JPH0875041A - 銅パイプの配管方法及びそれに使用する連結用曲り銅パイプの構造 - Google Patents

銅パイプの配管方法及びそれに使用する連結用曲り銅パイプの構造

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JPH0875041A
JPH0875041A JP24203494A JP24203494A JPH0875041A JP H0875041 A JPH0875041 A JP H0875041A JP 24203494 A JP24203494 A JP 24203494A JP 24203494 A JP24203494 A JP 24203494A JP H0875041 A JPH0875041 A JP H0875041A
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copper pipe
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bent
piping
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Masahiro Ogawara
允宏 大河原
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L1/00Laying or reclaiming pipes; Repairing or joining pipes on or under water

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 現場での配管の曲げ工事をなくし、危険を伴
わず酸化被膜も発生することなく、簡単な接続作業だけ
で能率よく銅パイプの配管工事を行うことができる配管
方法及びそれに使用する配管用銅パイプの構造を提供す
る。 【構成】 予め工場にて、長尺の銅パイプを建物の配管
図面に基づいて曲げ加工して複数種類の曲り銅パイプを
形成し、それぞれの曲り銅パイプの両端には、不活性ガ
ス雰囲気下でコネクターをろう付けにより固着して、連
結用曲り銅パイプを形成しておき、次いで工事現場に
て、前記配管図面に基づいて各連結用曲り銅パイプを前
記コネクターを介して順次連結する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空調工事、冷凍工事、
給湯工事等の各種配管工事における銅パイプの配管方法
及びこれに使用する配管用銅パイプの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、銅パイプを用いる各種配管工事に
おいて、配管を曲げるためには、真っ直ぐなパイプ同士
をエルボで接続するため、工事現場でのろう付け作業が
必要であった。しかし、かかる現場での作業は、火気の
使用を伴うため、火気使用が危険な場所や狭い天井など
での作業は危険を伴うとともに手間もかかっていた。ま
た、現場では窒素ガス等の不活性ガスを封入してのろう
付け作業ができないため、銅パイプの内外に酸化被膜が
発生し、これが不純物として混入して、コンプレッサー
のオイルの劣化や弁割れなど、故障の原因となってい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、現
場での配管の曲げ工事をなくし、危険を伴わず酸化被膜
も発生することなく、簡単な接続作業だけで能率よく銅
パイプの配管工事を行うことができる配管方法及びそれ
に使用する配管用銅パイプの構造を提供することを目的
とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明者は、鋭意研究の結果、予め工場にて、銅
パイプの曲げ加工を行い、銅パイプの両端にコネクター
を固着しておき、現場では、該コネクターを介して順次
銅パイプを連結するようにすれば、極めて有効であるこ
とを見出し、本発明を完成した。即ち、本発明の配管方
法は、予め工場にて、長尺の銅パイプを建物の配管図面
に基づいて曲げ加工して複数種類の曲り銅パイプを形成
し、それぞれの曲り銅パイプの両端には、不活性ガス雰
囲気下でコネクターをろう付けにより固着して、連結用
曲り銅パイプを形成しておき、次いで工事現場にて、前
記配管図面に基づいて各連結用曲り銅パイプを前記コネ
クターを介して順次連結すること、を特徴としている。
【0005】また、本発明の連結用曲り銅パイプの構造
は、曲げ加工が施された曲り銅パイプの一方の端部に、
管状筒体の外周の少なくとも一部に雄ネジを形成し、該
管状筒体の外端面に環状の凸条を形成し、該凸条の略中
央に環状のV溝を形成した雄コネクターを固着し、前記
曲り銅パイプの他方の端部に、管状筒体の端部にフラン
ジを設け、該フランジの外端面に前記凸条に嵌合する断
面コ字状の環状凹部を形成し、該環状凹部の略中央に環
状のV溝を形成した押さえコネクターを固着するととも
に、前記押さえコネクターのフランジの内端面に当接す
る環状押さえ部を一方の端部に形成した締結ナットを備
えてなること、を特徴としている。
【0006】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基いて説明す
る。図面において、図1は建物の空調設備の配管図面の
1例を示す説明図、図2は連結用曲り銅パイプの構造を
示す一部破砕断面図、図3は連結部の拡大断面図であ
る。
【0007】図1において、空調設備の室内機Aと室外
機Bとの間を建物内の障害物1a,1b,1c,1dを
回避して、図1に示すように銅パイプを配管するものと
する。図1においては、4本の曲り銅パイプ2a,2
b,2c,2dを各銅パイプの両端に固着したコネクタ
ー3を介して順次連結してある。ここで用いる各銅パイ
プは、予め工場にて、長尺の銅パイプを建物の空調設備
の配管図面に基づき、ベンダーを用いて曲げ加工を施し
ておく。次いで、工場にて、曲げ加工を施したそれぞれ
の銅パイプの両端に、コネクターをろう付けにより固着
する。コネクターのろう付け作業は、窒素ガス、アルゴ
ンガス等の不活性雰囲気下で行う。こうして予め工場に
て、曲げ加工を施し、両端にコネクターを固着した連結
用曲り銅パイプ4を形成しておく。次いで、配管工事現
場にて、各連結用曲り銅パイプ4を図1の配管図面に基
づいて、それぞれの銅パイプの両端に固着したコネクタ
ー3を介して順次連結する。
【0008】次に、連結用曲り銅パイプ4の構造を図2
及び図3に基づいて説明する。曲げ加工を施した長尺の
銅パイプ2の一方の端部に、雄コネクター31をろう付
けにより固着してある。該雄コネクター31は、管状筒
体の外周の一部に雄ネジ5を形成し、該管状筒体の外端
面に環状の凸条6を形成するとともに、該凸条の略中央
部に環状のV溝7を形成してなる。また、長尺の銅パイ
プ2の他端には、押えコネクター32をろう付けにより
固着してある。該押えコネクター32は、管状筒体の端
部にフランジ8を設け、該フランジ8の外端面に、上記
雄コネクターに形成した環状の凸条6に嵌合する環状凹
部9を形成し、該環状凹部9の略中央部の前記雄コネク
ターの環状凸条に形成したV溝7に対向する位置に環状
のV溝10を形成してなる。そして、両コネクター3
1,32を締めつけて連結する締結ナット11は、上記
押えコネクター32のフランジ8の内端面12に当接す
る環状押さえ部13を形成するとともに、ナット11の
内周に、雄コネクターの外周面に形成した雄ネジに螺合
する雌ネジ14を形成してなる。
【0009】次に、銅パイプの連結部の構造を図3に基
づいて説明する。上記の連結用曲り銅パイプの端部に固
着した雄コネクター31と、連結すべき別の連結用曲り
銅パイプの端部に固着した押えコネクター32とを対向
させ、押えコネクター32のフランジ8の外端面に形成
した環状凹部9に適度な弾性を有するパッキン15を装
着し、該パッキン15を介して雄コネクターに形成した
環状の凸条6を、押さえコネクターの環状凹部9に嵌合
し、締結ナット11の環状押さえ部13をフランジの内
端面12に当接させつつ、締結ナットの雌ネジ14を雄
コネクターの雄ネジ5に螺合して、連結用曲り銅パイプ
相互を接続する。このように、雄コネクターと押えコネ
クターとを対向させ、雄コネクターの環状の凸条を押え
コネクターの環状凹部に嵌合し、締結ナットで締めつけ
るだけで連結できるので、接続作業が極めて簡単にす
む。
【0010】締結ナット11を締めつけると、パッキン
15が加圧されて各V溝7,10内にも食い込むので、
それだけ接触面積が拡がり、パッキンを有効に利用でき
てシール効果が大である。従来は、図4のように、雄コ
ネクター20の外端面に形成した環状凸条21を、押さ
えコネクター22の外端面に形成した管状段部23に当
接させるだけで、本発明におけるような環状凹部に嵌め
る構造ではなく、またV溝も形成されていないので、不
均一な荷重が連結部にかかると、連結部がこじれてパッ
キン24が不均一となりガス漏れを起こすおそれがあっ
たが、本発明においては、環状凸条6を環状凹部9に嵌
めるようにしたので、こじれることがない。かかる連結
構造によれば、シール効果が大であり、例えば30〜5
0kgf/cm2 程度の高圧のかかる場合に好適である。
【0011】本発明においては、特に大径、例えば直径
16〜42mm程度の長尺銅パイプの配管に有効であ
る。即ち、大径の銅パイプの場合、現場での曲げ加工は
極めて困難であるため、適宜のエルボ等を用いて直管銅
パイプをろう付けにより接続する必要があるが、かかる
ろう付け作業を不活性雰囲気下で行うことができないの
で、ろう付け部の周辺の内外面に酸化被膜を生じる。本
発明においては、予め工場でベンダーを用いて銅パイプ
の曲げ加工を行い、また、銅パイプの両端へのコネクタ
ーの固着を、工場にて、不活性雰囲気下でのろう付けに
より行うので、従来のように、銅パイプの内外面に酸化
被膜を生ずることがない。
【0012】本発明において用いる長尺銅パイプの材質
は、曲げ加工によりくびれや割れの発生し難い延展性の
良好な銅パイプ、例えば、燐脱酸銅管(燐含有量0.0
1〜0.04%程度、残部銅)が好ましい。
【0013】
【発明の効果】以上の説明から明らかな如く、本発明の
配管方法によれば、現場での配管の曲げ工事が不要とな
り、危険を伴わず安全で、酸化被膜も発生することな
く、極めて簡単な接続作業だけで極めて能率よく銅パイ
プの配管工事を行うことができる。また、本発明の配管
用銅パイプの構造によれば、接続作業が極めて容易で、
高いシール効果を確保でき、高圧のかかる配管に好適に
利用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】建物の空調設備の配管図面の1例を示す説明
図。
【図2】連結用曲り銅パイプの構造を示す一部破砕断面
図。
【図3】連結部の拡大断面図。
【図4】従来構造の連結部の拡大断面図。
【符号の説明】
2a,2b,2c,2d 曲り銅パイプ 3 コネクター 4 連結用曲り銅パイプ 5 雄ネジ 6 環状の凸条 7 環状のV溝 8 フランジ 9 環状凹部 10 環状のV溝 11 締結ナット 12 内端面 13 環状押さえ部 14 雌ネジ 15 パッキン 31 雄コネクター 32 押さえコネクター

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】予め工場にて、長尺の銅パイプを建物の配
    管図面に基づいて曲げ加工して複数種類の曲り銅パイプ
    を形成し、それぞれの曲り銅パイプの両端には、不活性
    ガス雰囲気下でコネクターをろう付けにより固着して、
    連結用曲り銅パイプを形成しておき、次いで工事現場に
    て、前記配管図面に基づいて各連結用曲り銅パイプを前
    記コネクターを介して順次連結すること、を特徴とする
    銅パイプの配管方法。
  2. 【請求項2】曲げ加工が施された曲り銅パイプの一方の
    端部に、管状筒体の外周の少なくとも一部に雄ネジを形
    成し、該管状筒体の外端面に環状の凸条を形成し、該凸
    条の略中央に環状のV溝を形成した雄コネクターを固着
    し、前記曲り銅パイプの他方の端部に、管状筒体の端部
    にフランジを設け、該フランジの外端面に前記凸条に嵌
    合する断面コ字状の環状凹部を形成し、該環状凹部の略
    中央に環状のV溝を形成した押さえコネクターを固着す
    るとともに、前記押さえコネクターのフランジの内端面
    に当接する環状押さえ部を一方の端部に形成した締結ナ
    ットを備えてなる、連結用曲り銅パイプの構造。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001096773A1 (fr) * 2000-06-15 2001-12-20 Daikin Industries, Ltd. Raccord de tuyaux et dispositif frigorifique utilisant ce dernier

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2001096773A1 (fr) * 2000-06-15 2001-12-20 Daikin Industries, Ltd. Raccord de tuyaux et dispositif frigorifique utilisant ce dernier

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