JPH0874895A - ディスクブレーキ用プロテクタ - Google Patents

ディスクブレーキ用プロテクタ

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JPH0874895A
JPH0874895A JP21488194A JP21488194A JPH0874895A JP H0874895 A JPH0874895 A JP H0874895A JP 21488194 A JP21488194 A JP 21488194A JP 21488194 A JP21488194 A JP 21488194A JP H0874895 A JPH0874895 A JP H0874895A
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JP
Japan
Prior art keywords
disc brake
protector
wire harness
brake
parts
Prior art date
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Pending
Application number
JP21488194A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Shimazaki
崎 亨 嶋
Naoki Mori
利 直 樹 毛
Kenji Urata
田 研 志 浦
Hideo Akao
尾 英 雄 赤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ワイヤハーネスを有するディスクブレーキを
保管、或いは出荷する時でもワイヤハーネスが他のディ
スクブレーキに干渉することがないようにすること。 【構成】 ディスクブレーキ10に形成されたブレーキ
液導入孔14に挿入されるボス部17と、ボス部をブレ
ーキ導入孔14へ挿入したとき露出する側に形成され、
ディスクブレーキ10に備えられたワイヤハーネス13
を保持する保持部18とを備え、保持部18は略均等に
配置された3本の突起部18aから構成され、突起部1
8aの先端に中心に向かって爪部18bを備え、ボス部
17と保持部18が一体的に弾性材料により成形されて
いるディスクブレーキ用プロテクタ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、製造後のディスクブレ
ーキを保管、或いは出荷する時において、ディスクブレ
ーキに形成されるブレーキ液導入孔を保護するためのプ
ロテクタに関するものであり、特にブレーキパッドの摩
耗を電気的に警告する警告装置等、車輌側に設けられた
電源と電気的に接続するワイヤハーネスを有するディス
クブレーキに用いられるものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ディスクブレーキを製造後、車輌
に組付ける前の保管、或いは組付け工場への出荷のとき
にはディスクブレーキのブレーキ液導入孔に弾性材料か
ら成るプロテクタを挿入して異物等の侵入を防止すると
ともに、ブレーキ液導入孔の周りの保護の役割をしてい
た。しかし、車種によってブレーキパッドの摩耗を電気
的に警告する警告装置を有するディスクブレーキがあ
り、この場合には車輌側のバッテリーと電気的に接続す
るワイヤハーネスがディスクブレーキに取り付けられて
おり、ワイヤハーネスをどこかに固定しておかなけれ
ば、他のディスクブレーキと干渉してディスクブレーキ
の保管が困難になる等の問題があるので、一般的にブラ
ケット等の別部材にてワイヤハーネスをディスクブレー
キに保持していた。
【0003】
【本発明が解決しようとする課題】しかし、プロテクタ
の他にブラケット等の別部材を用いると、コスト及び工
数の増加に繋がるので、本発明は、ワイヤハーネスを有
するディスクブレーキを保管、或いは出荷する時に、ワ
イヤハーネスが他のディスクブレーキに干渉することが
ないように、ワイヤハーネスを保持するとともにディス
クブレーキのブレーキ液導入孔からの異物の侵入を防ぐ
とともに、ブレーキ液導入孔付近を保護するディスクブ
レーキ用プロテクタを提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に請求項1のディスクブレーキ用プロテクタは、ディス
クブレーキに形成されブレーキ液導入孔に挿入されるボ
ス部と、ボス部をブレーキ液導入孔へ挿入したとき露出
する側に形成され、ディスクブレーキに備えられたワイ
ヤハーネスを保持する保持部と、を備え、ボス部と保持
部を一体的に弾性材料により成形することにより構成す
る。
【0005】請求項2の発明は、請求項1のディスクブ
レーキ用プロテクタにおいて、保持部を、ボス部をブレ
ーキ液導入孔へ挿入したときの露出面に対して略均等に
配置された3本の突起部で構成する。
【0006】請求項3の発明は、請求項2のディスクブ
レーキ用プロテクタにおいて、突起部の先端には、3本
の突起部の中心に向かって形成する爪部を備える。
【0007】
【作用】請求項1の発明によると、ボス部にてディスク
ブレーキのブレーキ液導入孔から異物等の侵入を防ぎ、
ブレーキ液導入孔の周りを保護するとともに、保持部に
てワイヤハーネスを保持している。
【0008】請求項2の発明によると、3本の突起部で
ワイヤハーネスを保持することにより、プロテクタの取
付け方向に関係なくワイヤハーネスの向きをある一定の
範囲内に止めることができる。
【0009】請求項3の発明によると、請求項2の発明
に加え、ワイヤハーネスを一度プロテクタに取り付けた
後に、爪部によりワイヤハーネスがプロテクタから抜け
落ちるのを防止している。
【0010】
【実施例】以下、本発明を図面を参照して説明する。
【0011】図1は本発明の一実施例のディスクブレー
キ用プロテクタの正面図である。図2は図1のA−A断
面図である。図3は本実施例のディスクブレーキ用プロ
テクタを取り付けるディスクブレーキである。
【0012】本実施例のディスクブレーキ10は、シリ
ンダボディ11と、マウンティング12と、ブレーキパ
ッド(図示せず)の摩耗限度を電気的に警告するために
車輌側に設けられる電源に接続されるワイヤハーネス1
3と、ブレーキ液圧によりピストンを作動させるために
車輌側からブレーキ液圧を導入するブレーキ液導入孔1
4と、ブレーキ液圧の導入後のエア抜きのためのエア排
出孔15と、を備えている。
【0013】ここで、ブレーキパッドの摩耗警告の方法
としては断線式のものを用いており、ブレーキパッドラ
イニング部のが残り少なくなるとワイヤハーネス13の
ブレーキパッド側に取り付けられた樹脂が磨耗してい
き、樹脂内部で導通していた銅線が断線することによ
り、摩耗警告の信号を出力するものである。ワイヤハー
ネス13の先端はコネクタ端子が形成され、車輌側のコ
ネクタ端子と接続されるようになっている。また、エア
排出孔15にはエア抜き用のブリーダプラグ19が既に
取り付けてあり、エア排出孔15は閉じているのでプロ
テクタを取り付ける必要はない。
【0014】本実施例のディスクブレーキ用プロテクタ
16について説明する。シリンダボディのブレーキ液導
入孔に挿嵌するボス部17と、ワイヤハーネス13を保
持する保持部18から成り、保持部18はそれぞれ略均
等に配置された3本の突起部18aと、突起部18aの
先端に設けられ3本の突起部18aの中心に向かって形
成される爪部18bとから構成される。本実施例ではデ
ィスクブレーキ用プロテクタ16はエラストマー系樹脂
を用いている。
【0015】次に、プロテクタ16へのワイヤハーネス
13の組付けについて説明する。図4にワイヤハーネス
13とプロテクタ16との配置関係を示す簡略図であ
る。図4a,図4b,図4cは代表的なプロテクタ16
の取り付け方向であり、それぞれのプロテクタ16の取
り付け方向におけるワイヤハーネス13の取り付け状態
を示している。図4aのワイヤハーネス13の位置を基
準位置とする。図4a,図4b,図4cより、プロテク
タ16の取り付け方向がランダムであってもワイヤハー
ネス13の向きを基準位置より±30°程度の範囲内に
止めることができる。
【0016】以上より、本実施例のディスクブレーキ用
プロテクタによると、保持部を略均等に配置された3本
の突起部18aで形成することにより、プロテクタ16
の取り付け方向がランダムであってもディスクブレーキ
の保管上問題のない範囲内にワイヤハーネス13の向き
が常に設定される。また、爪部18bによりワイヤハー
ネス13はプロテクタ16から抜けにくくなっている。
【0017】本実施例ではワイヤハーネス13はブレー
キパッドのライニング部の摩耗警告用として用いたが、
特にこれに限定する意図はなく、例えばブレーキパッド
の温度を検出するための検出装置等、ワイヤハーネスを
要するものであればどのようなものでもよい。
【0018】
【効果】請求項1の発明によると、ディスクブレーキ用
プロテクタに保持部を一体的に成形したことにより、プ
ロテクタとしての役割だけでなく、ワイヤハーネスを保
持することができる。
【0019】請求項2の発明によると、保持部を略均等
に配置された3本の突起部で構成して、3本の突起部で
ワイヤハーネスを保持することにより、プロテクタの組
付け方向を設定しなくてもワイヤハーネスの向きをある
一定の範囲内に止めることができるので、プロテクタの
組付け及びワイヤハーネスの保持が容易になるととも
に、それに要する工数が増加することもない。
【0020】請求項3の発明によると、突起部の先端に
設けられた爪部によってプロテクタからワイヤハーネス
が抜け落ちるのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のディスクブレーキ用プロテ
クタである。
【図2】図1のA視図である。
【図3】本実施例のプロテクタを取り付けるディスクブ
レーキの正面図である。
【図4】本実施例のワイヤハーネスとプロテクタとの配
置関係を示す簡略図である。
【符号の説明】
10・・・ディスクブレーキ 11・・・シリンダボディ 12・・・マウンティング 13・・・ワイヤハーネス 14・・・ブレーキ液導入孔 15・・・エア排出孔 16・・・ディスクブレーキ用プロテクタ 17・・・ボス部 18・・・保持部 18a・・・突起部 18b・・・爪部 19・・・ブリーダプラグ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 赤 尾 英 雄 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイシ ン精機株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクブレーキに形成されたブレーキ
    液導入孔に挿入されるボス部と、 該ボス部を前記ブレーキ液導入孔へ挿入したとき露出す
    る側に形成され、前記ディスクブレーキに備えられたワ
    イヤハーネスを保持する保持部と、 を備え、前記ボス部と保持部が一体的に弾性材料により
    成形されてなるディスクブレーキ用プロテクタ。
  2. 【請求項2】 請求項1のディスクブレーキ用プロテク
    タにおいて、 前記保持部は、前記ボス部をブレーキ液導入孔へ挿入し
    たときの露出面に対して略均等に配置された3本の突起
    部から構成されることを特徴とするディスクブレーキ用
    プロテクタ。
  3. 【請求項3】 請求項2のディスクブレーキ用プロテク
    タにおいて、 前記突起部の先端に前記3本の突起部の中心に向かって
    形成される爪部を有することを特徴とするディスクブレ
    ーキ用プロテクタ。
JP21488194A 1994-09-08 1994-09-08 ディスクブレーキ用プロテクタ Pending JPH0874895A (ja)

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JP21488194A JPH0874895A (ja) 1994-09-08 1994-09-08 ディスクブレーキ用プロテクタ

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JP21488194A JPH0874895A (ja) 1994-09-08 1994-09-08 ディスクブレーキ用プロテクタ

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JPH0874895A true JPH0874895A (ja) 1996-03-19

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JP21488194A Pending JPH0874895A (ja) 1994-09-08 1994-09-08 ディスクブレーキ用プロテクタ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008537076A (ja) * 2005-04-19 2008-09-11 クノル−ブレムゼ ジステーメ フューア ヌッツファールツォイゲ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ケーブルまたはラインを構造体に外側で固定するための固定装置の使用

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008537076A (ja) * 2005-04-19 2008-09-11 クノル−ブレムゼ ジステーメ フューア ヌッツファールツォイゲ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ケーブルまたはラインを構造体に外側で固定するための固定装置の使用

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