JPH0874852A - ガイド軸受装置 - Google Patents
ガイド軸受装置Info
- Publication number
- JPH0874852A JPH0874852A JP6239476A JP23947694A JPH0874852A JP H0874852 A JPH0874852 A JP H0874852A JP 6239476 A JP6239476 A JP 6239476A JP 23947694 A JP23947694 A JP 23947694A JP H0874852 A JPH0874852 A JP H0874852A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bearing device
- guide sleeve
- oil
- guide
- pump hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C2300/00—Application independent of particular apparatuses
- F16C2300/30—Application independent of particular apparatuses related to direction with respect to gravity
- F16C2300/34—Vertical, e.g. bearings for supporting a vertical shaft
Abstract
(57)【要約】
【目的】 特別の補機を要すること無く、簡単な構成に
よって高い潤滑性能を得ることのできるガイド軸受装置
を提供する。 【構成】 竪型の主軸７に結合された円筒状のガイドス
リーブ２の外周面を複数の軸受パッド１によって押え油
潤滑するようにしたガイド軸受装置において、ガイドス
リーブの内周面油面下から外周面まで貫通するポンプ穴
３を形成し、ガイドスリーブの回転にしたがってこのポ
ンプ穴の開口を覆うオイルボックス４を軸受パッドの入
口側に設けた構成とする。
よって高い潤滑性能を得ることのできるガイド軸受装置
を提供する。 【構成】 竪型の主軸７に結合された円筒状のガイドス
リーブ２の外周面を複数の軸受パッド１によって押え油
潤滑するようにしたガイド軸受装置において、ガイドス
リーブの内周面油面下から外周面まで貫通するポンプ穴
３を形成し、ガイドスリーブの回転にしたがってこのポ
ンプ穴の開口を覆うオイルボックス４を軸受パッドの入
口側に設けた構成とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は竪型の回転機械の主軸を
鉛直に保持するために用いられるセグメント型のガイド
軸受装置に係り、滑り面に圧力の高い潤滑油を供給でき
るようにしたガイド軸受装置に関する。
鉛直に保持するために用いられるセグメント型のガイド
軸受装置に係り、滑り面に圧力の高い潤滑油を供給でき
るようにしたガイド軸受装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のセグメント型のガイド軸受装置を
図３と図４によって説明する。
図３と図４によって説明する。
【０００３】通常、この軸受装置は油自蔵方式であり、
軸受パッド１の潤滑給油は、主軸の回転にともなってガ
イドスリーブ２のポンプ穴３から吐出する油によって行
なわれている。これは、自己ポンプ作用による給油とこ
の潤滑油の粘性によって滑り面に油膜を形成して機能し
ている。
軸受パッド１の潤滑給油は、主軸の回転にともなってガ
イドスリーブ２のポンプ穴３から吐出する油によって行
なわれている。これは、自己ポンプ作用による給油とこ
の潤滑油の粘性によって滑り面に油膜を形成して機能し
ている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のガイド
軸受装置においては、主軸の回転にともなう自己ポンプ
作用による給油であるので、強制的な給油能力に欠けて
おり、高い潤滑性能は望めなかった。そして、高い潤滑
性能を得るためには外付けの給油ポンプ等の補機が必要
であった。
軸受装置においては、主軸の回転にともなう自己ポンプ
作用による給油であるので、強制的な給油能力に欠けて
おり、高い潤滑性能は望めなかった。そして、高い潤滑
性能を得るためには外付けの給油ポンプ等の補機が必要
であった。
【０００５】そこで本発明は、簡単な構成によって高い
潤滑性能を得ることのできるガイド軸受装置を提供する
ことを目的とする。
潤滑性能を得ることのできるガイド軸受装置を提供する
ことを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、竪型の主軸に
結合された円筒状のガイドスリーブの外周面を複数の軸
受パッドによって押え油潤滑するようにしたガイド軸受
装置において、ガイドスリーブの内周面油面下から外周
面まで貫通するポンプ穴を形成し、ガイドスリーブの回
転にしたがってこのポンプ穴の開口を覆うオイルボック
スを軸受パッドの入口側に設けた構成とする。
結合された円筒状のガイドスリーブの外周面を複数の軸
受パッドによって押え油潤滑するようにしたガイド軸受
装置において、ガイドスリーブの内周面油面下から外周
面まで貫通するポンプ穴を形成し、ガイドスリーブの回
転にしたがってこのポンプ穴の開口を覆うオイルボック
スを軸受パッドの入口側に設けた構成とする。
【０００７】
【作用】本発明のガイド軸受装置においては、主軸の回
転にともなう自己ポンプ作用によってポンプ穴を通して
ガイドスリーブの外側に出た油がオイルボックス内に溜
り、そこで加圧されて滑り面に供給される。
転にともなう自己ポンプ作用によってポンプ穴を通して
ガイドスリーブの外側に出た油がオイルボックス内に溜
り、そこで加圧されて滑り面に供給される。
【０００８】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面を参照して説明
する。
する。
【０００９】図１は本発明の実施例のガイド軸受装置の
右半分の断面図であり、図２は図１のａ−ａ矢視図であ
る。これらの図に示すように、竪型の回転機械の主軸７
の周面に円筒状のガイドスリーブ２が結合されている。
主軸７の周面とガイドスリーブ２の内周面とのあいだに
は隙間がとられ、この隙間を利用して油槽８が設けられ
ている。ガイドスリーブ２の下端部には内周面から外周
面まで貫通する複数のポンプ穴３が形成され、この下端
部は油槽８に貯えられた潤滑油に漬かっている。他方、
固定部から支持された複数の軸受けパッド１は、潤滑油
に僅かに浸った状態でガイドスリーブ２の外周に当接さ
れる。そして、オイルボックス４を各軸受パッド１の入
口側に設ける。オイルボックス４の上縁と下縁はポンプ
穴３の開口をはさむようにする。オイルボックス４は、
ガイドスリーブ２の回転によって瞬間的にポンプ穴３の
開口を覆うことになる。
右半分の断面図であり、図２は図１のａ−ａ矢視図であ
る。これらの図に示すように、竪型の回転機械の主軸７
の周面に円筒状のガイドスリーブ２が結合されている。
主軸７の周面とガイドスリーブ２の内周面とのあいだに
は隙間がとられ、この隙間を利用して油槽８が設けられ
ている。ガイドスリーブ２の下端部には内周面から外周
面まで貫通する複数のポンプ穴３が形成され、この下端
部は油槽８に貯えられた潤滑油に漬かっている。他方、
固定部から支持された複数の軸受けパッド１は、潤滑油
に僅かに浸った状態でガイドスリーブ２の外周に当接さ
れる。そして、オイルボックス４を各軸受パッド１の入
口側に設ける。オイルボックス４の上縁と下縁はポンプ
穴３の開口をはさむようにする。オイルボックス４は、
ガイドスリーブ２の回転によって瞬間的にポンプ穴３の
開口を覆うことになる。
【００１０】このような構成とした本実施例のガイド軸
受装置においては、主軸７の回転すなわちガイドスリー
ブ２の回転にともなってポンプ穴３を通してガイドスリ
ーブ２の外側に出た油がオイルボックス４内に溜り、そ
こで加圧されてガイドスリーブ２と軸受けパッド１の間
の滑り面に供給される。こうして何らの補機も備えるこ
となく十分な潤滑を得ることができる。
受装置においては、主軸７の回転すなわちガイドスリー
ブ２の回転にともなってポンプ穴３を通してガイドスリ
ーブ２の外側に出た油がオイルボックス４内に溜り、そ
こで加圧されてガイドスリーブ２と軸受けパッド１の間
の滑り面に供給される。こうして何らの補機も備えるこ
となく十分な潤滑を得ることができる。
【００１１】
【発明の効果】以上のように本発明のガイド軸受装置に
おいては、特別の補機を要すること無く、簡単な構成に
よって高い潤滑性能を得ることのできる。
おいては、特別の補機を要すること無く、簡単な構成に
よって高い潤滑性能を得ることのできる。
【図１】本発明の実施例のガイド軸受装置の縦断面図
【図２】図１のａ−ａ線に沿う平断面図
【図３】従来のガイド軸受装置の縦断面図
【図４】図３のｂ−ｂ線に沿う平断面図
１・・軸受けパッド ２・・ガイドス
リーブ ３・・ポンプ穴 ４・・オイルボ
ックス ７・・主軸 ８・・油槽
リーブ ３・・ポンプ穴 ４・・オイルボ
ックス ７・・主軸 ８・・油槽
Claims (1)
- 【請求項１】 竪型の主軸に結合された円筒状のガイド
スリーブの外周面を複数の軸受パッドによって押え油潤
滑するようにしたガイド軸受装置において、ガイドスリ
ーブの内周面油面下から外周面まで貫通するポンプ穴を
形成し、ガイドスリーブの回転にしたがってこのポンプ
穴の開口を覆うオイルボックスを軸受パッドの入口側に
設けたことを特徴とするガイド軸受装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6239476A JPH0874852A (ja) | 1994-09-07 | 1994-09-07 | ガイド軸受装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6239476A JPH0874852A (ja) | 1994-09-07 | 1994-09-07 | ガイド軸受装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0874852A true JPH0874852A (ja) | 1996-03-19 |
Family
ID=17045346
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6239476A Pending JPH0874852A (ja) | 1994-09-07 | 1994-09-07 | ガイド軸受装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0874852A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009095178A (ja) * | 2007-10-11 | 2009-04-30 | Hitachi Ltd | 回転電機 |
| JP6050919B1 (ja) * | 2015-08-19 | 2016-12-21 | 大同メタル工業株式会社 | 立型軸受装置 |
| WO2017029852A1 (ja) * | 2015-08-19 | 2017-02-23 | 大同メタル工業株式会社 | 立型軸受装置 |
| KR20180042302A (ko) * | 2015-08-19 | 2018-04-25 | 다이도 메탈 고교 가부시키가이샤 | 수직형 베어링 장치 |
| CN108457985A (zh) * | 2017-02-22 | 2018-08-28 | 大同金属工业株式会社 | 立式轴承装置 |
-
1994
- 1994-09-07 JP JP6239476A patent/JPH0874852A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009095178A (ja) * | 2007-10-11 | 2009-04-30 | Hitachi Ltd | 回転電機 |
| JP6050919B1 (ja) * | 2015-08-19 | 2016-12-21 | 大同メタル工業株式会社 | 立型軸受装置 |
| WO2017029852A1 (ja) * | 2015-08-19 | 2017-02-23 | 大同メタル工業株式会社 | 立型軸受装置 |
| KR20180042302A (ko) * | 2015-08-19 | 2018-04-25 | 다이도 메탈 고교 가부시키가이샤 | 수직형 베어링 장치 |
| KR20180042301A (ko) * | 2015-08-19 | 2018-04-25 | 다이도 메탈 고교 가부시키가이샤 | 수직형 베어링 장치 |
| GB2556298A (en) * | 2015-08-19 | 2018-05-23 | Daido Metal Co | Vertical bearing device |
| US10400821B2 (en) | 2015-08-19 | 2019-09-03 | Daido Metal Company Ltd. | Vertical bearing device |
| GB2556298B (en) * | 2015-08-19 | 2021-06-30 | Daido Metal Co | Vertical bearing device |
| CN108457985A (zh) * | 2017-02-22 | 2018-08-28 | 大同金属工业株式会社 | 立式轴承装置 |
| US10601283B2 (en) | 2017-02-22 | 2020-03-24 | Daido Metal Company Ltd. | Vertical bearing device |
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