずれにも該当
しない場合には、オールゼロのデコード結果を出力す
る。
上記Nビットのデコード結果は、カウンタ6a〜6hに供
給される。カウンタ6a〜6hは、デコーダ4から出力され
るデコード結果の対応のビットが“1"であればカウント
値を1だけ歩進し、対応のビットが“0"であればカウン
ト値を従前の値に保持する。比較回路7a〜7hは、対応の
カウンタ6a〜6hから出力されるカウント値と判定値保持
回路8から供給される多数決判定のための基準値「18」
とを比較し、カウント値が18よりも大きければ、“1"を
出力し、その他の場合には“0"を出力する。これらNビ
ットのデコード値は、エンコーダ9によって対応の制御
符号に作成され、出力される。
カウンタ5は、制御符号ストローブ信号の立上がり回
数をカウントし、これがマスタフレームを構成するフレ
ームの総数「36」に達すると、カウンタ6a〜6hに連なる
信号線15上にクリア指令を出力することにより、カウン
タ6a〜6hをクリアする。このカウンタ5は、マスタフレ
ームの最終フレームでラッチ回路2に保持され、信号線
14上に出力されるマスタフレームの区切りを示す14ビッ
ト目のマスタフレーム・ビットが“1"になると、インバ
ータ10bの出力によってクリアされる。
(考案の効果) 以上詳細に説明したように、本考案に係わるデータ放
送のデータ多重モード判定回路によれば、プロセッサを
用いることなくゲートアレイなどのハードウェアのみに
よってデータ多重モードの判定が可能になるという効果
が奏される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係わるデータ放送のデータ
多重モード判定回路の構成を示す回路図、第2図は上記
データ放送の音声領域の伝送フォーマット図である。 1、2及び3a,3b……データ多重モード判定用制御符号
の抽出手段を構成するシフトレジスタ、ラッチ回路、カ
ウンタ及びデコーダ、4……抽出された制御符号をデコ
ードするデコーダ、6a〜6h……デコード結果の各ビット
を計数する計数手段を構成するカウンタ、7a〜7h及び8
……デコード結果のビット判定手段を構成する比較回路
及び判定値保持回路、9……デコード結果から制御符号
を再生するエンコーダ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】衛星放送の音声領域の空き部分に非音声デ
    ータを多重化して送出すると共に、前記音声領域内への
    非音声データの多重化個所を示す所定ビット数のデータ
    多重モード判定用制御符号を所定数のフレームから成る
    マスタフレーム内の各フレームの先頭に繰り返し送出す
    るデータ放送の受信機内に設置されるデータ多重モード
    の判定回路であって、 前記マスタフレーム内の各フレームのデータ多重モード
    判定用制御符号を抽出する手段と、 この抽出された制御符号をデコードし所定ビット幅のデ
    コード結果を出力する手段と、 前記デコード結果の各ビットを前記マスタフレーム内の
    各フレームにわたって計数する計数手段と、 この計数手段の計数値が前記フレーム数に関する所定値
    に対応した判定値を越えたか否かに応じて有意となる信
    号を出力するビット判定手段と、 このビット判定手段の出力をエンコードし前記抽出され
    た制御符号を再生する手段とを備えたことを特徴とする
    データ放送のデータ多重モード判定回路。
JP1990073946U 1990-07-13 1990-07-13 データ放送のデータ多重モード判定回路 Expired - Lifetime JPH087709Y2 (ja)

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JPH0434042U JPH0434042U (ja) 1992-03-19
JPH087709Y2 true JPH087709Y2 (ja) 1996-03-04

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