JPH0877065A - メモリ構成方式 - Google Patents

メモリ構成方式

Info

Publication number
JPH0877065A
JPH0877065A JP6232465A JP23246594A JPH0877065A JP H0877065 A JPH0877065 A JP H0877065A JP 6232465 A JP6232465 A JP 6232465A JP 23246594 A JP23246594 A JP 23246594A JP H0877065 A JPH0877065 A JP H0877065A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
memory
address
data
block
normal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6232465A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukinori Sugiyama
幸範 杉山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP6232465A priority Critical patent/JPH0877065A/ja
Publication of JPH0877065A publication Critical patent/JPH0877065A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D10/00Energy efficient computing, e.g. low power processors, power management or thermal management

Landscapes

  • Memory System (AREA)
  • Memory System Of A Hierarchy Structure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】キャッシュメモリと通常のメモリが内蔵された
MPUにおいて、キャッシュメモリと通常のメモリの両
方の消費電力を同時に大幅に削減するメモリ構成方式の
提供。 【構成】ブロック内にキャッシュメモリと通常メモリと
を含むと共に複数のメモリブロックに分割して構成さ
れ、アドレスが複数のメモリブロックの一を指定する少
なくとも1ビットのメモリブロック指定フィールドを含
み、アドレスを入力し該アドレスで参照されるデータが
通常メモリとキャッシュメモリのいずれのメモリにある
かを検出するデータ位置検出部を備え、データの読み出
しの際に、まずメモリブロック指定フィールドにより複
数のメモリブロックのうちの一が選択され、該メモリブ
ロックからデータが読み出され、データ位置検出部の検
出信号に基づき、キャッシュメモリと通常メモリから読
み出されたデータのいずれか一を選択出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、メモリの構成方式に関
し、特に、マイクロプロセッサユニット(以下「MP
U」と略記する)に、キャッシュメモリと通常にリード
/ライトが可能なメモリ(以下「通常メモリ」と略記)
が共に内蔵される場合における、キャッシュメモリと通
常メモリの構成方式に関する。
【0002】
【従来の技術】キャッシュメモリと通常メモリを内蔵す
るMPUにおける、キャッシュメモリと通常メモリの従
来のメモリ構成例を図7に示す。
【0003】図7において、70はキャッシュメモリブロ
ック、71は通常メモリブロック、72は通常メモリのアド
レス領域を指定するレジスタ群、73は読み出すデータの
アドレスと、レジスタ群72により指定される通常メモリ
のアドレス領域と、を比較して、読み出し対象のデータ
が通常メモリ領域にあるか否かを検出する領域比較器、
74は領域比較器73の比較結果により、キャッシュメモリ
ブロック70のデータまたは通常メモリブロック71のデー
タを選択出力するデータ選択器である。
【0004】また、701は読み出すデータのアドレス、7
02は通常メモリのアドレス領域を指定するためのアドレ
スが出力される信号群、703は領域比較器73の比較結果
を示す出力信号であり、データ選択器74に選択信号とし
て入力される。
【0005】データ選択器74は該選択信号703に基づ
き、キャッシュメモリブロック70から出力されるデータ
704と通常メモリブロック71から出力されるデータ705の
いずれかを選択し、出力データ76として出力する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図7に示すように、従
来のキャッシュメモリと通常メモリを内蔵するMPUで
は、キャッシュメモリブロック70と通常メモリブロック
71を別々に独立なブロックとして内蔵している。
【0007】この従来のメモリの構成方式では、データ
を読み出す場合に、キャッシュメモリブロック70から読
み出すのか、通常メモリブロック71から読み出すのかを
決定するためには、領域比較器73において、多数のビッ
トについて比較演算を実行しなければならず、多くの時
間が必要とされる。
【0008】このため、データを読み出す場合には、読
み出しサイクルの先頭では、キャッシュメモリブロック
70から読み出すのか、あるいは通常メモリブロック71か
ら読み出すのか特定できないことになる。この場合、高
速化のためには、キャッシュメモリブロック70と通常メ
モリブロック71の双方のメモリブロックから同時にデー
タを読み出すようにし、読み出しサイクルの最後で、領
域比較器73においてどちらのメモリブロックからのデー
タであるかを決定した後、データ選択器74を介して一方
のデータを選択し出力するように構成される。
【0009】この従来のメモリ構成方式では、一回のデ
ータ読み出しにおいて、必ず一方のデータは使用しない
にも関わらず、キャッシュメモリと通常メモリの両方か
らデータを読み出しているため、消費電力が増大すると
いう問題を有する。
【0010】キャッシュメモリの消費電力を低減するた
めの方式として、例えば特開平4-186595号公報には、セ
レクタ回路を、データアレイとセンスアンプ回路との間
に設け、中央処理装置が必要とするウェイのデータだけ
をセンスアンプ回路により増幅するキャッシュメモリ装
置が提案されている。
【0011】しかしながら、前記特開平4-186595号公報
に開示されたキャッシュメモリ装置は、複数ウェイ(即
ち2ウェイ以上)のセットアソシアティブ方式に特化さ
れているため、ダイレクトマップ方式のキャッシュメモ
リには適応できない。
【0012】なお、ダイレクトマップ方式は、一のキャ
ッシュエントリと一のブロック位置が一対一に対応して
固定して配置される方式をいい、m(m>1)ウェイの
セットアソシアティブキャッシュとは1セットがmブロ
ックから成り、エントリがセット内の任意のブロック位
置に配置される方式であり、ダイレクトマップ方式は1
ウェイのセットアソシアティブ方式に相当する(ダイレ
クトマップ方式とセットアソシアティブ方式の構成につ
いては、例えば、John L. Hennessy, David A.Patterso
n著, “Computer Orgnization and Design; The hardwa
re/software interface”, Morgan Kaufmann Publisher
s, Inc.刊, 1994、第7章の第502〜509頁等が参照され
る)。
【0013】また、前記特開平4-186595号公報に開示さ
れたキャッシュメモリ装置は、キャッシュメモリに特化
されているため、通常メモリの消費電力の削減には効果
がないという問題点がある。
【0014】また、特開平2-138647号公報には、セット
アソシアティブ方式の構成では、すべてのセットでアク
セス動作が行なわれるためすべてのビット線で充放電が
行なわれ、消費電力が大きくなるという問題を解消し
て、低消費電力化を達成するために、セット数をm(m
>1の整数)とするセットアソシアティブ方式のキャッ
シュメモリが1ブロック当たりn個(n>1は2のべき
乗)のラインで構成され、1ラインのビット数をkビッ
トとする場合に、n個のメモリアレイ部分を有してメモ
リアレイがm×kビットを1ワードとして構成したキャ
ッシュメモリが提案されている。即ち、特開平2-138647
号公報には、アドレスの数ビットを使用して、メモリア
レイを分割し、アクセス時に動作状態になるメモリアレ
イ部分を少なくして消費電力を削減するセットアソシア
ティブ方式のキャッシュメモリが開示されているが、こ
れも上記特開平4-186595号公報と同様の問題点を有す
る。
【0015】以上述べたように、キャッシュメモリと通
常メモリを共に内蔵しているMPUにおける従来のメモ
リ構成方式では、キャッシュメモリと通常メモリのうち
一方のデータは必ず使用されないにも関わらず、いずれ
のメモリからのデータ読み出しなのかを、読み出しサイ
クルの先頭では決定できないため、高速化のためやむを
えずキャッシュメモリ/通常メモリ双方のメモリのデー
タを読み出しており、消費電力が増大してしまうという
問題点がある。
【0016】また、前記特開平4-186595号公報、及び特
開平2-138647号公報等に開示された、キャッシュメモリ
における消費電力削減方式の場合、ダイレクトマップ方
式のキャッシュメモリと、通常メモリを内蔵したMPU
の消費電力は削減することができず、キャッシュメモリ
/通常メモリから成るメモリ構成全体での消費電力の削
減は達成されないため、消費電力削減の効果が少ないと
いう問題を有している。
【0017】従って、本発明は、前記問題点を解消し、
キャッシュメモリと通常のメモリが内蔵されたMPUに
おいて、キャッシュメモリと通常のメモリの両方の消費
電力を同時に大幅に削減するメモリ構成方式を提供する
ことを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、 キャッシュメモリと、通常にリード/
ライトが可能なメモリ(「通常メモリ」という)と、を
含むマイクロプロセッサユニットのメモリの構成方式で
あって、ブロック内にキャッシュメモリと通常メモリと
を共に含む複数のメモリブロックに分割して構成され、
アドレスが前記複数のメモリブロックのうちの一を指定
する少なくとも1ビットから成るメモリブロック指定フ
ィールドを含み、前記アドレスを入力し、該アドレスで
参照されるデータが前記キャッシュメモリと通常メモリ
のいずれのメモリにあるかを検出するデータ位置検出部
を備え、データの読み出しの際に、まず前記メモリブロ
ック指定フィールドにより前記複数のメモリブロックの
うちの一が選択され、該選択されたメモリブロックから
データの読み出しが行なわれ、前記データ位置検出部の
検出信号に基づき、前記キャッシュメモリと通常メモリ
から読み出されたデータのいずれか一を選択出力する、
ことを特徴とするメモリ構成方式を提供する。
【0019】本発明においては、前記メモリブロック指
定フィールドが複数ビットから成り、前記メモリブロッ
ク指定フィールドを入力しこれをデコードして、前記複
数のメモリブロックのいずれか一を選択するデコード部
を備えるように構成してもよい。例えばメモリ全体を4
ブロックに分割し、メモリブロック指定フィールドとし
て2ビット備え、デコード部が2入力4出力デコーダを
含むように構成される。
【0020】また、本発明は、データの読み出しの際
に、前記メモリブロック指定フィールドにより、読み出
しサイクルの先頭で前記複数のメモリブロックのうちの
1つを選択することを特徴とするものである。
【0021】さらに、本発明は、データの読み出しの際
に、前記メモリブロック指定フィールドにより選択され
たメモリブロック以外のメモリブロックの出力が非作動
状態とされることを特徴とするものである。
【0022】そして、本発明においては、前記メモリブ
ロックに含まれるキャッシュメモリと通常メモリが、前
記ブロック内のアドレスを指定するメモリブロック内ア
ドレスフィールドにより共通にアクセスされることを特
徴としている。
【0023】また、本発明においては、好ましくは、ア
ドレスが、少なくとも、タグフィールドと、前記複数の
メモリブロックのうちの一を選択するメモリブロック指
定フィールドと、前記メモリブロック内におけるデータ
のアドレスを指定するメモリブロック内アドレスフィー
ルドと、を含むように構成されている。
【0024】さらに、本発明においては、好ましくは、
前記通常メモリのアドレス領域の範囲を指定する領域指
定部を備え、前記データ位置検出部が該アドレス領域の
範囲と、前記入力されたアドレスと、を比較して、該ア
ドレスで参照されるデータが前記キャッシュメモリと通
常メモリのいずれのメモリにあるかを検出するように構
成される。
【0025】
【作用】本発明においては、MPUに内蔵されるメモリ
全体を、キャッシュメモリと通常メモリとを含む複数の
メモリブロックに分割してして構成することにより、ア
ドレスの所定ビットを用いてメモリブロックを選択する
ことにより、読み出しサイクルの先頭でどのメモリブロ
ックをアクセスするかを高速に決定することが可能とさ
れる。また、本発明によれば、全メモリブロックを同時
に動作させる必要はなく、一度のデータ読み出し時に動
作するメモリを削減することが可能となり、消費電力が
削減できる。そして、本発明によれば、特に、従来の消
費電力削減方式では不可能であった、ダイレクトマップ
方式のキャッシュメモリと通常メモリを内蔵したMPU
の消費電力の削減、およびキャッシュメモリ/通常メモ
リ全体での消費電力を削減することができる。
【0026】
【実施例】図面を参照して、本発明の実施例を以下に説
明する。
【0027】
【実施例1】本発明の第1の実施例について図面を参照
して説明する。図1は本発明の第1の実施例に係るキャ
ッシュメモリと通常メモリの構成を示す図であり、図2
は図1のメモリブロック10、11を説明する詳細図であ
り、図3は本実施例におけるアドレスの構成を示したも
のである。
【0028】なお、本実施例では、キャッシュメモリは
ダイレクトマップ方式を採り、アドレスは32ビット、
内蔵メモリ全体のサイズは8KByte(キロバイト)とさ
れ、そのうちキャッシュメモリのサイズが4KByte、通
常メモリのサイズが4KByteとされる。そして、メモリ
全体は2分割され、キャッシュメモリのラインサイズ
(「ブロックサイズ」ともいう)は16Byte(=4Byte
×4)としている。
【0029】図1において、10、11はキャッシュメモリ
と通常メモリで構成されたメモリブロック、12は通常メ
モリのアドレス領域を指定するレジスタ群、13は読み出
すデータのアドレスと、レジスタ群12により指定される
通常メモリのアドレス領域と、を比較する領域比較器で
ある。
【0030】また、101は読み出すデータのアドレス、1
02は通常メモリのアドレス領域の上限を指定するアドレ
スが出力される信号群、103は通常メモリのアドレス領
域の下限を指定するアドレスが出力される信号群、104
は読み出されるデータのアドレスと、通常メモリのアド
レス領域と、を比較して、その比較結果を示す通常メモ
リ領域信号、105はメモリブロック10から出力されるデ
ータ、106はメモリブロック11から出力されるデータで
ある。
【0031】図1を参照して、本実施例における、読み
出し動作の際のデータの流れを説明する。
【0032】内蔵メモリのデータが読み出される場合に
は、まずマイクロプロセッサ(不図示)にてアドレスが
生成され、これがアドレス101として出力される。
【0033】アドレス101は、メモリブロック10と11に
入力され、該当アドレスのデータが選択される。
【0034】アドレス101は、領域比較器13にも入力さ
れ、領域比較器13にて、通常メモリのアドレス領域の上
限と下限102、103を参照してアドレス値が通常メモリ領
域に属するか否かが検出される。
【0035】本実施例において、メモリブロック10、11
は入力されたアドレス101の1ビットによりいずれか一
方が選択され、一度には、選択されたメモリブロックだ
けが動作するものとし、他方のメモリブロック(非選択
のメモリブロック)は動作しないように構成されてい
る。
【0036】選択されたメモリブロックは、入力された
アドレス101により、該メモリブロック内のキャッシュ
メモリと通常メモリを共にアクセスし、キャッシュメモ
リと通常メモリからそれぞれデータを読み出す。
【0037】そして、領域比較器13により生成される通
常メモリ領域信号104がアクティブの場合、即ち、読み
出すデータが通常メモリ領域にあるならば、通常メモリ
から読み出したデータを出力データ107として出力し、
また、通常メモリ領域信号104がインアクティブであ
り、且つ、不図示のキャッシュヒット信号がアクティブ
である場合には、キャッシュメモリから読み出したデー
タを出力データ107として出力する。その際、動作しな
い方のメモリブロックは出力がフローティング状態とさ
れる。
【0038】次に、図2を参照して、本実施例の実現手
法について詳細な説明を行う。
【0039】図2において、10、11は、図1のメモリブ
ロック10、11に対応するメモリブロック、20、24はメモ
リセルを並べたメモリアレイ、21、25はアドレスの一部
をデコードし、メモリアレイ20、24のワード線213、215
を駆動するXデコーダ、22、26はXデコーダ21、25に入
力されたアドレス以外の残りのアドレスをデコードし、
メモリアレイ20、24のビット線214、216を選択するYセ
レクタ、である。
【0040】また、23、27は、対応するメモリブロック
10、11がアクセスされた場合のみ、そのデータを外部に
出力する出力バッファ、28はキャッシュメモリに格納さ
れているデータのアドレスのインデックス部に対応する
タグが記憶されたタグメモリであり、キャッシュアクセ
ス時にアドレスの所定のビットフィールド(インデック
ス部)を参照してその内容が読み出される。29はタグメ
モリ28から読み出されたタグ部と現在のアドレスのタグ
部とを比較する比較器、である。
【0041】201は読み出されるデータのアドレス、202
はメモリブロック10、11のどちらのメモリブロックから
データを読み出すかを指定するメモリブロック指定ビッ
ト、203はメモリブロック10、11のXデコーダ21、25に
入力されるメモリブロック内アドレスの一部であり、ア
ドレス201の一部分を構成している。
【0042】204はキャッシュメモリのヒット/ミスヒ
ットを決定するために、タグメモリ28に入力されるアド
レスのインデックス部、205はキャッシュメモリのヒッ
ト/ミスヒットを決定するために、タグメモリ28の出力
と比較されるアドレスのタグ部、206はタグメモリ28の
出力信号であってタグメモリ28に入力されたインデック
ス部204に対応するタグ部を示している。207はタグメモ
リ28から出力されたタグ部206と現在のアドレスのタグ
部205の比較結果により生成されるキャッシュヒット信
号、である。
【0043】208は、図1の領域比較器13にて生成され
る通常メモリ領域信号104に相当し、通常メモリ領域信
号208が、アクティブの時には、読み出されたデータが
通常メモリ領域に、インアクティブの時には、読み出さ
れたデータがキャッシュメモリ領域に存在することをそ
れぞれ示す。
【0044】209はメモリブロック10、11のYセレクタ2
2、26に入力されるメモリブロック内アドレスの残りで
あり、アドレス201の一部分を構成している。210はメモ
リブロック10のYセレクタ22の出力、211はメモリブロ
ック11のYセレクタ26の出力、212は全メモリブロック
からの出力、すなわち読み出されたデータである。
【0045】上述したように、アドレス201は、タグメ
モリ28とメモリブロック10、11双方に入力される。
【0046】図3に、本実施例(内蔵メモリ全体のサイ
ズが8KByte、即ちキャッシュメモリ4KByteと通常メ
モリ4KByte、を2つのブロックに分割して構成され、
ラインブロックのサイズは16Byteとされる)における
アドレス201の構成例を示す。
【0047】図2のタグメモリ28にインデックス部204
として入力されるのは、図3(A)に示した論理的なア
ドレス32ビットにおいて、インデックス部を構成する
8ビット(最下位ビット(LSB)側から数えて第5〜12
ビット)である。すなわち、タグメモリ28においては、
インデックス部204により256個のエントリがアクセ
スされる。
【0048】タグメモリ28は、キャッシュメモリに格納
されているデータのアドレスのタグ部の20ビットを記憶
しており、入力されたアドレス201のインデックス部204
でアクセスされたタグ部206を出力する。
【0049】タグメモリ28が出力するタグ部206と、読
み出されるデータのアドレスのタグ部205と、が、比較
器29により比較され、キャッシュがヒットしたか否かが
決定される。すなわち、タグメモリ28が出力する部206
と読み出されるデータのアドレスのタグ部205とが一致
した場合に、キャッシュヒット信号207がアクティブ
(ヒット状態)とされ、タグメモリ28が出力するタグ部
206と、読み出されるデータのアドレスのタグ部205とが
不一致の場合、ミスヒットとされる。なお、キャッシュ
メモリのブロックデータの有効性を示すバリッドビット
(不図示)をエントリ毎に設け、タグメモリ28が出力す
るタグ部206とアドレスのタグ部205とが一致した場合
で、且つバリッドビットがオン状態の時にのみ、キャッ
シュヒット信号207をアクティブとするようにしてもよ
いことは勿論である。
【0050】一方、メモリブロック10、11には、図3
(B)に示すメモリブロック内アドレスの9ビット(LSB
側から数えて第3〜11ビット)と、メモリブロック指定
ビットの1ビットが入力される。
【0051】図3(B)に示すメモリブロック内アドレ
ス(9ビット)は、メモリブロック内アドレスの一部20
3とメモリブロック内アドレスの残り209に分割され、そ
れぞれXデコーダ21、25とYデコーダ22、26に入力され
る。
【0052】Xデコーダ21は、入力されたメモリブロッ
ク内アドレスの一部203をデコードし、メモリアレイ2
0、24に接続されるワード線213、215のうちの選択され
たワード線を駆動する。
【0053】メモリアレイ20、24は、ワード線が駆動さ
れると、対応するビット線対214、216をメモリセル(不
図示)に記憶された記憶情報に従って駆動する。
【0054】Yセレクタ22、26は、メモリブロック内ア
ドレスの残り209により、メモリアレイ20、24から出力
されるビット線対から、キャッシュメモリからの32ビ
ット分と、通常メモリからの32ビット分を選択し、通
常メモリ領域信号208に基づき、32ビット分のデータ
が出力バッファ23、27を介して出力される。
【0055】その際、通常メモリ領域信号208がアクテ
ィブの時に出力される出力データ212は通常メモリに内
蔵されたデータとなり、通常メモリ領域信号208がイン
アクティブの時に出力される出力データ212はキャッシ
ュメモリに内蔵されたデータとなる。また、出力バッフ
ァ23、27は、好ましくは、メモリブロック指定ビット20
2を出力制御信号とする3値状態バッファから成り、例
えばメモリブロック指定ビット202が“0”の時は出力
バッファ23がイネーブルとされ(メモリブロック10が作
動状態)、出力バッファ24はディスエーブル(出力が高
インピーダンス状態)とされ、メモリブロック指定ビッ
ト202が“1”の時は出力バッファ27がイネーブルとさ
れ(メモリブロック11が作動状態)、出力バッファ23が
ディスエーブルとされるように構成される。
【0056】さらに、通常メモリ領域信号208がインア
クティブの時のデータ、すなわちキャッシュメモリに格
納されたデータについては、前述の比較器29におけるタ
グ部の比較に基づくヒット/ミスヒット判定結果を示す
ヒット信号207により、該データが使用されるかどうか
が決定される。
【0057】メモリブロック指定ビット202は、メモリ
ブロック10、11を選択するために用いられる。この選択
は1ビットで行うため非常に高速に実行することができ
る。即ち、読み出しサイクルの先頭でいずれのメモリブ
ロックをアクセスするのかを決定することができる。
【0058】メモリブロック10、11のうち、メモリブロ
ック指定ビット202で選択された側のメモリブロック
は、上記説明に従い、データ読み出し動作を実行し、デ
ータを出力するが、選択されない側のメモリブロックで
は、データ読み出し動作は実行されず、メモリアレイの
ビット線対は充電状態に保持させるため、電力を消費し
ない。このため、一度のデータ読み出しで動作するメモ
リが半減し、消費電力を大幅に削減している。
【0059】図8を参照して、本実施例における、図3
(B)に示したメモリブロック内アドレス(9ビット)
に基づくメモリブロック内のメモリのアドレッシングを
説明する。本実施例においては、前記の如く、メモリブ
ロック10、11はいずれもキャッシュメモリ2KByteと通
常メモリ2KBbyteとから構成され、キャッシュメモリ
と通常メモリは同一のメモリブロック内アドレスで読み
出される。
【0060】図8を参照して、メモリブロック内のキャ
ッシュメモリ(2KBbyte)はラインサイズ(「ブロッ
クサイズ」ともいう)が16Byte(4×32ビット=128
ビット)とされ、128のエントリから構成される(即ち1
6×128=2KByte)。
【0061】32ビットのアドレス内のメモリブロック
内アドレス(9ビット)のうち、上位7ビットがインデ
ックスとして0から127までの128個のエントリの
いずれか一を選択し、選択されたブロック内の4つのワ
ード・データ(1ワードは4Byte=32ビットとする)が
並列に出力される。
【0062】メモリブロック内アドレス(9ビット)の
うち、下位2ビットが、16バイト(4ワード)のブロ
ックデータのうちのいずれか一のワードを選択するブロ
ックオフセットとして4入力1出力マルチプレクサ(Mu
x)の選択信号端子に入力され、メモリから出力された
4つのワード・データのうち選択されたいずれか一がマ
ルチプレクサ(Mux)から出力される。
【0063】キャッシュメモリにおいて、ブロックデー
タに対応するタグ部等は、図2のタグメモリ28内に設け
られており、図8には、キャッシュメモリのデータ部の
みを示している。通常メモリのアドレッシングもキャッ
シュメモリと同様にして行なわれる。なお、本実施例に
おいては、前記の如く、タグメモリ28は256エントリ
を有し、それぞれ128エントリから成るメモリブロッ
ク10、11の双方のアクセスに対応している。
【0064】前記の如く、本実施例では、キャッシュメ
モリと通常メモリからそれぞれ出力された2つのワード
・データ(32ビット)のうち、通常メモリ領域信号20
8に基づき、いずれか一方が出力される。図3(B)、及び
図8において、32ビットアドレスにおけるLSBから2
ビット分のワード内オフセットは、出力された32ビッ
トのワード内(4Byte)のバイトアクセス用等のための
オフセットを指定するものである。
【0065】以上の通り、本実施例においては、メモリ
ブロック10、11の選択は、アドレス信号中のメモリブロ
ック指定ビット202(1ビット)で行うため非常に高速
に実行され、読み出しサイクルの先頭でどちらのメモリ
ブロックをアクセスするのかが決定される。そして、選
択されない側のメモリブロックでは、データ読み出し動
作は実行されず、メモリアレイのビット線対は充電状態
に保持させるため、電力を消費せず、このため、本実施
例は消費電力の大幅な削減を可能とするものである。
【0066】
【実施例2】次に、本発明の第2の実施例について図面
を参照して説明する。
【0067】図4は本発明の第2の実施例における、キ
ャッシュメモリと通常メモリの構成例を示す図である。
【0068】本実施例では、キャッシュメモリはダイレ
クトマップ方式とされ、アドレスは32ビット構成とさ
れる。また、内蔵メモリ全体のサイズは8KByte(キロ
バイト)とされ、このうちキャッシュメモリのサイズが
4KByte、通常メモリのサイズが4KByte、そし全体を
4分割し、キャッシュメモリのラインサイズ(「ブロッ
クサイズ」ともいう)は16Byteとした。各メモリブロ
ック内のキャッシュメモリと通常メモリのサイズはそれ
ぞれ1KByteとされる。
【0069】図4において、40、41、42、及び43は、キ
ャッシュメモリと通常メモリで構成されたメモリブロッ
ク、44は通常メモリのアドレス領域を指定するレジスタ
群、45は読み出すデータのアドレスと、レジスタ群44に
より指定される通常メモリのアドレス領域と、を比較す
る領域比較器、401は読み出すデータのアドレス、402は
通常メモリのアドレス領域の上限を指定するアドレスが
出力される信号群、403は通常メモリのアドレス領域の
下限を指定するアドレスが出力される信号群、404は領
域比較器45の出力信号であり、読み出されるデータのア
ドレスと、通常メモリのアドレス領域と、を比較してそ
の結果を出力する通常メモリ領域信号、405は読み出さ
れた出力データである。
【0070】図5は、図4のメモリブロック40、41、4
2、43を説明する詳細図である。
【0071】図5において、50は2ビットのメモリブロ
ック指定ビットを4ビットにデコードする2−4デコー
ダ、51、52、53、54は、図4のメモリブロック40、41、
42、43に対応するメモリブロックで、各メモリブロック
の構成は、ほぼ図2の前記第1の実施例のメモリブロッ
ク10、11の構成と同一である。
【0072】55はキャッシュメモリに格納されているデ
ータのアドレスのインデックス部に対応するタグ部が記
憶され、キャッシュアクセス時にその内容が調べられる
タグメモリ、56はタグメモリ55から読み出されたタグ部
と読み出されるデータのアドレスのタグ部とを比較する
比較器である。
【0073】501は読み出されるデータのアドレス、502
は、メモリブロック51、52、53、54のうちのいずれのメ
モリブロックからデータを読み出すかを決定するメモリ
ブロック指定ビット、503、504、505、506は、メモリブ
ロック51、53、52、54のそれぞれに対する選択信号であ
る。
【0074】507は、各メモリブロック内のどのデータ
を読み出すのかを指定するメモリブロック内アドレス、
508はキャッシュのヒット/ミスヒットを決定するため
にタグメモリ55に入力されるアドレスのインデックス
部、509は入力されたインデックス部508に対応してタグ
メモリ55から読み出されたタグ部である。
【0075】510はキャッシュのヒット/ミスヒットを
決定するために、タグメモリ55の出力されるタグ部509
と比較されるアドレス501のタグ部、511はタグメモリ55
の出力されるタグ部509と読み出されるデータのアドレ
ス501のタグ部510との比較器56における比較結果により
生成されるキャッシュヒット信号である。
【0076】また、512は図4の領域比較器45で生成さ
れる通常メモリ領域信号であり、現在のデータが通常メ
モリ領域に存在することを示す。513は読み出された出
力データである。
【0077】上記構成から成る本実施例と、前記第1の
実施例との相異点は、図4に示すように、メモリブロッ
クを4分割にしたことである。
【0078】このため、本実施例においては、アドレス
構成は、図6に示すように、タグ部が20ビット、メモ
リブロック指定ビットが2ビット、メモリブロック内ア
ドレスが8ビット、ワード内オフセットが2ビットとい
う構成とされている。各メモリブロック内において、キ
ャッシュメモリと通常メモリ(ともに1KByte)は、同
一のメモリブロック内アドレスでアクセスされ、より詳
細には、メモリブロック内アドレス(8ビット)の上位
6ビットが64個のエントリ(各エントリのラインサイ
ズは16Byte)をアクセスし、メモリブロック内アドレ
ス(8ビット)の下位2ビットが、読み出された4ワー
ド(16Byte)のいずれか一を選択する。
【0079】メモリブロック指定ビット502が2ビット
になったことにより、図5に示すように、2−4デコー
ダ50が設けられているが、この回路の規模は小さく、ま
た、高速に動作させることが可能である。
【0080】このため、本実施例では、データ読み出し
動作において、前記第1の実施例と同様に、アドレス50
1内のメモリブロック指定ビット502を2−4デコーダ50
でデコードし、読み出しサイクルの先頭で、4つのメモ
リブロック51、52、53、54のうちのいずれのメモリブロ
ックからデータを読み出すのかが決定され、選択された
メモリブロックから、メモリブロック内アドレス507で
指定される、キャッシュメモリと通常メモリの2つのデ
ータを読み出し、さらに、通常メモリ領域信号512で、
それらのデータのどちらか1つを選択して、出力データ
513として出力する。
【0081】このように、本実施例を用いることによっ
ても、消費電力を大幅に削減することが可能である。な
お、本実施例では、2−4デコーダ50の処理時間だけス
ピードは僅かに遅くなるものの、メモリを4分割してい
るため、一度の読み出しで動作するメモリは全体の1/4
とされ、前記第1の実施例より消費電力削減の効果は大
きい。
【0082】以上、本発明を上記各実施例に即して説明
したが、本発明は上記態様にのみ限定されるものでな
く、本発明の原理に準ずる各種態様を含む。例えば、上
記実施例では、アドレス、データのビット幅がいずれも
32ビットのマイクロプロセッサを参照して説明した
が、本発明は他のビット幅のマイクロプロセッサのメモ
リシステムにも適用できることは勿論である。また、図
面に示したアドレス構成のビット配置等もあくまで説明
のためのものである。そして、本実施例では、キャッシ
ュメモリとして、従来の消費電力削減方式ではその消費
電力の削減が不可能であったダイレクトマップ方式のキ
ャッシュメモリを例として、本発明を説明したが、本発
明におけるキャッシュメモリはダイレクトマップ方式に
のみ限定されるものではない。
【0083】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
キャッシュメモリと通常メモリを共に内蔵するMPUに
おいて、キャッシュメモリと通常メモリとを同一メモリ
ブロックに構成して、メモリ全体を複数のメモリブロッ
クに分割し、アドレス信号中にメモリブロック指定ビッ
トを設け、読み出しサイクルの先頭でどのメモリブロッ
クをアクセスするかを高速に決定することが可能とされ
る。すなわち、本発明によれば、読み出しサイクルの先
頭でアクセス対象のメモリブロックが決定できるため、
全メモリブロックを同時に並列に動作させることが不要
とされ、一度のデータ読み出しにおいて動作するメモリ
を削減し、消費電力を削減することができる。
【0084】本発明によれば、特に、従来の消費電力削
減方式では消費電力の削減が不可能であった、ダイレク
トマップ方式のキャッシュメモリと、通常メモリとを内
蔵したMPUの消費電力を削減することができると共
に、キャッシュメモリ/通常メモリ全体における消費電
力を削減することができるという効果を有し、実用的な
価値は極めて高い。
【0085】また、本発明においては、キャッシュメモ
リと通常メモリが内蔵されたMPUにおいて、MPUに
内蔵されるメモリ全体を、4個又はそれ以上の複数のメ
モリブロックに分割し、各メモリブロックはキャッシュ
メモリと通常メモリを備え、アドレス信号からデコーダ
を介して一のメモリブロックを選択するように構成し、
た場合にも、デコーダの処理時間だけスピードは僅かに
遅くなるものの、消費電力削減の効果は更に大きくな
る。
【0086】さらに、本発明は、請求項3〜7に記載さ
れた、各種好ましい態様によっても、同様にして上記効
果を達成している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係るキャッシュメモリ
と通常メモリの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施例におけるメモリブロック
の詳細図である。
【図3】本発明の第1の実施例(内蔵メモリ全体のサイ
ズが8KByte、即ちキャッシュメモリ4KByte、通常メ
モリ4KByte、を2つのメモリブロックに分割し、ライ
ンブロックのサイズは16Byte)におけるアドレスの構
成例を示す図である。 (A) 論理的なアドレスの構成を示す図である。 (B) メモリブロックで実際に用いられるアドレスの
構成を示す図である。
【図4】本発明の第2の実施例に係るキャッシュメモリ
と通常メモリの構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の第2の実施例におけるメモリブロック
の詳細図である。
【図6】本発明の第2の実施例(内蔵メモリ全体のサイ
ズが8KByte、即ちキャッシュメモリ4KByte、通常メ
モリ4KByte、を4つのメモリブロックに分割し、ライ
ンブロックのサイズは16Byte)におけるアドレスの構
成を示す図である。
【図7】従来のキャッシュメモリと通常メモリの構成図
である。
【図8】本発明の第1の実施例における、メモリブロッ
ク内アドレスによるアドレッシングを説明する図であ
る。
【符号の説明】
10、11、40、41、42、43、51、52、53、54 メモリブロ
ック 12、44 通常メモリ領域指定レジスタ群 13、45 領域比較器 20、24 メモリアレイ 21、25 Xデコーダ 22、26 Yセレクタ 23、27 出力バッファ 28、55 タグメモリ 29、56 比較器 50 2−4デコーダ 101、201、401、501 アドレス 102、402 通常メモリ領域上限指定信号 103、403 通常メモリ領域下限指定信号 104、208、404、512 通常メモリ領域信号 105、106 メモリブロックの出力データ 107、212、405、513 出力データ 202 メモリブロック指定ビット 203 メモリブロック内アドレスの一部 204、508 インデックス部 205、510 タグ部 206、509 タグメモリが出力するタグ部 207、511 キャッシュヒット信号 209 メモリブロック内アドレスの残り 210、211 Yセレクタ出力 502 メモリブロック指定ビット(2ビット) 503、504、505、506 メモリブロック選択信号 507 メモリブロック内アドレス

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】キャッシュメモリと、通常にリード/ライ
    トが可能なメモリ(「通常メモリ」という)と、を含む
    マイクロプロセッサユニットのメモリの構成方式であっ
    て、 ブロック内にキャッシュメモリと通常メモリとを共に含
    む複数のメモリブロックに分割して構成され、 アドレスが前記複数のメモリブロックのうちの一を指定
    する少なくとも1ビットから成るメモリブロック指定フ
    ィールドを含み、 前記アドレスを入力し、該アドレスで参照されるデータ
    が前記キャッシュメモリと通常メモリのいずれのメモリ
    にあるかを検出するデータ位置検出部を備え、 データの読み出しの際に、まず前記メモリブロック指定
    フィールドにより前記複数のメモリブロックのうちの一
    が選択され、 該選択されたメモリブロックからデータの読み出しが行
    なわれ、 前記データ位置検出部の検出信号に基づき、前記キャッ
    シュメモリと通常メモリから読み出されたデータのいず
    れか一を選択出力する、 ことを特徴とするメモリ構成方式。
  2. 【請求項2】前記メモリブロック指定フィールドが複数
    ビットから成り、前記メモリブロック指定フィールドを
    入力しこれをデコードして、前記複数のメモリブロック
    のいずれか一を選択するデコード部を備えたことを特徴
    とする請求項1記載のメモリ構成方式。
  3. 【請求項3】データの読み出しの際に、前記メモリブロ
    ック指定フィールドにより、読み出しサイクルの先頭で
    前記複数のメモリブロックのうちの1つを選択すること
    を特徴とする請求項1又は2記載のメモリ構成方式。
  4. 【請求項4】データの読み出しの際に、前記メモリブロ
    ック指定フィールドにより選択されたメモリブロック以
    外のメモリブロックの出力が非作動状態とされることを
    特徴とする請求項1又は2記載のメモリ構成方式。
  5. 【請求項5】前記メモリブロックに含まれるキャッシュ
    メモリと通常メモリが、前記メモリブロック内のアドレ
    スを指定するメモリブロック内アドレスフィールドによ
    り共通にアクセスされることを特徴とする請求項1又は
    2記載のメモリ構成方式。
  6. 【請求項6】前記アドレスが、少なくとも、タグフィー
    ルドと、前記複数のメモリブロックのうちの一を選択す
    るメモリブロック指定フィールドと、前記メモリブロッ
    ク内におけるデータのアドレスを指定するメモリブロッ
    ク内アドレスフィールドと、を含むことを特徴とする請
    求項1又は2記載のメモリ構成方式。
  7. 【請求項7】前記通常メモリのアドレス領域の範囲を指
    定する手段を備え、前記データ位置検出部が該アドレス
    領域の範囲と、前記入力されたアドレスと、を比較し
    て、該アドレスで参照されるデータが前記キャッシュメ
    モリと通常メモリのいずれのメモリにあるかを検出する
    ことを特徴とする請求項1又は2記載のメモリ構成方
    式。
JP6232465A 1994-09-02 1994-09-02 メモリ構成方式 Pending JPH0877065A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6232465A JPH0877065A (ja) 1994-09-02 1994-09-02 メモリ構成方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6232465A JPH0877065A (ja) 1994-09-02 1994-09-02 メモリ構成方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0877065A true JPH0877065A (ja) 1996-03-22

Family

ID=16939723

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6232465A Pending JPH0877065A (ja) 1994-09-02 1994-09-02 メモリ構成方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0877065A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6122705A (en) * 1997-07-07 2000-09-19 Nec Corporation Semiconductor memory device multiplying system clock for storing data different in data length

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63197083A (ja) * 1987-02-12 1988-08-15 Mitsubishi Electric Corp 記憶素子モジユ−ル
JPH05173879A (ja) * 1991-02-21 1993-07-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd キャッシュメモリシステム

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63197083A (ja) * 1987-02-12 1988-08-15 Mitsubishi Electric Corp 記憶素子モジユ−ル
JPH05173879A (ja) * 1991-02-21 1993-07-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd キャッシュメモリシステム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6122705A (en) * 1997-07-07 2000-09-19 Nec Corporation Semiconductor memory device multiplying system clock for storing data different in data length

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7663963B2 (en) Apparatus and method for providing multiple reads/writes using a 2Read/2Write register file array
US4493026A (en) Set associative sector cache
US7430642B2 (en) System and method for unified cache access using sequential instruction information
US20220066933A1 (en) Cache memory having a programmable number of ways
JPH04242848A (ja) 走行モード別キャッシュメモリ制御方式
CN1748261A (zh) 具有低功率、高写反应时间模式和高功率、低写反应时间模式和/或可独立选择的写反应时间的存储器件和方法
US5835934A (en) Method and apparatus of low power cache operation with a tag hit enablement
US5761714A (en) Single-cycle multi-accessible interleaved cache
US7577791B2 (en) Virtualized load buffers
US6131143A (en) Multi-way associative storage type cache memory
US6006310A (en) Single memory device that functions as a multi-way set associative cache memory
US6385696B1 (en) Embedded cache with way size bigger than page size
US6701484B1 (en) Register file with delayed parity check
US6049852A (en) Preserving cache consistency in a computer system having a plurality of memories with overlapping address ranges
AU604101B2 (en) High availability cache organization
JPH0877065A (ja) メモリ構成方式
JP2701703B2 (ja) キャッシュメモリ
KR100251784B1 (ko) 캐쉬 메모리 컨트롤러 및 이를 제공하는 방법
JP3181001B2 (ja) キャッシュ・メモリ・システム並びにキャッシュ・メモリ・アクセス方法及びシステム
JPH0795307B2 (ja) キャッシュメモリ制御回路
JP2001216193A (ja) キャッシュ機構およびキャッシュ機構の動作制御方法
JP3614956B2 (ja) メモリ制御システム
JPH09282231A (ja) ライトバック型キャッシュ装置
JPH04205154A (ja) マイクロプロセッサシステム
JPH01125638A (ja) キャッシュメモリ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20000328