JPH0876677A - ディスプレイ装置用疑似模型 - Google Patents

ディスプレイ装置用疑似模型

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JPH0876677A
JPH0876677A JP20785994A JP20785994A JPH0876677A JP H0876677 A JPH0876677 A JP H0876677A JP 20785994 A JP20785994 A JP 20785994A JP 20785994 A JP20785994 A JP 20785994A JP H0876677 A JPH0876677 A JP H0876677A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 水槽内へ疑似模型を入れるようにしたディス
プレイ装置に於いて、水槽内を遊泳する疑似模型の輪郭
部が特定の色の光を放つようにすることにより、そのデ
ィスプレイ効果を高める。 【構成】 中央部にコックピットを形成する中空膨出部
を設けた透明な合成樹脂より成る上部円盤6aと、薄い
蛍光板より成る中間円盤6bと、下面側に脚部を設けた
透明な合成樹脂より成る下部円盤6cを積層すると共
に、前記各円盤の外周縁部を相互に固着一体化して疑似
模型とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、未確認飛行物体(UF
O)や地球等の疑似模型を水槽内へ入れ、気泡の噴出に
より生じた水流に乗せて遊泳させるようにしたディスプ
レイ装置に使用されるものであり、水槽内に於ける位置
及び姿勢に応じてその明るさを様々に変化せしめること
により、ディスプレイ効果の一層の向上を可能としたデ
ィスプレイ装置用疑似模型に関するものである。
【0002】
【従来の技術】出願人は先に、水槽A内へ比重を約1±
0.002程度に調整したプラスチック製の魚やUFO
等の疑似模型Bを入れると共に、水槽Aの底面に配設し
たノズルCから気泡を噴出することにより水槽A内に水
流を発生させ、当該水流によって疑似模型Bを遊泳させ
るようにしたディスプレイ装置(図6参照)を開発し、
これを公開している(特願平5−315113号等)。
【0003】前記図6のディスプレイ装置は、水槽内へ
入れた魚やUFO等の疑似模型Bが、あたかも生魚やU
FOが現実に遊泳するような状態で水流に乗って上下左
右へ遊泳する。即ち、疑似模型Bは、水流の停滞したと
ころにいたるとそこで静止し、生魚が餌をつついたり、
或いはUFOが停止しているかのように見える。水流の
移動によって停滞がなくなると、静止していた疑似模型
Bは再び移動する。これらの様は、生魚が泳ぎ回った
り、UFOが飛行したりしているように見え、とくに、
遠めの観察では、生魚やUFOそのもののように見え、
優れたディスプレイ効果を有するものである。また、図
6のディスプレイ装置では、従前の金魚等を飼育する場
合の如き水の交換や給飼等の手間が一切掛からず、管理
が極めて容易になると云う利点を有している。
【0004】しかし、当該ディスプレイ装置にも多くの
解決すべき問題が残されている。その中でも一番の問題
は、疑似模型の明るさ(光度)が一定で、その動きの変
化性や特異性が比較的低いため、早期に飽きが来ると云
う点である。
【0005】即ち、前記疑似模型Bは、様々な大きさ及
び形状を有しており、何れも、比重0.6程度の耐水性
独立ゴム発泡性樹脂により形成されている。また、疑似
模型Bには、鉛製の錘が適宜に埋設されており、これに
よって、模型Bの重心位置と比重(1±0.002)の
調整が行なわれている。更に、疑似模型Bの外表面に
は、変化をつけるための彩色が施されており、且つその
最外表面には、気泡を付き難くくするために濡れ性を高
めるための処理が施されている。
【0006】上述のように、疑似模型Bの外表面には彩
色が施されているものの、彩色そのものは明るさが全く
変化しない。そのため、疑似模型BがUFOや地球等の
場合には、恰かもUFOが宇宙空間を遊泳しているよう
な状態、或いは宇宙船から地球を見た時に、地球が青味
がかっているような状態を顕出することが困難となり、
宇宙空間のイメージをより高度に表現することが出来な
いと云う問題がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、この種のデ
ィスプレイ装置用疑似模型に於ける上述の如き問題、即
ち、(イ)疑似模型の光度(明るさ)や色彩が、水槽内
の位置やその遊泳姿勢に応じて変化しないため、疑似模
型がUFOや地球、月、星等の場合には、宇宙空間のイ
メージ感を高めることができないと云う問題を解決せん
とするものであり、疑似模型の明るさや色彩を水槽内の
位置や遊泳姿勢に応じて変化させることにより、見る人
に、恰かも現実に宇宙船に乗って宇宙空間に居るかの如
きイメージ感を持たすことができるようにした、ディス
プレイ装置用疑似模型を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、水槽の底部より噴出する気泡により水槽内に水流を
発生させ、当該水流により水槽内に入れた疑似模型を遊
泳させると共に、光源ランプにより水槽内を照明するよ
うにしたディスプレイ装置で使用する疑似模型であっ
て、中央にコックピットを形成する中空膨出部を設けた
透明な合成樹脂より成る上部円盤と、薄い蛍光板より成
る中間円盤と、下面側に脚部を設けた透明な合成樹脂よ
り成る下部円盤とを積層すると共に、前記各円盤の外周
縁部を相互に固着一体化したことを発明の基本構成とす
るものである。
【0009】また、請求項3に記載の発明は、上記ディ
スプレイ装置の疑似模型に於いて、外表面に地図等の模
様を有する合成樹脂製の中心体を複数の薄い蛍光板より
成る中空カバー体でもって囲繞し、両中空カバー体の端
面を相互に固着したことを発明の基本構成とするもので
ある。
【0010】
【作用】気泡の噴出により水槽内に水流が形成される
と、水槽内の各疑似模型は水流に乗って遊泳する。水槽
の蓋体の裏面等に取付けられた光源からの照射光が、遊
泳するUFO模型へ照射されると、入射光は透明な上部
円盤等を透過して内部の蛍光板より成る中間円盤内へ入
射される。中間円盤内へ入射された光は、内部の蛍光材
によって所謂選択散乱をされ、中間円盤の外表面と一定
角度以下を成す散乱光は、外表面から外部へ放出される
ことなく円盤内をその外端部方向へ進行し、中間円盤の
外周端面より外方へ放射される。その結果、UFO形の
疑似模型は中間円盤の外周端面、即ちその輪郭部のみが
明るく光ることになり、輪郭部が独自に光っているよう
な状態で遊泳する。
【0011】また、地球等の球状疑似模型では、光源よ
りの入射光が蛍光板より成る中空カバー体内へ入射さ
れ、当該入射光は選択散乱されてその壁厚内を進行し、
中空カバー体のリング状の端面を通して外部へ放出され
る。その結果、球状疑似模型の中空カバー体の端面を、
外方より直角方向に見た場合、その端面(即ち、模型の
輪郭部)のみが明るく光ることになり、球状疑似模型の
輪郭部が所定の色に輝いて見えることになる。また、模
型の姿勢や位置が変わることにより、前記輪郭部の輝き
が微妙に変化することになり、恰かも宇宙空間から地球
や月を見ているようなイメージ感を見る人に与えること
ができる。
【0012】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。図1は本発明の疑似模型を使用したディスプレイ
装置の斜面図である。図1に於いて、1は透明な外周壁
を有する水槽、2は水、3は気泡ノズル、4は気泡発生
器、5は光源、6はUFO形疑似模型、7は地球や月を
表わす疑似模型、8は太陽を表わす疑似模型、9は宇宙
船を表わす疑似模型である。
【0013】気泡発生器4から空気4aが送られ、気泡
ノズル3から水中へ気泡が噴出されることにより、水槽
1内に複雑な水流が発生し、水槽1内の各模型は水流に
乗って様々な順路を経て遊泳する。また、光源5から水
槽1内へ照射された光が各疑似模型へ入射されることに
より、蛍光板より成る中間円盤6bの外周端面6iや中
空カバー体7bの端面7c等がより明るく輝くことにな
り、各疑似模型は水槽1内の位置やその姿勢に応じて様
々にその発光度合が変化する。
【0014】図2は、本発明に係るUFO形疑似模型6
の第1実施例を示す縦断面図である。当該模型6は、上
部円盤6aと下部円盤6cの間に蛍光板より成る中間円
盤6bを挾着し、三者の外周縁部6dを積層状に接着固
定することにより形成されている。即ち、前記上部円盤
6a及び下部円盤6cは、透明なアクリル等により夫々
形成されており、前者の中央部には上方へ突出する半球
状の膨出部6fが形成されている。前記膨出部6fの容
積を変えることにより、UFO模型6の比重が1±0.
002位いの値に調整されている。また、後者の下部円
盤6cの下面側には、UFOの脚部6gが形成されてい
る。更に、上・下両円盤6a、6cの外表面側は、図2
に示す如く断面視に於いて中央部から外端部へ向かって
下降する傾斜面6eに形成されており、これによって模
型6は所謂UFO形の形状に仕上げられている。
【0015】前記中間円盤6bは、所望の色例えば赤や
黄色の光のみを選択散乱する蛍光材をアクリル等の透明
板内へ混入して成る蛍光板(厚さ約1.0〜2.0m
m)から形成されており、中間円盤6bの外周縁部6d
に上・下両円盤6a、6cの外周縁部6dが接着剤によ
り固定されている。
【0016】透明な上・下両円盤6a、6cを通して中
間円盤6b内へ入射された光は、円盤6b内の蛍光材に
よって選択散乱(或いは紫外線等では遷移散乱)され、
散乱された所定の色の光10は、図4に示す如き状態で
その肉厚内を外端部方向へ進行し、中間円盤6bの外周
端面6iより外部へ放射される。即ち、前記散乱光10
のうち、中間円盤6bの外表面に対する入射角度が一定
値θ以下のものは、円盤6bの外表面より外部へ放射さ
れることなく、順次円盤6bの外端部方向へ進行して行
く。その結果、円盤6bの厚さが小さいほど、外周端面
6iの光放射密度が高かくなり、より明るく輝くことに
なる。
【0017】尚、本発明では上部円盤6a及び下部円盤
6cを夫々透明材で形成しているが、これ等を蛍光板材
で形成することも考えられる。しかし、例えば上部円盤
6aの方を蛍光板材で形成し、且つUFO形とするため
にその上面形状を図2の如き角度θ′の傾斜面とする
と、上部円盤6a内で選択散乱された散乱光10の大部
分が、円盤6aの外表面から直接に外部へ放散されるこ
とになる。何故なら、円盤6bの外端部方向へ進行する
散乱光10は、外表面に対する角度が平面状の外表面の
場合よりも角度θ′の分だけ大きくなるからである。そ
の結果、中間円盤6bの外周端面6iの光度が減少し、
UFOの輪郭部を明るく輝がやかすと云う効果が低下す
る。従って、上部円盤6aや下部円盤6cを蛍光板によ
り形成することは、好ましくなく、本件発明のように透
明材により形成する方がよい。
【0018】また、図2に示す如く、上・下両円盤6
a、6cと中間円盤6bの外周端縁6dは接着剤により
接着固定されている。その結果、中間円盤6b内で散乱
した光は、接着面があるために、うまく反射せず、透明
な上・下両円盤6a、6cを透過して外部へ放射される
ことになり、その結果、上・下両円盤6a、6cの外周
端縁部に於いて、散乱光のリークが多少増加する。しか
し、前記リークする散乱光が多少増加しても、特に問題
になることは無い。何故なら、このリークした散乱光は
UFO模型の外周縁部を全体的に明るく色付けをする作
用をし、ディスプレイ効果を高める効用を有するからで
ある。
【0019】図3は、UFO形模型の第2実施例を示す
ものである。当該実施例に於いては、上部円盤6aの下
面側及び下部円盤6cの上面側に、夫々の外周縁部6d
を除いて浅い平面状の窪部6hが形成されており、当該
窪部6hを設けた点を除けば、その他の構成は第1実施
例の場合と全く同一である。
【0020】前記第1実施例に於いては、中間円盤6b
内での散乱光のうち、その一部(即ち、外表面との角度
がθ以上のもの)は透明な上・下円盤6a、6cを通し
て外部へ直接に放射される。その結果、UFO模型を上
方(又は下方)より見れば、透明な上・下円盤6a、6
cはその外周端面の色と同色に見えることになる。
【0021】これに対して、前記第2実施例に於いて
は、窪部6hを設けて深さ約0.1〜0.15mm程度
の空間を設けることにより、上・下円盤6a、6cを通
して外部へ放射される中間円盤6b内の散乱光が著しく
減少する。その結果、真上から見た場合でも、UFO模
型全体がその外周端面の色と同色に輝やくようなことが
皆無となり、極く僅かに色付けされた状態となる。ま
た、UFO模型を横方向から見た場合には、上・下両円
盤6a、6cはほぼ透明な状態に見え、中間円盤6bの
外周端面6iのみが強力に蛍光色に輝いて、色彩のコン
トラストがより明確となる。
【0022】図5は、地球を表わす球状の疑似模型の一
部を断面した正面図である。当該疑似模型は、中空球状
の中心体7aと、中心体7aを密着状に覆う二つの中空
カバー体7b、7bとから形成されており、両中空カバ
ー体7bの端面7cは固着されている。
【0023】即ち、中心体7aは比重が0.6〜1.0
程度のゴム発泡性合成樹脂等により球形状又は中空球形
状に形成されており、その内部空間容積の大きさ調整若
しくは内部に配設した錘(図示省略)を調整することに
より、比重が1±0.002位いに調整されている。ま
た、中心体7aの外表面には、地球の地図や月の外表面
を表示する図形、星の外表面を表示する図形、太陽の外
表面を表示する図形等が画かれている。尚、本実施例で
は中心体7aを球形としているが、疑似する物体の形状
に応じて、円筒状にしたり、ラグビーボール形にしたり
することが可能である。
【0024】また、前記中空カバー体7bは厚さ2〜3
mmの薄い蛍光板によって中空状の半球体に形成されて
おり、2個のカバー体7bによって前記中心体7aを囲
繞したうえ、両カバー体7bの端面同士を接着又は溶着
により圧接固定している。尚、本実施例では中空カバー
体7bを中空半球体としているが、前記中心体7aの形
状に応じて、カバー体7bの形状が変ることは勿論であ
る。また、本実施例では、二つの同形状の中空カバー体
7bを用いて中心体7aを囲繞するようにしているが、
二つの中空カバー体7bの形態が異なってもよいことは
勿論である。
【0025】更に、中空カバー体7bで中心体7aを囲
繞する際に、両者の間に空間が形成されると、光の屈折
等によって中心体7bの外表面に描いた地図等が鮮明に
見えなくなる。そのため、カバー体7bと中心体7aと
の間へ水を注入し、両者の間を厚さ0.1〜0.5mm
程度の水層7eで充填する。当該水層7eの存在によ
り、中心体7aの外表面がカバー体7bの内壁面へ密着
した如き状態となり、中心体外表面の地図等が外部から
より鮮明に見えることになる。
【0026】前記各疑似模型7、8等は、その比重が1
±0.002程度に調整されている。また、水槽1への
気泡噴射量を調整することにより、各模型7、8等の浮
上速度及び沈下速度は夫々2.5cm/sec以下に設
定されている。その結果、各模型7、8等は、恰かも宇
宙空間を実際に飛行するかの如き状態で水槽1内を遊動
することになる。
【0027】また、外部より蛍光板より成るカバー体7
b内へ入射された光は、蛍光材によって選択散乱され、
所望の色彩の光が、カバー体7bの端面7cより外方へ
向かって放射される。その結果、図5に示す如くカバー
体7bの端面7cが人間の目11と直角方向の位置にあ
るときには、端面7cが蛍光色に輝き、模型6、7の輪
郭部全体が光ることになり、恰かも宇宙船から見た地球
や月の如き状態が現出される。
【0028】尚、前記中空カバー体7bの蛍光材の色
は、疑似模型の対象によって適宜に変えられ、模型が地
球の場合にはブルーの発光色が、模型が月の場合にはオ
レンジの発光色が夫々得られるように選定される。ま
た、各疑似模型は、その外表面に気泡を固着し難くする
ための予備処理が施されており、水に対する漏れ特性が
著しく高められている。その結果、水槽内で気泡が付着
することにより遊泳特性が変化することは全く無く、安
定した遊泳作動を行なうことができる。
【0029】
【発明の効果】請求項1に記載の発明では、透明な合成
樹脂より成る上部円盤と下部円盤との間に蛍光板より成
る中間円盤を挾着することにより、UFO形疑似模型を
形成する構成としている。そのため、水槽内を遊動する
UFO模型の輪郭部が所望の色に強く輝くと共に、UF
O模型の位置や姿勢によって模型の外周縁部の色彩が若
干変化することになり、UFO形疑似模型のディスプレ
イ効果が著しく向上する。
【0030】また、請求項3に記載の発明では、疑似模
型を外表面に地図等を表示した中心体の外部を蛍光板よ
り成る二つの中空カバー体で囲繞する構成としている。
そのため、両中空カバー体の接着端面が所望の色彩に光
り輝き、模型の輪郭部が明るく明確になると共に、中心
体の外表面の図形等が外部からより鮮明に見えるように
なり、しかも水槽内を遊泳する模型の位置やその姿勢に
よって前記色彩の輝き具合が微妙に変化する。その結
果、見る人に、恰かも宇宙船から外部の地球や月を見て
いるようなイメージ感を与えることができ、装置のディ
スプレイ効果が著しく向上する。本発明は上述の通り優
れた実用的効用を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の疑似模型を利用したディスプレイ装置
の斜視図である。
【図2】UFO形疑似模型の縦断面図である。
【図3】UFO形疑似模型の第2実施例を示す縦断面図
である。
【図4】蛍光板より成る中間円盤内に於ける光の進行状
態の説明図である。
【図5】地球を表わす球状の疑似模型の一部を断面した
正面図である。
【図6】先願に係るディスプレイ装置の斜面図である。
【符号の説明】
1は水槽、2は水、3は気泡ノズル、4は気泡発生器、
5は光源、6はUFO形疑似模型、6aは上部円盤、6
bは中間円盤、6cは下部円盤、6dは外周縁部、6e
は傾斜面、6fは膨出部、6gは脚部、6hは窪部、6
iは外周端面、7は地球や月を表わす疑似模型、7aは
中心体、7bは中空カバー体、7cは端面、7eは水
層、8は太陽を表わす疑似模型、9は宇宙船を表わす疑
似模型、10は散乱光、11は人間の目。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水槽の底部より噴出する気泡により水槽
    内に水流を発生させ、この水流により水槽内に入れた疑
    似模型を遊泳させると共に、光源ランプにより水槽内を
    照明するようにしたディスプレイ装置に使用する疑似模
    型であって、中央部にコックピットを形成する中空膨出
    部(6f)を設けた透明な合成樹脂より成る上部円盤
    (6a)と、薄い蛍光板より成る中間円盤(6b)と、
    下面側に脚部(6g)を設けた透明な合成樹脂より成る
    下部円盤(6c)とを積層すると共に、前記各円盤(6
    a)、(6b)、(6c)の各外周縁部(6d)を相互
    に固着一体化して成る未確認飛行物体(UFO)形のデ
    ィスプレイ装置用疑似模型。
  2. 【請求項2】 上部円盤(6a)の上面側及び下部円盤
    (6c)の下面側を、断面視に於いて中心部から外端部
    へ向かって下降する傾斜面(6e)に形成すると共に、
    両円盤(6a)、(6c)の中間円盤(6b)と対向す
    る面の外周縁部(6d)を除いた部分に、浅い平らな窪
    部(6h)を形成して成る請求項1に記載のディスプレ
    イ装置用疑似模型。
  3. 【請求項3】 水槽の底部より噴出する気泡により水槽
    内に水流を発生させ、この水流により水槽内に入れた疑
    似模型を遊泳させると共に、光源ランプにより水槽内を
    照明するようにしたディスプレイ装置で使用する疑似模
    型であって、外表面に地図等の模様を有する合成樹脂製
    の中心体(7a)を複数の薄い蛍光板より成る中空カバ
    ー体(7b)、(7b)でもって囲繞し、両中空カバー
    体(7b)、(7b)の端面を相互に固着して成るディ
    スプレイ装置用疑似模型。
  4. 【請求項4】 中心体(7a)を球状体とすると共に、
    中空カバー体(7b)を中空半球体とし、且つ球状体と
    中空半球体との間に薄い水の層(7e)を設ける構成と
    した請求項3に記載のディスプレイ装置用疑似模型。
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JP2005052266A (ja) * 2003-07-31 2005-03-03 Bunka Kikakushitsu:Kk 水中玩具及びそれを備える観賞用水槽
JP2018082867A (ja) * 2016-11-23 2018-05-31 パイロットインキ株式会社 変色性アクセサリー

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