JPH0875849A - 複合追尾装置 - Google Patents

複合追尾装置

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JPH0875849A
JPH0875849A JP20862494A JP20862494A JPH0875849A JP H0875849 A JPH0875849 A JP H0875849A JP 20862494 A JP20862494 A JP 20862494A JP 20862494 A JP20862494 A JP 20862494A JP H0875849 A JPH0875849 A JP H0875849A
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JP20862494A
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English (en)
Inventor
Mitsuhiro Suda
光洋 須田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複合追尾装置において、一方の追尾部から出
力される目標情報を他方の追尾部の背景雑音・妨害抑制
に利用しての追尾部の探知・追尾性能を向上させること
を目的としている。 【構成】 Cの光波・アクティブ電波複合追尾装置は、
アクティブ電波信号処理部から出力される第2のフラグ
が“1”の時、アクティブ電波追尾部から赤外画像追尾
部に目標相対距離情報と目標相対速度情報を転送し、相
対距離をリファレンスとして、8のゲートのゲート幅を
第1の受信信号内の予想される目標の大きさに可変す
る。さらに、28の目標推定部に目標相対速度信号を入
力し、目標機の種類を判別し、目標機の種類により複数
のしきい値データテーブルから1つのデータテーブルを
選択し、相対距離をリファレンスとして、10のスレッ
ショルドのしきい値を光学センサ視野内画像信号内で目
標の輝度が最大となるように設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、目標追尾に用いる複
合追尾装置において、複合された複数の追尾部で各々の
追尾部の情報を他方の追尾部に転送し、背景雑音の抑制
と妨害対処に利用し、各々の追尾部の捜索・追尾性能の
向上を図った複合追尾装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】まず、従来の複合追尾装置について、簡
単に説明する。図12において、1は目標、2は目標か
らの誘導媒体(放射赤外線・放射電波・反射波等のうち
の一つ)をセンサで受信し、目標を検知して、目標の第
1の角度誤差信号とロックオン時に“1”となり、ロッ
クオンしていない時は“0”となる、第1のフラグを出
力する第1の追尾部、3は2の第1の追尾部で使用した
誘導媒体以外の誘導媒体をセンサで受信し、目標を検知
して、目標の第2の角度誤差信号とロックオン時に
“1”となり、ロックオンしていない時は“0”とな
る、第2のフラグを出力する第2の追尾部、4は第1の
追尾部から出力される第1のフラグが“1”の時、第1
の角度誤差信号を第1の追尾部の捜索・追尾方向制御信
号として出力し、第1のフラグが“0”、第2のフラグ
が“1”の時、第2の角度誤差信号を第1の追尾部の捜
索・追尾方向制御信号として出力し、第1のフラグと第
2のフラグが共に“0”の時、第1の追尾部の捜索・追
尾方向制御信号を出力しない第1の角度誤差信号切り替
え器、5は第2のフラグが“1”の時、第2の角度誤差
信号を第2の追尾部の捜索・追尾方向制御信号として出
力し、第2のフラグが“0”で第1のフラグが“1”の
時、第1の角度誤差信号を第2の追尾部の捜索・追尾方
向制御信号として出力し、第1のフラグと第2のフラグ
が共に“0”の時、第2の追尾部の捜索・追尾方向制御
信号を出力しない第2の角度誤差信号切り替えである。
【0003】次に、従来の光波・アクティブ電波複合追
尾装置について簡単に説明する。図13において、1は
目標、6は目標からの放射赤外線を受信する光学セン
サ、7は光学センサで受信した赤外線を検知し赤外線の
強度に比例した第1の受信信号を出力する検知器、8は
検知器から出力された第1の受信信号の有効範囲を抽出
するゲート、9はゲートで抽出された第1の受信信号よ
り光学センサ視野内画像信号を作成する画像抽出部、1
0は画像抽出部で作成された光学センサ視野内画像信号
の輝度の有効部分を決定するスレッショルド、11はス
レッショルド以内の光学センサ視野内画像信号の二値化
を行い、二値化画像信号を出力する二値化処理部、12
は二値化処理部で抽出された二値化画像信号より目標を
選出し、目標がある場合には“1”、ない場合には
“0”となる第1のフラグと第1の角度誤差信号を出力
する光波信号処理部、13は目標へ送信するための電波
を作り出す送信源部、14は目標に電波を送信及び目標
からの反射波を受信するアンテナ、15はアンテナの送
信/受信を切り替える送受信切り替え器、16はアンテ
ナで受信した信号を検知し、第2の受信信号を出力する
受信機、17はこの受信機から出力された第2の受信信
号より目標信号を抽出し、目標信号より目標がある場合
には“1”、ない場合には“0”となる第2のフラグと
第2の角度誤差信号を出力するアクティブ電波信号処理
部、4は光波信号処理部から出力される第1のフラグが
“1”の時、光波信号処理部から出力される第1の角度
誤差信号をサーボ制御信号として出力し、光波信号処理
部から出力される第1のフラグが“0”でアクティブ電
波信号処理部から出力される第2のフラグが“1”の
時、アクティブ電波信号処理部から出力される第2の角
度誤差信号をサーボ制御信号として出力し、第1のフラ
グと第2のフラグが共に“0”の時、サーボ制御信号を
出力しない第1の角度誤差信号切り替え器、5はアクテ
ィブ電波信号処理部から出力される第2のフラグが
“1”の時、アクティブ電波信号処理部から出力される
第2の角度誤差信号を送信波制御信号として出力し、ア
クティブ電波信号処理部から出力される第2のフラグが
“0”で光波信号処理部から出力される第1のフラグが
“1”の時、光波信号処理部から出力される第1の角度
誤差信号を送信波制御信号として出力し、第2のフラグ
と第1のフラグが共に“0”の時、送信波制御信号を出
力しない第2の角度誤差信号切り替え器、18は第1の
角度誤差信号切り替え器から出力されるサーボ制御信号
により光学センサを目標方向に指向するサーボ装置、1
9は第2の角度誤差信号切り替え器から出力される送信
波制御信号により送受信アンテナから送信される電波を
目標方向に指向する送信波制御器、Aは赤外画像追尾
部、Bはアクティブ電波追尾部、Cは光波・アクティブ
電波複合追尾装置である。
【0004】次に、光波・パッシブ電波複合追尾装置に
ついて簡単に説明する。図14において、1は目標、6
は目標からの放射赤外線を受信する光学センサ、7は光
学センサで受信した赤外線を検知し赤外線の強度に比例
した第1の受信信号を出力する検知器、8は検知器から
出力された第1の受信信号の有効範囲を抽出するゲー
ト、9はゲートで抽出された第1の受信信号より光学セ
ンサ視野内画像信号を作成する画像抽出部、10は画像
抽出部で作成された光学センサ視野内画像信号の輝度の
有効部分を決定するスレッショルド、11はスレッショ
ルド以内の光学センサ視野内画像信号の二値化を行い、
二値化画像信号を出力する二値化処理部、12は二値化
処理部で抽出された二値化画像信号より目標を選出し、
目標がある場合には“1”、ない場合には“0”となる
第1のフラグと第1の角度誤差信号を出力する光波信号
処理部、14は目標の放射電波を受信するアンテナ、1
6は受信アンテナで受信した信号を検知し、第2の受信
信号を出力する受信機、20はこの受信機から出力され
た第2の受信信号より目標信号を抽出し、目標信号より
目標がある場合には“1”、ない場合には“0”となる
第2のフラグとパッシブ電波角度誤差信号を出力するパ
ッシブ電波信号処理部、21は光波信号処理部から出力
される第1のフラグが“1”の時、光波信号処理部から
出力される第1の角度誤差信号をサーボ制御信号として
出力し、光波信号処理部から出力される第1のフラグが
“0”でパッシブ電波信号処理部から出力される第2の
フラグが“1”の時、パッシブ電波信号処理部から出力
される第2の角度誤差信号をサーボ制御信号として出力
し、第1のフラグと第2のフラグが共に“0”の時、サ
ーボ制御信号を出力しない角度誤差信号切り替え器、1
8は角度誤差信号切り替え器から出力されるサーボ制御
信号により光学センサを目標方向に指向するサーボ装
置、Aは赤外画像追尾部、Dはパッシブ電波追尾部、C
は光波・パッシブ電波複合追尾装置である。
【0005】次に、アクティブ電波・パッシブ電波複合
追尾装置について簡単に説明する。図15において、1
3は目標へ送信するための電波を作り出す送信源部、2
2は目標に電波を送信及び目標からの反射波を受信する
第1のアンテナ、15は送受信アンテナの送信/受信を
切り替える送受信切り替え器、23はアンテナで受信し
た信号を検知し、第1の受信信号を出力する第1の受信
機、17はこの第1の受信機から出力された第1の受信
信号より第1の目標信号を抽出し、目標信号より目標が
ある場合には“1”、ない場合には“0”となる第1の
フラグと第1の角度誤差信号を出力するアクティブ電波
信号処理部、24は目標の放射電波を受信する第2のア
ンテナ、25は受信アンテナで受信した信号を検知し、
第2の受信信号を出力する第2の受信機、20はこの第
2の受信機から出力された第2の受信信号より第2の目
標信号を抽出し、第2の目標信号より目標がある場合に
は“1”、ない場合には“0”となる第2のフラグと第
2の角度誤差信号を出力するパッシブ電波信号処理部、
21はアクティブ電波信号処理部から出力される第1の
フラグが“1”の時、アクティブ電波信号処理部から出
力される第1の角度誤差信号を送信波制御信号として出
力し、アクティブ電波信号処理部から出力される第1の
フラグが“0”でパッシブ電波信号処理部から出力され
る第2のフラグが“1”の時、パッシブ電波信号処理部
から出力される第2の角度誤差信号を送信波制御信号と
して出力し、第1のフラグと第2のフラグが共に“0”
の時、送信波制御信号を出力しない角度誤差信号切り替
え器、19は角度誤差信号切り替え器から出力される送
信波制御信号により第1のアンテナから送信される電波
を目標方向に指向する送信波制御器、Bはアクティブ電
波追尾部、Dはパッシブ電波追尾部、Fはアクティブ電
波・パッシブ電波複合追尾装置である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の複合追尾装置
は、以上のように構成され、各々の追尾部に対する妨害
に対して各々の追尾部が、各々の誘導媒体からの情報に
よって妨害対処を行っていた。また、背景雑音に対して
も、各々の追尾部に対する背景雑音に対して各々の追尾
部が、各々の誘導媒体からの情報によって抑制を行って
いた。このような複合追尾装置では、十分な妨害対処・
背景抑制が行われなかった。そのため、目標以外の信号
を目標として誤認識してしまう可能性があった。
【0007】この発明の実施例1では、光波・アクティ
ブ電波複合追尾装置において、アクティブ電波信号処理
部より出力される目標相対距離情報を赤外画像追尾部の
ゲートとゲート幅決定のリファレンスとして利用し、目
標相対距離により赤外画像追尾部のゲートの幅を可変す
ることにより第1の受信信号内の目標近傍の部分のみを
効果的に切り出し、背景雑音を軽減することを目的とす
る。
【0008】この発明の実施例2では、光波・アクティ
ブ電波複合追尾装置において、アクティブ電波信号処理
部より出力される目標相対距離情報を赤外画像追尾部の
ゲートのゲート幅決定のリファレンスとして利用し、目
標相対距離により最適な赤外画像追尾部のゲートのゲー
ト幅を決定し、ゲートの幅を可変することにより第1の
受信信号内の目標近傍の部分のみを効果的に切り出し、
さらにアクティブ電波信号処理部より出力される目標相
対距離情報を赤外画像追尾部のスレッショルドのしきい
値決定のリファレンスとして利用し、目標相対距離より
スレッショルドのしきい値を設定し、赤外画像追尾部の
スレッショルドのしきい値を可変することにより光学セ
ンサ視野内画像信号内で所定の判定値より大きな輝度を
持つ領域を効果的に除外し、背景雑音をより軽減するこ
とと、光学的妨害対処を目的とする。
【0009】この発明の実施例3では、光波・アクティ
ブ電波複合追尾装置において、アクティブ電波信号処理
部より出力される目標相対距離情報を赤外画像追尾部の
ゲートとゲート幅決定のリファレンスとして利用し、目
標相対距離により最適な赤外画像追尾部のゲートのゲー
ト幅を決定し、ゲートの幅を可変することにより第1の
受信信号内の目標近傍の部分のみを効果的に切り出し、
さらにアクティブ電波信号処理部より出力される目標相
対距離情報と目標相対速度情報を赤外画像追尾部のスレ
ッショルドのしきい値決定のリファレンスとして利用
し、目標相対速度により目標機種を識別し、目標機種に
適したしきい値のデータテーブルを選択し、目標相対距
離によりスレッショルドのしきい値を設定し、赤外画像
追尾部のスレッショルドのしきい値を可変することによ
り光学センサ視野内画像信号内で所定の判定値より大き
な輝度を持つ領域をより効果的に除外し、背景雑音をよ
り軽減することと、光学的妨害の対処を目的とする。
【0010】この発明の実施例4では、光波・パッシブ
電波複合追尾装置において、パッシブ電波信号処理部よ
り出力される受信波S/N情報を赤外画像追尾部のゲー
トのゲート幅決定のリファレンスとして利用し、受信波
S/Nにより最適な赤外画像追尾部のゲートのゲート幅
を決定し、ゲートの幅を可変することにより第1の受信
信号内の目標近傍の部分のみを効果的に切り出し、背景
雑音をより軽減することを目的とする。
【0011】この発明の実施例5では、光波・パッシブ
電波複合追尾装置において、パッシブ電波信号処理部よ
り出力される受信波S/N情報を赤外画像追尾部のゲー
トのゲート幅決定のリファレンスとして利用し、受信波
S/Nにより最適な赤外画像追尾部のゲートのゲート幅
を決定し、ゲートの幅を可変することのより第1の受信
信号内の目標近傍の部分のみを効果的に切り出し、さら
にパッシブ電波信号処理部より出力される目標の送信周
波数情報とパルス繰り返し周波数情報とパルス幅情報を
赤外画像追尾部のスレッショルドのしきい値決定のリフ
ァレンスとして利用し、目標の送信周波数とパルス繰り
返し周波数とパルス幅によりスレッショルドのしきい値
を設定し、スレッショルドのしきい値を可変することに
より光学センサ視野内画像信号内で所定の判定値より大
きな輝度を持つ領域を効果的に除外し、背景雑音をより
軽減することと、光学的妨害の対処を目的とする。
【0012】この発明の実施例6では、アクティブ電波
・パッシブ電波複合追尾装置において、パッシブ電波信
号処理部より出力される受信波S/N情報をアクティブ
電波追尾部のゲートのゲート幅決定のリファレンスとし
て利用し、受信波S/Nにより最適なアクティブ電波追
尾部のゲートのゲート幅を決定し、ゲートの幅を可変す
ることにより第1の受信信号内の目標近傍の部分のみを
効果的に切り出し、背景雑音をより軽減することを目的
とする。
【0013】この発明の実施例7では、アクティブ電波
・パッシブ電波複合追尾装置において、パッシブ電波信
号処理部より出力される受信波S/N情報をアクティブ
電波追尾部のゲートのゲート幅決定のリファレンスとし
て利用し、受信波S/Nにより最適なアクティブ電波追
尾部のゲートのゲート幅を決定し、ゲートの幅を可変す
ることにより第1の受信信号内の目標近傍の部分のみを
効果的に切り出し、さらにアクティブ電波追尾部のスレ
ッショルドでパッシブ電波信号処理部より出力される目
標の有効反射断面積情報により妨害の判定を行い、背景
雑音をより軽減することと、電波妨害の対処を目的とす
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明の実施例1に係
わる光波・アクティブ電波複合追尾装置は、アクティブ
電波信号処理部から目標相対距離情報を赤外画像追尾部
へ出力する機能と、目標相対距離に対する目標の光学セ
ンサ画像上の大きさの変化を基に作成した、目標相対距
離に対するゲート幅のデータテーブルを持ち、目標相対
距離信号とゲート幅のデータテーブルより最適なゲート
幅を出力するゲート幅出力部を付加し、赤外画像追尾部
に目標相対距離情報を与え、ゲート幅出力部より出力さ
れるゲート幅により画像中心付近に目標の大きさに応じ
た幅を持つゲートを形成するゲートを具備したものであ
る。
【0015】この発明の実施例2に係わる光波・アクテ
ィブ電波複合追尾装置は、実施例1に加え、目標相対距
離に対する光学的妨害とジェット機の光学センサ画像上
の輝度の変化を基に、目標相対距離により目標の輝度の
上限を決めて作成した目標相対距離に対するしきい値の
データテーブルを持ち、目標相対距離信号とデータテー
ブルより最適なしきい値を出力するしきい値出力部を付
加し、しきい値出力部から出力されるしきい値により光
学センサ画像視野内信号内で目標の輝度が最大となるし
きい値を持つスレッショルドを具備したものである。
【0016】この発明の実施例3に係わる光波・アクテ
ィブ電波複合追尾装置は、実施例2に加え、アクティブ
電波信号処理部から目標相対速度情報を赤外画像追尾部
へ転送する機能と、目標相対速度により目標機の種類を
判別し、目標機種類信号を出力する目標推定部と、目標
相対距離に対する光学的妨害とジェット機とプロペラ機
の光学センサ画像上の輝度の変化を基に、目標相対距離
により、目標がジェット機の場合の輝度の上限を決めて
作成した目標相対距離に対するしきい値のデータテーブ
ルと、目標相対距離により、目標がプロペラ機の場合の
輝度の上限を決めて作成した目標相対距離に対するしき
い値のデータテーブルを持ち、目標機種類信号を参照
し、複数のしきい値のデータテーブルより目標機の種類
に適したしきい値のデータテーブルを選択し、目標相対
距離信号としきい値のデータテーブルより最適なしきい
値を出力するしきい値出力部を付加し、しきい値出力部
から出力されるしきい値により光学センサ画像視野内信
号内で目標の輝度が最大となるしきい値を持つスレッシ
ョルドを具備したものである。
【0017】この発明の実施例4に係わる光波・パッシ
ブ電波複合追尾装置は、パッシブ電波信号処理部から受
信波S/N情報を赤外画像追尾部へ出力する機能と、受
信波S/N信号に対するパッシブ電波追尾部の測角精度
の変化を基に作成した、受信波S/Nに対する測角精度
のデータテーブルを持ち、受信波S/N信号と測角精度
のデータテーブルより、最適なゲート幅を出力するゲー
ト幅出力部を付加し、赤外画像追尾部に受信波S/N情
報を与え、ゲート幅出力部から出力されるゲート幅より
画像中心付近に目標が存在すると予測される角度範囲に
応じた幅を持つゲートを形成するゲートを具備したもの
である。
【0018】この発明の実施例5に係わる光波・パッシ
ブ電波複合追尾装置は、実施例4に加え、パッシブ電波
信号処理部から目標の送信周波数情報とパルス繰り返し
周波数情報とパルス幅情報を赤外画像追尾部へ転送する
機能と、目標の送信周波数とパルス繰り返し周波数とパ
ルス幅により、目標機の種類を判別し、目標機種類信号
を出力する目標推定部と、複数のしきい値から目標機種
類信号により目標機の種類に適したしきい値を選択し、
指摘なしきい値を出力するしきい値出力部を付加し、し
きい値出力部から出力されるしきい値により光学センサ
画像視野内信号内で目標の輝度が最大となるしきい値を
持つスレッショルドを具備したものである。
【0019】この発明の実施例6に係わるアクティブ電
波・パッシブ電波複合追尾装置は、パッシブ電波信号処
理部から受信波S/N情報をアクティブ電波追尾部へ出
力する機能と、受信波S/N信号に対するパッシブ電波
追尾部の測角精度の変化を基に作成した、受信波S/N
に対する測角精度のデータテーブルを持ち、受信波S/
N信号と測角精度のデータテーブルより、最適なゲート
幅を出力するゲート幅出力部を付加し、ゲート幅出力部
から出力されるゲート幅よりアクティブ電波部に受信波
S/N情報を与え、追尾中心付近に目標が存在すると予
測される角度範囲に応じた幅を持つゲートを形成するゲ
ートを具備したものである。
【0020】この発明の実施例7に係わるアクティブ電
波・パッシブ電波複合追尾装置は、実施例6に加え、パ
ッシブ電波信号処理部から目標有効反射断面積情報をア
クティブ電波追尾部へ転送する機能と、目標有効反射断
面積により、目標機と妨害を判別し、第1の受信信号内
で所定の判定値より大きな有効反射断面積を持つ領域を
除去するスレッショルドを具備したものである。
【0021】
【作用】この発明の実施例1では、目標相対距離情報を
赤外画像追尾部のゲートのゲート幅決定のリファレンス
として利用するもので、目標相対距離情報を赤外画像追
尾部へ出力し目標相対距離に対する目標の光学センサ画
像上の大きさの変化を基に作成した、目標相対距離に対
するゲート幅のデータを持つデータテーブルを持ち、目
標相対距離信号とデータテーブルより、最適なゲート幅
を出力するゲート幅出力部により画像中心付近に目標の
大きさに応じたゲート幅を持つゲートを形成し、第1の
受信信号内の目標近傍の部分を効果的に切り出し、第1
の受信信号内の背景部分を効果的に除外することにより
背景雑音が軽減され、赤外画像追尾部が有効に目標を捜
索し、より正確に追尾できることができる。
【0022】この発明の実施例2では、実施例1に加え
て、目標相対距離情報を赤外画像追尾部のスレッショル
ドのしきい値決定のリファレンスとして利用するもの
で、目標相対距離に対する光学的妨害とジェット機の光
学センサ画像上の輝度の変化を基に、目標相対距離によ
って目標の輝度の上限を決めて作成した目標相対距離に
対するしきい値のデータを持つ第2のデータテーブルを
持ち、目標相対距離信号と第2のデータテーブルより、
最適なしきい値を出力するしきい値出力部により、光学
センサ視野内画像信号内で目標の輝度が最大となりしき
い値を持つスレッショルドを設定し、光波センサ視野内
画像信号内で所定の判定値より大きな輝度を持つ領域を
効果的に除去し、背景雑音をより軽減し、また、目標以
上の輝度を持つ光学的妨害の影響を取り除くことで、赤
外画像追尾部が有効に目標を捜索し、より正確に追尾で
きることができる。
【0023】この発明の実施例3では、実施例2に加え
て、目標相対距離情報に加え目標相対速度情報を赤外画
像追尾部のしきい値のデータテーブル選択のリファレン
スとして利用するもので、アクティブ電波追尾部から目
標相対距離情報に加え目標相対速度情報を赤外画像追尾
部へ出力し、目標相対速度により目標機の種類を判別
し、目標機種類信号を出力する目標推定部と、目標相対
距離に対する光学的妨害とジェット機とプロペラ機の光
学センサ画像上の輝度の変化を基に、目標がジェット機
の場合の目標相対距離に対する輝度の上限を決めて作成
した、目標相対距離に対するしきい値のデータを持つ第
2のデータテーブルと、目標がプロペラ機の場合の目標
相対距離に対する輝度の上限を決めて作成した、目標相
対距離に対するしきい値のデータを持つ第3のデータテ
ーブルを持ち、目標機種類信号を参照し、複数のしきい
値のデータテーブルより目標機の種類に適したしきい値
のデータテーブルを選択し、目標相対距離信号とデータ
テーブルより、指摘なしきい値を出力するしきい値出力
部により、光学センサ視野内画像信号内で目標の輝度が
最大となるしきい値を持つスレッショルドを設定し、光
波センサ視野内画像信号内で所定の判定値より大きな輝
度を持つ領域をより効果的に除去し、背景雑音をより軽
減し、また、目標以上の輝度を持つ光学的妨害の影響を
取り除くことで、ジェット機においても、ジェット機よ
りも輝度の小さいプロペラ機においても、赤外画像追尾
部が有効に目標を捜索し、より正確に追尾することがで
きる。
【0024】この発明の実施例4に係わる光波・パッシ
ブ電波複合追尾装置は、受信波S/N情報を赤外画像追
尾部のゲートのゲート幅決定のリファレンスとして利用
するもので、パッシブ電波信号処理部から受信波S/N
情報を赤外画像追尾部へ出力する機能と、受信波S/N
信号に対するパッシブ電波追尾部の測角精度の変化を基
に作成した、受信波S/Nに対する測角精度のデータを
持つデータテーブルを持ち、受信波S/N信号とデータ
テーブルより、最適なゲート幅を出力するゲート幅出力
部を付加し、赤外画像追尾部に受信波S/N情報を与
え、画像中心付近に目標が存在すると予測される角度範
囲に応じた幅を持つゲートを形成し、第1の受信信号内
の目標近傍の部分を効果的に切り出し、第1の受信信号
内の背景部分を効果的に除外することにより背景雑音が
軽減され、赤外画像追尾部が有効に目標を捜索し、より
正確に追尾できることができる。
【0025】この発明の実施例5に係わる光波・パッシ
ブ電波複合追尾装置は、実施例4に加え、目標の送信周
波数情報とパルス繰り返し周波数情報とパルス幅情報を
赤外画像追尾部のスレッショルドのしきい値選択のリフ
ァレンスとして利用するもので、パッシブ電波信号処理
部から目標の送信周波数情報とパルス繰り返し周波数情
報とパルス幅情報を赤外画像追尾部へ転送する機能と、
目標の送信周波数とパルス繰り返し周波数とパルス幅に
より、目標機の種類を判別し、目標機種類信号を出力す
る目標推定部と、複数のしきい値から目標機種類信号に
より目標機の種類に適したしきい値を選択し、最適なし
きい値を出力するしきい値出力部を付加し、光学センサ
画像視野内信号内で目標の輝度が最大となるしきい値を
持つスレッショルドを設定し光波センサ視野内画像信号
内で所定の判定値より大きな輝度を持つ領域をより効果
的に除去し、背景雑音をより軽減し、また、目標以上の
輝度を持つ光学的妨害の影響を取り除くことで、赤外画
像追尾部が有効に目標を捜索し、より正確に追尾するこ
とができる。
【0026】この発明の実施例6に係わるアクティブ電
波・パッシブ電波複合追尾装置は、受信波S/N情報を
アクティブ電波追尾部のゲートのゲート幅決定のリファ
レンスとして利用するもので、パッシブ電波信号処理部
から受信波S/N情報をアクティブ電波追尾部へ出力す
る機能と、受信波S/N信号に対するパッシブ電波追尾
部の測角精度の変化を基に作成した、受信波S/Nに対
する測角精度のデータを持つデータテーブルを持ち、受
信波S/N信号とデータテーブルより、最適なゲート幅
を出力するゲート幅出力部を付加し、アクティブ電波追
尾部に受信波S/N情報を与え、追尾中心付近に目標が
存在すると予測される角度範囲に応じた幅を持つゲート
を形成し、第1の受信信号内の目標近傍の部分を効果的
に切り出し、第1の受信信号内の背景部分を効果的に除
外することにより背景雑音が軽減され、アクティブ電波
追尾部が有効に目標を捜索し、より正確に追尾できるこ
とができる。
【0027】この発明の実施例7に係わるアクティブ電
波・パッシブ電波複合追尾装置は、実施例6に加え、目
標有効反射断面積情報を妨害判定のリファレンスとして
利用するもので、パッシブ電波信号処理部から目標有効
反射断面積情報をアクティブ電波追尾部へ転送する機能
と、目標有効反射断面積により、目標機と妨害を判別す
るスレッショルドを付加し、第1の受信信号内で所定の
判定値より大きな有効反射断面積を持つ領域を効果的に
除去し、背景雑音を軽減し、また、目標以上の有効反射
断面積を持つ電波妨害の影響を取り除くことで、アクテ
ィブ電波追尾部が有効に目標を捜索し、より正確に追尾
することができる。
【0028】
【実施例】
実施例1.図1はこの発明の実施例1を示す構成図であ
り、1、4〜7、9〜16、18〜19は図13と同じ
であり8、17、26が図13に対して新たに付加した
ものである。17は図13の17のアクティブ電波信号
処理部に第2のフラグが“1”の時、目標相対距離情報
を赤外画像追尾部へ出力する機能を追加したアクティブ
電波信号処理部であり、26は目標相対距離に対する目
標の光学センサ画像上野大きさの変化を基に作成した、
目標相対距離に対するゲート幅のデータを持つデータテ
ーブルを持ち、第2のフラグが“1”の時、目標相対距
離信号とデータテーブルより最適なゲート幅を出力する
ゲート幅出力部であり、8は図13の8のゲートに26
のゲート幅出力部から出力されるゲート幅にゲート幅を
可変する機能を付加したゲートであり、以上が光波・ア
クティブ電波複合追尾装置である。上記のように構成さ
れた光波・アクティブ電波複合追尾装置は、第2のロッ
クオンフラグが“1”の時、アクティブ電波追尾部から
赤外画像追尾部に目標相対距離情報を転送し、あらかじ
め図8に示す目標相対距離に対するゲート幅のデータを
持つデータテーブルを持たせた26のゲート幅出力部に
目標相対距離信号を入力し、その目標相対距離信号とデ
ータテーブルより最適なゲート幅を8のゲートに出力
し、8のゲートのゲート幅を第1の受信信号内の予測さ
れる目標の大きさに可変することにより、第1の受信信
号内の目標以外の部分(背景雑音)を効果的に取り除く
ことができ、ゲート通過後の信号処理において、目標以
外の信号が減ることにより、目標以外の信号を目標と誤
認識することが軽減できる。これにより、第1のフラグ
が“0”で第2のフラグが“1”で、第2の角度誤差信
号によってサーボ装置を駆動して光学センサを目標方向
に指向させた場合においても、第1のフラグが“1”で
第2のフラグが“1”の場合においても、第1の受信信
号内の目標以外の部分(背景雑音)を効果的に取り除く
ことができ、ゲート通過後の信号処理において、目標以
外の信号が経ることにより、目標以外の信号を目標と誤
認識し追尾が移行することが軽減でき、赤外画像追尾部
の捜索・追尾性能を向上させることができる。
【0029】実施例2.図2はこの発明の実施例2を示
す構成図であり、1、4〜7、9、11〜16、18〜
19は図13と同じであり8、10、17、26、2
7、が図13に対して新たに付加したものである。17
は図13の17のアクティブ電波信号処理部に第2のフ
ラグが“1”の時、目標相対距離情報を赤外画像追尾部
へ出力する機能を追加した電波信号処理部であり、26
は目標相対距離に対する目標の光学センサ画像上の大き
さの変化を基に作成した、目標相対距離に対するゲート
幅のデータを持つ第1のデータテーブルを持ち、第2の
フラグが“1”の時、目標相対距離信号とゲート幅の第
1のデータテーブルより最適なゲート幅を出力するゲー
ト幅出力部であり、8は図13の8のゲートに26のゲ
ート幅出力部から出力されるゲート幅にゲート幅を可変
する機能を付加したゲートであり、27は目標相対距離
に対する光学的妨害とジェット機の光学センサ画像上の
輝度の変化を基に、目標相対距離に対する目標の輝度の
上限を決めて作成した、しきい値のデータを持つ第2の
データテーブルを持ち、目標相対距離信号と第2のデー
タテーブルより、最適なしきい値を出力するしきい値出
力部であり、10は図13の10のスレッショルドに2
7のしきい値出力部から出力されるしきい値にしきい値
を可変する機能を付加したスレッショルドであり、以上
が光波・アクティブ電波複合追尾装置である。上記のよ
うに構成された光波・アクティブ電波複合追尾装置は、
第2のフラグが“1”の時、アクティブ電波追尾部から
赤外画像追尾部に目標相対距離情報を転送し、あらかじ
め図8に示す目標相対距離に対するゲート幅のデータを
持つ第1のデータテーブルを持たせた26のゲート幅出
力部に目標相対距離信号を入力し、その目標相対距離信
号と第1のデータテーブルより最適なゲート幅を8のゲ
ートに出力し、8のゲートのゲート幅を第1の受信信号
内の予想される目標の大きさに可変することにより、第
1の受信信号内の目標以外の部分(背景雑音)を効果的
に取り除くことができ、ゲート通過後の信号処理におい
て、目標以外の信号が減る。さらに、あらかじめ図9に
示す目標相対距離に対するジェット機のしきい値のデー
タを持つ第2のデータテーブルを持たせた27のしきい
値出力部に目標相対距離信号を入力し、その目標相対距
離情報と第2のデータテーブルより最適なしきい値を1
0のスレッショルドに出力し、10のスレッショルドの
しきい値を光学センサ視野内画像信号内で目標の輝度が
最大となるように設定することにより、光学センサ視野
内画像信号内で目標以上の輝度を持つ信号を効果的に取
り除き、スレッショルド通過後の信号処理において、目
標以外の信号がさらに減ることにより、目標以外の信号
を目標と誤認識することが軽減できる。これにより、第
1のフラグが“0”で第2のフラグが“1”で、第2の
角度誤差信号によってサーボ装置を駆動して光学センサ
を目標方向に指向させた場合においても、第1のフラグ
が“1”で第2のフラグが“1”の場合においても、第
1の受信信号及び光学センサ視野内画像信号内の目標以
外の部分(背景雑音)を効果的に取り除くことができ、
ゲート通過後及びスレッショルド通過後の信号処理にお
いて、目標以外の信号が減ることにより、目標以外の信
号を目標と誤認識し追尾が移行することが軽減でき、赤
外画像追尾部の捜索追尾性能を向上させることができ
る。
【0030】実施例3.図3はこの発明の実施例3を示
す構成図であり、1、4〜7、9、11〜16、18〜
19は図13と同じであり8、10、17、26、2
7、28が図13に対して新たに付加したものである。
17は図13の17のアクティブ電波信号処理部に第2
のフラグが“1”の時、目標相対距離情報と目標相対速
度情報を赤外画像追尾部へ出力する機能を追加したアク
ティブ電波信号処理器であり、26は目標相対距離に対
する目標の光学センサ画像上の大きさの変化を基に作成
した、目標相対距離に対するゲート幅のデータを持つ第
1のデータテーブルを持ち、第2のフラグが“1”の
時、目標相対距離信号と第1のデータテーブルより最適
なゲート幅を出力するゲート幅出力部であり、8は図1
3の8のゲートに26のゲート幅出力部から出力される
ゲート幅にゲート幅を可変する機能を付加したゲートで
あり、28は、目標相対速度信号より目標機の種類を判
別し、目標機種類信号を出力する目標推定部であり、2
7は目標相対距離に対する光学的妨害とジェット機とプ
ロペラ機の光学センサ画像上の輝度の変化を基に、目標
がジェット機の場合の相対距離に対する輝度の上限を決
めて作成した目標相対距離に対するジェット機のしきい
値のデータを持つ第2のデータテーブルと、目標がプロ
ペラ機の場合の目標相対距離に対する輝度の上限を決め
て作成した目標相対距離に対するプロペラ機のしきい値
のデータを持つ第3のデータテーブルを持ち、目標機種
類信号を参照し、複数のしきい値のデータテーブルより
目標機の種類に適したしきい値のデータテーブルを選択
し、目標相対距離信号としきい値のデータテーブルより
最適なしきい値を出力するしきい値出力部であり、10
は図13の10のスレッショルドに27のしきい値出力
部から出力されるしきい値にしきい値を可変する機能付
加したスレッショルドであり、以上が光波・アクティブ
電波複合追尾装置である。上記のように構成された光波
・アクティブ電波複合追尾装置は、第2のフラグが
“1”の時、アクティブ電波追尾部から赤外画像追尾部
に目標相対距離情報と目標相対速度情報を転送し、あら
かじめ図8に示す目標相対距離に対するゲート幅のデー
タを持つ第1のデータテーブルを持たせた26のゲート
幅出力部に目標相対距離信号を入力し、その目標相対距
離信号に応じたゲート幅を8のゲートに出力し、8のゲ
ートのゲート幅を第1の受信信号内の予想される目標の
大きさに可変することにより、第1の受信信号内の目標
以外の部分(背景雑音)を効果的に取り除くことがで
き、ゲート通過後の信号処理において、目標以外の信号
が減る。さらに、28の目標推定部で、目標の相対速度
信号により目標機の種類を判別して、目標機種類信号を
出力し、あらかじめ図9に示す、目標相対距離に対する
ジェット機のしきい値のデータを持つ第2のデータテー
ブルと図10に示すプロペラ機のしきい値のデータを持
つ第3のデータテーブルを持たせた27のしきい値出力
部に目標相対距離信号を入力し、複数のしきい値のデー
タテーブルより目標機の種きに適したしきい値のデータ
テーブルを選択し、目標相対距離信号に応じたしきい値
を10のスレッショルドに出力し、10のスレッショル
ドのしきい値を光学センサ視野内画像信号内で目標の輝
度が最大となるように設定することにより、光学センサ
視野内画像信号内で目標以上の輝度を持つ信号を効果的
に取り除き、スレッショルド通過後の信号処理におい
て、目標以外の信号がさらに減ることにより、目標以外
の信号を目標と誤認識することが軽減できる。これによ
り、第1のフラグが“0”で第2のフラグが“1”で、
第2の角度誤差信号によってサーボ装置を駆動して光学
センサを目標方向に指向させた場合においても、第1の
フラグが“1”で第2のフラグが“1”の場合において
も、第1の受信信号及び光学センサ視野内画像信号内の
目標以外の部分(背景雑音)を効果的に取り除くことが
でき、ゲート通過後及びスレッショルド通過後の信号処
理において、目標以外の信号が減ることにより、目標以
外の信号を目標と誤認識し追尾が移行することが軽減で
き、赤外画像追尾部の捜索追尾性能を向上させることが
できる。
【0031】実施例4.図4はこの発明の実施例4を示
す構成図であり、1、6〜7、9〜12、14、16、
21は図14と同じであり8、20、26が図14に対
して新たに付加したものである。20は図14の20の
パッシブ電波信号処理部に第2のフラグが“1”の時、
受信波S/N情報を赤外画像追尾部へ出力する機能を追
加したパッシブ電波信号処理部であり、26は受信波S
/Nに対するパッシブ電波追尾部の測角精度の変化を基
に作成した、受信波S/Nに対する測角精度のデータを
持つデータテーブルを持ち、第2のフラグが“1”の
時、受信波S/Nとデータテーブルより最適なゲート幅
を出力するゲート幅出力部であり、8は図14の8のゲ
ートに26のゲート幅出力部から出力されるゲート幅に
ゲート幅を可変する機能を付加したゲートであり、以上
が光波・パッシブ電波複合追尾装置である。上記のよう
に構成された光波・パッシブ電波複合追尾装置は、第2
のフラグが“1”の時、パッシブ電波追尾部から赤外画
像追尾部に受信波S/N情報を転送し、あらかじめ図1
1に示す受信波S/Nに対する測角精度データテーブル
を持たせた26のゲート幅出力部に受信波S/N情報を
入力し、その受信波S/N信号と測角精度のデータテー
ブルより最適なゲート幅を8のゲートに出力し8のゲー
トとゲート幅を第1の受信信号内の予測される目標の大
きさに可変することにより、第1の受信信号内の目標以
外の部分(背景雑音)を効果的に取り除くことができ、
ゲート通過後の信号処理において、目標以外の信号が減
ることにより、目標以外の信号を目標と誤認識すること
が軽減できる。これにより、第1のフラグが“0”で第
2のフラグが“1”で、第2の角度誤差信号によってサ
ーボ装置を駆動して光学センサを目標方向に指向させた
場合においても、第1のフラグが“1”で第2のフラグ
が“1”の場合においても、第1の受信信号内の目標以
外の部分(背景雑音)を効果的に取り除くことができ、
ゲート通過後の信号処理において、目標以外の信号が減
ることにより、目標以外の信号を目標と誤認識し追尾が
移行することが軽減でき、赤外画像追尾部の捜索・追尾
性能を向上させることができる。
【0032】実施例5.図5はこの発明の実施例5を示
す構成図であり、1、6〜7、9、11〜12、14、
21は図14と同じであり8、10、20、26、2
7、28が図14に対して新たに付加したものである。
20は図14の20のパッシブ電波信号処理部に第2の
フラグが“1”の時、受信波S/N情報と目標の送信周
波数情報とパルス繰り返し周波数情報とパルス幅情報を
赤外画像追尾部へ出力する機能を追加したパッシブ電波
信号処理器であり、26は受信波S/Nに対するパッシ
ブ電波追尾部の測角精度の変化を基に作成した、受信波
S/Nに対する測角精度のデータを持つデータテーブル
を持ち、第2のフラグが“1”の時、受信波S/Nとデ
ータテーブルより最適なゲート幅を出力するゲート幅出
力部であり、8は図14の8のゲートに26のゲート幅
出力部から出力されるゲート幅にゲート幅を可変する機
能を持ったゲートであり、28は目標の送信周波数信号
とパルス繰り返し周波数信号とパルス幅信号により目標
機の種類を判別して、目標機種類信号を出力する目標推
定部であり、27は目標機の種類によって複数のしきい
値を持ち、目標機種類信号より、複数のしきい値から目
標機の種類に適したしきい値を出力するしきい値出力部
であり、10は図13の10のスレッショルドに27の
しきい値出力部から出力されるしきい値にしきい値を可
変するスレッショルドであり、以上がアクティブ電波、
パッシブ電波複合追尾装置である。上記のように構成さ
れた光波・パッシブ電波複合追尾装置は、第2のフラグ
が“1”の時、パッシブ電波追尾部から赤外画像追尾部
に受信波S/N情報と目標の送信周波数情報とパルス繰
り返し周波数情報とパルス幅情報を転送し、あらかじめ
図11に示す受信波S/Nに対する測角精度のデータを
持つデータテーブルを持たせた26のゲート幅出力部に
受信波S/N信号を入力し、その受信波S/N信号とデ
ータテーブルより最適なゲート幅を8のゲートに出力
し、8のゲートのゲート幅を第1の受信信号内の予測さ
れる目標の大きさに可変することにより、第1の受信信
号内の目標以外の部分(背景雑音)を効果的に取り除く
ことができ、ゲート通過後の信号処理において、目標以
外の信号が減る。さらに、28の目標推定部で、目標の
送信周波数信号とパルス繰り返し周波数信号とパルス幅
信号により目標機の種類を判別して、目標機種類信号を
出力し、あらかじめ目標機の種類によって複数のしきい
値を持たせた、27のしきい値出力部に目標の送信周波
数信号とパルス繰り返し周波数信号とパルス幅信号を入
力し、複数のしきい値より目標機の種類に適したしきい
値を選択し、10のスレッショルドに出力し、10のス
レッショルドのしきい値を光学センサ視野内画像信号内
で目標の輝度が最大となるように設定することにより、
光学センサ視野内画像信号内で目標以上の輝度を持つ信
号を効果的に取り除き、スレッショルド通過後の信号処
理において、目標以外の信号がさらに減ることにより、
目標以外の信号を目標と誤認識することが軽減できる。
これにより、第1のフラグが“0”で第2のフラグが
“1”で、第2の角度誤差信号によってサーボ装置を駆
動して光学センサを目標方向に指向させた場合において
も、第1のフラグが“1”で第2のフラグが“1”の場
合においても、第1の受信信号及び光学センサ視野内画
像信号内の目標以外の部分(背景雑音)を効果的に取り
除くことができ、ゲート通過後及びスレッショルド通過
後の信号処理において、目標以外の信号が減ることによ
り、目標以外の信号を目標と誤認識し追尾が移行するこ
とが軽減でき、赤外画像追尾部の捜索追尾性能を向上さ
せることができる。
【0033】実施例6.図6はこの発明の実施例6を示
す構成図であり、1、13、15、19、21、22〜
25は図15と同じであり8、20、26が図15に対
して新たに付加したものである。20は図15の20の
パッシブ電波信号処理部に第2のフラグが“1”の時、
受信波S/N情報をアクティブ電波追尾部へ出力する機
能を追加したパッシブ電波信号処理部であり、26は受
信波S/Nに対するパッシブ電波追尾部の測角精度の変
化を基に作成した、受信波S/Nに対する測角精度のデ
ータを持つデータテーブルを持ち、第2のフラグが
“1”の時、受信波S/Nとデータテーブルより最適な
ゲート幅を出力するゲート幅出力部であり、8は26の
ゲート幅出力部から出力されるゲート幅にゲート幅を可
変するゲートであり、以上がアクティブ・パッシブ電波
複合追尾装置である。上記のように構成されたアクティ
ブ・パッシブ電波複合追尾装置は、第2のフラグが
“1”の時、パッシブ電波追尾部からアクティブ追尾部
に受信波S/N情報と目標の送信周波数情報とパルス繰
り返し周波数情報とパルス幅情報を転送し、あらかじめ
図11に示す受信波S/Nに対する測角精度のデータを
持つデータテーブルを持たせた26のゲート幅出力部に
受信波S/N情報を入力し、その受信波S/N信号とデ
ータテーブルより最適なゲート幅を8のゲートに出力
し、8のゲートのゲート幅を第1の受信信号内の目標が
存在すると予測される角度範囲に応じた幅を特に可変す
ることにより、第1の受信信号内の目標以外の部分(背
景雑音)を効果的に取り除くことができ、ゲート通過後
の信号処理において、目標以外の信号が減り、目標以外
の信号を目標と誤認識することが軽減できる。これによ
り、第1のフラグが“0”で第2のフラグが“1”で、
第2の角度誤差信号によって送信波制御装置を駆動して
送信波を目標方向に指向させた場合においても、第1の
フラグが“1”で第2のフラグが“1”の場合にいおて
も第1の受信信号内の目標以外の部分(背景雑音)を効
果的に取り除くことができ、目標以外の信号が減ること
により、目標以外の信号を目標と誤認識し追尾が移行す
ることが軽減でき、アクティブ電波追尾部の捜索追尾性
能を向上させることができる。
【0034】実施例7.図7はこの発明の実施例7を示
す構成図であり、1、13、15、17、19、21〜
24、は図15と同じであり、8、10、20、26、
27、28、が図15に対して新たに付加したものであ
る。20は図15の20のパッシブ電波信号処理部に第
2のフラグが“1”の時、受信波S/N情報をアクティ
ブ電波追尾部へ出力する機能を追加したパッシブ電波信
号処理部であり、26は受信波S/Nに対するパッシブ
電波追尾部の測角精度の変化を基に作成した、受信波S
/Nに対する測角精度のデータを持つデータテーブルを
持ち、第2のフラグが“1”の時、受信波S/Nとデー
タテーブルより最適なゲート幅を出力するゲート幅出力
部であり、8は26のゲート幅出力部から出力されるゲ
ート幅にゲート幅を可変する機能を持ったゲートであ
り、10は電波妨害と目標の有効反射断面積より決定し
たしきい値を持ち、パッシブ電波追尾部から出力される
目標有効反射断面積信号より目標と妨害の判別を行うス
レッショルドであり、以上がアクティブ電波、パッシブ
電波複合追尾装置である。上記のように構成されたアク
ティブ電波・パッシブ電波複合追尾装置は、第2のフラ
グが“1”の時、パッシブ電波追尾部からアクティブ電
波追尾部に受信波S/N情報と目標の有効反射断面積を
転送し、あらかじめ図11に示す受信波S/Nに対する
測角精度のデータを持つデータテーブルを持たせた26
のゲート幅出力部に受信波S/N情報を入力し、その受
信波S/N信号とデータテーブルより最適なゲート幅を
8のゲートに出力し、8のゲートのゲート幅を第1の受
信信号内の目標が存在すると予測される角度範囲に応じ
た幅に可変することにより、第1の受信信号内の目標以
外の部分(背景雑音)を効果的に取り除くことができ、
ゲート通過後の信号処理において、目標以外の信号が減
り、目標以外の信号を目標と誤認識することが軽減でき
る。さらに、あらかじめ電波妨害と目標の有効反射断面
積より決定したしきい値を持つ10のスレッショルドで
目標有効反射断面積により、目標機と妨害を判別し、第
1の受信信号内で所定の判定値より大きな有効反射断面
積を持つ領域を効果的に除去し、スレッショルド通過後
の信号処理において、目標以外の信号がさらに減ること
により、目標以外の信号を目標と誤認識することが軽減
できる。これにより、第1のフラグが“0”で第2のフ
ラグが“1”で、第2の角度誤差信号によって送信波装
置を駆動して送信波を目標方向に指向させた場合におい
ても、第1のフラグが“1”で第2のフラグが“1”の
場合においても、第1の受信信号内の目標以外の部分
(背景雑音)を効果的に取り除くことができ、ゲート通
過後及びスレッショルド通過後の信号処理において、目
標以外の信号が減ることにより、目標以外の信号を目標
と誤認識し追尾が移行することが軽減でき、アクティブ
電波追尾部の捜索追尾性能を向上させることができる。
【0035】
【発明の効果】この発明の実施例1では以上説明した通
りの構成により、目標相対距離信号と目標相対距離に対
するゲート幅のデータを持つデータテーブルより、目標
の大きさに応じた赤外画像追尾部のゲートのゲート幅を
決定し、第1の受信信号内の目標近傍の部分を効果的に
切り出し、第1の受信信号内の背景部分を効果的に除外
することにより背景雑音が軽減され、目標以外の信号を
目標と誤認識することを低減することにより、正確に目
標を探知・追尾する効果がある。
【0036】この発明の実施例2では以上説明した通り
の構成により、目標相対距離信号と目標相対距離に対す
るゲート幅のデータを持つ第1のデータテーブルより、
目標の大きさに応じた赤外画像追尾部のゲートのゲート
幅を決定し、第1の受信信号内の目標近傍の部分を効果
的に切り出し、第1の受信信号内の背景部分を効果的に
除外することにより背景雑音が軽減され、さらにしきい
値目標相対距離信号と目標相対距離に対するジェット機
のしきい値のデータを持つ第2のデータテーブルより、
目標輝度が最大となるように赤外画像追尾部のスレッシ
ョルドのしきい値を決定し、捜索・追尾時に光学センサ
視野内画像信号内で所定の判定値より大きな輝度を持つ
領域を効果的に除外し目標以外の信号を目標と誤認識す
ることを軽減することにより、さらに正確に目標を探知
・追尾する効果がある。
【0037】この発明の実施例3では以上説明した通り
の構成により、目標相対距離信号と目標相対距離に対す
るゲート幅のデータを持つ第1のデータテーブルより、
目標の大きさに応じた赤外画像追尾部のゲートのゲート
幅を決定し、光波センサ画像信号内の目標近傍の部分を
効果的に切り出し、第1の受信信号内の背景部分を効果
的に除外することにより背景雑音が軽減され、さらに目
標推定部で目標相対速度信号より目標機の種類を判別
し、目標機種類信号を出力し、目標相対距離に対する光
学的妨害とジェット機とプロペラ機の光学センサ画像上
の輝度の変化を基に、目標がジェット機の場合の相対距
離に対する輝度の上限を決めて作成した目標相対距離に
対するジェット機のしきい値のデータを持つ第2のデー
タテーブルと、目標がプロペラ機の場合の目標相対距離
に対する輝度の上限を決めて作成した目標相対距離に対
するプロペラ機のしきい値のデータを持つ第3のデータ
テーブルから、目標機種類信号を参照し、複数のしきい
値のデータテーブルより目標機の種類に適したしきい値
のデータテーブルを選択し、目標相対距離信号としきい
値のデータテーブルより光学センサ視野内画像信号内で
目標の輝度が最大となるように赤外画像追尾部のスレッ
ショルドのしきい値を決定し、捜索・追尾時に光学セン
サ視野内画像信号内で所定の判定値より大きな輝度を持
つ領域を効果的に除外し目標以外の信号を目標と誤認識
することを軽減することにより、さらに正確に目標を探
知・追尾する効果がある。
【0038】この発明の実施例4では以上説明した通り
の構成により、受信波S/N信号と受信波S/Nに対す
る測角精度のデータを持つデータテーブルより、目標が
存在すると予測される角度範囲に応じた赤外画像追尾部
のゲートのゲート幅を決定し、光波センサ画像信号内の
目標近傍の部分を効果的に切り出し、第1の受信信号内
の背景部分を効果的に除外することにより背景雑音が軽
減され、目標以外の信号を目標と誤認識することを低減
することにより、正確に目標を探知・追尾する効果があ
る。
【0039】この発明の実施例5では以上説明した通り
の構成により、受信波S/N信号と受信波S/Nに対す
る測角精度データを持つデータテーブルより、目標が存
在すると予測される角度範囲に応じた赤外画像追尾部の
ゲートの幅を決定し、光波センサ画像信号内の目標近傍
の部分を効果的に切り出し、第1の受信信号内の背景部
分を効果的に除外することにより背景雑音が軽減され、
さらに目標の送信周波数信号とパルス繰り返し周波数信
号とパルス幅信号より、目標機種を判別し、第1の受信
信号内で目標の輝度が最大となるように赤外画像追尾部
のスレッショルドのしきい値を決定し、捜索・追尾時に
光学センサ視野内画像信号内で所定の判定値より大きな
輝度を持つ領域を効果的に除外し目標以外の信号を目標
と誤認識することを軽減することにより、さらに正確に
目標を探知・追尾する効果がある。
【0040】この発明の実施例6では以上説明した通り
の構成により、受信波S/N信号と受信波S/Nに対す
る測角精度のデータを持つデータテーブルより、目標が
存在すると予測される角度範囲に応じたアクティブ電波
追尾部のゲートのゲート幅を決定し、第1の受信信号内
の目標近傍の部分を効果的に切り出し、第1の受信信号
内の背景部分を効果的に除外することにより背景雑音が
軽減され、目標以外の信号を目標と誤認識することを低
減することにより、正確に目標を探知・追尾する効果が
ある。
【0041】この発明の実施例7では以上説明した通り
の構成により、受信波S/N信号と受信波S/Nに対す
る測角精度のデータを持つデータテーブルより、目標が
存在すると予測される角度範囲に応じたアクティブ電波
追尾部のゲートのゲート幅を決定し、第1の受信信号内
の目標近傍の部分を効果的に切り出し、第1の受信信号
内の背景部分を効果的に除外することにより背景雑音が
軽減され、さらに目標有効反射断面積によりアクティブ
電波追尾部のスレッショルドで目標機と妨害を判別し、
第1の受信信号内で所定の判定値より大きな有効反射断
面積を持つ領域を効果的に除去し、目標以外の信号を目
標と誤認識することを軽減することにより、さらに正確
に目標を探知・追尾する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1を示す構成ブロック図で
ある。
【図2】 この発明の実施例2を示す構成ブロック図で
ある。
【図3】 この発明の実施例3を示す構成ブロック図で
ある。
【図4】 この発明の実施例4を示す構成ブロック図で
ある。
【図5】 この発明の実施例5を示す構成ブロック図で
ある。
【図6】 この発明の実施例6を示す構成ブロック図で
ある。
【図7】 この発明の実施例7を示す構成ブロック図で
ある。
【図8】 実施例1、2、3の動作を説明するための図
である。
【図9】 実施例2、3の動作を説明する図である。
【図10】 実施例3の動作を説明する図である。
【図11】 実施例4、5、6、7の動作を説明する図
である。
【図12】 従来の複合追尾装置を示す構成ブロック図
である。
【図13】 従来の光波・アクティブ電波複合追尾装置
を示す構成ブロック図である。
【図14】 従来の光波・パッシブ電波複合追尾装置を
示す構成ブロック図である。
【図15】 従来のアクティブ電波・パッシブ電波複合
追尾装置を示す構成ブロック図である。
【符号の説明】
1 目標、2 第1の追尾部、3 第2の追尾部、4
第1の角度誤差信号切り替え器、5 第2の角度誤差信
号切り替え器、6 光学センサ、7 検知器、8 ゲー
ト、9 画像抽出部、10 スレッショルド、11 二
値化処理部、12 光波信号処理部、13 送信源部、
14 アンテナ、15 送受信切り替え器、16 受信
機、17 アクティブ電波信号処理部、18 サーボ装
置、19送信波制御器、20 パッシブ電波信号処理
部、21 角度誤差切り替え器、22 第1のアンテ
ナ、23 第1の受信機、24 第2のアンテナ、25
第2の受信機、26 ゲート幅出力部、27 しきい
値出力部、28 目標推定部、A 赤外画像追尾部、B
アクティブ電波追尾部、C 光波・アクティブ電波複
合追尾装置、D パッシブ電波追尾部、E 光波・パッ
シブ電波複合追尾装置、F アクティブ電波・パッシブ
電波複合追尾装置。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 目標からの放射赤外線を受信する光学セ
    ンサと、この光学センサで受信した赤外線を検知し赤外
    線の強度に比例した第1の受信信号を出力する検知器
    と、第1の受信信号の有効範囲を抽出するゲートと、ゲ
    ートで抽出された第1の受信信号より光学センサ視野内
    画像信号を作成する画像抽出部と、この画像抽出部で作
    成された光学センサ視野内画像信号の輝度の有効部分を
    決定するスレッショルドと、スレッショルドにより光学
    センサ視野内画像信号の有効部分の二値化を行い、二値
    化画像信号を出力する二値化処理部と、二値化処理部で
    抽出された二値化画像信号より目標を選出し、目標があ
    る場合には“1”、ない場合には“0”となる第1のフ
    ラグと第1の角度誤差信号を出力する光波信号処理部
    と、光学センサを目標方向へ指向させるサーボ装置を備
    えた赤外画像追尾部と、目標へ送信するための電波を作
    り出す送信源部と、目標に電波を送信及び目標からの反
    射波を受信するアンテナと、電波の送受信を切り替える
    送受信切り替え器と、アンテナで受信した電波を検知
    し、第2の受信信号を出力する受信機と、この受信機か
    ら出力された第2の受信信号より目標信号を抽出し、目
    標信号より目標がある場合には“1”、ない場合には
    “0”となる第2のフラグと第2の角度誤差信号を出力
    するアクティブ電波信号処理部とアンテナから送信され
    る電波を目標方向へ指向させる送信波制御器を備えたア
    クティブ電波追尾部と、赤外画像追尾部から出力される
    第1の角度誤差信号と第1のフラグを第1の角度誤差信
    号切り替え器と第2の角度誤差信号切り替え器へ出力す
    る機能と、アクティブ電波追尾部から出力される第2の
    角度誤差信号と第2のフラグを第1の角度誤差信号切り
    替え器と第2の角度誤差信号切り替え器へ出力する機能
    と、第1のフラグが“1”の時、第1の角度誤差信号を
    サーボ制御信号として出力し、第1のフラグが“0”で
    第2のフラグが“1”の時、第2の角度誤差信号をサー
    ボ制御信号として出力し、第1のフラグと第2のフラグ
    が共に“0”の時、サーボ制御信号を出力しない第1の
    角度誤差信号切り替え器と、第2のフラグが“1”の
    時、第2の角度誤差信号を送信波制御信号として出力
    し、第1のフラグが“1”で第2のフラグが“0”の
    時、第1の角度誤差信号を送信波制御信号として出力
    し、第1のフラグと第2のフラグが共に“0”の時、送
    信波制御信号を出力しない第2の角度誤差信号切り替え
    器と、サーボ制御信号によりサーボ装置を駆動させる機
    能と、送信波制御信号により送信波制御器を駆動させる
    機能を備えた複合追尾装置において、第2のフラグが
    “1”の時、アクティブ電波信号処理部より目標相対距
    離情報を赤外画像追尾部へ出力する機能と、目標相対距
    離に対する目標の光学センサ画像上の大きさの変化を基
    に作成した、目標相対距離に対するゲート幅のデータを
    持つテーブルを持ち、目標相対距離信号とテーブルよ
    り、最適なゲート幅を出力するゲート幅出力部と、ゲー
    ト幅出力部より出力されるゲート幅にゲートのゲート幅
    を可変する機能を備えたことを特徴とする複合追尾装
    置。
  2. 【請求項2】 目標からの放射赤外線を受信する光学セ
    ンサと、この光学センサで受信した赤外線を検知し赤外
    線の強度に比例した第1の受信信号を出力する検知器
    と、第1の受信信号の有効範囲を抽出するゲートと、ゲ
    ートで抽出された第1の受信信号より光学センサ視野内
    画像信号を作成する画像抽出部と、この画像抽出部で作
    成された光学センサ視野内画像信号の輝度の有効部分を
    決定するスレッショルドと、スレッショルドにより光学
    センサ視野内画像信号の有効部分の二値化を行い、二値
    化画像信号を出力する二値化処理部と、二値化処理部で
    抽出された二値化画像信号より目標を選出し、目標があ
    る場合には“1”、ない場合には“0”となる第1のフ
    ラグと第1の角度誤差信号を出力する光波信号処理部
    と、光学センサを目標方向へ指向させるサーボ装置を備
    えた赤外画像追尾部と、目標へ送信するための電波を作
    り出す送信源部と、目標に電波を送信及び目標からの反
    射波を受信するアンテナと、電波の送受信を切り替える
    送受信切り替え器と、アンテナで受信した電波を検知
    し、第2の受信信号を出力する受信機と、この受信機か
    ら出力された第2の受信信号より目標信号を抽出し、目
    標信号より目標がある場合には“1”、ない場合には
    “0”となる第2のフラグと第2の角度誤差信号を出力
    するアクティブ電波信号処理部とアンテナから送信され
    る電波を目標方向へ指向させる送信波制御器を備えたア
    クティブ電波追尾部と、赤外画像追尾部から出力される
    第1の角度誤差信号と第1のフラグを第1の角度誤差信
    号切り替え器と第2の角度誤差信号切り替え器へ出力す
    る機能と、アクティブ電波追尾部から出力される第2の
    角度誤差信号と第2のフラグを第1の角度誤差信号切り
    替え器と第2の角度誤差信号切り替え器へ出力する機能
    と、第1のフラグが“1”の時、第1の角度誤差信号を
    サーボ制御信号として出力し、第1のフラグが“0”で
    第2のフラグが“1”の時、第2の角度誤差信号をサー
    ボ制御信号として出力し、第1のフラグと第2のフラグ
    が共に“0”の時、サーボ制御信号を出力しない第1の
    角度誤差信号切り替え器と、第2のフラグが“1”の
    時、第2の角度誤差信号を送信波制御信号として出力
    し、第1のフラグが“1”で第2のフラグが“0”の
    時、第1の角度誤差信号を送信波制御信号として出力
    し、第1のフラグと第2のフラグが共に“0”の時、送
    信波制御信号を出力しない第2の角度誤差信号切り替え
    器と、サーボ制御信号によりサーボ装置を駆動させる機
    能と、送信波制御信号により送信波制御器を駆動させる
    機能を備えた複合追尾装置において、第2のフラグが
    “1”の時、アクティブ電波信号処理部より目標相対距
    離情報を赤外画像追尾部へ出力する機能と、目標相対距
    離に対する目標の光学センサ画像上の大きさの変化を基
    に作成した、目標相対距離に対するゲート幅のデータを
    持つ第1のデータテーブルを持ち、目標相対距離信号と
    第1のデータテーブルより、最適なゲート幅を出力する
    ゲート幅出力部と、目標相対距離に対する光学的妨害と
    ジェット機の光学センサ画像上の輝度の変化を基に、目
    標相対距離に対する目標の輝度の上限を決めて作成し
    た、しきい値のデータを持つ第2のデータテーブルを持
    ち、目標相対距離信号と第2のデータテーブルより、最
    適なしきい値を出力するしきい値出力部と、ゲート幅出
    力部より出力されるゲート幅にゲートのゲート幅を可変
    する機能と、しきい値出力部より出力されるしきい値に
    スレッショルドのしきい値を可変する機能を備えたこと
    を特徴とする複合追尾装置。
  3. 【請求項3】 目標からの放射赤外線を受信する光学セ
    ンサと、この光学センサで受信した赤外線を検知し赤外
    線の強度に比例した第1の受信信号を出力する検知器
    と、第1の受信信号の有効範囲を抽出するゲートと、ゲ
    ートで抽出された第1の受信信号より光学センサ視野内
    画像信号を作成する画像抽出部と、この画像抽出部で作
    成された光学センサ視野内画像信号の輝度の有効部分を
    決定するスレッショルドと、スレッショルドにより光学
    センサ視野内画像信号の有効部分の二値化を行い、二値
    化画像信号を出力する二値化処理部と、二値化処理部で
    抽出された二値化画像信号より目標を選出し、目標があ
    る場合には“1”、ない場合には“0”となる第1のフ
    ラグと第1の角度誤差信号を出力する光波信号処理部
    と、光学センサを目標方向へ指向させるサーボ装置を備
    えた赤外画像追尾部と、目標へ送信するための電波を作
    り出す送信源部と、目標に電波を送信及び目標からの反
    射波を受信するアンテナと、電波の送受信を切り替える
    送受信切り替え器と、アンテナで受信した電波を検知
    し、第2の受信信号を出力する受信機と、この受信機か
    ら出力された第2の受信信号より目標信号を抽出し、目
    標信号より目標がある場合には“1”、ない場合には
    “0”となる第2のフラグと第2の角度誤差信号を出力
    するアクティブ電波信号処理部とアンテナから送信され
    る電波を目標方向へ指向させる送信波制御器を備えたア
    クティブ電波追尾部と、赤外画像追尾部から出力される
    第1の角度誤差信号と第1のフラグを第1の角度誤差信
    号切り替え器と第2の角度誤差信号切り替え器へ出力す
    る機能と、アクティブ電波追尾部から出力される第2の
    角度誤差信号と第2のフラグを第1の角度誤差信号切り
    替え器と第2の角度誤差信号切り替え器へ出力する機能
    と、第1のフラグが“1”の時、第1の角度誤差信号を
    サーボ制御信号として出力し、第1のフラグが“0”で
    第2のフラグが“1”の時、第2の角度誤差信号をサー
    ボ制御信号として出力し、第1のフラグと第2のフラグ
    が共に“0”の時、サーボ制御信号を出力しない第1の
    角度誤差信号切り替え器と、第2のフラグが“1”の
    時、第2の角度誤差信号を送信波制御信号として出力
    し、第1のフラグが“1”で第2のフラグが“0”の
    時、第1の角度誤差信号を送信波制御信号として出力
    し、第1のフラグと第2のフラグが共に“0”の時、送
    信波制御信号を出力しない第2の角度誤差信号切り替え
    器と、サーボ制御信号によりサーボ装置を駆動させる機
    能と、送信波制御信号により送信波制御器を駆動させる
    機能を備えた複合追尾装置において、第2のフラグが
    “1”の時、アクティブ電波信号処理部より目標相対距
    離情報と目標相対速度情報を赤外画像追尾部へ出力する
    機能と、目標相対距離に対する目標の光学センサ画像上
    の大きさの変化を基に作成した、目標相対距離に対する
    ゲート幅のデータを持つ第1のデータテーブルを持ち、
    目標相対距離信号と第1のデータテーブルより、最適な
    ゲート幅を出力するゲート幅出力部と、目標相対速度よ
    りジェット機とプロペラ機の目標機の種類判別機能を持
    ち、目標機種類信号を出力する目標推定部と、目標相対
    距離に対する光学的妨害とジェット機とプロペラ機の光
    学センサ画像上の輝度の変化を基に、目標をジェット機
    の場合の目標相対距離に対する輝度の上限を決めて作成
    した、目標相対距離に対するしきい値のデータを持つ第
    2のデータテーブルと、目標がプロペラ機の場合の目標
    相対距離に対する輝度の上限を決めて作成した、目標相
    対距離に対するしきい値のデータを持つ第3のデータテ
    ーブルを持ち、複数のしきい値のデータテーブルから目
    標機種類信号により目標機の種類に適したデータテーブ
    ルを選択し、目標相対距離信号とデータテーブルより、
    最適なしきい値を出力するしきい値出力部と、ゲート幅
    出力部より出力されるゲート幅にゲートのゲート幅を可
    変する機能としきい値出力部より出力されるしきい値に
    スレッショルドのしきい値を可変する機能を備えたこと
    を特徴とする複合追尾装置。
  4. 【請求項4】 目標からの放射赤外線を受信する光学セ
    ンサと、この光学センサで受信した赤外線を検知し赤外
    線の強度に比例した第1の受信信号を出力する検知器
    と、第1の受信信号の有効範囲を抽出するゲートと、ゲ
    ートで抽出された第1の受信信号より光学センサ視野内
    画像信号を作成する画像抽出部と、この画像抽出部で作
    成された光学センサ視野内画像信号の輝度の有効部分を
    決定するスレッショルドと、スレッショルドにより光学
    センサ視野内画像信号の有効部分の二値化を行い、二値
    化画像信号を出力する二値化処理部と、二値化処理部で
    抽出された二値化画像信号より目標を選出し、目標があ
    る場合には“1”、ない場合には“0”となる第1のフ
    ラグと第1の角度誤差信号を出力する光波信号処理部
    と、光学センサを目標方向へ指向させるサーボ装置を備
    えた赤外画像追尾部と、目標からの放射電波を受信する
    アンテナと、アンテナで受信した電波を検知し、第2の
    受信信号を出力する受信機と、この受信機から出力され
    た第2の受信信号より目標信号を抽出し、目標信号より
    目標がある場合には“1”、ない場合には“0”となる
    第2のフラグと第2の角度誤差信号を出力するパッシブ
    電波信号処理部を備えたパッシブ電波追尾部と、赤外画
    像追尾部から出力される第1の角度誤差信号と第1のフ
    ラグを角度誤差信号切り替え器へ出力する機能と、パッ
    シブ電波追尾部から出力される第2の角度誤差信号と第
    2フラグを角度誤差信号切り替え器へ出力する機能と、
    第1のフラグが“1”の時、第1の角度誤差信号をサー
    ボ制御信号として出力し、第1のフラグが“0”で第2
    のフラグが“1”の時、第2の角度誤差信号をサーボ制
    御信号として出力し、第1のフラグと第2のフラグが共
    に“0”の時、サーボ制御信号を出力しない角度誤差信
    号切り替え器と、サーボ制御信号によりサーボ装置を駆
    動させる機能を備えた複合追尾装置において、第2のフ
    ラグが“1”の時パッシブ電波信号処理部より、受信機
    S/N情報を赤外画像追尾部へ出力する機能と、受信波
    S/N信号に対するパッシブ電波追尾部の測角精度の変
    化を基に作成した、受信波S/Nに対する測角精度のデ
    ータを持つデータテーブルを持ち、受信波S/N信号と
    データテーブルより、最適なゲート幅を出力するゲート
    幅出力部と、ゲート幅出力部により出力されるゲート幅
    にゲートのゲート幅を可変する機能を備えたことを特徴
    とする複合追尾装置。
  5. 【請求項5】 目標からの放射赤外線を受信する光学セ
    ンサと、この光学センサで受信した赤外線を検知し赤外
    線の強度に比例した第1の受信信号を出力する検知器
    と、第1の受信信号の有効範囲を抽出するゲートと、ゲ
    ートで抽出された第1の受信信号より光学センサ視野内
    画像信号を作成する画像抽出部と、この画像抽出部で作
    成された光学センサ視野内画像信号の輝度の有効部分を
    決定するスレッショルドと、スレッショルドにより光学
    センサ視野内画像信号の有効部分の二値化を行い、二値
    化画像信号を出力する二値化処理部と、二値化処理部で
    抽出された二値化画像信号より目標を選出し、目標があ
    る場合には“1”、ない場合には“0”となる第1のフ
    ラグと第1の角度誤差信号を出力する光波信号処理部
    と、光学センサを目標方向へ指向させるサーボ装置を備
    えた赤外画像追尾部と、目標からの放射電波を受信する
    アンテナと、アンテナで受信した電波を検知し、第2の
    受信信号を出力する受信機と、この受信機から出力され
    た第2の受信信号より目標信号を抽出し、目標信号より
    目標がある場合には“1”、ない場合には“0”となる
    第2のフラグと第2の角度誤差信号を出力するパッシブ
    電波信号処理部を備えたパッシブ電波追尾部と、赤外画
    像追尾部から出力される第1の角度誤差信号と第1のフ
    ラグを角度誤差信号切り替え器へ出力する機能と、パッ
    シブ電波追尾部から出力される第2の角度誤差信号と第
    2フラグを角度誤差信号切り替え器へ出力する機能と、
    第1のフラグが“1”の時、第1の角度誤差信号をサー
    ボ制御信号として出力し、第1のフラグが“0”で第2
    のフラグが“1”の時、第2の角度誤差信号をサーボ制
    御信号として出力し、第1のフラグと第2のフラグが共
    に“0”の時、サーボ制御信号を出力しない角度誤差信
    号切り替え器と、サーボ制御信号によりサーボ装置を駆
    動させる機能を備えた複合追尾装置において、第2のフ
    ラグが“1”の時、パッシブ電波信号処理部より、受信
    波S/N情報と目標の送信周波数情報とパルス繰り返し
    周波数情報とパルス幅情報を赤外画像追尾部へ出力する
    機能と、受信波S/N信号に対するパッシブ電波追尾部
    の測角精度の変化を基に作成した、受信波S/Nに対す
    る測角精度データを持つデータテーブルを持ち、受信波
    S/N信号とデータテーブルより、最適なゲート幅を出
    力するゲート幅出力部と、ゲート幅出力部より出力され
    るゲート幅にゲートのゲート幅を可変する機能と、目標
    の送信周波数とパルス繰り返し周波数とパルス幅より目
    標機種類判別機能を持ち、目標機種類信号を出力する目
    標推定部と、複数のしきい値から目標機種類信号により
    目標機の種類に適したしきい値を選択し、最適なしきい
    値を出力するしきい値出力と、しきい値出力部より出力
    されるしきい値にスレッショルドのしきい値を可変する
    機能を備えたことを特徴とする複合追尾装置。
  6. 【請求項6】 目標へ送信するための電波を作り出す送
    信源部と、目標に電波を送信及び目標からの反射波を受
    信する第1のアンテナと、電波の送受信を切り替える送
    受信切り替え器と、アンテナで受信した電波を検知し、
    第1の受信信号を出力する第1の受信機と、この第1の
    受信機から出力された第1の受信信号より第1の目標信
    号を抽出し、第1の目標信号より目標がある場合には
    “1”、ない場合には“0”となる第1フラグと第1の
    角度誤差信号を出力するアクティブ電波信号処理部と、
    目標からの放射電波を受信する第2のアンテナと、第2
    のアンテナで受信した電波を検知し、第2の受信信号を
    出力する第2の受信機と、この第2の受信機から出力さ
    れた第2の受信信号より第2の目標信号を抽出し、第2
    の目標信号より目標がある場合には“1”、ない場合に
    は“0”となる第2のフラグと第2の角度誤差信号を出
    力するパッシブ電波信号処理部を備えたパッシブ電波追
    尾部と、アクティブ電波追尾部から出力される第1の角
    度誤差信号と第1のフラグを角度誤差信号切り替え器へ
    出力する機能と、パッシブ電波追尾部から出力される第
    2の角度誤差信号と第2のフラグを角度誤差信号切り替
    え器へ出力する機能と、第1のフラグが“1”の時、第
    1の角度誤差信号を送信波制御信号として出力し、第1
    のフラグが“0”で第2のフラグが“1”の時、第2の
    角度誤差信号を送信波制御信号として出力し、第1のフ
    ラグと第2のフラグが共に“0”の時、送信波制御信号
    を出力しない角度誤差信号切り替え器と、送信波制御信
    号により送信波制御器を駆動させる機能を備えた複合追
    尾装置において、第1の受信機とアクティブ電波信号処
    理部の間に第1の受信信号の有効範囲を抽出し、第1の
    受信信号を出力するゲートと、第2のフラグが“1”の
    時、パッシブ電波信号処理部より、受信波S/N情報を
    アクティブ電波追尾部へ出力する機能と、受信波S/N
    信号に対するパッシブ電波追尾部の測角精度の変化を基
    に作成した、受信波S/Nに対する測角精度データのデ
    ータテーブルを持ち、受信波S/N信号とデータテーブ
    ルより、最適なゲート幅を出力するゲート幅出力部と、
    ゲート幅出力部より出力されるゲート幅にゲートのゲー
    ト幅を可変する機能を備えたことを特徴とする複合追尾
    装置。
  7. 【請求項7】 目標へ送信するための電波を作り出す送
    信源部と、目標に電波を送信及び目標からの反射波を受
    信する第1のアンテナと、電波の送受信を切り替える送
    受信切り替え器と、アンテナで受信した電波を検知し、
    第1の受信信号を出力する第1の受信機と、この第1の
    受信機から出力された第1の受信信号より第1の目標信
    号を抽出し、第1の目標信号より目標がある場合には
    “1”、ない場合には“0”となる第1フラグと第1の
    角度誤差信号を出力するアクティブ電波信号処理部と、
    目標からの放射電波を受信する第2のアンテナと、第2
    のアンテナで受信した電波を検知し、第2の受信信号を
    出力する第2の受信機と、この第2の受信機から出力さ
    れた第2の受信信号より第2の目標信号を抽出し、第2
    の目標信号より目標がある場合には“1”、ない場合に
    は“0”となる第2のフラグと第2の角度誤差信号を出
    力するパッシブ電波信号処理部を備えたパッシブ電波追
    尾部と、アクティブ電波追尾部から出力される第1の角
    度誤差信号と第1のフラグを角度誤差信号切り替え器へ
    出力する機能と、パッシブ電波追尾部から出力される第
    2の角度誤差信号と、第2のフラグを角度誤差信号切り
    替え器へ出力する機能と、第1のフラグが“1”の時、
    第1の角度誤差信号を送信波制御信号として出力し、第
    1のフラグが“0”で第2のフラグが“1”の時、第2
    の角度誤差信号を送信波制御信号として出力し、第1の
    フラグと第2のフラグが共に“0”の時、送信波制御信
    号を出力しない角度誤差信号切り替え器と、送信波制御
    信号により送信波制御器を駆動させる機能を備えた複合
    追尾装置において、第1の受信機とアクティブ電波信号
    処理部の間に第1の受信信号の有効範囲を抽出し、第1
    の受信信号を出力するゲートと、第2のフラグが“1”
    の時、パッシブ電波信号処理部より、受信波S/N情報
    と目標有効反射断面積情報をアクティブ電波追尾部へ出
    力する機能と、受信波S/N信号に対するパッシブ電波
    追尾部の測角精度の変化を基に作成した、受信波S/N
    に対する測角精度データを持つデータテーブルを持ち、
    受信波S/N信号とデータテーブルより、最適なゲート
    幅を出力するゲート幅出力部と、ゲート幅出力部より出
    力されるゲート幅にゲートのゲート幅を可変する機能
    と、電波妨害と目標の有効反射断面積より決定したしき
    い値を持ち、パッシブ電波追尾部から出力される目標有
    効反射断面積信号より目標と妨害の判別を行うスレッシ
    ョルドと、ゲート幅出力部より出力されるゲート幅にゲ
    ートのゲート幅を可変する機能を備えたことを特徴とす
    る複合追尾装置。
JP20862494A 1994-09-01 1994-09-01 複合追尾装置 Pending JPH0875849A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100877706B1 (ko) * 2007-07-04 2009-01-08 국방과학연구소 저 반복 레이저 거리 측정기를 이용한 대공 표적 거리 추정방법 및 그 장치
JP2010066100A (ja) * 2008-09-10 2010-03-25 Toshiba Corp レーダ装置
JP2013190383A (ja) * 2012-03-15 2013-09-26 Mitsubishi Electric Corp 誘導装置

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