JPH0874665A - 内燃機関用気化器におけるアウタベント通路の開閉制御方法 - Google Patents
内燃機関用気化器におけるアウタベント通路の開閉制御方法Info
- Publication number
- JPH0874665A JPH0874665A JP20853594A JP20853594A JPH0874665A JP H0874665 A JPH0874665 A JP H0874665A JP 20853594 A JP20853594 A JP 20853594A JP 20853594 A JP20853594 A JP 20853594A JP H0874665 A JPH0874665 A JP H0874665A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 気化器4におけるフロート室4b内の燃料
が、内燃機関の停止中において残り少なくなったり空に
なったりすることで、内燃機関の再始動性が低下するこ
とを防止する。 【構成】 前記フロート室4bからキャニスタ6へのア
ウタベント通路7中に設けた制御弁9を、内燃機関にお
ける冷却水の温度がイグニッションスイッチ9をOFF
したときからフロート室での燃料ベーパの発生が急増す
る所定温度の付近に下がるまでの間開き作動すると共
に、冷却水の温度が前記所定温度の付近に下がったとき
からイグニッションスイッチをOFFしたとき冷却水の
温度の比例した適宜時間だけ開き作動する。
が、内燃機関の停止中において残り少なくなったり空に
なったりすることで、内燃機関の再始動性が低下するこ
とを防止する。 【構成】 前記フロート室4bからキャニスタ6へのア
ウタベント通路7中に設けた制御弁9を、内燃機関にお
ける冷却水の温度がイグニッションスイッチ9をOFF
したときからフロート室での燃料ベーパの発生が急増す
る所定温度の付近に下がるまでの間開き作動すると共
に、冷却水の温度が前記所定温度の付近に下がったとき
からイグニッションスイッチをOFFしたとき冷却水の
温度の比例した適宜時間だけ開き作動する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関に使用される
気化器において、そのフロート室とキャニスタとを接続
するアウタベント通路を開閉制御する方法に関するもの
である。
気化器において、そのフロート室とキャニスタとを接続
するアウタベント通路を開閉制御する方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】一般に、内燃機関の運転停止中において
気化器のフロート室で発生した燃料ベーパは、アウタベ
ント通路を介してキャニスタに導いて吸着することによ
って、次の内燃機関の始動を容易にする一方、次に内燃
機関を始動したとき、前記キャニスタに吸着した燃料ベ
ーパを、内燃機関の吸気系にパージすることが行なわれ
る。
気化器のフロート室で発生した燃料ベーパは、アウタベ
ント通路を介してキャニスタに導いて吸着することによ
って、次の内燃機関の始動を容易にする一方、次に内燃
機関を始動したとき、前記キャニスタに吸着した燃料ベ
ーパを、内燃機関の吸気系にパージすることが行なわれ
る。
【0003】この場合において、従来は、例えば、実開
昭56−113158号公報等に記載されているよう
に、前記アウタベント通路中に、イグニッションスイッ
チをOFFにしたとき開くアウタベント弁と、温度が高
いとき開で温度が低くなると閉じるようにした温度感知
弁とを直列に設けることにより、温度が高い状態で、フ
ロート室での燃料ベーパの発生量が多いときのみ、この
燃料ベーパをキャニスタに導くように構成している。
昭56−113158号公報等に記載されているよう
に、前記アウタベント通路中に、イグニッションスイッ
チをOFFにしたとき開くアウタベント弁と、温度が高
いとき開で温度が低くなると閉じるようにした温度感知
弁とを直列に設けることにより、温度が高い状態で、フ
ロート室での燃料ベーパの発生量が多いときのみ、この
燃料ベーパをキャニスタに導くように構成している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のもの
は、前記したように、アウタベント通路を、運転を停止
したあとにおける内燃機関の温度によって開閉制御する
ものでなく、当該アウトベント通路中に設けた温度感知
弁にてその付近の温度によって開閉制御するものである
が、内燃機関の運転を停止したあとにおいて、内燃機関
の温度が下がる速度と、前記温度感知弁の付近の温度が
下がる速度とは、大幅に相違することにより、前記温度
感知弁の付近の温度が、内燃機関の温度降下よりも先に
下がったり、或いは、内燃機関の温度降下よりも遅れて
下がったりする場合がある。
は、前記したように、アウタベント通路を、運転を停止
したあとにおける内燃機関の温度によって開閉制御する
ものでなく、当該アウトベント通路中に設けた温度感知
弁にてその付近の温度によって開閉制御するものである
が、内燃機関の運転を停止したあとにおいて、内燃機関
の温度が下がる速度と、前記温度感知弁の付近の温度が
下がる速度とは、大幅に相違することにより、前記温度
感知弁の付近の温度が、内燃機関の温度降下よりも先に
下がったり、或いは、内燃機関の温度降下よりも遅れて
下がったりする場合がある。
【0005】前記温度感知弁の付近の温度が、内燃機関
の温度降下よりも先に下がった場合には、この温度感知
弁が閉じたあとにおいても、気化器のフロート室におい
て燃料ベーパが多量に発生し、この燃料ベーパにて燃料
がエアベント等を介して吸気経路に吹き出して、フロー
ト室の燃料が少なくなるか空になるので、次に内燃機関
を再始動するときの始動性が低下するのであり、また、
前記温度感知弁の付近の温度が、内燃機関の温度降下よ
りも遅れて下がった場合にも、内燃機関の温度が下がる
までの間アウタベント通路が開いた状態になって、フロ
ート室で発生した燃料ベーパが逐次キャニスタに逃げ
て、フロート室内における燃料が少なくなるか空になる
ので、次に内燃機関を再始動するときの始動性が低下す
ると言う問題があった。
の温度降下よりも先に下がった場合には、この温度感知
弁が閉じたあとにおいても、気化器のフロート室におい
て燃料ベーパが多量に発生し、この燃料ベーパにて燃料
がエアベント等を介して吸気経路に吹き出して、フロー
ト室の燃料が少なくなるか空になるので、次に内燃機関
を再始動するときの始動性が低下するのであり、また、
前記温度感知弁の付近の温度が、内燃機関の温度降下よ
りも遅れて下がった場合にも、内燃機関の温度が下がる
までの間アウタベント通路が開いた状態になって、フロ
ート室で発生した燃料ベーパが逐次キャニスタに逃げ
て、フロート室内における燃料が少なくなるか空になる
ので、次に内燃機関を再始動するときの始動性が低下す
ると言う問題があった。
【0006】本発明は、気化器のフロート室からキャニ
スタへのアウタベント通路を、内燃機関の運転を停止し
たときにおける冷却水の温度、運転を停止したあとにお
ける冷却水の温度変化及び運転を停止ときからの経過時
間を考慮して開閉制御することにより、前記の問題を解
消することを技術的課題とするものである。
スタへのアウタベント通路を、内燃機関の運転を停止し
たときにおける冷却水の温度、運転を停止したあとにお
ける冷却水の温度変化及び運転を停止ときからの経過時
間を考慮して開閉制御することにより、前記の問題を解
消することを技術的課題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この技術的課題を達成す
るため本発明は、「内燃機関に取付けた気化器における
フロート室からキャニスタへのアウタベント通路中に設
けた制御弁を、内燃機関におけるイグニッションスイッ
チ及び冷却水の温度に関連して、冷却水の温度がイグニ
ッションスイッチをOFFしたときからフロート室での
燃料ベーパの発生が急増する所定温度の付近に下がるま
での間開き作動すると共に、冷却水の温度が前記所定温
度の付近に下がったときからイグニッションスイッチを
OFFしたとき冷却水の温度の比例した適宜時間だけ開
き作動する。」と言うことにした。
るため本発明は、「内燃機関に取付けた気化器における
フロート室からキャニスタへのアウタベント通路中に設
けた制御弁を、内燃機関におけるイグニッションスイッ
チ及び冷却水の温度に関連して、冷却水の温度がイグニ
ッションスイッチをOFFしたときからフロート室での
燃料ベーパの発生が急増する所定温度の付近に下がるま
での間開き作動すると共に、冷却水の温度が前記所定温
度の付近に下がったときからイグニッションスイッチを
OFFしたとき冷却水の温度の比例した適宜時間だけ開
き作動する。」と言うことにした。
【0008】
【作 用】この構成において、アウタベント通路中に
設けた制御弁は、内燃機関の運転を、その冷却水の温度
がフロート室での燃料ベーパの発生が急増する所定温度
にまで上昇していない状態で停止するときには開き作動
することはない。しかし、前記制御弁は、内燃機関の運
転を、その冷却水の温度がフロート室での燃料ベーパの
発生が急増する所定温度の付近まで上昇した状態より停
止するときには、運転を停止したときにおける冷却水の
温度の比例した適宜時間だけ開き作動する。
設けた制御弁は、内燃機関の運転を、その冷却水の温度
がフロート室での燃料ベーパの発生が急増する所定温度
にまで上昇していない状態で停止するときには開き作動
することはない。しかし、前記制御弁は、内燃機関の運
転を、その冷却水の温度がフロート室での燃料ベーパの
発生が急増する所定温度の付近まで上昇した状態より停
止するときには、運転を停止したときにおける冷却水の
温度の比例した適宜時間だけ開き作動する。
【0009】更に、前記制御弁は、内燃機関の運転を、
その冷却水の温度がフロート室での燃料ベーパの発生が
急増する所定温度より高い温度にまで上昇した状態より
停止するときには、前記冷却水の温度が運転を停止した
ときから前記所定温度に下がるまでの間開き作動するこ
とに加えて、運転を停止したときにおける冷却水の温度
の比例した適宜時間だけ開き作動することになる。
その冷却水の温度がフロート室での燃料ベーパの発生が
急増する所定温度より高い温度にまで上昇した状態より
停止するときには、前記冷却水の温度が運転を停止した
ときから前記所定温度に下がるまでの間開き作動するこ
とに加えて、運転を停止したときにおける冷却水の温度
の比例した適宜時間だけ開き作動することになる。
【0010】これにより、制御弁を、内燃機関の運転を
その冷却水の温度がフロート室での燃料ベーパの発生が
急増する所定温度の付近まで上昇した状態より停止した
ときには、適宜時間だけ開き作動することができる一
方、内燃機関の運転をその冷却水の温度がフロート室で
の燃料ベーパの発生が急増する所定温度より高い温度に
まで上昇した状態より停止したときには、冷却水の温度
降下に応じて開き作動することができるのである。
その冷却水の温度がフロート室での燃料ベーパの発生が
急増する所定温度の付近まで上昇した状態より停止した
ときには、適宜時間だけ開き作動することができる一
方、内燃機関の運転をその冷却水の温度がフロート室で
の燃料ベーパの発生が急増する所定温度より高い温度に
まで上昇した状態より停止したときには、冷却水の温度
降下に応じて開き作動することができるのである。
【0011】
【発明の効果】従って、本発明によると、内燃機関の運
転停止中において、フロート室内における燃料が、吸気
経路に噴出したり、或いは、キャニスタに逃げたりする
ことで、残り少なくなるか、空になることを防止できる
から、内燃機関の再始動性を確実に向上できる効果を有
する。
転停止中において、フロート室内における燃料が、吸気
経路に噴出したり、或いは、キャニスタに逃げたりする
ことで、残り少なくなるか、空になることを防止できる
から、内燃機関の再始動性を確実に向上できる効果を有
する。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図1の図面につい
て説明する。この図において符号1は、内燃機関を、符
号2は、前記内燃機関1に対する吸気マニホールドを各
々示し、前記内燃機関1における冷却水ジャケット1a
には、冷却水の温度を検出するための温度センサー3が
取付けられている。
て説明する。この図において符号1は、内燃機関を、符
号2は、前記内燃機関1に対する吸気マニホールドを各
々示し、前記内燃機関1における冷却水ジャケット1a
には、冷却水の温度を検出するための温度センサー3が
取付けられている。
【0013】一方、前記吸気マニホールド2には、スロ
ットル弁4aとフロート室4bとを備えた気化器4が、
この気化器4の上流側には、エアクリーナ5が各々接続
されている。また、符号6は、キャニスタを示し、この
キャニスタ6には、前記気化器4におけるフロート室4
bの上部からのアウタベント通路7と、前記気化器4の
うちスロットル弁4aの略閉位置に設けたパージポート
4cへのパージ通路8とが接続されている。
ットル弁4aとフロート室4bとを備えた気化器4が、
この気化器4の上流側には、エアクリーナ5が各々接続
されている。また、符号6は、キャニスタを示し、この
キャニスタ6には、前記気化器4におけるフロート室4
bの上部からのアウタベント通路7と、前記気化器4の
うちスロットル弁4aの略閉位置に設けたパージポート
4cへのパージ通路8とが接続されている。
【0014】前記アウタベント通路7中に、当該アウタ
ベント通路7を開閉する制御弁9を、この制御弁9を、
前記内燃機関1に対するイグニッションスイッチ10か
らの信号、及び前記温度センサー3からの信号を入力と
する制御回路11によって、以下に述べるように制御す
る。すなわち、この制御回路11は、前記制御弁9を、
冷却水の温度がイグニッションスイッチ10をOFFし
たときからフロート室4bでの燃料ベーパの発生が急増
する所定温度(例えば、約60℃)の付近に下がるまで
の間開き作動する。更に、この開き作動に加えて、前記
制御弁9を、冷却水の温度が前記所定温度(約60℃)
の付近に下がったときから、例えば、イグニッションス
イッチ10をOFFしたとき冷却水の温度が約60℃で
あるときには約120秒、イグニッションスイッチ10
をOFFしたとき冷却水の温度が約80℃であるときに
は約300秒、イグニッションスイッチ10をOFFし
たとき冷却水の温度が約100℃であるときには約60
0秒、そして、イグニッションスイッチ10をOFFし
たとき冷却水の温度が約120℃であるときには約12
00秒と言うように、イグニッションスイッチ10をO
FFしたとき冷却水の温度の比例した適宜時間だけ開き
作動するように構成する。
ベント通路7を開閉する制御弁9を、この制御弁9を、
前記内燃機関1に対するイグニッションスイッチ10か
らの信号、及び前記温度センサー3からの信号を入力と
する制御回路11によって、以下に述べるように制御す
る。すなわち、この制御回路11は、前記制御弁9を、
冷却水の温度がイグニッションスイッチ10をOFFし
たときからフロート室4bでの燃料ベーパの発生が急増
する所定温度(例えば、約60℃)の付近に下がるまで
の間開き作動する。更に、この開き作動に加えて、前記
制御弁9を、冷却水の温度が前記所定温度(約60℃)
の付近に下がったときから、例えば、イグニッションス
イッチ10をOFFしたとき冷却水の温度が約60℃で
あるときには約120秒、イグニッションスイッチ10
をOFFしたとき冷却水の温度が約80℃であるときに
は約300秒、イグニッションスイッチ10をOFFし
たとき冷却水の温度が約100℃であるときには約60
0秒、そして、イグニッションスイッチ10をOFFし
たとき冷却水の温度が約120℃であるときには約12
00秒と言うように、イグニッションスイッチ10をO
FFしたとき冷却水の温度の比例した適宜時間だけ開き
作動するように構成する。
【0015】但し、冷却水の温度が、前記所定温度(約
60℃)の付近にまで上昇していない状態からイグニッ
ションスイッチ10をOFFにする場合には、このイグ
ニッションスイッチ10をOFFしたときから適宜時間
(例えば、冷却水の温度が約40℃のときには60秒、
冷却水の温度が約50℃のときには80秒)だけ、前記
制御弁9を開き作動するように構成する。
60℃)の付近にまで上昇していない状態からイグニッ
ションスイッチ10をOFFにする場合には、このイグ
ニッションスイッチ10をOFFしたときから適宜時間
(例えば、冷却水の温度が約40℃のときには60秒、
冷却水の温度が約50℃のときには80秒)だけ、前記
制御弁9を開き作動するように構成する。
【0016】この構成において、アウタベント通路7中
に設けた制御弁9は、内燃機関1の運転を、その冷却水
の温度がフロート室4bでの燃料ベーパの発生が急増す
る所定温度(約60℃)にまで上昇していない状態で停
止するときには、適宜時間だけ開き作動する。しかし、
前記制御弁9は、内燃機関1の運転を、その冷却水の温
度がフロート室4bでの燃料ベーパの発生が急増する所
定温度(約60℃)の付近まで上昇した状態より停止す
るときには、約120秒と言うように、運転を停止した
ときにおける冷却水の温度の比例した適宜時間だけ開き
作動する。
に設けた制御弁9は、内燃機関1の運転を、その冷却水
の温度がフロート室4bでの燃料ベーパの発生が急増す
る所定温度(約60℃)にまで上昇していない状態で停
止するときには、適宜時間だけ開き作動する。しかし、
前記制御弁9は、内燃機関1の運転を、その冷却水の温
度がフロート室4bでの燃料ベーパの発生が急増する所
定温度(約60℃)の付近まで上昇した状態より停止す
るときには、約120秒と言うように、運転を停止した
ときにおける冷却水の温度の比例した適宜時間だけ開き
作動する。
【0017】更に、前記制御弁9は、内燃機関1の運転
を、その冷却水の温度がフロート室4bでの燃料ベーパ
の発生が急増する所定温度(約60℃)より高い温度に
まで上昇した状態より停止するときには、前記冷却水の
温度が運転を停止したときから前記所定温度(60℃)
に下がるまでの間開き作動することに加えて、運転を停
止したときにおける冷却水の温度が約80℃のときには
約300秒、運転を停止したときにおける冷却水の温度
が約100℃のときには約600秒、そして、運転を停
止したときにおける冷却水の温度が約120℃のときに
は約1200秒と言うように、運転を停止したときにお
ける冷却水の温度の比例した適宜時間だけ開き作動する
ことになる。
を、その冷却水の温度がフロート室4bでの燃料ベーパ
の発生が急増する所定温度(約60℃)より高い温度に
まで上昇した状態より停止するときには、前記冷却水の
温度が運転を停止したときから前記所定温度(60℃)
に下がるまでの間開き作動することに加えて、運転を停
止したときにおける冷却水の温度が約80℃のときには
約300秒、運転を停止したときにおける冷却水の温度
が約100℃のときには約600秒、そして、運転を停
止したときにおける冷却水の温度が約120℃のときに
は約1200秒と言うように、運転を停止したときにお
ける冷却水の温度の比例した適宜時間だけ開き作動する
ことになる。
【0018】これにより、制御弁9を、内燃機関1の運
転をその冷却水の温度がフロート室4bでの燃料ベーパ
の発生が急増する所定温度(約60℃)の付近まで上昇
した状態より停止したときには、約120秒と言うよう
に、適宜時間だけ開き作動することができる一方、内燃
機関1の運転をその冷却水の温度がフロート室3bでの
燃料ベーパの発生が急増する所定温度(約60℃)より
高い温度にまで上昇した状態より停止したときには、冷
却水の温度降下に応じて開き作動することができるので
ある。
転をその冷却水の温度がフロート室4bでの燃料ベーパ
の発生が急増する所定温度(約60℃)の付近まで上昇
した状態より停止したときには、約120秒と言うよう
に、適宜時間だけ開き作動することができる一方、内燃
機関1の運転をその冷却水の温度がフロート室3bでの
燃料ベーパの発生が急増する所定温度(約60℃)より
高い温度にまで上昇した状態より停止したときには、冷
却水の温度降下に応じて開き作動することができるので
ある。
【図1】本発明の実施例を示す図である。
1 内燃機関 1a 冷却水ジャケット 2 吸気マニホールド 3 温度センサー 4 気化器 4a スロットル弁 4b フロート室 6 キャニスタ 7 アウタベント通路 9 制御弁 10 イグニッションスイッチ 11 制御回路
Claims (1)
- 【請求項1】内燃機関に取付けた気化器におけるフロー
ト室からキャニスタへのアウタベント通路中に設けた制
御弁を、内燃機関におけるイグニッションスイッチ及び
冷却水の温度に関連して、冷却水の温度がイグニッショ
ンスイッチをOFFしたときからフロート室での燃料ベ
ーパの発生が急増する所定温度の付近に下がるまでの間
開き作動すると共に、冷却水の温度が前記所定温度の付
近に下がったときからイグニッションスイッチをOFF
したとき冷却水の温度の比例した適宜時間だけ開き作動
することを特徴とする内燃機関用気化器におけるアウタ
ベント通路の開閉制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20853594A JPH0874665A (ja) | 1994-09-01 | 1994-09-01 | 内燃機関用気化器におけるアウタベント通路の開閉制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20853594A JPH0874665A (ja) | 1994-09-01 | 1994-09-01 | 内燃機関用気化器におけるアウタベント通路の開閉制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0874665A true JPH0874665A (ja) | 1996-03-19 |
Family
ID=16557800
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20853594A Pending JPH0874665A (ja) | 1994-09-01 | 1994-09-01 | 内燃機関用気化器におけるアウタベント通路の開閉制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0874665A (ja) |
-
1994
- 1994-09-01 JP JP20853594A patent/JPH0874665A/ja active Pending
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