JPH0876111A - 反射型液晶表示装置 - Google Patents
反射型液晶表示装置Info
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- JPH0876111A JPH0876111A JP6208596A JP20859694A JPH0876111A JP H0876111 A JPH0876111 A JP H0876111A JP 6208596 A JP6208596 A JP 6208596A JP 20859694 A JP20859694 A JP 20859694A JP H0876111 A JPH0876111 A JP H0876111A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 液晶層１と偏光板６の間に逆向きのねじれ構
造を有する光学補償用の液晶層７を備え、かつ前記二つ
の液晶層１，７の層厚ｄ、復屈折値Δｎの積Δｎ・ｄが
７００ナノメートル以上とすることにより、反射表示特
性における明るさを向上させた反射型液晶表示装置を提
供する。 【構成】 駆動用の液晶層１と光学補償用の逆方向のね
じれ構造を有する液晶層７とを積層させ、それらの外側
の一方に偏光板６を配置し、他方に反射板８を配置させ
る。さらに、前記二つの液晶層１，７の層厚ｄ、復屈折
値Δｎの積Δｎ・ｄを７００ナノメートル以上とするこ
とで良好なコントラストを実現できる。
造を有する光学補償用の液晶層７を備え、かつ前記二つ
の液晶層１，７の層厚ｄ、復屈折値Δｎの積Δｎ・ｄが
７００ナノメートル以上とすることにより、反射表示特
性における明るさを向上させた反射型液晶表示装置を提
供する。 【構成】 駆動用の液晶層１と光学補償用の逆方向のね
じれ構造を有する液晶層７とを積層させ、それらの外側
の一方に偏光板６を配置し、他方に反射板８を配置させ
る。さらに、前記二つの液晶層１，７の層厚ｄ、復屈折
値Δｎの積Δｎ・ｄを７００ナノメートル以上とするこ
とで良好なコントラストを実現できる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は反射型液晶表示装置に関
するものである。さらに詳しくは、画像表示の明るい反
射型液晶表示装置に関する。
するものである。さらに詳しくは、画像表示の明るい反
射型液晶表示装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、液晶ディスプレィ技術の進展によ
る、表示性能の格段の向上によって、電卓からワードプ
ロセッサやパーソナルコンピュータのディスプレィへと
液晶表示装置の応用用途は拡大を遂げて来た。さらに、
携帯型情報機器のディスプレィとしての市場拡大の期待
が高まっている。携帯型用途としてはバッテリー駆動で
あるがために消費電力を抑えることが重要な課題となっ
ている。そのため液晶表示装置としては電力の消費が大
きい、バックライトを使用しない反射型の液晶表示装置
が使用されることが多い。
る、表示性能の格段の向上によって、電卓からワードプ
ロセッサやパーソナルコンピュータのディスプレィへと
液晶表示装置の応用用途は拡大を遂げて来た。さらに、
携帯型情報機器のディスプレィとしての市場拡大の期待
が高まっている。携帯型用途としてはバッテリー駆動で
あるがために消費電力を抑えることが重要な課題となっ
ている。そのため液晶表示装置としては電力の消費が大
きい、バックライトを使用しない反射型の液晶表示装置
が使用されることが多い。
【０００３】以下に従来の反射型液晶表示装置について
説明する。図３は従来の反射型液晶表示素子の断面構成
図を示す図である。液晶層３１は透明電極３２が内面に
形成された二枚の基板３３の間、かつ基板周辺に印刷塗
布形成したシール樹脂３４の内側に封入されている。液
晶層は透明電極上に印刷形成された配向膜３５に配向処
理を施すことにより所定の方向に配向させられている。
さらに上下の基板の外側に偏光板３６、偏光板と液晶層
の間に位相差板３７、一方の偏光板の外側に反射板３８
を貼付けている。位相差板３７はコストと表示性能を考
慮して１枚あるいは２枚を使用し、２枚の場合でも片側
に寄せる構成と上下に振り分ける構成が考案されてい
る。透明電極に外部の駆動回路装置よりオン、オフの表
示電圧信号を印加させ、明状態と暗状態の表示を実現さ
せている。
説明する。図３は従来の反射型液晶表示素子の断面構成
図を示す図である。液晶層３１は透明電極３２が内面に
形成された二枚の基板３３の間、かつ基板周辺に印刷塗
布形成したシール樹脂３４の内側に封入されている。液
晶層は透明電極上に印刷形成された配向膜３５に配向処
理を施すことにより所定の方向に配向させられている。
さらに上下の基板の外側に偏光板３６、偏光板と液晶層
の間に位相差板３７、一方の偏光板の外側に反射板３８
を貼付けている。位相差板３７はコストと表示性能を考
慮して１枚あるいは２枚を使用し、２枚の場合でも片側
に寄せる構成と上下に振り分ける構成が考案されてい
る。透明電極に外部の駆動回路装置よりオン、オフの表
示電圧信号を印加させ、明状態と暗状態の表示を実現さ
せている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、偏光板
の透過率は偏光軸に平行に直線偏光を入射させた場合に
おいても約９０％であり、２枚の偏光板を使用する従来
のパネル構成では十分な明るさが取れない。表示画像が
暗いという問題がある。特に、反射型パネルの場合、バ
ックライトを使用しない上に、光が偏光板を４回通過す
ることになるので光量の減衰が問題である。
の透過率は偏光軸に平行に直線偏光を入射させた場合に
おいても約９０％であり、２枚の偏光板を使用する従来
のパネル構成では十分な明るさが取れない。表示画像が
暗いという問題がある。特に、反射型パネルの場合、バ
ックライトを使用しない上に、光が偏光板を４回通過す
ることになるので光量の減衰が問題である。
【０００５】本発明は、前記従来の問題を解決するた
め、明るい反射型液晶表示装置を提供することを目的と
するものである。
め、明るい反射型液晶表示装置を提供することを目的と
するものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明の反射型液晶表示装置は、配向膜層を表面に
形成した電極付き基板を相対向させ、周辺部をシール樹
脂で接着して内部にねじれ構造を有する液晶層を介在さ
せ、前記液晶層の外側の一方に偏光板を備え、他方に反
射板を配置させた反射型液晶表示装置であって、前記液
晶層と偏光板の間に逆向きのねじれ構造を有する光学補
償用の液晶層を備え、かつ前記二つの液晶層の層厚ｄ、
復屈折値Δｎの積Δｎ・ｄが７００ナノメートル以上で
あることを特徴とする。
め、本発明の反射型液晶表示装置は、配向膜層を表面に
形成した電極付き基板を相対向させ、周辺部をシール樹
脂で接着して内部にねじれ構造を有する液晶層を介在さ
せ、前記液晶層の外側の一方に偏光板を備え、他方に反
射板を配置させた反射型液晶表示装置であって、前記液
晶層と偏光板の間に逆向きのねじれ構造を有する光学補
償用の液晶層を備え、かつ前記二つの液晶層の層厚ｄ、
復屈折値Δｎの積Δｎ・ｄが７００ナノメートル以上で
あることを特徴とする。
【０００７】前記構成においては、光学補償用液晶層が
液晶性高分子材料から成るフィルム状のものであること
が好ましい。前記構成においては、二つの液晶層の層厚
ｄ、復屈折値Δｎの積Δｎ・ｄが９５０ナノメートル以
下であることが好ましい。
液晶性高分子材料から成るフィルム状のものであること
が好ましい。前記構成においては、二つの液晶層の層厚
ｄ、復屈折値Δｎの積Δｎ・ｄが９５０ナノメートル以
下であることが好ましい。
【０００８】
【作用】前記した本発明の反射型液晶表示装置によれ
ば、配向膜層を表面に形成した電極付き基板を相対向さ
せ、周辺部をシール樹脂で接着して内部にねじれ構造を
有する液晶層を介在させ、前記液晶層の外側の一方に偏
光板を備え、他方に反射板を配置させた反射型液晶表示
装置であって、前記液晶層と偏光板の間に逆向きのねじ
れ構造を有する光学補償用の液晶層を備え、かつ前記二
つの液晶層の層厚ｄ、復屈折値Δｎの積Δｎ・ｄが７０
０ナノメートル以上であることにより、明るい反射型液
晶表示装置を実現できる。すなわち、偏光板を１枚のみ
使用するので、オフ電圧状態においては互いに光学補償
関係にある二つの液晶層中を楕円偏光状態となりながら
通過した光は入射直線偏光状態に近い状態となり、反射
板にて反射される。再び二つの液晶層を通過した後は、
再度、入射直線偏光状態にもどる。従って、偏光板によ
る光吸収のもっとも少ない状態で出射され、明状態とな
る。また、オン電圧状態にあっては、駆動される液晶層
の液晶分子の配向変形が起こることから有効な複屈折量
が減少する。入射した光は駆動される液晶層と光学補償
用の液晶層との複屈折量の差に相当する複屈折の影響を
受け、反射して戻ってきた光はオフ電圧状態とは異なり
楕円偏光状態となる。電圧を調整して、複屈折量の差が
約１４０ｎｍ、つまり可視光における中心光波長の４分
の１に相当する量になるとき、反射して再び液晶層を通
過した後の光は入射直線偏光状態に直交する方向の直線
偏光に近い状態となる。従って、このとき暗状態が実現
できる。本発明の利点は、従来２枚使用していた偏光板
を１枚だけの使用とすることで反射率の向上が可能とな
ったことである。
ば、配向膜層を表面に形成した電極付き基板を相対向さ
せ、周辺部をシール樹脂で接着して内部にねじれ構造を
有する液晶層を介在させ、前記液晶層の外側の一方に偏
光板を備え、他方に反射板を配置させた反射型液晶表示
装置であって、前記液晶層と偏光板の間に逆向きのねじ
れ構造を有する光学補償用の液晶層を備え、かつ前記二
つの液晶層の層厚ｄ、復屈折値Δｎの積Δｎ・ｄが７０
０ナノメートル以上であることにより、明るい反射型液
晶表示装置を実現できる。すなわち、偏光板を１枚のみ
使用するので、オフ電圧状態においては互いに光学補償
関係にある二つの液晶層中を楕円偏光状態となりながら
通過した光は入射直線偏光状態に近い状態となり、反射
板にて反射される。再び二つの液晶層を通過した後は、
再度、入射直線偏光状態にもどる。従って、偏光板によ
る光吸収のもっとも少ない状態で出射され、明状態とな
る。また、オン電圧状態にあっては、駆動される液晶層
の液晶分子の配向変形が起こることから有効な複屈折量
が減少する。入射した光は駆動される液晶層と光学補償
用の液晶層との複屈折量の差に相当する複屈折の影響を
受け、反射して戻ってきた光はオフ電圧状態とは異なり
楕円偏光状態となる。電圧を調整して、複屈折量の差が
約１４０ｎｍ、つまり可視光における中心光波長の４分
の１に相当する量になるとき、反射して再び液晶層を通
過した後の光は入射直線偏光状態に直交する方向の直線
偏光に近い状態となる。従って、このとき暗状態が実現
できる。本発明の利点は、従来２枚使用していた偏光板
を１枚だけの使用とすることで反射率の向上が可能とな
ったことである。
【０００９】前記において、光学補償用液晶層が液晶性
高分子材料から成るフィルム状のものを用いるという好
ましい例によれば、さらに実用的なものとなる。前記に
おいて、二つの液晶層の層厚ｄ、復屈折値Δｎの積Δｎ
・ｄが９５０ナノメートル以下であるという好ましい例
によれば、液晶層の液晶の応答速度を実用レベルに保つ
ことができる。二つの液晶層の層厚ｄ、復屈折値Δｎの
積Δｎ・ｄが９５０ナノメートルを越えると、液晶層の
層厚ｄが厚くなり、これによって液晶層の液晶の応答速
度が遅くなる。すなわち、液晶の応答速度は液晶層の層
厚ｄの２乗に反比例するからである。
高分子材料から成るフィルム状のものを用いるという好
ましい例によれば、さらに実用的なものとなる。前記に
おいて、二つの液晶層の層厚ｄ、復屈折値Δｎの積Δｎ
・ｄが９５０ナノメートル以下であるという好ましい例
によれば、液晶層の液晶の応答速度を実用レベルに保つ
ことができる。二つの液晶層の層厚ｄ、復屈折値Δｎの
積Δｎ・ｄが９５０ナノメートルを越えると、液晶層の
層厚ｄが厚くなり、これによって液晶層の液晶の応答速
度が遅くなる。すなわち、液晶の応答速度は液晶層の層
厚ｄの２乗に反比例するからである。
【００１０】
【実施例】以下本発明の一実施例について図面を参照し
ながら説明する。尚、図１において同じ箇所については
同一番号を付している。
ながら説明する。尚、図１において同じ箇所については
同一番号を付している。
【００１１】図１は本発明の実施例における反射型液晶
表示装置の構成断面図である。液晶層１は電極２が内面
に形成された二枚の基板３の間、かつ基板周辺に印刷塗
布形成したシール樹脂４の内側に封入されている。液晶
層は電極上に印刷形成された配向膜５を配向処理を施す
ことにより所定の方向に配向させられており、同時に添
加した旋光性物質によってねじれ構造を有している。さ
らに一方の基板の外側に偏光板６、偏光板６と液晶層１
の間に光学補償用の液晶層７、一方の外側に反射板８を
貼付けている。光学補償用の液晶層としては、駆動用の
液晶層と同様に二枚の基板の間、かつ基板周辺に形成し
たシール樹脂の内側に封入した構成の液晶パネルであっ
てもよいし、液晶性高分子材料からなるフィルムであっ
ても同様の効果を与える。但し、液晶ねじれ構造のねじ
れ方向は駆動用の液晶層とは逆方向である。さらに駆動
用および光学補償用の液晶層の互いに隣接する液晶分子
の配向方向が直交するように各層を積層させる。
表示装置の構成断面図である。液晶層１は電極２が内面
に形成された二枚の基板３の間、かつ基板周辺に印刷塗
布形成したシール樹脂４の内側に封入されている。液晶
層は電極上に印刷形成された配向膜５を配向処理を施す
ことにより所定の方向に配向させられており、同時に添
加した旋光性物質によってねじれ構造を有している。さ
らに一方の基板の外側に偏光板６、偏光板６と液晶層１
の間に光学補償用の液晶層７、一方の外側に反射板８を
貼付けている。光学補償用の液晶層としては、駆動用の
液晶層と同様に二枚の基板の間、かつ基板周辺に形成し
たシール樹脂の内側に封入した構成の液晶パネルであっ
てもよいし、液晶性高分子材料からなるフィルムであっ
ても同様の効果を与える。但し、液晶ねじれ構造のねじ
れ方向は駆動用の液晶層とは逆方向である。さらに駆動
用および光学補償用の液晶層の互いに隣接する液晶分子
の配向方向が直交するように各層を積層させる。
【００１２】液晶層の複屈折量Δｎ・ｄの異なるパネル
を作成し、その反射表示特性を測定した。駆動用および
光学補償用の液晶層の複屈折量はほぼ同じ値の設定し
た。また、各々のパネルについて偏光板の角度を変化さ
せながら測定を行い、コントラストのもっとも高い構成
を選定した。
を作成し、その反射表示特性を測定した。駆動用および
光学補償用の液晶層の複屈折量はほぼ同じ値の設定し
た。また、各々のパネルについて偏光板の角度を変化さ
せながら測定を行い、コントラストのもっとも高い構成
を選定した。
【００１３】図２にその反射表示特性図を示す。横軸は
複屈折量Δｎ・ｄであり、縦軸はコントラストである。
結果として、液晶層の復屈折量が約７００ｎｍ以上の設
定に対して実用上良好なコントラストを実現できた。
複屈折量Δｎ・ｄであり、縦軸はコントラストである。
結果として、液晶層の復屈折量が約７００ｎｍ以上の設
定に対して実用上良好なコントラストを実現できた。
【００１４】以上の通り、駆動用の液晶層１と光学補償
用の逆方向のねじれ構造を有する液晶層７とを積層さ
せ、それらの外側の一方に偏光板６を配置し、他方に反
射板８を配置させ、さらに前記二つの液晶層１，７の層
厚ｄ、復屈折値Δｎの積Δｎ・ｄを７００ナノメートル
以上とすることで良好なコントラストを実現できた。
用の逆方向のねじれ構造を有する液晶層７とを積層さ
せ、それらの外側の一方に偏光板６を配置し、他方に反
射板８を配置させ、さらに前記二つの液晶層１，７の層
厚ｄ、復屈折値Δｎの積Δｎ・ｄを７００ナノメートル
以上とすることで良好なコントラストを実現できた。
【００１５】また、明状態の明るさについては従来の偏
光板を２枚使用する構成と比較して約２０％の上昇をみ
た。本発明の前記実施例においては、反射板は基板の外
側に貼付けたが基板の内面に形成する電極と兼ねること
も可能である。つまり、駆動用の液晶パネルの、偏光板
の貼付けていない側の基板上に金属、好ましくはアルミ
ニウムを蒸着し、フォトリソグラフィー工程を経て電極
パターン形成をした。このアルミニウム電極は反射板と
しての機能を発揮する。
光板を２枚使用する構成と比較して約２０％の上昇をみ
た。本発明の前記実施例においては、反射板は基板の外
側に貼付けたが基板の内面に形成する電極と兼ねること
も可能である。つまり、駆動用の液晶パネルの、偏光板
の貼付けていない側の基板上に金属、好ましくはアルミ
ニウムを蒸着し、フォトリソグラフィー工程を経て電極
パターン形成をした。このアルミニウム電極は反射板と
しての機能を発揮する。
【００１６】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、偏光板を
従来の２枚使用から１枚使用とすることで反射型液晶表
示装置の光利用効率を高めることができ、オフ電圧印加
状態の明度を向上させることが可能となる。
従来の２枚使用から１枚使用とすることで反射型液晶表
示装置の光利用効率を高めることができ、オフ電圧印加
状態の明度を向上させることが可能となる。
【００１７】なお、以上の説明では主として単純マトリ
クス駆動の液晶パネルを例にとって説明したが、各画素
に薄膜トランジスターなどの能動素子を形成したアクテ
ィブマトリクス駆動の液晶パネルにも容易に適用できる
ことは明らかである。
クス駆動の液晶パネルを例にとって説明したが、各画素
に薄膜トランジスターなどの能動素子を形成したアクテ
ィブマトリクス駆動の液晶パネルにも容易に適用できる
ことは明らかである。
【図１】本発明の一実施例における反射型液晶表示装置
の断面図である。
の断面図である。
【図２】本発明の一実施例における反射型液晶表示装置
の反射表示特性を説明する図である。
の反射表示特性を説明する図である。
【図３】従来の反射型液晶表示装置の断面図である。
１ 液晶層 ２ 電極 ３ 基板 ４ シール樹脂 ５ 配向膜 ６ 偏光板 ７ 光学補償用液晶層 ８ 反射板 ３１ 液晶層 ３２ 透明電極 ３３ 基板 ３４ シール樹脂 ３５ 配向膜 ３６ 偏光板 ３７ 位相差板 ３８ 反射板
Claims (3)
- 【請求項１】 配向膜層を表面に形成した電極付き基板
を相対向させ、周辺部をシール樹脂で接着して内部にね
じれ構造を有する液晶層を介在させ、前記液晶層の外側
の一方に偏光板を備え、他方に反射板を配置させた反射
型液晶表示装置であって、前記液晶層と偏光板の間に逆
向きのねじれ構造を有する光学補償用の液晶層を備え、
かつ前記二つの液晶層の層厚ｄ、復屈折値Δｎの積Δｎ
・ｄが７００ナノメートル以上であることを特徴とする
反射型液晶表示装置。 - 【請求項２】 光学補償用液晶層が液晶性高分子材料か
ら成るフィルム状のものである請求項１に記載の反射型
液晶表示装置。 - 【請求項３】 二つの液晶層の層厚ｄ、復屈折値Δｎの
積Δｎ・ｄが９５０ナノメートル以下である請求項１に
記載の反射型液晶表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6208596A JP3007536B2 (ja) | 1994-09-01 | 1994-09-01 | 反射型液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6208596A JP3007536B2 (ja) | 1994-09-01 | 1994-09-01 | 反射型液晶表示装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0876111A true JPH0876111A (ja) | 1996-03-22 |
| JP3007536B2 JP3007536B2 (ja) | 2000-02-07 |
Family
ID=16558828
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6208596A Expired - Lifetime JP3007536B2 (ja) | 1994-09-01 | 1994-09-01 | 反射型液晶表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3007536B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000075718A1 (fr) * | 1999-06-07 | 2000-12-14 | Citizen Watch Co., Ltd. | Afficheur à cristaux liquides |
| US6490076B2 (en) * | 2001-01-11 | 2002-12-03 | Hrl Laboratories, Llc | Optical phased array for depolarized optical beam control |
-
1994
- 1994-09-01 JP JP6208596A patent/JP3007536B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000075718A1 (fr) * | 1999-06-07 | 2000-12-14 | Citizen Watch Co., Ltd. | Afficheur à cristaux liquides |
| EP1111437A1 (en) * | 1999-06-07 | 2001-06-27 | Citizen Watch Co., Ltd. | Liquid crystal display |
| EP1111437A4 (en) * | 1999-06-07 | 2001-09-26 | Citizen Watch Co Ltd | LIQUID CRYSTAL DISPLAY |
| US6693692B1 (en) | 1999-06-07 | 2004-02-17 | Citizen Watch Co., Ltd. | Liquid crystal display |
| US6490076B2 (en) * | 2001-01-11 | 2002-12-03 | Hrl Laboratories, Llc | Optical phased array for depolarized optical beam control |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3007536B2 (ja) | 2000-02-07 |
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Legal Events
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