JPH0876671A - 反射型平面ホログラム及びその撮影装置 - Google Patents

反射型平面ホログラム及びその撮影装置

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Publication number
JPH0876671A
JPH0876671A JP20774394A JP20774394A JPH0876671A JP H0876671 A JPH0876671 A JP H0876671A JP 20774394 A JP20774394 A JP 20774394A JP 20774394 A JP20774394 A JP 20774394A JP H0876671 A JPH0876671 A JP H0876671A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
subject
light
photosensitive material
reflection type
hologram
Prior art date
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Pending
Application number
JP20774394A
Other languages
English (en)
Inventor
Norihiro Kou
徳寛 康
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
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Publication of JPH0876671A publication Critical patent/JPH0876671A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03HHOLOGRAPHIC PROCESSES OR APPARATUS
    • G03H1/00Holographic processes or apparatus using light, infrared or ultraviolet waves for obtaining holograms or for obtaining an image from them; Details peculiar thereto
    • G03H1/04Processes or apparatus for producing holograms
    • G03H1/0402Recording geometries or arrangements
    • G03H2001/0421Parallax aspect
    • G03H2001/0426Extended parallax, e.g. panoramic or 360deg. holograms

Landscapes

  • Holo Graphy (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、物体光の利用効率を高め、かつ視域
を拡大すること。 【構成】焦点位置が互いに共役関係となるように2つの
凹面ミラー10、11を配置し、かつ一方の凹面ミラー
10の焦点位置に感光材料13を配置し、他方の凹面ミ
ラー11の焦点位置に被写体1を配置し、この状態に、
点光源14からの光を感光材料13を通して被写体1に
照射すると、被写体1からの散乱光は、一方の凹面ミラ
ー10で反射して平行光となり、さらに他方の凹面ミラ
ー11で反射して感光材料13の位置で結像されて記録
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワンステップの合成に
より得られる反射型平面ホログラム及びその撮影装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】ワンステップホログラムの撮影方法に
は、デンニシュック方式と呼ばれるのがある。このデン
ニシュック方式の撮影方法には、図4に示すように被写
体1の前方に感光材料2を配置し、この感光材料2に対
して被写体1の配置側とは反対側から被写体1の照明光
及び参照光となるレーザ光を照射する。このレーザ光照
射により、感光材料2には、被写体1からの散乱光と参
照光との干渉縞が生じ、この干渉縞が記録される。これ
により、反射型ホログラムが得られる。
【0003】ところが、このような反射型ホログラムの
再生像は、反射型ホログラム面の後側に生じるため、い
わゆるボケの大きい像となってしまう。
【0004】このような再生像のボケを小さくするため
には、再生像をホログラム面の前後に膨らませる、いわ
ゆるイメージタイプホログラムのように表示すればよ
い。
【0005】すなわち、図5はイメージタイプホログラ
ムを採用したホログラムの撮影方法を示している。被写
体1の前方に感光材料2を配置するとともに、これら被
写体1と感光材料2との間に結像レンズ3を配置し、被
写体1の実像を感光材料2の前後の位置に結像する。
【0006】一方、感光材料2に対して被写体1の配置
側とは反対側から被写体1の照明光及び参照光となるレ
ーザ光を照射する。
【0007】このレーザ光照射により、感光材料2に
は、被写体1からの散乱光と参照光との干渉縞が生じ、
この干渉縞が記録されて反射型ホログラムが得られる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな撮影方法では、被写体1からの散乱光つまり物体の
光の利用効率が悪く、かつ視域が結像レンズ3のFナン
バーに制限される。
【0009】すなわち、被写体1からの散乱光は四方に
放射されているが、感光材料2に集光する散乱光は、こ
れら散乱光のうち一部の散乱光であり、物体の光の利用
効率が悪い。
【0010】又、Fナンバーは、結像レンズ3の視域D
及び焦点距離fとすると、 Fナンバー=f/D なる関係にある。
【0011】従って、視域Dを大きくしようとすれば、
結像レンズ3の径を大きくすればよいが、径の大きい結
像レンズ3を作製するのが困難でコストが高くなり、実
現性に乏しい。
【0012】そこで本発明は、視域を拡大した反射型平
面ホログラムを提供することを目的とする。
【0013】又、本発明は、物体光の利用効率を高め、
かつ視域を拡大することができる反射型平面ホログラム
の撮影装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1によれば、被写
体からの散乱光を全周方向で集光し、この集光された散
乱光と参照光とにより生じる干渉縞を記録して上記目的
を達成しようとする反射型平面ホログラムである。
【0015】請求項2によれば、焦点位置が互いに共役
関係となるように配置された2つの凹面ミラーと、これ
ら凹面ミラーのうちいずれか一方の凹面ミラーの焦点位
置に配置された感光材料と、他方の凹面ミラーの焦点位
置に配置された被写体に対して感光材料を通して光を照
射する光源と、を備えて上記目的を達成しようとする反
射型平面ホログラムの撮影装置である。
【0016】
【作用】請求項1によれば、全周方向で集光された被写
体からの散乱光と参照光とにより生じる干渉縞を記録し
た反射型平面ホログラムであるので、観察域360度に
おいて被写体の再生像を観察できる。
【0017】請求項2によれば、焦点位置が互いに共役
関係となるように2つの凹面ミラーを配置し、かつ一方
の凹面ミラーの焦点位置に感光材料を配置し、他方の凹
面ミラーの焦点位置に被写体を配置し、この状態に、光
源からの光を感光材料を通して被写体に照射すると、被
写体からの散乱光は、一方の凹面ミラーで反射して平行
光となり、さらに他方の凹面ミラーで反射して感光材料
の位置で結像され、この感光材料に記録される。
【0018】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。
【0019】図1は反射型平面ホログラムの撮影装置の
構成図である。2つの凹面(放物面)ミラー10、11
は、互いに凹面を対向させ、かつ互いに焦点位置が共役
関係となるように配置さている。
【0020】すなわち、これら凹面ミラー10、11
は、一方の凹面ミラー10の焦点位置を他方の凹面ミラ
ー11の中心軸とし、かつ他方の凹面ミラー11の焦点
位置を一方の凹面ミラー10の中心軸となるように配置
されている。
【0021】なお、これら凹面ミラー10、11のFナ
ンバーは、必ずしも同一とならなくてもよい。
【0022】これら凹面ミラー10、11のうち一方の
凹面ミラー10の中心部分には、所定径のアパチャー1
2が開けられている。なお、この凹面ミラー10の中心
部分は、他方の凹面ミラー11の焦点位置となる。
【0023】このアパチャー12には、感光材料13が
2つの凹面ミラー10、11の中心軸方向に対して垂直
方向に配置されている。
【0024】又、白色光の点光源14が、組み合ってい
る2つの凹面ミラー10、11の外部に設けられてい
る。この点光源14は、2つの凹面ミラー10、11を
2つの凹面ミラー10、11を通る中心軸上で、かつ一
方の凹面ミラー10側に配置されている。
【0025】次に上記の如く構成された装置の作用につ
いて説明する。
【0026】被写体1は、他方の凹面ミラー11の中心
に配置される。すなわち、被写体1は、一方の凹面ミラ
ー10の焦点位置に配置される。
【0027】この状態に、点光源14から光が放射され
ると、この光は2つの凹面ミラー10、11の中心軸を
伝播し、感光材料13を透過して被写体1に照射され
る。
【0028】このように被写体1に光が照射されると、
この被写体1からの散乱光は、図2に示すように一方の
凹面ミラー10で反射して平行光となり、さらに他方の
凹面ミラー11で反射してこの凹面ミラー11の焦点位
置に集光される。
【0029】すなわち、感光材料13上には、2つの凹
面ミラー10、11により集光された被写体1の実像が
結像される。
【0030】このとき、被写体1はその上方で一方の凹
面ミラー10で覆われているので、被写体1からの散乱
光は全周方向に放射されるが、その殆ど全ての散乱光が
一方の凹面ミラー10に到達し、さらに他方の凹面ミラ
ー11で集光される。
【0031】従って、被写体1の実像である物体光と点
光源14からの光である参照光とにより干渉が生じ、こ
の干渉縞が感光材料13に記録され、反射型平面ホログ
ラムが作成される。
【0032】次に、上記の如く作成された反射型平面ホ
ログラムの再生について説明する。
【0033】この反射型平面ホログラム15の再生は、
図3に示すように反射型平面ホログラム15に対して点
光源14から白色光を照射する。このときの点光源14
の位置は、感光材料13に被写体1の実像を記録したと
きと同一関係となっている。
【0034】この反射型平面ホログラム15の再生像
は、反射型平面ホログラム15に対して2つの凹面ミラ
ー10、11により被写体1の全周方向の散乱光を集光
した実像が記録されているので、被写体1に対する視域
の大きな再生像が得られ、かつ水平方向に360度の観
察域において観察される。
【0035】このように上記一実施例においては、焦点
位置が互いに共役関係となるように2つの凹面ミラー1
0、11を配置し、被写体1からの散乱光を感光材料1
3に集光して被写体1の実像を記録するようにしたの
で、被写体1からの散乱光の殆ど全てを感光材料13上
に集光でき、被写体1からの散乱光つまり物体光の利用
効率を非常に高めることができる。
【0036】又、感光材料13に記録される被写体1の
実像は、被写体1の全周方向の散乱光を集光しているこ
とから、視域の大きな像として記録される。
【0037】さらに、感光材料13への記録は、ワンス
テップの撮影で、かつ1つの点光源14からのいわゆる
ワンビームによりでき、そのうえ2つの凹面ミラー1
0、11を組み合わせた極めて簡単な撮影光学系により
記録できる。
【0038】一方、反射型平面ホログラム15は、水平
方向に360度の観察域を持って像を再生することがで
きる。これにより、反射型平面ホログラム15に対して
全周方向から被写体1の再生像を観察でき、かつ視域の
大きな再生像として得られる。
【0039】なお、本発明は、上記一実施例に限定され
るものでなく次の通り変形してもよい。
【0040】例えば、2つの凹面ミラー10、11は、
互いに焦点位置が共役関係に配置されていればよく、互
いに離れて配置されてもよい。
【0041】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、視
域を拡大した反射型平面ホログラムを提供できる。
【0042】又、本発明によれば、物体光の利用効率を
高め、かつ視域を拡大することができる反射型平面ホロ
グラムの撮影装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる反射型平面ホログラムの撮影装
置の一実施例を示す構成図。
【図2】同装置における被写体像の記録作用を示す模式
図。
【図3】反射型平面ホログラムの再生像の観察域を示す
図。
【図4】デンニシュック方式の撮影方法を示す図。
【図5】イメージタイプホログラムを採用したホログラ
ムの撮影方法を示す図。
【符号の説明】
10,11…凹面ミラー、12…アパチャー、13…感
光材料、14…点光源、15…反射型平面ホログラム。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体からの散乱光を全周方向で集光
    し、この集光された散乱光と参照光とにより生じる干渉
    縞を記録したことを特徴とする反射型平面ホログラム。
  2. 【請求項2】 焦点位置が互いに共役関係となるように
    配置された2つの凹面ミラーと、 これら凹面ミラーのうちいずれか一方の凹面ミラーの焦
    点位置に配置された感光材料と、 他方の前記凹面ミラーの焦点位置に配置された被写体に
    対して前記感光材料を通して光を照射する光源と、を具
    備したことを特徴とする反射型平面ホログラムの撮影装
    置。
JP20774394A 1994-08-31 1994-08-31 反射型平面ホログラム及びその撮影装置 Pending JPH0876671A (ja)

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JP20774394A JPH0876671A (ja) 1994-08-31 1994-08-31 反射型平面ホログラム及びその撮影装置

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JP20774394A JPH0876671A (ja) 1994-08-31 1994-08-31 反射型平面ホログラム及びその撮影装置

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JPH0876671A true JPH0876671A (ja) 1996-03-22

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ID=16544806

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JP20774394A Pending JPH0876671A (ja) 1994-08-31 1994-08-31 反射型平面ホログラム及びその撮影装置

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JP (1) JPH0876671A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018156009A (ja) * 2017-03-21 2018-10-04 地方独立行政法人大阪産業技術研究所 立体像表示装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018156009A (ja) * 2017-03-21 2018-10-04 地方独立行政法人大阪産業技術研究所 立体像表示装置

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