JPH087575A - センスアンプ及び半導体記憶装置 - Google Patents

センスアンプ及び半導体記憶装置

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Publication number
JPH087575A
JPH087575A JP6139178A JP13917894A JPH087575A JP H087575 A JPH087575 A JP H087575A JP 6139178 A JP6139178 A JP 6139178A JP 13917894 A JP13917894 A JP 13917894A JP H087575 A JPH087575 A JP H087575A
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JP
Japan
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transistor
vout
source
bar
drain
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Withdrawn
Application number
JP6139178A
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English (en)
Inventor
Masahiko Okura
政彦 大倉
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Fujitsu VLSI Ltd
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu VLSI Ltd
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Publication of JPH087575A publication Critical patent/JPH087575A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は電源電圧を低電圧化した場合にも、微
小入力を検出して、安定した出力信号を高速に出力し得
るセンスアンプを提供することを目的とする。 【構成】PMOSトランジスタTr21 ,Tr22 のソース
に入力信号IN,バーINが入力され、トランジスタT
r21 ,Tr22 のドレインが二つずつのNMOSトランジ
スタTr23 ,Tr24 ,Tr25 ,Tr26 を介して電源Vss
に接続される。トランジスタTr21 ,Tr23 のドレイン
から出力信号Vout が出力され、トランジスタTr22 ,
Tr25 のドレインから出力信号・バーVout が出力され
る。出力信号Vout がゲートに入力されるNMOSトラ
ンジスタTr27 のドレインが電源Vccに接続され、ソー
スがトランジスタTr23 のソースに接続される。出力信
号・バーVout がゲートに入力されるNMOSトランジ
スタTr28 のドレインが電源Vccに接続され、ソースが
トランジスタTr25 のソースに接続される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体記憶装置のセ
ンスアンプに関するものである。近年の半導体記憶装置
では、電源電圧の低電圧化及び低消費電力化が益々要請
されている。従って、このような半導体記憶装置に内蔵
されるセンスアンプも低電源電圧で安定して動作するこ
とが必要となっている。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体記憶装置で使用されるシュ
ミットトリガ型センスアンプを図6に従って説明する。
【0003】ビット線BLはPチャネルMOSトランジ
スタTr1のゲートと、NチャネルMOSトランジスタT
r2のゲートに接続され、ビット線BLバーはPチャネル
MOSトランジスタTr3のゲートと、NチャネルMOS
トランジスタTr4のゲートに接続される。
【0004】前記トランジスタTr1のソースは電源Vcc
に接続され、同トランジスタTr1のドレインは前記トラ
ンジスタTr2のドレインに接続される。前記トランジス
タTr2のソースはNチャネルMOSトランジスタTr5の
ドレインに接続され、同トランジスタTr5のソースは電
源Vssに接続される。
【0005】前記トランジスタTr3のソースは電源Vcc
に接続され、同トランジスタTr3のドレインは前記トラ
ンジスタTr4のドレインに接続される。前記トランジス
タTr4のソースはNチャネルMOSトランジスタTr6の
ドレインに接続され、同トランジスタTr6のソースは電
源Vssに接続される。
【0006】前記トランジスタTr1,Tr2のドレイン
は、前記トランジスタTr6のゲートと、NチャネルMO
SトランジスタTr7のゲートに接続され、前記トランジ
スタTr3,Tr4のドレインは、前記トランジスタTr5の
ゲートと、NチャネルMOSトランジスタTr8のゲート
に接続される。
【0007】前記トランジスタTr7のドレインは電源V
ccに接続され、ソースは前記トランジスタTr2のソース
に接続される。前記トランジスタTr8のドレインは電源
Vccに接続され、ソースは前記トランジスタTr4のソー
スに接続される。
【0008】そして、前記トランジスタTr1,Tr2のド
レインから出力信号・バーVout が出力され、前記トラ
ンジスタTr3,Tr4のドレインから出力信号Vout が出
力される。
【0009】このように構成されたセンスアンプでは、
図8に示すようにビット線BL,バーBLにセル情報が
読み出されて、同ビット線BLの電位が同バーBLの電
位より高くなると、トランジスタTr1がオフされるとと
もに、トランジスタTr2がオンされる。また、トランジ
スタTr3がオンされるとともに、トランジスタTr4がオ
フされる。
【0010】すると、トランジスタTr3のオン動作に基
づいてトランジスタTr5がオンされ、出力信号・バーV
out がLレベルとなる。出力信号・バーVout がLレベ
ルとなると、トランジスタTr7がオフされる。
【0011】また、トランジスタTr2,Tr5のオン動作
に基づいてトランジスタTr6がオフされ、出力信号Vou
t はHレベルとなる。出力信号Vout がHレベルとなる
と、トランジスタTr8がオンされる。
【0012】このような動作により、このセンスアンプ
はビット線BL,バーBLに読みだされたセル情報を増
幅して出力信号Vout ,バーVout を出力する。図7
は、従来の半導体記憶装置で使用されるカレントミラー
型センスアンプを示す。
【0013】PチャネルMOSトランジスタTr9のソー
スは電源Vccに接続され、同トランジスタTr9のドレイ
ンは同トランジスタTr9のゲート、NチャネルMOSト
ランジスタTr10 のドレイン及びPチャネルMOSトラ
ンジスタTr11 のゲートに接続されている。
【0014】前記トランジスタTr11 のドレインは、N
チャネルMOSトランジスタTr12のドレインに接続さ
れ、両トランジスタTr11 ,Tr12 のドレインから出力
信号Vout が出力される。
【0015】前記トランジスタTr10 のゲートにはビッ
ト線BLが接続され、前記トランジスタTr12 のゲート
にはビット線・バーBLが接続される。前記トランジス
タTr10 ,Tr12 のソースはNチャネルMOSトランジ
スタで構成される活性化トランジスタTr13 のドレイン
に接続される。
【0016】前記活性化トランジスタTr13 のゲートに
は活性化信号SAが入力され、同トランジスタTr13 の
ソースは電源Vssに接続される。カレントミラー型セン
スアンプでは、このように構成されたセンスアンプを2
つ使用して、トランジスタTr10 ,Tr12 に対してビッ
ト線BL,バーBLを逆に接続することにより、相補出
力信号Vout ,バーVout を出力するように構成され
る。
【0017】このように構成されたセンスアンプでは、
Hレベルの活性化信号SAが入力されてトランジスタT
r13 がオンされている状態で、図9に示すようにビット
線BL,バーBLにセル情報が読み出されて、同ビット
線BLの電位が同バーBLの電位より高くなると、トラ
ンジスタTr10 がオンされて、トランジスタTr9,Tr1
1 がオンされ、トランジスタTr12 がオフされる。する
と、出力信号Vout がHレベルとなる。
【0018】また、ビット線BLの電位が同バーBLの
電位より低くなると、トランジスタTr10 がオフされ
て、トランジスタTr9,Tr11 がオフされ、トランジス
タTr12 がオンされる。すると、出力信号Vout がLレ
ベルとなる。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】上記シュミットトリガ
型センスアンプでは、トランジスタTr7,Tr8のゲート
に出力信号OUT,OUTバーが入力されて、同トラン
ジスタTr7,Tr8が同出力信号Vout ,バーVout を安
定化させるように動作する。
【0020】従って、図8に示すように例えばビット線
・バーBLの電位にノイズN1が発生しても、出力信号
Vout ,バーVout にノイズが生じることはなく、安定
した出力が得られる。
【0021】しかし、上記シュミットトリガ型センスア
ンプでは、電源Vccが低電圧化され、かつビット線B
L,バーBLの電位差が小さくなると、入力感度が低下
し、ビット線BL,バーBLの電位の反転に基づいて、
出力信号Vout ,バーVout が反転して安定化するまで
に要する時間t1が長くなる。従って、このセンスアン
プを活性化状態に維持する時間が長くなり、セル情報の
読み出し速度が低下する。
【0022】また、上記カレントミラー型センスアンプ
では、ビット線BL,バーBLの電位差が微小なレベル
となっても、ビット線BL,バーBLの電位の反転に基
づいて、出力信号Vout ,バーVout が反転して安定化
するまでに要する時間t2は、前記シュミットトリガ型
センスアンプに比して短くなる。
【0023】しかし、このカレントミラー型センスアン
プでは、ビット線BL,バーBLの電位の変化を敏感に
出力信号Vout ,バーVout に反映させるため、例えば
図9に示すように、ビット線・バーBLの電位にノイズ
N2が発生すると、出力信号Vout ,バーVout には前
記ノイズN2が増幅されたノイズN3が出力される。
【0024】従って、ノイズN3により結果的に出力信
号Vout ,バーVout が安定化するまでの時間が長くな
り、動作速度が低下する。また、ノイズN3により誤デ
ータが出力されることもある。
【0025】この発明の目的は、電源電圧を低電圧化し
た場合にも、微小入力を正確に検出して、安定した出力
信号を高速に出力し得るセンスアンプを提供することに
ある。
【0026】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。すなわち、PチャネルMOSトランジスタT
r21 ,Tr22 のソースに入力信号IN,バーINが入力
され、前記各トランジスタTr21 ,Tr22 のドレインが
それぞれ直列に接続された二つずつのNチャネルMOS
トランジスタTr23 ,Tr24 ,Tr25 ,Tr26 を介して
低電位側電源Vssに接続され、前記トランジスタTr21
,Tr23 のドレインから出力信号Voutが出力され、前
記トランジスタTr22 ,Tr25 のドレインから出力信号
・バーVout が出力され、前記出力信号Vout がゲート
に入力されるNチャネルMOSトランジスタTr27 のド
レインが高電位側電源Vccに接続されるとともにソース
が前記トランジスタTr23 のソースに接続され、前記出
力信号・バーVout がゲートに入力されるNチャネルM
OSトランジスタTr28 のドレインが高電位側電源Vcc
に接続されるとともにソースが前記トランジスタTr25
のソースに接続される。
【0027】また、アドレス信号に基づいて選択された
記憶セルからセル情報がビット線BL,バーBLに読み
出され、前記ビット線BL,バーBLに読み出されたセ
ル情報がセンスアンプ5で増幅される半導体記憶装置
で、前記センスアンプ5は、PチャネルMOSトランジ
スタTr21 ,Tr22 のソースに前記ビット線BL,バー
BLが接続され、前記各トランジスタTr21 ,Tr22 の
ドレインがそれぞれ直列に接続された二つずつのNチャ
ネルMOSトランジスタTr23 ,Tr24 ,Tr25,Tr26
を介して低電位側電源Vssに接続され、前記トランジ
スタTr21 ,Tr23 のドレインから出力信号Vout が出
力される。前記トランジスタTr22 ,Tr25 のドレイン
から出力信号・バーVout が出力され、前記出力信号V
out がゲートに入力されるNチャネルMOSトランジス
タTr27 のドレインが高電位側電源Vccに接続されると
ともにソースが前記トランジスタTr23 のソースに接続
される。前記出力信号・バーVout がゲートに入力され
るNチャネルMOSトランジスタTr28 のドレインが高
電位側電源Vccに接続されるとともにソースが前記トラ
ンジスタTr25 のソースに接続される。
【0028】
【作用】トランジスタTr21 ,Tr22 のソースに供給さ
れる入力信号IN,バーINの電流差に基づいて、同ト
ランジスタTr21 ,Tr22 の一方がオンされるととも
に、他方がオフされる。すると、トランジスタTr23 ,
Tr24 と、トランジスタTr25 ,Tr26 の一方がオンさ
れるとともに、他方がオフされて、相補出力信号Vout
,バーVout が出力される。また、相補出力信号Vout
,バーVout に基づいて、トランジスタTr27 ,Tr28
のいずれかがオンされて、トランジスタTr23 ,Tr25
のいずれかのソース電位が上昇して、耐ノイズ性が向
上する。
【0029】
【実施例】以下、この発明を具体化したSRAMの一実
施例を示す。図2に示すように、ビット線BL0,バー
BL0〜BLn,バーBLnにはそれぞれ多数の記憶セ
ル1が接続され、各記憶セル1にはそれぞれワード線W
L0〜WLmのいずれかがそれぞれ接続される。なお、
前記ビット線BL0,バーBL0〜BLn,バーBLn
は例えば8対のビット線対で構成される。
【0030】前記各ビット線対にはビット線ロード2が
それぞれ接続され、それぞれコラムトランスファ3を介
してデータバスDB0,バーDB0に接続される。前記
データバスDB0,バーDB0はセンスアンプ5に接続
され、同データバスDB,バーDB間にはイコライザ回
路4が配設される。前記センスアンプ4にはセンスアン
プ活性化信号SA0が入力され、同活性化信号SA0が
Hレベルとなると、同センスアンプ4はデータバスD
B,バーDBに読み出されたセル情報を増幅して出力信
号Vout ,バーVout を出力する。
【0031】前記コラムトランスファー3には、コラム
デコーダ(図示しない)から出力されるコラム選択信号
C0〜Cnが入力される。前記コラム選択信号C0〜C
nがLレベルとなると、各ビット線BL0,バーBL0
〜BLn,バーBLnがデータバスDB,バーDBに接
続され、前記コラム選択信号C0〜CnがHレベルとな
ると、各ビット線BL0,バーBL0〜BLn,バーB
LnとデータバスDB,バーDBとの接続が遮断され
る。
【0032】なお、コラム選択信号C0〜Cnはコラム
デコーダによりいずれか一つがLレベルとなる。また、
前記ワード線WL0〜WLmはロウデコーダ(図示しな
い)により何れか1本が選択される。
【0033】前記イコライザ回路4には活性化信号EQ
0が入力される。前記活性化信号EQ0がHレベルとな
ると、イコライザ回路4が活性化されてデータバスD
B,バーDBは短絡状態となって、同データバスDB,
バーDBが同電位にリセットされる。また、前記活性化
信号EQ0がLレベルとなると、イコライザ回路4は不
活性状態となり、データバスDB,バーDBの短絡状態
は解除される。
【0034】上記のようなSRAMの読み出し動作を図
5に従って説明する。読み出し動作が開始されると、例
えばワード線WL0が選択されてHレベルとなり、コラ
ム選択信号C0がLレベルとなってビット線BL0,バ
ーBL0がデータバスDB,バーDBに接続される。
【0035】また、センスアンプ活性化信号SA0がH
レベルとなって、センスアンプ5が活性化される。する
と、選択されたワード線WL0に接続された記憶セル1
からビット線BL0,バーBL0にセル情報が読み出さ
れ、同ビット線BL0,バーBL0に微小な電位差が生
じる。
【0036】次いで、活性化信号EQ0が一時的にHレ
ベルとなって、データバスDB,バーDBの電位が同電
位にリセットされた後、同活性化信号EQ0がLレベル
となると、ビット線BL0,バーBL0の電位差がデー
タバスDB,バーDBを介してセンスアンプ5に入力さ
れる。
【0037】すると、センスアンプ5によりデータバス
DB,バーDBの電位差が増幅され、同センスアンプ5
から出力信号Vout ,バーVout が出力される。前記ビ
ット線ロード2、記憶セル1及びセンスアンプ5の具体
的構成を図3に従って説明する。前記ビット線ロード2
及び記憶セル1は各ビット線BL0,バーBL0〜BL
n,バーBLnに対し同一構成のものが接続されている
ので、ビット線BL0,バーBL0に接続されているも
のについて説明する。
【0038】なお、図3においては、ビット線BL0,
バーBL0とセンスアンプ5との間に介在されるコラム
トランスファ3、データバスDB,バーDB及びイコラ
イザ回路4を省略して説明する。
【0039】前記ビット線ロード2は、各ビット線BL
0,バーBL0と電源Vccとの間に接続されるサイズの
小さいPチャネルMOSトランジスタTrpで構成され、
同トランジスタTrpのゲートは電源Vssに接続されてい
る。
【0040】従って、前記トランジスタTrpは常にオン
状態に保持され、ビット線BL0,バーBL0に接続さ
れた記憶セル1がいずれも選択されない状態では、同ビ
ット線BL0,バーBL0は同一レベルに維持される。
【0041】前記記憶セル1は公知のフリップフロップ
回路で構成され、例えばワード線WL0が選択される
と、あらかじめ格納されているセル情報に基づいて、ビ
ット線BL0,バーBL0に微小レベルの電位差が生じ
る。
【0042】前記センスアンプ5はシュミットトリガ型
で構成される。前記ビット線BL0はPチャネルMOS
トランジスタTr21 のソースに接続され、前記ビット線
・バーBL0はPチャネルMOSトランジスタTr22 の
ソースに接続される。
【0043】前記トランジスタTr21 のドレインはNチ
ャネルMOSトランジスタTr23 のドレインに接続さ
れ、同トランジスタTr23 のソースはNチャネルMOS
トランジスタTr24 のドレインに接続される。また、前
記トランジスタTr24 のソースはNチャネルMOSトラ
ンジスタTr29 のドレインに接続され、同トランジスタ
Tr29 のソースは電源Vssに接続される。前記トランジ
スタTr29 のゲートには前記センスアンプ活性化信号S
A0が入力される。
【0044】前記トランジスタTr22 のドレインはNチ
ャネルMOSトランジスタTr25 のドレインに接続さ
れ、同トランジスタTr25 のソースはNチャネルMOS
トランジスタTr26 のドレインに接続される。また、前
記トランジスタTr26 のソースは前記トランジスタTr2
9 のドレインに接続される。
【0045】前記トランジスタTr21 ,Tr23 のドレイ
ンは、前記トランジスタTr22 ,Tr25 ,Tr26 のゲー
トに接続され、前記トランジスタTr22 ,Tr25 のドレ
インは、前記トランジスタTr21 ,Tr23 ,Tr24 のゲ
ートに接続される。
【0046】前記トランジスタTr23 のソースは、Nチ
ャネルMOSトランジスタTr27 のソースに接続され、
同トランジスタTr27 のドレインは電源Vccに接続され
る。また、前記トランジスタTr27 のゲートは、前記ト
ランジスタTr21 ,Tr23 のドレインに接続される。
【0047】前記トランジスタTr25 のソースは、Nチ
ャネルMOSトランジスタTr28 のソースに接続され、
同トランジスタTr28 のドレインは電源Vccに接続され
る。また、前記トランジスタTr28 のゲートは、前記ト
ランジスタTr22 ,Tr25 のドレインに接続される。
【0048】そして、前記トランジスタTr21 ,Tr23
のドレインから出力信号Vout が出力され、前記トラン
ジスタTr22 ,Tr25 のドレインから出力信号・バーV
outが出力される。
【0049】上記のように構成されたセンスアンプ5
は、図4に示すようにビット線BL0,バーBL0の電
位が反転するとき、同ビット線BL0,バーBL0の電
位が同一となると、トランジスタTr21 ,Tr22 に流れ
る電流は同一値となり、出力信号Vout ,バーVout は
同一レベルとなる。
【0050】この状態から、ビット線BL0,バーBL
0にセル情報が読み出されて、例えば記憶セルからビッ
ト線BL0に電流が流れて、同ビット線BL0の電位が
ビット線・バーBL0の電位より高くなると、トランジ
スタTr21 には、トランジスタTr22 より多くのドレイ
ン電流が流れ、出力信号Vout は出力信号・バーVout
より高い電圧レベルとなる。
【0051】すると、トランジスタTr25 ,Tr26 はオ
ンされるとともに、トランジスタTr22 がオフされて出
力信号・バーVout がLレベルとなり、これにともなっ
てトランジスタTr23 ,Tr24 はオフされて、出力信号
Vout はHレベルとなる。
【0052】また、Hレベルの出力信号Vout に基づい
て、トランジスタTr27 がオンされて、トランジスタT
r23 のソース電位はほぼ電源Vccレベルまで引き上げら
れる。
【0053】この状態では、トランジスタTr23 のソー
ス電位が高いため、図4に鎖線で示すように、同トラン
ジスタTr23 のしきい値Vth23は、トランジスタTr25
のしきい値Vth25より実質的に上昇している。
【0054】この結果、図4に破線で示すようにビット
線・バーBL0に前記しきい値Vth23を越えないレベル
のノイズN4が生じても、トランジスタTr23 がオンさ
れることはない。従って、ビット線・バーBL0に発生
したノイズN4に基づく出力信号Vout でのノイズの発
生が抑制される。
【0055】また、ビット線BL0,バーBL0の電位
が反転した場合には、センスアンプ5の各トランジスタ
が反転して、出力信号Vout ,バーVout が反転され
る。以上のようにこのセンスアンプ5は、ビット線BL
0,バーBL0に読み出されたセル情報の電位差を検出
するのではなく、ビット線BL0,バーBL0に供給さ
れる電流差を検出し、その電流差に基づいて出力信号V
out ,バーVout を出力する。
【0056】従って、電源Vccが低電圧化されてビット
線BL0,バーBL0に読み出されるセル情報に基づ
く、同ビット線BL0,バーBL0の電位差が小さくな
っても、同ビット線BL0,バーBL0からセンスアン
プ5に供給される電流差を検出して、出力信号Vout ,
バーVout を高速に出力することができる。
【0057】また、ビット線BL0,バーBL0の電位
差を縮小することができるので、ビット線BL0,バー
BL0及びデータバスDB0,バーDB0での信号伝播
速度を向上させることができる。
【0058】また、出力信号Vout ,バーVout に基づ
くトランジスタTr27 ,Tr28 の動作により、ビット線
BL0,バーBL0に発生するノイズによる出力信号V
out,バーVout でのノイズの発生を抑制することがで
きる。
【0059】上記実施例から把握できる請求項以外の技
術思想について、以下にその効果とともに記載する。 (1)PチャネルMOSトランジスタとNチャネルMO
Sトランジスタとの直列回路を一対設け、前記Pチャネ
ルMOSトランジスタの各ドレインから相補出力信号を
出力し、前記出力信号を他の対の各トランジスタのゲー
トに入力し、前記PチャネルMOSトランジスタのソー
スに入力信号を入力したシュミットトリガ型センスアン
プ。入力信号の電流差に基づいて相補出力信号を出力す
ることができる。
【0060】
【発明の効果】以上詳述したように、第一の発明は、電
源電圧を低電圧化した場合にも、微小入力を正確に検出
して、安定した出力信号を高速に出力し得るセンスアン
プを提供することができる。また、第二の発明は、電源
電圧を低電圧化した場合にも、ビット線に読み出される
微小なセル情報を正確に検出して、安定した読み出しデ
ータを高速に出力し得る半導体記憶装置を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】一実施例のSRAMを示す回路図である。
【図3】ビット線ロード、記憶セル及びセンスアンプを
示す回路図である。
【図4】センスアンプの動作を示す波形図である。
【図5】SRAMの動作を示すタイミング波形図であ
る。
【図6】従来例のシュミットトリガ型センスアンプを示
す回路図である。
【図7】従来例のカレントミラー型センスアンプを示す
回路図である。
【図8】従来例のシュミットトリガ型センスアンプの動
作を示す波形図である。
【図9】従来例のカレントミラー型センスアンプの動作
を示す波形図である。
【符号の説明】
Tr21 ,Tr22 PチャネルMOSトランジスタ Tr23 ,Tr24 NチャネルMOSトランジスタ Tr25 ,Tr26 NチャネルMOSトランジスタ Tr27 ,Tr28 NチャネルMOSトランジスタ IN,バーIN 入力信号 Vout ,バーVout 出力信号 Vcc 高電位側電源 Vss 低電位側電源

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 PチャネルMOSトランジスタ(Tr21
    ,Tr22 )のソースに入力信号(IN,バーIN)を
    入力し、前記各トランジスタ(Tr21 ,Tr22)のドレ
    インをそれぞれ直列に接続された二つずつのNチャネル
    MOSトランジスタ(Tr23 ,Tr24 ,Tr25 ,Tr26
    )を介して低電位側電源(Vss)に接続し、前記トラ
    ンジスタ(Tr21 ,Tr23 )のドレインから出力信号
    (Vout )を出力し、前記トランジスタ(Tr22 ,Tr2
    5 )のドレインから出力信号(バーVout )を出力し、
    前記出力信号(Vout )がゲートに入力されるNチャネ
    ルMOSトランジスタ(Tr27 )のドレインを高電位側
    電源(Vcc)に接続するとともにソースを前記トランジ
    スタ(Tr23 )のソースに接続し、前記出力信号(バー
    Vout )がゲートに入力されるNチャネルMOSトラン
    ジスタ(Tr28 )のドレインを高電位側電源(Vcc)に
    接続するとともにソースを前記トランジスタ(Tr25 )
    のソースに接続したことを特徴とするセンスアンプ。
  2. 【請求項2】 アドレス信号に基づいて選択された記憶
    セルからセル情報をビット線(BL,バーBL)に読み
    出し、前記ビット線(BL,バーBL)に読み出された
    セル情報をセンスアンプ(5)で増幅する半導体記憶装
    置であって、 前記センスアンプ(5)は、PチャネルMOSトランジ
    スタ(Tr21 ,Tr22)のソースに前記ビット線(B
    L,バーBL)を接続し、前記各トランジスタ(Tr21
    ,Tr22 )のドレインをそれぞれ直列に接続された二
    つずつのNチャネルMOSトランジスタ(Tr23 ,Tr2
    4 ,Tr25 ,Tr26 )を介して低電位側電源(Vss)に
    接続し、前記トランジスタ(Tr21 ,Tr23 )のドレイ
    ンから出力信号(Vout )を出力し、前記トランジスタ
    (Tr22 ,Tr25 )のドレインから出力信号(バーVou
    t )を出力し、前記出力信号(Vout )がゲートに入力
    されるNチャネルMOSトランジスタ(Tr27 )のドレ
    インを高電位側電源(Vcc)に接続するとともにソース
    を前記トランジスタ(Tr23 )のソースに接続し、前記
    出力信号(バーVout )がゲートに入力されるNチャネ
    ルMOSトランジスタ(Tr28 )のドレインを高電位側
    電源(Vcc)に接続するとともにソースを前記トランジ
    スタ(Tr25 )のソースに接続したことを特徴とする半
    導体記憶装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7710807B2 (en) 2004-08-02 2010-05-04 Samsung Electronics Co., Ltd. Sense amplifiers having MOS transistors therein with different threshold voltages and/or that support different threshold voltage biasing
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