JPH087611A - 発光ユニット及び照明装置 - Google Patents
発光ユニット及び照明装置Info
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- JPH087611A JPH087611A JP6155458A JP15545894A JPH087611A JP H087611 A JPH087611 A JP H087611A JP 6155458 A JP6155458 A JP 6155458A JP 15545894 A JP15545894 A JP 15545894A JP H087611 A JPH087611 A JP H087611A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 蛍光灯を用いて任意の色彩に調光できる発光
ユニットを提供するとともに、その発光ユニットを用い
て簡単に構成できる照明装置を提供する。 【構成】 赤(R)、緑(G)、青(B)のカラーフィ
ルタを周囲に設けた3本の蛍光灯11,11,11をケ
ース本体13内に並べて配置するとともに、前記3本の
蛍光灯11,11,11をそれぞれ独立に調光する調光
装置12を前記ケース本体13内に収納し、かつ前記3
本の蛍光灯11,11,11の前面に光りが透過する乳
白色の窓部15aを有し、該窓部15a以外の部分を遮
光した調光用カバー15を設ける。
ユニットを提供するとともに、その発光ユニットを用い
て簡単に構成できる照明装置を提供する。 【構成】 赤(R)、緑(G)、青(B)のカラーフィ
ルタを周囲に設けた3本の蛍光灯11,11,11をケ
ース本体13内に並べて配置するとともに、前記3本の
蛍光灯11,11,11をそれぞれ独立に調光する調光
装置12を前記ケース本体13内に収納し、かつ前記3
本の蛍光灯11,11,11の前面に光りが透過する乳
白色の窓部15aを有し、該窓部15a以外の部分を遮
光した調光用カバー15を設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、蛍光灯を用いて任意の
色彩で調光できる発光ユニット及びその発光ユニットを
用いた照明装置に関するものである。
色彩で調光できる発光ユニット及びその発光ユニットを
用いた照明装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、舞台あるいは広告等の照明として
蛍光灯が使用されている。例えば、舞台照明において、
所定の色彩を必要とする場合においては、蛍光灯の周囲
にフィルタを巻いて用いている。
蛍光灯が使用されている。例えば、舞台照明において、
所定の色彩を必要とする場合においては、蛍光灯の周囲
にフィルタを巻いて用いている。
【0003】しかしながら、従来の蛍光灯を用いた照明
では、瞬間に色彩を変化させたりあるいは徐々にフェー
ドしたりすることは不可能であった。また多数の蛍光灯
を使用した照明装置では、電源や制御用の配線が必要で
煩雑になり接続作業も複雑になる欠点があった。
では、瞬間に色彩を変化させたりあるいは徐々にフェー
ドしたりすることは不可能であった。また多数の蛍光灯
を使用した照明装置では、電源や制御用の配線が必要で
煩雑になり接続作業も複雑になる欠点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、蛍光
灯を用いて任意の色彩に調光できる発光ユニットを提供
するとともに、その発光ユニットを用いて簡単に構成で
きる照明装置を提供することを目的とする。
灯を用いて任意の色彩に調光できる発光ユニットを提供
するとともに、その発光ユニットを用いて簡単に構成で
きる照明装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の発光ユニットは、赤(R)、緑(G)、青
(B)のカラーフィルタを周囲に設けた3本の蛍光灯を
ケース本体内に並べて配置するとともに、前記3本の蛍
光灯をそれぞれ独立に調光する調光装置を前記ケース本
体内に収納し、かつ前記3本の蛍光灯の前面に光りが透
過する乳白色の窓部を有し、該窓部以外の部分を遮光し
た調光用カバーを設けたものである。
に、本発明の発光ユニットは、赤(R)、緑(G)、青
(B)のカラーフィルタを周囲に設けた3本の蛍光灯を
ケース本体内に並べて配置するとともに、前記3本の蛍
光灯をそれぞれ独立に調光する調光装置を前記ケース本
体内に収納し、かつ前記3本の蛍光灯の前面に光りが透
過する乳白色の窓部を有し、該窓部以外の部分を遮光し
た調光用カバーを設けたものである。
【0006】また、前記調光用カバーの窓部は、前記3
本の並列に配置した蛍光灯との間の距離が両側に配置し
た蛍光灯の間隔以上離れ、かつ該窓部の幅が両側に配置
した蛍光灯の間隔の半分以下であることが好ましい。
本の並列に配置した蛍光灯との間の距離が両側に配置し
た蛍光灯の間隔以上離れ、かつ該窓部の幅が両側に配置
した蛍光灯の間隔の半分以下であることが好ましい。
【0007】さらに、本発明の照明装置は、請求項1記
載の発光ユニットを取り付け枠に固定し、該発光ユニッ
トに収納した調光装置にディップスイッチを設けて自己
のアドレスを設定すると共に、信号線をインターフェー
ス回路を介してパーソナルコンピュータに接続し、該パ
ーソナルコンピュータからアドレスを指定した調光用制
御信号を送信するものである。
載の発光ユニットを取り付け枠に固定し、該発光ユニッ
トに収納した調光装置にディップスイッチを設けて自己
のアドレスを設定すると共に、信号線をインターフェー
ス回路を介してパーソナルコンピュータに接続し、該パ
ーソナルコンピュータからアドレスを指定した調光用制
御信号を送信するものである。
【0008】
【作用】本発明では、ケース本体内に並べて配置された
赤(R)、緑(G)、青(B)のカラーフィルタを設け
た3本の蛍光灯は、同じケース本体内に収納された調光
装置により、それぞれ独立に調光され、かつ蛍光灯の前
面側が乳白色の窓部とその窓部周囲を遮光する遮光部を
有する調光用カバーで覆われているため、それぞれ調光
された3本の蛍光灯の光が混合され乳白色の窓部から外
部に発光し、その発光は各3本の蛍光灯により任意の色
彩に調光される。
赤(R)、緑(G)、青(B)のカラーフィルタを設け
た3本の蛍光灯は、同じケース本体内に収納された調光
装置により、それぞれ独立に調光され、かつ蛍光灯の前
面側が乳白色の窓部とその窓部周囲を遮光する遮光部を
有する調光用カバーで覆われているため、それぞれ調光
された3本の蛍光灯の光が混合され乳白色の窓部から外
部に発光し、その発光は各3本の蛍光灯により任意の色
彩に調光される。
【0009】また、調光用カバーの窓部は、蛍光灯との
間の距離が両側に配置した蛍光灯の間隔以上離れ、かつ
窓部の幅を両側に配置した蛍光灯の間隔の半分以下にす
ることで、3本の調光した蛍光灯の光がスムーズに混合
される。
間の距離が両側に配置した蛍光灯の間隔以上離れ、かつ
窓部の幅を両側に配置した蛍光灯の間隔の半分以下にす
ることで、3本の調光した蛍光灯の光がスムーズに混合
される。
【0010】さらに、発光ユニットを取り付け枠に固定
し、その調光装置に設けたディップスイッチにより自己
のアドレスを設定し、信号線をインターフェース回路を
介してパーソナルコンピュータに接続し、パーソナルコ
ンピュータからアドレスを指定した調光用制御信号を送
信することで、簡単に照明装置を構成することができ
る。
し、その調光装置に設けたディップスイッチにより自己
のアドレスを設定し、信号線をインターフェース回路を
介してパーソナルコンピュータに接続し、パーソナルコ
ンピュータからアドレスを指定した調光用制御信号を送
信することで、簡単に照明装置を構成することができ
る。
【0011】
【実施例】以下、本発明を図示の一実施例により具体的
に説明する。図1乃至図3は本発明の実施例を示し、図
1は図2のA−A線拡大断面図、図2は発光ユニットの
側面図、図3は発光ユニットの正面図である。
に説明する。図1乃至図3は本発明の実施例を示し、図
1は図2のA−A線拡大断面図、図2は発光ユニットの
側面図、図3は発光ユニットの正面図である。
【0012】これらの図において、本発明実施例の発光
ユニット10は、3本の発光源となる真っ直ぐな蛍光灯
11,11,11と、これら蛍光灯11,11,11を
それぞれ独立に調光する調光装置12と、これら蛍光灯
11,11,11並べて配置すると共に調光装置12を
収納するケース本体13とからなり、任意の色彩に調光
できる照明機器に使用するユニットである。
ユニット10は、3本の発光源となる真っ直ぐな蛍光灯
11,11,11と、これら蛍光灯11,11,11を
それぞれ独立に調光する調光装置12と、これら蛍光灯
11,11,11並べて配置すると共に調光装置12を
収納するケース本体13とからなり、任意の色彩に調光
できる照明機器に使用するユニットである。
【0013】蛍光灯11,11,11は、それぞれ同じ
長さで一般的に使用されるものであり、例えば、長さが
約1m、入力電圧が100V、50サイクルで30W程
度のものである。これらの蛍光灯11,11,11は、
それぞれ周囲が光の3原色である赤(R)、緑(G)、
青(B)のカラーフィルタ11a,11b,11cが巻
かれている。
長さで一般的に使用されるものであり、例えば、長さが
約1m、入力電圧が100V、50サイクルで30W程
度のものである。これらの蛍光灯11,11,11は、
それぞれ周囲が光の3原色である赤(R)、緑(G)、
青(B)のカラーフィルタ11a,11b,11cが巻
かれている。
【0014】調光装置12は、後に説明するパーソナル
コンピュータ側等から送られる調光用制御信号に基づ
き、3本の蛍光灯11,11,11のそれぞれの光量を
独立に0%から100%まで制御する部分である。この
ような蛍光灯をバランスよく調光する技術は、近年の半
導体技術により実現できるようになっている。そして、
調光装置12は、パーソナルコンピュータに接続して使
用するときに、それ自体を識別するアドレスを設定する
ためのディップスイッチが設けられている。
コンピュータ側等から送られる調光用制御信号に基づ
き、3本の蛍光灯11,11,11のそれぞれの光量を
独立に0%から100%まで制御する部分である。この
ような蛍光灯をバランスよく調光する技術は、近年の半
導体技術により実現できるようになっている。そして、
調光装置12は、パーソナルコンピュータに接続して使
用するときに、それ自体を識別するアドレスを設定する
ためのディップスイッチが設けられている。
【0015】ケース本体13は、枠体14と、調光用カ
バー15と、ケースカバー16とからなる。枠体14
は、例えば、縦横の長さがそれぞれ約110mmで断面
形状がコ字形に形成され、長さが1000mm程度に細
長く形成されている。そして、この枠体14には、その
コ字形の開口部分側を背面側に向け、この開口部分と反
対側の表面に、青(B)のカラーフィルタ11cが巻か
れた蛍光灯11を中心に配置し、その左右に赤(R)及
び緑(G)のカラーフィルタ11a及び11bが巻かれ
た蛍光灯11,11を並べて配置し、例えば、30mm
程度のピッチ間隔で長手方向に沿って取り付けられてい
る。また、枠体14のコ字形の内側には、調光装置12
の回路基板がボルト等で取り付けられている。
バー15と、ケースカバー16とからなる。枠体14
は、例えば、縦横の長さがそれぞれ約110mmで断面
形状がコ字形に形成され、長さが1000mm程度に細
長く形成されている。そして、この枠体14には、その
コ字形の開口部分側を背面側に向け、この開口部分と反
対側の表面に、青(B)のカラーフィルタ11cが巻か
れた蛍光灯11を中心に配置し、その左右に赤(R)及
び緑(G)のカラーフィルタ11a及び11bが巻かれ
た蛍光灯11,11を並べて配置し、例えば、30mm
程度のピッチ間隔で長手方向に沿って取り付けられてい
る。また、枠体14のコ字形の内側には、調光装置12
の回路基板がボルト等で取り付けられている。
【0016】調光用カバー15は、例えば、0.8mm
程度の厚さのアクリル等の材質からなるフィルムで形成
され、3本の蛍光灯11,11,11の左右の側面側を
前方に行くほど狭くなるやや内側に傾いた傾斜面で覆う
と共に、この傾斜面に連続して正面側を前側に突出した
円弧状に覆う円弧状面で覆う形状に形成されている。こ
の調光用カバー15は、その円弧状面の中心部の幅方向
(図1のA部分)の長さが40mm程度、長手方向の長
さが900mm程度の区間が、乳白色の細長い窓部15
aに形成され、その他の部分が蛍光灯11,11,11
の光を遮断する黒く着色した遮光部15bに形成されて
いる。この調光用カバー15の円弧状面の先端部と蛍光
灯11,11,11との間の距離は、例えば、95mm
程度に形成されている。
程度の厚さのアクリル等の材質からなるフィルムで形成
され、3本の蛍光灯11,11,11の左右の側面側を
前方に行くほど狭くなるやや内側に傾いた傾斜面で覆う
と共に、この傾斜面に連続して正面側を前側に突出した
円弧状に覆う円弧状面で覆う形状に形成されている。こ
の調光用カバー15は、その円弧状面の中心部の幅方向
(図1のA部分)の長さが40mm程度、長手方向の長
さが900mm程度の区間が、乳白色の細長い窓部15
aに形成され、その他の部分が蛍光灯11,11,11
の光を遮断する黒く着色した遮光部15bに形成されて
いる。この調光用カバー15の円弧状面の先端部と蛍光
灯11,11,11との間の距離は、例えば、95mm
程度に形成されている。
【0017】ケースカバー16は、例えば、4mm程度
の厚さの鋼板からなり、枠体14の長手方向に沿った両
側面及び底面側を覆うと共に、調光用カバー15の左右
の内側に傾いた傾斜面に沿って覆う形状で、断面がほぼ
コ字形で上側を開口した形状に形成されている。
の厚さの鋼板からなり、枠体14の長手方向に沿った両
側面及び底面側を覆うと共に、調光用カバー15の左右
の内側に傾いた傾斜面に沿って覆う形状で、断面がほぼ
コ字形で上側を開口した形状に形成されている。
【0018】図4乃至図6は本発明実施例の発光ユニッ
トを使用した発光装置を説明しており、図4は発光ユニ
ットの取り付けを説明する側面図、図5は発光ユニット
の取り付けを説明する正面図、図6は発光ユニットを取
り付けて照明装置にした平面図である。なお、図1に対
応する部分は同一の符号を記す。
トを使用した発光装置を説明しており、図4は発光ユニ
ットの取り付けを説明する側面図、図5は発光ユニット
の取り付けを説明する正面図、図6は発光ユニットを取
り付けて照明装置にした平面図である。なお、図1に対
応する部分は同一の符号を記す。
【0019】これらの図において、本発明実施例の照明
装置20は、前記実施例で説明した発光ユニット10の
多数個を、一辺が発光ユニット10の長手方向の長さよ
りやや長い格子状に形成された取り付け枠21に固定す
ることにより、例えば、舞台の背面側等に配置される照
明装置を構成している。発光ユニット10は、その両端
部側に細い幅のアングル22,22が固定され、これら
のアングル22,22がそれぞれボルト23,23で取
り付け枠21の一辺に固定されている。すなわち、照明
装置20は、図6に示すように、格子状の取り付け枠2
1の各辺に、必要な数の発光ユニット10が取り付けら
れる。
装置20は、前記実施例で説明した発光ユニット10の
多数個を、一辺が発光ユニット10の長手方向の長さよ
りやや長い格子状に形成された取り付け枠21に固定す
ることにより、例えば、舞台の背面側等に配置される照
明装置を構成している。発光ユニット10は、その両端
部側に細い幅のアングル22,22が固定され、これら
のアングル22,22がそれぞれボルト23,23で取
り付け枠21の一辺に固定されている。すなわち、照明
装置20は、図6に示すように、格子状の取り付け枠2
1の各辺に、必要な数の発光ユニット10が取り付けら
れる。
【0020】図7は本発明実施例の照明装置の制御を説
明するブロック図である。なお、図1に対応する部分は
同一の符号を記す。
明するブロック図である。なお、図1に対応する部分は
同一の符号を記す。
【0021】同図において、照明装置20は、パーソナ
ルコンピュータ31により設定された色彩に関する調光
用信号がインターフェース(I/F)回路32を介して
各発光ユニット10の調光装置13に伝達され、この調
光装置13により3本の蛍光灯11,11,11の調光
量が独立に決定され、それぞれに応じて電源装置33か
ら与えられる電力により発光するようになっている。
ルコンピュータ31により設定された色彩に関する調光
用信号がインターフェース(I/F)回路32を介して
各発光ユニット10の調光装置13に伝達され、この調
光装置13により3本の蛍光灯11,11,11の調光
量が独立に決定され、それぞれに応じて電源装置33か
ら与えられる電力により発光するようになっている。
【0022】このコンピュータ31からインターフェー
ス(I/F)回路32を介して送られてくる制御信号
は、発光ユニット10の調光ユニット13に順次入力さ
れるように制御信号線が直列に接続される。各発光ユニ
ット10は、その調光装置13に設けられたディップス
イッチによりその発光ユニット10に特有のアドレスが
設定される。すなわち、I/F回路32の信号線は、第
1番のアドレスを有する調光装置13から、順次第2番
のアドレスを有する調光装置13、…、第n番のアドレ
スを有する調光装置13に接続され、次いでI/F回路
32に戻るよう接続されている。また、各調光装置1
3,…は、それぞれAC電源の電源装置33からの電源
線に接続されている。パーソナルコンピュータ31は、
ハードウェとして、例えば、IBM/PC互換機、DO
S/Vで制御可能なものが使用され、ソフトウェアはW
indows環境で作動するものである。そして、I/
F回路32は、指定されたアドレスとともに一定の規格
化された制御信号を発光ユニット10へ送信し、発光ユ
ニット10では自己のアドレスに対する制御信号を受け
取るようになっている。パーソナルコンピュータ31の
ディスプレイ上には、発光ユニット10が、例えば、ア
イコンとして表示され、実際の設置と同じ配置に表示さ
れる。また、発光ユニット10に対する色彩の作成は、
赤、緑、青の3色のスクロールバーを可変させて混合で
きるようになっている。さらに、有名なカラーフィルタ
ーは、予め入力されている番号を選択するだけでリアル
タイムに色彩変更が可能になっている。
ス(I/F)回路32を介して送られてくる制御信号
は、発光ユニット10の調光ユニット13に順次入力さ
れるように制御信号線が直列に接続される。各発光ユニ
ット10は、その調光装置13に設けられたディップス
イッチによりその発光ユニット10に特有のアドレスが
設定される。すなわち、I/F回路32の信号線は、第
1番のアドレスを有する調光装置13から、順次第2番
のアドレスを有する調光装置13、…、第n番のアドレ
スを有する調光装置13に接続され、次いでI/F回路
32に戻るよう接続されている。また、各調光装置1
3,…は、それぞれAC電源の電源装置33からの電源
線に接続されている。パーソナルコンピュータ31は、
ハードウェとして、例えば、IBM/PC互換機、DO
S/Vで制御可能なものが使用され、ソフトウェアはW
indows環境で作動するものである。そして、I/
F回路32は、指定されたアドレスとともに一定の規格
化された制御信号を発光ユニット10へ送信し、発光ユ
ニット10では自己のアドレスに対する制御信号を受け
取るようになっている。パーソナルコンピュータ31の
ディスプレイ上には、発光ユニット10が、例えば、ア
イコンとして表示され、実際の設置と同じ配置に表示さ
れる。また、発光ユニット10に対する色彩の作成は、
赤、緑、青の3色のスクロールバーを可変させて混合で
きるようになっている。さらに、有名なカラーフィルタ
ーは、予め入力されている番号を選択するだけでリアル
タイムに色彩変更が可能になっている。
【0023】上記構成の発光ユニット10によれば、ケ
ース本体13内に収納された赤(R)、緑(G)、青
(B)のカラーフィルタ11a,11b,11cが巻か
れ3本の長い蛍光灯11,11,11は、同じケース本
体13内に収納された調光装置12に外部から与えられ
た制御信号により、それぞれ独立に0%から100%ま
で調光され、かつ蛍光灯11,11,11の前面側が細
長い乳白色の窓部15aとその窓部15a周囲を遮光す
る遮光部15bを有する調光用カバー15で覆われてい
るため、それぞれ調光された蛍光灯11,11,11の
光りが混合され乳白色の窓部15aから外部に発光す
る。この窓部15aから外部に発光する光の色彩は、各
RGB用の蛍光灯11,11,11の調光により任意に
決められる。調光用カバー15は、その窓部15aを乳
白色にすることで、それぞれの蛍光灯11,11,11
の光が直接外部に漏れないようにし、かつ窓部15aの
幅を比較的狭く、かつ蛍光灯11,11,11から一定
の距離を設けることで、3本の調光した蛍光灯11,1
1,11の光をスムーズに混合することができる。窓部
15aを透明にしたり、幅が広かったり、あるいは蛍光
灯11,11,11までの距離が短い場合には、光の混
合がスムーズに行われず、それぞれの色が直接に外部に
発光されることがある。
ース本体13内に収納された赤(R)、緑(G)、青
(B)のカラーフィルタ11a,11b,11cが巻か
れ3本の長い蛍光灯11,11,11は、同じケース本
体13内に収納された調光装置12に外部から与えられ
た制御信号により、それぞれ独立に0%から100%ま
で調光され、かつ蛍光灯11,11,11の前面側が細
長い乳白色の窓部15aとその窓部15a周囲を遮光す
る遮光部15bを有する調光用カバー15で覆われてい
るため、それぞれ調光された蛍光灯11,11,11の
光りが混合され乳白色の窓部15aから外部に発光す
る。この窓部15aから外部に発光する光の色彩は、各
RGB用の蛍光灯11,11,11の調光により任意に
決められる。調光用カバー15は、その窓部15aを乳
白色にすることで、それぞれの蛍光灯11,11,11
の光が直接外部に漏れないようにし、かつ窓部15aの
幅を比較的狭く、かつ蛍光灯11,11,11から一定
の距離を設けることで、3本の調光した蛍光灯11,1
1,11の光をスムーズに混合することができる。窓部
15aを透明にしたり、幅が広かったり、あるいは蛍光
灯11,11,11までの距離が短い場合には、光の混
合がスムーズに行われず、それぞれの色が直接に外部に
発光されることがある。
【0024】また、上記照明装置20では、発光ユニッ
ト10を、例えば、格子状に形成された取り付け枠21
の各辺に取り付け、各発光ユニット10の調光装置12
のディップスイッチによりアドレスを設定すると共に、
信号線を順次直列接続してパーソナルコンピュータ31
にI/F回路32を介して接続し、パーソナルコンピュ
ータ31で任意の発光ユニット10の発光する色彩を設
定することで、I/F回路32からアドレス情報と共に
調光用の制御信号を各調光装置13に送信すれば、各調
光装置13は予め設定した自己のアドレスに対応する調
光用の制御信号のみを取り込み、対応するRGB用の蛍
光灯11,11,11に調光量を出力する。したがっ
て、格子状に設けられた発光ユニット10を任意の色彩
で所定のタイムスケジュールで発光させたり、あるいは
消灯させることで効果的な照明を得ることができる。ま
た、この照明装置20は、各発光ユニット10のアドレ
スをディップスイッチで設定すると共に、調光装置13
間を接続し、パーソナルコンピュータ31にI/F回路
32を介して接続するだけで構成できるため、設置、変
更あるいは取り外し作業が簡単になる。
ト10を、例えば、格子状に形成された取り付け枠21
の各辺に取り付け、各発光ユニット10の調光装置12
のディップスイッチによりアドレスを設定すると共に、
信号線を順次直列接続してパーソナルコンピュータ31
にI/F回路32を介して接続し、パーソナルコンピュ
ータ31で任意の発光ユニット10の発光する色彩を設
定することで、I/F回路32からアドレス情報と共に
調光用の制御信号を各調光装置13に送信すれば、各調
光装置13は予め設定した自己のアドレスに対応する調
光用の制御信号のみを取り込み、対応するRGB用の蛍
光灯11,11,11に調光量を出力する。したがっ
て、格子状に設けられた発光ユニット10を任意の色彩
で所定のタイムスケジュールで発光させたり、あるいは
消灯させることで効果的な照明を得ることができる。ま
た、この照明装置20は、各発光ユニット10のアドレ
スをディップスイッチで設定すると共に、調光装置13
間を接続し、パーソナルコンピュータ31にI/F回路
32を介して接続するだけで構成できるため、設置、変
更あるいは取り外し作業が簡単になる。
【0025】なお、上記実施例において、発光ユニット
10を真っ直ぐな3本の蛍光灯11,11,11を用い
た例を説明したが、任意の形状の蛍光灯を使用すること
ができ、それに応じてケースも任意に形成できる。ま
た、調光用カバー15は、光が効果的に混合されて発光
できるように透明でない乳白色が好ましく、窓部15a
と蛍光灯11,11,11との間の距離も、左右に並べ
て配置した蛍光灯11,11の間隔以上の離れているこ
とが好ましく、さらに窓部15aの幅も左右に配置した
蛍光灯11,11の間隔の半分以下が好ましい。
10を真っ直ぐな3本の蛍光灯11,11,11を用い
た例を説明したが、任意の形状の蛍光灯を使用すること
ができ、それに応じてケースも任意に形成できる。ま
た、調光用カバー15は、光が効果的に混合されて発光
できるように透明でない乳白色が好ましく、窓部15a
と蛍光灯11,11,11との間の距離も、左右に並べ
て配置した蛍光灯11,11の間隔以上の離れているこ
とが好ましく、さらに窓部15aの幅も左右に配置した
蛍光灯11,11の間隔の半分以下が好ましい。
【0026】本発明の好適な実施例について説明した
が、本発明の精神を逸脱しない範囲において種々の改良
及び変更をなし得ることはもちろんである。
が、本発明の精神を逸脱しない範囲において種々の改良
及び変更をなし得ることはもちろんである。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、ケー
ス本体内に並べて配置された赤(R)、緑(G)、青
(B)のカラーフィルタを設けた3本の蛍光灯は、同じ
ケース本体内に収納された調光装置により、それぞれ独
立に調光され、かつ蛍光灯の前面側が乳白色の窓部とそ
の窓部周囲を遮光する遮光部を有する調光用カバーで覆
われているため、それぞれ調光された3本の蛍光灯の光
が混合され乳白色の窓部から外部に発光し、その発光は
各3本の蛍光灯により任意の色彩に調光できる。
ス本体内に並べて配置された赤(R)、緑(G)、青
(B)のカラーフィルタを設けた3本の蛍光灯は、同じ
ケース本体内に収納された調光装置により、それぞれ独
立に調光され、かつ蛍光灯の前面側が乳白色の窓部とそ
の窓部周囲を遮光する遮光部を有する調光用カバーで覆
われているため、それぞれ調光された3本の蛍光灯の光
が混合され乳白色の窓部から外部に発光し、その発光は
各3本の蛍光灯により任意の色彩に調光できる。
【0028】また、調光用カバーの窓部は、蛍光灯との
間の距離が両側に配置した蛍光灯の間隔以上離れ、かつ
窓部の幅を両側に配置した蛍光灯の間隔の半分以下にす
ることで、3本の調光した蛍光灯の光をスムーズに混合
することができる。
間の距離が両側に配置した蛍光灯の間隔以上離れ、かつ
窓部の幅を両側に配置した蛍光灯の間隔の半分以下にす
ることで、3本の調光した蛍光灯の光をスムーズに混合
することができる。
【0029】さらに、発光ユニットを取り付け枠に固定
し、その調光装置に設けたディップスイッチにより自己
のアドレスを設定し、信号線をインターフェース回路を
介してパーソナルコンピュータに接続し、パーソナルコ
ンピュータからアドレスを指定した調光用制御信号を送
信することで、簡単に照明装置を構成することができ
る。
し、その調光装置に設けたディップスイッチにより自己
のアドレスを設定し、信号線をインターフェース回路を
介してパーソナルコンピュータに接続し、パーソナルコ
ンピュータからアドレスを指定した調光用制御信号を送
信することで、簡単に照明装置を構成することができ
る。
【図1】図2のA−A線拡大断面図である。
【図2】本発明実施例の発光ユニットの側面図である。
【図3】本発明実施例の発光ユニットの正面図である。
【図4】本発明実施例の発光ユニットの取り付けを説明
する側面図である。
する側面図である。
【図5】本発明実施例の発光ユニットの取り付けを説明
する正面図である。
する正面図である。
【図6】本発明実施例の発光ユニットを取り付けを説明
する平面図である。
する平面図である。
【図7】本発明実施例の照明装置の制御を説明するブロ
ック図である。
ック図である。
10 発光ユニット 11 蛍光灯 12 調光装置 13 ケース本体 14 枠体 15 調光用カバー 15a 窓部 15b 遮光部 16 ケースカバー 20 照明装置 21 取り付け枠 22 アングル 23 ボルト 31 パーソナルコンピュータ 32 インターフェース回路 33 電源装置
Claims (3)
- 【請求項1】 赤(R)、緑(G)、青(B)のカラー
フィルタを周囲に設けた3本の蛍光灯をケース本体内に
並べて配置するとともに、前記3本の蛍光灯をそれぞれ
独立に調光する調光装置を前記ケース本体内に収納し、
かつ前記3本の蛍光灯の前面に光りが透過する乳白色の
窓部を有し、該窓部以外の部分を遮光した調光用カバー
を設けた発光ユニット。 - 【請求項2】 前記調光用カバーの窓部は、前記3本の
並列に配置した蛍光灯との間の距離が両側に配置した蛍
光灯の間隔以上離れ、かつ該窓部の幅が両側に配置した
蛍光灯の間隔の半分以下である請求項1記載の発光ユニ
ット。 - 【請求項3】 請求項1記載の発光ユニットを取り付け
枠に固定し、該発光ユニットに収納した調光装置にディ
ップスイッチを設けて自己のアドレスを設定すると共
に、信号線をインターフェース回路を介してパーソナル
コンピュータに接続し、該パーソナルコンピュータから
アドレスを指定した調光用制御信号を送信する照明装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6155458A JPH087611A (ja) | 1994-06-15 | 1994-06-15 | 発光ユニット及び照明装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6155458A JPH087611A (ja) | 1994-06-15 | 1994-06-15 | 発光ユニット及び照明装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH087611A true JPH087611A (ja) | 1996-01-12 |
Family
ID=15606493
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6155458A Pending JPH087611A (ja) | 1994-06-15 | 1994-06-15 | 発光ユニット及び照明装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH087611A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1016062A1 (en) | 1997-08-26 | 2000-07-05 | Color Kinetics Incorporated | Multicolored led lighting method and apparatus |
WO2002016827A1 (en) | 2000-08-24 | 2002-02-28 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Luminaire |
JP2003511824A (ja) * | 1999-10-14 | 2003-03-25 | カラレイ・ディジタル・テクノロジー・(シェンツェン)・カンパニー・リミテッド | 数値制御カラー光源システム |
-
1994
- 1994-06-15 JP JP6155458A patent/JPH087611A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1016062A1 (en) | 1997-08-26 | 2000-07-05 | Color Kinetics Incorporated | Multicolored led lighting method and apparatus |
JP2003511824A (ja) * | 1999-10-14 | 2003-03-25 | カラレイ・ディジタル・テクノロジー・(シェンツェン)・カンパニー・リミテッド | 数値制御カラー光源システム |
GB2384551B (en) * | 1999-10-14 | 2004-08-25 | Coloray Digital Technology | A numerical controlled colour light source system |
WO2002016827A1 (en) | 2000-08-24 | 2002-02-28 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Luminaire |
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